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【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフ「……此処が過ごしやすいのならば、居ればよいのです。 此処が、貴方の力を必要としているのは確かなのだから」 縛られている。それを 悪 としたのは何だろう?縛られている。それを 歪 としたのは誰だろう?「だから、次に貴方が従うべきは……貴方自身だ」 サルガスは、己の意思で縛られることを望んだから。 頷きには頷きを返す。 その揺れに合わせぱた、と 白藍 じっと見られるままに、 眼 「さて。……えっと、みっともない姿を見せてしまいましたね。 この場は一度……お開きに、しましょうか……、ぁ」 砂糖菓子がちっとも消費できていないことに気付いて、一時停止。 その後、一つつまんで口に放り込む。手袋をした腕でごしごし、雑に顔を拭いながら噛み砕いて。 貴方が大丈夫そうならば、このままお開きの姿勢だ。 今更、気恥ずかしくなったのか……少し目が泳ぎ始めたが。 (-87) 2022/06/13(Mon) 22:32:55 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ/*現在、蘇生後時間軸での打診が二件来ているので 問題が無ければ一先ずはフワッとした時間軸でのお返しとさせてください……! これはサルガスが目覚めて、暫く経ってからのお話。 きっと、すぐに返事は来なかった筈だ。 それでも、いくら時間がかかったとしても。 貴方の端末の元へ、メッセージは届くのだろう。 『サルガスです ちょっとバタついていて、お返事が遅くなってしまいました。 心配かけてごめんね。 まだ本調子じゃないけれど僕は大丈夫。 なので、お泊まりの件も大丈夫です。 』 そうメッセージが届いた後――追加でもう一件、届くだろう。 『あれ? 貴方の部屋だっけ? 僕の部屋だっけ?』 決めてない気がした! (-93) 2022/06/13(Mon) 23:12:31 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ「順当」 言葉の節々に浮かぶ 不確定 と当惑 。この時点で罪状の見直しは不可避だろうか。 貴方の罪を 正しい形 にする必要があると判断できる。「宗教的思想によるものだと、貴方を罪とした側の意思、思想、思惑も一般のそれとは大きく異なる可能性がある。 ……民に、罪の意識があるか、ないか……何を罪とするか…… 貴方の国と、 宗教についての知識も入れないと……」 ぽつ、と呟けば口を閉じる。貴方の涙は止まったろうか? 止まっているならば、ハンカチを折り畳み懐へと仕舞って。 「少々、……難しい話を一気にしてしまいましたね」 思考の混濁、正しい判断は今はできないだろうと理解できる。 そして貴方が、貴方自身の意思で次を決めるまで、サルガスが貴方の罪に無理に介入することはないだろう。 サルガスは此処では看守で、監視役で、抑止力だから。 代わりにもう一度だけ、貴方の頭を撫でようとするだろうか。 大丈夫だよと、安心してと、伝えるように。 「大丈夫。僕はずっと……此処に居るから。 わからないことだらけで当たり前だ……ゆっくりでいい。 さっきも言ったけれど、一緒に考えることだってできるからね」 「貴方の意思が決まるまで僕は……ちゃんと、見守っているから」 (-98) 2022/06/13(Mon) 23:59:02 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ『あ』だけのメッセージを見れば思わず口元が緩む。 くすくすと、笑いながら返事を送って。 『やっぱり決めてなかったよね? 僕の部屋、書類だらけで散らかっているから、 お泊まりにはそんなに向いてないかも。 バラニがよければ、バラニのお部屋で。 日時を決めてくれたら、その日のその時間に 遊びに行かせてもらうね。 』 このメッセージの通り、貴方の都合がよければ決まった日時に貴方のお部屋へ、サルガスが遊びに訪れる筈だ。 (-121) 2022/06/14(Tue) 3:16:54 |
