人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ ある程度普通に泳ぎ、疲れて来ると、これまた用意していた
 フロートに乗り、大人の男二人のお供には
 あまり似つかわしくない、おもちゃのあひるで遊ぶ。

 少しすれば球形がてらプールから出て
 デッキチェアに横になり、トロピカルドリンクを飲む。 
 少年に戻ったかのような時を満喫することが出来た。

 気付けば、既に陽が暮れ始めていた。
 蒼のプールに橙が覆い尽くす光景は、非常に幻想的で──
 二次の景色ではないかと思う程に美しい。

 青と白二色だった建物に、徐々に暖色の照明も灯り、
 新たな景色を彩り始めていた。
 部屋に戻る頃には、橙も完全に色を落としていただろう。

 ディナーの時間も近そうだ、と舌鼓を打ちながらも
 飯の後には何処に行く? と次の予定を相談しながら
 一旦部屋に戻ることにした。]**  
 
(61) 2019/04/20(Sat) 14:44:37
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a13) 2019/04/20(Sat) 14:51:49

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル



  …………んぅ、


[口内を柔らかく侵される感覚に、ぴくりと身体が反応した。
背に回した指先が、ぎゅ、と彼の服を掴んでしまう。

身体が熱い。
室内のクーラーはよく効いていた筈なのに。

舌を絡めるにつれ、呼吸が荒くなるにつれ、全身が甘く痺れて力がうまく入らなくなってゆく。

より深い繋がりを求めて、角度を変えて。
歯列をなぞり、溢れそうな蜜を飲み込んだ。
頭に添えられた手にも優しさと安心感を覚えて、与えられるまま心地良さに溺れていく。


  ──軽いキスで収まるわけがなかった。
  お預けを喰らっていたのは、此方とて同じこと。


サービスエリアで与えられた熱を唇に残したままのドライブは、結構な拷問だった。
隣の君がすやすやと寝息を立てている中、幾度となく集中力の低下を示すアラート音が鳴りそうになった。
寝顔だって、横目でしか眺められていない。
高速を走らねば途方もない時間が掛かってしまう場所が目的地だったから、仕方ないとはいえ。

だからこそ、一般道に降りてからは隙あらば触れようとしたのだけれど。
頻繁に路駐してシートベルトを外す訳にもいかないから、いずれにせよ不自由な身の上だった。]
(-78) 2019/04/20(Sat) 19:36:00

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[漸く辿り着いた安息の地。
誰にも邪魔されない、させない、二人きりの空間。

身体の奥を流れる鬼の血が、沸々と騒めき出す。
背へと伸ばしていた掌は無意識に人間への擬態を解き、彼の頭一つ優に覆い隠せる程の大きさに変貌しようとしていた。
柔らかな金糸を傷付けてしまうことのないように細心の注意を払いながら、親指の腹で頭を撫でた。

頭の奥で何者かの呻き声がする。
――足りない、もっと、もっと、と。] 


  …………ぁ、

  ……襲っても、いいんですよ?
  でもまだもうちょっと……お預けです。


[離れた温もりの先、笑みを浮かべた唇の端から牙が覗いているのが見えた。
自分のことは棚上げして腕の鬼を押し戻しながら、唇を塞ぎ直して牙の辺りを舐めてみせる。

相手が君ならば寧ろ襲われたいし、襲いたい。
けれどまだ日は十分に高いし、夜は長い。旅先だからこそ、一緒にやりたいことも、行きたい場所も沢山あるのだ。

胸元に埋められた頭をゆるく撫でながら、温もりを堪らなく愛おしく思った。


油断しきっていたものだから、不意に首筋を舐められたのにはおかしな声が漏れてしまった。
瞼を持ち上げ、照れ隠しで軽く睨み付けて。
お返しとばかり首筋に舌を這わせてから、改めて唇を重ねた。]
(-79) 2019/04/20(Sat) 19:36:06

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
ちなみに痩せの大食いで太らないのは種族的、というのは
RPG風にいえばSTRとINTに極振りしてるそんな感じ。

