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スピカは、ご飯を食べました。 (c0) 2021/05/30(Sun) 20:03:16 |
【墓】 あなたの盾 スピカ『いない』女が、食堂に姿を表した。 もっとも食事目当てではない。 チャンスがあれば回収はするが。 守るべき対象を把握するには、食堂に顔を出すのが おそらく一番手っ取り早いと考えたからだ。 それに自分なら、心無い暴力や、大人の治療を受けた時に 一番被害が少ないと考えているからだ。 他人には言わない。怒られるから。 暫く、食堂の様子を監視していた。 (+0) 2021/05/30(Sun) 20:17:35 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナスピカは、あなたの事情を、 すべて理解できていない。 だから、あなたに避けられても、 問い詰めることもしようとしなかったし、 恨むこともしなかった。 ただ、悲しくはあったが。 しかし、一枚の手紙で、彼女の考えは全部吹っ飛んだ。 どこにいるかも検討がつかないが、 とにかく会うしかない。走り出した。 /* わあ〜い 3日メモ的には部屋にいなさそうなので 遭遇場所は……任せます!! (-38) 2021/05/30(Sun) 22:29:44 |
スピカは、人を探して走り回っている。 (c13) 2021/05/30(Sun) 22:31:29 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ「……ルヘナ」 探し人を、ようやく見つけた。 不安げなあなたとは対象的に、 自分が歩み寄れることがわかっているスピカは、 迷わない。 「昨日言ったじゃない。 甘えてもいいんだって。頼ってほしいって。 避ける理由があるのなら、 教えてくれたっていいんじゃない?」 そう言って、微笑んだ。 そこに、あなたを責める意思は感じられないだろう。 /* ヤッタ~~わからない名前もルヘナくん好き……!( ・ㅂ・)و ̑̑ (-46) 2021/05/30(Sun) 23:10:33 |
スピカは、ここにいる。 (c15) 2021/05/30(Sun) 23:13:25 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナあなたの告白を、おとなしく聞いて、 それから、うーん。と少し考えたりして。 「なるほど?……それで、 先生から何かもらったりした? 言いたくなかったら言わなくてもいいわ」 「だって、わざわざ捨てさせようとするんだもの。 そんなこと、ご褒美がなければやらないでしょう?」 そして、 ごめんね、でも、大人から与えられるものが、 私からもしも与えられるなら。と小さく呟いた。 (-54) 2021/05/31(Mon) 0:10:46 |
スピカは、結局守れていなかったことに苦しんだ。 (c19) 2021/05/31(Mon) 0:11:49 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ「はあ、なるほどね。わかりやすいというか、 なんていうか。 俗に言うところの『裏切者』とかも、 そうやって作ってるのかしらねえ」 やましい意味などと言い出すので、 ちょっと赤くなったりしたが、 それも一瞬。真面目な顔だ。 「確かに、魅力的でしょうね。 こんなことをずっとされてたら、 人は確かにおかしくなる。 やっぱり、責められることじゃないわよ」 さて、この場合本当に先生が悪いのか? 一介のカウンセラーで、 ギムナジウムを握る立場でもない彼が。 そうも思っているが、それは今はどうでもよかった。 「『あちら』側より、『こちら』側を選んでくれた ってことでしょう?それが私にとっての救いだわ」 (-57) 2021/05/31(Mon) 0:48:30 |
スピカは、ルヘナに微笑んだ。 (c21) 2021/05/31(Mon) 0:51:51 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ「……私だって、あなたに選ばれたかったしね」 恥ずかしかったので、小声だ。 ああ、言ってしまった!でも、言いたかったのだ。 「『ここ』にいていいのよ。 もちろん、ルヘナが居たいと思う限りだけどね。 他のみんなもいる。 忘れられた人間でなく、今を生きる人間として、 歩いていけるはず」 ね?と、手をきゅっと握った。 きっと、あなたが迷っても。 スピカの元に来てくれる限りは、 何度だって手を取るだろう。 (-65) 2021/05/31(Mon) 1:42:50 |
