【人】 月島 雅空[ポップコーンの跳ねる音に隠れるペルラさんを少しおかしそうに笑いながら、トウモロコシを育てた後に更に乾燥させたものを油で炒る簡単なものだが、徐々にポンポンと音をたてていくなかフライパンの持ち手を揺り動かしていって、蓋から溢れるほどの容積になったところで止める] と、あれぐらいの量でこうなるからね。 甘いのが苦手な人はこれに塩だけで食うのも美味しいよ。 [そういって塩でまず味見をしてもらいつつ、フライパンの油をふき取り、水と砂糖とバターをいれて、キャラメルソースを作り上げて] 甘くする場合はこっち。 [キャラメル色になるまで加熱したらその上にポップコーンをくわえてかき混ぜて、召し上がれ。とするのであったが] え、そのつもりでいたけれど、メモとか用意したほうがいいかな? [当然帰るものだと思っていたため、そのペルラさん>>29の呟きに首を傾げた*] (30) 2023/03/09(Thu) 23:44:16 |
【人】 月島 雅空 え……いや、なんで… [おやつの感想よりも、予想外の言葉にたどたどしく無意識に疑問を口にする。 自分へと微笑むペルラさん>>31姿が、胸に痛切な想いをくれる。 そして語られた初めての事実を>>32に口を噤む。 理解を拒むような頭に痺れるような耳鳴りがする。 今は色々と触れ合って彼女という人柄を信じれているが、最初は、彼女も帰るものだと思っていた、そのために力を尽くすから珠月が帰ってくることも信じることができた。だから無事に戻って欲しいとも素直に思っていた。 「なんで。」なんてそんなの彼女と、待ってくれる人が一番思ってることじゃないか。] (33) 2023/03/10(Fri) 0:47:45 |
【人】 月島 雅空 思ってもなかったことだから…正直、驚いてる。 [そう思うと彼女の微笑みは、覚悟の上なのだろう。覚悟の上なのだろう。 ちゃんと約束しているという言葉が重く重く聞こえる] …でも…ペルラさんは……生きてる。 喋って食べて寝て、海を見たり思い出話を語ったり湖に潜りもしたし…… [そこまでいって同情とかそういうのを向けないために一旦目を伏せる。] (34) 2023/03/10(Fri) 0:47:59 |
【人】 月島 雅空[でも自分が言ったことに間違いがあるとも思ってない。 しばし落ち着けるように目を伏せた後、いつになく眼差しに力を込めて、ペルラさんを見つめる。] ねぇ、ペルラさん。無神経なこというかもしれないけど それでも、珠月と今いる場所と入れ替わろう。と思わない? 遠見にしても……呼び出すときの目印(>>2:43)にしても、ペルラさんの能力は、縁とか想いの力が重要だって思ったんだ。 だから大丈夫だと思ってた、珠月だけを呼び出そうとするだけじゃなくて…自分が戻るという意志を強くもってるから成功するんだ…ってさ。 [彼女が珠月を呼び戻してくれる。それを信じていた理由諸共口にした。] (35) 2023/03/10(Fri) 0:48:26 |
【人】 月島 雅空 だから珠月を戻すためにもがんばってみない? それにさ…やらずにずっと、一人で待つよりも、やってみたほうが…絶対後悔しないと思う。 [そんな、やらずに引き離すことで後悔しかけた選択肢があったことを知らずに、ペルラsさんへと願うように口にした*] (36) 2023/03/10(Fri) 0:48:53 |
