人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 暗殺屋 レヴィア

>>89 コルヴォ
周囲の人間が同業者かそうでないかは、匂いで分かる。
この界隈で長く生きたものほど染みついている。
血と、腐臭と、硝煙と、様々なものが混ざった、死の匂い。

Siestaサボリ中かしら。掃除屋さん。」

だから一瞥もせずとも存在には気づいていて、
声を掛けられても動じることもなく。
女は今日も季節にそぐわず冷ややかだった。

「猫の意匠があったものだから。」
「少し目に留まっただけよ。」
「烏は猫がお嫌いかしら。」

話の最中も微動だにしない視線の先には、球で遊ぶ猫のネックレス。
どことなく、かのボスが飼っていた猫に似ていた。
(90) 2022/08/11(Thu) 17:30:37

【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア

「おいで。こっちにある。溶けるから冷やしておいてあるんだ」

あなたの表情が明るくなればこちらの笑顔も緩む。
事実、自分の生活に色を指してくれているものの一つが彼女の存在だった。
冷蔵庫のある場所まで歩いていけば、中から小ぶりな黒い箱を取り出す。
パッションオレンジのリボンがかけられたそれは、普段見るものよりも少々値が張りそうなものだった。
はい、とあなたに手渡す。

「開けてみろ。見た目もいい」
(-259) 2022/08/11(Thu) 17:39:15

【人】 鳥葬 コルヴォ

【街中】 >>90 レヴィア

「掃除屋にだって、休みの日はあるもんです」

詮無い会話は互いにただ淡々と。
季節外れの黒支度は、いつだって誰かの喪に服している。
静謐な死の気配が重たく染み付いた仕事着ではなくとも。
そして、今に始まった話でもない。

「好きでも嫌いでもありませんね。
 人間だって、ただ同じ場所に出入りするだけの人間を
 特別好いたり嫌ったりなんかしないでしょう」

こちらもやはり、視線を向けもしないまま。
火を点けたばかりの煙草を一度喫んで、
その後に返る答えは、実に気のないものだった。

「あんたはどうですか」

通り掛かれば、目に留める程度には関心があるのか。
問い返しはすれど、やはり答えには特別期待してもいない。
(91) 2022/08/11(Thu) 18:08:24

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>91 コルヴォ

「そう、いい仕事ね。」

興味も無さげに返して。
女の服も黒を基調としている。
真夏の空の下、二人の間だけが深く光を飲み込んでいた。

「人間だから、何の興味も抱けないだけじゃないかしら。」

貴方の答えにはそんな言葉を返して。
風上に立つ女の元まで、煙の匂いは届かない。
もっとも、届いたとて、気にもしないけれど。

「好きよ。」
「死ぬ時には目の前から消えてくれるから。」

死期を悟った猫は飼い主の元から去ると聞く。
便利なものだ。
死体の処理が必要ないなんて。

「休みの日なら、仕事は受け付けていないのかしら。」

そこまで話してから、初めて夕闇の瞳が貴女の方へ向けられた。
(92) 2022/08/11(Thu) 18:38:14

【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 鳥葬 コルヴォ

「見たことはないが……」

鍵を開けて香るのは
この男のものではないシガレットと僅かな香水の香り。

「鳥っ子一人の面倒も見れないような兄弟はいないな」

子供に言い聞かせるような口調で優しく告げ
適当な椅子を指してやる。

「もし
そんなこと
があろうことなら。
 優しく頭を撫でて子守唄を歌い、更には寝物語を聞かせてやろう。」

仕事地下のごみ処理話はあとにしつつ、キッチンに潜ってしばらく。
テーブルの上にはネズミたちの名前が連なった書類が置かれている。みることがあるのならば、見知らぬ名前の中に見知った名前を見つけることがあるのかもしれないが、この二人の間に彼らの会話がなされることは万が一にもなさそうだ。

