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【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光有難う御座います、利光さん。 …もし一人で迷う事があるならば、その時は。 [結局、私はその後も何度も迷い続ける。 この旅館に三度も足を運んでいるのがその証拠。 この後何人と肌を重ねることになるのか。 いまは、それは知らないことだけれど。 彼の負担にならないのならば願おうと思う。 母を抱いた、ふしだらで男になりきれぬ女だ。 女だからこそ、女でありたくて。 彼に抱かれたいと、笑みを浮かべて哀願する。 ……男にも女にもなりきれぬままでは嫌だと。 きちんと、女の形にしてほしいと。] (-49) 2020/08/14(Fri) 21:07:07 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光え、……きゃうっ!? んあっ、や、そんなところまで….あっ、アアっ!!! [脚の合間に顔を埋められ、 既に潤っていたそこに濡れた舌先が触れて 驚きの声を上げてしまう。 花芯を弄ばれれば敏感なそこのこと、 背を弓形に反らして敷布を握りしめ皺を刻んでしまう。 まだ薄皮に守られていたそこは直ぐにふっくらと熟れて グニグニと弄ばれればたまらず膝頭を寄せて 太腿で彼のことを挟み込んでしまっただろう。 ぬる、と。舌先がひだの奥へと入り込む感覚に 白い首筋をそらして、ふる、と。 そんな場所まで自分が舐められている事が どうにも背徳的で、申し訳なくて。] (-50) 2020/08/14(Fri) 21:07:38 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光は、ぁ、………んんんんっ!!! [暴力的とも思える快楽の前に屈して。 彼の髪を乱してしまうように両手を頭に添える。 けれど指先に力も入らず、ただただ喘いでは 物欲しげにひくひくと花弁を震わせてしまっていた。 とろり、とろり、溢れてくる愛蜜。 普段なら感じない場所に感じる吐息、熱、そして。] 利、光、さ………あああっ!! [いやいや、と。涙をほろほろこぼしながら 駄々を捏ねるように首を左右に振ったのは 今はこのまま果てたくなかったから。 女の形にして欲しかったから。 けれど、意図伝わらずそのまま続けられたなら 一度気をやり甘く高い声を響かせてしまうだろう。 もし止めてくれたなら、荒く呼吸をしながらも 彼の熱をせがんで、また手を伸ばし その熱を育てるために撫でさするはず。]* (-51) 2020/08/14(Fri) 21:08:06 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 此処に存在する耳が己の名を呼ぶ声を 確かに拾います。 貴方が良い、と言うてくれる言葉も共に聞けば、 何故だか無性に込み上げてくる熱いものを 堪えるのに大層難儀しました。 背負うて良いのかと問えばこぼれ落ちそうな程 その目を見開いて、彼女の眼からは透明な滴が ほろりと流れました。 やはり恐ろしいのか、とちらりと過ぎりましたが 反して、女の形にして欲しい、 そう笑みを浮かべて懇願する彼女を見れば 己がかける言葉はひとつしかありませんでした。 ] …あいわかった。 もう、問わぬ。 止めよと言うても止まらぬかも知れぬぞ。 背負うて良いのだな。 あぁ、ならばそれ以上目方は増やさんで 居てくれると有り難い。 [ そうにやりと微笑って、秘所への悪戯を 続けることに致しました。 ] (-66) 2020/08/15(Sat) 0:47:48 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 上等な布団の豪華な部屋に到底似つかわしくない はしたない水音を立てながら溢れ出る甘露を啜ります。 膣を舌でぐぐと押し広げつつ、 時折陰核を舌先でつついて、 またじゅうと吸い上げていれば響く 彼女の嬌声が心地良く。 彼女の腿が己の頭を挟み込めばふと笑って その腿にまた手をやり少し力を込めて 再びぐいと開かせてしまいましょう。 愛撫を続けていれば溢れ出す透明な蜜に ついつい夢中になってしまいます。 己の頭に添えられた彼女の手には力がこもり、 ざんばらになったままの髪をさらに乱してゆく 様子には此方の息も荒くなり。 