人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  おはよう、絵理香ちゃん。

  おはよう健吾。
  昨日は心配かけてごめんね。


[ 林間学校当日。
  2人を始めとした、見知った顔に挨拶して。

  ふわん、寒さで少し赤い鼻先をくすぐる匂い。
  自身の唇に指先でそっと触れる。
  少し距離があったから、わからなかったけど。
  絵理香ちゃんからも、同じ香りがするのかな。
  …… だったら、凄く嬉しいな。 ]
 
(3) 2020/11/23(Mon) 6:55:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 移動がバスで、学年関係なく座席が組まれていたら。
  私の隣に座る人。
  ─── 前髪で片目を隠したちょっと厨二病っぽい先輩、
  の姿に、私は数度瞳を瞬かせた。 ]


  …… そう。
  貴方が……雨宮先輩……。



[ なんて意味深な発言と共に、
  ふっと口の端を上げて見せたけれど。
  私は外面には気を遣っているので、
  そこで彼に絵理香ちゃんとの仲を問い正したりは
  …… したかったけれど、しません。 ]
  
(4) 2020/11/23(Mon) 6:56:22

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  あっ、思い出した。
  先輩、文化祭のライブでピアノ弾いていた人ですね。
  
  何だかとても楽しそうに。


[ 別に喧嘩を売るつもりではないから。
  ふっと記憶に浮かんだ光景を言葉にして。
  特に音楽に精通しているわけでもなく、
  音の良し悪しは人並み程度にしかわからない。
        
左手

  そこに欠けた音があったなんて、知らないまま。

  印象に残っていた彼の表情に言及して。 ]
 
(5) 2020/11/23(Mon) 6:57:46

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  あのピアノ、面白かったです。


[ シンプルな、しかしピアノの感想とは
  不釣り合いな表現で話題をまとめた。 ]
 
(6) 2020/11/23(Mon) 6:57:59

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ それからグループを決める頃合いになれば。
  私はどうしても彼女を目で追ってしまうから。
  雨宮先輩に近付く絵理香ちゃんの姿。>>2
  やっぱり……と、出かけた言葉を飲み込んで。

  もし雨宮先輩がこちらに気付いたようならば、
  何事もなかったかのように、
  穏やかな顔で微笑んだ。 ]**
   
(7) 2020/11/23(Mon) 6:58:25
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a1) 2020/11/23(Mon) 7:03:02

叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a2) 2020/11/23(Mon) 7:03:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  2年の日下部汐里です。
  よろしくお願いしますね、先輩。


[ にこっと笑うと、礼を言って喉飴を受け取る。
  ころんと舌の上で転がせば、
  乾燥しがちな季節、喉に心地よい。 ]


  お礼にどうぞ。


[ 借りを作るのは嫌、と言うわけではないけど。
  
  えっ、旅のお供といえばこれでしょう?>>0:70
  そう信じて疑わない眼を添えて。
  使い捨て容器に入れて差し出したのは、
  昨日寝る前に作ったおはぎだ。 ]
 
(11) 2020/11/23(Mon) 8:18:11

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 絵理香ちゃんに相応しい男か見極める!
  何て、私にはそんな資格や権利もなければ、
  彼が抱えているものの重みも知らないけれど。 ]


  …………


[ 前髪で片目を隠したちょっと厨二病っぽい先輩は、
  私を瞳の色で揶揄ってくる男子とは違うみたい。

  それを知って、少し悔しくて。
  
嬉しかった。 ]**

(12) 2020/11/23(Mon) 8:18:32
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a3) 2020/11/23(Mon) 8:19:51

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  あっ、聞いちゃいます?
  それを聞いちゃうんですね、先輩?