暴魔ちゃんでエクスキューショナーなので攻撃力はめちゃ高い
反面消耗が早い=燃費が悪いという意味で
そしてリーダーの右腕で参謀格=絶対に賢いだろうし、出身大学は超エリートだろうなという

でもさすがにチートすぎるので削る場所がこの辺だろうという

エクスキュートが割り当てられたときほんと「やった!」と思ったよね
執行者なのでクールに無慈悲に鎌を振り下ろすイメージ
(-80) 2019/04/20(Sat) 19:42:42

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
とかいってたらあああああああああ(悶えた
(-81) 2019/04/20(Sat) 19:45:14

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
ディルムートがきてた!!!
そして書けてなかったけど先生いいいいいい!!!!
先生が動いてる!!!!(今更)
(-84) 2019/04/20(Sat) 20:20:20

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
仕事速すぎるwwwだいすきwwwww

>>/12
お前は誰だ


>>/13>>/14
ギャアアアアァァァァーーー♡

[卒倒した]
(-123) 2019/04/21(Sun) 0:41:54

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
球形がてらって何だよ(今気付く)(いつもの誤字

明日には、というか今日にはもうエピ入ってるんだよね……
うそやろ早すぎやん……
あと1d欲しい……
(-129) 2019/04/21(Sun) 2:34:20

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 ─ 回想・室内 ─


  確かにそうだけどなー。
  おっ、でも悪くないな。
  
 
[ 隠さない撮り>>69は、結構上手く撮れたように思える。
 撮影技術は並だと言ってたが、これならばすぐに
 上達するのでは無いだろうか。機会があれば、SNS撮影用に
 俺の分まで撮って貰いたいと思う程に。
 
 可愛らしく撮れた写真を見せた反応は、想像以上のもので。
 顔を被っている姿を見てよしよしと頭を撫でる。
 写真に残されている姿も可愛いが、
 やはりリアルタイムで動き、反応があるのが一番良い。
 腑に落ちなさそうな反応も、本人は不本意かもしれないが
 可愛らしさに拍車を掛けている。


 ご要望のポーズで撮影とあらば>>70、普段より恰好をつけ
 片方の手を肩に回し、俳優らしく、映りを意識しポーズを取る。
 出来上がった写真はすぐに送って貰い、
 自らの携帯でも確認し大満足。
 
 背景には真珠ソファが、隣には最愛の人が。
 ──紛れもなく、今此処に存在している証拠の画像を残して。]
  
(130) 2019/04/21(Sun) 4:54:16

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ どうやら、我慢していたのはリーの方もだったようだ。
 我慢出来ず、重なるなりすぐに深い口付けを交わしたが、
 その反応も可愛いもの。びくりと身が反応し、服を掴まれれば、
 優しく背を上下に撫でる。]


  ……んっ、んん……っ……。


[ 舌を絡めていく間、互いの声が漏れていく。
 妖艶な声が聞こえれば、より興奮するのも生物の性。
 抱き締める腕にも徐々に力が入るもの。

 もし、ドライブ中にアラート音で起こされていたら、原因が
 あの時のクリーム舐め(エア)だとは思わなかっただろう。

 否、確かに俺自身も当時は物足りなかったが。
 俺自身は、寝ている間に唇を重ねられていたことには
 気付かず、また、夢だと思っていた。
 
 静寂の部屋の中、リップノイズの音がぴちゃ、ぴちゃと、
 双方の漏れる声のみが響き渡る。 

 ──そして、舌を絡ませ合い続けた結果
    互いの理性が警告を発するようになった。
]
 
(-130) 2019/04/21(Sun) 4:54:23

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 少しすれば、後頭部を包み込む優しく、温かい手が
 何やら蠢いているような気配を感じた。

 顔と顔は既に密着しており、後頭部に触れられている
 手の様子は見えない。
 ただ、包み込んでいたはずの掌が離れ、親指の腹のみ──
 それもどこか、違和感を覚える感じの触れ方をするように。
 指が離れる際、頭に硬いものが当たった気がしたので、
 大まかに察することが出来た。

 ──恐らく、人のものにしては硬く、鋭過ぎる爪だろう。

   
とはいっても、己自身も少し前から、
   牙だけでなく爪も伸び始めていたのだが。
]
 
(-131) 2019/04/21(Sun) 4:55:13

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

  
  ……ははっ、互いに同じこと考えていたようだな。
    久しぶりなのもあって、少し油断してた。
    許可も出たことだから、夜を楽しみにしてるぜ……?
 

