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【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → 2年 不破 彰弘「……"友達"から聞いたんだけどさあ〜?」 不気味な笑顔は、獲物を追い詰める事を楽しんでいる者のそれ。 愉しげでいて、冷たい手が心臓の裏を撫でるような。 言葉にできない薄ら寒さを覚えるような声が。 異様なほどに静かな室内によく響く。 「流石に 冗談みたいな内容 だったから俺も半信半疑なんだけどね?彰弘ちゃんにひど〜い事されたって言うからさあ? ちょっと確認しておきたいな〜って思うわけ」 そんな事を言うような"友達"は。 「昨日からずっと、どんな気持ちで俺の事見てた? なあ?答えてくれよ、正義の魔法少女さん!」 (-226) 2022/01/28(Fri) 22:16:44 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → ダンサー 堂本 棗「何もされなきゃ祟りませ〜ん。殺人鬼よりは無害だね? ここ10年くらいはほぼ人間として生きてるし。 まあその辺の詳しいとこは割愛するけど」 割愛しちゃいけない所を割愛してる気がするけど、割愛。 いや聞かれれば話す程度の事ではあるんだけど。 本人(人?)的にはその程度の事だから割愛したっぽい。 「あるんだな〜前世ってやつ。 てかそういう縁のある人間にここで出会すのも相当じゃん。 一人ならともかく二人もだし。因果ってやつ?」 打ち明けられた秘密を聞けばなるほど合点がいった。 二人の先輩への不審な態度もそうだし、 思えばいつか妹がどうのと言いかけたのもそういう事か。 なるほどなあ。 (-241) 2022/01/28(Fri) 23:05:28 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → ダンサー 堂本 棗「いや〜面白い事もあるもんじゃんね? やっぱ棗ちゃんにして正解だったってわけ。 明日になって皆がこれ知った時が楽しみ…あ〜。」 横暴な狼は秘密を聞き出して納得も得てすっかりご満悦だ。 が、そういえば。これも言っておくべきなのだろうか? そんな事をふと思って。 「念の為言っておくけど。 あの庶民の子みたいにその秘密、 後で全員に公開されるから。 もひとつついでに言っとくとこれ、俺の一存じゃなくて ちゃんと話し合いで棗ちゃんにしようって決まったわけでさ? 恨むならモテる自分の宿命を恨むしかないね!」 いっそ清々しいくらいの笑顔で、改めて無慈悲な宣告一つ。 雑司ヶ谷 累は、やっぱり悪びれない。 (-242) 2022/01/28(Fri) 23:06:15 |
【独】 悪々戯 雑司ヶ谷 累/* 気付いたけどこれ、狼は先行して秘密知っても その日一日しか訳知り顔できないのか…… もしかしなくても……占いの方が強くねえか……!? (-243) 2022/01/28(Fri) 23:14:33 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 悪々戯 雑司ヶ谷 累「今見てる分には普通の人間なのにな……」 当たり前だが同い年の男子にしか見えない。 どうせなら無害なままで居て欲しい。 「今まで一度も会ったことなかったけどなー…… 記憶なんて多分生まれた時からあってさ。 ガキの頃、良く前世の知ってる人の名前を出しては親を困らせてたんだぜ」 同じものを知ってる人に会いたくて。 多分あの頃は寂しかったのだ。 今も最初にあの二人を見て、何があったかはさておいてもやっと会えたという喜びの方が大きかった。 ▼ (-250) 2022/01/29(Sat) 0:14:25 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 悪々戯 雑司ヶ谷 累「うう、俺本当隠すの苦手なんだよ……嘘つくのとかさぁ。 てか、なんで皆俺の秘密知りたがるの? お前の仲間の総意? マジかよ。 俺、占い能力持ちにも狙われたんだぞ昨日ー」 最悪だよと頭を抱えた。 特にあの二人には本当に、知られたくなかったのだけど。 本当に、運命は無慈悲だ。 (-251) 2022/01/29(Sat) 0:14:45 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → ダンサー 堂本 棗「へえ? な〜んだ、わざわざ隠すくらいだからさあ。 てっきりあんまよくないもんだと思ってるとばっかり。 案外そうでもない感じ?」 もしも、そのような記憶にちっとも良い感情が無いのだとしたら。 本来知り得ない記憶、自分ではない自分。 それらに覚える恐怖や嫌悪はいかばかりだろう。 そんなのは有り得ない事だと否定して忘れようとしたり、 今の自分とは関係無い事と線を引きたがったって不思議じゃない。 それにしては拒絶のような響きはあまり無いように思えた。 「…でもない感じ〜?」 と思った矢先に頭を抱え始めた。そればかりでもないらしい。 人の心は難しい。 (-268) 2022/01/29(Sat) 1:11:25 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → ダンサー 堂本 棗「ん〜?なんで?って言われても? ……からかいがいがあるから? 」「なんて、冗談だって。 仲良い奴の事ほど知りたくなるって言うじゃん? 人懐っこすぎるのも考えもの、自分で蒔いた種なのさあ。 ま、バレたもんは仕方ないしこれからもっとバレるぞ〜。 どうせなら今の内に腹括っときな?」 責任持って泣き言くらいなら聞いてやるからさあ。 なんてからから笑いながら来た道を戻り始める同学年は。 今はきっと、やっぱりただの。 ちょっと変わり者の人間、くらいにしか見えなかった、かも。 (-269) 2022/01/29(Sat) 1:13:20 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 悪々戯 雑司ヶ谷 累「受け入れるもなにも……最初からずっと覚えてたし。 なぁんか……俺の中にもうひとりの、前世の俺が居るって感じなんだよね」 ずっと自分の中に同居しているのが普通すぎて、居なくなった自分を想像出来ないくらいにはそれが日常なのだ。 ともすれば二重人格と言われそうな状態だが、そういうわけではない。 「心の中じゃ会話できるっていうか……おかげでたまに口をついて前世でてくるからやべーんだよ」 やだよ、女の、しかもお嬢言葉がいきなりでてくるなんて。 絶対変な目で見られる。 ▼ (-274) 2022/01/29(Sat) 1:29:46 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 悪々戯 雑司ヶ谷 累「からかいがいってお前〜〜〜〜〜」 がくりとうなだれる。 人懐っこい自覚はあるのでぐうの音も出ないとはこの事だ。 けども誰とでも仲良く出来た方が楽しいのだから仕方ないし、今更路線変更出来るはずもなく。 確かに腹くくっておくしかなさそうだなぁ……と空を仰いだ。 あのセンパイにバレたらそれこそ誂われるのが目に見えている。 心しておかねばならない。 「わーったよ。 もう何人にもバレてるし今更だわ。 もう盛大にやってくれ、その方が楽に逝けるわ」 来た道を戻っていく背をゆっくり追いかけて、一緒に戻っていく。 自分の目にはやっぱり、変わり者で面白い友人でしかなかった。 (-275) 2022/01/29(Sat) 1:30:17 |
【独】 悪々戯 雑司ヶ谷 累/* っぱ現役魔法少女と前世悪役令嬢が同日開示はすごいことだよ。 どっちも男だしよ。どういう組み合わせやねん。 ワクワクしてきたな…バカの襲撃、してよかったな。 (-279) 2022/01/29(Sat) 1:40:46 |
【秘】 2年 不破 彰弘 → 悪々戯 雑司ヶ谷 累「うぇっ!? ……ぃ、ぃゃ……ぁ……その…… ……な、なんで……」 大袈裟極まりない発言と共に、明らかにショックを受け呆然とした……もとい『何で知ってるの』との訴えとそこから派生する恐怖が。何一つ言ってないのに、自分の『聞きたいこと』をそのまま的中させられた不安が──恐怖が、自然と足を動かして、一、ニ歩と震えながら後ずさる。 「……っ、……か、累っ、くん……」 恐らくは過去に何かしたであろう相手から『"友達"から聞いた』なんて言われて、先手でバレていることなんて、今まで一度も経験が無かったであろうことすら──態度だけでありありとわかるだろう。 「(あ、嫌だ。駄目だこれ、何かが憑いてる方じゃなくて……)」 「…………………どうして」 零れ落ちた一言は、存外酷く──困惑と哀しみに満ちていた。 (-312) 2022/01/29(Sat) 12:17:31 |
【秘】 2年 不破 彰弘 → 悪々戯 雑司ヶ谷 累「ぇあ!? ん、んんんんん……!!」だったの、だが。 ド直球に"魔法少女"の名が出た瞬間、顔は羞恥とその尋ね方から恥辱にプルプルと引き攣ったような顔はもはや笑顔に見えるレベルで震えている。 「……へ、へへへんな言い方しししないでくれます…!?」 どうにも、どうにも。この男、その職とやらを割り切れていないようだ。秘密がばら撒かれたら死ぬのでは?と思ってもおかしくないレベルに、おしまいになってる。 「……そ、そんな、どんな目、って……ただ、妙に…君の周囲を…"避けていく"から…それが、怖かった…だけ、で……」 (-316) 2022/01/29(Sat) 12:27:12 |
【人】 悪々戯 雑司ヶ谷 累「あーまたなんか面白そうなの見逃した気配がする」 なんか行方不明になってる間に珍事(0)を見逃した気がするし、 何なら今も目の前で川が分解されてしまった。 後に残るのは、落ちてる人間と飴と饅頭にまみれて落ちてる人間。 「俺授業サボろっかな。サボろうぜ」 (285) 2022/01/29(Sat) 14:21:56 |
【人】 悪々戯 雑司ヶ谷 累「授業サボっていい感じの枝探しに行くのも青春じゃんね? お手本から外れたものを全部悪認定するのって よくないと思うよ俺は。」 学業を疎かにするのもよくないので、悪だよ。 (288) 2022/01/29(Sat) 14:29:20 |
