【秘】 壊れた時報 キュー → 黒い羊 ハマル【ハマル】 「 ……ハマ、ル? 」キューは、ゆっくり目を開いた。呼ぶ声を聞いて。 ふらり、くらり。起き上がる。頭が揺れる。 「… オキてる、でし。ミチビけた、 よ……? 」 キューは、んん?? 「 ……オキてるでし、オキてない じゃない、じゃな、? じゃなくない、くって? オキて、なく、????? 」 キューは、混乱している。 /* 『壊れた時報』のあべこべは、「『正しき異常』の奴隷」のタグ>>-42に 付与されていました。削除されました。 (-44) 2021/04/30(Fri) 12:54:30 |
【秘】 黒い羊 ハマル → 壊れた時報 キュー「そうだぞ。ハマルだ。 キュー、起きたんだな! ハマルはちゃんと導け…… …………あれ? えと、キューの言葉だと……起きてない?導けてない?」 [しかしどう見ても貴方は起きている] [あれ〜〜?][ハマルは【?】を浮かべて首を傾げる] 「……まぁいい! ハマルはキューが、『キュー達』が元気ならば。 それが一番うれしいぞ」 [ハマルは難しい事を考える事をやめた] [ハマルは混乱しているキューにむぎゅー!] (-45) 2021/04/30(Fri) 13:13:45 |
【秘】 壊れた時報 キュー → 黒い羊 ハマル【ハマル】 「オキてる、でしから、オキてないに なるでし、ケド ……なってない、でしね……? 『もうひとり』も、……うん、ゲンキ?、でし」 キューは、呟いてから、「ああ」と何か納得したように頷いた。 「ボクも 『もうひとり』も、ちゃんと『キュー』でし。 タブン、ちゃんと イッショに、なれたの」 「……ミチビいて もらえた、ね? ツギが あった でしね……?」 キューは、ハマルにむぎゅー。 「ありがとう、ハマル!」 キューは、“嬉しい”。 (-46) 2021/04/30(Fri) 13:46:00 |
【秘】 黒い羊 ハマル → 壊れた時報 キュー【キュー】 「そうか!元気で、キュー達が一緒なら。 ハマルはそれも、とーってもうれしい!」 [ぽんぽんと背中を叩く] [貴方『達』が共に居れてこうして抱きしめあえる] [そんな未来 <今> を、掴み取れた]「次 <これから> は楽しい事がいっぱいでもっとハッピーだ。きっと、そうに決まっている。 どういたしましてだ、キュー。 ……あ、そうだ。 忘れない内に、返しておくぞ!」 [思う存分むぎゅー。をして腕を離す] [貴方の隣に置いていた羊のぬいぐるみ] [そして鞄から] [“嬉しい”気分が入っている箱と星を取り出し、渡した] (-47) 2021/04/30(Fri) 14:40:33 |
【人】 黒い羊 ハマル>>64 >>65 キファ モファモファモファ…… フフンフフフンフン…… [ご満悦][笑顔は相変わらず作れないけれどそんな雰囲気] [まだ会えていない名前を聞き背に回した手に力が籠る] [それでも][貴方の言葉に頷く] [色々なモノを遺した皆][一緒にいてくれた皆] [そのおかげでハマルは『キュー達』と向かい合えた] [そして続いた言葉に目を丸くした] 「……ほんとうか? ハマルはキファと一緒に海、行っていい? 行けるの?」 [真っ黒な水][■を呑み込んだ] [朧気に思い出したそれは心臓を締め付ける] [貴方に話した過去は多少の修正が入っていた] [それでも、それでも] 「ハマルは。ハマルはキファと『これから』を見たい。 外の世界をどこまでも見に行きたい。 約束を果たしたい!」 [14年][内に篭った■が惰性で過ごしてきた年月] [ハマルに『設定』されていた年月] [長く短い歳月の果てに、【彼/彼女】は漸く外へ踏み出した] (100) 2021/04/30(Fri) 23:12:14 |
【秘】 壊れた時報 キュー → 黒い羊 ハマル【ハマル】 キューは、こくこく。ハマルと一緒にとーってもうれしい! 「……? あ……」 キューは、ハマルからそれらを受け取る事を躊躇った。 「…… ……」 「…ありがとう、ハマル」 キューは、箱と 星 と、ぬいぐるみを受け取った。「ボクは、ステキな モノを トドけて もらえて とても、とっても うれしい でし!」 キューは、笑顔だ。 (-106) 2021/04/30(Fri) 23:57:02 |
