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【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア「……ふ、」 あなたの共犯者となった、誓いを受け入れ、そして聞き届けたた叛逆者は、笑う。 この 毒 を皿ごと全てを喰らう、炎 無邪気にすらも思える様な、そんな色で。 「楽しみだな。きっと、僕らが最期に見る景色は……凄く綺麗に違いねえ!」 ……そして、青年は。 恐らく、あなたの願いに気付いている。 あなたは何度も自分の危険性に警告を発したのだから。 この青年は、擦り切れ削れ壊れかけの状態で生きている。 故にあなたが約束を破る日が、必ずしも来ないとは限らない。 けれど。今ここで彼が出した回答は、その情念は。 本当に心から、楽しそうな声色だった。 (-2) 2021/10/14(Thu) 21:36:27 |
【墓】 『不死兎』 ニア少し遅れて兎が一羽。 全員の処刑は見届ける気で居る故に、処刑室まで漂い着く。 「…………、今日は、ナフか」 いつも通り、この傍観者は何もする気は無い。 静かにその全てを見届けるのだろう。 (+6) 2021/10/14(Thu) 21:44:03 |
【秘】 模範囚 メサ → 『不死兎』 ニア「弟、ですか。弟…」笑みの端に、何かを思うような表情。 家族は、覚えていない。 いつだかに見たカルテには、どこぞの惑星で生まれた人間だと記されていた。 この身がある以上、誰かから生を受けた筈なのだが。 「では、ニア殿は姉となるのですね!」 ともあれ、今の彼女との関係を享受するつもりだ。 「では…遊びましょう!楽しい事をしましょう! 拙はまだまだ、ニア殿と共に過ごしたいです!」 少女の手を引いて、我儘を。取り合った手が、互いの熱を伝える。 共にいれる時間は…もうそれほど長くない。 /*こんなところでしょうか…!?PLは永遠に遊びたいし風呂敷のたたみ方は考えていません ありがとうございます お茶 (-14) 2021/10/15(Fri) 1:27:33 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………うん、」 あなたの言葉を、声を聞く。 本当に、心から、楽しそうなその声を。 「キミと共に最期に見る景色…………、とても、楽しみだ!」 言わないけれど……『楽しみだな』その言葉には安堵して。 何より、独りじゃないんだと思える暖かさが、嬉しくて―――― 「…………、ふふ、えへ、……やったあ」 今まで自己の感情を出す事が少なかったその少女も。 今は在りのままのその姿で。心底嬉しそうに、喜んで、 ば!と両の手を広げて、緩い力であなたを再び抱きしめました。 ……ハグのおかわりだ! (-17) 2021/10/15(Fri) 1:43:57 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサこの少女にもまた、家族は居ない。 否、物心つく前にはもう、それらは居なくなっていた。 ……でも、 「おお、考えてなかったけれど…………、そう、だねえ」 キミが弟で、兎が姉で。そう、思てくれるのだろうか。 それも、とても……暖かくて嬉しくって。 「もちろん、元より、……そのつもりだよ。 …………また遊ぼうって約束、したからね!」 手を引かれる。あなたのその言葉も、伝わる熱も。 全部が暖かくて、心地が良くて。 時間の許される限りは、あなたのその、純粋な暖かさに。 ……いつまでも、甘えてしまうのでした。 (-18) 2021/10/15(Fri) 1:57:00 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサ/* メサくん好きだよォ!!!!!!!!!!;;;;;;;; はろー、お茶様。初手告白のゴンゴゴです。 ここまでお付き合い頂きありがとうございました!! う、う、好きだよ……(n回目) 問題なさそうならば、このお話はこれにて〆よかな、という感じです。 う〜〜〜名残惜しさが凄まじいのですが楽しい&嬉しいでした。 本当にありがとうございました!! 以上、ゴンゴゴでした。 (-19) 2021/10/15(Fri) 2:00:29 |
