情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【見】 元魔王 ジャヤート[とはいえ、先の女王との謁見で兵士たちが発していた 敵意や恐怖といった感情は。 私にとっては確かに消耗した我が身を癒す糧そのもの。 甘く、苦く、『魔王』である己自身を形作るもの。 だがしかし。私が食してきた人の子の感情に、 先に食べたケーキのような甘さは無論無く。 顎に手を添えて考えた末に出た結論は」 美味であるから食すものではなく。 必然があるからこそ食するものだったのですよ。 本来、人の子にとってもそういうものでしょう? 肉や魚、野菜や果物、穀物も。 生きるために人は他の生き物の命を食す。 (@4) 2023/03/22(Wed) 23:36:33 |
【見】 元魔王 ジャヤート人の子たちが私と異なるのは。 自身の生存のための行為を、文化として昇華させたことです。 [このケーキ一つをとっても、 最初に小麦を挽いて粉にして、卵や砂糖と混ぜて。 牛の乳を加工したものを果物と一緒に添える。 まるで宝石さながらに美しいこの食べ物が生まれてくるまでに どれほどの人の子の手や想いがあったか。] ……私は、それらを美しいと思いますよ。 [『物語』然り料理然り、 人の子が生み出すものはいつだって、私には眩しく映る。] (@5) 2023/03/22(Wed) 23:37:44 |
【見】 元魔王 ジャヤートデビルズフードケーキ……悪魔の食べ物ということですか。 [確かに] これは、すごいですね……。 [圧巻の大きさである。 先のショートケーキよりずっと大きく そして丸々と、己の存在を主張する黒いケーキ。] これはチョコレートですか、……しかし こんなに何もかもがチョコレートやそれに匹敵するがあるとは。 見事なものですね。 [砂糖はともかく、脂質やカロリーという言葉は あまり聞きなれないものの、チョコレートを筆頭に これらの材料をふんだんに用いたこのケーキが どれほど贅沢なものであるかは私にも理解できた。] …。 (@7) 2023/03/22(Wed) 23:41:49 |
【見】 元魔王 ジャヤート素晴らしいケーキを作っていただき、 ありがとうございます。 では、アルレシャ嬢が戻るまで暫しお付き合いを。 [貴族礼を取り、ケーキを作っていただいた例を言いながら、 ケーキを一つ、フィエ嬢にも取り分けよう。] 作ったのはフィエ嬢ですし、それに。 人の子にとって、誰かと食事を共にしたほうがより 美味しいと感じるものなのでしょう? [彼女が私の取り分けたケーキを受け取ってくれるかはわからないが。 受け取ってもらえれば、内心の嬉しさを示すように目を細めて微笑ってみせることだろう。] (@9) 2023/03/22(Wed) 23:50:31 |
【見】 元魔王 ジャヤート[そうしているうちに、先程場を離れた彼女が戻ってくるのが見えただろうか?>>1:138] おかえりなさい、アルレシャ嬢。 先に話していたケーキをフィエ嬢に作っていただきました。 よかったら、一緒に召し上がりませんか? [先程此方を去ったときと服装が異なっていることも、 その表情も、そもそも何があったのかも 気になることはとても多い。 だがそれはいったん置いて。] 無理にとはいいませんが、せめて紅茶を一杯 貰っていただけたら嬉しく思います。 [温かな飲み物は、心を落ち着かせてくれるから。 せっかくなので、先程フィエ嬢に薦められたアールグレイを淹れるとしましょう。 ベルガモットの優しい香りが、少しでも彼女を癒すものであってほしいのですが。]** (@10) 2023/03/23(Thu) 0:05:43 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t3) 2023/03/23(Thu) 7:12:21 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t9) 2023/03/23(Thu) 22:53:48 |
【見】 元魔王 ジャヤート―― お茶会会場にて ―― いえ、貴女が謝るようなことは何もありませんよ。 [『魔王』と呼ばれるものがどのように存在してきたかなど 人の子に限らず推測することはきっと難しいし、 何より、私自身が彼女のことを憶測で語っているのだから] そう、ですね…。 些か、言葉が足らなかったかもしれません。 所謂「負の感情」と呼ばれるものは 人の子にとってはあまり好ましいものではかもしれませんが 私にとってそれは、必ずしも否定すべきものではないのです。 私は与えられるままを受け取って、 『魔王』である自分の存在や力を増すことしかできませんが 人の子は生きるための行為を文化へと昇華させたように 負の感情をも、人の子は昇華することができる。 [悲しみも怒りも憎しみも、それらを昇華しうる その姿が、私には眩しい>>@5] (@84) 2023/03/25(Sat) 15:03:03 |
【見】 元魔王 ジャヤート[彼女の言葉に微笑と共に頷く。>>8] 貴女の手にもきっと、そのような魔法の力が宿っているのでしょうね。 [少なくとも、そういった技術が受け継がれていった先に またその技術が繋いだ命の先に彼女は在る。 そしてそれを証明するような濃厚なチョコレートケーキが 私たちの目の前にある。] [切り分けられたデビルズフードケーキの断面に、 ショートケーキとはまた違う美しさを感じてほぅと小さく息を吐く。 そうして、取り分けられたケーキにも、ふ、と目を細め。] 善い、ものですね。 いえ、見目も美しく美味しそうという意味でもそうですが、 貴女にとっての善き思い出に触れられたことを嬉しく思います。 思い出とは人の子が生きる上で大切な物語の欠片ですから。 (@85) 2023/03/25(Sat) 15:04:58 |
【見】 元魔王 ジャヤート私にも、私自身としての思い出ができましたよ。 [『魔王』ではない、私自身としての思い出。 アルレシャ嬢やフィエ嬢、優しい人の子たちと 美味しいケーキと紅茶をいただく、そんなあたたかな記憶。] (@86) 2023/03/25(Sat) 15:05:43 |
【見】 元魔王 ジャヤート―――…美味しいですね。 [フィエ嬢と比べて自分の反応は些か淡泊すぎるだろうか。 この幸福感をどう伝えたものか、 迷った末に同じように口角を上げて笑みを形作る。 実際には、表に出している以上に幸福感を得ているのだが] (@88) 2023/03/25(Sat) 15:08:21 |
【見】 元魔王 ジャヤート[それから>>15>>16] いえ。 私は女王陛下にお会いした後はアルレシャ嬢としか…、 そういえば、仔犬のような生き物をお見かけしましたね [厳密には仔犬…ではないかもしれないが。 先の眷属たちが犬もどきのようになっていたのは あの犬のような生き物の姿に 無意識に影響を受けてだったかもしれない。 私が見かけたときには、 アルレシャ嬢と話し…もとい、彼女に 何か話しかけられていたような気はしたが、さて] 私も、できれば他のお客人にお会いしてみたいものですね。 怖がらせなければよいのですが。 [『魔王』という肩書を口にしなければいいのかもしれないが 後々知られてしまったときのことを考えると、 最初に話を通しておくのが良いとも思ってしまう。 …できれば此処で出会う者たちが 女王陛下やアルレシャ嬢、フィエ嬢のような 客人たちであることを祈ろう。] (@89) 2023/03/25(Sat) 15:10:14 |
(t20) 2023/03/25(Sat) 15:18:31 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新