「くたばった先に手に入るものなんてあるのかね」

目の前におかれたグラスに注がれた赤に、切り分けられたミートパイ、無言で差し出されたが小さな晩餐に参加しないことな許されるわけもなく。
やがて、それぞれ抱えるものを持ち別れていく。
そうして束の間の時間は過ぎていっただろう。
(-260) 2022/08/11(Thu) 19:06:05

【人】 鳥葬 コルヴォ

【街中】 >>92 レヴィア

「さあ。結局は全部、『ゴミエサ』になりますから」

だから興味がないのかもしれませんね。
至極無益な仮定を、実にどうでもよい事のように言い放った。

何れの黒も、夏のきつい日差しの下には不釣り合いでしかなく。
確かな異質さをもって、けれど存在は主張しないまま。
音も無く白昼に落ちた影のように、静かにそこにある。

「──ああ、いいですね」

音も無く、眇目だけが夕闇色の持ち主の立つ側を見返した。
変わらず淡々と肯定されたのは、
姿を消す猫の最期か、それとも後に続いた問い掛けか。

「必要とあらば、いつでも。
 うちはどうにも休日出勤や時間外労働・・・・・・・・・・が多くてね…」

突然の仕事が舞い込むのは、いつもの事だ。
悪食の烏は、投げて寄越されたゴミを選り好みはしない。
(93) 2022/08/11(Thu) 19:09:25

【秘】 イル・マット フィオレロ → デッドヘッド ヴェネリオ

「んー。盲信したいわけじゃあないですねぇ」

『絶対嫌ってほどでもないですが』

続けて重ねつつ、周囲を確認してから
そこに目に入った花々の一瞬目を瞠るも、すぐに咳払いをして。
貴方が外に降りるようなら後ろの扉を開くだろう。

「"家族"って、愛しはしても、
 俺は盲信するのが普通とは思えなかったんですよ。
 ほんの微かに触れた程度ですから若いって言われちゃそれまでですが」

「だから貴方みたいに俺は孤児院を"家族"とは考えない部類で、
 何より俺の立場のお粗末さは先程貴方が述べたのに
 一体何の風の吹き回しですか、急に」

僅かにむっと不安げな様相を見せる。
提案を拒否しているのではなく、その提案をしてきた意味の方に対するものだ。

「貴方以外に一番彼らを幸せにする方法なんてないでしょうに
 遊び抜く気満々って、何を思ってそう言うことを?」

あーぁ。早速好みから外されちゃった。
なんておどけて言うも、その返答を聞くまで動く気はない。
(-261) 2022/08/11(Thu) 19:12:05

【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド

「アベルさんも、一緒に食べましょう」

緩やかな笑顔を見せてくれるのが嬉しくて。
少女はますます瞳を輝かせて、差し出されたものを受け取った。

「わあ、かわいい!」

リボンのかけられた箱を見て、そんな感想をこぼして。
こくりと頷いてから箱を開ければ、中に入っているのは品のある甘そうなチョコラータ。

「わ、わ。……これはエスプレッソが欲しいです」

チョコラータとアベラルドを交互に見て。
高級品で甘いもの。ビターな珈琲が絶対に合うと確信している少女は、きょろきょろとこの部屋に珈琲が無いか見回している。
(-262) 2022/08/11(Thu) 19:20:15

【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ

「……それはそれで君の方が珍しいケースかぁ。
 しかも乗り気の部類でしたか。

 なーんでまたこんな所に好き好んで、と聞きたい所ですか…
 こう言う事こそ遊びの際に聞かせて貰おうかなぁ」

ゆらり、淡々としてるようで揺らぎが激しい声色は、
人にとってはイラつかせかねない響きを含んでいて。

自覚はあるのか、時折様子を窺うように何度か視線も移す。
その行動も隠しもしない。

「じゃあ適当なバーを見繕っておきますねぇ。
 もし希望があれば後で連絡してくれたらいいし、日時は……」

と、軽く互いの予定を合わせて空いた日に約束を取り付けようとして、
何事も無ければその日は一端解散した事だろう。
(-263) 2022/08/11(Thu) 19:22:44