【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフがり、と噛んだ金平糖が口内で溶けた頃にまた口を開いて。 「ええ、勿論。そのつもりで頼れと、言ったのだから。 僕でよければ、いつでも。……待っています」 そうして意思を伝える時は、 眼 穏やかな声には、穏やかな表情で笑みを浮かべた。 「貴方のお話が聞けてよかったです」 砂糖菓子を食べてくれる貴方には助かる……という顔をしたとか。 貴方が部屋を出るのならば先導して扉を開けて、その背を見送るのだろう。 (-122) 2022/06/14(Tue) 3:30:06 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ普段ならばちかちかと巡る 色彩 も、今は鈍く暗い色ばかりで。それでも見えるものと色の差がないことに安堵する己もいる。 今は貴方の混乱をこれ以上深めないように、と。 罪について、サルガスはこれ以上の言及をしないだろう。 「……大丈夫、疑われていても、まあ…… そうですよねって、なってしまう……ので?」 なんて、急に頓珍漢なことを言いつつ首を傾げて。 貴方の 衝動 も、それを抑えようとする姿も、認識した。礼を言われ、頭を下げられたら首をゆるく横に振って。 「ううん、お礼は…… ……えっと。 お礼を言われるようなことは、できていないから」 「じゃあ、またね……貴方の相方に、よろしく伝えておいて」 この状態の貴方を置いていくのも気が引けてしまうが…… 僕にはやるべきことがあるから、 引き留められなければこの場を去っていくだろう。まだ 死ぬ気はない。それは真に死ぬ気があることを指していて。 投票による 殺人の権 を手放すべく。兎は処刑でなく、 毒 による死を魔女に懇願した。願いは聞き届けられ、後にサルガスは 毒 を吞下す。……それでも、貴方に勝ってほしいという気持ちは変わらない。 (-124) 2022/06/14(Tue) 4:09:47 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエサルガスは文字を見ることを好む。 因って、データベースにあるのならば囚人達の罪状やそれに関する情報を事前に確認していただろう。 「D-109、キエ……これかな?」 しかし、データベースの情報量は膨大で、常人の記憶力しか持たないサルガスは暗記のためにそれらを見ている訳でもない。蘇生が終わった後にでも貴方のデータを、あるならば関連する書籍を、調べ直し始める筈だ。 ・看守が見れる範囲での罪状の詳細情報 ・キエ・ミゲルの出身国や家庭環境について ・詐欺罪に関連する宗教や神父について これらの情報があってもなくても、己の権限で得られる情報ならば得ようとするだろう。 (-127) 2022/06/14(Tue) 4:44:21 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ表情を変えることはせず、滑らせるように情報を、文字を、読み進めていく。ぽつぽつ、と呟きながら手元の法律書を捲って。 「芸術や宗教が発展……うーん、やっぱり文化の差異を確認する必要があるかな。彼の国の司法書士に連絡を取った方がいいかも? ……法学書籍は取り寄せして……国のことについても、」 端末で関連書籍の申請を送る。 外の国への注文、これが届くのには時間がかかるだろう。 「……蘇生技術が満足に行き渡っている国の方が少ないのかも、ね」 目を伏せる。普段ならば、判断を鈍らせる原因を排除するために私情を混ぜることはしない。そこに法はないからだ。 ……ただ、今でも目覚めなくなったあの子のことを、どうしても思い出してしまう。 残っているのならば祭事の映像記録を再生するだろうか。 映像越しにサルガスの力は使えないが、注意深く、どの情報も見逃さぬように、不明点がなくなるまでは何度も再生する筈だ。 (-160) 2022/06/14(Tue) 19:37:46 |
サルガスは、蘇生装置の中でゆっくりと眼を開ける。 (c12) 2022/06/14(Tue) 19:45:33 |
サルガスは、「ああ、」やっぱり、目覚めてしまう。 (c13) 2022/06/14(Tue) 19:46:32 |
【秘】 天眼通 サルガス → 黒剣 シアン不用心にも、扉に鍵はかかっていなかっただろう。貴方が来てくれるとわかっていてか、偶々か。 それを知る者はただ一人、空の小瓶が転がるベッドの上に手を重ね、足を揃え横たわっている。 棺桶に入れられた遺体のように。 はたまた、魔女の 毒 りんごを齧り眠りに就いた童話の姫のように。貴方の声は届かない。兎が跳ねることもない。 ――貴方がこれから死んでしまうことを、知っていても伝えられない。 やがて、サルガスの遺体は貴方の申請した蘇生装置へと納められるのだろう。次に目が覚める時は、蘇生室だ。 (-165) 2022/06/14(Tue) 20:18:02 |