【独】 あなたの盾 スピカ「い、言っちゃった」 「でも、ねえ、だって」 「私だって、『いない』ことになって、 平気なわけじゃないのよ。 自分の立場と立ち位置を鑑みて、我慢してるだけ」 「だから、『私』を見てほしいじゃない」 「見てほしい相手に、見てほしいって言うぐらいのわがままは、 許されてもいいじゃない」 (-64) 2021/05/31(Mon) 1:43:49 |
【独】 あなたの盾 スピカ元の生活に戻りたいとは、 思わない。 風紀委員を目指した理由は、 あなたへの憧れがあったから。 他にどうすればわからなかったから。 でも、今は違う。 必要としてくれている。 私は、ここではスピカになれる。 もしも、もしもだ、 何もかもうまくいって、 みんなが元に戻れるようになった時。 彼に必要とされないなら、 このままでもいい。 (-75) 2021/05/31(Mon) 6:35:30 |
【独】 あなたの盾 スピカ「ああ、我儘ね、あなた」 「何を今更」 「でも、見解は一致しているわ」 「そうでしょうね」 「「私は彼を、離したくない」」 (-77) 2021/05/31(Mon) 6:39:49 |
【独】 あなたの盾 スピカ「嫌ね、本当。 弱くて臆病で、一人では生きられない私」 「もっと自分の歩き方に自信を持ちなさい。 みんなの幸せと平穏が自分の幸せだったのでは?」 「ああ」 「人って、拠り所を見つけると依存しちゃうんだなあ」 (-78) 2021/05/31(Mon) 6:43:08 |
スピカは、少し自分を嫌悪した。 (c25) 2021/05/31(Mon) 6:43:44 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ首を振る。なんでもない、の仕草。 全てを置いてもらえなくても、 彼女の表情は変わらなくて。 「………………うん。それでいいのよ。 私は止まり木になれる。 重いものを抱えたあなたを、 休ませることができるはず」 自然と、もう片方の手があなたの頭に伸びた。 男の子は嫌がるかな、なんて一瞬思ったけど。 そんな考えより、体が先に動いた。 「ええ、私もこうすることができて……嬉しいのよ」 (-84) 2021/05/31(Mon) 7:27:14 |
スピカは、ルヘナの頭を撫でた。 (c27) 2021/05/31(Mon) 7:29:42 |
【独】 あなたの盾 スピカ納得は、できなかった。 でも、彼が本当にただの子供なら、 今ここにはいなかっただろう。 もともとありえなかった話だ。 私には、やはり (-85) 2021/05/31(Mon) 7:30:54 |
【秘】 一番星じゃなくても スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ……利用だなんて、とんでもない。 誰だって孤独は耐えられない。 だから、私はあなたを支えたかったの。 あの、『人という字は〜』みたいな話と同じよ。 ……多分。 そうしないと、私もどうすればいいかわからなかったし」 昨日と比べれば随分と進歩だろう。 やはり、自分が受け入れられていると実感できるのは、 嬉しい。 「あなたが救われるのが、私の救いだから。 もちろん、他の人も救いたいけどね」 でも、私にとって一番救いたいのはあなただから。 ともつぶやいた。 (-103) 2021/05/31(Mon) 10:15:49 |
スピカは、これでいいと自分に言い聞かせた。 (c31) 2021/05/31(Mon) 10:16:25 |
スピカは、キノコを食べている。 (c32) 2021/05/31(Mon) 11:36:19 |
スピカは、おいしく食べた。 (c33) 2021/05/31(Mon) 11:38:24 |
【墓】 一番星じゃなくても スピカ中庭にやってきた。 シェルタンは『そうでなくなった』らしいが、 依然としていない者はいる。 まあ、私もそうなのだが。 個々人の事情なんて、わからない。 でも、動かなければ人を救えない。 だから、とりあえず中庭に来た。 昨日はここに人が集まったから。 表の担当がシェルタンならば、 私の担当はこちらだろう。 笛を吹くような風流な真似はできないので、 とりあえず食べられそうな草を物色していた。 (+14) 2021/05/31(Mon) 12:27:57 |
