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【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久普川の淡々とした連絡に返信は不要かと暫く文面を眺めた。 他人のためでは無いのだが。 他人に配る事はよくしてきていたから。 「……」 明るい部屋をその日初めて見た。 寝る必要が無いと言われんばかりのあの照明。 男にとっては珍しく、興味深い物になったのは確かで、きっとその夜に話は聞いていた。 『お前は、ここで実際よく眠れているのか』と (-66) 2021/09/16(Thu) 11:42:02 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人昼間の喧噪から離れて廊下で偶然すれ違う。 あなたの愛想のなさとが共鳴すれば、互いの接点はひどくなくなる。 だから、傍観者として問うた。 「黒塚」 破裂した水風船は、見ていたか。 「壇上にあがるつもりはないか? 都合良く欲しいものがなくとも」 脱がされた馬鹿は、見ていたか。 「奪う側にいくつもりはないか」 (-69) 2021/09/16(Thu) 12:09:53 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「寝れてるわけないでしょ、こんな明るくて。 布団被ってるから別に寝れてるけどさ」 面倒そうかつそれでも淡々と、捻くれた答えが返される。 「暗い中に僕を置かないのが目的だから。同室にされたのも、 思い付きとかで深い理由ないでしょ、災難ね。 ずっといないから、そのままかと思ったよ」 「榊さんも明るいのが理由で寝れんかったら タオルでもなんでも被っていたら?」 的外れなことを投げて、頭から布団を被った。会話が続くようなら顔を出すだろう。 普川は人の多い場所ではおどおどした様子を見せるが、こうして話すのを見ていると、あれらが取って付けたような態度に思えるかもしれない。 (-81) 2021/09/16(Thu) 12:54:47 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「ん?あー。言ってさ、他人の悪意の有無なんて関係ない。この場が便利だから乗るだけで、俺としては昔やってた事を再開したいだけなんだよね。悲鳴や嘆きは他に任せればいい。出来なくもないけど、俺のは喘ぎの延長線上だしさ」 「逮捕された時から思ってたけど、気持ちのいいことみんな好きじゃん?酒はオッケー、煙草はオッケー、薬ダメ。しかも捕まる。何か散々説かれたけど、何一つ心に響かなかった。 結局みんな各々に被害が飛ぶのが嫌なだけだ。或いは悪酔いが酷すぎるから見てるのが、飲んでるのが苦しいから。そんなとこ?」 ま、そもそも俺、皆の言う”薬”は自分で禄に使った事ないけど。なんて言葉を漏らしつつ。逆に言うとこの男の言うそれは、薬と違うと言ってるのも同然で。 「じゃあ悪酔いせず被害も与えず、薬で言うデメリットを克服して、普通のよりずっと快楽を得られるものがある場合、」 「それを知らない方が勿体無いって思うのさ」 それを味わえるのは幸福以外のなんなんだ? 人は結局の所何かに快楽を見出して貪る為に生きている。少なくとも15までしか外にいなかった男はそう信じている。 (-83) 2021/09/16(Thu) 13:03:51 |
榊 潤は、ワイシャツまでなら脱いでくれる (a46) 2021/09/16(Thu) 13:04:17 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「寝られてないのか、お気の毒様。可哀想に」 心のこもっていない感想に、照明を見上げる視線。 「俺は、異能のせいで外的要因と快楽が無ければ寝られん。 ストレスが溜まったら、適当にお前でも抱いて寝る。 明るい場所であるかはこの際関係ないから、あてがわれたのだろう」 随分ないいかたの中に、あなたは違和感を感じるかも知れない。 ここに来ている時点で、自分達の異能は抑制されているはずだ。 それなのに、異能のおかげで眠れないと言われている理由は。 いくらそういった身体になる異能があったとして、それを封じられていないということは。 「安心しろ、今日は機嫌がいい」 夜が明るいのは、久しぶりだ。 暗闇の中に残されていた側からすれば。 やはり暫くの気晴らしになりそうだった。 (-85) 2021/09/16(Thu) 13:15:37 |