【秘】 天眼通 サルガス → 害獣 シャト・フィーそれは蘇生装置の中。 眠っているように穏やかな顔で 手を重ね、足を揃え横たわっていて。君がそばにいるだなんて今は知れはしない。 彼が君に食べられてしまうことは知っていた。 「――――、」 君の目蓋が落ちる頃に ドク、 とく、とく、刻む音に合わせすう、すう、寝息が混ざり。 起きるのを拒絶するように、暫くはこのままでいた。 「…… ……、……、シャト・フィー?」 起き上がることのないままに。 薄く開けた 白藍 見 る。そこでやっと 目が覚める ……「ああ、」現実だ。 (-167) 2022/06/14(Tue) 20:53:51 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ『 事務作業が終わらなくてつい持ってきちゃった。 もしかしたら再審の手続きもしなきゃだから、 暫くは散らかったままだと思う。 』 裁判文書、法学書籍、法律書…… 今も机に、床に、書類や書籍が散らばっている。 散らかり放題、全くもって人を呼ぶのに適していない部屋である。 『 じゃあ、14にしようかな? 16に手が空いてるかもわからないし。 バタバタしてるからちょっと遅れたらゴメンね。 』 この返事の通り、目覚めてからなんやかんやして、一時間経たないくらいの遅刻をしつつ貴方の部屋まで訪れる筈だ。 遅れたお詫びにデニッシュvilや補給用輸血パックvilを持って行くかもしれない。 (-171) 2022/06/14(Tue) 21:43:38 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ【苦い言い訳という名の補足説明】 輸血パックは反応見たさのイタズラで持って行ったのだろう。 きっと。多分。恐らく。 (-172) 2022/06/14(Tue) 21:46:23 |
【秘】 天眼通 サルガス → 花火師 ヴェルク軽快なノックの音の後に。 ガタ! バタン、 バタバタ……と。室内から騒がしい音が聞こえたかもしれない。 「……ヴェルク・フー・ダルティフィス?」 部屋の中にいても 見 える。部屋の中でそう呟いた後に「はい」と返事をして扉を開ける筈だ。 扉の前に居るであろう君へ、いつも通りの 白藍 「…… ……君か。用があるなら聞こう。 入るかい? 少々、散らかっているが……」 用事があるから来たのだろうと結論付けて。 一先ずは部屋に入るか入らないかを問うだろうか。 入るならばそのまま招き入れる筈だ。散らかってるけど…… (-176) 2022/06/14(Tue) 22:02:34 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニきっとそこには、いつも通りのサルガスが居るだろう。 お出迎えには「来ました」と無表情のまま返しつつ。 びっくりする貴方を見れば「飲む?」なんて冗談を言う。 「こちらこそ、……呼んでくれてありがとう。 お泊まり……休憩には、ちょうどいいかなって。 僕、自室にいるとどうしても……作業しちゃうし」 仕事熱心な自覚はあるらしい。肩を竦めた。 (-177) 2022/06/14(Tue) 22:16:17 |
【秘】 天眼通 サルガス → 害獣 シャト・フィー僕は死ねない。起きなきゃいけない。 あの子は死んだ。もう僕も起きたくない。 シャト・フィーがいる。なぜ此処に? 此処で寝てたら風邪を引いてしまうよ。 君が小さく動くのを眼の力で捉えて。 君が上体を起こすと同時にサルガスも身体を起こす。 君の欠伸と共に、装置の蓋が開く音が鳴り。 君の 眼 と、サルガスの眼 「……おはよう、シャト・フィー。……、っ」 その際に流れ込むのは 歓喜の蜜柑色 で。その暖かな色彩に、己の 涙 がひとつ、混じって溢れてしまった。 (-179) 2022/06/14(Tue) 22:29:28 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ勢いのいい返事には「いい子だ」と、監視役の時の声色と態度で返してみたり。招かれたらお邪魔します、と断りを入れてから部屋に入り、ソファに座っただろうか。 「僕にとって作業って、終わるものじゃないからね……」 迷言を述べつつ、特に何も考えずに、紅茶を手に取り飲もうとして…… あつっ になり一旦机の上に置いた。ポンコツが隠せていない。 「趣味」 そうして趣味について質問されれば一時停止。 ……否、一時所の話じゃないかも。ずっと固まってしまっている。 (-192) 2022/06/15(Wed) 0:11:26 |