[ “襲っても良い”。俺達の間では、この言葉の意味が普通と違う。
 言われずとも当然襲いたく、襲われたくもある。
 落ち着かせる為一旦唇を離し、口元を覆った手の指先には、
 鋭く伸びた爪が見えたことだろう。

 元に戻そうと落ち着かせていた筈なのに、
 牙の辺りを舐められれば、軽く噛みたい衝動に襲われたが、
 ここは我慢。そのせいか、爪は早くに引っ込んだものの、
 牙はなかなか消えずにいた。
 腹いせに軽く噛んでやろうかと思ったが、
 そうすればきっと、そのまま本格的に襲っていただろう。
 
 久々に感じた温もり、良い匂いに、既に理性を抑えられずにいる。
 そのまま早くも愛を確かめ合うコースとなる確率も、
 それなりにあったのだろう。]
 
(-132) 2019/04/21(Sun) 4:55:21

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
  へっ、良い声出、っ……んッ……。


[ 首筋を舐めた際に漏れた声は、愛らしく艶っぽい、と感じた時。
 宝石のような赤紫の瞳が、突き刺すように俺を睨んでいた。

  
──やはり、美しい。


 仕返しされ変な声が出たが、所詮は小さいこと。
 既に睨まれたことすらご褒美である。
 赤紫水晶をまじまじと見つめてから、唇が重なる味に酔いしれた。
 
 結局は調子に乗り、再び重なった唇を舐めてしまったのだが。]*
 
(-133) 2019/04/21(Sun) 4:56:45

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 
─ プール ─


[ 普段よりも一際楽しそうな声が響き渡る>>71
 思えば29才児のプールにかける情熱は
 出発前から本気だった>>0:446>>0:826
 こんなに本気だったと知っていたのなら、
 棚の奥で眠っていた、景品のエビの浮き輪や、
 スイカのビーチボールを持ってくるべきだったか。

 ウォーターガンを向けられていることに気付いたのは
 >>60次のこと。
 普段なら「やられたぁ〜〜」と付き合い、倒れていたことだろう。
 普段から触れ合っている故、通常は許可など取らないのだが、
 思わずその美しさに見とれ、許可を取っただけのこと。
 久しぶりに見たのも手伝い、以前より逞しく感じられた。]


  ははっ、サンキュ。
  リーこそ仕事で忙しい時期が続いてたと聞いたが、
  前よりもがっしりしたんじゃないか?
  俺の身体を触っても、別に得はしないと思うがな。
 
(131) 2019/04/21(Sun) 5:08:58

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 勿論断る理由は無い。
 ぺたぺたと触れられるだけならまだしも、
 胸から腹へと指を伸ばされれば
 むず痒さに「……ん、っ」と声は漏れてしまったが。

 体力の無さに関してはさすがに否定出来ない。
 
過去の苦い記憶の発端も其処だ。

 しかし、これでも過去に比べると筋肉はついているのだが。
 新しい自転車も、引越しを機会に買うのはいいかもしれない。
 進呈、というより共用的な意味でなら。
 
 時間が経つと、リーの方が先に泳ぐのを止め、
 持参した道具で遊び始める。
 その様子を見れば、真面目に泳ぐのも一段落。
 一緒にフロートのくじらに覆い被さってみたが、
 くるりとフロートが反転し、二人仲良く沈んだり、
 西部劇ごっこに付き合い倒れこんだりと。
 おもちゃのあひると共に撮影した分は、
 さぞSNS映えすることだろう。
 投稿すれば、一気に拡散されるかもしれんな(自惚れ)