【雲】 月島 雅空 生憎と、楽しいっていう相手は先約がいてな。 [少し苦笑気味にいう。 愚痴った夜のことを自分からあげることも厭わなかった。 愚痴をいったのは初めてだったが、この痛みを理解できる奴が今までいなかったからだ。 だがこの娘…ペルラと似ているからではなく、ミツキが同じようにミツキの幼馴染と離れ離れになった、そんな似て非なるものの近い怖れをもつ人だから言えたのだろう。] そりゃーよかった。 空のエスコートが下手くそだったなんて思ったままだと帰ってもらうわけにはいかなくなったしな。 [などと冗談めかしたりして笑いつつ、故郷の島にたどり着けば、簡単にその説明などをしつつ、三日月の日に儀式する地へと降り立った] (D28) 2023/03/10(Fri) 1:46:21 |
【雲】 月島 雅空[荷物を軽く小屋へといれる。 中は簡素な作りの小屋のため特筆すべきものはなかっただろう。 そして外で過ごしたいという希望を聞いて、火おこしに気合をいれるミツキをみて、服装もこちらに馴染んだせいか本当に従妹みたいだな。なんて少し楽しく思う。] いいけど、何の変哲もないこの島のお茶だぞ。 [向こうでいうところの玄米茶の少し苦いやつだろう。] ばれてたか。ハチミツ入れてた。 [蜂蜜をいれるとぐっと飲みやすくなるもので、美味しそうに飲む姿は姉妹のように重なって、でもミツキはミツキで、ペルラはペルラだ。 ふふっと思い出すのではなく照れくさそうに笑うミツキを見て優しく笑い、はちみつをいれたお茶を渡す。] (D29) 2023/03/10(Fri) 1:46:55 |
【雲】 月島 雅空[確かに、何かをやり遂げた後、他にやる気がなくなるなんてことはあるだとう。とは思える。ただどうしても虚しさでぽっかりと心に穴が空いていたが、今でも想っているといえばその通りだ。 浮気できる甲斐性じゃなかったらしい、未練たらしくずっと思えるぐらい愛されたことを幸せだと思うにはまだ遠くて―――― でも、彼女は居る。といった。 幽霊ではなくて、ちゃんと居るのだと、それに搭乗者が―――ミツキが信頼してくれているといってるのに飛行士の俺は、なんとも情けない。] ミツキ…頼みがあるんだ。 [低く呟くような小ささではなくはっきりとした口調で] (D30) 2023/03/10(Fri) 1:54:50 |
【雲】 月島 雅空 ……俺に、信頼されてくれ。 [目を向ける。どこかやる気のないような視線ではなく、強い意志を感じさせる。そんな勝気な瞳で見つめる。 ミツキは見たことがなかっただろうけど、不思議としっくりきただろうか。] (D31) 2023/03/10(Fri) 1:56:05 |
【雲】 月島 雅空 …まずなんだが、ペルラがミツキを呼び出した時だが、これを渡してもらっていいか? [懐から出したのは、南側を向く鳥の嘴。この世界の星座が掘られたコイン。 飛行士にとってこの鳥の星座をみて方角を確認するためのものだな。というのを軽く説明して] あいつ…どうせ消えたんだからもう無理だ…なんて頭硬いこと思ってそうだからよ。それを渡して、まだ戸惑ってるようなら自分が居た方向に押し出すなり引っ張るなりしてくれるか? [彼女が身に着けていた真珠のイヤリングに彼女の力が宿っているならば、ずっともっていた御守りのコインに、俺の風が残っているだろう] (D32) 2023/03/10(Fri) 1:58:57 |
【雲】 月島 雅空 あとは、俺が引っ張りだす。 待ってるっていったなら…あまり待たせるわけにもいかないしな。 [そういう意味での待ってる。ではないかもしれない。 ただ消えるではなくそこにいるならば望みがあるならば望むのが自分だ。別れがあるかもしれない。なんて思ってもそうやって愛してきたのだ。それを愚痴ることで、教えてもらったことで、思い返した今では何もしないほうがありえなかった。] …信じていいよな。 [自分を信頼して飛行機にのっていたミツキへと自分からも信じるからこそ託すようにミツキへと頼みごとをした*] (D33) 2023/03/10(Fri) 2:03:33 |
