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【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー「そりゃいいね。俺としても、 陰気臭いだの文句を言われるよりはそれがいい。 とはいえ、死んだ奴にくれてやるのは──」 一度言葉を切って、足元にしゃがむ青年を見遣る。 見下ろす笑みは変わらず陰気なものだけれど、 これはあなたの望みに適っただろうか。きっとそんな事は無い。 何せ誰の為でもないのだから。 軽口を、励ましを、間に受けてはいない。 ただ調子を合わせて、その場限りの他愛無い話をするだけ。 事実ここまでの言葉は実に心にも無い事だけど。 きっとあなたは気にしないだろう。気にするなら、少し意外だ。 「墓石と、手向けの花だけで十分だ。それと」 「パスカル。その呼び方は、どうにもこそばゆくて仕方ない。 随分口の上手いあんたの名前も、良けりゃお聞きしたいもんだ」 当然偽名だ。名もなき掃除屋には、本名なんてものは無い。 掃除屋のコルヴォ・ロッソではない、ただの一般人としての名だ。 あなたがこの男をただのパスカルとして扱う限り、 この日以降も、その場限りの実に他愛無い話は続く事だろう。 (-75) 2022/08/13(Sat) 0:17:20 |
コルヴォは、呟いた。「あんたの愛想の良さを見習いたくてね」 (a9) 2022/08/13(Sat) 0:17:35 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【バー:アマラント】 >>31 リカルド 「人の意見を素直に聞けるんなら、悪いようにはなりません」 「あとはそうやって堂々としてりゃあいいんですよ。 そうしたら、そのうち文句を言う奴なんて居なくなる」 目立つのは仕方ないと割り切ってしまうのも手だろう。 自信の無い様子を見せる方がずっとまずい。 怪しいと思わせる要因は、多くは落ち着きの無さなのだから。 「よくバーに出入りするお知り合いが居るなら、 それとなくお作法を聞いてみるのもいいと思いますよ。 あんたが何の仕事してるのかは知りませんけど」 「名前も知らない他人の事に首突っ込むのも野暮でしょう。 俺はこの辺で失礼します。次は楽しめるといいですね」 余計なお世話でしょうけど、と。 残った酒を乾して、会計を済ませて席を立った。 徹底した他人行儀。諜報活動は不慣れとはいえど、 その意味がわからないあなたではないだろう。 (32) 2022/08/13(Sat) 2:32:23 |
コルヴォは、その後は素知らぬ顔でバーを後にするだけだ。 (a11) 2022/08/13(Sat) 2:32:48 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「どうも」 どうにも先日の事など互いに気にもしていないらしい。 そちらが気安く声を掛けたなら、 こちらも素知らぬ顔で愛想のない答えを返す。 「運が良いってのは恐ろしいもんですね。 この皺寄せで、明日には死んでるかもしれない」 どちらが、なんてのは言わずと知れた事。 縁起でもない話だけれど、そう考えてしまうような人生だ。 「最後かもしれないんだ。ならあんたに任せますよ」 今日のおすすめは?バリスタさん。 カウンターに肘をついて、軽口は何処までも白々しく。 面倒だったらエスプレッソ一杯で構わない。 ミルクも砂糖も無し。この男はいつもそうだった。 (-87) 2022/08/13(Sat) 4:26:24 |
コルヴォは、立ったばかりの席の方から聞こえた声に若干損をした気分になった。 (a14) 2022/08/13(Sat) 8:38:44 |