【人】 0043 榊 潤何処かでまた知見を得ている。 人々は目の前に余計なことがあると別の軽い余計なことには意識を回さない。 適当に内申点でも稼いでおこうかと、 また厨房にこもることにした。 後ほど、各々が[fortune]%ぐらい発情するめちゃくちゃ美味しいポップコーンがつくられることになる。 ここの看守の用意した"薬"といわれるものが、いかようなものなのか知らない。 味も効果も一切理解していない、ただそこにあったもの。 だから、この男はきっと言うのだろう。 お前らが勝手にとち狂っただけ だ。と。/* つまり効果がPL任意オールフリーのなんか熱くなる酒みたいなポップコーンが作られるらしいよ。 (125) 2021/09/16(Thu) 13:33:46 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「君くらいに生理現象言うか、単純な発散ならわかるんけどさぁ…」 布団を持ち上げながら、不満げな声を漏らす。比較する誰か何かがあるらしい。 発言に違和感は特に覚えなかった。効かないものは効かないし、効かせてはいけない場合だってある。普川はこれまで色んな例を見てきた。その範囲内に収まるものなんだろうと考えて、それで終わり。彼は怠惰と傲慢でできている。 「今度の時は僕ん方もイかせといてね榊さん」 気が向いたらでいいけど、と付け足して。 (-88) 2021/09/16(Thu) 13:48:30 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤 プロフィールを思い返す。己と彼との歳を照らし合わせ、ただしいと思わしき語調を選ぶ。(それに伴う煩わしさが無愛想に拍車をかけているのかもしれなかった。) 「潤」 すれ違いきる間際に足を止め、焚きつけるような言葉を寄越した少年の顔を見る。 破裂した水風船を、脱がし脱がされる馬鹿騒ぎを眺めていたのよりは温度のある視線で。 「それは、誘いと取っていいか」 (-89) 2021/09/16(Thu) 13:50:24 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「――善処する? お前は比較的問題無く受け入れもしていた」 酷く面倒くさそうに、事実を思い出す。 都合のいい相手を探すしか、己の快楽を見いだせない。 だから多数に手を出していても覚えているものは覚えているし、配慮はするべきだろうとは思っている。 なにせ、同室となってしまえば。 何かと頼み事をしたり礼儀を払った方が都合がいいだろうから。 最低限の事は、尽くそうと思いながら寝不足になっていそうなその顔を見た。 「お前が同室を鬱陶しくなる日が待ち遠しいな」 その怠惰が動く日があるのなら、それもまた一興だから。 (-90) 2021/09/16(Thu) 14:02:00 |
【神】 0043 榊 潤鑑賞会会場にトレーが運ばれる。 そして男の手により、大きなテーブルにそれらは並べられていった。 置かれたボトルには 【おいしいオレンジジュース】 グラスは掃除が面倒なので紙コップ。 隣には皿に盛られた ポップコーン カラメルの絡まった甘い味と、適度に食欲をそそる塩味のがわけてあり、小皿で一人一人持っていきやすいようになっていた。 ちなみにこのポップコーンをたべると、 [[fortune] ]%ぐらい発情する。 めちゃくちゃ美味しい。>>125参照 効果は各々の違うようで、効かない人間もいるようだ。 理論は不明、精神的か肉体的かきっと都合のいいようにそれは解釈されるのだろう。 /*発情フリーポップコーン。28ふるのが楽しい。 (G4) 2021/09/16(Thu) 14:21:21 |
【人】 0043 榊 潤鑑賞会に時間も合わなかったか忌避する人間はいただろう。 そんな彼らのためか、はたまた己のためか。 厨房から出てきた男は談話室に皿に乗った ポップコーン カラメルの絡まった甘い味と、適度に食欲をそそる塩味。 紙の小皿で一人一人持っていきやすいようになっている。 ちなみにこのポップコーンをたべると、 [[fortune] ]%ぐらい発情する。 味は保証されており、めちゃくちゃ美味しい。>>125参照 効果は各々の違うようで、効かない人間もいるようだ。 熱が出るだけか、はたまた露出狂になるか……。 理論は不明、精神的か肉体的かきっと都合のいいようにそれは解釈されるのだろう。 /*発情フリーポップコーン。フォーチュンをふるのが楽しい。 (135) 2021/09/16(Thu) 14:28:42 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「ああ、そうだ」 誘う側をすることは、多いわけではない。 愚か者共に薬を運んだときも、彼らが必要としなければ。 こんなもの。 「どこへの誘いかはお前が決めろ」 確かに手を差し伸べる、選ぶのはお前だ。 あくまで傍観者でいようとした暴君は、あえて天秤を傾けている。 「乗らんのならこの会合は忘れることだ。 漠然と興味がないのであれば理由を作るんだな。 ここに選ばれた意義を、この誘い以外に見出す理由が聞けたら俺は手出しはしないだろう」 (-95) 2021/09/16(Thu) 15:24:32 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……思いの外」 似たもの同士の正反対。 その歪みは奇妙で、心地良い。 有り得ない、倫理観を間違えている、未熟である。 社会に適合していない人間の思考だと判断ができるのに、その正当性は異能によって破壊されるのだと証明されるのが見えている。 「相容れないわけでもなかった」 可能性がそこにあっても。 人々は法でそれを縛っている。 それは、何故か。 それに対する不満はきっと同じだ。 「お前の幸せはわかった」 国は勝手だな、世界はこの思想を否定するんだな。 それなのに、今こんなときだけ利用するんだな。 所詮快楽も性行為も、見世物で娯楽なんだな。 「想像もつかない、そんな快楽で幸福になれるなど。 だが舞台の賛同者は探してきてやる、だからお前は他の方法で得られる幸福でも探すことだ。随分凝り固まっているように見えるからな」 (-97) 2021/09/16(Thu) 16:10:39 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「俺たちは、人ではないんだろう。 これを越えれば、真っ当な人間に近づける」 代わりに下手をすれば、得られるのは人でなしの烙印。 ――これは真。選ばれた者たちの人権は軽視されている。 「……お前に興味が湧いた。 他人を唆す、悪い子。お前、なにを考えているんだろうな」 観客面した少年の耳元へ、片手を添える。親指が眼帯の上を滑り、薬指で紐を引っ掛けるように擽る。 ――これは偽。黒塚彰人は他人に特別な感情を抱かない。 「それで、どうだ?」 男は差し伸べられた手を引いて、舞台袖へと誘い込む。 少年の齎したそれは男にとって、どこまでも都合の良い呼び水に過ぎなかった。 (-118) 2021/09/16(Thu) 21:20:58 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤「俺も想像がつかないよ。 これ以上の幸福があることを。そうでないと子供ならいざ知らず、大人も幸せって言ってた辻褄が合わない」 自分が子供だから?でも大人は自分以上に沢山の幸せを知ってるはず。その大人に縋られた。褒められた。好かれた。幸せと言われた。 「困ったな。その場合、世界は幸福じゃない奴らばかりって事にしとかないと、今まで出会った存在は全員哀れと言われてるみたいだ」 これが最善で幸せじゃないなんてありえないのに。けれど、思いの外拒絶されなかったから。部屋に案内されたなら、あなたが座った隣りに座る。 「俺も信じがたい。でもここで『あり得ない』と言うと俺の嫌いな大人そのままだから、覚えておくよ。他の幸福の可能性を」 「……で、そう言うからには潤くんは知ってるの?幸せ」 (-153) 2021/09/17(Fri) 4:35:26 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤 消灯時間を過ぎてから、いやに不機嫌そうな様子で帰って来てくれば、(あなたが部屋にいれば挨拶もそこそこに)布団に潜っていた。 不機嫌の原因が同室者だとは全く思っていないし、聞かれても答えないので彼の不機嫌の原因があなたの行動の結果だと知ることもないだろう。 (-164) 2021/09/17(Fri) 13:11:25 |