スピカは、みんなを支えられたらそれでいいと思おうとしている。 (c36) 2021/05/31(Mon) 12:29:43 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ。あなたが私の部屋に来て、 手を引いてくれたその時から。 あなたの救いが私の救いにっ……」 背中に回された手に、体が反応する。 予想外だったから。 でも、待っていたものだ。 そして、考える。 自分が報われる方法を。 わたしを一番にしてと言いたい。 あなたを地獄に落とした者よりも、 私の方がうまくやれると言いたい。 でも、それはきっと叶わないから。 「……じゃあ、もっとちゃんと抱きしめて。 …………それでいいから」 耳まで真っ赤にしながら、そう言った。 (-126) 2021/05/31(Mon) 14:25:21 |
スピカは、自分の本音から逃げ出した。 (c42) 2021/05/31(Mon) 14:25:56 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+16 「こんにちは、イクリールさん」 まあ、実際のお目当てはイクリールだった。 スピカから見て、もっともわからない子、 それがイクリール。 「ねえ、私ずっと疑問だったの。 こうなった子って、多かれ少なかれ変わるものじゃない? 私だって、多少は変わってると思う。 だけど、あなたは変わらない」 「他人からの扱いなんて関係ないかのように振る舞うし、 今日もこうして、まるで『いる』ように、ここにいる」 「みんな救いたい、なんていうけど、 あなたに関してはとっかかりも、問題も掴めない」 これは詰問とか、そういう意図はないんだけど、 と前置きして。 「ねえ、あなた、一体何を抱えてるの?」 (+21) 2021/05/31(Mon) 14:48:14 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+22 イクリール 「ああ、確かにイクリールさんの言う通り。 手を施さなくてもいい病気だってある。 それが病気かどうかすらわからない子も。 ただ、大人から見たら異常というだけで、 ここにいる子もいますものね」 自分だってそうだ。 こんなところに押し込められるという点で、 スピカはこの病気が嫌いだったが、 今はもうそうではない。 彼の盾になれるから。 「オーケー。私が間違ってるわね、確かに。 いない子と向き合うのに、 偏見を持っていたらどうしようもないわ」 「……あなたに余裕があるのなら。 イクリールさんも手伝ってくれる? 私に何ができるかなんてわからないけど、 でも、こうやって私たちが日常を過ごすだけで。 人を受け入れられると示すだけで。 助かる子たちがいるはずなのよ」 そう、ルヘナに教えてもらったから。 (+23) 2021/05/31(Mon) 15:51:41 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「え……ちょっ……と、」 離れていくあなたに、困惑し、 顔を見られれば伏せようとして。 でも、きっと全部無駄な努力だったろう。 だって、もう隠せるような気持ちじゃないから。 「ーーぁ」 心臓が跳ね上がる。 目に入る、あなたの『治療』された後も。 抱かれる力も、細い体も。 全てから、あなたを感じる。 「ルヘナ…………」 自分が望んだものが、いま与えられたはずなのに。 少しだけ泣いている自分に、困惑した。 そんな涙に気づかれたくないなと思いながら、 あなたに身を委ねる……。 (-133) 2021/05/31(Mon) 16:13:59 |
スピカは、ルヘナに抱かれている。 (c43) 2021/05/31(Mon) 16:15:06 |
【独】 臆病者 スピカ大絹肌苫屋茸kinoko大絹肌苫屋茸kinoko豹紋黒湿地kinoko黄疣傘茸kinoko虎列剌茸kinoko鱒茸kinoko赤茸kinoko (-137) 2021/05/31(Mon) 17:10:52 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+24 イクリール 「そうね…… 受け入れられなかった子を、 受け入れられればいいんだけど」 スピカは裏切られても許したいと思っていて、 誰にだって隠し事はあるから、それも許したくて、 話したくないことを話さなくても 受け入れたいと思っていた。 止まり木になるべきだと言い聞かせてきたスピカには、 当然の道理だった。 「うん……やっぱり、イクリールさん、年上じゃない?」 精神的に勝てる気がしなかった。勝負するものでもないが。 「ま、毎日増える『いない』人を探すところからですかねえ」 解決すべき問題があろうとなかろうと。 孤独に完全に耐えられる子供は、きっといないだろうから。 (+28) 2021/05/31(Mon) 17:52:10 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ大切だって言ってくれたから。 ここにいると言ってくれたから。 スピカは頑張れる。 と自分に言い聞かせた。 それでも、今だけの権利を手放したくなくて、 背を撫でられるに委ねる。 「……ごめんね、我儘で。 もう、大丈夫だから」 これ以上依存を見せてはいけない。 本命のいるであろう彼を失望させたら、取り返しがつかない。 ぽつりと言葉が漏れた。 (-139) 2021/05/31(Mon) 18:07:26 |
