人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


ヴィオレッタサルヴァトーレを占った。
サルヴァトーレさんは人間さんっぽいかな?

【独】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

/*
マウロさんーーーーー!絡む前にお亡くなりになっちゃった……

って、マスターも!!!???
(-1) 2022/08/14(Sun) 21:03:18

【秘】 郵便切手 フラン → プレイスユアベット ヴィオレッタ

「そう見えるでしょうか……」

甘党に見えるだろうか、と不思議そうにしながら、
まさか可愛らしいという評価をされているとは思わず。
大人びたものよりは子どもの好むようなものが似合うだろうし、などと自己完結していた。

「金平糖という砂糖菓子だそうです。
 此処から少し南の国が発祥らしいですが、
 極東で形を変えてこうなったんだとか……。
 お面を付けている人の屋台で買えますよ。
 甘いものが苦手でなければどうぞ」

ニ、三粒を口に放り込み──警戒が必要な人物でもないが、意図せず毒のない証明になっただろうか──美味しいですよ、と言いながら小瓶をテーブルに置く。
甘いものが絡むと多少は饒舌さを得るようだ。
(-18) 2022/08/14(Sun) 22:02:26

【秘】 プレイスユアベット ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

「コンペート…ですか?」

小瓶を摘まみバーの淡い光に翳す。
見た目はとげとげした飴玉に見える砂糖菓子。
昼の買い物の時にそんな露店は見た記憶がないけれど、
どこに店が出ているのだろう。
そんなことを考えながら、二粒ほど掌に転がす。

1つ摘まみ上げて口に。
キャンディのような食感、と思ったのに
それはさらりと口の中で溶ける。
その感触に瞳を瞬かせる。

「甘い、のですが。
 …氷砂糖よりスッと溶けて…不思議な感じですね。
 結構好きかもしれません」

もう1つも口に放り込んで、口元を緩めた。
(-20) 2022/08/14(Sun) 22:20:54

【妖】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

――情報屋が、死んだ。

幾らかの情報を渡したのは、事実。
けれど、いずれも彼の命を縮めるものではなかった筈だ。

何故という疑問。



そして、それ以外の死者も。
それもノッテばかりに。
狙われている……?誰に?

何故という疑問。



ボスが倒れたのを契機にアルバが攻勢を強めている?
アルバにノッテの怒りが向かうよう仕向けている?

疑問、疑問、疑問。
分からないことだらけだ。

手を、引くべきだろうか。
いや、もっと早く引くべきだったのかもしれない。

Rrr...Rrr...

電話が鳴る。電話が鳴る。
電話に、手を――
($0) 2022/08/14(Sun) 22:37:15

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>2 ルチア

素直な感想を零す少女に嬉しそうに目を細める。
わざわざ買いに戻った甲斐があった。

「わたしも雨の日はあまり好きじゃないかな。

 夏らしい暑さは嫌いじゃないし、
 雨の日の買い物は…まぁ、仕方ないにしても。
 髪が、ね。言うこと聞かなくて困るの」

今日は下ろしている髪の、毛先を指で梳く。
(3) 2022/08/14(Sun) 22:51:49

【秘】 郵便切手 フラン → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「気に入りましたか?」

口に合うだろうか、とそわそわ見守っていたものの
緩む口元を見て青年も表情を柔らかくする。

「ええと……まだ手をつけてない方があるので、
 よければ差し上げます」

紙袋から封を開けていない方の瓶を取り出す。
色とりどりの星がそちらにも入っているが、
見比べると新品は白い金平糖が多い。
青年が白を先に食べていたのかもしれない。
気に入ってくれたのなら、と新しいものをあなたに渡すだろう。

「疲れたときは甘いもの、ですから」

あなたに貰ったミルクセーキを控えめに掲げた。
眠る前の一杯を有意義なものにできていたらいいなと願って。
(-27) 2022/08/14(Sun) 23:12:43