【秘】 天眼通 サルガス → 害獣 シャト・フィー君が寄り付くのを止めることはしない。 寝起きに近しいぼんやりとした頭で、 臭いに少しだけ顔を歪めるものの 「またお風呂にいれないと」なんて考えで汚れ を拭おうと手を伸ばす。「…… ……? …… 寂しい 、」ぼんやりしているものだから、 見 たままの情報をそのまま受け入れ、口にして。サルガスは元々、聴覚による情報を得るのが苦手だ。 その寂しさを自覚すればまた、勝手に涙は溢れ出てしまう。 「いや、 僕は大丈…… ……ぶ、? ……!?」 止めることはない。……いや、 見抜けなかった 。動きのなかったサルガスに触れるのは容易だっただろう。 舐められた後、一拍を置いてから驚きで肩を揺らす。それだけ。 抵抗したり、引き剝がすことはしない。 どうしたらいいかわからない。 (-198) 2022/06/15(Wed) 0:35:23 |
【秘】 天眼通 サルガス → 花火師 ヴェルク驚かれていたなんて露知らず。 来客があるとバタバタしてしまうのはいつものことだ。 視線の先を認識し、言葉を聞けば頷きをひとつ。 「ああ、ならば入るといい」 サルガスの部屋はシンプルなモダン調の、ごく普通の部屋だ。 背の高い大きな本棚には前時代的な紙の本が収められていて、部屋の角にある机の周辺にもまた、前時代的な紙の書類の束が大量に重なっている。 少しだけ床にも書類や書籍が積まれ散らばっており、先程の音はこれらを慌ただしく片付けていたのが原因だと気付けるかもしれない。 「あの椅子へ。……何か飲むかい?」 飲むならば紅茶と砂糖菓子を用意するつもりだ。 どちらにせよ、君を招き入れた後は客人用のテーブルが置かれた方の椅子へと促すだろう。サルガスは床に落ちている書類を拾い上げた後、向かいの席へと座る。 そのまま君の要件を聞く姿勢になるだろうか。 (-205) 2022/06/15(Wed) 0:58:10 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ作業が終わったら次の作業が待っている! つまりそう言いたかったのだが、停止した今ではそれも叶わない。 好きなこと、と問われればゆっ……くりと首を傾げ。 「…… …… …… ……、 特に、 何も……?」 特に思いつかないらしい。なんてこった。 これが仕事に生きる社畜の姿である。 「バラニは……趣味とか……好きなこととか……ある……???」 そしてフリーズ首傾げのまま、小声で質問を返した。 (-207) 2022/06/15(Wed) 1:24:07 |
【秘】 天眼通 サルガス → 害獣 シャト・フィー大昔のことが鮮明に蘇る。 僕とずっと一緒にいてくれたあの子。 罪人を救いたいと願っていたあの子。 そして罪人になってしまったあの子。 僕が救えず檻の中で 爆ぜて しまったあの子。あの子が見た死の景色を僕が見ることは許されない。 ひと時でも死を夢見てしまった己の愚劣さよ。 「…… ……っ、僕は、」 その 感情 が音となって返ってくれば、またぼろぼろと溢れ出る。舐めとるのも、くっつくのも、止めはしない。 分け与えられるあたたかさを求めるように。 身を寄せて、貴方の小さな身体を抱えて。 貴方の頭を撫でる手は、きっといつも通り優しいもので。 「……ごめん、 ……ごめんなさい、 僕には救えなかったんだ……ごめんなさい、」 うわ言のように口にする謝罪の言葉は誰に向けたものか。 寂しがりだなんて、“抑止力”が思わせちゃいけないんだ。 だけど今だけは。 ひとりぼっちが、ふたりぼっちになったのだから。 分けられたあったかいに甘えてしまおう。 (-214) 2022/06/15(Wed) 2:13:58 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ映像を何度も何度も再生する。 同じ部分を注意深く見ようと、細かく再生を繰り返して。 街、広場、屋台とワゴン、祭壇、 そして人の数、身に付けられる衣装や取り扱われている物の傾向。 映像と資料を照らし合わせるように確認し。 