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【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜/* 実は考えていたことがありまして、どっちかが落ちたら狼の演出次第ではクレープを買いに行けないことにしてもいいな、と もちろん襲撃を夜と限定する狼もいるでしょうし、普通に買いに行って前日時空でもおっけーです! (-4) 2021/10/29(Fri) 21:06:06 |
【秘】 市川 夢助 → 竹村茜「ああ、なるほど。 そんな特別な理由はないですよ。外の運動に疲れたんで、涼みに来ただけです。 泳ぐ許可ももらってます。一応」 部員でもないので、邪魔にならないところでという制約こそあるものの。 手順は踏んできているようだ。 「センパイは泳がないんです?」 (-7) 2021/10/29(Fri) 21:08:03 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉/* ありがとうございます。 こちらもクレープ屋に行こうね→行けませんでしたができるかななどと考えていたので、結果的に行けないルートでも大丈夫だと思いました! (-8) 2021/10/29(Fri) 21:09:57 |
【秘】 竹村茜 → 市川 夢助「ならいいや。手間が増えないかと思ってたけど」 しっかりした手順を踏んでいるならそれでよい、と肩を竦めた。 「泳ごうかな、私も。陸にいるより水のなかにいるほうが静かだし、落ち着くから」 (-11) 2021/10/29(Fri) 21:13:53 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜/* PL相談 失礼します。今後の展開についてのPL相談に参りました。 主に本襲撃ロールをするか、しないか、その後のお話のすり合わせ等々がしたく参りました。(例えばお見舞いにこちらが行く等) 此方RPに対する括りは恋愛以外に特にございません。R18Gと暴力、される側も大歓迎!といった感じでございます。 ただ此方RPの腕が弱く、PLの方も許される限り自分本位で動きがちというのがあります。抑える努力は全力で致しますが、粗相はしでかすかもしれません。 もしお手合わせ出来たら、なるべく其方様のご都合に沿えればな〜と思っております。 ただの一方的な提案ですので、勿論蹴って頂いて大丈夫です! お時間取らせてしまい、また噛んでしまい大変申し訳ありませんでした! お返事いただけますと幸いです。若井PLより。 (-13) 2021/10/29(Fri) 21:20:06 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* ご相談いただきありがとうございます。よろしければ本襲撃ロールにお付き合いいただけましたらと思います。 R18G含む暴力表現や諸々はこちらもフリーなのでお好きにしていただいて大丈夫です。抵抗するために多少暴力的になりますが、よろしくお願いしたく思います。 (-24) 2021/10/29(Fri) 21:53:32 |
【墓】 竹村茜強くなりたいと思ったわけではない。 そうなりたいわけでもない。 関心も興味もない。 今日はずいぶんと騒がしい。ノイズがひどい。 トマトのスムージーが美味しくない。 (+3) 2021/10/29(Fri) 22:13:22 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜/* PL相談 有難うございます!!!ぜひお願い致します! ではRPを始める前に幾つかロケーション確認など挟ませて頂きたく存じます〜 まず襲撃開始時刻なのですが、其方のご都合の良い時間帯等ありますでしょうか? 無ければ放課後のお花を作ってから30〜1時間後など如何でしょうか。 次に場所は如何致しましょう。任意の学校の部屋の中、外等何かご指定あれば!特に無ければ2-Aのドア前で待機してます! 因みに襲撃後の処理ですが、同室の方と同じ寮部屋の近くへ返すor別の無人寮部屋へ移送or学外の適当な施設(薬を投与された方が集う簡易的な宿泊所)の三つを今検討しています。 この中でお好みのもの、もしくは他の提案等ありますでしょうか? 他何か気になる点、質問等ございましたらお気軽に! (-37) 2021/10/29(Fri) 22:16:37 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* 時間帯についてはその時刻で大丈夫です。 場所は2-Aの扉の前でお願いします。放課後誰もいなくなった教室からでようとしたら……ということで。 投与後の移動については無人の寮の部屋に移動したということでお願いします。 (-39) 2021/10/29(Fri) 22:22:47 |
竹村茜は、カブト虫animalを人知れずキャプチャーした。 (c3) 2021/10/29(Fri) 22:27:13 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜/* PL連絡(これで最後!) 了解です! ・時間帯 談話室解散後30分〜1時間 ・場所 2-A扉前 ・投与後の場所 無人の寮部屋 此方で進めさせていただきます〜! ちなみに若井の方ですがモブを連れている可能性が高いです。出てきた場合は一人だけ。出てこない場合もあります。ご留意頂けますと幸いです。 文章が出来上がり次第、再度こちらにお邪魔させて頂きますね! それではどうぞよろしくお願い致します。若井PLでした! (-43) 2021/10/29(Fri) 22:34:30 |
竹村茜は、カブトムシをそっと木の幹においてやった。 (c4) 2021/10/29(Fri) 22:38:02 |