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

>>4 ルチア

「そうね、大変よ。
 いろいろと試してはみたのだけれど、
 中々良いのがなくって」

肩を竦め、零れる溜息。
けれど、隣の表情豊かな少女を見ているからか、
何処か楽しそうにも見える。

「ルチアは伸ばしてみたりしないの?
 今くらいの長さも可愛いと思うけれど」
(6) 2022/08/14(Sun) 23:26:48

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
ラウラさん〜〜〜!!胸が痛い……………………。。。。
(-32) 2022/08/14(Sun) 23:28:39

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

「よろしいのですか?」

申し訳なさそうに眉が下がる。
希少なものではないだろうか、と少しの心配。
けれど、

「ふふっ、そうですね。
 それでは、いただきます。ありがとうございます」

自分の出した口実カードと同じものを出されれば、
それは受けるしかなく。
礼を述べ、新しい瓶へ手を伸ばす。
先程と同じように淡い光に翳して、頬を緩めた。
(-34) 2022/08/14(Sun) 23:39:07

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

>>4 ルチア

「そう……」

一瞬の痛ましげな表情と沈黙。
それを振り払うように明るい声色と表情を作って。

「そうね、長いと長いで私みたいに困るもの。
 それにルチアには今の髪型が似合っているし」

ストローに口をつける。
何故かさっきより酸味の増した気がするジュース。
眉を下げて、トーンも少しだけ下がって、言葉を続ける。

「…でも、いつかあなたがそうしたくなったときは、
 我慢はしなくて良いのよ」

ちゃんと理解してくれる人が居るのなら、
自分の言葉は無くても良いと思いつつも。
(9) 2022/08/14(Sun) 23:54:10

【秘】 郵便切手 フラン → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「勿論です。
 子ども向けにも商品を売っているようでしたから」

また気軽に露店で買えるものだ、と説明を付け加えた。
灯りに照らされた微笑。
決して眩しくはない筈なのに、そんな気がして目が細まる。
グラスを持つ手に、きゅっと力が籠もった。

「……その、ええと」

緩んだ糸がまた少し緊張を取り戻す。
拙くカードを一枚選び取っては、
場に出しているようなものだろう。

「また、こうしてお話……できるでしょうか」

切欠はただの罪悪感……と形容するには大げさな申し訳無さ。
わざわざ自分を起こす手間を取らせた埋め合わせ。
それが思いの外弾んだものだから。
きっとこれきりで終わってしまうのが寂しくなった。

「肩の力を抜いてお話できる方というのが少なくて……
 またどこかで話す機会があればと、
思う……
のですが……


段々と音量のつまみを回したみたいに声は小さくなる。
先程『自信を持っていい』と言われていなければ、
音にすらなっていなかっただろう。
翌日、バーの灯りが点かないことなんて知らないままで。
(-74) 2022/08/15(Mon) 3:22:50

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

>>10 ルチア

控えめな肯定の言葉。
少し、胸が痛む。
少女から視線を外し、空を仰ぎ見る。
燦燦と輝く太陽を。目を細めて。

 
どうせだったら、この子ルチアさんの心もタオルみたいに
ふかふかに乾かしてくれれば良いのですが


そんな八つ当たりをしながら。

「えぇ。変わりはないわ。
 少しだけ落ち着いたかな?」

良くも悪くも

小さな呟きを付け加えた。
疲れたような声色になってしまったことに、
僅かな苦笑を浮かべた。

今日も観光客や祭りに浮かれた地元の人々で盛況のカジノ。
危惧していたような騒ぎは幸いにも起きていない。
――でも、幾人かの常連が来なくなった。
慣れたことではあるけれど、やはり寂しさは感じる。
(15) 2022/08/15(Mon) 9:20:05

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

「子供向け…で、はしゃいでしまっては
 私も子供みたいですね」

恥ずかしい、とは口にしなかったがはにかんで見せて。
酒が回っているのか、営業スマイルポーカーフェイスが多少緩んでいるようだ。

「……?」

再びのこわばった様子に小瓶を置いて視線を戻す。
何が出てくるのか、と静かに待っていれば可愛らしい誘い。
その後の拙い言い訳も静かに聞いて、くすり小さく笑う。
そして、頷きをひとつ。

