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【独】 『巫覡』 ロベリア「………」 まあボクも同じか。 今日は本当に選ばなかった。選べなかった。 無駄にしてしまったなと息を吐く。 元々絶対じゃないんだ、構わない。 (-2) 2022/02/27(Sun) 21:07:36 |
【人】 『巫覡』 ロベリア「……………」 自分に扱えるものは教わったピストルのみ。 それを一応は手にしているものの特に動きはなく羊を眺めているだけだ。 (4) 2022/02/27(Sun) 21:26:44 |
ロベリアは、周囲を見回す。 (a0) 2022/02/27(Sun) 21:42:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン/* テンガンPL様こんばんは。 こちらは特に特に問題ございません。 お声かけいただきありがとうございますね。 (-17) 2022/02/27(Sun) 22:27:01 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン夜の訪問と言えば思い浮かぶのはひとつ。 自分は狼では無いからこそ余計にその答えが深く浮かんで。 自分でいい と彼に告げた以上、深く抵抗をするつもりもなく、また適うとも思いやしないのだから、であれば大人しく死を迎える方が痛みも少なくていい。ベッドの上から立ち上がり、警戒心も無く扉に近付く。 「開いてるよ。………アルレシャ? 」 ただ、もしかすると別人の可能性もあるから声はかけてみる。 それは扉近くから、いや、すぐ傍からの声だと君は気づけるはずだ。 ついでとばかりに手探りで部屋の明かりを付けた。 これで良く見えるだろう。姿も、表情も、その全てが。 (-22) 2022/02/27(Sun) 22:54:08 |
ロベリアは、何かを考えるような表情でナフへと近付く。 (a4) 2022/02/27(Sun) 23:04:55 |
【人】 『巫覡』 ロベリア「………さっきの答えだけどさ、」 近付いてすぐ、ナフの肩辺りに自身の左手を置き美しき紅の双眸を見つめる。 それと同時に右手に握るピストルの安全装置を外した。 「――… とっても最悪だよ 」重ねた手の上、銃口を乗せてトリガーに指をかける。 「だからさ、無抵抗な君に一発あげるんじゃなくて……ボクは、 今度は こうするよ。……ただ他者を満たす為の存在なんて、歪んでるもの」 それだけ告げて、そのまま引き金を引いた。 その銃弾はロベリアの手の甲を貫いてナフの肩へ。 ピストルは弾かれたように音を立てて床に落ちた。 同じもの なんだ。君の声がどうなんてボクには関係の無いこと。…ひとつ違えば、ボクは君だった。「……ぐッ、ぅ……ふ、…………は、……はァ……ッ」 それを拾うこと無く痛みによる呻きを漏らしながらふらふらと後ろへ下がる。 まだ他にもこちら側がいるのだから、邪魔にならぬようにという訳だ。 弾が上手く貫通仕切っていればいいなと思考するが、そこまで確認する余裕も無い。 左の手首をもう片方の手で強く握りしめ、処刑が終わるまで羊の様子をじっと眺め続けていた。 (14) 2022/02/27(Sun) 23:10:10 |
【独】 『巫覡』 ロベリア赤が落ちる。ぽたり。ぽたりと穴の空いた左手から。 ぐっと口の端を噛み声が漏れるのを防ぐ。 自分でやったんだ、今はただ目の前の光景を見るだけ。 歪な事は承知だ。 それでもただ受け入れるだけのソレを見ていたくなかった。 ………それだけだ。 (-24) 2022/02/27(Sun) 23:35:46 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「あれ、テンガ――……」 明かりがついた部屋からは君の姿はよく認識出来た。 だから視線は上に向いて、その名を呼ぼうと口を開いて。 バチバチッ とそれが発するスパークの輝きに気づいた。 焦りとともに後退しようとするも間に合わないだろう。 だってまさか、思いもしなかった。 このタイミングで君が来るなんて。 「 ッあ………………!!!? 」痛い。 それがどれ程の衝撃を齎すものかは分からないが、ロベリアの体は一度壁にぶつかり、支えが無ければそのままその場に座り込むだろう。 (-25) 2022/02/27(Sun) 23:47:33 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「ぅ………、ぁ………」 上手く舌が回らない。それから体も痺れている。 