竹村茜は、地面に赤色のシミを作りながら歩いている。 (c5) 2021/10/29(Fri) 22:39:36 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉昨日、竹村茜はクレープ屋に行くどころか寮にすら戻らなかった。 そんな音信不通になっていたルームメイトから、メッセージアプリの通知が届いた。 『絵莉、すっぽかした。ごめん』 『ちょっと今、顔会わせられそうにない』 『一応保健室登校の予定 なんかあったらよろしく』 (-47) 2021/10/29(Fri) 22:41:06 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜そろそろ日も落ちだすか、もう落ちているかもしれない時間帯。帰りを促す放送が鳴った後。 他の教室にも残っている生徒は殆ど居ないだろうか。貴方が帰ろうと一歩、二歩と教室外へ出たならば… 「よっ!偶然じゃん!これから帰るとこ?」 ひょいっと前をふさぐように現れるのは、少し前に貴方に仕事を押し付けた男だ。 「オレオレ。若い若井ですっ!おひさ〜元気してる?こっちは元気!今日も疲れたねぇホント…」 聞いてもないのに口から言葉が出てくるし、内容は井戸端話を極限まで薄めたそれ。 (-50) 2021/10/29(Fri) 23:00:24 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜既に十数は通知が送られていた。 『どしたの、茜。どゆこと? よろしくって、あたしには話せないこと?』 文字を打つ手が震える。昨日会ったことを思い出す。 もし、ポータルを持ったままいなくなってのなら、 彼女はそれを頼りに収音、覗き見ができる。 緊急時なので手段は択ばないことだろう。 /* 断片的に投げたい情報があればどうぞ。なければ上手い具合に流してもらえると! (-51) 2021/10/29(Fri) 23:01:53 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海もう自分の教室にいる生徒もおらず、外のグラウンドにも準備をしているものは多くない。 帰ろうとした折りに、目の前に現れるのは若井だった。 「ん、偶然。どうかしたの? 疲れた。若井のテンションに付き合うのも疲れるんだけどぶっちゃけ。一時間くらいしかおひさじゃないし」 じゃーね、と塩対応で通り抜けようにも道を塞いでいる。至極面倒そうにため息を着いた。 「……なにか用?」 (-55) 2021/10/29(Fri) 23:08:06 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉昨日はポータルを持ったままでいた。 あなたと待ち合わせを約束していた時間ちょうどに、竹村茜のポータルから男となにかを話している音が聞こえていたことだろう。 暫くして呻き声、なにかがばらまかれる音。 さらに断片的に竹村茜が呟いていた。 喉が渇いた、と。 『……今会うとまずいから ちょっと冷静じゃなくて』 (-62) 2021/10/29(Fri) 23:31:30 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「やだなぁ俺のテンション如きで疲れてたらこの先やってけなくな〜い?ほら、体育祭もあるんだし!元気出さんと!」 其方の事情はお構いなし!と言わんばかりの態度だ。実際お構いしていないから退いていない。 「そう言う訳でPRESENT FOR YOU…」 とかやたら良い発音で言いつつ。ごそごそ肩にかけたスクールバックの中から取り出したのは、ペットボトル入りの水と 薬苞の中の白い錠剤 「じゃじゃーん。これ飲むと元気になれるよ!」 らしい。差し出している。 (-64) 2021/10/29(Fri) 23:37:08 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「だいたいいつもこのテンションなんだけど」 こんなにウザ絡みする人だったか……するやつだったかもしれない。 妙に発音のいい音を聞き流しながら、差し出されるそれは何かの薬と水。 「……さっきあの話した後で普通渡す? 悪いけどパス。 今日約束あるから早く帰らないと」 ごめんね、とローテンションで返しながら、若井のとなりを通りすぎようとする。 (-68) 2021/10/29(Fri) 23:43:35 |
【墓】 竹村茜「うるさい……」 保健室に通じる廊下を歩く。 動物騒ぎもほどなく落ち着き、生徒の混乱も落ち着く頃合い。 片手に持つトマトスムージーが美味しくない。 べこべことカップを潰すと、手と床を赤色が汚す。手の甲についたそれを軽く舌で舐め上げた。 「 喉が渇いた 」 (+7) 2021/10/29(Fri) 23:44:45 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜掘り起こされる記憶。小さな穴からじゃ何もできなくて、怖くて声も上げられなかったんだっけ。無力感に胸が締め付けられる。 『馬鹿お前、冷静じゃないからこそ人に頼ってよ。 今さら気にすることなんてないじゃんね』 『とにかく学校これるならよかった……』 既に足は保健室の方へ。 (-69) 2021/10/29(Fri) 23:46:59 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉『頼ったって迷惑かけるだけだから』 『人払いしてるから誰も来ないようにしてもらってる』 『……だから』 こないでほしい。そう続けようとした指の動きを止める。 保健室の扉の前には、関係者以外立入禁止のふだがあった。 (-73) 2021/10/29(Fri) 23:58:04 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「知ってるぅ〜」とお返事。