人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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【人】 中隊長 アーサー



 [ついでに大隊長殿にでも
  
  
  いいや、旅団長殿にでも挨拶に行っておこうか。
  手土産が無いな。ならば、
  
  参謀室の方にでも………



      と、
      思い出して、
      先程受け取った封書を取り出した。
          
      周囲に人が居ない事など把握済みで、
         人目も憚らず三つ折りの紙を
               取り出し広げる。]

 
(102) 2021/04/15(Thu) 23:20:07

【人】 中隊長 アーサー



 [概ね予想通りの文面が認められた
  それにふ、と一笑すれば、

  悩ませていた歩先を定め、
  王宮の或る一区画へと向かい始めた。



  ――――

      数刻の用事を済ませたならば
      昼餉を求め、気に入りの店の方面へと]*

 
(103) 2021/04/15(Thu) 23:20:42

【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ


――――


    剣ばかり揮う様な奴だろう、と
    思っていたが。
    
    お前も本を読むんだな。


 [それはいつかの昼下がり。
  酷暑の過ぎた頃、些か昼間でも
  外で過ごしやすくなってきた頃の噺。

  大河の裾、川縁に揺れる緑葉樹の下、
  普段は敵に向けるであろう真剣な眼差しを
  その手に収まる程の小さな本に注ぐ青年に向けて。

           赤眼の青年は不意打ち気味に
           背後の方から声を掛けていた。]*

 
(-59) 2021/04/16(Fri) 0:00:25

【秘】 傭兵団長 ダイゴ → 中隊長 アーサー

――――

 [太陽の下は好きだった。
 腹を空かせる度、訓練後泥の様に眠ってしまう度、
 空の色が血塗られているように見える度。
 自分はまだ、光のある場所に立てるのだと自覚してしまうから。]


.
(-66) 2021/04/16(Fri) 5:59:49

【秘】 傭兵団長 ダイゴ → 中隊長 アーサー

[この国では珍しいメタセコイア並木が少し色づき始めた頃。
揺れる葉音が心地いいと感じていたせいで、
不意に掛けられた声に、らしくなく肩を跳ねさせた。]

  は… …あ、アーサー、殿。
  ご無沙汰、している。
 
[顔を合わせたのは数か月前の迎撃戦の時だったか。
意識して顔を合わせた事もなかったが、彼の特徴的な深紅の瞳と円やかな笑みは自分の中である種の強い記憶に留まっていた。
数少なく、『顔を覚えている輩』だ。

本を閉じ座っていた身体を絶たせ、肩についていた木の葉を手で払い背筋を伸ばし敬礼する。現在は休みのため金糸雀の外套も身に纏っておらず、挙句後ろに流し固めている髪も少し崩れているかもしれない。]


[手に持っていた本を指摘されれば、ああ、と言葉を詰まらせる。
少し迷った時、首筋を掻くのは癖のようなものだった。

小さな文庫本は、この国の言葉で『レイジー・ファミリー』と表題を示している。面倒くさがりのスパイ一家がカジノや銀行で潜入、乱闘を起こすような派手な物語で、冒険小説というにはいささか尖っている作品である。]

 ……初めは。勉学の一環だった。
 知らない言語や世界を知るのが、楽しくてな。

[事実、その本自体がもともとアーサーの国の作品であるが、有名なものが翻訳されているものだと推測できるだろう。尋ねられれば、東の国の有名どころはだいたい網羅してしまっているのだとも告げる。]
(-67) 2021/04/16(Fri) 6:00:08

【秘】 傭兵団長 ダイゴ → 中隊長 アーサー

 自分が自分で無くても、"彼ら"のようにはならない。
 物語に自分を重ねたり、ずらしたりする事が、
 いつだったか面白いと感じるようになった。

 同時に、今自分が戦いに身を投じれる事が、
 自分にしか出来ないとも自覚できるからな…。………。

[そういって、手の中の本を撫ぜ、
普段の強張っている表情を蕩けさせる。

自分の人生が、別に誰に描かれるわけでもない『ノンフィクション』であると思い込めるだけで、どんな空虚を強いられる戦いがあっても、乗り越えることができた。

間違いではないと、感じることができた。
戦地で身体に釘を刺すことが、できた。

   ――アーサー殿の国ではどんな本が存在する?