そこまで長い時間ではないとはいえ、こうも動けなくなるのかと理解を得る。 座り込んだ際に視線は床へと向いていたが、乱れた髪の隙間から君の姿を再度確認するように双眸を向けた。 その頃には伸ばされた手は首に触れているのだろう。 「まッ…………」 待って欲しい。そう口にしようとして動かすものの果たして上手く言えたかどうか。 (-31) 2022/02/28(Mon) 0:19:30 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンまだ残る体の痺れに君の行いを受け入れる以外出来ず。 君の思う通り押し倒すことなど容易だろう。 ほんの少し力がこもれば指先は小さく跳ねて。 冷たい床の感触がこの状況への恐怖を強くする。 自分で死ぬのはあんなにも恐れを感じなかったのに。 「…ぁ、あ………ここは、嫌……………」 我儘だろうか。煽るような行動をして殺しに来いと告げたくせにこの床の上で死ぬのを嫌だと思うことは。 首への力が緩まる度に怯えるように震えた吐息を零す。 君の手の感触が消えない。身が震えるのを感じた。 ボクは知っている。この感覚を。 苦しむボクを見るあの瞳を。…知っていた。 君は、どんな表情をしているのだろう。いつも通りかな。 その味はどんなものだろう。感じ取れるのだろうか。 (-38) 2022/02/28(Mon) 1:14:26 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン抵抗を知らぬ子供のように、君の熱を感じている。 そろそろ動ける頃だろうが……腕は垂れたままだ。 周りの音は何一つ耳に入らず、君の言葉だけがその身を支配するように深く耳に響いている。 「ぅ……、ッふ………ァ……………げほッ、はッ……」 幾度も繰り返す。 眩暈と目の前が暗くなる感覚と血が巡り酸素が体を回る感覚を。 繰り返している。君の手で。握られている。この命を。 怯えているのに。恐れているのに。 逸らせなくなってしまった。君の瞳から。 その変わらない表情を、翡翠色は見つめている。 何を言えばいいか分からなくて、口を開閉させる。 こんなにも熱烈な告白を受けた事がないから。 …だから、問いかけのような言葉にも正しい答えは浮かばない。 いつもは薄く感じる君の味が、今は強く深く舌先に広がる。 この味はなんと表すのだろう。思案するも浮かばない。 君を、いや、世界をもっと知れば理解出来るだろうか。 ……分かるのは、そのたのしいは自分の知るものではなく多くの感情を元に出来た君の持つひとつの味という事。 ごくりと、その味を飲み込むように喉を動かした。 (-50) 2022/02/28(Mon) 2:11:12 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン君の思いが舌を伝って響いてくる。 微かに感じたそれは気の所為だろうか、それとも。 首に残る跡を自分では確認できないが、なぞるその指がそこに残る君の存在を示していた。 何もせずにただ体の一部として存在していた腕は漸く動かされる。 そのままゆっくりと君の頬に手を伸ばし、拒むことが無ければその両頬に軽く添えられるだろう。 「 ……………テンガン 」涙が頬を伝う。 どうして泣いているのかは自分でもよく分からなかった。 君の感情が一つに固まって別のものであることを、もっと正しく理解出来ればいいのに。表情には浮かばぬそれがボクの胸に強く突き刺さるように心へ残るんだ。知りたいな、全てを。求めてしまう、君の熱を。君自身を。 「 …ふ、ふふッ………好き、なんだ 」変なの。嫌いだって、大嫌いだって思ってたのにな。 でも触れて、縋って、君がくれたものが愛しいと感じた。 歪んでいるだろうか。この思いは。 「 ……いいよ、君の熱だけを…… 」覚えてる 頬に触れることが叶っているならば、その片方の手は君の髪を撫でるように動かされるだろう。 君を見つめる瞳は蕩け、僅かにこぼれる吐息は熱混じりに吐き出されている。 (-58) 2022/02/28(Mon) 3:29:51 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「…………迷子、か」 そうかもしれない。罪を食らったあの日から迷い続けていた。 これでいいのかと、このままでいいのかと。 それでも、そうでなければ自分は今生きていなかったから。 「…うん、そう……だね」 果たしてそこまで縋ってもいいのだろうか。 …縋り続けて、邪魔にならないだろうか。 でももう、あの熱を離せる気はしない。 君が摩る手を感じながら目を閉じる。 君の言葉を、黙って聞いていた。 「………もう少し、考えてみる。 大丈夫、自分では死なないよ」 息がしづらいけど、苦しいけど。 生きているのだから、迷う事など当たり前なんだ。 「自分では、ね」 小さな笑みを浮かべる。 その笑みがどういうものかは、きっと君には分からない。 (-67) 2022/02/28(Mon) 11:57:52 |