そもそも別クラスなので、顔を合わせて話す頻度も少ないだろうが、 機会があればそれなりにべらべら喋っている事だろう。今ぐらいに…。 「え〜だって時間掛けるのめんどくせぇじゃ〜ん。お互いにさ!」 通り過ぎるのは見逃した。ただ足音を鳴らして付いて行って口を挟むだけ。 今は。 「なっ!飲んじゃおうぜ! "楽して強くなれる薬"! これあれよ?割とまずくないやつ。飲んでないけど俺には分かる!」適度な距離を保って付いて行く。 (-74) 2021/10/30(Sat) 0:02:34 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜 がたん。 扉が揺れる。でかでかと掲げられた注意書きに気が付いたのはその後。 「もう来ちゃったし……貸し切り特等席じゃん。ヤバ」 扉越しの友に声を届けて。 (-77) 2021/10/30(Sat) 0:04:26 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海わざとらしい足音が、嫌でも存在を知覚させる。 飲めばきっと離れてくれる。でもそれが本当に『そういう薬』だったら? 「興味ないって言ったでしょ。いらない。 だいたい楽して強くなって何がしたいの。私は強くならなくてもいいからいらないし、目的もないから。 だいたい、若井のほうが楽して強くなれるなら〜とか言ってたでしょ。モルモット頼むって言えばよくない?」 そもそも、クスリなら間に合ってる。 自分のポケットからピルケースを取り出して、血のように真っ赤なカプセルを取り出す。それをゆっくりと口に含もうとする。 (-83) 2021/10/30(Sat) 0:18:26 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……来る頃とは思ってたけど。 養護教諭は会議に出てて、常駐の人もいなくて。だから都合よかったんだけど、なんでくるかなぁ……」 扉越しの曇りガラスの窓に青色の影が写る。 反対に、金色の影を見た。 「差し入れならポータル越しでいいのに」 (-85) 2021/10/30(Sat) 0:24:26 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「よくわかってんじゃん。ごめんな。あたしそんな茜の言うこと聞けるほど賢い子じゃなくてさ」 扉もその気になれば開けられる。そうしないのは譲歩か恐怖か。 「近くにいるってだけでも違うもんじゃん……。チョコ、送るね」 そちらが持つ輪と繋がる、右手薬指を輪に。 (-89) 2021/10/30(Sat) 0:32:53 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「つまり…モルモットになってくれって言えば飲んでくれた…ってコト!?」 違うし、勿論そんな上手い話が無い事など100も承知の上の軽口。振り返れば多分、身振り手振り付きで話している。 「強くなりたくなくても興味なくてもさぁ、いずれ飲むことになるんよ〜名簿に名前載ってんだもん。じゃあ今でもいーじゃん!そう思わん? 素直に飲めば特に痛い思いせずに済むんだぜ? 」ただ歩くのとは違う動きが見えた気がする。何かを弄る様な…後方の足音が止んだ。警戒しているのか、それとも。 (-90) 2021/10/30(Sat) 0:35:47 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「謝る必要なんかないでしょ。賢くなくてもバカじゃないんだから」 恐怖であろうとなんであろうと、すぐさまとびらを開けようとしない理性が動く人間に悪い印象は抱かなかった。 普通に話しているように聞こえるのも、あるいは誰もいないのが起因しているのか。 「…………ありがと」 ポータルを手に取る。輪から出てくる指先に……人の指に、ぬくもりに。 はしたなく、喉を鳴らした。 「おいしそう」 (-97) 2021/10/30(Sat) 1:09:28 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「そ。でも謝っとかないとあたしが納得できなくてさ」 責任感とか覚えるキャラじゃないな。と苦笑した。 「まだまだ大変そうだし、欲しいもんなんでも持ってくるじゃんね。通らないやつは先生経由で渡すことになるケド」 そのまま指を曲げて握った。少しでも触れ合えるように。差し入れは口実で、こっちが本命。 「しばらくこうしてよ……」 (-98) 2021/10/30(Sat) 1:21:32 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「なるわけないでしょ。男らしく回るくどいことしてはずくないのって言ってるの」 カプセルを飲み込んで振り替えると、いつものように仰々しい身振り手振りで話をしている。 正直話し半分だった。 「……名簿? なんのことか分からないけど。チンピラの文句をリアルに耳に出来るなんて思わなかったな」 ……竹村茜の異能は、血を飲むことで強くなるもの。肉体に作用せず、条件も曖昧。 「分かったから『私の言うことを聞いてほしいな』『失せろ』」 血を飲むことを条件として、自分の言葉を強くする。 『竹村茜がそういうならそうなのかもしれない』と場を支配する魅了の力。人を誑かし、夜にいきる。ある意味吸血鬼のような力、その一端。 先程飲んだカプセルに血液を仕込んでいたらしい。口の端から赤色が伝う。 (-99) 2021/10/30(Sat) 1:28:01 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「たまのキャラチェンもいいと思うよ。飽きが来なくてすむ。 ん……」 あなたの薬指に、自分の薬指を絡める。 こうしていると落ち着く……だけど少し熱くなる。 