[ 手作りかどうか。
  何て質問、ほんの軽い気持ちだっただろう。
  しかしそれを聞いた途端、私の瞳は捕食者のそれへ。
  ふふふと怪しげな笑みを洩らしながら。

  よろしい。ならば存分に語らせて貰いましょう。
  日下部汐里とおはぎの歴史を……! ]
  

  始まりは、そう。
  荒涼たる冬となり、年内余白なく、
  年の瀬を迎えた日のことで……

 
 
(49) 2020/11/23(Mon) 17:08:29

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ( 中略 )
 

  ─── と、言うわけで。
  私は究極のおはぎを求めて、
  日々研鑽を続けているのです。

  山は険しく、道のりは遠く。
  しかし私は諦めません。
  いつか神のおはぎ、その片鱗を捉える為に……!


[ ご静聴ありがとうございました。
  何てぺこりと頭を下げたけれど。
  少々語りすぎたから、
  先輩は途中で寝てしまったかもしれない。

  ほら、健吾はあの通りだし、
  絵里香ちゃんもおはぎには興味がないみたいだから、
  私は語る相手に飢えていたのだ。

  ちなみに内容自体は要約すると、
  “おはぎが好きだから自分好みのおはぎを作れるよう
  日々練習してます!”の、5秒で済む。 ]
 
(50) 2020/11/23(Mon) 17:09:04

【秘】 叶わぬ想い 日下部 汐里 → 受験生 雨宮 健斗



  そうそう。

  私のおはぎ。
  煙草をやめたら、もっと美味しく感じますよ。


[ 微かに服に染み付いた臭いは、
  私の気のせいかもしれないけれど。

  話の隙間、そっと耳元に唇を寄せて。
  これまで多くの人に向けられただろう忠言を。 ]
 
(-25) 2020/11/23(Mon) 17:10:04

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  先輩もピアノが好きだから練習して
  あんなに上手になったんでしょう?

  いつか、また弾いて聞かせて下さいね。


[ 発散して我に返れば、
  流石に語りすぎたと、気恥ずかしくなって。
  話の矛先を多少強引に先輩へと移す。 ]
 
(51) 2020/11/23(Mon) 17:11:26

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 聞かせてと言っても、
  受験生である先輩に残された時間は短い。
  文化祭は既に終わったし。
  卒業式などのセレモニーで、
  送られる側の先輩が鍵盤を叩くとも思えないから。
  聞けたらいいな、それくらいの気持ちで。

  そうしているうちにバスが目的地に着けば、
  では、と短い別れの言葉と共にバスを降りた。 ]**
  
(52) 2020/11/23(Mon) 17:12:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ もしも貴方の心の言の葉が聞こえたなら。>>57

  色の違う双眸を揺らし。
  その奥に、微笑みに似た淡い色を浮かべた後。 ]


  私にもね。
  言えない“好き”があるんですよ。



[ そんな、秘密のお話ができたかな。
  ううん、多分無理。
  貴方が私に言えなかったように。 ]
  
(59) 2020/11/23(Mon) 19:47:16

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  …… 結局離れ離れか。
  神様の、ばーか。


[ 私は勘違いしていたけれど、
  グループは引率側が分けるみたい。
  ちょっと期待してみたけどね。
  残念、現実は非情なり。
  いつも近くにいてくれた幼馴染とも別れてしまい。
  やっぱり少し心細い。

  まあ、私は悪い子ですからね。>>0:88
  神様がくれるのは罰の方がふさわしいに違いない。 ]
  
(60) 2020/11/23(Mon) 19:47:54

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 部屋に荷物を下ろしたら、昼食のカレー作り。
  さて、私はグループの皆んなとは、  
  どれほど面識があっただろう?
  親睦を深める機会になればいいんだけど。

  包丁を片手に、
  まな板に置いた野菜を見つめながら考えて。
  その最中、もしグループの誰かに
  「料理は得意?」何て声を掛けられたら。
  私は笑ってこう答えただろう。 ]


       知ってますか?
       おはぎ作りに包丁は使わないんですよ。**
   
  
(61) 2020/11/23(Mon) 19:48:44
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a11) 2020/11/23(Mon) 19:53:06

