【独】 ]]『審判』 チェレスタ/* すごい ちょうど250ptつかったのか えーーーーーーんこれ絶対唐突すぎるってーーー 世界より歌に重きを置いてるムーブはちょこちょこやれてたと思うけど…… (-49) 2022/12/16(Fri) 21:50:49 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 玄関ホール/ユグと ―― あー……、『審判』は、 どっかのお山の大将みたいな性格してるからね。 だから気に食わないんでしょ、 誰かに自分の幸せを決められることが。 [ユグの言葉を『審判』が怒っていることへの疑問と判断しての言葉。>>179 淡々とした口調で「どっかのお山の大将」と言うなんて、 何かの冗談めいているが、チェレスタにとっては冗談ではない] 「皆の話を聞きたい」。 [呟いて、ホールをぐるりと見渡した。 とっくにここを離れた者、まだ残る者と様々で、不協和音は鳴りやんでいない] (211) 2022/12/16(Fri) 23:48:49 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタそうだよね。傷が残っちゃうのは、 全部終わっても痛いままだし。 それに、寂しい……。 [ふと思う。 このまま何もせずにぼんやりしているだけでいいのだろうか。 諦めて傷を負って、その痛みを歌って流すだけで……] (212) 2022/12/16(Fri) 23:49:51 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[いいわけがないだろうから、行動に移している―― 諦めが漂っているチェレスタの話を聞いてくれたユグは、 心底えらいと思う。 それに、チェレスタが諦めていた、お世話になった者達の行く末についても、 別の視点を示してくれた。>>181 なにごとも思い込みはよくないということか] ……なるほどね。 神なる存在が君の言う通り、 折り合いをつけられる心の持ち主だといいけれど。 [理解はしたが納得はしきれていないしそもそも期待もしていないが。 ひとつの意見として心に留めておく。 この時はまだ、 世界各地で天変地異が起こっていると知らなかったから、>>198 落ち着き払った様子で] (213) 2022/12/16(Fri) 23:52:49 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ……こんな話、だったけれど。 聞いてくれてありがとう。 せめて、……君に後悔が残らないように、 そう祈っておくよ。 [やがてユグがホールを離れていった後も。>>57 チェレスタはまだ居残って、 自分の言葉について少しだけ考えていた。 後悔がないようにするにはどうするか。私の場合は……*] (220) 2022/12/17(Sat) 0:00:14 |
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。 (a47) 2022/12/17(Sat) 0:07:17 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 回想/チェレスタからみた彼について ―― [『審判』が「どっかのお山の大将みたいな性格>>211」だというのは、 経典を読んだうえでチェレスタが推察したものにすぎない。 「我が強い」だとか、 「自分基準で気に入った子は大事にするがそうでないやつにはだいぶ厳しいところのある」 だとか当たり障りのないことが書いてあった記憶がある。 その記述をもとにした解釈である。 悪意がない解釈だよ、とは言い切れないことは自覚している。 そのような性格だったからこそ、 ただそこに在るだけだった、 友を迎えればその友に世話を焼かれることもあったという『月』とは、>>1:107 あんまり相性が良くなかったのではないか] (231) 2022/12/17(Sat) 2:16:52 |
【教】 ]]『審判』 チェレスタ[とはいえ、『月』から何かを取り上げて、 「お前のものはボクのもの、ボクのものはボクのもの」という、 理不尽な理論を振りかざしたとまでは教典に書かれてないし、 そんなに悪いやつではなかったのでは……? 真相は『箱庭の子』らのみぞ知る。あと神なる存在もか] (/4) 2022/12/17(Sat) 2:17:41 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[色彩豊かではないが目を引く。 『月』の青年、エーリクに抱いた第一印象は確かそのようなものだった。 同時に……どこか気に食わないという印象が付きまとう。 彼は身ぎれいだし、失礼でもない――にもかかわらず。 彼の魂の奥底に『月』がいることがそうさせているのだと悟ってからは、 わけのわからない感情を聞かないふりすることに神経を研ぎ澄ました。 食堂、売店の奥、どこかの廊下。 あるいはちょっとした遠出から帰ってきた後、ただいまと言いながら見回す玄関ホール。 そのどこに彼の姿があっても、彼がどんな表情をしていようとも、 曖昧な笑みで胸の内を誤魔化せるように。