暫くそうしていたものの、ふと口を開いた。 「ほしいもの……あるにはあるけど」 → (-100) 2021/10/30(Sat) 1:33:56 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「 血 か」ルームメイトの異能の話は、聞いていない訳ではなかった。実際に血を飲んでいるところはみたことがないし、代用品で十分だった時は、半信半疑なところもあった。 しかし今になって、明確にそれを自分に求めている。友達が友達に気軽に言えることでもないし、自分が同じ立場なら打ち明けられたか分からない。それほどまでに渇いているのだろうか。握った指に汗がにじんだ。 「あたしのでいい? 今から病院とかにダッシュしてもいいけど」 心配事、余計な考えは思考の端に押しやって。 (-104) 2021/10/30(Sat) 1:48:55 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉話していたところで、部屋の中でそんなものを飲むわけにも行かない。 血の滴る肉類を口にすることもあるが、大っぴらに異能のためなんて言う義務も必要もない。 昨日からずっと喉が渇いている。有り体に言えばイラついている。 たりない、たりない、タリナイ。 「…………絵莉の血がいい。病院ダッシュはきついし、なかなか渡してくれるものでもないから」 (-106) 2021/10/30(Sat) 2:02:30 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「だよねぇ……飲用の血とかあったらそっちのがいいと思ったんだけど」 病院をドリンクバーか何かだと思っているのか。 「……おっけ。一思いにやっちゃって。献血なら何度かやったことあるし。へーきじゃんね」 後でジュースでも奢ってもらおっかな。冗談を吐いては声に出して笑う。 「部屋、入った方がいい?」 (-107) 2021/10/30(Sat) 2:11:10 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「男らしさなんかより大事なものがこの世にはあんのよ! つか警告はしたろ〜?これはもう十分男らしかろ〜??とくと聞けーいこれが最初で最後の脅し文…」 振り返った女の口から僅かに滴る赤い液体に一瞬言葉が途切れた。その隙に耳には彼女の声が染み入る。耳栓などはしていない為に… 少し表情が引きつった 間が空いて。 『了解っす竹村嬢。 失せます。 失礼しました!おつっした!』 等と抜かした。…言葉こそいつも通りだが、頭までしっかり下げて。 それ以外に無駄な動作はなく、反対側へと小走りで向かう。速度はどんどん上がり… 角に消えて、男の姿は見えなくなった。 騒がしいのが消えれば、すぐに静かな廊下に元通り。 (-108) 2021/10/30(Sat) 2:11:40 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「……やっぱあいつも簡単に誑かされるなぁ。どいつもこいつも……」 頭を下げてそそくさと退散する彼を見て肩を竦める。 うるさかった廊下も静かになった。何かしていたらしいが、当人がいなくなればなんてことはない。 少し時間を過ぎてしまったが、急いで向かわなければ。 ピルケースをしまいこみ、意識を歩いていた方向に向ける。さっさと行こう、と歩き出す。 誰もいなくなったことで気は緩んでいた。 (-112) 2021/10/30(Sat) 2:22:53 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「吸血鬼か蚊しか喜ばないジュースバーだな……。 献血の後はジュースとかあげるものだから、それはいいけど」 入った方がいい?という言葉に……ほんのすこし躊躇うように詰まらせる。 「……血を吸うと異能も起動するから……入ると危ないと思うな。今の私だとなにするか分かったものじゃないし。 吸いづらいけど、ポータルを首に当ててくれればリスクは減らせると思う」 (-116) 2021/10/30(Sat) 2:35:30 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「そんな自制効かないんだ。噂の薬の力ってやつ? うん。だったら尚更ついときたいけど……それであたしに何かあってこまるのは茜だし。おっけー。気絶したら閉じるし安心じゃんね」 ポータルから指を抜いて。 「マジ、首? ガチの奴じゃん。ヤバ……キンチョーするんですケド」 手の輪を首に押し当てる。肌の僅かな動き、誘っているようにも見えるかも。息を呑んで。痛みを待つ。 (-119) 2021/10/30(Sat) 2:46:53 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「たぶんそう。あとはどれぐらい強くなってるかなんだけど……衝動ばっかり増えてていやになりそう」 ふー、と深く呼吸する。 「……絵莉の首、綺麗だよね」 一段と強く喉をならした。 ポータル越しに首筋に舌を這わせ、誘うようなかおりと脈動。 口付けをするように唇を押し当てたのは一瞬。 「ん、く……!」 歯で無理やり皮膚をこじ開け、滴る血液を嚥下し始めた。 (-125) 2021/10/30(Sat) 3:04:59 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「それでも生まれ持ったものには、向き合っていくしかないんかんね」 自分にはこれといって困るものはないけれど。だからこそここで手を差し伸べられるのだろう。 「あは。見えないとこもちゃんと気ぃつかってるし」 吐息が首を撫で、次に舌が触れる。くすぐったくて思わず力が抜けてしまう。見えない友人の姿を想像して、くすりと笑った。 