「私などで良ければ。

 だいたいいつも。
 仕事の無い時はもう少し早いですが、
 この時間にはこちらにお邪魔していますので」

お声がけください、と微笑を添えて。

 
生真面目で誠実なあなたフラン に
賭博場の女は似合わないと思いますが
それがあなたの自信になるなら。
(-90) 2022/08/15(Mon) 9:53:00

【神】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

【アルバアジト】

「……。」

男たちの考察や悩みを余所に、今日も日課の清掃をする女。
自分が報告すべきことも、できることも、ない。
精々静かに話を聞くことだけ。
…だったのだが

「削りすぎて…そうなると、」

次は――
言いかけた言葉は唇を噛んで断ち、左右に首を振る。
悪戯に不安を煽るべきではない。
つい口にしてしまったことを悔やんだ。

いつの間にか止まってしまっていた箒を再び動かし始めた。
そうすることで、自分の、皆の不安も
掃き清められれば良いのに。
(G31) 2022/08/15(Mon) 10:10:42

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

>>16 ルチア

「ありがとう、ルチア。
 あなたも、ね?」

 
ビアンカあの人男といる時仕事以外、
いつもそんな感じの気がしますけれど

との勝手な印象は思うに留めて。

素直に受け取って、素直に少女を案じる。

氷が溶けて少し薄くなったオレンジジュースを吸い上げ
空になった容器は、買い物袋へ放り込む。
腰で石壁を押して、その反動で寄りかかっていた壁から離れる。

「その話を聞いたら
 ルチアのカプチーノが恋しくなってきたかも。
 今度、お店に寄るわね」

休憩はおしまいのようだ。
引き留めなければ、次の言葉は”またね”だろう。
(18) 2022/08/15(Mon) 10:37:40

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

>>19 ルチア

「楽しみにしているわ。
 可愛らしい店員さんCameriera?」

付け加えられた一言に、
この少女らしさを見つけてつい笑みが零れる。

「Chao、ルチア。またね」

微笑みには笑みを返し、見送る。
その背が人込みに紛れた後、手元の買い物袋に目を落とす。
ワイン瓶が日を浴びて温くなっている。

「…つい、のんびりしすぎました」

嘆息を零して、帰路を急いだ。
(20) 2022/08/15(Mon) 11:38:04

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
ビアンカさん好き〜〜〜〜〜〜〜。
細かい所作が全部好き。全部。
(-108) 2022/08/15(Mon) 13:22:01

【秘】 郵便切手 フラン → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「可愛らしい……と思いますよ」

はしゃぐあなたも、はにかむあなたも。
切り札と呼べるほど上等なものではないが、
あなたが胸に仕舞った言葉切らなかったカードをそうっと出す。
照明の下でも仄かに赤い肌だとか、先程の緊張を引いたままの雰囲気では、全く格好がつかなかったけれど。

微笑を添えて了承を提示されれば、安堵とともに受け取って。
何度目かの礼を伝える。

「……是非。」

その笑みは花が開くという程ではないが、
蕾が膨らむようではあった。

それから"この時間"を確認するために腕時計を見て、
改めて入店の時よりも時間が過ぎていることに気づく。

「……たくさんお時間を頂いてしまいました。
 今日はこの辺りで。
 あ、お会計は奢りの分だけで済むようにマスターに伝えておきますので……」

奢りはあなたの気持ちとして受け取るべきだと思ったもので。
空になったグラスを置いて、席を立つ。
一つ一つのものの扱いは丁寧だが、ぱたぱたと忙しない様子は、やはりスマートさに欠けていた。

「……また、会いましょうね。良い夜を。」
(-109) 2022/08/15(Mon) 13:58:21

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン

>> フラン

ぱちり、ぱちぱち

鳩が豆鉄砲を食ったような顔で、瞳を瞬かせる。
予想外の可愛らしい相手からの予想外可愛らしいとの言葉カード
余りに想定外の状況ゲームに数秒の間、ぽかんとしてしまった。

 ふふっ

笑いが零れる。

「ありがとうございます。
 そんな風に言われたのは久しぶりです」

いつもの調子を取り戻して、微笑む。
少し暑い気がするのはお酒のせいか、それとも――

やっぱり、という感想の丁寧不器用な去り際を笑顔で見守って。

「はい、フランも良い夜を」

慌ただしく立ち去るあなたをにこやかに見送る。

二人席に一人になってから、金平糖の小瓶可愛らしいプレゼントを爪で弾く。
 
次はちゃんと”お返し”しないとですね?