【人】 悪々戯 雑司ヶ谷 累「 犬の散歩? ここでついて行くと何処かから苦情が届きそうだし 今回は見逃してやるとしよう。いってら〜」 まだそれなりに真面目な奴を悪の道に誘うなという意味で。 こいつがついていくと、多分失踪率が跳ね上がるので。 (291) 2022/01/29(Sat) 14:58:10 |
【赤】 悪々戯 雑司ヶ谷 累/* 実は、襲撃担当者以外はパスで大丈夫です。 ただ複数人が同じ人に襲撃セットしてても、 襲撃時に今日がお前の命日だ!と言う人がランダムになるだけなので… 事故防止で担当者以外が襲撃セットしてても問題無いと言えば、そう。 ただこの村は襲撃担当に想定外の吊りが飛んで噛み不発〜とかは無いので その辺は特に心配しなくてOKかな〜と思ってます。 (*21) 2022/01/29(Sat) 16:14:14 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → 2年 不破 彰弘「なんでも何もさ。 彰弘ちゃんの態度、最初からずっと露骨も露骨だったし? 見てて面白いからついちょっかい掛けちゃうんだよな〜」 一歩、二歩、怯えて後ずさった分だけ平然と歩を進める。 これもただ怖がらせて遊んでいるだけと言えばそう。 どうにも君は隅が好きらしい。 自分から追い詰められてくれるなんて殊勝な心掛けだね。 「どうしてって言われてもね? 強制的に参加させられた学校行事で会った奴の内一人が たまたま 相容れない生き物 だっただけじゃんさ?なんでそこで彰弘ちゃんががっかりするの? ああ責任感強そうだし厄介事増えて嫌だな〜って感じ?」 言葉の裏にある消沈と落胆。 ずっと本質を知らずに接し続けていたならまだしも、 会ったばかりの自分がそれを向けられる理由はよくわからない。 或いは本人にもわからないのかもしれないが。 (-379) 2022/01/29(Sat) 18:16:04 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → 2年 不破 彰弘「変な言い方ってのも彰弘ちゃんがそう思ってるだけでしょ? こう見えて俺は結構真面目に聞いてたのにね? 腹の底では世の為人の為に、 もしもの時は俺の事始末しようと思ってたんだろ ?ってさ?」薄ら寒ささえ覚えるような笑顔は引き攣った表情とは正反対。 その表情にも声色にも雰囲気にも、 怒りの気配は一切無いのだから、きっと余計に不気味だ。 どこまでもこれは、あなたの反応を楽しんでいる。 「まあいいや。 こうしてからかって遊ぶのも俺は好きだけどさ? そろそろ一旦まどろっこしいのは終わりにしようぜ?」 自分がそうしているだけなのに、どこまでも自分勝手だ。 ここまでずっと核心を避けた物言いをしていたのは、結局。 それらに対するあなたの受け取り方をからかう為でしかなくて。 別に本性なんて、知られたって問題無いと思っている。 だから取り繕うのをやめるのは一瞬だった。 寒気がする。最初からずっとだ。 静謐で澄んだ冬の夜中のそれとは似ても似つかない。 気温とは全く別の何か、本能が忌避するような感覚の。 (-380) 2022/01/29(Sat) 18:17:19 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → 2年 不破 彰弘ひたり。 あなたの足首を冷たい手が掴む。 目の前に居る、人の形をしたものは。 両手をパーカーのポケットに突っ込んだままだ。 じゃあ、誰の? 伸びているのは、何処から? きっと知らない方が幸せだ。 (-381) 2022/01/29(Sat) 18:18:37 |
【秘】 悪々戯 雑司ヶ谷 累 → 2年 不破 彰弘「ご想像通り、俺ってお前達にとって結構都合の悪いものでさあ」 「お前達の言う所では神様って事になるらしいけどね? 大昔に人間が生贄って餌なんかくれちゃったせいで 生贄取るような性質になっちゃったしさあ。 自分の領分で気に食わない事した奴は結構軽率に祟るし?」 「 そういうものだから 人間の都合に合わせてやるつもりも無いし?」 (-382) 2022/01/29(Sat) 18:19:35 |
雑司ヶ谷 累は、こいつマジ? (a176) 2022/01/29(Sat) 18:42:31 |
【人】 悪々戯 雑司ヶ谷 累「そんだけ乗せたままにしておけるバランス感覚に いっそ感動すら覚えるね。 いやその辺で幾らか落として来てそれだったりする?」 だとすると通った後に葉っぱの道ができてそう。 「学校な〜。何もないな、山ん中だし。 狸はよく出る。」 (299) 2022/01/29(Sat) 19:36:04 |
【赤】 悪々戯 雑司ヶ谷 累「よかったな〜ぽち。 来世ってやつも案外あるのかもしれないぜ」 片手でスマホ弄りながらガラスの器に溜まった水を横目に見た。 きっと凍らせたら綺麗な氷になるに違いない。 皆で綺麗な言葉を掛けているからね。 「でも多分お前の来世は……水蒸気」 (*25) 2022/01/29(Sat) 19:39:32 |
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