 共に沈み込んだ時、結果身体が密着し、
 そのまま水中で身体を抱き締めていた。
 浮き上がってからも、暫くは腕を離そうともせず。
 身を密着させている間に、先程の件を思い出し、
 胸の鼓動が一瞬蘇った。 
────まだ、早い。
]
 
(132) 2019/04/21(Sun) 5:09:03

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 日が沈み始めると、マジックアワーの色彩も
 忘れずにカメラに収めておいた。
 ふと横を見ると、リーが俺の方を見ていたような気がして>>73]


  ……綺麗だな。
  この景色を二人で見ることが出来ただけでも、
  此処に来れて良かった。


[ 顔を近付け、恐らく乾いていたであろう左頬に
 そっと口付けを落とした。

 だが確かに長時間泳ぎ、身体を動かしていたが、
 頭の中にはまだ他のことを考える余地はあったぞ。

 
レストランに着けば、食一色になるだろうが。
]
 
(133) 2019/04/21(Sun) 5:09:07

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 部屋に戻り、髪を乾かして貰い次の予定に頷く。
 髪はセットもせず、乾かすだけで済ませたので、
 普段とは違う雰囲気に見えていたかもしれない。

 今度は交代でリーの髪を俺が乾かす。
 指の櫛だけで通るさらさらな髪に心地良さ、
 同時に羨ましさを覚え、今度は自分自身の髪を指で梳き、
 途中で止まってしまうことに内心ショックを抱きつつ。
 同じく、ブラッシングだけで済ませておくことにした。]


  そうだな、食い終わったら運動がてら散歩にでも行くか。
  海もだが、月や星もよく見えるだろうな。
  

[ プールから見える海も絶景だったが、
 当時よりも空の色は暗く──既に空の色は暗黒色となっていた。
 夜の海、星の美しさは都会とは比べ物にならぬ程、格別だろう。
 小高い丘の、鐘と十字架が在るスポットはどうだと提案し。
 
 プールから見えていた碧い花畑に関しては、
 夜目が利いたとしても見え難く、
 撮影しても綺麗に残せない可能性もありそうだろう。
 故に、そこは夜明け前後に行こうと提案をしておいた。
 
起きられるかは別問題であるが。
]
 
(134) 2019/04/21(Sun) 5:09:10

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 
─ レストラン ─


[ こうしてレストランにて、念願のディナータイムが始まる。
 俺は基本質より量派だが、高級ホテルのディナーとあらば話は別。
 サーロインステーキを、新鮮な魚介類を味わいながら食した。]


  ……ん、美味い。やっぱり、たまには良いものも
  食わないとだな。ほーら、これ食うか?


[ フォークで焼き魚の身を突き刺し、リーの口元へと運ぶ。
 周囲の視線を感じるような気もするが、お構い無し。
 リーが恥ずかしいと感じるならば止めるが。

 二人で居ると、人の目が集中するのは昔からそうだ。
 故に慣れているのもある。
 最初は人との対応が上手くなかったリーも、
 思えば随分上手になったものだ、と懐かしい顔で見ていたり。

 舞台俳優とはいえ、俺を知っている客は居なかっただろう。
 気付かれていたとしても、髪のセットもメイクも無いままだ。
 人違いで押し通せる。

 地酒も瓶数本開け、〆のデザートまできっちりいただき完食。
 去り際には「ごちそうさま、有難う」と二人で笑顔で挨拶を。
 離れていく際、背後で女性定員のざわめき
 (と書いて黄色い声と読む)が聞こえたかもしれない。
 そして、そのまま景色が良く見える見晴台へと向かおうか。]**
(135) 2019/04/21(Sun) 5:12:46

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
ああああ読み直してると書き直したり修正したいところがいっぱいあるうううう

やはり眠いときは寝ないとだめだったね!!!
(-142) 2019/04/21(Sun) 14:32:43

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[艶かしい水音と、荒く熱い息遣い。
時折漏れる互いの声が静かな室内に響いて、鼓膜を支配する。