【秘】 イル・マット フィオレロ → piacere ラウラ

/*
こんばんは、お世話になっております。黒いマシュマロです。
この度はラウラちゃんと交流させて頂きありがとうございます。
物静かそうに見えて意見自体は考えているところなど塩梅がとても可愛らしいな、とロール楽しませて頂いています。

さて、お一つ提案と言いますか尋ねたい事があって秘話させて頂きました。
というのもこれを打っている間にも1日目が変更すると言う事で、

・「食事にこのあと行った」と言う体で秘話を一度終える
・「気にせず食事ロールを続ける」

のどちらがいいか。
また後者の場合色々なPL様方のお店がありますが、
もし興味がある店があればフィオレロがそこを選んだことにして
遊びに行けるとも思いますが、ご希望などあったりするでしょうか。
(-264) 2022/08/11(Thu) 19:23:13

【見】 郵便切手 フラン

【バー:アマラント】

業務も終わり夜も深まった頃。
愛車とは会社のガレージでお別れしてから、一人でバーに。

「祭りの期間くらいは息を抜けと言われて。
 ええ、はい。そうです。
 今からお帰りですか。お気をつけて」

入れ違いで帰る顔見知りに「珍しい」と茶化されれば律儀に理由を返し。
表に立ち並ぶ酒場よりは静かに過ごせるだろうと踏んで。
隅の二人席を申し訳ない気持ちで独り占めしてメニューを眺めた。
帽子は膝の上で休憩中だ。

「パフェと……アマレットジンジャーをひとつ」

俯きがちに品名を読んで、それが届くまでじっと待つ。
時折スマートフォンで何かの記事を読みながら時間を潰した。
(@7) 2022/08/11(Thu) 19:25:46

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>88 マキアート
どうやら気を悪くさせることはなかったらしい。
あなたが眺めていなければ、少年だって屋台へ目を向けなかったろうし、注目を集めたことには違いない。

「そりゃ随分気前のいいことで」

けれどその言葉を本気にした風はなく。
それでも、すらりとした長身と大きな——相対的にあまり大きくは見えないが、近くで見るとやはりまあまあ大きい——ぬいぐるみの取り合わせには、じっと視線を向けた。
あなたのことは随分と見上げる形になる。

「イヌ、好きなんだね」
「おれはあんまりイヌの種類に詳しくないんだけど、それは何てイヌ?」

とは言え、物怖じする様子もない。
感情表現の豊かな子供ではないようで、辛うじて笑っているのだろうとわかるぐらいに口角を上げ、あなたへ問う。
(94) 2022/08/11(Thu) 19:26:47

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「さいで。腕は信用してもらいたいもんだけ……」

そうして、早速の試射を数cmの距離で目の当たりにする。

「……だからあたいをなんだと……まー、同じ言葉返しとく。
 このまま用が済んだらパン、かと思ってたよ」

しかし頷く様子は自身の仕事の成果への満足感だ。
適当な掃除屋呼んどくか、と無名の連中に連絡して、
使わせてもらうの言葉には再度頷いた。

「お褒めに与り光栄とでも言っとく。んじゃ後払いで。
 っていうかあたいの拠点の位置バレてたのか……
 なるべく隠してたつもりだけど。まあいいや、よろしく」

/*
ストレガの拠点については見つけていてもOKです。
また、表でタグつけて侵入してもOK!お好みでどうぞ。
(-265) 2022/08/11(Thu) 19:48:17

【秘】 蜉蝣 アベラルド → ガット・リベロ ルチア

「おや。いいのかい?
 君がそう言うなら、俺も少しお零れに預かろうかな」

チョコラータは形もフレーバーもそれぞれだ。
花の形、ウサギの形、三日月の形。
チョコラータに蓋をするように置かれていた小さい紙には、それぞれのフレーバーの解説なども書かれている。