【秘】 黒い羊 ハマル → 壊れた時報 キュー【キュー】 「どういたしまして、だ」 [どうしてこれらを持ってきたのか] [きっと貴方がそれらを見る目が][触れる手が] [ハマルには一等優しげに見えたのだ] 「キューの大事を届けることができて。 キューがうれしいから、ハマルもうれしい!」 [指を口の端に][押し上げて、にこりと笑って見せる] [これから貴方が掴むものは] [貴方が大事だと思うものはすべて、貴方のものだ] (-124) 2021/05/01(Sat) 0:51:20 |
【人】 黒い羊 ハマル キファ [ハマルの『設定』のせいか] [旅の許可がすんなり降りた事も、過去の話] [今重要なのは目の前に広がる 青 !]「うむ!まさかスリがいるとはな。 揺さぶったら色々(窃盗品)落ちてきてハマルはびっくりした」 [ちょっとしたハプニングもこの光景の前では些細な事] [目の前に広がる 青 は][記憶の中の 黒い水 とは違う顔を見せている][貴方の手を握って、眩しげに目を細める] 「怖くないと言えば、嘘になるとハマルは思う。 けれど、それよりも。 ハマルはとてもわくわくしている。 ……もっと近くに行ってきても、いいか?」 [ハマルはそわそわと波が寄せては返す海を見ている] (149) 2021/05/01(Sat) 1:35:59 |
ハマルは、まずサダルにお届けしなくてはならなかったのではないでしょうか?まぁ些細な事です。 (a39) 2021/05/01(Sat) 10:20:52 |
【人】 黒い羊 ハマル>>157 サダル 「……よくはない、けれど。 サダルが頑張っていっぱい考えた結果だとハマルは思っている。 だから。 ハマルは『次からはちゃんと言って欲しい』をサダルに言う」 [むぎゅー] [ハマルの服は羊毛製][そしてハマルはほどよい大きさ] [つまりひつじを抱きしめた時のような心地だ] [撫でてもいいぞ] 「ほんとうか?ならハマルはずーっと幸せをする! ハマルは大丈夫だぞ。無理だってしていない。 ちょっとお薬でふらふらしたけど、寝たら治った!」 [仮死薬を口移ししたため少し気絶したのである] 「記憶と『設定』……うむ。問題ないぞ。 『ここ』では【ハマル】で、『あちら』では【俺/私】だ。 しかしハマルがハマルである事に、変わりはない」 [一部正しく認識できない箇所はあっただろう] [しかし何度聞き直しても認識できる事はない] [少なくとも、貴方と同じく『PC』である事は伝わるはずだ] 「サダルも、色々『思い出した』?」 (178) 2021/05/01(Sat) 10:43:28 |
【人】 黒い羊 ハマル>>177 ブラキウム 「ブラキ〜〜〜〜!」 [台車がなかったらいぇーいハイタッチをしていたところ] 「うむ。ハマルはいっぱいの羊をブラキの所へ導いてきた! 皆ラサルハグが心を込めて作った羊たちだ。 だから……ハマルは皆に、これを届けたいのだ。 お願いできるか?」 [ハマルはサダルが既に貴方へ依頼している事を知らないのだ] [だから、貴方から既に依頼されている事を聞けば] [丁度よかったなと、そのまま貴方へ託すだろう] [ぬいぐるみは残り 17個 ][ハマルと、キューと、空白のタグの分は除かれている] [どれが誰のものかは、今の貴方なら見ればすぐにわかるだろう] (181) 2021/05/01(Sat) 11:01:49 |
ハマルは、わからなかったのですやすや羊の落書きだけ横に足した。 (a40) 2021/05/01(Sat) 11:18:52 |
【秘】 壊れた時報 キュー → 黒い羊 ハマル【ハマル】 キューは、にこー! ハマルと一緒。 キューは、アイテムボックスに箱と 星 をしまった。羊は持っている。「あのね、ハマル。ボク、オハナシ しないと なヒトが……ケッコウ? いるでし」 「ハマルも でし。ボクは ココの ヒトでし。 ……ハマルは、どうするヒト でしか?」 キューは、「キまってる?」ハマルに訊ねた。 /* 全員がこの後も変わらずこの世界に在る訳ではありません。 (-133) 2021/05/01(Sat) 13:19:39 |