すっかり油断しきったところへ突き刺さる鋭利な歯。燃えるような痛み。自分の大切な中身が流れ出る感覚。喉が鳴る音。 せめて扉の向こうの相手が心おきなく渇きをみたせるように、懸命に声を殺した。 (-128) 2021/10/30(Sat) 3:20:36 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜ちょっと消えた後。貴方が幾らか歩き出した後ぐらいにまた後ろから足音…というよりドドドドと走り散らかす音!後ろを見れば爆速で迫る男!片手には縄。それ以外の手荷物はなく。 「 竹村嬢!失せてきました!!!ごほうびくーださい❤ この後に及んで軽口を言いながら走り寄って来る。 速度は大体リレーの最終ランを任されそうな小学生5年ぐらいの速さなので、運動部のそちらなら追いかけっこで勝てるかもしれないが油断大敵とも言ったり。 もし捕まればドンッと衝撃付きで抱きしめられ…たと思ったら即座に腹なりなんなりに縄が巻かれ始めていたりする。こちらの方が得意らしい (-130) 2021/10/30(Sat) 3:33:17 |
【秘】 市川 夢助 → 竹村茜「泳ぎに行きます?オレ、見てますけど。」 それならば、と見送る姿勢を見せてから。 ふと。 「ああ、そうだ。 センパイ。センパイにとって、自分の異能はどんなものですか?」 ともすれば、思いついたように。 あるいは、前から聞こうと思っていたかのように口にした。 (-134) 2021/10/30(Sat) 3:48:28 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「ふーっ……!」 こんな姿を見られなくて良かった。薬の影響で膨れ上がった血を求める欲望を貪る姿。 差し伸べられる手を、命の水を。 「ん、ぐ……」 こくこく、と喉を鳴らして飲み込む。熱い吐息をふきかけて、何度かそれを欲した後。 「……かっふ」 ポータル越しに食らいついていた首筋から離れた。荒々しい呼吸から、次第に落ち着いていく。」 (-192) 2021/10/30(Sat) 13:38:47 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海走る音に反応する。爆速で縄を手に持って走る姿は、流石に気脅されるものがあった。 振り返り、一歩下がって僅かばかりに目を見開く。 大して早くない、頑張れば逃げられる、しかし。 「……!」 捕まえられた。縄が巻かれ、あざやかな手口で縛られる。 「若井、いい加減ふざけてないで……!」 (-194) 2021/10/30(Sat) 13:44:48 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜痛いし、怖い。けど拒絶したくなかった。 自分の生存本能に目隠ししながら行為が終わるのを待つ。 しばらくすれば、冷たい風が傷口に吹き付け、その終わりを知ることだろう。ありあわせの手当道具で傷口を塞ぐ。 ポータル越し、扉越しに荒い息を聴く。そっちだって大変じゃん。へばってらんないし。 「……だいじょぶ?」 平常を装おうとした弱弱しい声。 (-200) 2021/10/30(Sat) 14:31:24 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……ごめん。大丈夫」 ごん、と扉越しにくぐもった声と手をかざした。 荒げた呼吸を元に戻すために深くため息をつく。 「顔合わせないで、なんか卑怯なことしてる気分」 (-201) 2021/10/30(Sat) 14:39:52 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「ふざけてないとやってらんねーよぉ竹村嬢ォ〜俺今から同じ学年の女子売り渡すも同然の事するんだも〜〜〜ん。泣けちゃう…」 へらへらしている。もし貴方に余裕があれば異常に早い心音が聞こえたりしたかもしれない。 「ビートオブハート、略してビトハってね〜!心臓がドキッとしたら発動?だっけ?多分そう。びっくりしちゃったよほんとにドラキュラに見えちゃった❤ いつもよりチョットだけ早く走れるけど俺の本懐は手先の器用さ!あとなんかアレめっちゃ集中出来る。今はご命令に集中?お前のじゃなくて先公とかから頼まれた方のやーつ。<被検体もってこい>って言われてさ〜〜〜いやー逆らえんよねぇ〜… までも追いかけっこも出来るぜ!30分ぐらい全力で走れば逃げきれた…かも!? で、飲むのが嫌ならちょっと保健室的な所まで行って"プロ"にお注射でも頼もうかと思うんだけど…どう!?」 言いつつグルングルンに巻いていく。縄は腕やら手やらも侵食しようとする。 (-203) 2021/10/30(Sat) 14:47:20 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「なんにもズルいことしてないじゃん」 「顔、合わせる? 今度はあたしのがあんま見せらんない顔してるかもだけど」 手鏡はどこへやったかな。 (-204) 2021/10/30(Sat) 14:50:04 |