>>1:97] (232) 2022/12/17(Sat) 2:18:22 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[その笑みの裏で、色んなことを考えた。 『月』は『審判』に殺されたそうだが、『審判』のことを恨んでいないのだろうか、と。 あの表情の下に抗いがたい強烈な思いを隠しているのか、どうか。 訊ねる気はとても起きなかった。 洋館の外でも彼の姿を見かけることがあった。>>0:220 町の中で、別人の人生を演じていると、 何とはなしに察したのは、 己も曲がりなりにも演じることに片足を突っ込んでいたからか。 歌劇ならやったことがある。 きっと互いに別人の振りして仲良くすることはできない。 魂が嫌な響き合い方をするうちは。 寂しいな ] (233) 2022/12/17(Sat) 2:21:39 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[いつかどこかでの話。>>1:108 鼻歌を口ずさみながら歩いていたら『月』と出くわした。 まわりには誰もいなかったから、 その叫び声がチェレスタに向けられているものだとははっきりと分かった。 鼻歌は止んで呆然と立ち尽くす。 どうしてこうなったのかを理解していないかの様な表情が目に焼き付いた。 しばらく心の中で黒いもやがぐるぐると渦を巻いていて、 彼がごめんと言ったのもかろうじて聞こえたといった有様] ……君、……きみは、 『審判』のことを恨んでるんじゃないの? [思わず上ずった声でそう叫んでしまってから、 すぐに我に返った。 この青年は『月』ではない。チェレスタと同じ、遠い過去の断片的感情に、 訳も分からず振り回されているだけの人間だ] (234) 2022/12/17(Sat) 2:24:41 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[………訳も分からず拒絶されるよりは、 いっそすっぱり嫌われてしまった方がまだ楽だ。 衝動的にそう思ったのは明確な拒絶を受けておかしくなってしまったからか。 分からない。分からないが、 とにかく一歩近づいて、おおよそ考え得る限りのいやらしい笑い方で彼を見た。 拒絶する相手を余計面白がるかのような。 彼が余計離れるならば追うことはしなかった。 もしも見つめ合いが数秒以上続くようなら、先に逃げ出したのはきっとチェレスタの方*] (235) 2022/12/17(Sat) 2:31:08 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 現在/玄関ホール ―― [あの時のことを忘れたわけでは決してないが、 今は比較的凪いだ気持ちで曖昧な笑みを浮かべているチェレスタである。 その顔の向く先にはエーリクとシトラがいる。>>203 握り合っていた手が離れて、 シトラがどこかに駆けだす>>205までを、ふんわり見届けていた。 お茶会でわいわいしたこと。 チョコレート菓子>>1:151に舌鼓を打った後、誰が作ったのか訊ねたこと。 作成主が分かったのなら、いずれ作り方を教えて欲しいと頼んだこと。 僅か1週間ばかり前の思い出。 きらきらした、未来の約束は、もしかしたら果たされなくなるかもしれない。 それでもいいかな、って、ちょっと前のチェレスタだったら思っていたかもしれないけれど] (239) 2022/12/17(Sat) 3:19:14 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタいや……それにしても……、 どうやって切り出せばいい? [エーリクはどうするのか。 動きを追うようにちらっちらと視線を向けるのだけど、 肝心な言葉は思いついてはくれない] というか、……なんだか職員の人や、 メイドさんが慌ただしくしてる? [ようやく異変の片鱗を掴み取ったチェレスタである。 何が起こっているのかを彼らに訊ねるより先に、 駆け戻ってきたヒナギクから穏やかならぬ話を聞かされることになるのは、これよりちょっと先の話になるか**] (246) 2022/12/17(Sat) 3:36:25 |
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。 (a59) 2022/12/17(Sat) 3:40:45 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[「もう近付かないようにするから」>>263 ……その言葉を背中越しに聞いた時、 チェレスタはちゃんと安堵することができていた。 というか、安堵できたことに安堵してから、改めて思った。 そう、これでいいのだ――と。 果たして当初の狙い通りに、 己をはっきり嫌うべきものとして認識させることができたかどうかは……分からない。 謝られてしまったし。 そうして謝られたことに余計にもやっとするような感情はあるのだが無視だ無視。 ともあれこれでいいのだ。 これを持って線引きをだいぶはっきりすることができた。 共同生活をしていれば、どこかで顔を見たりすれ違ったりすることは避けられないが、 それでも――近付くべきではないということがはっきりできたのだから] (394) 2022/12/17(Sat) 23:28:46 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[君のせいじゃない、とは言えなかったな、結局。