分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a4) 2021/02/04(Thu) 0:44:47 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a5) 2021/02/04(Thu) 0:45:21 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎──1日目深夜・体育館── [扉を開けると、そこは体育館ではなかった。 どうやら裏口から入ってしまったらしく 足を踏み入れた先は運動用具が雑多に置かれた 備品庫であった。>>12 ボロい学校にも関わらず、 ひととおりの備品は揃っているようだった。 色々なボール、跳び箱、平均台… マットも何枚か重ねて置いてある。 ふと眠気を感じた。 この廃校舎に来てから時間の感覚を失って いたが、そろそろ睡眠を取って体力を 回復しとかなければ。 ] (22) 2021/02/04(Thu) 10:48:33 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[備品庫の奥には、もう一つ大扉が見える。 近づいて扉を開けると、今度こそ そこは体育館だった。 人影は……ない。 寒々とした風が吹き抜け、身を竦める。 やはり来るのが遅かったか、と独りごち、 今日はもう探索を切り上げて、 ここの備品庫のマットの上で寝よう、 と思った。]* (23) 2021/02/04(Thu) 10:49:04 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a9) 2021/02/04(Thu) 10:51:38 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 備品庫のマットの上に寝っ転がりながら、 今日起こった事を振り返る。 結局、色々探索したものの謎は深まるばかりだ。 6言語を操る高校生ネリーも中々のキャラの濃さ だが、問題はあの柚乃という不思議な女性。 彼女は本当に過去から来た人間なのか? そして読めない文字。NPCみたいな連中。 どんなに歩いても繰り返される同じ風景。] (34) 2021/02/04(Thu) 11:59:59 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎(やはりここはゲームの世界じゃないのか? 最近の技術の進化はすさまじいからな。) [ 俺が田舎の島で燻っている間に、都会の あたりでは高精度なリアル世界を再現する ゲームが完成されていたんだろう。 『臨場感を味わうために一時的にプレイヤーの "ゲームを開始した記憶"を奪う』 とかなんかの機能付きで。] (…まるでSF映画のディストピア世界だな) [ 他にもありもしない憶測が次々と思い浮かんだが、 疲労のせいか、いつしか眠りについていた。]* (35) 2021/02/04(Thu) 12:00:13 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 久しぶりに、夢を見た。 前任校での記憶だ。 最近やたらと頻繁に葵学園の事を 思い出す気がする。 理由は、分からないが。] (42) 2021/02/04(Thu) 14:51:01 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 4年前、雛市(ヒナイチ)という女生徒を 受け持っていた。 つかみ所のない生徒で悪い噂も多く 教師達も手をこまねいていた。 毎週月曜の朝になると、 週末の夜に彼女が繁華街をうろついて いただとか、柄の悪そうな年上の男達と つるんでいたとかいう目撃情報が職員室に届く。 そんな困った生徒。 わりあい素行の良い生徒が多い葵学園では、 彼女の存在は腫れ物だった。] (43) 2021/02/04(Thu) 14:52:42 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a13) 2021/02/04(Thu) 15:01:15 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ …思い出したくもない話だ。 あの時の生徒達に、俺はどう思われていたのだろう。 学園を追われ、逃げるように彼らの 元を去った俺にとっては、 ついぞ卒業する姿を見送ることの 叶わなかった彼らは 教え子のようなそうでないような 宙ぶらりんな存在だった。 そして彼らにとっても、既に俺は"先生"という 存在では無いはずだ。 彼らの誤解を解かぬまま、 何も言わずに学園を去った俺など。 ] ─── 嘘、 うそだよそんな、 だって先生がそんなことするはず ぜったいにないのに、 [ ただ、一人を除いて。] (46) 2021/02/04(Thu) 15:30:58 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ 過去の出来事がゆっくりと渦を巻き。 今にも眠りにつくかという、丁度その時―― 唐突に、鐘の音が周囲にこだました。 (…時報か?) そして…さらにとんでもないことが起きた。 今まで一度も聞いたことのない少女の声が、 さながら頭に直接語りかけてくるかのように 俺の脳めがけて鮮明に鳴り響いたのだ。 ]* (47) 2021/02/04(Thu) 15:32:35 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎──深夜・体育館倉庫── [ そいつは、この空間は自分が作っただとか ここで一緒に暮らそうだとか、 タロットを探せとか、 兎に角ごちゃごちゃと喋り散らしていった。 無意識に、自身の側頭部に手がのびる。 手に触れた硬い感触。 (ビンゴ。) やはりここはゲームの世界じゃないか。 このヘッドギアを…ひと思いに掴んで 頭から引き剥がす…! ] (75) 2021/02/04(Thu) 21:45:46 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ …なんてことは、なかった。 もしかすると、いつの間にか装着された ヘッドギアが視界を覆い、偽物の視覚聴覚情報 を与えているのではないか? そんな淡い期待もむなしく、変な声は ジェットコースターのようにテンションを 上げ下げしながら"タロット"のルールを まくしたて、>>1>>2>>3 その後スピーカーの電源を根元から 引っこ抜いた時のように ぶつん、と唐突に消え去った。] (76) 2021/02/04(Thu) 21:46:28 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎 (なんだ…?あいつ……) [ 内容はさして頭に入らなかったが、 とりあえずあの声の持ち主はかなり やばい奴 だということは分かった。] (こんな薄気味悪ぃ校舎に連れてきやがって なーにが 「気に入って頂けましたか?」 だ)[ さらに「もしここに居たくないのなら…」に続く 態度の豹変ぶり。>>3 "あいつ"の正体は知らんが、 もし本当にヤツが"この空間の主"だと仮定した場合 少しでもヤツの機嫌を損ねようものなら その瞬間に抹殺されてしまいかねない。 そんな気迫があった。 ] (77) 2021/02/04(Thu) 21:47:41 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ まず、方針として。 この世界に留まるなどということはハナから 選択肢にない。 次に、おおっぴらにタロットを探す素振りも 見せない方がいいだろう。 自称"この世界を司る"ヤツだが、 人の脳に直接声を届かせる 異能の類いであることは確か。 どこで何を監視しているか分からないからな。] (78) 2021/02/04(Thu) 21:49:46 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎[ とうに眠気は吹っ飛んでいた。 ネリーや柚乃はこのアナウンスを 聞いたのだろうか? 他の者とこの話を共有し、はやく行動せねば。 そう思い、すっかり温くなったマットから 腰を上げる。 そして、何者かが体育館にやってくる気配を 感じ取った。>>53 ]* (79) 2021/02/04(Thu) 21:50:14 |
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。 (a18) 2021/02/04(Thu) 21:54:34 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎──体育館倉庫── 『どなたか、いませんか。』 [ 倉庫に隣接した体育館のほうから、 女性の声がした。>>84 ネリーや柚乃の声ではない。 新しい人物の登場だ。 早速、先程起こった妙な出来事と タロットとやらについて情報交換と いこうじゃないか。 あぁ、いるぞ。こっちだ。 [ 備品庫の扉をガラリを開け、 声の正体を探しながら返事をする。] (96) 2021/02/05(Fri) 0:24:30 |
【人】 分校教諭 添木 卓郎 さっき聞こえた変な声の事なんだが… [ 俺の目は彼女の姿を捉えただろうか? もしそうであれば 俺は言いかけた言葉を失い、 まさかとの思いと 懐かしさと後悔がないまぜになって しばらく呆然と彼女の顔を見つめるだろうか。]* (97) 2021/02/05(Fri) 0:24:57 |
(a28) 2021/02/05(Fri) 19:56:59 |
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