【人】 0043 榊 潤最近、同室者ができて観察をしている。 何故か昨晩は随分と不機嫌になっていて。 この環境は怠惰にすら影響を与えるんだなとまた知見を得た。 ここまで異常な環境で、余計なことをする人間もいるものだな。 気がつけば昼時を過ぎていた。 ふと、幼稚な思考を持っていそうな騒がしい彼らとおおよそ持っていかれたポップコーンを思いだす。 あれば食うのだろう、だが、大量に用意するのも贔屓するのも面倒、一人分だけというのも作りにくい。 であれば。為すことは。 榊という男は、しばらくまた厨房に引きこもり、出てくればそれらを並べる。 いくつかの、ピンク色をした 甘いいちごプリン 巨大バケツにはいったプリン 誰がも、どうぞも、書かれずそれは食堂に置かれていった。 (195) 2021/09/17(Fri) 14:39:45 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「随分と大根役者に見えるが、どうした? 舞台に上がるのなら、少しぐらい楽しそうにするといい。 誘った側として、俺はお前に付くのだから」 普段なら拒むその指をあなたの思うがままに委ね、誘われてやる。 彼らが言うことが本当であるのなら、どうせ。 この時期にこんな企画が立ち上がったのは。 この役が己にあてがわれたのは。 罪人としての役目を期待されているのだろう。 それなら望むふりを、望まれるふりをしよう。 ▼ (-182) 2021/09/17(Fri) 15:30:43 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人「だが」 世界から外された、髪の色と同じ色をした瞳が薄く開かれ。 「その答えは気に入った」 他人を唆す、悪い子に誘われたお前は、なにを考えているんだ? ――これは真。興味が湧いた。 (-183) 2021/09/17(Fri) 15:31:28 |
【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人▼ 「また、お前のところに、俺が行こう。 次の投票が始まる日、向かう場所はここにある。 そこで、お前は同じ役者と好きに語らうといいさ」 そう言って、メモを手に握らせ。 その手に眼帯を落として近づく。 そのまま、流れる仕草で共演者の左眼に口付けた。 (-184) 2021/09/17(Fri) 15:32:44 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「誰かに犯されでもしたか?」 それで不機嫌になるような人間だっただろうか。 己の悪行に気づいても面倒そうな顔をするだけだった男が。 少し気になる、嫌なことがあれば自分に振りかかってほしくもない。 己が原因だと1ミリも考えていない男はその布団の上に片手の体重をかけた。 「眠る前に不機嫌の理由を教えてくれ、おかげで俺も眠れそうにない」 (-186) 2021/09/17(Fri) 15:55:52 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「いやよ」 即答だった。 「榊さんが寝れんくても僕は別にいいし。 それで寝かしてくれないのと理由言うのとなら、 僕寝られんくていいさ」 籠ったままでも聞こえる声量は心得ているらしい。聞き辛いが、聞き取れないほどではなかった。 「穴貸して来はしたよ。それでいい?」 犯されたのを言うのは別にいいらしい。 (-187) 2021/09/17(Fri) 16:13:13 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史なんて憐れで可愛そうだと思った。 子供だけではなく大人まで溺れて。 その事実を知って結果が来ている。 狭いのだ、目の前の男の世界は。己の世界は。 ひどく狭くて、それが幸せであることを疑っていない。 ひどく狭くて、それが幸せでないことを疑うことができない。 可愛そうだ。 「それは」 「俺たちの目で見てきた世界の一部なんだ」 まだ世界は広いらしい。それを見る目は片目になってしまった。 「知らないものがある、それが正しいことかどうかもわからない」 「教えてもらえていない、俺達は、まだ知らない」 「自分で見つけ出せと世界に課されている」 大人はそんな思想が固まって、こべりついている。 俺たちはまだ変わることができるのではないのだろうか。 それが希望かは、まだわからないけれど。 ▼ (-188) 2021/09/17(Fri) 16:13:13 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「俺は失って、二度と得られないものに幸せがあった気がしている。 失ったから気づいた、その日から変わった。 言いようのない変化があったが、明確な答えはわからない。 いまは、まだ、その幸せの形を知らない」 好き[嫌い]だった、両親は。己にとって世界であったんだな。 もうわからないし、思い出すのも億劫になってしまったが (-189) 2021/09/17(Fri) 16:13:43 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「やはり不機嫌の理由は体を受け渡したからではないと?」 布団の上から猫のように乗りかかれば、布団を抜け出せないような妙な体制であなたの体をなぞる。 じゃれているだけだ 「まずは、教えてくれない理由を教えてくれ」 「なんでいやなんだ」 (-190) 2021/09/17(Fri) 16:16:39 |
