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【人】 埋火 真里花 そうなんだ……。 [ 自分から見れば年上には代わりはないが 呼称のほうは、場合によっては人を傷つけかねない。 バイト先で、悪気なくおじさん、と呼んだことで お客さんに悲しそうな顔をさせてしまったことがある。 後程、"君から見ればおじさんなんだからいいんだ" とそう言われたけれど、しくじってしまったんだ という気持ちは消えなかった。 この兄>>6も、見知らぬ誰かからみたら おじさん、になるのか……? 身内の贔屓目は否めないかも知れないが とてもとても、そうは見えないのだけど。 ] ひげイコールおじさん…そう見えるかも。 気をつけよ。 [ うん、と頷いて兄の指差す方向へ、プチ弾丸。 プチ弾丸は案内板を読むと兄のもとへと戻ってくる。 ] (28) 2021/01/03(Sun) 23:53:29 |
【人】 埋火 真里花 大浴場、だって。 あとでいってくる。まずは、ゼリーとおせんべと おまんじゅう、食べないと。 [ 再び部屋まで戻ると早速とばかりに、 急須を持って ] お兄ちゃんも飲む? [ 聞いてからお茶を淹れ始める。 お茶が入ったなら、ゼリーの 包みを開く。尚、同じものが兄の前にも置かれ、 反応を待つようにじーっと兄の手元を見ている。* ] (29) 2021/01/03(Sun) 23:53:44 |
【墓】 埋火 真里花―― アルバイトの理由 ―― ごめんお姉ちゃんそろそろ行かなきゃ。 [ え〜やだやだもっと遊ぶと、見事な甘ったれに 育った妹は不満そうな顔をするけれど。 ] 良い子で待ってて。 お土産に柚理の好きなアイス、買ってくるからね。 [ わかったとニッコリする辺り、血の繋がりを感じる。 とても、現金。そっくり。 可愛い。 父と妹にいってきます、と言って家を出る。 向かう先は父のよく知る蕎麦屋さん。 アルバイトを始めるに辺り、父とした約束は三つ。 土日祝日のみ、夜八時までに家に帰れるようにすること。 成績を大きく落とさないこと。 決して無理はしないこと。 母は、欲しいものもあるんだろうし好きにしなさい とだけ言った。 それから私は約束を守って、アルバイトに行っている。 お昼少し前に蕎麦屋に到着すると仕込みのお手伝いをし、 19時には仕事を終えて帰路へつく。 ] (+0) 2021/01/04(Mon) 0:56:40 |
【墓】 埋火 真里花 天ざる、おまたせしました。 お茶のおかわりご用意しますか? [ ふた月もすれば、仕事はある程度身についたし 女将さんも大将も、同僚も、そしてお客さんもとても 良くしてくれた。 家に居ると、否が応でも妹にひっつかれるし、 ――嫌ではないんだけれど。 母があれこれと私にさせるものだから、 息が詰まる時もあった。 それに気づいていたからこそ、父はアルバイトを 許可してくれたのだろう。 ] はーい、ただ今参ります! [ 呼ばれて駆けつけると、いつぞやに おじさん、と呼んでしまった客が居た。 あのときのことは誠心誠意謝ったし、 向こうが気にしていないようで、 時たま雑談することもあるくらいだから ] (+1) 2021/01/04(Mon) 0:57:31 |
【墓】 埋火 真里花 今日はどうしますか? いつもの南蛮蕎麦ですか? [ 気さくに問いかけると、うん、と返事をくれる。 ――尚、まだ20代らしい彼曰く、妹のように 思っているだそうで。 ] 「真里ちゃん毎週いるよねぇ、そんなに働いて…… なにか欲しいものでもあるの?」 [ そう聞かれた時に、迷わず ] 会いたい人がいるんです、少し遠いので 旅費と、もうすぐ誕生日なので、 驚かせたいんです。 [ そう言った。その時はそっかぁ頑張って、とだけ 言われたので、はいと元気よく頷いた。 ――このお客様が後程、女将さんから なにやら忠告されていたということは、 私は知らないし、これからも知ることはないだろう。 ] (+2) 2021/01/04(Mon) 0:57:58 |
【墓】 埋火 真里花 う〜〜ん……… [ 二十代後半の男性が、欲しいと思う 大事にしてもらえるようなもの。 なんだろうと考えて考えて考えても、 答えは出てこない。 リサーチしようにも、相手に心当たりもなく。 雑貨屋、服屋、楽器店、気になる所には 手当り次第入ってみたけど、これといって 気になるものもなく。 アルバイトをして得たお給料は、 ときどき、妹にプリンやアイスを買ってあげる くらいで他には使ってないから、蓄えはあるけども。 ] あんまり、高価なものにすると気を遣わせそうだし かと言って安っぽいのも、やだな。 [ 親身になってくれた店員さん達、ごめんなさい。 決めかねてしまって。大きな大きなため息をついた時、 小さな子供が足にどすんとぶつかってきた。 ] (+3) 2021/01/04(Mon) 0:58:12 |
