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【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ躊躇なくドアノブを捻り部屋に入る。 背後で内鍵を閉めれば何処かしらで倒れているミズガネへ歩み寄る。どんな姿だとしてもキエは眉一つ動かさないだろう。 「おやおや鍵も閉めないなんて不用心だねェ、らしくないじゃないか。助けを求めている様だから来てあげたよ、感謝しなさい」 (-256) 2021/10/17(Sun) 9:50:48 |
キエは、ポルクスとアマノの方を見て肩を竦めた。 (a75) 2021/10/17(Sun) 10:01:34 |
【独】 探偵 キエこれレイプ後だよな〜 寒そうだし向こうから抱いてって言うまで焦らしたろ! その場合はちんちん生やしますか いや欲しいって言われてから生やした方がそれらしいかね どうですか現場のキエさん (-257) 2021/10/17(Sun) 10:33:30 |
【置】 探偵 キエ★ハロウィンパーティーのお知らせ★ 皆ハロウィンという祭を知っているかい? お化けの仮装をして “トリックオアトリート!” …と言って、菓子をくれなかった人には悪戯をしても良いという素敵な祭さ。 僕を含め新顔が増えた訳だし、客人達や使用人達に僕らの顔を覚えてもらう良い機会になると思う。そして滞在期間に関わらず皆の親睦が深まれば嬉しいね。 仮装する側か菓子を配る側か決めて参加しておくれ。 簡単な仮装と菓子を用意するから僕に話しかけると良い。当日は中庭にいるよ。 何か質問があれば僕の処へおいで。 主催 キエ (L0) 2021/10/17(Sun) 10:46:31 公開: 2021/10/17(Sun) 12:00:00 |
キエは、広間の壁や掲示板に貼り紙を貼って回っている。 (a76) 2021/10/17(Sun) 10:47:38 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ男は部屋の真ん中で倒れていた。 貴方が広間で見たことある通りの格好のままだ。ほんの少し乱れがある程度で、何か暴行を受けたと言う様子はない。竪琴はそのすぐ傍に転がっている。 貴方がもし男に触れるのであれば、或いはもう一度声をかけるのであれば、男は意識を取り戻す。 触れた場合貴方は気付くだろうか。 男は凍死寸前まで体が冷え切っている事に。 仮に服を剥いだとしても、凍傷のようなものは何処にも見当たらない。けれどきちんと脈はある。呼吸も正常。 ただただ、その男は冷たいだけだ。 (-265) 2021/10/17(Sun) 12:10:46 |
【秘】 座長 トラヴィス → 探偵 キエ 言葉を吐けば、行動に移すまでに、時間は掛からなかった。 稽古の合間にアルバイトを詰め込んだ。 少しでも多く働いて、目標の為の資金とした。 互いに朝は起こし合い、夜は泥のように眠る日々だった。 大きな夢を抱いた私達にとって、何も苦痛にはならなかった。 数年の時を移して、夢は現実となった。 私と君の名前を少しずつ取り合って、それを劇団の名前とした。 座長は二人。演出家を兼ねた私と、脚本家を兼ねた君。 これらは何度も何度も、君と語り合って決めた。 君の紡ぐ物語をいちばん魅せる演出を考えられるのは私だし 私の演出を最大限に引き出せるのは、君の脚本だった。 すぐに役者も裏方も集まって、旗揚げ公演を表明した。 私と君が作る箱庭の、大きな一歩となる物語。 主演は君で、準主演は私。 人生の全てを、惜しみなく注ぎ込んだ。 この公演が必ず成功すると信じていた。 私達の未来は明るいものだと、疑っていなかった。 そうして迎えた、公演の初日。 ……結論から言うと、君は現れなかった。 (-266) 2021/10/17(Sun) 12:27:47 |