スピカは、スピカを鼓舞した。 (c45) 2021/05/31(Mon) 18:08:07 |
スピカは、スピカを鼓舞した。 (c46) 2021/05/31(Mon) 18:08:16 |
【墓】 乙女座 スピカ>>+29 イクリール 「っあー……駄目ね。全く。 年齢とか、病気とか、 そんなものに囚われる頭は、なかなか直らないわ」 自分の想い人だって、結構な年齢差だというのに。 ――記憶の端にいるイクリールの姿が、 ようやく理解に及ぶ範囲にやってきた気がした。 ああ、なるほど。彼女は私なんかよりも、ずっと…… なんて強くて、立派なんだ。 「あ、それはイクリールさんも知らない感じなのね。 なんとなく、なんでも知ってる感じかと思ったけど」 それじゃあ、一緒に探しましょう、 と微笑んだ。 一人より二人、そこにある意思は、 確かに何かを変えると信じているから。 (+35) 2021/05/31(Mon) 20:05:48 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ「うん……ちょっと、甘える決心がつかなくて」 だが、あなたの言葉を聞いていると、 その思いが揺らぐ。 「俺達……そうね、『二人』なのよね。 私達なら、頑張れるはずだし、 みんなの居場所も作れると思う」 そう言ってもらえる。 それが嬉しいし、あなたに誇らしく思ってもらえるのは、 喜びだった。 そして、もう我慢できそうになかった。 「ねえ、我儘を、思いついたわ。 あなたはどうせ断るだろうけど。 それでいいのよ。本当に我儘なんだから。 これは、辛抱が足りない女の駄々と思ってほしいの」 (-146) 2021/05/31(Mon) 20:36:57 |
スピカは、イクリールの手を握った。未来へ、一歩ずつ進んでいこう。 (c50) 2021/05/31(Mon) 20:37:37 |
【秘】 諦観 スピカ → いたかった ルヘナ「私をあなたの一番星にしてほしい……の」 ああ、ついにやった!でもいいのだ。 これは、例えばこの施設の仕組みを変えられる、と嘯くような。 そういう類のものだ、ただ、自分が我慢できなかっただけ。 「……ほら、我儘も我儘でしょう? だから、言わなかったの。忘れて」 私はさっきので満足しているから、とフォローを入れた。 (-147) 2021/05/31(Mon) 20:40:27 |
スピカは、答えに期待していない。 (c51) 2021/05/31(Mon) 20:41:19 |
【秘】 諦観 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「うん、わかってた、わかってたの。 ……ごめんね、そんなこと言わせて」 自然に笑おうとした。 笑えただろうか?自分では、わからなかった。 だから言ったのに、バカな女。 これで諦めがつく、そのはずだったのに。 (-160) 2021/05/31(Mon) 21:49:59 |
【秘】 諦観 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「何よ、何よ、もう……一番星って…… そういうのじゃないのに…… もう……バカ……」 自分で 星 を夜空に浮かべて、それを仰いで、一番星だなんて。 そんな狡い言葉をかけられたから。 「えぅ……あはは……ほらもう、涙が、ほら、ねぇ」 もう、喜んでいいのか、素直に悲しんでいいのか、 わからなくなって、頭の中がぐしゃぐしゃで、 きっとひどい顔になってると思いながら、 泣き笑いのような表情を浮かべた。 (-163) 2021/05/31(Mon) 21:54:32 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「本当よ……本当にずるい。 そんな、ただ断られただけなら、 私だってすっぱり諦めたのに」 あなたの腕の中で、体を震わせて、 泣き続ける。 「うう〜〜…… こうやって、ぐす、あなたに抱きしめられてるのも苦しいの。 だって、ルヘナが欲しくなっちゃうから……」 堰を切ったように、あなたへの想いを吐露し続ける。 ずっと、叶わないとわかっていて押し込めていた心を、 たった今、吐き出してしまったから、 もう感情を止めることはできなかった。 やがて、紡ぐ言葉も浮かばなくなったころ、 スピカの涙も止まった。 (-175) 2021/05/31(Mon) 22:56:16 |