ふと、いやいやと首を振りながら涙を流す 彼女に目をやって、あぁ達しそうなのだと 気づけば少し悩みながらも動きを止めました。 初めての女子にあまりに強い刺激は 辛いのやも知れぬと思うたからです。 ] (-69) 2020/08/15(Sat) 0:50:54 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ すると彼女は荒い呼吸で胸を上下させながら、 己の屹立に手を伸ばし触れました。 先程から、もう既に痛い程に張り詰めた茎は、 撫でられれば鈴口から透明の涎を 垂らしてしまう位に熱く滾り。 ] ……ぅ…グッ………っあ……はぁ…… [ 情け無くも噛み締めた唇から 容易く声が漏れてしまいます。 さすがにこのまま果ててしまうなどすれば 切腹ものの恥ですから、ぐっと身体を 引いてしまいました。 照れ隠しになりますがその手を屹立から剥がすように 握っては、己の汁で濡れた彼女の指を一本ずつ 咥えて舐め上げました。 そうして今度は秘裂に指を少しずつ 沈めていくことにしたのです。 張子を咥えていた入り口はさほどではないにしても 絡みつく肉の感触はやはり狭くて きついものですからついつい眉間に皺が 寄りました。 ] (-70) 2020/08/15(Sat) 0:55:45 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 彼女の表情を伺い見ては、痛みがあるようなら 進行を止めましょう。 そうでもないようならまた進めて、 時折中を広げるように指をぐにと動かして、 ゆっくりと割り拓いていきます。 挿入する指は、一本から二本へ。 逃げられぬよう腰をぐっと抑えながら 狭い膣内を押し広げる指は慎重に、 そして多少強引に中を探っていくのです。 痛みの訴えはあるのだろうかとふと思えば 眉根が寄ります。 幽霊とて男ですから、苦痛に泣きが入ったとて、 今更止められはしないのですけれども。 身体中のあちこちにに口付けを散らしながら もし痛みだけではない反応が見られたりしたのならば にやりと口角を上げて、そこばかりを執拗に刺激して 反応を楽しんだりしたかも知れませぬ。 ]** (-71) 2020/08/15(Sat) 0:58:10 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光っは、はあっ、は……ん、くっ……。 [いやいや、と私が頭を振ったから。 止めてくれて分、達する直前で終わった私は 燻る熱に呼吸を乱し、胸郭を大きく上下させながら 呼吸と喉を整えようと唾を飲み込んだ。 けれど、そうしながら手を伸ばした先。 彼の熱を育てるのを手伝おうとしたものの 呻いて、体を引いたように思えて。 いけない事をしてしまったかと強張った指先を 舐めて、咥えられて。 今度はひくりと、そのこそばゆさに指先が震えた。] い、嫌じゃ……なかった……? [時折、こうして言葉が崩れてしまうのは 一枚一枚、花弁が伸びやかに開いていく様のように 丁寧に丁寧に触れられているからだろう。 私自身の凍り付いた劣等感を緩やかに溶かし なんでもない素直な私にしてくれるから。 男も女も関係なく。 ただ一人の"ちあき"にしてくれる気がしたから。] (-79) 2020/08/15(Sat) 10:27:47 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あゥ……ッ! [花弁の奥にある蜜口。 ぬるぬると熱く潤んではいるものの、 むりに開かれた奥側はまだ硬く強く縮んだまま。 先に女性の喜びを知っても、其処は矢張り未通の地。 処女地を指で押されれば侵入を阻むようにきゅんと窄まり つぷ……、と浅く、指が入ってくる感覚に。] ん、く………ッ。 [耐え切れないほどの痛みじゃなかった。 けれど、求めているのに恐怖を感じる矛盾に 痛みを訴えてしまいそうになる。 その癖進行を止められれば、やめないで、と 彼に懇願して続けて貰うのだから矢張り矛盾だ。 彼の指は自分の指より 節くれていて決して細くはない。 指の関節部分で濡れた入り口を擦られれば その違和感すら溶けて消える。 溶けて消えてしまうほど、満たされて。] (-80) 2020/08/15(Sat) 10:28:15 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あンッ、ふぅう……ッ! [もう20代の半ばを越えようとしていながら 未だ未踏の地を抱える身。 