【赤】 探偵 キエ「日時って…おかしな事を言うねェ、ここに時間の概念など存在しないというのに。まあこれから慣れていけば良いけれども」 来館時期は大差ないがキエは此の世界の理に馴染んでいた。現実で生きる為に必要な常識が無いのかもしれない。 「“襲撃”かァ、君が決めたのなら其れで良い。 しかしゲイザー君の本性が君なのかと思っていたがどうやら違う様だね。異なる人格であるらしい」 (*20) 2021/10/17(Sun) 13:18:34 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「おやおや此れは…第一発見者という奴かな? 困るねェ、僕が怪しまれてしまうじゃないか。おいミズガネ君、起きたまえよ」 何故かキエはミズガネが死んでいない事を確信していた。片膝をつきミズガネの肩に触れると冷たさに首を傾げる。動揺は少しもしていない。 「ん〜…? 生きた人間はもっと温かい筈だがね。何とも不思議な状況だ」 (-270) 2021/10/17(Sun) 13:25:20 |
キエは、刻の流れが存在しない此の館では自分が“当日”と思えば“当日”になると考える。 (a78) 2021/10/17(Sun) 13:33:18 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ「……ぅ、あ……? なに、なんだ……僕、は…………」 貴方の胸中もつゆ知らず、男は意識が引き上げられる。 青白い顔は何かをされたと言うより単なる恐怖によるものだ。ゆっくりと瞼の下から姿を見せたエメラルドグリーンは焦点が定まっておらず、何が起きたかよく分かっていないことを物語っている。 「さむ、い……さむい…………」 吟遊詩人はうわごとを溢す。貴方の手から伝わってくる温度は男もまた感じ取っているようだった。 (-272) 2021/10/17(Sun) 13:55:49 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「そうか、寒いか。何か恐ろしい事でも在ったのかね」 キエは溢れた言葉を受け取らなかったような返事をした。ミズガネを心配する素振りは何処にも見られない。 その証拠に わざと 触れた手を離した。「 ……で? (-273) 2021/10/17(Sun) 14:16:34 |
キエは、優しくする理由が無いので触れていた手を離した。 (a79) 2021/10/17(Sun) 14:21:14 |
【秘】 探偵 キエ → 座長 トラヴィス「良いねェ、こうした下積みが無くては。まるで夫婦の様な二人じゃあないか」 賑やかな公演初日、まだ客のいない客席の上を歩く。身軽な動作は夢の中だからだ。 誰に対するでもなく、キエは独白を口にする。 「しかし此れは僕が常日頃思う事なんだが……。 何故 悲劇と喜劇の導入は同じ なのだろうね。カレーとシチューみたいにさ、途中までは何方に成るか判らないのは良くないと思うなァ。心構えというのは君達に必要だろう?」観客席が徐々に埋まり始めると、キエは舞台裏へ現れた。天井近くに吊るされたスポットライトに腰掛け、トラヴィスを見下ろしている。 「ほら、こうやって。 ……期待してしまうじゃないか」 (-276) 2021/10/17(Sun) 14:43:30 |
【秘】 座長 トラヴィス → 探偵 キエ誰よりも早起きして、劇場へ足を運んだ朝から カーテンコールが終わっても、舞台の照明が全て消えても、 君の姿は一度もここには無かった。 心血注いだ物語は、───まあ、何とかはなった。 所々おかしい部分は隠し切れなかったが、 どうにか千秋楽まで駆け抜ける事は出来た。 初めてそこに立った0番のテープは、酷くくすんで見えた。 君を探しながら、私は一人で座長と呼ばれ続けた。 君が残した脚本は役者から観客、全ての───否、私以外の人を夢中にさせた。 私は閉じた瞼の裏に、 中心で煌めく君を想像しては掻き消すように目を開いて、 君の居ない箱庭を見据え続けた。 もがくように、これまで以上に全てを演劇へ注いだ。 有名な賞を貰った。誰からも祝福された。 そうして演劇の何もかもが、苦痛になった。 知らなければ良かったとさえ思う、 飢えて渇き、注げば注ぐほど満たされない日々。 ───また、ある時。 なるべくして、限界が訪れた。 → (-277) 2021/10/17(Sun) 14:57:48 |