ロベリアは、手の穴を見つめ息を吐く。その後は静かに処刑室を後にしたことだろう。 (a20) 2022/02/28(Mon) 17:59:27 |
【独】 『巫覡』 ロベリア「……………………ふ、つうに……痛い」 血痕が落ちぬように袖で手を隠し、もう片方の袖もそこに添える。 ほら、お掃除大変だしね。……あとで治療のお世話になろう。 (-93) 2022/02/28(Mon) 18:01:42 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン何故。…何故か。 そう思ってしまったから。そうしたくなったから。 それ以上の理由が必要だろうか? 君に触れる度に、愛おしいと感じるんだ。 勿論考えたところで声にはならない。声を出せない。 涙は重力に従って頬を滑り落ち、拭われることもない。 小さな呻きと吐息のみが喉から漏れ出て、それはやがて音を無くす。 同時に跳ねていた指先は君の頬を傷付けてしまうかもしれない。 ああ……君の熱だけがボクを生かす。 目の前が暗くなる。今度こそ、暗闇は光を灯さずにいるのだろう。最後に見えた笑顔は形だけとしても、何だか嬉しく感じてしまった。 何も見えない。けれど君だけを感じている。…気がする。 はくはくと最期に口を動かす。多分もう、持たないから。 目を閉じて、緩やかな笑みを浮かべたまま終わろうか。 君の名を呼ぶ音は、空気に混じり消えてしまった。 人が意識を失うのにそう時間は必要無い。 だから腕は座り込んだ時と同じように垂れて、それ以上は動くことも無い。 今君の前に有るその体は、命の音を刻んでいない。 君の手が外れればその身は容易に傾き、冷たい床へと落ちるだろう。 目が覚めた時、一番に思うのは君の事。 消えない感覚が刻まれた首に触れ、微笑みを零すのだ。 (-106) 2022/02/28(Mon) 19:47:58 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン/* テンガンPL様へ 美味しい死をありがとうございました! 一日目から秘話でのお付き合い感謝致します。 御相談ですが起床後問いかけの答えとともに訪問するかと思いますが、そちらはご都合如何でしょうか? 表の模擬戦もありますし、この後のご予定等ご多忙かと存じますので特に急ぎではありません。 此方は7日目、あるいは以降でもといった形ですので、無理の無い範囲でお付き合い頂ければと思います。 お返事はお手隙の際にいただけますと幸いです。 (-129) 2022/02/28(Mon) 23:11:25 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ/* シトゥラPL様へ こんばんは、突然の御相談失礼致します。 少し問いかけを看守様へ行いたく、お話のお時間をいただければと思いこちらお声かけに参りました。 他の秘話、多忙やPL様の不調等色々なご事情もあるかと思いますので、可能であればで大丈夫です。 お手隙の際にご確認並びにお返事いただけますと幸いです。 また必ず返事が必要という訳ではありませんので、あくまで無理の無い範囲でお願い出来ればと存じます。 (-130) 2022/02/28(Mon) 23:16:14 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「……上手くいかないね、ほんと」 大人しく撫でられて、それからピストルを受け取る。 それはすぐに懐に仕舞われた。もうこの場には必要無い。 誰かの慰めも、優しさも、変われないからと突っぱねて。 そうしたら全部楽になると思ってた。 普通じゃない人達だって思い込めるのもそうだけど、仲良くしなければそれ以上踏み込む事も踏み込まれる事もないから。 でも、結局踏み込まれて、乱されて、喚いて、縋って。 手を伸ばし、触れて、熱を欲した。 そこに留まらず他者の知識を、他者との会話を。 外に出て役立つならばと言い訳をしながら多くに触れた。 …ボクは、本当はきっと、こんな普通に憧れてた。 勿論普通じゃない環境だけど、それはそれ。 誰かと話せるって、きっと一番望んでたことだった。 ……そんなこと、誰にも言わないけど。言えないけど。 「…はいはい、今日はなんだか疲れたからもう行くよ。 ……………それじゃあ、おやすみポルクス」 背を向けて、ひらりと手を振り歩き出した。 …またねとは、言わないよ。 (-134) 2022/02/28(Mon) 23:37:00 |