コルヴォは、 ……まあ、いいか…。 諦めとその他諸々が勝った。 (a15) 2022/08/13(Sat) 8:44:19 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* くそが。気を遣って損した。でも後が面倒になるし聞かなかった事にしよう。 そんな感じのその他諸々。 吁〜PCの態度と性格が悪い〜PLは皆の事が大好きですよ どうして… (-95) 2022/08/13(Sat) 8:48:38 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「最後らしい話、ね…… 俺には今更話すような事なんて何もありませんけど」 どうも。また素っ気無い礼を言って、 差し出されたグラスを取って、一度口を付ける。 砂糖の甘みには、度を越したものでなければ何も言いはしない。 面倒だから、普段は態々自分で入れはしないというだけの話。 「何処ぞをほっつき歩いてた間の事でも 今になって話す気になりましたか?あんたの方は。」 数年前の失踪による空白期間、 或いはそれより以前、幼少期に袂を分かった後の事。 周囲を取り巻く状況がこうなってしまった以上、 改めて話すなら、早いに越した事は無いだろう。 いつも通りに空虚に笑い、言外にそう示して その傍らに、眇目だけが音も無く緩慢に店内を見遣った。 初めの口振りからすれば、客も店員も今は少ないものだろうが。 もし仮に第三者の存在によって、 剣呑な話をしようものなら面倒になる、と踏めば この掃除屋はきっとまた核心を避けるだろう。そういう人間だ。 (-97) 2022/08/13(Sat) 10:27:32 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 冷たい炸薬 ストレガいつかの時、アジトでの事。 ふとあなたの居る所に通りがかった掃除屋は、 これまたふと思い出したように、懐中時計の修理の依頼を持ち掛けた。 文字通り蓋を開けてみれば、特別な事など何も無い。 故障は単なる部品の劣化が原因だ。 とはいえ素人には適切な部品の調達も一苦労というもので。 つまりは専門家に任せるのが一番、ではあるけれど。 いくら腕の確かな修理屋とはいえど、『仕事』の道具でもないそれを 何も、今このタイミングであなたに頼む理由は薄いはずで。 あなたがもしもこの掃除屋にその理由を問うたなら、 恐らくはこう答えたことだろう。 『──死んだ知り合いから拝借したものなんですよ。 だからできれば信用できる人に預けたかったんです』 『手を付けるのは、他の仕事の後で構いません。 あんたが忙しい事は重々承知の上ですし、 別に大して急ぐものでもありませんから…』 言葉に嘘は無いが、然して深刻そうでもない。仮にあなたがこの依頼を断っても 使い走りの掃除屋はただ、そうですか、と言うだけで。 引き受けたなら、時計を預けてさっさと引き上げていくだけ。 料金はそちらの提示する分だけを。つまりは言い値だ。 修理を終えるまで、互いに生きていたら、なんて。 そんなわかりきった前提など敢えて言う必要も無いだろう。 きっと互いに、無駄話は無用の人種なのだから。 (-99) 2022/08/13(Sat) 11:26:54 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー愛想のない男は、人様の為の言葉を持たない。 けれど、決して自分や所属の不利益になるような事はしない。 それさえ同じ相手となら、関係は少なくとも悪化する事は無い。 ぱたぱたと忙しなく動く手振りや表情を随分と下に見遣って、 花の綻ぶような笑顔にはやはり何処か荒んだ笑みを返した。 親切に視線を合わせる為に腰を折りこそしないが、 あなたが不用意な事さえしなければ、海に蹴り落とす事は無い。 陰気な男からは、今は不吉さを感じさせるような臭いはしない。 柔らかな生花と対照的な、何処か退廃的な煙草の臭いだけだ。 「ソニー・アモリーノ。良い名前ですね、花屋のソニー。」 「俺は死んだ奴を悼みはするが、花には疎くてね。 選ぶ時はいつも店員に任せきりだ。 あんたが今みたいに親切に対応してくれるんなら、 そのうち顔を出す事にしますよ。」 ただの花屋として握手を求めるなら、 それに応えないのは、それこそ無用な波風を立てるというもの。 けれど無闇矢鱈と勘繰るような事をしないだけであって、 その実まるきり信用し切る事もできはしないという事は 恐らくはきっと、お互い様というものだろう。 何処まで本気かわからない言葉を返し、こちらも手を差し出す。 黒くそれなりに厚みのある手袋に覆われた手は、 互いに害を及ぼさない距離を保った今の関係を表すようだった。 (-137) 2022/08/13(Sat) 20:23:21 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「客として扱って頂けるなら、 客として振る舞わなくちゃなりませんね」 まったくもって、心にもない言葉。 