「…… ……」 貴方が歌っている姿は処刑時に一度だけ、ほんの少しだけ見た。 人力車、現れる青年、周辺の人物の様子にも眼を凝らしながら。 歌を引き金に荒れる場所も、人も、貴方の様子も見て。 「…… ……うん。 わからない 」己に下す判決は 不確定 。人々は、聴かせられた歌で何を、どの感情を引き出されたのか? どうして貴方があの祭壇で歌うこととなったのか? どうして貴方の恍とするその顔が辛そうに見えてしまうのか? 叶うならば映像のコピーを己のタブレットへと移すだろうか。それで調べ物は一旦休憩。サルガスは次の作業に取り掛かるべく、データベースを……閉じた。 (-236) 2022/06/15(Wed) 15:56:12 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ「ないことが……、ある……」 暫くはフリーズしたままだったが……貴方の「あるよ」の言葉と、その後に続く言葉を聞く時には、淡い 白藍 「成程? 成程。沢山あるんだね……? お喋りと、スイーツと、料理に、動物? 確かに、どれも楽しそうにする貴方が思い浮かぶかも……」 こくこく、と納得したように頷き。 再び振られれば「僕は……」と、今度はフリーズでなく考えるような素振りをして。 「…… ……どう、だろうか? ……強いて言うならば、“見る”ことが好き……になる? 人もそうだし、文字……そう、文字を見てると落ち着くかな?」 落ち着く、というだけで好きとは違うのかもしれないが。 (-237) 2022/06/15(Wed) 16:07:57 |
【秘】 天眼通 サルガス → 花火師 ヴェルク一見すると社畜のオフィスそのものなのだが。 裁判文書、法学書籍、法律書、そして各国の辞典…… 散らかる書類や書籍の大体が法に関連するものだ。 「なんだ。君は……想像していたより素直な子だな」 ダージリン・ティーと和三盆をテーブルの上へと並べて。 君の言葉を聞けば、少しだけ目を丸くした。 「ああ、そうだ。君が謝ることではない。 私は勝利を目指していた……が、同時に。 勝利を目指すものがいるならば、死ぬ気でいたからな」 最初の死を逃れ、“まだ”を望んだ理由はそこにある。 ゲームを円滑に進めるには、あのタイミングで死ぬのが最適だろうという考えもあった。これは口にはしないが。 「……成程。成程? 戦闘訓練ならば……そうだな。 鈍った身体を慣らすには丁度いい、のかもしれないが。 私でいいのか? いや、選んで来てくれたのだろうが……」 断る理由もない、メリットもある。 付き合うつもりはあるようで、けれども少しだけ悩む素振り。 「……ルールはこちらで決めても、構わないか?」 (-240) 2022/06/15(Wed) 17:07:38 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ「あはは、…… ……僕には、これくらいしかないから、 ね」 喜んでくれる貴方とは対照的だ、サルガスは 白藍 「サリーは見るのが得意だもんね」「君の眼の色、とっても綺麗で大好きだよ!」 死んだからだろうか、いつもより鮮明にあの日々を思い出す。 「書類仕事は……そうだね、まあ……それもある、けれど」 文字を見ると落ち着くのに変わりはない。 ただ、書類仕事……罪状の見直しや再審の手続きは。 彼らのためのものであって。 「僕は此処にいる罪人達の……生きるお手伝いが、したいから。 そのために此処に来た、から……えっと、なんて言えばいいか」 「生きることと同義……なんだ。此処での仕事は。 何もせずにじっとしている方が、僕にとっては苦痛」 (-241) 2022/06/15(Wed) 17:25:12 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ「…… ……だと、いいね」 そう思ってくれる貴方の意思を無下にはしたくないなと。 淡く期待を寄せるように、小さく口元を緩ませた。 「そっか、バラニのお母上は……元々囚人、なんだったね? 立派だと思う。きっと大変なことも、沢山あったろうけれど。 そんな方の息子である貴方の思想は、よい指標になるだろうね」 前例として目に見える形で存在している。 未来を掴めるという確実な証拠足り得る。 それは罪人達の道標になるのだろう、と。 「まあ……ほら、休憩は作業効率を上げるためにも大事というのは、医学的にも証明されている通りであって……? きっと怒られないよ、……無礼講なんだし?」 なんてまた肩を竦めつつ。それでもどこか冗談っぽい物言いだ。 そろそろ冷めた頃合いだろうかと、紅茶に口を付けて。 (-246) 2022/06/15(Wed) 18:53:23 |