ロベリアは、目が覚めた。 (a33) 2022/03/01(Tue) 0:04:05 |
ロベリアは、自身の首に触れて………。 (a34) 2022/03/01(Tue) 0:04:25 |
【独】 『巫覡』 ロベリア自分の口角が上がるのを感じた。 それを隠すように首に触れる手とは反対の手で口元を覆う。 「………どうなんだ、これ」 覚えているのだ。強く。あの感触と温もりを。 自身の命を握るあの熱を。忘れられない。 でもそれはそれとして笑みを浮かべてしまうのは。 だってこれさえも愛おしい。…歪んでいるかもしれない。 少しの間首を摩り、落ち着いたところで装置から出て蘇生室を後にする。 (-146) 2022/03/01(Tue) 0:10:39 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンこれはロベリアが起きて直ぐ……………だが。 そちらの模擬戦が終わり落ち着く頃の訪問だろう。 つまりは部屋にいる頃に。 訪れるは君の部屋。短いノックを3回。 何時かと同じようだが、今回はスタンガンもカンテラも無い。 ただ一直線に此処を目指してきたというような形で。 幾度か口を開閉させる。まだ君の声も姿も無いのに。 とにかく、君の動きがあるまでは大人しく部屋の前にいる。 何処か落ち着かない様子では、あっただろうが……。 /* お返事ありがとうございます。 勿論模擬戦優先でいただければと思います! それではよろしくお願い致します。 (-148) 2022/03/01(Tue) 0:12:41 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン細く開いた扉の隙間を覗く様子はない。 だって今日は何も持っていないし、する理由も無い。 見下ろす姿があれば視線を向けるくらいで。 「……………え、どうして? 」 首を傾ぐ。その言葉の意味を正しく理解出来ない。 「……来ない方が、良かった? 」 (-155) 2022/03/01(Tue) 0:39:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラこれは君にとって都合のいい時間帯。 出会うならきっと廊下を歩いている時だ。 「…シトゥラ」 君の姿を見かけて、囚人から呼び止める声がある。 それは短く名を呼ぶだけで、要件はまだ紡がれず。 /* ありがとうございます。 先の通りご都合が宜しければといった形ですので、 ご無理のない範囲でお付き合いいただければと存じます! それでは、よろしくお願い致します。 (-157) 2022/03/01(Tue) 0:48:04 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン君の瞳を覗き込むようにじっと眺める。 口内で舌を動かし、僅かな変化を理解する。 …が、それがどうしてかは読み取れるはずもなく。 「…そう。どんな予想をしていたか聞きたいんだけど」 開いたドアの奥に視線を向ける。 「……そうだね、暇潰しなのかな。どうだろう。 良かったら聞かせてくれない? その予想してたものとか」 正直自分もあの反応は予想外だった。 自分に自分が分からないなどと言うのもなんだから黙っておくが。 中に入っても良さそうなら、きっとそのまま君の部屋に。 何処に座るかは……迷いを持ちつつ。 (-160) 2022/03/01(Tue) 1:03:29 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン通りやすいように退く様子を見れば、特に抵抗も無く部屋に入る。 数歩進んだところでドアの閉まる音と後ろで聞こえる声に振り返り、小さく首を傾けた。 「………あぁ、なるほど」 あの日から訂正せずにいたからかと、思案する。 曲げた人差し指を唇に当てどう切り出すか迷って。 「嫌いじゃないよ。………好きだよ」 真っ直ぐに、素直な言葉で告げた。 どうせあの行為の中で零してしまったわけだから。 だから、今更変に誤魔化すような言葉を紡ぐのも。 …と君を見つめて、なんとも言えない気持ちになって一度逸らす。 その際、片方の手を自身の首に当て、摩るように動かしていた。 因みに今は君が一応部屋の主だし、その人物が動かないなら同じように立ち止まったまま話し続けるだろう。 (-163) 2022/03/01(Tue) 1:28:19 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「あ」 反応してくれた。 