「いいだろ。今度女性向けに売り出す奴らしい。
 っと、そうだな……どこかにあったはずなんだが」

エスプレッソと聞けば、確かにと頷く。
小さいのに味覚は大人だな、と内心少し面白くなりながら、記憶を辿って戸棚やらを開ける。

「……ああ、あった。淹れるか?
 せっかくだし、食べるなら欲しいだろ」
(-266) 2022/08/11(Thu) 19:53:03

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>93 コルヴォ

そう、とだけ返す。
他愛もない会話。興味もなく、ただ鼻歌を口ずさむかのような
間を埋めるためだけのもの。

「そう、良かったわ。」
「ゴミ回収の日なんて待てないもの。」
「こんなに暑い日は特に。」

夕闇は逸らされ、どこともない場所を見る。

「仕事相手が全員猫だったらいいのに。」

こつ、こつ。
パンプスがアスファルトを叩きながら、貴方の隣を通り過ぎて。
ふわり、石鹸の香りだけを残してまた宛もなく歩いていく。
(95) 2022/08/11(Thu) 20:01:42

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ

「店にゴミがあって困るの。」
「回収してくださる?」

すれ違い際、それだけ言い告げて。
視線も、顔も向けはせず、聞こえたかの確認もせず。
(-267) 2022/08/11(Thu) 20:03:16

【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ


「ハ、お優しい事だ。寒気がするね」

吐き捨てたのは、わざとらしいほどの嫌悪感。
人様の隠れ家で、情け深く宥め賺すような言葉にそう返すのは
実に命知らずな行いと言って差し支えないだろう。
事実そうだという事は、言うまでもなく。

屋根無き烏は常々言っていた。『生きてる人間の顔なんて覚えていられない。』


「生きてる奴は嫌いだ。俺は誰のガキでもない。
 そんな事をするような連中が、
 俺より先に全員くたばっている事を願ってやみません」

死に損ないは、女神にも死神にも嫌われている。
故に、いつも連れ攫われて行くのは周りの人間だった。
自分の不運が誰を殺したと驕ってもいないけれど。

「情も、恩義も、忠誠も、名誉も、結局は墓石にしかならない。
 くたばった先で手に入るものなんか、それだけです。
 あんたの宗教観や思想がどうだかは知った事じゃないが、
 俺は俺の死期を取り返すだけだ・・・・・・・・・・・・・・。他の何も求めちゃいない」

墓石は要らない。何せ刻む名も無いのだから。
情は要らない。何せ返すものも無いのだから。
死のその先などあるはずもない。無宗教者はそれを信じない。
(-268) 2022/08/11(Thu) 20:07:59

【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッドヘッド ヴェネリオ


「死ぬべき時に死ぬ事もできず、
 死んだように生き続ける事ほど、悲惨なものは無い」

そうして死に限りなく近い場所で、
けれど死に切る事は許されないまま生かされている死に損ないだ。
まったくもってその通り、これはとんだ悲劇と言えるのだろう。

けれど観客の居ない劇は劇足り得ない。

「奪われたものを、奪い返すだけですよ」

椅子に背を預け、書類を一瞥して、無関心に視線は逸れる。
仕事の前後に肉を食えないような、碌な感性は残っていない。
厚かましくもワインの名を頂く掃除屋の一人は、
それきり何を言う事も無く、ただ細やかな晩餐に相伴した。

そうして今夜も、知られざるままに死が葬られる。
(-269) 2022/08/11(Thu) 20:08:47

【置】 鳥葬 コルヴォ


その昔。

ある一羽のカラスがブドウ畑にやってきて、
毎日うるさく鳴く事に、人々は困っていました。

動物と話ができる修道僧が静かにしてくれるよう頼んだところ、
コルヴォカラスの名前を忘れずに大切にするなら
二度と邪魔をしない、と約束しました。

その後にコルヴォと名付けられたワインは今も人々に愛され、
その約束もまた、今なお大切にされているのです。



「何でもうちはそれに肖って、コルヴォ・ロッソの名を頂いたんだそうで」

「なんてのは当然、今作った話ですけど?」
(L1) 2022/08/11(Thu) 20:11:28
公開: 2022/08/11(Thu) 20:30:00

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「意味もなく殺したりなんてしないわ。」
「面倒事は嫌いなの。」
「貴女が裏切者なら別だけれど。」

