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【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「……フフ。俺に俺個人の意思が見えるようになってきたのは他ならない君のお陰だよ。テレベルム殿。 消耗品の道具であり続けようとした俺の目隠しを取ったのは君だ。停止した思考を動かそうと考えるようになったきっかけは君だ。 君が、俺を人にした」 貴方の手に重なる手はただ乗せられるだけではなく。きゅ、と優しく握られる。自らの意思でそうしたかったから。 あとなんだか実家が通報されるみたいなこともさらっと言われたが、「それは別にいっか!」と笑顔で流すことにした。我が友には言っていないけど、実は俺家と縁既に切っちゃってるし。 「……なあ、テレベルム殿。君は言ってくれたよね。"隣人が炎に直進するとき、その歩みを止めるために声をあげることを厭うべきではない。"と。 俺は人として思考を始めた。故に、君に対して思ったことを述べさせてもらおうと思う。 考えることに疲れを感じ、選択すること或いは選択しないことを恐れている。何も見たくないと言う君。 辛いなら、苦しいならもうそんな事はしなくていいとかつての俺なら言っていたけど。 でも、今の俺は……君が思考を止めてしまうことを少し惜しく思うよ。酷な話だけどね」 (-23) 2021/09/10(Fri) 16:03:08 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……あなたの言っていることは、……そうだな。私と、貴方の立場が、逆になったようなものだ……」 天を仰いで、長く、長く息を吐いた。 「……そうだな。そう……」 闘争。 生命は皆その義務を持つ。殺した命の責を負い、負けてはならないと己に語る。生き続けることは義務だ。死する権利を語るのは生者ではなく、殺したものに向かって行うべきだ。 彼らは私が苦痛と共に生きる道を投げ出すことを望むか? 私が破壊したはらからは皆、私を廃し、生を望んでいたのではないか? 「……私は……生きねばならない。権利であり、義務だ。 私は思考すべきだ。貴方とその同族を救うことは、思考を捨てては成り立たない。片割れの隣に立つのなら、彼に相応しい私であるべきだ……そう、私は、彼の苦痛を知った……私こそが、その苦痛になるなど、私は私に許しておけるのか……?」 自らに問う。 許せるはずがない。 (-33) 2021/09/10(Fri) 18:56:50 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → ひとのこ ヌンキ「……。うん。 私は。」 天の灯りを見つめながら、彼はぼんやりと語った。 「私は、逃げ続けることは、できない気がする」 (-34) 2021/09/10(Fri) 19:00:02 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム立場が逆。 改めて言葉にされるとどこか不思議な感じがして、小さく苦笑した。 数多を壊し、生きてきた目の前の相手を見やる。 "逃げ続けることは、できない"。 思考を巡らせ打ち出された結論を、真正面から見届ける。 「……そうか。そうか、テレベルム殿。 酷な事を言ったと思うが、その選択に安堵する俺がいることもまた事実。俺に思考を止めるなと言ってくれたのは君だから。 それなら俺がやるべきことも決まった。 友として、傷つきながらも歩む君を癒せるような努力をしよう。この遊戯が終わり、別れの時が来たとしても。これからも繋いだ縁を頼りに君と言葉を、思想を交わしたい。 勿論癒せるとは限らないけどね。俺は人として思考を始めたばかりだから、必ずしも君の痛みを理解できるとは限らない。 でも、こうして触れて、話を聞いて、生きようとする君の一助になれたらと思う。友というのは、それが許される立場なんだろう?」 (-56) 2021/09/11(Sat) 16:41:55 |
【人】 磁気嵐 テレベルム「……寒い」 寒いと孤独を思う。 でもこれはメチャメチャに自業自得だ。 カウンセリングは無事に終了した。 こってり叱られた。 帰ってからもメチャメチャに研修が行われることを提示され、テレベルムは、そう、まず最初に──── (74) 2021/09/11(Sat) 20:44:07 |
テレベルムは、最高級ナッティチョコ&極上ストロベリーザクザクジェラート(大盛り)をしこたま食べて冷え切った。 (a74) 2021/09/11(Sat) 20:47:53 |
