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【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「言えるよ」 まだ火がついてなく、貰った煙草を咥えただけで返す言葉。 「俺、お前にだけは洗い浚い全部打ち明けてるけど」 渡す際に立ち上がったから、壁に凭れ掛かったまま。 淡々と、それこそ意趣返しの様に。 逆に言えば何処か責めてるように、その言葉を返す。 ただしがむだけの貰った煙草は、甘いと評判なのに今は苦い。 (-63) 2021/11/01(Mon) 0:42:28 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「組んだら組んだで 傷の舐め合いみたいなもの だろうが。最高に最悪。なんでこんな所で噛み合うんだかな」 別に、相部屋になった事に作為的なものは無かったはずだ。 幾らこの稲生学園が、 優秀な異能者の育成に注力していると言ったって。 それでも二つの異能はどうしようもなく相性が良くて悪かった。 だから以前は頼まれる度に"自傷"に手を貸していたのだろう。 誰かに必要とされる事の心地良さから抜け出せないまま。 「へえ、そうかそうか」 差し出された箱から、煙草を一本抜き取って。 取り出したジッポライターも、あの人の真似。 「なら、えらく不機嫌な理由も教えてくれませんかね? そこまで言うなら、私がなんで怒ってるかわかる?なんて 面倒臭い女みたいな事は言わないよなあ、普川?」 柏倉は、大抵は相手が自ずと言い出すまで待つ質だ。 その代わり、聞き出す時はいつだって抜け目ない。 既に相手に退路など無いと知っているから、ただ答えを待つ。 まだ、煙草に火は点けていない。 全てを煙に巻いてしまうには早いから。 (-78) 2021/11/01(Mon) 1:33:25 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「──おや、一件落着ですね」 片手を庇のようにして、少し遠くの生徒の輪を見る。 見た限りでは怪我人も居ないよう。 「やはり何事も適材適所というもので。 後の事も、適任にお任せするとしましょうか」 暫く様子を見た後に、交通規制は解除された事だろう。 少し季節外れとはいえ。せっかく雪も降っている事だ。 積もったなら、学生らしく遊ぶのがよろしい。 (75) 2021/11/01(Mon) 1:47:01 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「わかんねぇ?お前さ、“副会長”としては綺麗事で答えてるだろうけど、“柏倉陸玖”は全く綺麗事とかクソッタレ俺の好きにする劣等感と嫉妬の塊だろ?こんなに似たもん同士ってなってんのに、俺が何も思ってないと思ってた?」 「俺“だけ”が、お前“だけ”に全部打ち明けてるの、 本当はすっげぇムカつくの。せめて片方寄越せよってな」 カチ、と数回ライターに火をつけようとして、点かない。 よく見るとオイルが切れている。よりによってこのタイミングでかよ。一周周って笑える。と、もう様子見のライターを苛立ちを込めてベッドの上に乱雑に放り投げた。 「話聞くまで頼る相手を作るのすら面倒と思ってた。腹立つ。 そしたら普通に別にそう言う相手がいたらしい。ムカつく。 つまりさ、どっちにしても死ぬ程イラついてんの俺。 “何でそこで俺にしようとしねえの?”ってムカつくの。 わかるだろお前が一番。“頼られる”の嬉しいよなぁ? 自尊心も悩み相談して一杯満たしてるだろ?綺麗事でさぁ」 「逆は一切されてないって、どんだけ腹立つか分かる? 想像力に長けてる副会長殿ならわかりますよね?」 「……、一方通行になるくらいならさ。 お前が執念だの嫉妬だの執着だの、この惨めな感情を汲んでくれないなら。 その他大勢と同じなら、もうこれ、捨てていい?」 こんな事になるなら噛み合わなければ。 いっそ致命的に相性が良いか、相性が悪い“だけ”だったら、こんな意味の分からない感情を拗らせる必要もなかった。 2年に上がると決めた時に、誰にも伝えないまま今の自分であり続けて、そのまま最後まで生き続けただけ。なのに、半端に噛み合わせてくるものだから。──これも“自傷”異能だからこんな運命にさせられたのだろうか。 だとしたらもう永遠に自分の異能に唾を吐きながら、でも“自傷”どまりで“自殺”はできないのだ。今は10月。 だから、後、数か月で“独り”で生きる覚悟を決めるか、目の前の男に縋ったまま生き続けるか、決めないといけない。 (-102) 2021/11/01(Mon) 2:19:45 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖/* おか、おかしいですわね…… こん、こんな激重にするつもりじゃ……どうしてですの? 全部噛み合うからこんな……普通に他とも交流を……どうしてですの?おしまいですわ。もうおしまいですわ。おしまいの彼方目指しても許されます?これもうそっち方面で止まらない気がしますけど、黙殺お嬢様大丈夫ですの? (-103) 2021/11/01(Mon) 2:22:44 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「はは。わかるかよ。」 火の着いていない煙草を片手で弄んで、一笑に付す。 ともすれば薄情者のような返答。 「わかりますよね?わかりません。 当然だろ。 俺とお前は、似てるだけで、同じじゃない。 そもそもお前、『生徒会副会長』を何だと思ってるんだ? 俺は別に心が読める超人でも何でもないんだけどな。」 ただの人間だよ、と心底忌々しげに吐き捨てる。 その様は、確かに。 『生徒会副会長』ではなく、『柏倉陸玖』のもの。 「言われてもない事わかるかよ。 お前は、散々っぱら、洗い浚い話してるとか。 全部打ち明けてるって言うけどな。 お前、一度でも俺に自分を頼れって言った事があったか? 」実際の所は、そうではないかもしれない。 今までにも、それとなく伝えた事はあったのかもしれない。 それでも伝わらなければ、悲しいけれど、無いのと同じ事。 「ろくに形にもしてないようなもんを汲んで欲しがって。 勝手に見向きもされてないだ何だと喚き散らして。 それで勝手に拗ねて全部捨てたがって、アホらしい。」 (-107) 2021/11/01(Mon) 3:03:48 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「まあ、いいさ。 お前が知ってたか知らないかはこの際置いておくとして。 俺は手の掛かる奴の方が好きなわけだしな。 」心底呆れたように言い放って。 オイル切れのライターを嘲笑うように自分の煙草に火を点ける。 「人様に、もっとちゃんと自分の事を見て欲しいなら。 もっと他にすべき努力があるだろうよ、普川。」 (-108) 2021/11/01(Mon) 3:04:03 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久/* こんなろくでもない男に 引っ掛からないで くださいまし♡ でも引っ掛けてしまったものは仕方ない。 ので責任取りますわよ♪柏倉に取らせますわよ責任♪ お望みとあらば行く所まで行っちゃいますわよ♪ (-111) 2021/11/01(Mon) 3:07:42 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 紫の苧環は咲く 御旗栄悠「御旗君。」 今朝のグラウンドでの一件が収まった後。 あなた達が、きっと雪遊びを満喫した帰り。 「スポットライトは眩しかったですか?」 今は、品行方正な副会長の顔で。 通りすがりに、そんな答えのわかり切った問いを投げ掛けた。 "スポットライト"が当たっていたのは、他の誰か。 あなたは、人々の注目を集めるものを間近で見ていただけ。 だからこそ。 舞台上でさえない場所から、ただあなたの背を見ていた男は。 今、敢えてそう問うのだろう。 (-127) 2021/11/01(Mon) 4:56:50 |
【秘】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「……いつも通りでしたね」 それは暗に、問いを肯定する言葉。 「この一連の騒ぎに身を投じてから、 身につまされることが増えた気がします。 『どちらがより不幸か』なんて話を持ちかけられることが多くて、それはちょっとうんざりしましたけど。 みんな鬱屈とした気持ちを抱えてるんですよ。 お前はまだマシだ、なんてバカらしい。 それで楽になれるなら、それこそどれほど楽だったか」 「……結果的には。 何故薬に関わったかはまだ分かんないですけど。 関わることを選んだのは、 スポットライトの当たらない仕事を選んだのは。 何よりも俺らしい選択だなあ、と思いました」 (-145) 2021/11/01(Mon) 10:03:19 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 紫の苧環は咲く 御旗栄悠「はは。その人の苦悩は、その人だけのものですのにね。 決して他の誰かのものとは比べるべくもない。」 