【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[口付けは遠慮がなくて、 求められている事がわかってしまう。 息継ぎの様に漏れた声は、少し普段に近く優しかったけれど、色めいて名を紡ぐものだから、 隣に居て笑ってくれるのとは違った心地好さをもたらした。 自分が吐き出した息を彼が飲み込んだなんてはわからないまま、 差し出されていた舌に歯を立てた。 離れた唇から垂れた糸は視界に映ったけれど、 彼の瞳しか見ていなかった。 その彼の瞳に瞬きの間ほど昏い色が混じった気がしたけれど、そのまま、舌を噛んで止めた理由を話した] (-154) 2020/02/07(Fri) 22:06:20 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[そしたら、彼は笑った様に見えて…… 最後に、本当に笑った。 聞いてしまってから、ふるふると首を振った。 臆病……何となくわかる。人は皆臆病な生き物だから。 でも彼が隣でそんな事を考えていたなんて、やっぱり信じられない。彼が隠すのが上手いというだけでは足りない。 己は彼の事がすきで、ずっと見ていたのだから。 ……私が諦めていたから…もっと強固に諦めようと思ったから…そう見えただけだったと言うのか……] ぅ…… [首を振り終えたところで額に口付けられて、 怯んでしまって、他の口付けも許してしまう。 このまま宥められて丸め込まれてしまいそうで、 また首を振った。 「可愛い」とか、「好き」だとか、 嬉しいのに聞いてない振りをして…… でも全部耳に入っていた。 駄々っ子は結局――― すきなひとの心と唇に寄った] (-155) 2020/02/07(Fri) 22:06:26 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[恋心を込めた口付けを贈ったら、 彼はどこか狼狽えた様子だった。 やっぱり調子が良過ぎたかな……と思ったら、] え……、 あっ [「嬉しい」と言われて眉間が広がって… 何か言葉を返す前に、彼の手が伸びて来た。 溺れてしまおうと決めた手前、止める事はしなかったけれど、 彼の手で開かれた胸元に顔が赤くなる。 恥ずかしそうに見上げると、嬉しそうな顔の彼が見えた] ……ん… [「好きな色」……そう。やっぱり。 染まった頬の上で視線を横へ逸らせば、 彼を思って選んだと言ってしまっている様なものだ。 彼に見せる機会は無いと思っていたのに…… とくとくと跳ねる胸は、嬉しいから鳴っているんだろう] (-156) 2020/02/07(Fri) 22:06:37 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[心音を包む脂肪が彼の掌に捕らえられると、ぴくりと強張る。 身体の内側から沸き起こって来るのは…… 微かな悦びと、強い羞恥だった] (……こんなに、恥ずかしいものだったっけ……) [ただ下着を見られて、胸に触れられただけなのに。 処女の様な羞恥心は、形を変えられる度、強弱をつけて揉まれる度、快感に和らげられてゆく。 上がりそうになる声を抑えたら、代わりに息が甘さを増す] (ツラユキさんが、ツラユキさんが、 私の胸、を……) [小さい頃は一緒に繋いでいた手。 成長してからは、澪に触れる手、道を指差す手、勉強を教えてくれる時にペンを握る手を見つめていた。 その手が、指が、嬉しそうに、楽しそうに乳房を弄んでいる。 指の腹を口に付けながら、眩暈のする様な光景に魅入ったら、 私の胸も嬉しそうに揺れていて……] ひぁ っ… [布地から追い出された双丘の先端を吸われて、びくんと跳ねた] (-157) 2020/02/07(Fri) 22:07:01 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ(え…え…… こんなに…感じるものだった……?) [卑猥な音と、吸われた方の乳首の余韻に口を開いて、閉じて、開いて小さく呼吸を繰り返す。 と、胸の間を舐められて、落ち着く間も無くまた吐息が上がる。 素肌の谷間に顔を伏せた彼の瞳が、こちらを射抜いた] …… ユキ 、さん……[悲しい声色が、胸がつきりと刺さる。 待てないといった動きで袴へ伸ばされた手に、ぺたっ、と己の手を乗せた。 止めないけれど、聞いてほしかった] (-158) 2020/02/07(Fri) 22:07:21 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ本当に、すきって言って、いいの? すきでいていいの? ……抱いて、ほしいよぉ…… 恋人に、して……。 ツラユキさん [呼んでほしいと言われた名を愛おしく呼んで、 手に乗せていた手を僅かに震わせた。 彼の気持ちはもう、嘘だと思わなかったから……、] ………今迄の男の人達も、 ぜんぶ上書きして…… [彼は何も知らなかったかもしれないけれど、 抱かれる前に言うべきだと思ったから、告げた。 隠し事をもうしたくなかったし、 これで彼が止まるなら、それは仕方ないと思った] (-159) 2020/02/07(Fri) 22:07:43 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキオネエな喋り方の人には、 いっぱい喋ってって言ったの。 ツラユキさんと声が似てた人には、 沢山声を聞かせてって言ったの。 褐色の肌の人と、濃紺の髪色の人は、 ずっと色を見てしてたの。 背格好が似てた人には、 沢山抱き締めてもらったの。 [こんな事、彼は聞きたくなかったかもしれないけれど、 口が止まらなかった。 叶わない恋が辛くて、 彼と似たところのある人で埋めていた事を悔いた] (-160) 2020/02/07(Fri) 22:08:04 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキずっと、ツラユキさんでいっぱいなの…… ツラユキさんの優しいところがすき。 面白いところにも救われた。 時々可愛い。 さらさらの髪とちょっと黒い肌が素敵。 手がすき。 声がすき。 空気がすき。 傍に居ると安心する。 ……お兄ちゃんでもおねーさまでもない…… ツラユキさん、 本当はずっと、 貴方以外のひとは考えられなかった…… (-161) 2020/02/07(Fri) 22:08:15 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[彼が止まるなら仕方ない、とついさっき、思ったのに。 すきなところを口にすれば、 やっぱり自分からは忘れられないと思った。 彼の手の上から手を退けて、 彼の頭をそっと撫でた。 離れないで。ここにいてほしい。そう願って。**] (-162) 2020/02/07(Fri) 22:08:29 |
【独】 木野 ツラユキ/* ぐぁああぁぁああああああ(爆裂四散 そうだよなそろそろ来ると思っていたよ!!!!!!ビッチ設定だもんな!!!!! (-167) 2020/02/07(Fri) 22:27:15 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新