【独】 『不死兎』 ニア/*ここからハモガチャ!!!!(ふたりはプリキュアのノリで) ハモの人〜〜〜兎だよ キミのそのハモ、貰っていくね? お詫びにアマノのコードを55本差し上げます と書かれた箱からハモをかっさらう与太ニアであった…… (-21) 2021/10/15(Fri) 3:32:43 |
【墓】 『不死兎』 ニア新人看守からの言葉には、 彼だけに見えるように緩く微笑みだけを返し、 大人しく、約束通り守られていた事でしょう。 その後は……知情意の雷鳴と、無邪気な悪童の。 辿り着く先を見届けて。 「…………、」 そうして始まる満腹所有権大戦争を眺めて…… 兎も食べられたのだろうか。だとしたらなんか……うん。 彼女は生きてるから不死兎の心臓は食べられなかったんだな。良かった。 そんな事をぼんやりと考えていましたとさ。 (+35) 2021/10/15(Fri) 3:49:03 |
ニアは、ダビーにお礼を言った後に、処刑室から去って行った。 (c11) 2021/10/15(Fri) 3:56:20 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「問題無い。きちんと稼働できているから、仕事に支障は出ないだろう」 簡潔に答えた。その途中で、何かに気づいたのか機械にも似た顔つきはちょっとだけ解れ、少し力が抜けたような雰囲気になる。そういえば、目の前の少女は例外なのだ。取り繕わなくて良いのだった。 「……ニア?首を傾げてどうし……、……。 …………ああ。もしかして箱庭を使うつもりだっただろうか。すまないな、俺が見ていたら使いにくいだろうか」 貴方が首を傾げていることに気づけば、一言断りを入れてずれようとする。 (-27) 2021/10/15(Fri) 3:59:32 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、おお」 なら良かった、と。こちらも簡潔に言葉を返して。 あなたの雰囲気が微かに和らいだのを感じ、少し安堵しつつ。 「え、いや、良いんだよ……、何をしていたのだろう? と思ってね、箱庭の、前、で…………、あ!」 移動しなくても大丈夫、と告げる前にはっとして声を上げた。 そのままポケットへ手を突っ込んでゴソゴソ…… 「兎、キミの事を探し回ってた時…………、 これ、仕舞うの忘れて……、そのままだった……」 そうして箱庭の傍まで移動して……取り出したのは男性の人形だ。 (-30) 2021/10/15(Fri) 4:24:28 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「探し回っていた?ニアが?それは……すまなかったな。 端末で連絡を入れてもらえれば時間は作るし希望した場所にも向かうようにするから、次は端末を借りることを勧めよう。貴様は素行も悪くないだろうから借りれるはずだ」 とは言え、あちこち見て回って知らないことを認識し、定義する貴方は端末を使うより自分でふよふよ探し回る気がするな……とも思いつつ。 「人形……?ああ……もしかして俺が埋めた奴だろうか。 …………とりあえず、先程の何をしていたか、という質問に答えようか。 …………『分からない』。 魔が差したとでも言うべきか。何か考え事をしようとして、でも上手くまとまらなくて。与えられた看守控え室よりも落ち着くからここにいて漠然とした思考を整理しようとしていた。 人形を埋めた理由も……すまない、分からない。気付いたらそうしていた。こういう曖昧な感覚は今まで殆どなかったのだがな……。 ニアは何故俺を探しに?」 (-32) 2021/10/15(Fri) 4:38:14 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、端末……、分かった、借りる」 素直です。うん、と頷きました。 散歩するのも好きだけどちゃんと借りるよ、とのことです。 でも本当に使うかは神のみぞ知る……。 「そう、やっぱりキミが…………、埋めた物だったんだね?」 思考、予想通り。……そしてあなたの解を聞く。 「分からない、そうか…………、一先ず、落ち着かなくて、 此処に来て……整理は心の整理、も含まれるのだろうか?」 「兎はね、キミがどういう意図でこの人形を砂へと沈めたのか、 その答えを……、聞きたくてね? いや、なんだ、今こうして聞けては、……いるのだが」 少し考えるような素振り。そうだなあ…… 「思考の整理、キミが良ければだけれど……、 兎と一緒に、してみるかい?」 (-35) 2021/10/15(Fri) 5:04:14 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうだな。心の整理もきっと含まれる。騒動が起きた時から……どうにも雑然としていたから」 相槌を適度に打ちつつ言葉を返す。 「いいのか?その申し出は助かるが……」 貴方の申し出を耳にすると、ほんの少し驚いたように目を丸くさせ。けれど、一拍考えるように沈黙を置いた。 「……なんというか、不思議な奴だな貴様は。国を燃やした者とは思えないな。これは純粋な疑問だが、ここに来る前からそういった定義することをしていたのか?」 自分の事よりも先に、貴方のことが気になったらしい。よくよく考えれば、話を聞いてもらってばかりで貴方のことはよく知らなかったから。 (-41) 2021/10/15(Fri) 9:16:53 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「雑然、そうだね……、きっと、キミにとって初めて抱く 考えとか、感情とか、……あったのかもしれないし」 「もちろん、兎は分からないを知りたい性分だか、ら……」 とまで言って、あなたの沈黙に釣られるように沈黙を被せる。 そしてあなたの疑問を聞く。その疑問は…… 「此処に来る前……どうだろう? 意識して定義をする、をやり始めたのは…………、 この無礼講から、だとは思う、……のだが」 自己の事を思考するのには、慣れてなかったらしいな、と。 兎の人形を棚から取り出して……男性の人形と共に、 箱庭の端っこに、同じ向きで並んで置いた。 「兎はね……、自分が分からなくなった時が、あったんだ」 「自分の居た場所が、人が全部、火の海に沈んで……、 "普通"ならばそこで…………、燃え死ぬ筈なのに。 たった一人、自分だけが、生き残ってしまったんだ」 そこで、自己の存在に初めて"疑問"を持ち…… 己の存在について調べるため、自由になった身体で 各地を巡っていた、とその少女は語るだろう 星々が滅びる前の昔話だ―――― (-42) 2021/10/15(Fri) 9:53:27 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア珍しく感情を露わにして、年頃の少女の様に喜んでいる。そんなあなたの様子に彼もまた、安心した様な、嬉しそうな様子を見せた。 ハグのおかわりをされれば、今度はこちらもあなたの背に腕を回して抱きしめる。 「へへ。……これからも、よろしくな。ニア」 改めて。共犯者はそうした言葉を告げるのだった。 (-46) 2021/10/15(Fri) 11:03:20 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「それは無礼講からか。……いや、それもそうだな。普段は拘束されて管理されているしな」 兎の人形と男性の人形が並ぶ様子を眺めながら、貴方の過去に触れていく。 「……。成る程。話を聞かせてくれたこと、感謝する。 それで、貴様は自己の存在について納得いくまで調べる事ができたか?貴様の言う定義を、ニアという存在に行う事はできたか?」 この監獄から抜け出すことなど極めて困難だ。兎が再び自由の世界へ跳ねて翔ける日などいったいいつになるのか。 だから、自由を得ていた期間に満足のいく結論に辿り着いたのか気になった。 (-56) 2021/10/15(Fri) 14:18:58 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「嗚呼……、これからもよろしくね、ミズガネ!」 少女も、無邪気なままに改めてその言葉を返す。 その後はきっと、居心地のいいあなたの暖かさに。 ……時間の許す限りは、甘えてしまうのだろう。 ――――その後にエリアのジャックが起こったり、 あなたが怪我をしないよう傍に居ようとするのは、また別のお話。 そうして"宴"の時間が近づいたその後は、 何処か名残惜しそうに「またね、」と、ひと時の別れを告げて。 自分の檻へと、戻って行くのだろう。 (-79) 2021/10/15(Fri) 16:43:47 |