【秘】 竹村茜 → 市川 夢助「いいよ。別にみてて面白いものじゃないだろうけど」 プールの方へと歩き出そうと歩み出したところで、また足を止める。 ポケットに手を突っ込みながら、肩を竦める。 「私にとっての異能……? 面白いことが出来るもの……ではあるかな。自分の手のひらの上でどうとでもできる使い方ができるから悪いものではないし。 市川くんはどう?自分にとっての異能ってやつ。 なんか噂で色々あるけど。強くなりたいとか不満があるとか、そういうのがあったりしない?」 (-213) 2021/10/30(Sat) 15:30:57 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「折れればいいのに……」 呪詛を吐いて嘆息する。へらへらとしているものの――内心あるいはビビり散らしているのか。 生存本能に訴えかけるタイプの異能だろうか。心臓が跳ねると過集中と手先が器用になる――地味ではあるが、堅実な能力だ。 ある意味強迫観念にも似たその命令の遂行は――。 「……若井、なんか利用されてる? 脅されでもした?」 薬一錠に付き一度の命令しか出せないのか。異能を振りかざす言葉は出ない。 「……分かった、飲む」 縄に完全に巻き付かれる前に、薬を寄こせと手を伸ばした。 (-218) 2021/10/30(Sat) 15:38:37 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「いや――」 竹村茜は、あなたの血を飲んだ。 「絵莉、 『お願いだからこっちにきて』 」懇願とも、あるいは命令とも。 血を飲むことで起動する異能は 自分の言葉を強くする力 。威圧・支配・懇願・憐憫。竹村茜が口にする言葉に説得力と拘束を与える魅了の一種。 強い意志さえあれば抜け出すことはできるが、異能は薬の影響で力を増している。 (-222) 2021/10/30(Sat) 15:47:17 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「……」 その言葉に違和感はあった。強制力はを持つ異能のことを、ある程度意識していたつもりだ。けれど元から、すぐにでも顔を合わせたかったのだから、 その言葉にのまれるのは容易かった。 扉に手をかける。内鍵があるのなら小窓からポータルを投げ込んで開ける。 「きたよ……茜」 血が抜けて、白くなった顔に笑みを浮かべた。 (-230) 2021/10/30(Sat) 16:07:41 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「折れん!イヤーオレハ ジブンノ イシ デ ヤッテマスヨー」 いつも通りふざけている。 「実際協力すると欲しいもん貰えるんだってさ!まぁだからやってる所はあるよな〜〜〜。ほら!俺の意思でやってるっしょ? いやどうだっけ?1回断ったんだっけ?アレ?まぁいいや。 まぁねぇ俺みたいな鈍感野郎はねぇ〜もしかしたら既に誰かに能力掛けられちゃった後だったりしてね〜ヒヒヒ!学園ちゃん?だっけ?も変な奴寄越すよね、そー思わない?」 学生諸氏の事では無い。口ぶり的に。そもそも自己申告なので審議も不明だが、異常な鼓動はまだ続いている 「え!!!いいんすかアザース!!!!あごめん水は持ってきてないから頑張って飲んで❤」 ほいっと先程と同じ薬方を目の前に提示した。 (-233) 2021/10/30(Sat) 16:12:02 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「ひどい顔してる」 扉を開けて入ったあなたの姿を見て肩を竦めた。 こうした元凶の顔は、口の端からだらしなく血で汚した状態でへたり込んでいた。 「……ほんのすこしだけマシになったかも。味も悪くなかった」 (-243) 2021/10/30(Sat) 16:37:50 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「お互い様じゃん。あたしら今女の子の見せていい顔じゃないでしょ。ヤバ……」 隣に座りこんで、腕を身体に回す。安心させたかったが、不安が伝わってしまわないだろうか。自分の腕は震えていないか? (-247) 2021/10/30(Sat) 16:48:56 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「見知った顔が相手だから……まあ、相対的にマシ」 ほんの少し震えているように見えた。それが血を吸ったことによる急性の貧血が影響なのか、不安がっているのかは分からなかった。 分からないから、むしろ気にしないでいられる。ここで何でもない風に振舞われたらそれこそ不気味だ。 恐る恐るあなたに抱き着く形で、深く息をついた。 「ヤバヤバ。もう少しこうしてたら落ち着ける……。 傷、痛いでしょ。午後には塞がるだろうけど。 ……普通さ、こんなことまでしてくれる人いないよ」 (-252) 2021/10/30(Sat) 17:08:18 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「何その片言。……まあいいよ。その調子を貫いてそう口にするなら、言質取ったってことにするけど。 若井が誰かに利用されていようが、私から何か聞き出せることもないんだし」 異能を十全に使えれば、あるいは元凶を吐かせることもできたかもしれない。 それもできないのなら、今はおとなしく従うのが吉だ。 「つっかえな……」 舌打ちをして、目の前に提示された薬をひったくる。 自分の持っている薬と違って、何の変哲もない色合い。これを飲めば異能が『強化されてしまう』 あるいはガセだと思えば――幾分か躊躇いはなくなる。 だから一縷の望みをかけて、薬を口に含んで飲み込んだ。 → (-255) 2021/10/30(Sat) 17:15:10 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ん、……っァ、ア……!」 ――まず感じたのは気怠い感覚。頭がぼうっとして、縛られた状態のままバランスを取ることも出来ず倒れ込む。 混濁とする意識と、突如として表れる自分の異能の発動条件――血への渇望が止まらなくなる。 喉が渇く、のどがかわく、ノドガカワク 「……ふ、ざけ……」 そんなことがあっていいはずがない。恨み節を込めながら、若井をにらみつけていた竹村は次第に意識を落としていった。 (-256) 2021/10/30(Sat) 17:15:32 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「同じ部屋なんだから、一度や二度じゃないもんね」 こんな状況で顔を合わせる状況は、相部屋でもそうないだろうけど。 