その過敏になった鋭さは味としてボクに伝わる。 例え水を浮かせる事が無くとも、感じている。 「………ねえ、シトゥラ。 シトゥラは………次の投票、どうするの」 本当に話したかったのはこれでは無い。 けど、これも聞きたかったからいいかと、息を吐く。 「……………決まらなくて」 (-177) 2022/03/01(Tue) 2:11:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「……変って、思う? 大嫌いなんて言っておいて、さ」 あの日はこんな感情を抱くとは思いもしなかった。 感情とは不思議なものだと思う。 それから跡がないことは理解してる。でも、首に回る手のひらの感覚や、熱が残るような心地がしていた。 だから「分かってる」と目を逸らしたまま小さく言葉を零す。 君の頬に残る引っかき傷については気付いていない。目を逸らしたままだし、あの時の跳ねる指は自分の意思で動かしたものとは違ったから。 …あとは、単純に今視線を向けていないからというのもある。 君とロベリアの距離はそう遠くないだろう。伸ばせば触れる距離にいるし、その手がこちらに伸びることを認識すれば視線はゆっくりと君に向けられる。 抵抗をする素振りは無い。身を揺らす様子も無い。 ただ、君を見つめてどうするのかと、眺めているだけ。 (-182) 2022/03/01(Tue) 2:27:34 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「そうだよね、やっぱり。……熱を、くれたから? 君という人に興味を抱き、君の味を好ましいと感じたから。 …君がくれるものが、愛おしくなってしまったから」 嘘は言っていない。これだけで、と思うのだろうか。 でも、十分な程だ。愛おしさを得て、 君が欲しいと。 自らの欲深さに、彼らと同じだなと感じていた。 …この思いは一方通行で、届かなくても、それでもいいと感じていたけど。 届いた指先に、目を細め小さく息を零した。 震える、熱のこもる吐息だったと、自分でも思う。 期待している? ううん、触れられた事が嬉しかった。 それから、あの感覚が正しく甦るような心地がしたから。 冷たい床と、君の熱と。火の味と。 記憶が巡り、身が震えてしまった。…これは恐怖では無い。 「………ふふ、そう。なら、好きでいるよ。 ボクの勝手な気持ちだからね、君がそうある必要は無い」 飲み込んだ言葉の詳細は分からない。 何かを飲み込んだ、という事は何となく分かった。 それを暴こうとする気持ちも無いから、追求はしない。 (-193) 2022/03/01(Tue) 7:17:28 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「……そう、そこ2人は駄目だから。 看守は……今回は、選ばれるのかな」 大立ち回りを見たい意味で向くのかな。 他には聞いていないから、分からない。 「……ん、なるほどね。それもそうか。 アルレシャがどうするかも、わかんないもんなぁ」 参考にしたかったというよりは、ちょっと聞きたかっただけ。 看守4に囚人3。果たしてどのようになるのか。 つまり全く分からない。ので困っている。 それから、少し迷うように口を開いた。 「…あ、とさ……その、この監獄ってさ。 …………拘束、緩くなったりするのかな」 自由を貰って思う。看守煽って拘束強めてもらったけどこうして普通に歩いているとあの拘束凄く辛い。 いい子にしてたらとか、そういう制度ありますか? シトゥラ先生。 ※1番聞きやすそうな看守様へのご質問。 勿論、正規の解答でなくても良い。 (-222) 2022/03/01(Tue) 19:55:38 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンさて、どうだろうか。好きにも形はある。 その中でロベリアがどれを選んだか。どれを思ったか。 抵抗が少ないのは、その方が楽だと知っているからでもあるが。 この態度と怯えの見えないそれは、君の思う通りかもしれない。 「…ボク的には、君がボクに興味を持ったのが意外だけど。 カジノゲーム前に話しかけてきたのも不思議だった」 看守であるシトゥラはともかく、あの時初めて話した訳だし。 その後も……わざわざ部屋の前に来るとは、思わなかった。 約束もそう。口にしなければ、縋ることはきっと無かった。 頭の上で緩やかに動くその手を感じて、小さく微笑む。 声を潜めて視線を外された理由は分からなかったけど。 