もしかして、そうなのかしら、なんて。
興味なさげに問いかけて。銃は手元に。
長い袖口の中に入れる。携行性も問題ない。
優秀な仕事だと、思った。

「暗殺は下調べが大事なの。」
「色々な事を知ってるわ。興味はないけれど。」
「じゃあ、届いたら運ぶわ。Addioさようなら.」

用件が済めば、話は終わりとばかり。
女は椅子に座り、またグラスに指を這わせるのだった。


/*
ありがとうございます!また後程お伺いしようと思います。
折角なので白で伺う予定です。よろしくお願いします。
(-270) 2022/08/11(Thu) 20:11:29

【秘】 piacere ラウラ → イル・マット フィオレロ

/*
こんばんは、こちらこそお世話になっております。
おやつはたい焼きと申します。

突然の秘話投げにも関わらず交流いただきありがとうございました!
ラウラの口数をフィオレロ様が補うように話してくださるのでとてもたのしくお話させていただいております。

そうですね、もしも継続して食事パートを行う場合ですが。
黒いマシュマロ様が問題なければ2日目開始以降(本日21時以降)に始める、というのはいかがでしょうか?

お店の希望についてですが、当方は特にございません。
が、もしもそちらお困りであればロッシ様のバー。
あるいはラウラのカフェ等もありかと思います。

お互いが生きているうちにしかお出かけ出来ませんから……。
(-271) 2022/08/11(Thu) 20:12:00

【独】 鳥葬 コルヴォ

/*
今回のコラムのコーナ〜〜〜!!!

シチリアにこのブドウ畑の烏の話がある事は本当。
掃除屋の名前がそれに由来するのも本当の事。
こいつが捏造したのは、最初からそれに肖ったみたいな言い方した部分だけ。

多分最初は普通に掃除屋をゴミ漁りの烏に喩えた
蔑称混じりの呼び名としてコルヴォって呼ばれてたんだと思う。
そんでまあちょうどいいしそこそこ飲まれてる酒の名前看板にしちまえば
大声で悪くは言えないだろうみたいな感じで、コルヴォ・ロッソに…という話。
(-272) 2022/08/11(Thu) 20:16:13

【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 翠眼 ヴェルデ

/*
お返事が大変後れてしまってすみません。
あんまり深い関係は組まない感じでしょうか?
であれば、あえて初対面気味のほうが面白いかもしれませんね。
身内に対して距離が近く貞操の緩い男なのに、まだヴェルデくんとは肉体関係がない……でも面白いかと思います。ただ年単位でファミリーに所属しているならさすがにもうやったことあると思いますが、どうでしょうか。
(-273) 2022/08/11(Thu) 20:17:04

【秘】 風任せ マウロ → piacere ラウラ

君がまっすぐ見つめるなら、それを高い位置から見下ろすのが常だ。
煙を吸って、吐き出して。
一つ間を空けてから、口を開く。

「そうだな」
「……行動、言動、何処か一つでも怪しい素振りを見せたやつをとっ捕まえて俺の元に持ってこい」
「此処の連中でも、他の連中でも良い。おっさん―――ボスに恨みのあった奴、目の敵にしてた奴。全部だ」

「連れてくるだけで良い。抵抗するなら、無力化くらいなら構わねえよ」

出来るだろ、とは言わない。
命令すれば必ず成果を上げてくる。上司である彼は、君の腕を信頼している。口に出したりはしないが。

そう告げたのなら、他に言う事はないとばかりに歩を進め始めるだろう。
また何か言うことがあれば、声をかける事は出来そうだ。
(-274) 2022/08/11(Thu) 20:34:18

【人】 鳥葬 コルヴォ

【街中】 >>95 レヴィア

「そうなると、烏は食いっぱぐれるでしょうね」

何処までも他人事のような、無関心な声色。
誰も知らない所で死んだ猫の死骸を態々捜しに行くなんて、
烏だってしたがらないに違いない。

臭わない内にやっておきます・・・・・・・・・・・・

眇目は、通り過ぎ行く少女を追う事は無い。

最後まで温度の無い声は誰にともない言葉となり、
煙草を一本吸い終えた後、
掃除屋もまた、重く靴底を鳴らして路地へと消えていった。
(96) 2022/08/11(Thu) 20:36:45

【秘】 情報屋 ロッシ → 花で語るは ソニー

/*
わ〜お気遣いありがとうございます〜〜!
十分たのしんでいる中で更にハッピーになっちゃったな…!