「好きなだけ頼ってよ。迷惑かけるだけじゃなかったじゃんね」 元気になってくれるだけでうれしい。 「かも、でもそれわかっててほしいって言ったんでしょ?」 (-257) 2021/10/30(Sat) 17:18:26 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 竹村茜「解釈は御自由にぃ。まぁ今分かるのは俺の異能と鈍感さ!それぐらいでしょそーでしょ?あとは俺みたいなのの存在でしょ?」 ひったくられた後も真後ろから動かなかった。勿論縄もそのまま!逃がさない程度に。取られ、飲んだ。と確認してから、薬を持っていた手が1本天へと伸ばされた。 「あ、もう一個あったわ。クスリは本当に存在するってネ!悪い効果じゃねぇといいなぁあはは!ほんとホントってあぶねっ!」 倒れそうになれば流石に腕で体を支えたりはした。ちょっと顔を覗き込んで、睨む目を覗き込んだ。 「ふざけ…何ぃ?でも 良かったじゃん!体育祭休む口実出来てぇ 存分に俺に感謝してくれていいよぉ〜〜〜あはは!!相手が悪かったねぇご愁傷様!」へらへら〜とそう告げた後、支えていない方の手で携帯を手に取り。 「殿畑〜俺疲れた帰る。適当にはこんどいてぇ。場所はねぇなんか寮の…」 迄は意識が落ちる前までに聞こえたかもしれない。 次貴方が起きる時はどこかの部屋の布団の中。 縄は勿論解けている。着替えさせられてもなければドアに鍵だって掛かっちゃいない。 要は寝かされただけでほっぽり出された。 (-272) 2021/10/30(Sat) 18:17:24 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「こういう状況にはなってほしくなかったけど。 ……絵莉なら物分かり良いだろうから、大丈夫そうかなとは思った。 私の異能、血を飲まないと体調悪くなるくせに血を飲んだら異能が発動するから融通利かなくて。 見知った人の血を吸うのは禍根が残りそうだから吸いたくなかったんだけどなー……あー、めんど」 少なくとも、相手が自分に悪感情を抱いているようには見えなかった。それを感じ取れただけでも、まだ収穫はあった。 だからようやく、普段のように怠そうな調子に戻れた。 (-274) 2021/10/30(Sat) 18:19:48 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん。だいじょぶ。あたしらの仲じゃんね」 「あのビリってなったやつ? 確かにヤバいかも。茜、あたしに来てっつったの顔見たかったから? それとも もっと欲しかったから? 」なるべく不安を煽るような言葉を口にしたくはなかったけれど、ただしく理解したかった。 (-280) 2021/10/30(Sat) 18:54:31 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「…………それは、そう」 あまり核心を突かれたくなかった。 ただ一緒にいて安心したいからというわけでもない。 そんか殊勝な考え、持ち合わせてはいない。 自分のため、自分が楽をするため。そのためなら……。 「もっと欲しくて……足りなくて……。 くれたりするの、血」 (-294) 2021/10/30(Sat) 20:33:11 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「できるでしょ? あたし、ここまで来ちゃったんだから」 万全の状態なら分からないけれど、こっちは弱っていて、そちらは満たされて。言葉による支配もある。あまりにたやすいこと。 もうちょいくらいなら立ってられるかな……。 目を閉じて身体を強張らせた。 (-295) 2021/10/30(Sat) 20:44:47 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……なら、分かった」 保健室の扉を閉めて鍵をかける。両手であなたの肩を掴み、先ほどと同じように首筋に顔を寄せる。 誰も来てはならない、誰も来させてはならない。 最近の異能強化の騒ぎでけが人がこちらに来るかもしれないけど――この時ばかりは誰も来ないことを祈って。 衰弱したあなたに更に追撃する真似をするのも気が引けたけど。 さっきと違って、直に体温が伝わる。触れている実感が湧いてくる。 こんなことをして、まるで吸血鬼のようだ。 「――優しくするから」 まるで睦言のようにそう添えて、あなたにしなだれかかり、押し倒すように。 ゆっくりと舌で舐り、強張る体に向けて。 あなたに牙を突き立てた。 (-296) 2021/10/30(Sat) 21:11:27 |
【秘】 竹村茜 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「気が付いたらタレコミするから覚えておきなさいよ……」 ここまで大々的にしておいて、無事で済むと思うなよ、と。 この行為そのものが上位的な存在の仕組みであったとして、告げ口をすることも厭わない。 面倒ごとに巻き込んだ男に、そう混濁とした意識の中でつぶやく。 「……分かった。なら存分に休ませてもらうから……せめてちゃんとしたところで……」 寝かせて欲しい。そう告げる前に意識は落ちた。耳に残って、記憶には残らない何かのやり取りを受け流しながら。 そうして目覚める時には、誰が何をどうしたかの記憶の整理をするのは容易だった。 ――何が目的だったんだか、と思いながら、鍵のかかっていない扉を前に呟きながら。 明日、無事に登校する姿が見えていたのかもしれない。 (-297) 2021/10/30(Sat) 21:16:11 |