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
どうしようかなー

せっかくの片想いだし、
告白して振られるまではやりたいけど……

どこかのロルで告白はしないとか言ってたね!
後先考えないでロル書くから!!もう!!!
(-36) 2020/11/23(Mon) 19:57:51

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
カレー作る前にオリエンテーションがあったのを
すっぽ抜けてたよ><。
(-38) 2020/11/23(Mon) 20:01:19

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  日下部汐里です。
  よろしくお願いします。


[ 時は遡り自己紹介の場面。
  いつも穏やかな笑みがモットーの私は、>>0:155
  差し障りなく名乗りを済ませる。 ]

  
  案外早い"またな"でしたね、雨宮先輩。


[ 雨宮先輩の笑みには、こちらも同様に微笑んで。>>87
  ……絵理香ちゃんと同じグループにならなからと言って
  まだ警戒を解いた訳ではありませんよ?先輩。

  そんな内心は、女の子の秘密です。 ] 
 
(123) 2020/11/24(Tue) 12:44:00

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ しおりと汐里の話題になれば、
  直接の面識は薄くとも、同学年に同名がいれば、
  名を見る度に何となく意識に入れるもので。 ]


  そうなんですよー。
  名前、お揃いなんです。
  羨ましいでしょう?

  でもあんまり話した事はなかったかは、
  こういう機会が持てて嬉しいな。


[ 顔見知りと同グループになれなかった寂しさとは
  また別の素直な気持ちを言葉にして。
  よろしくねと、佐藤さんに向けて笑いかける。  ]
 
(124) 2020/11/24(Tue) 12:45:09

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  どうでしょう?
  私、台所に立つと。
  身体が勝手に小豆を煮始めるので……


[ 料理の話題には、不思議そうに首を傾げて。>>107

  別に好き嫌いがあるわけではないから、
  出された物は何でも食べるけど。
  自分の為に作るご飯なら、おはぎでいいよね!の精神だ。 

  猫の手?何それ?
  肉球はかわいいよね。

  ……もしカレー作りで
  野菜を切る作業を任せてもらえたなら。
  そんな包丁捌きをお見せしただろう。 ]**
 
(126) 2020/11/24(Tue) 12:46:48

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
昼休憩に急いで打ったら誤字がたくさんあった!
伝われ!!(雑)

鳩は苦手なのじゃ
(-80) 2020/11/24(Tue) 15:42:45

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ?


[ 向けられた視線に不思議そうな顔をするも。>>138
  何事もないような表情に、
  こちらも特に何かを尋ねる事もせず。

  問う事はせずとも、
  野菜を切る指南くらいは乞えば良かったと。
  そう思うのは少し先の話。 ]



  ふふっ、雨宮先輩ったら。


[ 始まったカレー作り、悲鳴にも似た声に。>>134
  大袈裟ですよ、と笑う事はしなかった。
  むしろ───。 ]
  

  さすが先の輩と書いて先輩。
  先見の明がおありですね。


[ 観念したように、
  ゆったりとした笑みを浮かべて。 ]
 
(143) 2020/11/24(Tue) 18:38:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  もう切れちゃいました☆



[ 流石に血まみれの指を人様にお見せするわけにも
  行かないので。
  さっと両手を後ろに隠してから、てへと舌を出す。 ]


  鉄の味がするカレーは困るので、
  絆創膏を取りに行きますね。

  申し訳ありませんが、この場はお願いします。


[ ぺこりと頭を下げると、宿泊施設へ足を向けた。 ]
 
(144) 2020/11/24(Tue) 18:38:47

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ── 宿泊施設 ──



[ 患部を水で洗い流し、救急箱を出してもらって。
  殆どの指に絆創膏が巻かれたその帰り道。
  ロビーを通りかかれば、来る時は気づかなかったけど
  ソファに身体を預ける影を目にした。>>137 ]


  絵理香ちゃん……?


[ 廊下からは少し離れていたが、
  首元を飾る赤には覚えがある。
  小さく名を呼んで近付いて。 ]


  …… 寝てるの?