【人】 0043 榊 潤プリンを作ったのがお前か?と言われれば。 「そうだ」と答える。 ポップコーンを作ったのがお前か?と言われれば。 「さあな」と一度はしらばっくれる。 そんな男はぼんやりと、談話室にいる人間を眺め。 「普川とヤった奴誰なんだ…?」 そんなことをぼやいてた。 (204) 2021/09/17(Fri) 16:21:47 |
榊 潤は、自分の作ったいちごプリンを食べている (a67) 2021/09/17(Fri) 16:22:57 |
榊 潤は、リョウちゃんに、礼はいらん。をした。 (a69) 2021/09/17(Fri) 16:27:00 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤 身体をなぞられればビクッと大袈裟に跳ねた。もぞもぞと動いて布団から顔を出す。焦ったように感じたかもしれない。 ただ、抜け出す気はないようで、顔を出せば動かなくなった。 「僕は穴貸す方が楽だからな。勝手に借りられるんでも」 そもそもすべて願い下げだが、降りかかるものに対して普川は諦めがちだ。嫌は嫌でも支障はないし。 「いやな理由はー…… …言ったら不機嫌の理由言うんと大体一緒だから、言わん」 「……まぁ、雨が降った後でぬかるみ踏んで転んだのを もっとひどくしたくらいの気分て思ってたら大体合ってるよ」 (-194) 2021/09/17(Fri) 17:12:56 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「つまり自分が不機嫌になったという事実が不機嫌ということか?」 問う。お前の考え方を。 「教えてくれない理由に、 自分が何よりも嫌であったことを自覚するのが嫌だったか」 問う。答えに期待はしていない。 「何がそうさせるんだろうな」 やけに反応がいい、それを面白くもなさそうになで回し。 腰を、太ももを、その手は捉えていく。 「話すことも嫌か。 他人に知られたくないか? 他人にはなしたくないと思ったか。 素直にそう言えばいいのに、おかしなやつだな」 (-198) 2021/09/17(Fri) 17:25:09 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤「榊さんも大概、おかしいと思うけど…??」 顔を出した後はこう…、撫で回されても無だった。あなたが勝手にヤった時、彼の反応は良い方だったのだが。 「なんでもかんでも明示されてないと気が済まないんか榊さんは」 はぁ、息を吐いて、明後日の方向を見た。 「話す気がないから、話しかけるなという意図を込めて布団に潜ってました。他人に知られたくないです。話したくもないです。そういうのが『いやよ』の一言に入ってるつもりでした。いやを自覚するのは別にいやじゃないです。理由わからずいやなだけの方が気持ち悪いわ。不機嫌になった事実云々は知らんよそんなふうに考えたこともない」 早口。最後のはつまり、違うという意味である。素直に言えばいいのにと言われてもこうなあたりは彼も強情だ。 「もういい? 僕疲れているんよ。寝かせてくれない?」 ほら素直に言いましたよの顔。 (-210) 2021/09/17(Fri) 18:06:13 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「そうか」 相変わらずの単調な声。大根役者というのは案外、的を射た表現だった。 握らされた紙切れに一度目をやり、無言のうちにスラックスのポケットへ突っ込む。そうして空けた手を少年の後頭部へ伸ばし、髪の隙間に差し入れる。 「……ああ、待ってる」 引き寄せて同じように口づけを落とし、すぐに手離した。 (-222) 2021/09/17(Fri) 20:13:29 |
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