スピカは、ルヘナの腕の中で泣いている。 (c60) 2021/05/31(Mon) 22:58:30 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナあなたが、相槌だけでいてくれて助かった、と感じた。 これ以上優しい言葉をかけられたら、きっと。 強引にでもあなたを手に入れるために動いてしまうから。 「……うん、ずっと此処にいるわけにもいかないしね。 もともとはあなたを助けるために探してて、 ここにきたわけだし。 なんてざま……ってカンジ」 ハンカチで顔を拭いても、それでも多分ひどい顔だ。 「うん、そうね。もっと美人な私を見たほうがいいと思う。 あ、でもね、その前に一つだけ聞いて」 (-188) 2021/05/31(Mon) 23:37:32 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「私、結構執念深いのよ。 こんなことになっても、人を救いたいと思うぐらいにね。 つまり、あなたを諦めちゃいないってこと。 ああ、でも、あなたを傷つけるつもりは勿論ないわ。 そんなことをしたら意味がないもの」 そういうと、パン、パンと手を叩き、 ま、話はこんなところね、と言った。 そういう態度を取らなければ、 永遠に引き止めてしまいそうだったから。 (-192) 2021/05/31(Mon) 23:41:06 |
スピカは、決心をしたようだ。 (c63) 2021/05/31(Mon) 23:42:00 |
『一番星』 スピカは、メモを貼った。 (c64) 2021/05/31(Mon) 23:42:39 |
スピカは、ルヘナを笑顔で見送った。 (c66) 2021/06/01(Tue) 0:13:53 |
スピカは、誰もいない図書室で、もう一度泣いた。 (c68) 2021/06/01(Tue) 0:15:25 |
【独】 『一番星』 スピカ「ばか。ばか。ばか。ばか。ばか。 なんてことをしたの。 なんてことを言ってるの。 叶わないってわかってるのに! 一時の感情で! そうやって言いたいことを言っちゃ駄目なの!」 (-196) 2021/06/01(Tue) 0:18:23 |
【独】 『一番星』 スピカ「ううっ……うう〜〜〜〜〜〜…… 叶わない夢って理解してても。 私の初恋は叶わないって理解してても。 諦められないの。諦められないじゃない。 うう〜〜〜〜〜………… ルヘナぁ……好きなの……好きよ……」 彼を思うと、心が暖かくなるのがわかる。 体も、熱くなるような。 (-197) 2021/06/01(Tue) 0:22:23 |
【独】 『一番星』 スピカ自らの体に、そんなことを思いながら触れようとして。 「っ……」 もう、何やってるの? 最低よ。 本当に最低。 みっともないったらありゃしない。 惨めになるだけなんだから、やめなさい。 (-198) 2021/06/01(Tue) 0:24:58 |
【独】 『一番星』 スピカ「大丈夫よ。 私は諦めないって言ったじゃない。 ルヘナ。私は諦めないんだから。 たまには私だって欲しい物に向かって走り続けるのよ」 (-199) 2021/06/01(Tue) 0:25:36 |
スピカは、図書室から立ち去った。 (c70) 2021/06/01(Tue) 0:25:48 |
【独】 『一番星』 スピカ乳粟茸kinoko 蛇茸擬kinoko 毒紅茸kinoko 栗色唐傘茸kinoko 豹紋黒湿地kinoko 姫網代傘kinoko キノコの読み方わからんのやよね (-209) 2021/06/01(Tue) 0:44:38 |
スピカは、くしゃみをした。 (c77) 2021/06/01(Tue) 8:43:10 |
【墓】 『一番星』 スピカ森の近くを歩く。 「あ、看板残ってる、よかった」 わざわざ、口に出して言う。 それは彼女が考えた決まり事の一つーー口に出すこと。 そこにいる、と主張するために。 ほとんど日にちは立っていないのに、 色々あったなあと思い返す。 突然大人に呼び出されて、 殴られて、他にも色々されて。 恋をして、失恋して。 「あっ……まずいまずい」 意中の相手のことを考えてたら泣きそうになったので、 慌てて思考を切り替えた。 「いない人に目を向けようとする人も増えたもんね」 こっそりと『見る』、それでもいいのだ。 それは確実な一歩だから。 しばらく、森の近くを散策しているだろう。 (+51) 2021/06/01(Tue) 11:04:19 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール「イクリールさん……」 首を振った。 