彼の指を受け入れ吸い付く媚肉は 辿々しいながらも蠢いて彼を離さない。 体の内側、肉壁の腹側をこりゅ、と 彼の指の関節が優しく抉ると声が漏れた。 身体中に寄せられる柔い唇が、 まるで愛してもらえているのだと夢を見させる。 いや、今こうしていることの 何処からが現実で、どこからか夢なのか。] (-81) 2020/08/15(Sat) 10:28:38 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光ひ………っ、ん、はぁぁぁ……っ! [唇が、普段は隠れた耳元に触れた時。 耳朶を食まれながら指が埋められた時。 思わず顔を背けるようにしながら、もっとと強請るように 彼の指先にちゅくりと媚肉が吸い付いた。 彼がそれに気づいて何度も同じことを繰り返すなら 私は身悶えるしかなく、甘く甘く甘く鳴いて。] ひ、ぁ、……ん、んんんん! [ぽろ、とまた涙をこぼしながら びくびくっ、と一際大きく、下腹を波打たせると同時 躰の中にえも言われぬ痺れが走り抜けた。 がくん、がくん、と。 彼に触れられていることも忘れて、 一度、二度、腰を突き上げてしまう。 トロトロと女の部分から透明な蜜を漏らしながら ひく、とまた喉を震わせた。] (-82) 2020/08/15(Sat) 10:29:06 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光利光、さ、……あ、ァ、……っ、 [縋りたい。しがみ付きたい。 抱きしめてもらいたい。 そんな欲求を言葉にできないまま 震える指先を彼に伸ばした。 幽体のはずの彼にしがみつけたのか。 それを許してもらえたのか。 涙をはらはら、こぼしながら 私はいま確かに、あなたを求めてた。]** (-83) 2020/08/15(Sat) 10:29:31 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋嫌であるはずがない… ちあきに触れられて達しそうだったのだ。 女にしてやると偉そうなことを誓っておいて、 役目も果たさずに先に果てたりしたなら 恥が過ぎて腹を切らねばならぬ。 [ わざと戯けた調子で目玉をくるりと回し そう言いました。 彼女が表情を緩めてくれたのなら 此方もくつくつと笑って。 大きな痛みの訴えはないように思いましたが、 時折その表情が何かを乞うように動くのを 目にすればやはり気遣って指の動きを止めました。 しかし止めれば止めたで、やめないで、と 懇願する様には思わずふわり笑みが溢れ、 会うたばかりの此の健気で強く美しい女子に やはり疑いようのない愛しさを憶えてしまうのです。] (-157) 2020/08/16(Sun) 11:44:02 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 髪に隠れた耳に唇を這わせながら 襞に指を沿わせていた時、 背けるようにした顔とは裏腹に、 その熱い媚肉が噛み付くように 己の指を締め付けました。 ] 此処が、好いのか…? [ 同じ所を繰り返し弄って反応を確かめて。 甘く鳴く声は己の身体をも溶かしてしまうよう。 ] ちあき… 好いのなら、そう言うて教えてくれ。 [ わざと吐息混じりの声で耳元に囁けば 意地悪く聞こえたでしょうか。 彼女は応えてくれたでしょうか、 どちらにしてもその姿は己をどんどんと滾らせて、 休むことなく攻め続けますと、 びくり、とその身体が大きく震え、 涙がまた伝うのが見えました。 ] (-158) 2020/08/16(Sun) 11:45:53 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 一度、二度と腰が打ちつけられるよう 彼女が跳ねれば肉壺から溢れた透明な愛蜜が どろりと卑猥に纏わり付きます。 そっと指を抜いてみればてらてらと艶かしく 濡れて居て、それをわざと見せつけるように してからぱくりと咥えてしまいました。 此方にその指先が伸ばされます。 小刻みに震えるそれをもう躊躇う事なく絡め取り、 己の身体に触れられるよう導きました。 此処まで目合っていて尚、一体彼女には 己がどのように見えているのか、 生身の人間のようにしかと縋ることが出来るのか、 今ひとつはっきりとはわからぬままでしたが、 それでもその身体の温もりを密に触れて 感じたいと願ってそのまま力を込めて 抱き寄せたのです。 