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【見】 騎兵 リーゼロッテ「ありゃあ〜〜〜……」 事が始まっているらしいことは解る。 掲示板を見て上半身ごと首を傾けた。 「てゆーか、コレゆーこと聞くの? ロッテだったらむかついて多少殺しちゃうかもぉ。 てゆーかてゆーかぁ、なんか女の子狙いっぽい? むしろ殺した方がよくない?」 クソでかい声でひとりごちるので、衛兵がそそくさと去っていく。 正義だなんだと言う気は無い。 ただ気に入らないだけである。あれこれ言説を垂れようが、死んでしまえば口も動かない。そのくせ偉ぶって弱い者いじめをする滑稽さを、教えてやるだけむしろ親切だと思う。 命乞いも数多と聞いてきたが「え〜!かわいそぉー!」の一言で殺してきた。リーゼロッテはそういう女である。 (@9) 2021/12/11(Sat) 2:05:07 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ「えぇ〜〜〜〜〜っ? 先にチェスティーノさんとか見せしめにしたんじゃぁん。 アイシャちゃんみたいな子を見せしめにするんじゃ〜ん。 分かってないんだよぉ、 自分たちもイノチのキキに陥るってコト。 なんかそーゆーのってぇ、フケンゼンだと思う!」 エアハートを振り返って、ぷりぷり!と怒る仕草と表情。 リーゼロッテには政治が分からぬ。しかし邪智暴虐はなんかむかつく。 ひと月ばかりこの街に留まった程度だが、なるほど腐敗している。…らしい。リーゼロッテにはこのお触れと私刑との違いが分からぬ。 「罪悪感? なんで?? 生きてるんだから死ぬんだしぃー。その死ぬタイミングが たまたまロッテだっただけってゆーかぁ。 逆になんで人相手だけ罪悪感?っておもうけどなぁ〜」 つまり、虫も家畜も魔物も殺しているのだから、と言いたい。 「エアハートさんはぁー、罪悪感あっちゃうタイプ?」 (@10) 2021/12/11(Sat) 3:51:38 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ>>33 エアハート 「なんかぁ、お前もこーなるんだから言うこと聞けよ〜、 そんで一生コキ使ってやるぜゲヘヘ〜、 みたいなのがタンジュンにむかつくトコない? そぉそぉ、個として見ないのは別にいーんだけどぉ。 それってじょーずにやってればのハナシでぇー。 そんなんだからカクメーとか 考えられちゃうんだよねぇー」 いち兵士として、戦士として運用される側の人間である。 リーゼロッテも、おそらくはエアハートも。 しかして自我は異なる。彼の言葉を反芻して、指すところに合点がいって両の手をぱちんと打った。 「あ、な〜るほどなるほど! えっとねぇー、ロッテはぁ、 ロッテをコーゲキとかシンガイとかしない子は好き♡ だからイジメられてるとかわいそぉって思うのね。 けどそーじゃない子は危ないから殺してもオッケー! 国とか勢力とかカンケーないの。 ロッテちゃんを守れるのはロッテだけなの♡」 この重戦車は、重戦車であるが故の生き方しか知らず、 またそうして生きることに一切の疑問を抱かず生きてきた。 リーゼロッテはいつだってひとりである。 (@11) 2021/12/11(Sat) 4:26:55 |
【秘】 騎兵 リーゼロッテ → 残氷 の エアハート「うらやましー、ってコトはぁ」 エアハートの呟き>>37に対しての言葉であることを説明すらせず、リーゼロッテは唐突に声を掛けた。 すすす、と傍らに寄ってその端正な顔を覗き込む。 「善悪が基準になっちゃってイタバサミだったりするのぉ? それって、いま?むかし?」 互い、ろくに事情を掘り下げたことも無い。 戦地において必要ではなかったから。 つまるところ世間話である。このところ大した依頼も無いし、何やら不穏な空気が流れるばかりで、少女は暇だった。 (-138) 2021/12/12(Sun) 16:52:59 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ「えぇ〜?なになにぃ?ダンスパーティー? てかペトルーシャさん顔ヤバ!もったいなぁーい。 約束どーりロッテからもカンパしてあげるぅ」 討伐依頼から帰ったそのまま、受け取った報酬金の目分量半分を死霊術師のテーブルに置く。 滅し方なら分かるが治し方は知らない。 下手なものを買って寄越すより、自身で調達する為の資金を遣った方が互い楽であろう。 もっとも、その首輪。 遠からぬ死が約束されるのであれば、少し早い手向けに過ぎないのかも分からないけれど。 「チェルちゃん踊ってあげたらいーんじゃない? 気ぃまぎれるかもぉ? ゴーモン中もユカイなダンス思い出してね〜、的な?」 (@12) 2021/12/12(Sun) 17:06:05 |
【秘】 残氷 の エアハート → 騎兵 リーゼロッテ貴方に問いかけられつつ覗き込まれ、 驚いたようにポカンと見つめ返す。なかなか珍しい表情だ。 「……………ああ。すみません。 リーゼロッテも他者に関心を持つ事があるのだなと……」 比較的、否、結構失礼な発言が返ってきた。 さておき問いには口元に手を当て思案し出す。 「今も昔も、なのは変わりません。 ──私は貴族と言うものがどうしても受け入れらなくて。 でも昔は騎士団に所属しておりました。 嫌いを嫌いで通すには武力ではなく権力が必要です。 それを手に入れるのには貴族がどうしても関わってくる。 貴族が嫌いなのに、貫き通すには貴族と関わりが必須。 騎士を辞めたところで、結局彼らと関わらない生活は、 実際問題ほぼ不可能だ。 『貴族にも良い人だっている』 ……頭では理解してますよ。実際そうなのでしょうね。 でも私は自分が受けた所業を今も赦さない。 だからそう散々言い聞かされ続けることにもうんざりで。 そのジレンマに、今も昔も悩まされ続けていますよ。 ……子供と言われれば、そうなのかもしれませんね」 (-151) 2021/12/12(Sun) 19:40:52 |
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