緑の瞳が愉快そうに細められた。
(-110) 2022/08/15(Mon) 15:22:34

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

【どこかのバー】

バー:アマラントいきつけのプレートは『CLOSED』のまま。
やむなく訪れた別のバー。

慣れない店、聞き返された注文、落ち着かない心。
ひとつひとつは小さな棘でも、重なれば…つい溜息が零れる。

 
度数が高いですよ?など聞かれなくても分かっています。
敢えて選んでいるのですから。


マスター・ロッシなら強いお酒を飲むようになったお酒の趣味を変えた時も、
何も言わずいつもの――いつもより少しだけ穏やかだった気もするけれど――意味ありげな笑みを浮かべて
注文通りの品を出してくれたのに。

ここに来た理由を思い出して、また溜息をひとつ。
無言でグラスを持ち上げてから、ひとくち。

故人を偲んで捧げた杯は、少し苦かった。
(37) 2022/08/16(Tue) 11:49:04

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

【どこかのバー】

>>41 マキアート

苦い酒に下がっていた眉が、聞き覚えのある声に持ちあがる。

「先輩…Buona serataこんばんは

肩にかけていた髪をひと撫でして、応じる。
本人も気付いていない、驚いた時のクセのひとつだ。

「そうですね…落ち着かない夜が多いです」

最初は顔だけ、その後は体を半分ほどあなたに向けて。
心細さと少しの安堵、同じものを感じているような表情に
無意識に強張っていた体の力が抜ける。
掛けていたストールが肩を滑った。

「でも、先輩に声をかけていただけたので、
 少しは”良い夜”になりそうです。

 私でよろしければ、少しお付き合いください」

淡い緑のストールを掛け直して、隣の席を手で示した。
(42) 2022/08/16(Tue) 17:36:14

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
あーーー!先輩〜〜!!!!!!!!
忙しそうなのに話しかけてくれた、うれし……。
(-191) 2022/08/16(Tue) 17:37:23

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
フランさん……。
ごめんね、さすがに手引きなしに閉店してるお店にはいけない〜〜。
(-196) 2022/08/16(Tue) 18:13:41

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

【どこかのバー】

>>44 マキアート

「アマラントへ?」

また、髪に触れる。
閉まっている筈の、つい先ほどまで追想していた
馴染みの店の名が出て来たことに驚いて。

「私もまだあのお店が、好きです。
 穏やかな時間を過ごせましたし、思い出もありますから」

カクテルグラスを持ち、軽く揺らす。
映りこんだ、今はまだ見慣れない照明が乱れて酒に溶ける。

手の中のグラスを傾けて、吐息をひとつ。

「……もう閉まってると分かっていても、それを見たくなくて。
 私は逃げるように此処に来てしまいました。

 先輩は……すごいですね」

先輩は前を向くために、ここを訪れたらしい。
後ろ向きな考えの自分が少し恥ずかしい。
それを、吐露した。
(50) 2022/08/16(Tue) 19:30:27

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「ちゃお」

あなたの仕事終わり。
あるいは、仕事場から出かけるようなとき。

顔見知りのその娼婦は店の近くの壁にもたれながら、
火のついていない煙草をくわえていた。
誰か待っているのか、と思っていれば、あなたが出てきたのを見かけてひょいと片手をあげて挨拶をしてきたのだ。

「…お暇?」

どうやら娼婦といえど、デートの誘いをかけるのは下手くそらしい。
(-221) 2022/08/16(Tue) 22:13:53

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

【どこかのバー】

>>53 マキアート

「……ありがとう、ございます」

慰めの言葉に、素直な感謝を述べる。

今の自分をも肯定してくれる、優しい言葉。
強く優しいあなたへの憧れは、一層大きくなる。

その言葉を受け止めた上で、密かな決意をする。
弱さを恥じる気持ちはすぐには捨てられないけれど、
臆病な自分らしく、怯えながらでも前を向こう、と。
――ただ逃げるだけでは、あなたの背を見る事すら、できない。