呼ばれる名前がじんじんと響きます。 額から顎を伝い滴る汗が彼女の身体にぽたりと落ち、 自らの身体を起こして、少し躊躇いましたが すぐに無造作に着物を脱ぎ捨てました。 刀傷が見えるでしょうか、 恐ろしがられないと良いのですが。 ] (-159) 2020/08/16(Sun) 11:47:56 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋ちあき。 …挿れても良いか…? [ 無粋であるかもしれませんがそう尋ねて、 はたと気付きます。 まさか子を成すことなどありはしないでしょうが、 このままで良いのか。 茎袋というものを生前に聞いたことはありましたが、 実際に被せたことはないのです。 困ったように眉尻を下げて、尋ねてみるでしょうか。 そのままで良いと言うてくれるのなら また身体を重ねて、痛い程に張り詰めた男根を 彼女の秘裂へあてがいましょう。 そういえば下生えは触れていましたか、 あまりに夢中で気にも止めませんでしたが。 子が出来ぬようにして欲しいと望まれれば、 見様見真似でなんとか現代の茎袋を 被せてみるでしょう。 滑稽な様子に耐えきれず笑いなど起これば 拗ねたように唇を尖らせて、 初めてなのだから仕方がないだろう、などと 言うては此方も耐えきれず、 吹き出したりしたかも知れません。 ]* (-161) 2020/08/16(Sun) 11:50:00 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光[自分が触れたのが嫌だったのではないと知ったなら 不安が少し溶けて笑みが溢れる。 頬を緩めて、口角がほんのりと上がった。 けれどそんなやりとりも、 ふれあいの合間の束の間のこと。 深く深く触られていけばそんな余裕はなくなっていく。 甘く啼いて、体を震わせ、 身体の奥底から蕩かせられてしまうから。] き、聞かないで、ください……ひ、ァッ、 はず、はずか、し………ンンっ! [意地悪な問いかけに、私は素直に答えることが出来ない。 何故だろう、よければ良いと答えれば良いはずなのに それを直接伝えることが恥ずかしくて。 伝えきれないまま身体を震わせていた。 大きな震えの後もひく、ひく、と余韻が止まらなくて そうしている間に引き抜かれてしまった指に 寂しげに花弁が震えながらまた蜜を溢す。 はあ、と大きく息をつきながら彼を見たら。] (-164) 2020/08/16(Sun) 12:32:35 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あ、なっ………!? そんなの、やだ……、いじ、わる、、、 [見せつけるように自分から溢れた蜜を舐められて 目を瞠った後にじわりと涙が滲んでしまう。 自分も経験があるそんなこと。 それは逆の立場でだったけれども。 嗚呼こんなに恥ずかしいことだったのだと。 けれども、きゅうと締め付けられるような気持ちは 恥ずかしいからか、それともそこまでしてくれるからか その時の私には判別しかねて。 それよりも、そんな風に意地悪く感じても。 来て欲しい、と願ってしまった。 そんな事よりわたしのすぐそばに来て。 …あなたの唯一ではないんだとは思っても。] [彼の体に触れられることに安堵していた。 少しひんやりはしているけれど それでも確かにそこに居る。 ……と、伸ばした指先を絡めるだけではなく 力を込めて抱き寄せられたから わたしの胸はどきりと大きく跳ねて。] (-165) 2020/08/16(Sun) 12:33:06 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光……利光さん……。 [このまま黄泉路に連れて行ってはくれないか。 そんな願いが頭をよぎって、唇を開きかけて。 けれどそれを呑み込んだかわりに 強く強く彼の背中に回した腕でしがみ付く。 彼と私の温度が混じって けれど私の温度は下がるどころか上がるばかり。 着物を脱いで見えた裸身にまた心の臓が跳ねて、 見えた刀傷には目を瞠ったけれど そっと指先で触れて、唇を寄せることを 許してはくれただろうか。 怖くなんかはない。 ……ただ、同じ時を生きていないことが 寂しくなっただけ。] (-166) 2020/08/16(Sun) 12:33:36 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光……ここまで来て挿れてくださらなかったら 私、女として生きられなくなるほど 自信が無くなってしまいます。 [聞かなくて良いのに。 そうやって聞いてくれる優しさに少し笑んで。 もし何か言いたげでもそうでなくても 私はぎゅうと彼にしがみついていた。] (-167) 2020/08/16(Sun) 12:34:03 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光もし。 ……もし、貴方と子が成せたなら。 それはとても素晴らしいですから。 [きっとそんな事はないと思う。 でも、もしそんなことが叶ったなら それはとても運命的ではなかろうか。 霊魂の貴方と、生きている私と。 私を三途の川で背負ってくれる貴方と。 二人の子を授かれるなら。 母の二の轍を踏むつもりは毛頭ない。 ただ、出来るなら貴方と、貴方とのつながりを、] だから、……私の中に、注いでください。 貴方が良いの、利光さん……。 [その願いがそのまま届いたのか。 それとも、届かなかったのか。 けれど、彼の熱が自分へとあてがわれて 私の中に挿入ってきたなら。 貴方にしがみ付きながらわたしは喜びを噛み締める。 女にされる喜びを。 愛しい、と思える喜びを。]* (-168) 2020/08/16(Sun) 12:35:01 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ あぁ、人の身体とは斯様に暖かいものでしたか… ぎゅうとしがみ付いてくる彼女をより強い力で 抱きしめ返せば、随分長い間冷んやりとしていた 腑までもが温もりで満たされます。 腹に走る刀傷にやはり驚いたのか目を瞠りながら、 それでもそっとそこに指を這わせる彼女の瞳には 驚き以上に何故か寂しげな色が浮かんで いたように見えました。 痛みこそもう感じることはないけれど、 魂になってさえ消えぬ傷は いつかの己の罪咎 忘れることも許さぬ為に在るその傷に、 今度は柔らかい唇が触れるのです。 刹那、目の前の景色が水幕でぼやけるのを感じ 慌てて瞬いて、またぎゅうと彼女を抱きしめました。 ] (-222) 2020/08/16(Sun) 23:12:42 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 野暮な問いに返された言葉にはふっと笑んで。 そうだな、すまない、と謝って。 そうしていれば聞こえ来る言葉に 今度は此方が目を瞠る番。 この女子との間に子が成れば、 それは素晴らしいこと、などと言う いつかの昔、あの時にすっかり枯れたと思った 滴がとうとう堪えきれず堰を越えて眼からひとつ、 組み敷いた身体に流れて落ちて行きました。 …彼女は気付いたでしょうか。 何事かと問われれば何でもないただの汗だと 言い張りますし、気付かれないままなら 安堵の息を密かに吐いて。 ] (-224) 2020/08/16(Sun) 23:15:15 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ しがみ付く彼女を離さぬように抱いたまま、 少し口を開いた秘裂に滾ったものをあてがい、 浅く先端だけを挿れました。 それだけでも敏感な部分が、狭い入り口と、 驚くような熱さに包まれて、気を抜けば あっという間に食われ果ててしまいそう。 眉を顰めて手の甲で額の汗を拭います。 彼女の表情を見ながらそのままゆっくり 腰を押し進めました。 痛みの訴えがあれば侵入を止め、 しばらくじっとして。 声を聞いて、また進む。 誰もまだ拓いたことのない膣中は狭く、 きつく、茎を噛みつくように締め付けます。 荒い息を吐きながら、身体中に口付けを贈り ゆっくり、しかし止めることなく 割り開いていくのでした。 ] (-229) 2020/08/16(Sun) 23:17:12 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ こつり、と壁に当たる感触があれば動きを止めます。 そのまま、 ] …ちあき。 [ 唇を奪って舌を絡めて。 ] 少々…その、辛いかもしれんが、 すまないが、耐えてもらえるか。 [ そう告げて、顔を覗き込んでその表情を窺い見て。 少し強引に身体をふたつに折るように曲げて、 上からずくりと最後まで、貫くでしょう。 