[ 閉じた両目はこちらを映さない。
  それをいい事に、一歩、また一歩と距離を詰めて。
  さらりとした彼女の艶やかな前髪を
  絆創膏が巻かれた指先で、そっとかきあげる。 ]
 
(145) 2020/11/24(Tue) 18:52:03

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ぁ……


[ 途端漂う、甘いバニラの香り。
  それほど強い匂いではないはずなのに。

  瑞々しい、形の良い唇に、
  思わず視線が吸い寄せられる。

  私の唇が纏うのも同じ芳香。
  貴女と私の甘さが溶けて、絡み合う。
  その事実に、頭が痺れるように、くらりとした。 ]
 
(146) 2020/11/24(Tue) 18:54:52

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



              …… 好きです。



[ 寝てるから、そんな言葉を免罪符に。
  気付けば一つの音が、ぽろりと口元から溢れ落ちる。

  言うまいと決めていたのに。
  込み上げる気持ちが抑えきれなかった、それは。

  告白というには、
  悲壮感に満ちたものだった。 ]**
 
(147) 2020/11/24(Tue) 18:55:36

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
誠壱くんはこの村で自覚するのかな?
可能なら同性を好きになってしまった者談義がしたい
(ヒント:面識)
(-115) 2020/11/24(Tue) 19:56:32

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 微睡む貴女の姿を見て
  私がどんな顔をしていたか。>>151

            ……… それは。 ]

(157) 2020/11/24(Tue) 20:20:31

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ふふ。お疲れさんだね。
  絵理香ちゃんは頑張り屋だから、
  張り切りすぎちゃった?

  グループの人達には伝えておくから、
  カレーができるまで少し寝てたら?


[ 大丈夫、大丈夫。
  きちんと笑えていたんだよ、きっと。
  

       私の身体を抱き寄せる貴女からは、
       私の顔は見えない。
       その事にひどく安堵した。 ]
  

  
(158) 2020/11/24(Tue) 20:20:47

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 私が言うまでもなく。>>120
  カレーができるまでは休息の予定のようだけど。
  寝ぼけた彼女から、さてその指摘はあったか。 ]


  それじゃ、私も行くね。
  後でお互いのグループのカレーの感想を
  言い合いっこしようよ。


[ いい?無理しちゃ駄目だよ。
  言い残すと、するりと腕の中から抜け出して。
  背を向けたまま、ロビーから出口へ向かう。

  そうして、外に出るなり、勢いよく走り出す。
  彼女の気配が遠ざかれば、限界だった。 ]
  
(159) 2020/11/24(Tue) 20:21:10

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

  

  うっ……うぅ……


[ ぽろり。
  一粒零れ落ちれば、堰を切ったように。
  とめど無く溢れる雫が止まってくれなくて。

  先程まで包まれていた温もりを。
  はっきりと覚えている。
  柔らかくて、いい匂いがして ── とても苦しい。

  やがて走る足を止めて、ゆったりとした動作へ。
  彼女の同意を得られていれば、
  絵理香ちゃんの事を伝えに行こうとするし。

  そうでなくとも、誰かと出会う前に。
  涙を止める時間が欲しかった。 ]**
   
(160) 2020/11/24(Tue) 20:21:44

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 心配してくれる視線には気付かないまま。>>164
  ひっく、嗚咽を洩らして。
  ティッシュで盛大に鼻をかめば、
  ようやく涙も止まっただろうか。 ]

 
  あ……


[ ポケットの中でスマホが揺れる。  
  反射的に手を伸ばした。
  もう少し落ち着いてからでもよかったかもしれないけど。
  ほら、日下部お悩み相談は、二十四時間営業だから。
  お客さんからだったら困るでしょう?>>0:55 ]
  