だから……――

(56) 2022/08/16(Tue) 22:18:54

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

くいっとグラスの酒を呷って。
空元気でも、笑みを浮かべる。
仕事用いつも微笑ポーカーフェイスよりは人懐こい笑みを。

「では……先輩は。
 もしも私がいなくなったら
 悲しんでくれる、ということですか?

 私は先輩にもしものことがあったら……そうですね。
 まず呆然とすると思います。
 それからぼろぼろに泣くと思います。
 仕事もきっと、手につきませんね、きっと」

些か不謹慎な質問を、軽い調子で口にする。

――……既に訪れてしまった不幸を見つめるにはまだ時間が必要。
でも、未だ訪れない……訪れるはずのない"Se"もしも
酒に溶かして飲み込むくらいはできる、はず。

できるように、なりたい。
(57) 2022/08/16(Tue) 22:21:53

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ

>> ビアンカ

「……珍しいこともあるものですね。ごきげんよう」

挨拶への返答としては随分な一言目。
仕事で疲れているのがあったにしても、だ。

端的な問いには訝し気に眉を寄せる。
仕事道具ポーカーフェイスはしまったままのようだ。

「仕事は終わりましたし、暇と言えば暇ですけれども。
 何です?デートのお誘い、ですか?」

冗談めかして尋ねる。
自分で言いながらまさかと思いつつも。
(-222) 2022/08/16(Tue) 22:35:09

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*

わーー!!!ビアンカさんからもお話いただいた、嬉しい〜〜!!
え、何。もしかして次、死ぬとかだったりするっ!?
(-223) 2022/08/16(Tue) 22:37:00

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「ごきげんよう。
 ちょっとね」

仕事用とおもわれる華美な服装の上に、一枚羽織っただけの姿。
返答のかたちを気にした様子もなく、自分もそれなりにざっくりとした態度で近づいてくる。

「どっちが嬉しい?
 デートと、飲みのお誘い」

あなたのお好みで、と。
口許を楽し気に、三日月のようにゆがめた。
(-224) 2022/08/16(Tue) 22:40:20

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ

>> ビアンカ

「……。
 飲みの方で」

まさか本当に、とは思わず一瞬反応が遅れる。
片方は冗談と受け取り、もう片方を答える。

「そちらの仕事は終わったのですか?」

あなたの恰好を見ての疑問を
ライターを取り出しながら尋ねた。
(-226) 2022/08/16(Tue) 22:53:17

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

ふ、と笑い声。
何度か、途切れるように。

「ふふ。どっちでもよかったのに」

冗談だろう。
彼女は本当のことは、めったにいわない。

「今日は予約がないから。休憩中。
 …ま、お客に声をかけてないから当たり前なんだけど」

祭り、という環境だけをみれば、忙しそうなものだけど。
ん、とくわえた細い煙草を突き出しながら、
「おすすめのお店はある?」
と。

……そういえば今まで、聞いた事のない質問。
いつもは、お店で行き会うだけだったから。
(-230) 2022/08/16(Tue) 23:16:43

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ

>> ビアンカ

冗談には溜息だけ返して聞き流して
手馴れた様子で煙草に火をつける。
でも、次の言葉には瞳を瞬かせて。

「……本当に珍しいこともあるものですね。
 雨でも降りますか?」

空を見上げ尋ねる。揶揄われたことへの意趣返しに。

「そう、ですね……」

アマラント行きつけは当然ながら閉まっている。
ちらと女を見て、少し考える。
ビアンカこの人のお客が居るような店は避けた方が良いだろう。
お互いに気が休まらないことになりそうだし。