【秘】 天眼通 サルガス → 花火師 ヴェルク「いや、君と言葉を交わす機会があまりなかったからな。 どちらかというと わからない 、と言った方が正しい」だからこうして話す機会が巡ってきたのは喜ばしいことであって。 君の理解を深めようと、サルガスはじっと 白藍 「…… ……その為、だけでもない。 身も蓋もないが、私は誰にも死んでほしくはないのだ。 我儘を言えば、殺人の権を……早々に手放したかっただけだ」 そしてこれも、理解を得るために伝えた言葉ではない。 協力関係を申し出た礼儀だから、と。呟く形で音にされた。 「ああ、ならばこちらで考案しよう。 蘇生装置を動かすつもりはない、怪我で済む程度の範囲のもの…… 防衛戦 でも、どうだろうか?」「恐らく私が守備側、君が攻撃側、の方が暴れられるだろう」 選ばれた理由がどうであれ、適任であることに変わりないだろう。 君が任せてくれるなら、と。淡々とルールの説明を始める。 (-248) 2022/06/15(Wed) 19:10:56 |
【秘】 天眼通 サルガス → 花火師 ヴェルク/* 焼きプリン三回転氏へ 私だ。 ガチでルールの提案をしに来たぞ。前置きとして、サルガスの能力の一部↓が若干のインフレという点がある。 見抜く:所謂、周辺状況の計算。例えば弾の着弾位置や、相手からの攻撃の最終的な被弾位置などを先読みできる。だが精々0.0秒単位での先読みのため過信はできない。 “天眼通”は非戦闘能力であるものの、サルガスは武装や武器でそれらを補っている。 “見抜く”を使えなくしたり、狙撃銃を使わずの戦闘(防御アイテムや飛び道具はある)も可能なので、希望があればそれらの戦闘形式にすることも可能だ。今のところは後者を予定しているぞ。 これらを踏まえ、こちらから提案したいのは 防衛戦 だ。サルガスが以前使っていた 人間が死亡するのと同じダメージ値を受けると破壊される的 を使い、守る側と攻める側に別れよう、というものだ。的の大きさは大人の人間と同じくらいのものを想定している。さて。公平なバトルとなるよう、最終的な勝ち負けは[fortune]を使っての判定にしようと考えている。 【影響度】として、お互いに同じ回数だけ[fortune]を振り、最終的な合計値が高い方が勝利、とまあ分かりやすい感じのものだ。 現段階ではお互い5回くらい振ろうかな? と考えているが、戦闘中にダイスの回数を増やしたり減らしたりすることは可能だろうし、増やさなくとも、勝敗の結果が先に決まるというだけでロールの続行自体は可能であるため、回数はお好みでいいかなという所存だ。 長くなってしまったが、ルールの提案はこれで以上だ。 問題がなければ、これらの説明を終えた感じで会話が続く形だと流れがスムーズだと思われる。 それでは、ご考慮いただけたら幸いだ。 (-250) 2022/06/15(Wed) 19:12:36 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニ「……バラニも立派だね。きっとお母上様も嬉しいだろうな。 …… ……僕も、 誰かの救いに、」 ……閊えたから、そのまま紅茶と一緒に言葉を流した。 なれたらいいと。言えたらよかったのに。 誰も救えやしないと僕が僕の首を締めた。 「えっ、僕……床で寝る気満々だったんだけれど」 >床で寝る気満々だった< 確かにベッドは広いけれど…… どうなの? の顔をして。 定番の質問をされれば―― こけっ とずっこけた。若干じと……とした視線を貴方へと向けつつ。 「それ絶対に聞く相手を間違ってるよー……」 つまりはいない、のだが。 人をそういう風に見たことがない。 これで終わってはつまらないだろうか、と。 「そういうバラニは、どうなんですかー……! 好きな人、できたんですか? ほら……!」 跳 ね 返 し た ! (-254) 2022/06/15(Wed) 19:55:45 |
サルガスは、――コツン、コツン、と。 (c75) 2022/06/15(Wed) 20:51:49 |
サルガスは、今日からまた、ヒールの音を響かせる。 (c76) 2022/06/15(Wed) 20:51:54 |
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