【秘】 座長 トラヴィス → 探偵 キエW数年前──とある劇団から座長が消えた。W ぱったりと姿を消し、行方不明。 その真相は誰も知る術がない。 他人の悪夢を覗く、無神経な者でもなければ。 W劇団は暫く低迷の後、現在は軌道に乗り直してきたらしい。W 誰かが残した、大量の台本。演出プログラム。 暫くはそれらを頼りに踏ん張って立て直したそうだ。 ───そうして、微睡みから醒めていく。 薄く瞼を開いて貴方を見た。 未だその意識は、 夢 と夢 の狭間にある。そばにいて 「 、」 貴方の胸の中で、言葉にならない声をぼやいた。 (-278) 2021/10/17(Sun) 15:01:56 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ「ぁ……」 血の気を失った白い指が離れていく手を追いかけようと持ち上がる。 寒い。行かないでくれ。僕を置き去りにしないでくれ。 貴方の手、熱を求めていた手は、中途半端なところで止まってしまった。近いタイミングで瞳に光が戻ってくる。 「……ッ」 彷徨っていた手が着地したのは転がっていた帽子だった。体を反転させて帽子を乱雑に掴み、緩慢ながらも身を起こす。 「…………おい、探偵。どうして欲しいか聞かれたから答えてやる。 この謎を解き明かしてみろよ。金とか、俺が払えそうなものなら報酬だって払ってやる」 力を込めた指先が帽子に皺を作った。体温のないそれは、いくら触ったところで指を温めることなどないと知っていながら。 (-279) 2021/10/17(Sun) 15:11:01 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ逃さないと言わんばかりに視線は手の動きを追った。指先が帽子に触れるのを見れば退屈そうに目を伏せる。 「……。」 (-287) 2021/10/17(Sun) 16:44:14 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「 ーーーー言ったね? しかしある一言を耳にすれば直様目を見開いた。キエは両手を広げ胸を張り悦びを示した。 「報酬を払うのならば是非とも協力しよう! 嬉しいなァ、君からそんな言葉が聞けるとは思わなかったよ。僕ァ金なんざ要らないね、そんな物では手に入らない品が欲しいんだ! 探偵キエは全身全霊を持って君に巣食う謎を解き明かしてみせよう。僕から求める報酬は只1つだけだから君にだって支払える筈さ」 その両手を“来い”と命令するかの様にミズガネへ差し伸べる。 (-290) 2021/10/17(Sun) 16:45:03 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「 君の悪夢を見せてみろ。 「そうしたら明かして やっても いい。」「ーーーー意味が、わかるね?」 それは微睡みへの誘い。 腕に収まるだけで訪れる、深い深い悪夢への切符。 (-291) 2021/10/17(Sun) 16:46:00 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ/* 承諾する場合、悪夢のソロールを当方まで秘話でお届け下さい。最初から最後まで一度に届けるか、反応が欲しい箇所で区切るかはお任せします。 キエはミズガネさんの悪夢の中を歩き回り、勝手に感想を述べ続けます。キエの存在を知覚しても構いません。 満足すればキエは夢から起こすでしょう。 (-292) 2021/10/17(Sun) 16:46:27 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ /* ハローアタシよ。一つ質問だけど、このキエが覗くことになる悪夢は例の犯人によるミズガネの身に起きた事件に関する事かしら。それともそれとは関係ないキャラの背景に関することかしら。 (-297) 2021/10/17(Sun) 17:14:35 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ/* ミズガネさんが見るであろう、 ミズガネさんが“悪夢”だと思う、 ミズガネさんに関する事柄であれば、 例の事件に関する事でなくとも構いません。 (-299) 2021/10/17(Sun) 17:20:00 |
【赤】 探偵 キエ「なら祭の最中にでも会いに行くとするか。 尤も、その時はゲイザー君を宥める事になっているかもしれないがね。健闘を祈るよ」 そうして、奇妙な囁き声は小さくなっていった。 … …… ……… (*22) 2021/10/17(Sun) 17:44:31 |
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