現在の状態の報告もありがとうございます。夢のご利用もいつでもどうぞ〜!
もう更新ですよ、早い〜! これから本格的に始まっていくところですね。
こちらこそよろしくお願いします!!
(-275) 2022/08/11(Thu) 20:40:34

【秘】 ガット・リベロ ルチア → 蜉蝣 アベラルド

「はい、せっかくですから!
 私が淹れるので、アベルさんは座っていて?」

戸棚からエスプレッソマシンと豆が出てきたなら、後はルチアの領分だ。
アベラルドに椅子に座るよう促して、お湯を沸かしにかかる。

「……今日は、みなさん何だか、ピリピリしてました。
 ね?アベルさん」

お湯が沸くのを待つ間に豆を挽いて、その最中に声を放る。
ごりごりと破砕する音に負けないように、少し大きめに。
(-276) 2022/08/11(Thu) 20:44:21

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「あたいが裏切る気ならアジトの基礎に
 C4仕掛けて会議の時に起爆してる」
「少なくともお互い裏切ってないわけだ、口の上ではね」

こちらもまた興薄げにそんな言葉。
やはりサイズ感は見立て通りで完璧だったようで、
またも小さく頷いて。

「きちっと仕事ができる同僚がいて嬉しいね。
 はいよ、そんじゃ今後とも御贔屓に」

踵を返し、扉の前へ。
ふと、思い出したようにツナギを脱ぎ、いつもの軽装に戻る。
ツナギは死体の上に捨てた。烏がまとめて攫っていくだろう。
そのままごつごつ、去っていった。

/*
お待ちしております〜!
(-277) 2022/08/11(Thu) 20:48:33

【秘】 風任せ マウロ → 銀の弾丸 リカルド

「お前の小言は耳に胼胝ができるくらい聞いた。俺を赤ん坊だと思ってるのか?」
「俺が手当たり次第、誰にでも喧嘩売る馬鹿に見えるのかよ」

このやり取りも慣れたものだ。
君の言葉に今更苛立ちを覚える事はない。少なくとも、わざと煽られたのでなければ。

「仲間内だ?いつからウチは仲良し集団になったんだよ」
「身内だろうが外の奴らだろうが、対応は変わんねえだろ」

「同じように調べ上げて、クロだったなら同じように吊るし上げるだけだ」

無論抗争中のファミリーの人間と比べれば、対応も変わることがあるのだろうけれど。
個人主義の組織形態である以上、マウロの認識が簡単に変わることもない。
同じ人間として、裁きを与えるつもりでいるのだ。

「分かってるっての」
「お前こそ、勝手に噛みついたりするなよ。躾のなってない犬みたいにな」

冗談めかして。君が自制できる人間であることは、彼もよく知るところだからだ。
(-278) 2022/08/11(Thu) 20:52:19

【秘】 piacere ラウラ → 風任せ マウロ

貴方が口を開くまでの間も目を逸らすことはない。
それは貴方に対する敬意でもあるから。

全ての言の葉が紡ぎ出されるまで、見つめ続け。

「…かしこまりました」

短い言葉でひとつ返して。
それ以上に何かを紡ぐ必要など、きっと。


もう一度胸に手を当て、頭を下げた。

貴方の命は女にとっての生きる希望でもある。
そして、
死ぬまでそう在りたいと願う。


だから地位や名誉などにも、女は興味がない。


「必ずや、マウロ様のために……行って参ります ね。
他にも必要があれば、いつでも………」

見送るように足音が去るまでは頭を下げ続け。
それが聞こえなくなる頃に、女は街へと向かうだろう。
(-279) 2022/08/11(Thu) 20:59:39