死体であった時の君の思いは知らない。感じる事が出来ない。 行いもそうだ。床に落ちる事無く君の腕にいた事など。 だけどまぁ、今の思いに完全な理解は無くとも感じてしまう。 「………君の楽しいは、複雑で、不器用な味がする。 楽しいは確かにひとつじゃないけど、感情もひとつじゃない、よ」 君は確かに、他の感情も感じていた。 だから、もっと多くを知ればいいと……そう思ってしまう。 (-224) 2022/03/01(Tue) 20:13:57 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「ああ……いや、でも………………」 時折外には出ていたけど、それは君の知らない事。 だから納得することにした。 嫌がらせについては横に置いておく。 躊躇うように今度はこちらが一度目を逸らし、また見つめて。 「………だから、さ。楽しい以外も、君は"楽しい"で全てを塗り潰しているよねって、こと……」 ひとつにまとまっていても、僅かに感じる味がある。 それがいくつか知ったものだったからこうして告げている訳だが。 言い切ったあとは俯いて、それと共に髪が揺れる。 …怒られる、だろうか。こんな話をして。 離れた手に名残惜しさを得つつ、速まる鼓動を隠すように胸の前で両手を組む。 気付いてしまった。君に見放される事が一番 恐い 事だと。…ここに来て、多くの感情が揺れ動くようになったと思う。 (-260) 2022/03/01(Tue) 22:45:23 |
ロベリアは、関係ないが補給用輸血パックvilを食べてみたい。……一口。 (a43) 2022/03/01(Tue) 23:00:26 |
ロベリアは、ごめん、何かの間違いだと思う。 (a44) 2022/03/01(Tue) 23:00:35 |
(a45) 2022/03/01(Tue) 23:01:05 |
ロベリアは、後半の方でお願いします。 (a46) 2022/03/01(Tue) 23:02:00 |
ロベリアは、………まともなもの来たな。 (a47) 2022/03/01(Tue) 23:03:42 |
ロベリアは、確かに食べたいなって思ったよ。 (a48) 2022/03/01(Tue) 23:06:58 |
【人】 『巫覡』 ロベリアこれはお荷物が届いたロベリア。 「??? 」 届いたものを見て首を傾げる。 なんでボクが食べたいこと分かったの? 怖い。 (37) 2022/03/01(Tue) 23:08:10 |
【人】 『巫覡』 ロベリアショコラパンケーキを見ている。 たまたま食堂に出てきたらショコラパンケーキが。 1口、1口………にするには結構重量がある。 お残しは良くないなとは思うけど。 あまり濃いものは他の味と混ざってしまう。 (39) 2022/03/01(Tue) 23:18:32 |
ロベリアは、ゆっくり食べる事にした。 (a49) 2022/03/01(Tue) 23:20:30 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「……………そっか」 俯いた先、ぎゅっと眉根を寄せる。 でもそれは顔を上げる前に消えて、君を映す頃にはいつも通り。 曲げようの無いほどの真っ直ぐな答えにそれ以上は何も言えない。 君がどうしてそうあるのか、何ひとつも理解出来ない。 「………何でもないよ」 首を横に振り、胸の前の手を下ろす。 それから、ふと思い出したように君の頬に手を伸ばした。 拒まれなければ頬に触れ、小さな傷跡をなぞるように指を動かすだろう。 勿論それまでに君が動作を起こせば、別だが。 「………嘘吐きって言ってごめんね」 (-272) 2022/03/01(Tue) 23:35:03 |
ロベリアは、以前フルーツオレか何かを押し付けたことがある為。 (a53) 2022/03/01(Tue) 23:36:25 |
ロベリアは、(7)1d10口目でショコラパンケーキを食べる手が止まった。 (a56) 2022/03/01(Tue) 23:45:04 |