優しく背を撫でてくれる手も、強く抱きしめてくれる腕も、
ともすれば意識が飛んでしまいそうな程に気持ち良くて、

それ以上に、

――もどかしさが募っていく。


自分が自分でなくなっていく感覚。
それでいてどこか、満たされない胸懐。

出発前や車中やサービスエリアでこれまで中途半端なお預けを食らってきたことを思えば、ずっと素晴らしい時間を過ごせているというのに。
どんなに身を触れ合わせても、深く唇を重ねても、競い合うように舌を絡ませ続けてさえも。

いっそ彼と己を隔てるこの身体自体が邪魔だ、と。
内に眠らせた悪辣な鬼が貪欲に、魂ごと彼を求め始める。]


  ……んん…………
  ふ……っ、

  ……は、…………


[離れた唇から伝った銀糸を舐め取り、とろんとした瞳で彼を見つめる頃。
己の手が人ならざるものへと回帰しようとしていたのと同様、彼の爪も鋭く変化して伸びているのが見えた。]
(-146) 2019/04/21(Sun) 14:52:36

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[甘えるように頬を擦り付けて、上がってしまった息を整えて。
人の柔らかさを取り戻した腕で強く抱き締めると、香ばしく甘い匂いを肺いっぱいに吸い込んだ。]


  ……ふ。

  こんなに明るいうちから、
  箍を外すつもり無かったんですけど……
  ……久しぶり、でしたからね。

  はい。約束です。
  また夜に。


 
(-147) 2019/04/21(Sun) 14:52:40

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル


[この耐え難い餓え、渇きは、人の食料では満たされない。

世間一般の意味合いで襲い襲われるのも、
彼とならばきっと愉しいのだろうけれど。

どんなに身を触れ合わせても、それは一時的なもの。



  彼の身を喰らって血肉とし、
  己の身もまた彼の一部として貰えるなら。



そうして初めて、本当の意味で満たされる気がするのだ。]


 
(-148) 2019/04/21(Sun) 14:52:45

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル



  ――ふふ、可愛い。
  良い反応です。

  ……ヴィク。好きです。


[ぴちゃ、と首筋から舌を離して、そのまま耳朶を甘噛みしてから耳元に囁き入れた。
可愛らしくも妖艶な吐息が脳髄を酔わせ、狂わせる。

期待通りの反応が得られたなら、不敵な笑みを浮かべて。
蒼の双眸を食い入るように見つめてから、彼への想いをひとひらの言葉と、重ねた唇に託した。

愛を確かめ合うのは、夜のお楽しみに取っておこう。]*
(-149) 2019/04/21(Sun) 14:52:51

【独】 舞台役者 ヴィクトル

/*
えっええええもうあと2時間とか書ける気がしないっ…
3d金土日なのに時間あっという間に過ぎ去りすぎた…やばかった…

あんま灰使えてなかったけどリー本当にありがとう…好き…大好き…
(-165) 2019/04/21(Sun) 21:12:29

【人】 舞台役者 ヴィクトル


─ 回想/プール・レストラン ─


[ プールで子供のようにはしゃいでいたのは、当然俺もだが
 やはりリーの方が一枚上手。
 はしゃぐ姿を見て、奴が現役裁判官と誰が想像するだろうか。

 多忙な中、身体作りを欠かさぬことは素晴らしいし
 仕事柄ストレスも溜め込みやすそうだ。
 故に発散切り替えも必要なのだろう。
 正直に得すると言われれば>>141、喜びを隠さず
 頭をくしゃくしゃと撫でておく。

 水中に投げ出された時、互いが抱き締め合おうとした結果
 当然のことながら肌同士が密着し、浮上した後も暫く
 腕が離れること無く、挙句お姫様だっこ、額にキスを
 受けたものだから>>141。]
 
 [
──どくん。
] 


[ 水も滴るいい男とは言うが、リーは普段より色気が遥かに
 増し、艶やかな雰囲気が漂っていた。
 それだけで無く、身体が密着し、厚い胸板が心臓と重なる。
 心臓が高鳴らない訳が無い。