 今読んでいるものが彼の出身国のものだとも知らず、

  普段より融和な眼差しで問いかけた、その応えは―――]**
(-68) 2021/04/16(Fri) 6:01:16

【独】 中隊長 アーサー

/*

ウィリアム・ブレイク
 
(-71) 2021/04/16(Fri) 12:35:24

【独】 中隊長 アーサー

/*

Sなのでいじめようとしてしまった、だめ。
 
(-85) 2021/04/16(Fri) 22:26:11

【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ



 [そこまで驚かせるつもりも無かったが
  想定よりも跳ねる肩に目を開いて。
  けれど次にはいつもの笑みを湛えて
  遅ればせながらの挨拶を青年へと向けた。

  思わぬ来訪に返すぎこちない挨拶と
  続く気心の知り切れていない硬さの残る口調には
  楽しそうに口許を緩ませて。

  その不遜を隠さずながらもしかし、
  青年の話を深く聞き入り遂げた。


    かの洞窟での一件で
    一切緊張を緩めなかった青年が
    ふ、と表情を蕩かす様は仄か面白く。
    また人間としての奥深さを感じられるな、
    等と外れた事を過らせながらも
    問われた言葉に記憶を
    巡らせて。

      左に目線だけ泳がせ口許に親指を添え、
                 そうだな、と]

 
(-90) 2021/04/16(Fri) 23:07:10

【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ



  Life’s but a walking shadow, a poor player
  that struts and frets his hour upon the stage,
  and then is heard no more.

           It is a tale told by an idiot,
              full of sound and fury,
                signifying nothing.


 
(-91) 2021/04/16(Fri) 23:08:41

【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ



    こういう歌謳う様な物語が存在しているかな。
    他にも流麗な叙情詩や子が口遊み楽しむ様な
    物語だけでなく、韻すらも楽しむ
    物語が残されている。

    他にも戦記物や冒険譚等もあるが、
    何処か皮肉交じりの結末が多い特徴がある。

      幸福を纏っていた筈の像が
      最後には丸裸になり
      哀れに朽ちていく物語や

        やっとの思いで最終盤まで
        辿り着き女王になった少女が、
        実は誰かの夢の中だけの
        存在であった、などと

 
(-92) 2021/04/16(Fri) 23:09:53

【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ




    楽しめるかは読み人次第だろうが
    入り込めばそれなりに面白い物語が多かったな。


 [ある物語の一節を一つ暗唱し、
  続けて覚えている限りの国の本の内容を
  頭の中で並べ特徴を一纏めに捉えてはそう伝えた。
  
並べられた内容は些か童謡ばかりだったが
  幼年期を過ぎた後に読まされた本は専ら
  物語等と柔らかい著作では無かった為で



  聞き慣れないだろう言語の音に驚いただろうか。
  説いた言葉の何かの単語に反応しただろうか。

  興味を惹かれた素振りの一つでも
  見留めれば円やかに笑み、]


    何か持って来てやろうか?


 [なんて提案したかもしれない。]*

 
(-93) 2021/04/16(Fri) 23:11:54

【人】 中隊長 アーサー



 [陽によって煌めく大河。
  数多くの星が手も届きそうな間近で犇めき動いている。
  そんな事を誰かが言っていたかもしれないな、と
  時折跳ねるその潺を眺め歩いていた。]

 
(183) 2021/04/17(Sat) 5:57:18

【人】 中隊長 アーサー



 [目的地はこの川沿いの、
  市場との境から然程離れない場所にあった。>>103
  其処まで広くないながらも客足の絶えない、
  質が良く種類が多く揃う酒と食事の美味い店。

  最近見付けたばかりだが中々に気に入っていて。
  王宮や自身の居住区からはやや離れているが、
  こうしてふとした外出があれば
  繫く其方へと足を運ばせていたのだった。



    一つ、
    日照りの道に乾いた風が吹き抜けて。

    前方へと目を凝らせば。]



    ―― ああ。

 
(184) 2021/04/17(Sat) 5:57:36

【人】 中隊長 アーサー



    相変わらずの仏頂面だな。
    そんな顔では民衆を怖がらせてしまうぞ?