(181) 2020/11/24(Tue) 23:43:51

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  …………


[ メッセージの送り主。
  唯一のお客さんではなかったけれど。>>170

  心配してくれている。
  優しいな、嬉しいな。
  好き、だなぁ。

  私は今もこうも容易く。
  貴女の言葉に揺さぶられる。 ]
 
 
  
(182) 2020/11/24(Tue) 23:45:05

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



      「 野菜切るの失敗しちゃったんだ。
        大丈夫だよ。

        でも沁みそうだから、
        ささっとシャワーで済ませちゃおうかな 」

(183) 2020/11/24(Tue) 23:45:18

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ あの瞬間ロビーで。
  思わず想いを告げてしまったけれど。
  そうでなければ、私は貴女にキスしてたと思う。

  嫌だよね。変だよね。
  女同士でキスなんて。
  …… 気持ち悪いよね。

  このままだと、私は絵理香ちゃんを傷付ける。
  そう思った瞬間、私は貴女から逃げ出していた。 ]
 
(184) 2020/11/24(Tue) 23:46:01

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  雨宮先輩?


[ メッセージの送信を確認し、再びスマホをしまう。
  声をかけられたのは、そんな頃だろうか。>>176

  非喫煙者は煙草の臭いに敏感だ。
  距離が縮まるにつれ、
  独特の匂いが鼻先に纏わりつけば。
  彼が喫煙者なのは知っていたから、
  驚きこそはしなかったけれど。

  もう、と呆れたように唇を尖らせて。 ]


  ニコチンに侵された舌で、
  おはぎの何たるかを理解できると
  思っているんですか?

  全く、先輩は ───
 
 
(185) 2020/11/24(Tue) 23:46:19

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  …… 仕方がないから、黙っていてあげます。
  だから、先輩も内緒にして下さいね。


[ 何が、とは言わないで。
  赤く腫れた瞳を細めた。


            大丈夫、大丈夫。
            私はきちんと、笑えて る? ]

 
(186) 2020/11/24(Tue) 23:47:37

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

  

  …… カレー任せっぱなしですみません。
  日下部、戦線復帰しますね。


[ そう言って、無理やりでも笑顔を作れば。
  どうかな。
  先輩は、誤魔化されてくれた? ]**
 
(187) 2020/11/24(Tue) 23:48:19

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  先輩は強情さんですねー。


[ 小言なんて言われなれてるのだろう。
  すかさず飛ぶ反論に、やれやれと息を吐いて。>>192 ]


  それならまた別のいい事を教えて上げます。
  なんと!煙草をやめると健康になって。

  大切な人達と一緒に過ごせる可能性が
  高くなるんですよ?
 

[ なんて、子供の理屈と共にくすくす笑えば、
  お説教はここまで。
  本来私の役目でもないだろうし。 ]
 
(203) 2020/11/25(Wed) 12:42:38

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

  

  ……………、


[ ポツリ。呟かれた声は、残念ながら聞こえてしまった。 
  おやおや先輩。出会ったばかりの下級生相手対して、
  ちょいと優しすぎはしませんか?
  そんなに甘いと、悪い女に漬けこまれますよ? ]


  先輩がもっと、意地悪な人なら良かったのに。


[ 絵理香ちゃんの隣にいられる権利。
  私の持たない二分の一を持つその人を、
  複雑な色を孕んだ瞳で見つめて。 ] 
 

  …………それじゃ、お言葉に甘えて。
  先輩の胸をお借りします。
  それと、

 
(204) 2020/11/25(Wed) 12:43:27

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

  
   
  耳、塞いでくださいね。
  私いまから叫びますから。
  それから顔は絶対に見ないで下さい。


[ 言うが早いか、了承の言葉を待つこともせず。
  雨宮先輩の胸元へ飛び込んで。 ]


  ……煙草臭ぁ。


[ 服にしみた臭いに、微かに顔を顰めてから。  
  口を大きく開くと、息を吸い込んで。
  思いっきり声帯を震わせた。 ]
 
(205) 2020/11/25(Wed) 12:44:12

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  わあああああんっ!
  