【秘】 黒い羊 ハマル → 壊れた時報 キュー【キュー】 [次の。これからの旅路の話] [起きた時のように叫ぶ事はないけれど] [ハマルも少しずつ思い出している] [ただ、どこか他人事のような気持ちでもいる] 「ハマルも、お話をする人がいっぱいいる。 ハマルは……【日辻 春/鳴】は、『起きる人』だ」 [正しくは認識できない言葉が混じる] [それでも貴方とは異なる存在である事だけは、伝わるか] 「でも、『ハマル』は『ハマル』だから。 ハマルはまた、キュー達に会えるようになれたら。 そうできたらいいと、思っている!」 [『ハマル』はそもそも創作物だ] [『ハマル』はこうであるという設定に則り動いている] [つまり] [新たなNPCとして導入できないかとPL <日辻> は考えている][貴方達とも、一緒にいるために] (-143) 2021/05/01(Sat) 16:48:28 |
【人】 黒い羊 ハマル>>188 サダル 「ハマルはサダルもだいじだからな」 [もこもこ][『GIANT KILLING』特製、羊毛100%な服です] [ちょっとしたオシャレにも、防具にもぴったり!][※宣伝※] [貴方の不思議そうな声にはただ首を傾げた] [おかしかった事をハマルも【彼/彼女】も認識ができない] [あと口移しも必要な手段だったと思っている] 「 トラックにひかれて死にそう は大変ではないか……?ハマルはサダルが折角帰ったのに死んでしまっては悲しい……。 うむ!『ハマル』はずっと昔からこうだった。 ハマルは『起きる』ぞ。帰って、皆に会いたい。 サダルにも会いたいから、ハマルもできる事をする。 でもその前にここでキファと約束を果たす! ハマル達はな、海を見に行くのだ!」 [とても嬉しそうにしている] [このマウントじみた自慢、なんかデジャブ感じるな] (220) 2021/05/01(Sat) 17:08:58 |
【秘】 壊れた時報 キュー → 黒い羊 ハマル【ハマル】 「デキるよ」 キューは、言った。迷いなく。 「ボクは そう オモうでし」 ハマルの言葉の意味の理解は、きちんとしていた。 「ボクは、ボクも!」 /* ハッピーエンドのその後の、 もう少しの時間を過ごしましょう。 やり残したことなんてないようにね! (-152) 2021/05/01(Sat) 17:38:44 |
ハマルは、きっとゲイザーから話を聞いたので、ハマルもルヴァと仲良しになれたらいいな!と思っている。 (a83) 2021/05/01(Sat) 18:00:26 |
ハマルは、ゲイザーとする次のパーティはきっともーっと人が多くて賑やかだな!と思っている。 (a84) 2021/05/01(Sat) 18:01:14 |
【人】 黒い羊 ハマル>>234 ヌンキ 「そうだろう。 ……ハマルは『ハマル』だから。 ヌンキとは違うけれど、ヌンキに近いのだ」 [ハマルは創作物だ] [止まってしまった物語のキャラクターだ] [忘れ去る前にゲーム <他の物語> に落とし込まれた][だから在り方自体は貴方に近いのだ] 「もし『はじめまして』から始まったとしても。 時間がかかってしまっても。 ハマルは絶対、ヌンキの所へ行こう。 ハマルはヌンキをひとりにはしない。 そして羊達を、ハマルの家族達を見せるからな」 [PL <日辻> はハマルを新たなNPCとして][この世界に反映できないか考えている] [そうすればヌンキもキューも『ハマル』も] [この先ずっと離れずに生きられると、思ったのだ] (244) 2021/05/01(Sat) 21:18:15 |
【鳴】 黒い羊 ハマル竪琴の音。 [鳴り響く][つい昨日も爪弾いていたのに] [酷く久しぶりに鳴らした気が、する] 「聞こえるか?」 「返事は、できるか?」 「もしできないのならいいんだ」 「もしも返したくないのなら、いいんだ」 「……ハマルはうまくできただろうか。 ハマルはシトゥラの遺したものをきちんと使えただろうか。 ハマルは信用に応える事ができたならうれしい」 「シトゥラが居てくれて嬉しかったんだ。 声を聞いてくれて嬉しかったんだ。 声が聞こえて、嬉しかったんだ。 もう起きる事なんてないと思っていたんだ。 ……ハマル <【俺/私】> はそれを伝えたかった」 (=0) 2021/05/01(Sat) 21:29:01 |