竹村茜は、押し倒した (c10) 2021/10/30(Sat) 21:17:14 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜 鍵が閉まれば身体がすくむ。外界と遮断されて、二人きり、押さえつけられて身動きも取れない。捕らえられた獲物のよう。 友達だし、こうしたいと思ったのはあたしなんだから。 「好きにすればいいじゃん」 言い訳で自分を奮い立たせて、身体を明け渡した。 (-301) 2021/10/30(Sat) 21:37:03 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉――そんなに急ぐ必要はなかった。 別に恥も外聞も気にする性質じゃなかったのに。 ましてや気心知れた友達。これからするのはイジメでもなく、同意の上でのこと。 「そうさせてもらう」 奢りのジュースはダブルがいいかな―― 場違いなことを考えながら、あなたに覆いかぶさる。 逃がさないよう、寵愛するように、優しく肩を抱いたまま。 先ほどよりも強くあなたを求めて、鮮血を貪っていた。 (-302) 2021/10/30(Sat) 21:47:09 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「ぐいぐい来るじゃん……あたしそんな美味しい?」 口はふさがっているのだから返事があるわけがないが、それでも喋っていたかった。 赤ちゃん育てるときってこんな感じなのかな。失礼な冗談。 けれど懸命に自分の身を貪る姿を恐れる反面、どこかで魅入られていた。痛みに耐えかねて、時々小さな悲鳴が漏れる。 (-307) 2021/10/30(Sat) 22:01:54 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「ん……」 ニュアンスとして、『うん』に相当する音だった。 『食事中』は静かにするのが礼儀だが、親しい友人との間なら無礼講も許されよう。 時折上がる小さな悲鳴に視線のみ誘導するが、こくこくと喉を鳴らして飲む動作は止まらない。 乳飲み子を育てるにしては大仰な冗談だが、欲望のまま食らいたがるのは似ているのかもしれない。 献血は針を刺すのが一番痛くて、血が流れる部分はそう大きな痛みがあるわけでもないが、これは肌に合わない牙と、スムージーを啜るような不均一な吸出しによる捕食だ。 先ほどの吸血よりも長くたくさんの血を吸い続けて、やっと唇を離した。 「ごちそうさま。これで暫くは持ちそう」 止血しつつ、あなたの顔色を伺うために覗き込んだ。 (-311) 2021/10/30(Sat) 22:13:11 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「そか。それなりに健康にしててよかったし」 痛みによって覚醒し続けていたが、意識が朦朧としてきた。頬は勿論、唇すら陶器のように白く、衰弱している。 「このまま保健室のお世話なろっかな……」 揺れる視界が辛うじて、友人の姿を捉えている。 (-313) 2021/10/30(Sat) 22:23:07 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「…………」 あなたを保健室のベッドへと運び込むために抱き上げる。 ベッドへと移動することが出来たなら、深く息を吐く。衰弱するあなたに寄り添う。額を撫でて、その手を握る。 「……ごめん、絵莉。さすがに……悪かった。 今日は保健室に居続けるつもりだったから……看病していくよ。必要なものとかほしいものがあればなんでも言って」 (-320) 2021/10/30(Sat) 22:56:34 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「立場逆転してんじゃん……」 ぐったりとして身体が動かないから、重く感じたかも。 額から汗がにじむ、握りかえすほどの力はない。 「食欲ないけど、なんかお腹入れなきゃヤバいし」 ああ。そうだ。 「スムージー頂戴……」 (-322) 2021/10/30(Sat) 23:24:16 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「お陰で元気になったから」 その恩返し……というほど大層なものではないけど。いつも自分が愛飲しているトマトベースのスムージーを渡したのだった。 (-334) 2021/10/31(Sun) 0:10:38 |
竹村茜は、プールが恋しくなった。 (c11) 2021/10/31(Sun) 0:11:43 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……まあね」 ストローを差して、だらんと空いた口許に運ぶ。カップを固定しながら飲ませる。 トマトの他にリンゴやクラッシュされたナッツも入った甘酸っぱいスムージーである。 (-347) 2021/10/31(Sun) 0:38:16 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「おきるまではこうしているから、しっかり寝ておいて。 血の欠乏で死なれたら困るから見張ってるし」 おざなりに、あなたの頭を撫でながらベッドにもたれ掛かった。 (-354) 2021/10/31(Sun) 1:02:14 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……おやすみ、絵莉」 顔色や呼吸を気にしながら、あなたがしっかりと眠れるように寝顔を観察していた。 起きるまで、ずっと。 (-372) 2021/10/31(Sun) 1:49:27 |
竹村茜は、プールで泳いでいる (c12) 2021/10/31(Sun) 9:43:26 |
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