【墓】 埋火 真里花 わっ、ごめん、前みてなくて 怪我してない? [ 子供は風の子とはよく言ったもので、 小さな男の子は、へーーーきぃーーと言って またぴゅんと風になって消えていく。 その後ろ姿を見た時、 ] ――これだ! (+4) 2021/01/04(Mon) 0:58:40 |
【墓】 埋火 真里花[ ふわふわもこもこのファーコートを着ていた その男の子を見て、思い出した。 兄は寒がりだったし、あまり家から出ない。 だからこれしかない、って。 それから家に帰って、タブレットで あれこれ素材やら吟味し、選び取ったのは "肩のこらない""でもとてもあったかい" 黒のロングガウン、着る毛布。 本当は、カシミヤのほうが手触りが良さそう だったけれど、気兼ねなく受け取ってもらえる 値段のものをチェックし、翌週には実物を見に 生活雑貨店へ行き、即購入。 当日には間に合わなかったけれど、 翌々日くらいにはきっと届くだろう。 時間指定はなく、メッセージカードはつけず 手紙だけ、同封した。 やたらとうきうきしていたものだから 誰かへのプレゼントですか、とコンビニの お姉さんに聞かれてしまった>>0:28の、 少し恥ずかしいけれど、きっと私は誰かに 言いたかったから、 ] (+5) 2021/01/04(Mon) 0:58:53 |
【墓】 埋火 真里花 兄です、誕生日なので――…… [ そう答えて、荷物をお姉さんに預けた。 どうか、寒がりな貴方を、あたためてくれますように。 喜んでくれますように、と願いながら。* ] (+6) 2021/01/04(Mon) 0:59:10 |
【独】 埋火 真里花/* はたけさん、誕生日プレゼントの中身 決めてなかったんですよね。後付だけど。 兄がもこもこの着る毛布着てるのめちゃかわいいとおもったので 後悔してません (-44) 2021/01/04(Mon) 1:01:01 |
【人】 埋火 真里花 ……おいしい けど なにあじ? 果物っぽいことしか…… あ、ドラゴンフルーツとか? 食べたことないからわからないけど…… [ しかしおいしい、お腹もすいていたし。 つるつるぺろりとゼリーを食べ終えると、 なんかお腹満ちた。* ] (51) 2021/01/04(Mon) 16:35:46 |
【人】 埋火 真里花 ドラゴンフルーツ味じゃないんだ…… 食べたことないからそうかなって。 食べたことない果物って他にもたくさん あるんだろうね。 [ もしも夕食直前だったら、ある程度我慢もしただろう。 お昼、食いっぱぐれているから、を理由に ゼリーの蓋を剥がしたけれど、思っていたより 容量が多かったみたい。 普段から別に少食ってわけではないのだけど。 お腹が空くより、大変なことが、起こっているから かな、たぶん。 ] おせんべとおまんじゅうはあとで。 [ デバフがかかっているらしい兄>>86も ゼリーは完食したものの。他のものに手を付けようとはしておらず。 さぁ問題はこれからお夕飯まで何をしようか、ということ。 ] (87) 2021/01/05(Tue) 19:29:21 |
【人】 埋火 真里花 真里花いいことかんがえた。 ご飯の前にもお風呂入って、 ご飯食べた後もお風呂に入ればいいんだ……! そしたらお部屋のお風呂にも、 大きいお風呂にも入れる! [ ご飯の前のお風呂は、お部屋のお風呂にしよう。 だって、大浴場に入って帰ってきてみたら、 兄がいなくなっていたり、寝てしまっていたら、 寂しいもの。* ] (88) 2021/01/05(Tue) 19:30:00 |
【人】 埋火 真里花 へぇ、やっぱりあるんだドラゴンフルーツ味。 スーパーとかには売ってないよね。 デパートの中の高いお店にあるイメージ。 [ そしてそこで果物を買うなんて経験はない。 今度見かけたらチャレンジ……家族を巻き込んで……? むむ、と眉間に皺が寄る。 ] 果物はよく食べるけど、みかんと りんごくらいかなぁ。 うん……え゛っ 持ち帰り不可……? [ それ>>91はまっったく考えてなかった。 そうか、夢のなか。……むむむ。 そして私は真剣な顔をして兄に頼むのだった。 ] お兄ちゃん、真里花が忘れてたら 言ってね? [ ――と。なにせ、あちらこちらと 興味がとっちらかる妹であるから、 兄に頼んでおくのが無難である。 ] (94) 2021/01/05(Tue) 21:29:20 |
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