【鳴】 黒い羊 ハマル「ハマルはな。 ハマルはシトゥラの一番になりたかったんだと言われたんだ。 でも、きっと違うんだ。 ハマルの『一番』はシトゥラの『一番』と同じ意味ではない。 ハマルの『特別』はシトゥラの『特別』と同じ意味ではない。 ハマルの『好き』はシトゥラの『好き』と同じ意味ではない。」 「……それでも、やはりハマルは。 シトゥラが『一番』で、『特別』で、『好き』だった」 「ハマルは頑張って、頑張って、立ち止まらないで、生き続けて。 そうして、いつか会えたら」 [■■■■■事ではないとわかっていたけれど] 「……『褒めて欲しかった』」 (=2) 2021/05/01(Sat) 21:39:47 |
【人】 黒い羊 ハマル>>248 ブラキウム 「……そうだな。 きっと、皆が苦しい≠ノなっていた。 そうならなくてよかった。 ハマル達がブラキのためになったのなら。 ハマルはとてもうれしい。」 [そして貴方の言葉で気付く] [貴方はきっとこちら側の『人間』で] [あちらでは会えないのだと] 「……ブラキ。 もし次会う時が『はじめまして』になったとしても。 ハマルは今度こそいーーーっぱいの本物の羊を見せよう。 ハマルは、そうできるよう頑張るぞ」 [そういえばこの羊のぬいぐるみ達は残るのだろうか?] [残って大事にしてもらえたらいいなと、ハマルは思った] (257) 2021/05/01(Sat) 23:05:03 |
【独】 黒い羊 ハマル―――ごぽり 泡が口から零れる。 目が痛む。それでも目の前に広がる光景を見たくて。 どこまでも澄んでいる訳ではない。 濁って、上下もわからなくなりそうで。 どれほど先まで見えているのかもわからない。 でも。 揺れる水面から陽の光が差し込む。 視界は透明で、不透明で、青くて、クリームの色で。 少し黒くて、白い。 手を伸ばして、ぶくぶくと浮かぶ泡を掴む。 『おかえりなさい』 『ただいま』 『いってらっしゃい』 『いってきます』 ―――手を開く。 泡は浮かんで空へと上がる。 恐れるものも、置いてきてしまったものも。 もう此処にはないのだ。 (-225) 2021/05/03(Mon) 0:28:53 |
ハマルは、最後に笑顔ができるようになったのです。 (a126) 2021/05/03(Mon) 15:33:53 |
【神】 黒い羊 ハマル [会議室でぬいぐるみが届けられる様子を見ている] [ハマルの腕の中にも、金のリボンでおめかしした黒羊ぬい] [時折両手を握ってメェメェ動かしている] (G22) 2021/05/03(Mon) 19:13:27 |
【人】 黒い羊 ハマル>>384 ゲイザー [はふはふと出来立ての料理を頬張る] [貴方とテーブルを囲んで、美味しいがわかる] [心もとてもポカポカしていた] 「ゲイザーの『特別な人』もパイが好きだったのか。 ハマルもゲイザーのスターゲイジーパイ、好きだぞ。 お魚が上を向いてるのがかわいい」 [かわいいそうです] 「父が作ってくれたのか? それはとても嬉しいになったとハマルは思う! ゲイザーも、家族が大好きなんだな」 [以前の貴方の言葉を思い出して嬉しそうに言葉を紡ぐ] [そしてふと、思い出したように貴方を見た] 「そういえばだ、ゲイザー。 ゲイザーの望みは……叶ったのか?」 (421) 2021/05/03(Mon) 22:25:02 |
【人】 黒い羊 ハマル>>397 >>399 >>412 キファ 「それでも、ハマルはキファがそう思ってくれたから。 ちゃんと『いってきます』が言えたぞ」 [誰から誰への言葉だったのか] [この場でそれ以上続ける事はない] 「うむ!ハマルはキファと海で遊びたい!」 [ただ、目を輝かせ満面の笑みを浮かべてそう答える] [その後の二日間はあっという間だ] [美味しい魚や珍しい果物のジュースを飲んだりもした] [湾の中をぐるりと回る船に乗ってみたりもした] [そして名残惜しさを胸に、思い出話に花を咲かせながら] [再びレムノスへ。星見杯亭へと戻ったのだ] → (427) 2021/05/03(Mon) 23:09:38 |