 
先程、ホテル室内でのことを思い出す。
 思い返せば、心臓はどくりと胸を打ち──。


 後、夕暮れと共に部屋に戻り、ディナーへと向かうことに。]
 
(174) 2019/04/21(Sun) 22:43:40

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ お姫様抱っこされれば、抱えられたままの身を乗り出し
 先程のように、再び首筋をそっと舐めた後──耳朶を甘噛みした。
 
 ……よし、牙も爪も出ていない。

   
──大丈夫、まだ抑えられている。
]


  かっこいいぜ、俺の王子様。  
  王子様が望むのならば、俺は何だって……。


[ 付き合い始め時は過ぎ、既に幾度と肌と唇を重ねてきた。
 甘美な吐息に甘露の蜜、時には輝く雫も与え、与えられ続けてきた。

 ただし、俺達は互いに”それ以上”のモノを欲し続けている。 
           
 ──いや、必要と 
している
。 ]
 
(-191) 2019/04/21(Sun) 22:43:44

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 普通の恋人達ならまず必要のないもの。
 しかし、俺達にとっては欠かせぬもの。

 定期的に搾取し続けなければ、肉体、精神面共に
 強烈な渇望を齎し、様々な悪影響が出てしまう。

 俺とリーは種が違えど、求めている根本は同じ。
 ──“人ならざる者”として、互いに

 
新鮮な血肉
 を欲し続けている。

 思えば最初に味わったのはリーの方だったが、
 その後、俺自身も一度味わってからというもの、
 あまりの美味さに衝撃を受けた。
  

 
──これは、絶対に手放せない、と。
]
 
(-192) 2019/04/21(Sun) 22:43:52

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 尤も、俺がリーの傍に居続けるのは。
 これからの人生、共に生きると決断したのは
 当然これだけが理由では無い。

 極端な話、飢えの渇望は誰でも満たされるのだから。
 
 第一印象は底辺最悪。
 年上なのに保護者のようなことをさせられ、
 なるべく話したくない、関わりたくなかった相手。

 それなのに気付けば仲良くなっていて、
 気付けば親友と呼べる関係になっていた。

 俺が自らの失敗で絶望し、奈落の底へと沈んだ時。
 奴を完全に信用出来ず、黙って逃げたはずなのに、
 足しげく通ってくれて──俺を、救い上げてくれた。
 
 その後、すっかり立派になった奴が、多くの仲間に
 慕われる姿を見ることになって。
 過去を知っている分、我が子の成長を見守り続けてきた
 親の如く誇らしく思うと同時に……ほんの少し、寂しさを感じた。

 この時、俺はリーの『一番』で『特別』になりたかった、と悟る。
 
(-193) 2019/04/21(Sun) 22:44:00

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 俺はきっと、この先リー無しでは生きていけないのだろう。

 あいつが近くに居ない未来が、既に想像出来ない。
 あるとすれば、それは再び影に飲まれ、
 引き篭もり生活を送っているビジョン。

  ──そんな未来、認められるはずもないし、存在させない。

 だから、そのことを……。]

 
(-194) 2019/04/21(Sun) 22:44:24

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ ディナーは恙無く、極上の料理を満喫した。
 俺的にも少ないとは感じさせない量。

 周囲の視線とざわめきも、一つの舞台の光景と考えれば良い。
 口元に運ばれたステーキを咀嚼し、美味さ、嬉しさに
 少年のような満面の笑みを浮かべた。

 デザートのスイーツは味こそ文句無しだが、量的に
 物足りなかったので、売店のお土産を買うことにした。
 リーの分も買っておいたから、後で一緒に食うことにしよう。
 ただ甘さ的に俺には少し物足りなくはあるが、
 リーなら寧ろ丁度良いかもしれない。
 
 そして、スイーツと一緒に買ったジュースを持ち、
 その足で展望台に向かうことにした。]*
 
(175) 2019/04/21(Sun) 22:44:29
 




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