病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t7) 2020/09/22(Tue) 21:06:45 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t8) 2020/09/23(Wed) 10:07:57 |
【見】 病弱貴族 アメリア─ 現在:昼過ぎ、外へと散策 ─ [ 軽めのドレスを身にまとい、 準備を整えれば日傘をさして。 今日はいつもいてくれる従者に 非番を与えているから 身の回りの世話をしてくれるメイドと共に 外に出ることになる。 快晴の空は気持ちがよく 今ならどこへでも行ける気がした。 ] (@21) 2020/09/23(Wed) 13:21:45 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 屋台を見て回ったり、 小休止に噴水広場で座ったり。 コンペの会場はどうしても避けてしまう。 音楽は確かに綺麗で心が踊るけれど 嫉妬の気持ちの方を 強く意識してしまうから。 どうして私は元気に過ごせないのだろう。 どうして皆みたいに誰かと楽しく 楽器を弾くことができないのだろう。 どうして。 もっと長く生きたいだけなのに そんな気持ちばかり湧くから だから私は、音楽があまり得意ではない。] (@22) 2020/09/23(Wed) 13:23:37 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ この気持ちは誰にも言うつもりはなかった。 自身の命が短いことさえも、 親と医者と、数人しか知らない。 ヨシュアには特に、伝えないで欲しいというのは 私のわがまま。 彼に伝えて、悲しい表情を見ることになったり 我慢させたり、腫れ物のように扱われたり。 そんなことになるくらいなら。 せめて少しだけでも、一緒に笑って過ごしたい。 私は、臆病者だから。 ] (@23) 2020/09/23(Wed) 13:25:12 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 今日は調子がいい。 どうせなら、教会の方へと挨拶に行こうか。 あれから、エヴィとまた話すことは あっただろうか。 傷のことを話してくれたりしたことは。 だとしても、彼女の証言だけでは それを行っているものを 追い詰めることは出来ないだろう。 他になにか、粗がないかを探すため 人を使ってその教会にはいくらか 探りを入れていた。 いくつかの問題は出てきても 決定打にはならないくらい。 追ってる者は用心深く、 こちらは歯噛みするばかり。 ] (@25) 2020/09/23(Wed) 13:27:50 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ メイドと二人、町外れへと細道を進む。 何度か通った道だ。 今日はエヴィはいるだろうか、 それともコンペを見に行っているだろうか。 いなければ神に祈りを捧げ、 いる子から話を聞いてみよう。 そうした気持ちで、警戒薄く。 少しの頑張りと共にあった 日常風景の一部であるはずの今日は なにかを殴るような鈍い音に ]容易く崩れてしまった。 (@26) 2020/09/23(Wed) 13:28:27 |
【見】 病弱貴族 アメリアなに、─── [ 音に振り向けば、倒れゆくメイドと 知らない男。 咄嗟に考えたのは 逃げなければいけないということと メイドを見捨てたくないということの二つ。 その一瞬の迷いがいけなかったのか。 ……背後に迫る男に気づくことが出来ず。 ] (@27) 2020/09/23(Wed) 13:29:14 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t9) 2020/09/23(Wed) 13:33:40 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 今の時間が夜だということは 窓の外を見ればわかるのだろう。 けれど、生憎と目隠しをされた女では それさえも知ることが叶わない。 ] ……ん、 [ 意識が覚醒するのと共に、 翡翠の瞳を開いていく。 視界は真っ暗、今は夜? なぜ自分は寝ていたの? 疑問をつらつらと浮かべていれば 小さな声が聞こえてくる。 「あの嬢ちゃん可愛かったな」 「メイドの方はどうする?」 「こんくらいで金貰えるたァいい雇い主だ」 言葉に想起するのは 意識を失う前にあった出来事。 ] (@30) 2020/09/23(Wed) 15:37:36 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 疲れからか熱が出ているのか 頭はいまいち回転せず けれど現状の不味さはわかる。 どうしたらいい、どの手段を取れば? いくら教養を得ようと経験も浅い小娘。 出来ることはたかがしれている。 思い悩ませていると、こつこつと、 革靴で地を叩く音が近づいてくるのがわかった。 ] 「そろそろ目は覚めましたかな?」 [ 聞いたことがある声。 けれど、確証はない。] (@31) 2020/09/23(Wed) 15:38:11 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 数瞬返事をするか迷って。 舌をもごりと動かせば ] ……ええ、目は覚めています。 貴方は、どなたですか? [ これで私が憲兵にでも見つかれば。 しっぽは掴めたとみていいだろう。 首謀者の名前を掴めていれば、尚いい。 この誘拐だろう出来事は、 エヴィの、教会に関わっている事だと考えていた。 そんなふうに思っていると 場に笑い声が響いた。 ] (@32) 2020/09/23(Wed) 15:40:55 |
【見】 病弱貴族 アメリア「そんなことはどうでもいいでしょう」 「今あなたと私がここにいる」 「それだけですよ」 [ 煙に巻くような回答に 冷や汗が出てくる。 相手がどう出るのかがわかりづらい。 緊張感と疲労で意識も淡く混濁しはじめる。 ] ……メイドは、私と共に居たものは無事なの? 護衛の者は……? [ だからつい、弱みとも呼べることを 口に出してしまった。 すると、相手はまたけたけたと笑う。 ゆっくりとした足音が近づいてきて、 肩に手が乗れば体を揺らしてしまう。] (@33) 2020/09/23(Wed) 15:41:28 |
【見】 病弱貴族 アメリア「心配ですか?心配ですよねぇ」 「なに、今は手を出していませんよ」 「ですが、貴女の態度次第では」 「どうなるかわかりませんがね」 [ 心臓がどくどくと音を立てる。 自分の手に、人の命が乗っている。 貴族であるのだから最初からそうだとしても 実際に目の前に危機が迫ったことは 今までに一度もない。 乾いた舌を湿らすように転がして。] ……わかりました、あなたに従います。 [ 私のこの決断は、正しいのだろうか。 コンペが始まった夜、 私は家に帰らなかった。 ]** (@34) 2020/09/23(Wed) 15:41:49 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t10) 2020/09/23(Wed) 15:43:57 |
【独】 病弱貴族 アメリア/* この襲われ事件、ヨシュアの行動を 著しく制限してしまうのではないかということに 今気づいた。 わーん、わたしのへたくそー! (-84) 2020/09/23(Wed) 15:49:26 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 夜、ハイアーム邸へと、一通の手紙が届く。 差出人はアメリアと共にいたメイドの名前。 『今晩はお嬢様が体調を崩されたので 近くの宿に泊まります。 明日には戻る予定です。』 そういった内容が質素にまとめられたそれは さて、邸では誰が読んでどんな対応をしたのか。]** (@35) 2020/09/23(Wed) 17:21:53 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t11) 2020/09/23(Wed) 17:22:55 |
(t12) 2020/09/23(Wed) 19:28:25 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新