【秘】 看護生 ミン → 『不死兎』 ニア「ミンが、何を思って……?」 形式ばった物言いに少々戸惑ったが。つまりは、お話しよう、というお誘いか。 「そんなことやったら全然ええよぉ。修行してるわけやないし。それに、ミンもニアはんのこと知りたいし。 立ち話もなんやし、もし良かったら中にどうぞぉ」 ひとくちに囚人といっても色々な人間がいる。人のことが知りたいと思う気持ちも、理解できないではない。 扉を大きく開けて、あなたを招き入れようという姿勢を見せる。 (-81) 2021/10/15(Fri) 16:52:23 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、おお」 それらは予想外の言葉たちだった。 興味を持ってくれた上に、感謝されるだなんて。 やっぱりキミは律儀で真面目な子だね、と思いつつ…… こちらこそ聞いてくれて有難う、とお礼を一つ。 「不死兎、という存在については、……理解をしたよ」 「元は不死人、と表記されていたそれは、 人よりも、優れた脚力と聴覚を有していた事から……」 「やがて不死兎、と……、表記されるようになった事」 砂に文字を書きながら。 心臓に大事な特性が宿っている事、 その力と心臓を欲して、乱獲が行われていた事、 不死兎という存在については、納得いくまで調べられた事。 「でも……、ニアは……何なのだろうな……、? 『分からない』…………、それが、答えなのかも」 並べられた人形たちは、どちらも同じ方向へ。 砂原を眺めるような形で隅っこに置いてある。 「そこは、キミとお揃い……、なのかもね?」 (-83) 2021/10/15(Fri) 17:04:07 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミン「……、やったあ」 やったあ! 「そう言ってもらえると嬉しい、な…………、有難う。 それじゃあ、遠慮なく……、お邪魔させて、いただこうか」 あなたを見て、開けられた扉を見て。 その身体はふよふよと部屋に入っていく事だろう。 「えっと……、何処に居れば、邪魔じゃないだろうか?」 ……人の部屋に入るのは慣れてないのか、ソワついてるかも。 首を傾げて、あなたの方を見ている。 (-87) 2021/10/15(Fri) 17:16:20 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 砂の中に書かれていく文字を覗き込みながら貴方の話に耳を傾ける。素直に頷いて相槌を打ちつつ……最後に並べられた人形へ視線は着地した。 「『分からない』……が、答え」 鸚鵡返しのように繰り返す。けれど、瞳は少し意外だったと言うように丸くなりながら。 「そうか。鋭い観察眼や分析力を持っているだろう貴様でも、そういうことになるのか。 …………難しいな、自分自身というのは。自分の事なのに、制御が利かなくて訳がわからなくなる」 面倒だ、という気持ちを隠しもせずため息を一つ吐き出した。 (-209) 2021/10/16(Sat) 11:09:23 |
【秘】 模範囚 メサ → 『不死兎』 ニア/*ゴンゴゴ殿〜〜〜!!!ニア殿がかわいいよ〜〜〜〜!!!!!!お茶です。 告白には告白で返すぜ!!!なおメサは愛は分かっても恋は分からない模様 エピでも時間あったら遊んだりしたい したいわ〜〜!! 以上お茶でした!ありがとうございました!! (-236) 2021/10/16(Sat) 14:54:15 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー言葉を聞く。ため息を見る。少女はこくこく、と首を振って。 実際……面倒だ、という感覚は理解できるし同意できるのだ。 「きっと人という在り方に、明確な答えなどないから。 …………、見つけるのも、難しいのだろうな」 砂を撫でる。人形の足元から、砂を一粒だけ拾おうとして…… 「世界は、広い。そして人の思考も……、広い」 「きっと、その中から納得のいく一粒を見つけ、 拾い上げるのは…………、酷く、困難なのだろう」 諦めた。再び砂を撫でる。今度は円を描いたり、掘るような動作。 「散々遠回りしてやっと、その一粒を見つけるかもしれない」 「遠回りしなくとも、足元の……、さらに深くにあったり、」 「見つけたと思っても、数年すれば違う物だったと思うかも」 思えば、自己をあまり見れていないな、と感じたのも。 この無礼講に来てからなのだ。少女の認識として。 「そう思うと……、今、その一粒を直ぐに見つけられないのも。 人間らしい、と言えば……、人間らしいのかもしれないね?」 