【人】 『巫覡』 ロベリア「……………」 からん、とフォークが皿に落ちる。 人が増えた事により口の中の味が大変。 7口、頑張ったと思う。 でも実は半分もいっていない。 眉間に皺が寄った。 (41) 2022/03/01(Tue) 23:48:52 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン頬に手を添え、なぞるのは親指でだけだ。 傷を滑るように撫で、許されるならそのまま髪に触れる。 頭を撫でるには君の背は少し高いな、なんて思いながら。 「…衝動的、だったんだよ。 死ぬ必要がなかったのは分かってる、けど。 ……………真面目だなぁ」 君だけがと願ったけど、結果は仕方の無い事だった。 全てにおいてそこに至るまでの事象があれを齎したのだから。 それからふと思い出すのは君の奇襲について。 「…本当は、反撃してやろうって思ってたんだよ。 そういう術を、アルレシャに教わったから」 と語りながらスタンガン痛かったなとあの感覚も思い出す。 反射的に後退が間に合っていない時点で反撃は叶わなかったけど。 (-313) 2022/03/02(Wed) 3:32:20 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「…さあ。どうなんだろうね。 今なら投票権があるボクらより、無い人が楽しみそうだけど」 自分は褐色看守と同じ何もしない側だし。 囚人がというなら、赤マフラーだろうか。 問いかけには少し首を傾けながら口を開く。 「…んー、普通だよ。そこにいるだけって感じ。 反発する理由なかったし、拘束ついてからは大人しくしてた」 目立つ方ではなかったと思う。良い意味でも悪い意味でも。 何故か勝手に恐がられるような事はあったが。 せめて手の拘束が柔くなればと思う。話せないのは、まだ。 (-314) 2022/03/02(Wed) 3:42:03 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン少しでも傾いたなら触れる手は一瞬止まって、一度指先だけ引っ込めてから少し背伸びして君の頭を撫でる。 触り心地が良い悪いじゃなくて、なんとなくしたかっただけ。 「……本当に真面目だなぁ。ボクが勝手にしただけで君に原因はこれっぽっちもないよ。 それに……そう、過ぎた事だから。……もっと使いやすい能力ならいいんだけどなとは思うけど」 どうせなら自分のイメージを形にする方がいい。 わざわざ口にはしないが、人のイメージを形にするのって普通に力を使うだけでも疲労感が凄い。 それを維持するとなるとかなり集中力がいる。大きいものほどそれは作用する訳だ。 「…………………え、」 能力について考えていたらまさかの提案。 頭を撫でていた手は止まり考えるように眉根を少し寄せて。 「…確かにアルレシャには、教わっただけだもんなあ。 実戦。…実戦か。有りかもしれない」 君に銃弾を当てれる気はしないし、反撃らしい反撃が出来るかも分からないけど。 実際にしてみる事は大事なんだろうなと、思うから。 (-339) 2022/03/02(Wed) 19:03:31 |
【人】 『巫覡』 ロベリア>>+86 スピカ 「……………知らなくて、いいよ。 君に見えるものが全てだ。 ボクの全てを知らずとも、それでいい」 正直すぎて逆に戸惑う。 こうして言葉を返してしまう自分にも。 「ふわふわの、飴? 飴ってふわふわなの? マカロンは……あの丸いやつか。それからパン……」 どのパンだろう。パンいっぱいあるから。 全く分からないけど頷いてみた。 少し考える素振りとそれから周りに視線を向けて、席から立ち上がる。 何パンか気になるけどショコラパンケーキの威力もあってちょっと辛い。 でも結構美味しかった。………と思う。 「……人、増えてきたな。話の途中だけどボクはもう行く。 次に話す機会があればそのパン教えてよ。……それじゃあね、スピカ」 ひらりと手を振る。振り返る事はしないけど、立ち去る際にほんの一瞬口元に笑みを浮かべていたかもしれない。 (48) 2022/03/02(Wed) 20:28:50 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン不思議がられたり面白がられてるのは全然知らない。 感じたかもしれないけど知らないフリをする。 でも流石に疲れてきたから、腕は下ろした。 自分より背が高い人相手だと腕が疲れる。 「…そうなのかな。戦闘に使うことがあんまり無かったから。 というよりも相手のイメージに依存するのがね。 相手が思い浮かべなければこちらが丸腰になりかねない」 紙に絵を描いて見せたところで下手だと伝わらないし。 そもそもそんな暇が無いから、使い方に迷っている。 「……………………分かってるけどさ、そんなはっきり。 いや、まあ……そうだね、君の言う通りだ」 銃はそれなりに使えるようになった。 動く的ではなく一点を狙ってだから実戦とはかなり違いそうだ。 「凄く手加減してもらうことに、なりそうだね」 (-352) 2022/03/02(Wed) 20:38:14 |
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