>>262 いじめる方といじめられる方、どちらが悪いのかという論議。 チェレスタの意見としてはこれはもう、いじめる方が悪い。 たとえ目の前に、どれだけ在り方が気に食わない人がいようとも、 己の感情を制御しないでぶつけるのは、ただの悪行だ。 気に食わないやつ傷つけたいとか破壊の衝動とか滅びとか―― そういうやつは激しいジャンルの歌を歌う時だけでじゅうぶんだ。 そもそもそんなジャンルに触れたこと自体片手で数えるほどしかないけど。 つまりは、そう。 あの時感情を制御できなかったチェレスタが悪いんだって話*] (395) 2022/12/17(Sat) 23:31:13 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 現在/玄関ホール ―― …………。 [今間違いなく『月』の証持ちたる彼がこっちを見た。>>264 とりあえず「あとで話がある」だけでもいいのではと、 いくばくか思えてきたが、 いざ彼の眼差しを受け止めると、口の中がからからに渇いてしまう。 と、彼がふいに一度頷いたので、 チェレスタも頷き返した。2回、こくこくと。 そうしてホールではないどこかへ足を向ける彼を追いかけ――ようとしたところで、 ヒナギクの姿が視界に入ったので、 彼女と彼に交互に視線を巡らせることしばし] ……あ、あとで行く! 行くから! [エーリクの方にはどうにもしまらない言葉を投げる結果となった] (398) 2022/12/17(Sat) 23:33:32 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[その後。 チェレスタはヒナギクがホールに残っている面々を前に、 何やら身振り手振りで説明しているのを見た。 平時であればその身振り手振りの様子に心穏やかになってるところだが、 むしろ嫌な予感が膨らんでいく] ……あ。 [人前に出る時は音を鳴らさない設定にしている端末が震えた。 チェレスタがこの端末に登録している相手は少ない。 洋館に集う面々を除けば、一座のホットラインだけ。 これは色々がんばった結果、1年くらい前に用意できた通信手段だった] (399) 2022/12/17(Sat) 23:36:38 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ…………。 嫌な予感、当たっちゃった。 [にわかに顔色を変えた。 一座のものからのメッセージを見たからだ。 そうして、短く返信した。『今のところは大丈夫』――と。 今までありえなかった事態に心をざわめかせていると、 そう、どうやら世界に、ありえないことが起こっている。 ヒナギクの説明>>242からもそれは明らかだ] (401) 2022/12/17(Sat) 23:38:52 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタさっき、彼らから連絡が来た。 西から中央に向かってたけど嵐で立ち往生してるって。 避難はできてるみたい。 [天候を読む手段もそれなりに兼ね備えている彼らからすれば、 文字通り青天の霹靂だろう。 そっちも大変そうなのに、丁寧に『大丈夫か?』と問いかけてくれた] 嵐が来ようともテントの入り口を開くような面々だし、 ある程度はもってくれると思うんだけど……。 [しかし、世界のいたるところで天変地異が起こっているというのなら。 彼らもいずれは終焉に抗えなくなり、そうして――] (407) 2022/12/17(Sat) 23:42:30 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[ことここに至ってもチェレスタは、 ヒナギクのようにじたばたすることはできない。 ただ、手伝いを頼むような言葉にははっきりと頷いた。>>243] ……わかった。 さっき、『月』の子がここを出ていったのを見たし、 まずは手始めに彼のところに行ってみる。 ………… っていうのは建前で。うん。 私が彼とお話したいから行くんだけど。 [そもそも、さっきのしまらない一言>>398を聞かれていたら、 建前を通すことすら通らない。 ……という打算以前に、やっぱりこの子には嘘をつきたくなかったのだ] (420) 2022/12/17(Sat) 23:55:12 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタねえ。行く前にひとつだけ。 言って。君の言葉で。 「チェレスタは大丈夫だ」って。 ……そ、そうすればなんとかなりそうな気がして。 [常に自分に言い聞かせているような言葉を、 他の子に言ってもらう。 それは気休めになるか、おまじないたりうるか。 そんな後押しを頼んで――結果はどうあれ、 できるだけ速やかにホールを出て、 螺旋階段をのぼることになっただろう] (425) 2022/12/17(Sat) 23:58:47 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新