「…………、これは今、兎が見つけた一粒の意見だ」 なんて言いながら、器用に一粒だけを指に乗せた。 透明な、ガラスが削られて出来たような、砂の一粒を。 (-257) 2021/10/16(Sat) 16:46:40 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 貴方の動きを翡翠が律儀に追いかける。 砂を拾おうとし、諦め、それでもまた拾おうと指が踊る様を。 「……直ぐに見つけられないことが、人間らしい……」 それは知らなかった。自分の抑圧していたものを曝け出してこそ、人らしさが得られるとばかり思っていたのだから。 少女の指先に乗せられた砂の一粒。何の色にも染まっていない、否定も肯定もないフラットなそれ。ちょっとだけ、目の前の少女の思考はこんな色をしているのだろうかなど柄にも無いことが脳裏をよぎる。 「……。そうか。それも、人間らしい、か。 …………ニア。やっぱり、今はまだ無理に『分からない』を整理しなくてもいい。その代わり、貴様が嫌でないのならまたこうして話がしたい。人のことでも、世界のことでも、ニア自身のことでもいい。 俺が納得できる為の一粒を探せるよう、今は砂を俺のからっぽの箱庭に入れることが肝要だと思ったんだ」 (-273) 2021/10/16(Sat) 18:27:19 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「それがきっと、今のキミが……、見つけ出した一粒、なんだね」 緩く微笑んで、こくり頷く。砂は、箱庭へと丁寧に落として。 「もちろん、兎も、人と会話をする事は、楽しいらしいから …………、時間の許す内は沢山……、お話しようか」 人形たちを、中央へと。きょろりと辺りを見渡す動作、手遊び。 「探すのも、砂を入れるのも、……二人でやれば、 また違った形の物が見つかるかも……、しれないしね?」 「その手助けが少しでも、出来るのならば。 兎は…………、嬉しく、光栄に想うよ」 少女の今の表情、笑顔を浮かべる、という動作も、 この場で新しく見つけ出した、"嬉しい"を伝える手段なのだ。 『分からない』、今はその解を、共に受け入れよう。 そしてやっぱ端末も、ちゃんと借りないとなあ……と考えたりするのでした。 別にそれは今は言わないけど。 (-281) 2021/10/16(Sat) 19:34:04 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「ああ、そうだな。貴様が嫌でないのなら、これからも話をさせてほしい」 中央へ向かった人形たちを見つめる翡翠色は、どこか柔らかな雰囲気を纏っていた。 「そうだな。俺とニアの視点、考えること、何もかもが違うだろうから……きっと、自分の知らない一粒に出会う可能性もあるだろうしな。 既に少しどころじゃないほど助けられている気がするな」 少女の微笑みに、男もまたほんの少しだけ口元を緩めた。表情の変化と言っていいのかも分からない、砂の粒よりも些細な変化だったかもしれない。 けれど、男は確かに貴方の波紋を受けて微笑ったのだった。 そうしてきっと、カウンセリング室の穏やかな時間はきっと過ぎていくのだろう。 『分からない』を抱えたまま穏やかでいれるなんて、きっと一人では知らなかっただろうなと思いながら。 端末を借りていないことを知ると困ったような顔をするだろうけど、それはまた別のお話。 (-287) 2021/10/16(Sat) 20:29:01 |
【秘】 看護生 ミン → 『不死兎』 ニア自分の部屋に入れた、ただそれだけのことで喜んでもらえた。 よく分からない人だと思っていたが、思っていたほど悪い人間ではないのかもしれない。……いや、よく分からないのは分からないが。 「どこにいたら……どうしたらええやろな。椅子あるし、使う?それかベッドの方が座り心地ええやろか。 あぁ、邪魔やなんて思わんといて。ニアはんはお客さんやし、部屋にお招きしたんはこっちやから」 他の囚人に割り当てられたのと何ら変わらない個室だ。綺麗ではあるが、特別広いわけでもない。 とりあえず椅子を勧め、自分はベッドの端に座った。 「それで、えっと……何から話したらええやろ?」 (-290) 2021/10/16(Sat) 20:56:32 |
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