【人】 月島 雅空 じゃ…さっきのお菓子を作れるように、メモも用意しておこうか。 なんなら包んで持って帰れるようにしようか。 [今度こそ帰ることを前提にするように、甘いお菓子のお土産を用意しようか。という。 実際に持って帰れるかまではわからないけれども、その時はその時。そういう気分で挑んだほうが上手くいくだろうし、別れまでの時間をしんみりさせないですむだろう**] (43) 2023/03/10(Fri) 3:23:58 |
【雲】 月島 雅空 おう…任せた。 [ミツキらしい勝気な笑みを浮かべてコインを受け取るミツキ。 胸の上にコインをもった拳を向けるのに対して、自分もまた拳を作り、そっと拳同士をぶつけ合い、これ以上の言葉は不要と通じ合うように笑みを交し合た。 ―――のだが一つばかし通じ合っていないところがあったようだ。 重要なこと?と首を傾げ] お、ぉお。 [ミツキに初めて気圧されたように困ったように眉を寄せる。] 独り暮らしも旅中も気にするようなことはなかったからなぁ。 [ペルラが特にとやかくはいわなかったが、すっきりしてるときのほうが嬉しそうにしていた気はする。 儀式が行われるのが今日かどうかはわからないが、用意をしようと、無精ひげを綺麗に反ったり] そういえば、ミツキがたまにもってた長方形のやつって、なんなんだ? [小屋ですっきりとさせて合格点をもらえば、改めて待つ間にスマホについて聞いてみたりとしながら夜が訪れるのをまった] (D37) 2023/03/10(Fri) 19:47:47 |
【雲】 月島 雅空 いくぞ、ミツキ。 [刻が満ちる。外を闇が覆い、空にのぼる三日月の月光が湖を照らす時間帯。 必要な荷物を持ったならば、ミツキをつれてもう一度飛行機へと乗った。] いつもこの辺でペルラは儀式をやっていたからな。 [どこまで可能性があるかはわからないがやることは全てやっておきたい。 飛行機を動かして水面を滑るように湖の中央部へと向かった*] (D38) 2023/03/10(Fri) 19:48:01 |
【人】 月島 雅空[儀式を行う夜がやってくる。 陽は沈み、人工の灯りが点在するキャンプ場の湖畔。 空には三日月が美しく在った。] ああ、もっていってくれ。 たまにはこっちを思い出せるものがあるほうが嬉しいしな。 [ワンピースをもらっていくといったペルラさんはその上に最初に来た時の巫女装束を着けている。記念という意味ではあちらでも作れそうなお菓子の作りかたやお菓子そのものも用意されている。 海洋生物の図鑑でもあればいいな。と思ったが流石にそれまでは用意できなかった。 そうして準備を整えたペルラさん>>49とともに、湖畔の桟橋へと向かう。 広い湖のおかげか人気はなく、だからここでの出来事が見られることもないだろう。 風のない夜、湖面は静かであり、明るいか暗いかというだけで、昨日潜った湖とは違うもののように感じれてしまう。] (62) 2023/03/10(Fri) 20:33:52 |
【人】 月島 雅空 もちろんだ。俺たちみんなのために、絶対に成功させよう。 [ポケットからハンカチを取り出し、包まれていた銀の台座に青い石のシンプルなピアスを掌におさめて、目を合わせる。 決意を新たにするように同じ言葉を口にして、視線を合わせて緊張ではなく信頼をこめて笑みを向けた] [桟橋に膝をつき、湖面へと手を差し伸べるペルラさん>>51を後ろで右手に耳飾りを持ったまま見守るように祈る。 彼女に、珠月に帰ってきてほしい。と。 両手を組み、願いの詩を口にするペルラさんは世界は違えども力ある巫女なのだ理解できる。幾度もこうやって故郷を救っていたのだろう。そんなことを少し考えていたところで湖から音が響いた。 なんのことはない水飛沫なのに、異変を感じたときのような>>1:18音を思い出させる。 湖に広がる波紋。煌めく光があちこちに散って、街灯とも違う灯りは意志があるように暖かい光であった。] (63) 2023/03/10(Fri) 20:34:51 |