あなたの淡々とした声色とそう変わらない。 「先日は御馳走になったんで、礼を言いに来ただけですよ。」 「『ゴミ』は焼却処分済みです。もう形も残っちゃいません。 あんたのやり方は綺麗なんで助かりますね」 つまりはただ、仕事は済ませたと一言伝えに来ただけ。 硬く重い靴底が、カウンターに寄り付きもせず店内を歩く。 暗殺を専門とするあなたの寄越す死体は、 殆ど無駄のない、最小限の創傷のみが残るものが大半だろう。 誰かの持ち込む損傷の激しい死体とは違う。 半ば挽肉のような死体は、却って解体に手が掛かるものだ。 「ああ、それと。 客らしく、一つ買わせてもらいます。 この頃はどうにも夜通し仕事をする事が多くてね…」 重たい足音はある所で一度止まり、また歩き出す。 今度はあなたの居るカウンターの方へ。 カウンターに置かれたのは、飾り過ぎない意匠のランタンだった。 (-149) 2022/08/13(Sat) 21:24:27 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 情報屋 ロッシ/* Ciao!念のため連絡しようと思ってたのに見事に失念してました!失敬! 死んでもいいけど今は死ぬにはまだちょっと早い…… という方にはしっかり満を持して死んで頂きたいので、 今夜の襲撃はパス 三日月の仕様がまた一つ解明されたので、猫は転がっています。 事件は起きた日しか有効じゃないんだな……(冷静に考えればそりゃそう) (-153) 2022/08/13(Sat) 21:38:48 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「グレてもない奴がこんな稼業に就きますか」 ハ、と鼻で笑うような乾いた笑いに乗せて。 それは裏社会の人間、脛に傷持つ身であれば誰しもが同じ事で そして、卒業なんてのはできやしないというのも同じ事。 グラスを置いて、実に皮肉るようなニュアンスの言葉を吐いた。 「………記憶喪失、ね」 そうしてあなたの背に続き、店内を後にして。 喫煙室の壁に背を預け、 あまり真に受けてもいないように、告げられた言葉をなぞる。 「そんな事があったとは知らなかったな。 今は運良く忘れた分を思い出せたのか、 それとも随分都合の良い部分だけ忘れたのか」 「──全部忘れちまえたら楽だったろうな?」 ラストリカート、石畳の子。 そんな蔑称で呼ばれ、時にはラスティという愛称で呼ばれた男。 コルヴォ・ロッソは今やその過去全てを捨て去ったようだった。 もう、これまで一度も見せなかった荒んだ笑みを隠しもしない。 何処に拾われたかなど、語られなければ知った事ではないけれど。 過去のしがらみなど忘れて、誰も知らない所で平穏に暮らす。 実に非の打ち所の無いハッピーエンドじゃないか。 結局のところ、現実はそうはならなかったようだけれど。 (-157) 2022/08/13(Sat) 22:03:33 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 冷たい炸薬 ストレガあれこれと詮索されないのは、付き合いやすい。 だからそうしてあっさりと引き受けられた事も、烏は詮索しなかった。 急ぎと指定はしないけれど、料金はやや上乗せされたものを。 「急ぐ意味も理由もありません。 コルヴォ・ロッソの営業時間は 残念ながら、ちょうど日が傾きかけた頃からですんで」 「今日も仕事が入ってます。 どうせまたアジトに呼び出されるでしょうから、 あんたの都合が悪くなければ、明日の日中には取りに出向きますよ」 だからこの仕事を急いで済ませる事に何ら意味は無いのだと。 それだけを簡潔に伝えて、喪服姿は静かに踵を返した。 たとえ止まった時計が動き出しても、何が変わるでもないのだけど。 (-161) 2022/08/13(Sat) 22:29:43 |