「通りの裏手のバーは如何ですか?
 カクテルが多めです、ワインの種類が少ないのと、
 少し賑やかなのが難点ですが。

 ……静かなのがよろしければ……」

躊躇うように言葉を切って、また溜息をひとつ。

私の家うち、でしょうか。
 出せるのはワインと家庭料理くらいですが」
(-232) 2022/08/16(Tue) 23:41:00

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「ありがと」

煙草に灯る炎が、ぽうと輝いた。
細くゆるく噴き出した紫煙が、古い石壁にふわりとまとわりついていく。

「あらやだ。日傘しかないのに」

何が楽しいのか。
横顔で笑いながら、煙をもう一度。あなたに向かないよう、ふうと真横に吹いて。

「ふぅん」

カクテル。ワイン。
きっと頭の中でくるくる考えていたけれど、
溜息の先の言葉を聞いて──ぱち、とまばたきをひとつ、ふたつ。

「……」

驚いたように、長く美しい睫毛の先の双眸が揺れて。


「今日は、静かなのがいいな」

客が離れて、ほ、と息をつくときのような。
夜明けの太陽のようにか細く柔い笑みを、あなたに向けた。
(-236) 2022/08/16(Tue) 23:58:02

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ

>> ビアンカ

礼の言葉に小さな頷きと微笑を返す。
煙草は好きでも嫌いでもないが、灯った光は少し好き。
以前そんな話をしたような、していないような。

笑うあなたに肩を竦め
ふっ、と吐息のような短い笑い声を零す。
揶揄ったかと思えば、さりげない気遣いを見せてくる。
だからこそ、これまで付き合いが続いたのだろうけれど。

驚きの表情を見て、内心でまた溜息。
やむを得ないとはいえ、
揶揄われるような隙を見せてしまった、と。

けれど、返ってきたのは――

「……分かりました。
 ついてきてください」

今日は、の続きに淡々と答える。



一瞬。本当に一瞬だけれど。

見惚れた。
そんな貌もできるのですね、と茶化す気もなくなるほどに。
だから淡々と返事をして、先導する。
数歩先を、後ろに続くであろう足音に合わせた速さで。
(-245) 2022/08/17(Wed) 0:30:26

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
>>a23
え。何??何が起きてるの?
(-246) 2022/08/17(Wed) 0:32:02

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
>>a20 >>a21 >>a22
ラウラさんも何?何??こわいよ。。
(-247) 2022/08/17(Wed) 0:34:19

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「うん」

あなたのうしろで、かつかつと石畳を踏む足音が響く。

――素直な時は、疲れているとき。

彼女がかつて、自分でそう言っていた。
はたして街灯に照らされた化粧の奥には、隠し切れない疲労の色が滲んでいる。
けれどそれを見せないように、いつもよりさらに濃く、しっかりとメイクがされていた。
ただ灯った橙の灯りだけが、あなたのあとをついてくる。

バッグもポシェットも、鞄の類は何も持っていない。
ただ、いつも持ち歩いている日傘だけが、彼女の手の内で揺れていた。


「最近どう?」

特に意味のないような質問。
ゆらゆらと揺れて、尾をひいて、掠れて消えていく紫煙のように。
(-250) 2022/08/17(Wed) 0:50:53

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ

>> ビアンカ

拍子抜けな返事を聞いて、かつての話を思い出した。
それでも揶揄う様子があまりにいつも通りだったから、
そんなことはないと、そう思って。……思い込んで、いた。
違和感はいくつかあったのにも関わらず。

冷蔵庫の中身を思い出して何を作ろうか、
なんて考えていると後ろからの声。

肩越しにちらと伺って、すぐ前を向く。
口元の灯りが照らす顔は、いつも通りに見えた綺麗だった

「有難い事に盛況ですよ。
 お祭りのおかげでお客様はたくさん。
 今のところは大きなトラブルもありません」

だからいつも通り、業務報告みたいな返答をして。
一歩、二歩、三歩。

「……お酒の量が、増えました。
 って言ったら、笑いますか?」

四歩目の足音の前に、苦笑が零れた。
(-252) 2022/08/17(Wed) 1:36:09

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
ビアンカお母さん…………すき。
何この不器用で愛おしい人。惚れますけれど!?