 [目の前から歩いて来た
  金糸雀色の軍服に向けそう投げかける。
  此方に気付いていたか、気付いていなければ
  声を掛け顔を上げた際にでも
  笑んでみせて ]


    暫く振りだな、ダイゴ。
    良くやっているか?


 [そう挨拶を重ねるだろう。

  
薄らと、いつもより
  憂いて見えるのには気が付きながら。
]**

 
(185) 2021/04/17(Sat) 5:59:24

【人】 中隊長 アーサー



           ―― Qh1# ――
  
華やかなる戦の女王に穏便と言う言葉は似合わずとして


              **
 
(186) 2021/04/17(Sat) 6:02:38

【独】 中隊長 アーサー

/*

間違えてしまった。
あとなんか入力が ?
 
(-104) 2021/04/17(Sat) 6:03:16
中隊長 アーサーは、メモを貼った。
(a23) 2021/04/17(Sat) 6:15:22

【独】 中隊長 アーサー

 

        ―― Sicilian Defence ――
        
定跡ほど強いモノは無く


 
(-105) 2021/04/17(Sat) 6:48:07

【独】 中隊長 アーサー

>>103

             ❖

         元老院解体の兆候
    しかし最早機能していない為大事に非ず
    問題はその後設立される崇拝機関なる物
        怪しい男達の一団入城し
       王宮の一画を牛耳る、邪魔

      第2、第4皇子の停戦期間目算
       郊外に皇族の入場有との噂
         諸外国との交流頻度
            ……
             ‥

          我が宮尋ねよ

             ❖
 
(-106) 2021/04/17(Sat) 6:48:31

【独】 中隊長 アーサー



 [参謀室の一画、
  入り浸り馴染んでしまったその観葉植物の傍らは
  同じく馴染んでしまった強面の彼女の
  特等席のすぐ傍であった。]


    やっと来たか
    手紙を渡して何日経ったと思っている。


 [不機嫌さを隠さないその様子は相変わらずで、
  だからこそその扱いには
互いに
慣れていて。]


    一日も経っていないだろう?

    最新だと思われる手紙の情報は
    本日此方に来てから尋ね聞いた
    使用人からの話と概ね内容が一致している。

    ………逆に真新しいものが無いようだが?
    仕事をサボっていたのか、

    ニルレム。

 
(-107) 2021/04/17(Sat) 6:50:32

【独】 中隊長 アーサー



 [なんて返すのだった。
  目の前の女史に言い終われば否や
  彼女のその翠眼はきつく此方を睨みつけて来て。

  …が、次には薄く口元を緩ませて。
  本の隙間から一枚の封書を取り出しては
  ひらひらと眼前で扇ぎ始めた。
  
  新しい情報だろうか、と此方が口を開く前に
  彼女の薄い唇は閃いて。]


    第※皇子が動くぞ。
    □番目より早かったが、
    準備の形跡は認められていたからな、
    さして不思議ではない。


 [そう自慢げに情報を語り尽くした。]

 
(-108) 2021/04/17(Sat) 6:51:30

【独】 中隊長 アーサー



    ………封書で伝えなくて良いのか?
       そんな情報。


 [思わず表情を失くし
  更には肩を竦め乍らそう訊ねる。
  この参謀室には決して人数は少なく無く、
  いくら彼女の特等席である参謀室の隅の
  この席であろうと、三メートルも離れない
  別席には人が座っているのだが。
  
  しかし彼女はそんな事など
  まるで意にも介さないように言葉を続けて、]


    コッチに書いてあるのは別の情報だからな。
    それに、今伝えた事が真実とは
    限らないだろう?