テレベルムは、モチモチ白玉ホット汁粉を追加注文した。 (a75) 2021/09/11(Sat) 20:48:22 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 今日も今日とて ハマル「……言うべきことではないのかもしれない。 けれど、初日から。ずっと言いたかったので、私の欲だと思って、聞いて欲しい。憤りも、怒りも、軽蔑も受け止める。 ……疑ってすまない。そして、ありがとう。 私の……判断が。過ちが。人を殺すのだと、改めて、恐ろしく思った。これから人を殺すとき、私は貴方を思うだろう。 ハマル。 そう。貴方の名を、疑いのない目で呼ばせて欲しかった。」 (-66) 2021/09/11(Sat) 22:25:23 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……」 そしてこれは。 無言のテレベルムだ。 無言のテレベルムは、カウンセリングをうけ、アイスを食べ、しこたま冷えたその肉体で、 見かけた片割れに向かい、無断でハグを行った。 (-71) 2021/09/12(Sun) 7:25:57 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム「…… ……」 冷たい。その冷たさに一瞬固まる。 が、硬直が溶けた後、此方もハグを返した。 「改めて。 ただいま。それと、おかえり。」 ちなみにここはロビーだ。 (-73) 2021/09/12(Sun) 10:30:17 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……アイスをたべた」 片割れが驚いたのは、冷たさ、だろうな、と認識したので、釈明を行った。驚かせようとしたわけではないし、おしるこをたべたのでまだまだマシになった方なのだ。 片割れとギュ!するのはこれで初めてではないし、そんなに驚くこともないはずだ。 ロビーだが。 「上官にとても怒られたが、……あなたが私を呼んでいたという事情もあって、罰則規定が適用されるほどではなかった。……貴方の方は、問題はなかったか? (-74) 2021/09/12(Sun) 10:42:38 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム「そうか」 何故余計冷える様な物を、と思わないでもなかったが、アイスは美味しいので仕方ないと判断した。 ちなみにロビーである事に対しては全くもって気にしていない。ぎゅっぎゅっ。 「それは、何というか……お疲れ様というか、すまないというか。 私の方は……精神鑑定は、あの後一度で通った。蘇生直後の事が有った為、何かあれば直ぐに言う様に注意は受けたが、その程度だ。」 (-75) 2021/09/12(Sun) 10:54:49 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス首を振った。 全くもって、サルガスに落ち度はないのだ。 「むしろ、呼んで貰ってよかった。貴方が蘇生されたと聞けば、私は同じ行動をとっていただろう。貴方が呼ぼうと呼ぶまいと。呼ばれたからこそ、私は大義を得たし………… ……頼られて、よかったと感じるところもある」 冷えていた肉体は、おしるこを食べた時よりも温かい。 おしるこも有能だが、片割れはそれ以上に暖かいのだ。 「……精神は、あとから、疲れや異常が見えることもある。私のように。あなたなら『見ないふり』をすることはないだろうけれど、私からも言い添えておこう」 今回はとても見に染みているテレベルムだ。 なにせ完全勝利からの一転違反行為野郎である。そら叱られるんだわ。 (-76) 2021/09/12(Sun) 11:01:14 |
【秘】 観測者 サルガス → 磁気嵐 テレベルム「……そうか」 「正直な所。申し訳ないという感情よりも、貴方が来てくれて嬉しいという感情の方が、強く出ていてな。故に貴方がそう感じているなら、私としても素直に喜ぶ事が出来る。」 既に体温は平常通りである。 死の際の冷たさも、蘇生直後の弱弱しさも、既に無い。 ……表情筋はちょっと緩んでいるが。 「ああ、肝に免じて置く。……後は、そうだな。もう少し自身の変化に理解を深めておくべき、だろうか。」 いざとなれば遠慮なく頼るつもりでいるらしい。 (-77) 2021/09/12(Sun) 11:37:53 |
テレベルムは、泣いてるな……とおもった。 (a89) 2021/09/12(Sun) 12:00:55 |
【秘】 今日も今日とて ハマル → 磁気嵐 テレベルム「…そうだな」返答には、数刻の時間を要した。 結局はまとまらないままに、口を開いたのだが。 「疑う事も、誤る事も、それが出来るルールだ。…この船の話じゃない」 「死んだら死ぬと聞いて育った。憤りも、怒りも、軽蔑も、出来ることはないと」 「だから、世界には呪いがあり、祈りがあるとも」 「ケジメをつけたいというのなら、聞き入れるさ。そのうえで、謝る必要はないと言い切るよ」 「テレベルム。君はこの宙において、なお」 「想う事を、祈る事を知っているじゃないか」 「それで十二分だ。俺の死が、君にとっていいものであったならよかったよ」 (-96) 2021/09/12(Sun) 19:10:36 |
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