死んだら泣く自信ある。いきてほしい。
(-253) 2022/08/17(Wed) 1:41:15

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「そう。よかったじゃない。
 商売繁盛、なにより」

どこか遠くから、ひとびとの喧騒が聞こえてくる。
祭り。
皆が浮かれ、楽しみ、ひとときの夢を追い混ぜている。
─その夢を提供する側は、こんなところで女二人、近所迷惑にならないくらいの声量で話しながら歩いているのに。

そして、あなたの4歩目を聞いて。

「それを笑うと、次は自分で自分をわらう羽目になるんだよね」

…苦笑を返した。
どうやらこちらも、部屋に酒瓶が増えているようだ。

「あなた、料理できたの」

かつ、かつ。
足音が僅かに間隔を狭める。
ほんの少し歩く速度をあげてあなたの横に並んだビアンカは、ちょっと失礼なことを聞きながら首を傾げた。
(-258) 2022/08/17(Wed) 2:33:28

【秘】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ → 小夜啼鳥 ビアンカ

>> ビアンカ

……意外。

というほどでもなかったけれど、苦笑いの答えに
はっとして。
ほっとして。
だから足音が近づくのに気づくのが、少し遅れた。

「それなりには、ですよ。
 高級料理店Ristoranteの味を求められると困りますけれど、
 ちょっとメニューの狭い大衆料理店Trattoriaくらいなら」

首を傾ける所作すら美しい女の、
遠慮のない問いかけには慣れたもの。
見得飾りもなく謙遜添え物もない回答を口にする。

 
そういえば、人に料理を出すのなんていつ以来でしたっけ


そんなことを考えながらアパルトメントの階段を上がり、
小さな部屋の扉の鍵を開ける。

「いらっしゃいませ、お客様」

扉を押さえて、仕事の声色で中を勧める。
綺麗に整えられた部屋は、
几帳面なこの女のものだと一目でわかるだろう。
(-264) 2022/08/17(Wed) 9:02:18

【独】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

/*
せん!!ぱい!!!!
包容力の化身ですか?お兄様とお呼びしますか??
PCの前にPLが泣きますが???

あ〜〜〜〜恰好良い…………。。
(-266) 2022/08/17(Wed) 9:29:45

【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

「ふふ。
 お部屋であんまり、かっこういい料理を出されてもびっくりしちゃう。
 ……トラットリアくらいが、楽でいいの」

いつも酒の席でかわされるような気安いやりとりに、随分と楽し気だ。
ころころと軽い笑い声が響き、街灯に照らされた影が伸びて、また縮んで揺れていく。
階段を上がる時も、なんだか興味深いあちこちを眺めながら後に続いて。

「ん。…いいお店ね」

扉をくぐって、ぐるりと顔を巡らせて。
なんだか楽しそうな声で、芝居のような言葉を返した。
声量はそれほど大きくはないけれど、どこかはしゃいだ様子を隠そうともしない。

「ひとり?」

上着を脱いでくるくるとまとめて、傘と束ねて手の中で弄ぶ。
さすがに、主人よりも早く我が物顔で部屋の中を歩んでいくほど傍若無人ではないようだ。
(-274) 2022/08/17(Wed) 12:21:54

【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ

【どこかのバー】

>>69 マキアート

「――……。」

どちらの答えが来ても。
にこやかに返す自信は、あった。

でも、

どちらの答えも。
望みのままに、とくるとは思わなかった。
話題の真意が見破られるのは予想していたけれど。
優しい先輩の情を狙った意地悪な言い様にも
一瞬ですら狼狽えずに、受け止められるとも思っていなかった。

 
先輩、甘やかしすぎです。
……本当に、敵いません


きょとんとして、口元を緩めて。そんなことを、思う。

「先輩には、そうですね……。
 笑っていて、欲しいです。いつもの通りに。

 それで、1ゲームだけ付き合ってください。
 カードでも、ルーレットでも、サイコロでも。
 その後は……先輩の、お好きに。
 叱ってくださっても、笑ってくださっても構いません。
 ……涙をいただいても、構いません。先輩の御心のままに」
(78) 2022/08/17(Wed) 20:30:37