【独】 鳥葬 コルヴォ「こんな生き方をしてる人間どもには、随分な高望みだ。 他人の一挙一動にいちいち感情を出していたら」 「今頃まともな精神を保っていられないだろうよ」 なんて人知れず零すのは、もしもそれが聞こえていたらの話。 (-165) 2022/08/13(Sat) 22:57:29 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「死体ってのは後始末より作る方がずっと簡単だ」 「俺としても、あんたが良い取引先で居てくれると助かりますよ」 処理の楽なゴミを寄越し、それを丁寧に処分する。 互いに利はあるのだから、それは良い関係と言えるだろう。 殆ど原型を保ったままの死体は容易く解体する事ができた。 ぐずぐずの肉塊は、刃が滑って仕方ないが。 「祭りのせいか、この頃は夜も人の動きが多い。 どうも灯りが必要なのは、俺だけじゃないようで…」 音も無く動いた視線の先を眇目が追って、 けれど視線は無関心に小さな穴から逸らされる。 言われた通りに代金を支払って、箱詰めを待つだけ。 「急ぎの仕事が多いんですよ。 鷗どもが臭いを嗅ぎ付ける前に始末しなきゃならない、が」 「俺が始末したものには、ありませんね。 あんたとは違って、そうおいそれと狙撃ってやり方を選ぶような 腕と度胸のある奴はそう居ないって事です」 梱包作業を見もせずに、カウンター脇で小憩を。 遠回しに、他の烏が始末したゴミは管轄外だ、と。 質問への答えは、それだけを返した。 (-170) 2022/08/13(Sat) 23:19:09 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ思えばあなたは幼い頃から、感情表現の曖昧な男だった。 それでも、感情の起伏が無いという事も無いようだった。 それが今は、どうにも薄っぺらに感じるものだ。 こちらの見方が変わっただけなのだろうが。 「知識と経験は違う。 知識は他人事、ただ表層をなぞるだけだが、経験は実感を伴う。 ガキの頃から知りたくて仕方なかった事を経験するってのは、 そりゃあさぞ夢のようだっただろうね…」 良い夢だったのか、悪い夢なのか、わかったものではないが。 何れにしても、既に夢は覚めてしまったらしい。 「それで、"普通"を知ってしまった持たざる者は いったいこれからどうなさるおつもりなんですかね?」 これがただ"普通"を知って戻って来ただけなら、 その事で苦しむわけもないだろう。 今こうして苦しむはめになっているという事から推測できるのは、 結局あなたはそれを手に入れられはしなかったという事だ。 (-189) 2022/08/14(Sun) 0:40:10 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「無益に苦しみながら現状を維持するなんてのは、ばからしい。 何処へなりと行っちまえばいいだろうに。 ファミリーはファミリーの家族を悲しませない」 それができないから苦しんでいるのだという事を、 わかっていてそのような事を言う。 冷笑主義者にとっては、情も忠義もどうでもいい事だ。 「そのどちらかがまずい事を仕出かしてさえいなければね…」 マフィアというものは、身内の家族までをも大切にするものだ。 けれど、もしも出過ぎた真似をすれば、責任を取らされるのは その家族を初めとした関係者でもあって。 それ故に、家族を大切にしろと言うのだろう。 暗に、お前の家族の為にも軽はずみな行動は慎め、と。 (-190) 2022/08/14(Sun) 0:41:14 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「そっくりそのまま返しますよ。」 「俺は身内の死体を処分するなんてのはごめんです。」 言葉とは裏腹に、仲間意識の薄いらしい掃除屋は 忠義心を重んじる構成員達からすれば疑わしいものだろう。 言ってしまえば下請けのような立ち位置なのだから、余計に。 そして、そんな事はとうの昔にわかっている。 それでもそのような身の振り方を改めないのは、 単にいつ死んだって構わないと思っているからだ。 自分も、そして他人も。 故に必要とあらば掃除屋とて、自ら死体を作る事もあるだろう。 傍から見れば、あなたとそう変わらない。 その実、何処まで同じなのかは、語られざる限りは定かではない。 「一度燃え広がった火は、 燃え尽きるのを待つしかないとは思いますが。 さっさと始末が付いて欲しいもんですね、お互いに。」 「仕事が無いのは困りますが、多すぎるのも困りものです」 特に、こんな暑い日には。 実に他愛無い世間話のようにそう言って、箱を受け取った。 「どうも。次会う時は、仕事の場でしょうね」 生きていれば、なんてのは、互いに無用な前置きだろう。 (-195) 2022/08/14(Sun) 1:01:24 |