 [などといけしゃあしゃあと言い退けて。]

 
(-109) 2021/04/17(Sat) 6:52:35

【独】 中隊長 アーサー



 [相変わらず奇天烈な女だな。
  そう、いつも通りの感想を抱いてしまったのだった。



  そうしてまた追加で嘘か実か分からない情報を
  2、3、……10と言い終わらせれば、
  彼女は扇いでいた封書を此方へと
  差し出した。]

 
(-110) 2021/04/17(Sat) 6:53:23

【独】 中隊長 アーサー



    次は誰の椅子を狙っているのか知らないけれど
    精々無様な棋譜を書くなよ?

    アーサー・ルイス


 [受け取る前に封書は飛び、
  くるりと宙を舞っては独りでに
  此方の懐へと入り込んでくる。
  
  手紙の後を追っていた視線を元に戻せば
  先程まで五月雨の様に語り続けていた彼女は
  席に座り直しており。
  此方の存在など忘れたかの様に
  執務へと戻っていたのであった。


  本当に、相変わらず。
  つくづく、と
  呆れた様に一笑しては。
  
  仕方なしにと此方も
  参謀室の外の静かな廊下へと歩いていくのであった。]

 
(-111) 2021/04/17(Sat) 6:54:46

【独】 中隊長 アーサー


 
 [彼女は相棒≠ナあった。

  貴重な情報源、と云うには
  互いに利用され過ぎており関係を表すに欠けていて。
  なので相棒≠ニ呼んでいるのだが。

  先にはサボっているだの
  奇天烈だのと揶揄した相手だが
  持ってくる情報は質も速度も確かな物で。

  第二、第四皇子の共謀の報せや
  王族近衛騎士団の再編成という名の
  各皇子への騎士分配とその内約全体図の報せなど、
  その有益な情報を何度も利用させて貰っては、
  その度礼にと此方も彼女の私用に付き合い
  護衛や闇討ちをと手伝っていて、と。


  そんな間柄の彼女から得られた情報は今回もまた、
  中々に有意義なものであった。


    人気の無い通路で先程の封書を
       一通り見終わればふ、と
             笑いやって ]

 
(-112) 2021/04/17(Sat) 6:55:51

【独】 中隊長 アーサー



    
では次は、第十■皇子を動かすか。


 
(-114) 2021/04/17(Sat) 7:08:17

【独】 中隊長 アーサー



 [そう、愉しそうに独り言ちた。


  この国の近状はどうにも面白い。
  たかが一人の死によって此処まで混乱するとは。
  …数多くの皇子を創っていた時点で
  今までが平和過ぎた、とも
  言えなくは無いのだが。

  そんな情勢だからこそ
  こうした悪徳は嬉々とし駒を躍らせるのであって。


   昇格の棋譜≠ェまた一つ仕上がるな
  

    嫌な笑いを浮かべながら、今度は口にはせずに
           そう己が目論見を言葉にしては
                   更に愉しんで。]

 
(-115) 2021/04/17(Sat) 7:12:47

【独】 中隊長 アーサー




 [さて、と
  用事を終えた足は
  次の目的へと進み出したのだった。

  足取りは何処か軽やかに。


          
いつもとなった食事処。

       
市場の端、川沿いの方角へと。


 
(-116) 2021/04/17(Sat) 7:15:07

【独】 中隊長 アーサー



           ―― Qh2# ――
      
味方に囲まれる事こそ敗因成りて


              **
 
(-117) 2021/04/17(Sat) 7:17:27

【独】 中隊長 アーサー

/*

長い
此れをまた進めるかはリアルとの兼ね合い見て。

…無理だろうなあ。
こういう奴ですよってキャラ設定です。
 
(-118) 2021/04/17(Sat) 7:27:20
 




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