「てんで駄目ね。 そもそも森を探すのにも無理はあるんだけど」 でも、私たち以外は、こんなところに目を向けない。 とも続けた。 「……なるほど、あの三人が…ね」 困ったな、という顔をした。 メレフとはたいした親交がないし、 カストルとポルクスに関しては親交があっても、 理解するのは難しい。 つまり、行くあてが思いつかない。 「……それは?」 自然と、手紙に目が行き、尋ねた。 (-316) 2021/06/01(Tue) 15:08:11 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール「シトゥラから?」 予想しない相手というか、 そもそも考慮していない相手だった。 イクリールともスピカとも『場所』が違う人間からの、手紙? それも、今更。 「まあ、読まない理由もないけど」 ブラキウムが我々に働きかけてきたように、 シトゥラにも何か思惑があるのだろう。 などと考えを巡らせながら、手紙を受け取った。 (-321) 2021/06/01(Tue) 15:32:10 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール「うん、イクリールさんは特に気をつけてね。 お忍びなんだし」 微笑みを返しながら、あなたを見送る。 それから、さて、……と手紙に手をつけた。 /* 某彼のことも全面的に許す私が学級裁判を起こすかどうか、乞うご期待! (-330) 2021/06/01(Tue) 16:04:53 |
スピカは、手紙を読んだ。嫌な予感がした。 (c82) 2021/06/01(Tue) 18:03:12 |
スピカは、ブラキウムの行く末を案じた。 (c84) 2021/06/01(Tue) 19:02:24 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 徒然 シトゥラ「シトゥラさん……」 ――ああ、きっと。 シトゥラも何かよくないことに見舞われるのだろう。 しかし、このことについて問い詰めることはできないはずだ。 『いい子』でありたいシトゥラにそれをやるのは、 本意ではないだろうから。 「体に気をつけるのはあなたじゃないの……」 自分は平気なのだ。 シトゥラは私の体が丈夫なことも知らないだろうけど。 自分はやっぱり無力だ。 結局、救いたい、などと言っても、 みんな手から溢れていく。 手紙を読み終わったあとも、暫く立ち尽くしていた。 /* わ〜いわからない名前です! こちらこそちょろっと絡んだだけなのに こんなに真心込めてお手紙くれて嬉しいです!! (-375) 2021/06/01(Tue) 19:26:42 |
スピカは、二通目の手紙を読んだ。誰も救えない、と思った。 (c86) 2021/06/01(Tue) 19:30:25 |
【独】 『一番星』 スピカ心が折れそうだ。 意中の人と結ばれることはできず、 『いなくなった』子は見つけられず、 そして、まだ『いる』子のやることも止められない。 一番星は、沈みつつある。 (-379) 2021/06/01(Tue) 19:42:11 |
【独】 『一番星』 スピカ「違う、違うの。 弱音を吐いても仕方ないの。 私は風紀委員でありたいんだから。 一番星にもなりたい。 彼が望んだことだから。 だから、私は頑張らなきゃいけないの。 膝を折っている場合じゃないの。 頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、 (-380) 2021/06/01(Tue) 19:45:27 |
【独】 『一番星』 スピカ実感がない。 大事な人に、自分がいてよかったと教えられても。 大事な人の一番星にはなれない。 隣にいてくれない。 救えているという実感がほしい。 教えてほしい。 私は役に立ってるの? 役に立ってたの? ルヘナ。カストル。ポルクス。メレフ。イクリール。ルヘナ。シェルタン。ルヘナ。ルヘナ。 (-381) 2021/06/01(Tue) 19:50:03 |
スピカは、心にヒビが入っていくのを感じている。 (c87) 2021/06/01(Tue) 19:52:56 |
【独】 『一番星』 スピカ一度ヒビが入った心が戻るのかはわからない。 戻らないのかもしれない。 誰かに直してもらえるかもわからない。 でも、今は何も考えずに休みたかった。 (-386) 2021/06/01(Tue) 19:54:12 |
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