      [ 先輩が悪いんですよ。
        優しいこと言うから。

        せっかく止まったのに、
        また涙が溢れちゃったじゃないですか。]

(206) 2020/11/25(Wed) 12:45:16

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ どれくらい経ったか。
  泣いて、泣いて、泣くだけ泣いた後。
  先輩を開放するために、
  そっと身体を離す。
  もし服に涙の痕が残っていたらごめんなさい。

  それから真っ赤な鼻をぐすぐすと鳴らして。 ]


  ありがとうございます。
  少し、すっきりしました。


[ 顔に笑みを浮かべながら、礼をする。 ]
 
(207) 2020/11/25(Wed) 12:45:47

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ……先輩も怪我には気をつけて下さいね。

  凄く痛いですから。


[ とっくにバレているだろうけど。
  涙の理由を、絆創膏が巻かれた指に押し付けて。
  
  さ、カレーですよ!
  場の空気を変えるように、
  ことさら明るい声で促した。 ]**
 
(208) 2020/11/25(Wed) 12:48:52

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ みんなの元に合流したのは、
  目の腫れが再び落ち着いてから。
  
  ご迷惑をおかけしました。
  そう言いながら、カレー作りに参戦するも、
  工程は終盤に差し掛かっていたか。 ]


  美味しいですね。


[ 完成したカレーを頬張り、頬を緩ませる。

  ─── おはぎの次くらいに、とは。
  流石に空気を読んで言わなかった。

  
  そうでなくとも、自然に包まれながら、
  大きな鍋いっぱいに作ったカレーって
  普段食卓に並ぶものより、美味しい気がしない? ]
 
(241) 2020/11/25(Wed) 19:58:46

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 雨宮先輩の姿を見れば、
  何事もなかった顔で、にっこり微笑んだ。

  泣いていた顔なんてどこ吹く風。
  これで、どこか純粋でお人好しなあの先輩が。
  女は強かで恐ろしい、とでも思ってくれればいい。 ]


  そんなに有名なんですか?
  気になりますけど……。
  私怪我をしてしまったので、
  お風呂はシャワーで済ませるつもりなんです。


[ 食事の席での一幕。>>240
  シオンが自身の負傷に責任を感じているなんて
  夢にも思っていないから。
  さらりとそう告げて。>>183
  本当の理由は、勿論別にあったけれど。

  泣いている場所を見られていた事も気付かないまま、
  互いに“何でもない”仮面越しの会話を続けて。 ]
  
(242) 2020/11/25(Wed) 19:59:45

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 食事が終われば、入浴の時間。

  事前に告げていたように、
  お風呂はシャワーで済ませたから。
  湯船にゆっくり浸かる生徒に比べて
  かかる時間は短いものだった。

  時折痛みに眉を下げながら、
  指の傷を洗って絆創膏を巻き直す。

  一連の作業を終えてもなお、
  仲の良い子達はまだ入浴中のようで。
  手持ち無沙汰のまま、ルームウェアに着替えると
  行く宛もないまま、ふらり宿泊施設の外に出た。 ]
  
(243) 2020/11/25(Wed) 20:13:47

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  …………


[ 一人、天を仰げば、
  宵の空に見える一つ星。

  そっと手を伸ばす。
  届かぬものを求めるように。 ]


  …… くしゅっ


[ 次の瞬間。ぶるり、身を震わせると、
  手を下ろし、両腕で自身の身体を抱き締める。
  温めたとはいえ、シャワーのお湯では、
  身体が熱を失うのも早い。 ]
  
(244) 2020/11/25(Wed) 20:14:13

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  そろそろ戻らないと。
  せっかくの林間学校中に、風邪を引いたら大変。


[ 口ではそう言いながら。
  あと少しだけ、と言い訳をして。
  しばらく一人で夜空を見上げていた。 ]**
 
(245) 2020/11/25(Wed) 20:15:00
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a43) 2020/11/25(Wed) 20:19:36