【人】 黒い羊 ハマル>>397 >>399 >>412 キファ 「……それは、『キファ』にはもう会えないという事か?」 [『あちら』の貴方 <秋葉義一> には会えるのだろう][けれどもう、『キファ』には会えないのだ] 「……キファ。 『ハマル』は『キファ』に会えて、幸運だった。 キファが向かう先で、ハマル達に似た誰かに会ったら。 きっと、その子もハマルに似た人だから。 どうか仲良くしてあげて欲しい。 【日辻 春】 はそう願っている」[その名はもう、認識できる] [きゅ、と唇を結んで貴方に抱きつく] 「【日辻 春】も帰らなければならない場所がある。 けれど、きっとハマルはまだキファと同じ場所へは行けない。 だから次に会う時は、きっと。 キファのような、素敵なオトナになっているからな」 [そうしてまた貴方とそれぞれの旅路の思い出話ができたなら] [そうできたなら、素敵だと思った] (431) 2021/05/03(Mon) 23:26:24 |
ハマルは、次のたまごパーティはメレフも一緒だな!と思った。 (a132) 2021/05/03(Mon) 23:26:58 |
黒い羊 ハマルは、メモを貼った。 (a135) 2021/05/03(Mon) 23:54:56 |
【鳴】 黒い羊 ハマル>>=4 「……ハマルは、守られない約束を知っている。 零れ落ちたものを知っている。 掴めなかったものを知っている。 けれどハマルは手放したくはない。 いくら失っても手放す事は、したくない。 シトゥラの事だってそうだ。 シトゥラが手放してしまうのなら。 ハマルは掴もうとし続けよう。 お前が落としたものを、全てハマルは拾い続ける。 ハマルがそうしたいと、思うから」 「それに、 シトゥラはハマルに最期言っただろう。 『一番の話が出来るようになりました』と。 言葉を残してくれただろう。 約束を守ろうとしてくれただろう。 躊躇うという事は完全に捨てきれてはいなかったのだろう。 シトゥラの中にひとかけらでも残っていたのなら」 「……寂しくはある。 けれど。それでも、よかった」 (=5) 2021/05/04(Tue) 13:03:11 |
【鳴】 黒い羊 ハマル → 竪琴の音が鳴る。 「言えない事。言いたくない事なら。 無理に言わなくても構わない。 けれど『話』をしよう。シトゥラ。 見てきたもの。触れたもの。 話したくてもできなかった事。 伝えられなかった事。 ハマル達はそれしかできない。 ハマル達はそれでも。 言葉を交わすこの場所で繋がったのだから」 [是と言われれば、ぽつりぽつりと話し始めるだろう] [過去の話][いつかの話] [果たされる約束][果たされない約束] [『現実』の話だって出たのかもしれない] [否と言われても] [最後に貴方に伝える言葉は決まっている] [『またね』][そうして竪琴の音も途切れるのだ] (=6) 2021/05/04(Tue) 13:04:22 |
【人】 黒い羊 ハマル>>441 >>442 >>444 キファ 「キファにもありがとう、だ。 キファの旅路にも。 いっぱいの、祝福がありますように!」 「ハマルは、ハマルは。 ずっとずーーっと。キファの幸せを祈っている。 いつまでもあの海を忘れない。 絶対に絶対に、忘れない。 ハマルはずっと、キファといっしょに生きていく」 [『ハマル』も『彼』も忘れる事はないだろう] [果てのない黒からどこまでも広がる青へ] [貴方は塗り替え、確かに導いてくれたのだ] [さよならは言わない][またねも、言わない] [ただいつかの約束だけを結ぶ] [ふたりで海を見たように] [きっとこの約束もいつか果たされるのだと信じられるから] [そうして『ハマル』と『キファ』のお話は終わるのだ] (476) 2021/05/04(Tue) 13:55:43 |