コルヴォは、カラン。涼やかな音を立てて、その場を後にした。 (a20) 2022/08/14(Sun) 1:02:02 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【路地裏】 ごつ、ごつ、漸う響く重たい靴音は一定の間隔を保つ。 たった一人の葬列は、暗い路地裏を行く。 静かなその場所には猫の一匹も居やしない。 「お気の毒なことだ」 落ちている『ゴミ』を横目に見て、言う事はただそれだけ。 掃除屋と言えど、頼まれてもいない後片付けはしない。 出処さえわからないようなものは、余計に。 慈善事業でもないのだから当然だ。 言うまでもなく、何処ぞに通報なんて、するわけもない。 こんな場所には地元警察だって来たがりはしない。 きっと一般人だって知っていることだろう。 路地裏のゴミなんてものには、誰もが触れたがらないものだ。 喪服姿が足を止める事はない。 大して先を急ぐ事も無く、ただ『ゴミ』の横を通り過ぎていった。 (64) 2022/08/14(Sun) 2:47:16 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「Fidarsi è bene, non fidarsi è meglio.」 あなたの答えを聞き終えても、何処か諦観じみた笑みは変わらず。 口にする言葉だって、やはり他人事か独り言のようだった。 信ずるは良し、信じないのはもっと良い。 三年前に再会した時から、既にそれはこの男の口癖だった。 叶いもしない事に期待するなどと。 何もかもに失望したように、そんなふうに笑うようになった。 「何処ぞへ行ってくれるなら、俺としても楽だったんだがな。 ま、今になって急に何もかも上手く行くわけもないか……」 心配していたつもりも無いが、反論した所で無益だろう。 客観的な見え方がそうである以上訂正は実に面倒極まりない。 そんな問答に割く時間は持ち合わせていないのだから。 「選択肢があるならまだ良い方でしょうよ。 死ぬつもりが無いなら、せいぜい死に損なっていろ。 俺のせいでも誰のせいにでもして、もう暫く生きていれば良い」 「何せあんたの青い鳥は、存外近くに居るようじゃないですか」 脳裏を過るのは、顧問と幹部のいつかの言葉。 ああ本当に、誰も彼もお優しい事だ。 (-210) 2022/08/14(Sun) 5:12:13 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「俺はあんたと違って、初めから何も変わっちゃいない。 だから今更話すような事は何も無いんだよ」 こっちは何も持ち合わせちゃいないとばかりに片手を揺らす。 寄り掛かっていた壁から背を離し、一歩、二歩。 話は終わりとばかりに悠然と、喫煙所の出口へ歩き始めて。 そうしてそちらを見もせずに、出口の前で一度足を止めた。 「俺はずっと、死ぬ為に生きてきたんだ」 裏社会に足を踏み入れた時から、考えは何も変わっていない。 その考えをあなたに話した事など、これまでに一度も無いけれど。 この10年近くを、ただ死ぬ為に生きて来た。 くだらない自殺願望に他人を巻き込むつもりは無い。 誰から見ても仕方がないと言える形で、 誰に迷惑を掛ける事も無く死ぬなら、今しか無いのだ。 死ぬつもりが無いなら、今度こそ袂を分かつべき時だ。 (-211) 2022/08/14(Sun) 5:13:22 |
コルヴォは、言外に訣別を告げた。 (a21) 2022/08/14(Sun) 5:13:34 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ/* ア"ァ"ー"ー"ー"……………(一生かなり強い言葉を使っており、陳謝) (ここからでも全然顔面を殴っていただいても大丈夫です) (PLは人々の事が好き) (PCはゲボカス)(どうして?) (-212) 2022/08/14(Sun) 5:16:12 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー/* Ciao!ボスの飼い猫の妹の息子です。 12:00:14に頂いた秘話について、仕事中の名前でお呼び頂いているのですが 文脈的に恐らくミスかな?と思いますので、 その場合はそっと脳内補完をして返信しようと思います。 