【人】 月島 雅空[その灯りに照らされるようにか夜の湖から徐々に一つの光景を映し出してくれる。 大きな湖。簡素な小屋。 見覚えのある風景。 水上に停められた飛行機に――ふたりの姿。] 珠月! [遠見の時よりもよりはっきりと見える映像の向こうにいる幼馴染の姿に声をあげた。] 珠月…こっちに…俺のとこに帰ってこい…! [耳飾りを握り示す。ペルラさんが辛そうにしているが、今は祈ろう。 ペルラさんが帰り、珠月が戻ってくるために。 その祈りに呼応するように月光のような雫が湖――映像の奥に落ちていく。 それはペルラさんからもらった>>24彼女の力を宿した真珠に似たものが願いが、呼び声となるべく力となってくれたのだろうか*] (64) 2023/03/10(Fri) 20:35:13 |
【人】 月島 雅空 ああ、気づいた…! [ペルラさんが扉を開き、自分の声が届いたのだろう。 だがここでほっとするものではない。これからだというのは言われなくてもわかっていた。珠月を連れ帰る。同時にそれはペルラさんとのお別れでもある。] 任せてくれ。 [導く役目は自分だ。力強くペルラさん>>65へと頷き返して、同じようにそれは別れの時間がきたことを意味した。] こちらこそありがとう。 不謹慎だけど一緒にいれた時間、楽しかったよ。 ペルラさんもお元気で…アスルさんと幸せにね。 [優しく頭を撫でる手に、少しくすぐったそうにしながらも受け止める。 不可思議な出会いから会った人たちの幸せを願う言葉を口にする。] (67) 2023/03/10(Fri) 21:38:05 |
【人】 月島 雅空 ペルラさん…どうか元の世界に戻れますように… [飛び立った後、静かに一人佇む桟橋の上で呟き、そして] 珠月…帰ってこい。 [自分はその場に立ったまま彼女の帰還を、戻ってくる場所はここだぞというように願い続けた*] (68) 2023/03/10(Fri) 21:38:35 |
【雲】 月島 雅空[湖の中央についてしばらくして、明らかにミツキの反応が変わった。視線が合った時無言でうなずいてみせる。 自分もまた馴れ親しんだような感覚を覚えていたからだ。] ……ペルラ…… [ずっと傍にいた恋人の名前を小さく強く呟き、懐から取り出した真珠の耳飾りをぐっと握りしめた] (D48) 2023/03/10(Fri) 21:45:34 |
【雲】 月島 雅空 どうやら…そのようだな。 [消えていく姿はペルラが消えたときを彷彿とさせて、でも今回は違う。 あるべき場所に戻っていくだけだ] ありがとうはこっちこそだがな。…じゃあなミツキ。 前髪は参考にしとくさ。 ミツキは、ちょっとは素直になれよ! [しんみりした別れはいらない。少しぐらい減らず口を叩くほうが自分たちには似合いだろう。 降りてきたときとは逆に、登っていくようにしていくミツキへと。任せたぞ。と先程突き合わせた拳を突き上げてみせて、別世界からの旅人は、煌めきとともに消えていった。] (D49) 2023/03/10(Fri) 21:45:54 |
【雲】 月島 雅空[そして自分は願う。 あの時のように、時計塔の鐘の音を紛らわさぬように、自分のところに迷わずに風で導くように] …ペルラ、来い。俺の…俺の腕の中に…! [手の中にあった大事なもの。柔らかい光を纏った真珠の耳飾りがふわりと浮かび上がる。願いの導の先はここだと報せるように*] (D50) 2023/03/10(Fri) 21:46:11 |
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