【人】 黒い羊 ハマル>>500 ゲイザー 「ハマルか? 『ハマル』は―――」 [零し落としては拾い上げ、そうして行き着いた先] [もう出会う事もないと思っていた人々に会えた] [果たされなかった約束が果たされた] [あちらでの再会の約束も結んだ] [そうして【エピローグ】へ向かう世界で] [『ハマル』は、] 「もちろん幸せだとも。 皆が幸せで、皆がハマルの幸せを願ってくれる。 こうしてまたゲイザーの料理を、ゲイザーと食べられた。 今度な、海にだって行くんだ。 ハマルは願われた分、いっぱいいっぱい幸せになるぞ」 [これまでも、これからも] [『ハマル』とはそういう存在なのだ] [そうであれと願われていたのだ] 「ハマルはずっとそう居続けよう。 だから、」 「『また会おう』な。ゲイザー。 そしてまたパーティをしよう。 ゲイザーの大切な人も一緒に!」 (517) 2021/05/04(Tue) 20:16:10 |
【人】 黒い羊 ハマル―――キファと、海から帰ってきて。 ハマルは牧場へは帰らず借りていた宿の部屋に戻った。 金のリボンでおめかしした黒羊を窓際に置いて撫で。 椅子に座って竪琴を取り出す。 [竪琴の音。] どこまでも広がる青い青い海の歌。 金の羊に乗った兄妹はどこまでも駆けていく。 本来の結末なんてどうでもいい。 ハマルの紡ぐ歌は。 兄妹<皆>の行き着く先は。 きっと希望に満ちている。 そう願って歌は紡がれ。 竪琴の音は途切れた。 部屋には誰も残らない。 そうして【黒い羊】『ハマル』のお話は終わったのだ。 (530) 2021/05/04(Tue) 21:45:28 |
【人】 【ちいさなひつじかい】 ハマル『ちいさなひつじかいのハマル』 それは幼いふたりが紡ぎ上げたお話。 羊飼いの『ハマル』が羊と戯れたり、冒険をしたり。 「むかしむかし」で始まって。 「めでたしめでたし」で終わる。 そんなやさしい物語。 【鳴】が『ハマル』というキャラクターを考えて、 【春】が『ハマル』の進んでいく道筋を描く。 いつまでも続けていけると思っていた。 だってひとりじゃない。 ふたりで考えた物語だから。 ―――あの日。黒い水が呑み込んでしまうまでは。 (533) 2021/05/04(Tue) 21:49:22 |
【人】 【残されたひつじ】 ハマル―――【日辻 春】は目覚めた。 その後の時間は怒涛の勢いで流れていく。 目覚めた直後119を叫び、呆気に取られる周囲を横目にタブレットを操作してあの場所で見た連絡先を忘れない内に書き連ねる。 周囲の静止を振り切ってデータと企画書を組み立てていく。 『ハマル』は約束を果たしたがっていた。 『日辻 春』もそうだった。 『日辻 春』には『ハマル』の願いを叶える義務があった。 だってもう片割れはいない。 あの青い青い海で別れを告げてきた。 『ハマル』の存在を示せる人間は、自分しか存在しないのだから。 (534) 2021/05/04(Tue) 21:52:18 |
【人】 あなたとずっといっしょ ハマル【レムレスの街】 ひそひそ ひそひそ 「そういえば最近あの子見ないよね。ほら、あの牧場の」 「あぁ、よくついて来ていた子?」 「あの子なら山向こうに嫁いだんじゃなかったっけ?」 「え?数年前の水の事故で亡くなったんじゃなかった?」 「そんな訳ないだろう。ほら、噂をすれば」 [小さな影が走る。走る。ふわふわとした白い髪が揺れる] 「―――ハマルが来たぞ!」 「む?遊びに来たんじゃないぞ。 ハマルはな、ハケンというものをされて来た」 「誰のだって? ヌンキだろう、キューだろう、ブラキだろう……。 とにかくいーっぱいだ!」 「そうだ。 ハマルはな、お前たちの助けになる<約束を果たしに来た>」 「だから、ぜんぶハマルにまかせるといい!」 約束を果たそう。そしていつまでも一緒にいよう。 この世界が続く限りずっと、ハマルは貴方と共にいる。 『ハマル』はそう決めたのだから。 -to be continued- (538) 2021/05/04(Tue) 21:58:14 |
ハマルは、約束を果たす。 (a176) 2021/05/04(Tue) 21:59:12 |
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