屹立が全て襞に包まれ収まったなら、 髪を撫でて、髪に、頬に、そして唇に口付けて。 涙のあとがあればそれもまた喰んで。 ] [ と笑んで。 途方もない幸福感に包まれながら、 襞の形が己の陰茎の形に馴染むまで、 しばらくじっとしていることでしょう。 ]** (-233) 2020/08/16(Sun) 23:20:44 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光………利光、さん………? [わたしの体に滴ったものは何だったのだろう。 温かいような、冷たいような、 決して嫌ではない感覚に目を瞬かせる。 汗だと言い募る彼に追及はしなかったけれども そっと頬を撫でることは許されたろうか。 その目の色を静かに見つめることは。] (-245) 2020/08/16(Sun) 23:58:02 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あ……………、 [彼の熱は、自分の内側よりも尚熱く感じられた。 ぐ、ぐ、と先端の部分が悪いってくる感覚に 私は震えた声で戸惑いを零す。 でも、ここで止まって欲しくはない。 口付けを贈られれば少し落ち着いて力を抜いて、 けれども未通のそこは解されて潤ったと言うのに 私の緊張を示すように中々ひらかれてはくれなかった。 ともすればえずいてしまいそうな圧迫感。 限界まで引き伸ばされた蜜孔を潜り、 一番太い先端部分が内部に含まれると 痛みを耐えようとして目を閉ざしてしまった。 すると、次から次に破瓜の涙が零れ落ち 衝撃に息が止まってしまう。 身体を貫く熱と異質感が苦しくて。 でも、早く、彼が欲しいと願って。 コツ……と。彼が感じたと同時。 私の中では何かが引き攣れるような そんな違和感を覚えてひく、と喉が震えた。] (-246) 2020/08/16(Sun) 23:58:29 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光………利光さん………。 [与えられる口付けが嬉しくてすがってしまう。 舌先を絡めて、蜜を飲み込んで、 その優しさに酔えたなら。 不安げに眉を下げていたけれど、こくんとうなずいた。] 早く、きて。 私を利光さんのもの、に、………ッ!!! [息を、詰めた。 身体を二つに折られるようになりながら、 一気に進んできた雄に呼吸をすることも忘れた。 ずるりと長大なものが私の中に侵食して 指より遥かに大きな物を咥えた蜜孔が 悲鳴を上げるようにきつく、きつく、屹立を締め付けた。] (-247) 2020/08/16(Sun) 23:58:55 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光っ、くは、ア………!!! い、……利………、さ……….、 [痛い、と告げてしまいそうになる。 見ることが叶ったなら、確かに結ばれたそこからは 破瓜の血が滲み敷布を染めていただろう。 けれど彼が優しい口付けを降らしてくれるから。 髪を撫でる手が優しいから。 涙まで吸い取ってくれたから。 呼吸を整えているうちに痛みはじんじんとした 甘い熱へと変化していく。 身を苦しめた破瓜の衝撃が、 彼の全てを納めた頃から妖しい愉悦へと変化していた。] (-248) 2020/08/16(Sun) 23:59:20 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光……うん、はいっ、た……。 利光さんの、ぜんぶ……。 [うっとりとその言葉を紡ぐと 離れたくない。そんな気持ちが芽生えて それを口に出せない代わり、彼の身体にしがみついた。 私からもキスをして、 彼がしてくれたように舌先を差し出して絡めようとする。 呼吸を奪って欲しいかというように 激しく、深く、みだらに。 きゅ、く、とそれに呼応するように 彼の熱を締め付け震えていた。] 私の中に、もっと、きて……。 利光さんで、私を、染めてください……。 [もう大丈夫だから、と。 だから来て、と彼にせがむ。 彼の手をきゅ、と握り締めながら、私は、 泣きながらも多幸感に包まれて微笑んでいた。]** (-249) 2020/08/16(Sun) 23:59:41 |
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