表記とまったく違う偽名を名乗るなんぞという 死ぬほどややこしい事をしていてすみません…… お忙しい中お手数お掛けしますが、念のため確認をとご連絡させて頂きました。 (-250) 2022/08/14(Sun) 17:31:32 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー/* エッチなことを!!??!!?!? わかりました。(受けられるとは言っていない) ご連絡ありがとうございます、これより返信に移ります… (-252) 2022/08/14(Sun) 17:36:37 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ投げ掛けられた言葉と、外から聞こえる幾つかの足音。 あいも変わらずそちらを見もせずに、一人溜息を吐いた。 「 嫌だね。 俺が死ぬなら、自分も死ぬって?ただ死にたいってだけなら殺してやっても構いやしないが、 そんなのは、遠慮願いたいもんです」 足は止めたまま、乾いた笑みとうんざりしたような声色が応じた。 その本心は、以前に埠頭であなたに言った事とそう変わりない。 言葉に嘘の色は無く、鬱陶しいとでも言うように突き放す。 あなたの言う通り、止められて当然の事だというのに。 「こうなると知ってたから、言わなかったんでしょうよ。 面倒臭いから一人で死にたいんだよ。 俺はあの世への道連れなんざ欲しくはないし、 他人の死の責任を負いたくもないね」 信ずるは良し、信じないのはもっと良い。 結局の所、今更になって死に損なわないなんて保証も無いものだ。 勝手に死ぬのは構わないが、連れは居ても後が面倒でしかない。 そんなものが居なければ良いと常々思っていた。 「どうせお前が死ぬってなれば煩い連中が居るだろうさ。 俺はそれに巻き込まれるなんてのは御免被るってわけだ」 無気力は変わらずとも、そろそろ命は惜しくなって来た頃だろう。 そう思ったからきっぱりと言ってやったのに。 まったくもって、何もかもが裏目に出る人生であることだ。 (-270) 2022/08/14(Sun) 20:30:23 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ「生きてる奴に友人なんか居ないんでね。 自殺幇助に付き合ってくれる奴なんか居やしないが、 幾ら何でも俺だけが死なないなんて驕れる状況でもない」 自分の不運が誰かを殺し、自分の悪運が今日まで命を繋いでいる。 何もそんなふうに驕っているわけではない。 確かな事でこそないけれど、否定もまたできはしないだけだ。 「はあ。この際はっきり言ってやろうか?」 傍から見上げるあなたを腰を折りもせず見下ろして、 誰に向けたものだか、ほんの少しの嘲りが滲んだ笑みと共に。 「俺は生きてる奴の事なんか嫌いだ。 あんたも例外じゃない。嫌いな奴と死にたくなんかないね」 そう言い終えてしまえば、後は。 よほど強く引き留められない限りは、もう話す事は無い。 突き付けるように吐いた言葉は、半分は本当で。 もう半分は、定かではない事だ。 (-271) 2022/08/14(Sun) 20:31:16 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → イル・マット フィオレロ/* 終始PCがかなり強い言葉・態度を取っており 大変申し訳ございません〜𝑺𝒆𝒄𝒐𝒏𝒅 𝑺𝒆𝒂𝒔𝒐𝒏〜 みんなと仲良くしたかったはずのPLが腹を切って詫びます。 一緒に死ぬ!でなければこの後も全然お話頂いて構わないのですが 死ぬのを止める・一緒に死のうとする場合今後も高確率で塩になります…… 本当にすみません…………PCがハードパンチャーで………………… (-272) 2022/08/14(Sun) 20:36:29 |
【置】 鳥葬 コルヴォ「生きてる奴の事なんか、嫌いだね」 「そんな奴等の顔なんて、覚えてもいません」 「だが、名前や声くらいは覚えていますよ」 「 Dimmi con chi vai,e ti dirò che fai 」 (L0) 2022/08/14(Sun) 20:49:54 公開: 2022/08/14(Sun) 20:55:00 |
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