人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【独】 埃運び オーウェン

エピローグどうしよう……
(-5) 2021/12/18(Sat) 22:16:49

【神】 埃運び オーウェン

湯船に浸かって。身体の隅々まで染み渡るような熱が、束の間の癒しをくれる。
今は何にも考えたくない。少し休んだら、また仕事をして、いつも通りだ。

余計なことを考える必要は───

「……なんだ?……」

外が騒がしいような。その喧騒が近づいてきているような……そう思った時は革命軍の輩が、浴場だというのに物々しい装備をして入ってくる。自分を目掛けて。

男娼は悲鳴を上げ、俺ん身体に不躾な目線をぶつけていた中年は我関せずといった様子でそっぽを向いている。

「ああ。そう……」

つまりは潮時か。わざわざ無防備な時を狙うなんて御苦労なこった、なんて苦笑いをする。

『革命軍に対する裏切り行為』なんて。ただの建前で、本当は気に食わない言動をしてる奴に対する見せしめだ。
そう、見せしめ。何も変わらない。

だから、せめて言いたい放題言ってやる。
(G0) 2021/12/18(Sat) 22:52:56

【神】 埃運び オーウェン


「テメェらの目が腐っててザルだったから悪ィんじゃねえか。結局さあ?お前らのやってることなんかただのやつ当たり!

 ご大層に下層市民のためだ腐ったお上を是正するためだとか言いいやがって片腹痛いよなァ!?同じ穴の狢だってのによ!!」

言い切れば、先頭に立ってたいけ好かない男が何やら怒声を発して、髪を掴み上げてきた、と思えば湯船ん中に顔が突っ込まれる。

口からあぶくを吐いて。思い通りになってたまるかと手と肩、足を使い、力一杯頭を押し上げ───思い切り頭突きをかましてやる。
気管に水が入ってえずきながらも、どうにか立ち上がろうとするが、別の男に殴り倒されて、取り押さえられる。

都市を変えるにはまだ足りなかった。ただまあ、一発言い返せたのは及第点か。

爪先で蹴り起こされて、ようやく羞恥なんて俗っぽい感情を抱いて全部諦めようとした──その時。

また後ろから、今度は焦った様子で入ってくる革命軍の奴がいる。今度はなんなんだ。怪物でも襲ってきたか。
(G1) 2021/12/18(Sat) 23:00:57

【神】 埃運び オーウェン


「……ア?」

そいつが一言二言何か喋ったかと思えば、充満してた殺気みたいなのが失せていって。
一人、また一人と浴場から出て行って、最後に頭突きしてやった男が唾を吐きかけ、嵐のように去っていく。

「きったね ボケ野郎外であったら覚悟しとけッ!!」

さんざ喚いて、重い身体を起こし、身体を湯でかけ流す。視線が増えた気がして、居心地が悪くて、そこら辺に置いといたタオルを取りに行って。

何だったんだ。殴られた部分は痛むし。
情けないところ人に見せたし。

改めて、湯船に漬かりにいくのだった。
(G2) 2021/12/18(Sat) 23:08:01
オーウェンは、尻を撫でてきた中年をしたたかに尻尾で打ちつけた。
(a2) 2021/12/18(Sat) 23:14:46

【人】 埃運び オーウェン

>>@3

「誰に悪いことを、だって?」

都市の道すがら。相変わらず険の深い表情をした配達屋が、
異邦に向かう詩人を待ち受けていた。
傍には大鷲を連れて、その背を撫でながら。

「まさか忘れてた、なんて言うわけじゃないだろうな。

 仕事を持ちかけられたってんなら、
 そのチャンスを逃すわけにゃいかないんでね」

ホイッスルを片手にそう不敵に笑いかける。
埃運びは露ほども知らない。目の前の彼が、
やがて称されることになる名前のことを。その所以を。

「依頼料は受け取った。
 『もう行く』ってのは……“そういうこと”だろう?
 わがままな客の為にここまで出てやったんですわ」

封筒を片手に。配達屋に配達なんて、
とんだ皮肉をやってくれたもんだ。
お陰様で、怒りの力が行動まで赴いてしまった。
(5) 2021/12/19(Sun) 2:16:55

【人】 埃運び オーウェン

>>@4 フェリックス

「お互い様だろ。こんな真似しなきゃ、
 出ていくのを黙って見逃しても良かったんだが」

中から手紙を引き抜いて、
これみよがしに千々に引き裂く。

その仕草からして、意図には気付いているようで、
つまりここで行われたのは皮肉の応酬ということ。

「バーカ。あれこれ済んだから遠くに行くんじゃねえか。
 冒険者の行く末を見守る。俺とおたくは、
 そう遠くない事をしてたと思うんだけどな?」

大鷲を空に放ち、
ずかずかと力強い足踏みで近寄っていく。

「おまじないはもうかけ終わった。
 残った仕事は片付いた。
 ならお前の気遣いは、余計なお世話っつー事!」
(7) 2021/12/19(Sun) 2:33:47

【人】 埃運び オーウェン

>>@7 フェリックス

「お前の」

より強く、一歩を踏み出して、
気づけばもう真正面に。

「その全部見透かしたような態度、
 気に入らないんだよ。
 詩人だからといって、世界の何もかもがお噺ってか?」

飄々とした調子が癇に障って、
眉間に皺を寄せながら睨みつける。

「危険を厭うなら、
 革命軍なんかにわざわざ身を置くもんかよ。

 俺は気に食わないものを壊す為に色々やってきてんだ、死ぬかもって脅されたくらいじゃあ止まってやるもんか。

 寧ろ、お前が迷惑がるくらいのが心地いいね」

アウズンブラは、配達でもなかなか足を運ばない土地だ。
遍くものを白に還す場所に何を運び、何かを出すなんてそうそうあったものではない。

それでも。地理なら頭に叩き込んでいる。軽い男を一人運び入れるくらい屁でもない。今の配達屋にとってはそれが全てだ。
(8) 2021/12/19(Sun) 2:58:10

【人】 埃運び オーウェン

>>@11 フェリックス

「フェリックスのことだ、
 どうせそれほど問題のない路を選んでるものだと思ってたけども……」

何やら魔法を行使したところを見る限りは、まあ、そこらの市民に聞かれても拙いものは拙いか。

「本当にお節介野郎だな。
 配達屋を運ぶなんて、別に棺桶にぶち込まれるならおたくだけでいいのに。

 そうならなかった今を謳歌しようってんなら、肯いてやらんこともない」

尊大な笑みを作って。
まるで、熟練の役者みたいに。

(9) 2021/12/19(Sun) 3:35:35

【人】 誇りある運び人 オーウェン


>>@11

「選ぶのはテメェだよ、詩人。
 陸路か、海路か空路か。
 客の望むように運ぶのが道理ってもんだ。

 それすらないなら俺にどんな運ばれ方をしても構わないってことだ、その時は腹を括って覚悟決めるがいい」

帽子を押し上げて、
面倒だらけの男と、未来を視る。

わざわざ嫌いな物にのめり込むなんて、
昔の自分が見たらなんて言うだろうか。
今でさえも悪態は吐きたい。

それでも、

「行く先がつまらないならそこで放り出すからな。その観劇眼くらいには──」

自分に相応しい冒険は、そんな形で。

「期待してる!」

そんな無邪気な、子供心を思い出すのだ。
(10) 2021/12/19(Sun) 3:40:28

【独】 誇りある運び人 オーウェン

/*
 処女です。
(-88) 2021/12/20(Mon) 1:29:36
オーウェンは、踏み入れた。それはきっと、大切な一歩目だ。
(a63) 2021/12/20(Mon) 20:59:46