なんて、そうは言うけれど。 俯瞰して見た時に、その相対性を考えてしまう事はある。 それもまた、誰だってそう。 「光が強いほどに、陰は濃くなる。 引き立て役は、何も俺達だけではない。 ええ、君も知っての通り。」 そうして脚光を浴びるものの存在さえ。 日陰者が誰もを見返してやる、その優越感の一助とできるなら。 「なら、最大限利用し合ってやるとしましょう その方がきっと、ずっと建設的というものです。」 確かに、物事には相対性というものが存在して。 それを廃してしまうのもまた、きっと違う。 とはいえ、"だから何だ"と開き直る事も時には大切な事。 「後の事は、走り切ったその後に考えればよろしい。 結果や理由なんて、後から付いて来るものですよ。」 そんな、副会長としては随分無責任な言葉を投げ掛けて。 その後は、片手を軽く振って通り過ぎて行こうとする。 (-175) 2021/11/01(Mon) 20:43:12 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖廊下を行く最中、ふと足を止めて。 精巧に描かれた油絵、見覚えのある光景。 何にだって、確かに見ている人は居るものだなあ。 一人、そんな事を思う。 それから、結露した窓、その向こう。 今は少し様相を変えた、 それでも画の中にあるものと同じ景色を少しばかり眺めて。 「いやはや、随分冷えますね」 温かい飲み物、売り切れていないといいなあ、なんて。 そんな事を呟いて、また歩き出す。 (135) 2021/11/01(Mon) 22:33:52 |
柏倉陸玖は、何となく寒気を覚えた。10点減点。 (a61) 2021/11/01(Mon) 22:35:43 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>160 鏡沼 「う〜ん、まあ最終的に判断するべきは先生方と本人ですから。 そうですねぇ…本当にこう、ただ寝かせたままにしますと 打ち上げられたみたいになりそうですが…」 下に雪を積んで傾斜を作ってやって、 少し斜めにした方が格好が付くかも……。 「なるほど、そうでしたか。 うん、それでも。 ああやって、鏡沼君があの場に居た事は。 何をしたわけではなくとも、ちゃんと意味がありますよ。」 だって、今こうして俺に ちゃんと皆無事だったと伝えられましたでしょ、なんて。 いつも通りの笑みをそのままに、 巨大イカ雪像と、その周囲の生徒の方に視線を送った。 (162) 2021/11/02(Tue) 2:36:09 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>163 鏡沼 「きっと、ダイオウイカも 打ち上げられる事くらいありますでしょう。」 もしかしたら、ないかもしれない。 視線の先、一人の生徒の姿を見遣って。 確か談話室での鍋パの主催だったか。 あの何とも言えない、けれど長閑やかで賑やかな一時。 それを思えば、これもらしいと言えばらしい。 「ははは。まあ、居ると思えば居る。 これもまた一つの定義。そんなものでしょう。」 たとえ、あなたの所在が何処であっても。 自分は今、確かにあなたが"そこに居る"と感じている。 そしてあなたは、こうして確かに応えを返しているのだ。 であるなら、真実どうであるかに関係無く。 ただあるがままを観測している側にとっては、それが全てだ。 「ええ。いつも助かっていますよ、鏡沼君。」 そんな言葉を掛けて、視線を戻した先に。 あなたが居なくたって構わない。 自己満足で投げ掛ける言葉なんてそんなもの。 聞く人は、居てくれた方が有り難くはあるのだけど。 (164) 2021/11/02(Tue) 6:27:32 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「その言い方さぁ、お前やっぱわかりきってて 言わそうとしてんだろ……性格悪」 お前、やっぱわかってんじゃねぇか。 完全に遊んでる人間だぞこれ。 十分副会長もエスパーしてんじゃねぇか。 「知る訳ねえだろ、他にすべき努力なんて。 他に見てほしいと思った経験がそもそもなかったんだよ。 ……なかったけど、」 それに言った事もある。 遠まわしにしか確かに言えなかった。 頼りにして欲しいなんて正面切って言えるか? 「できたから、言うわ」 これについては俺が下手なのがあいつが馬鹿なのか知らんが。なんとて言葉にしても、気づいてくれないなら同じ。スルーされてても同じ。 「じゃあお前、勝手じゃなければいいんだな。 『形にしてから捨てさせんな、俺の事頼れよこっち見ろよって言葉にして伝えて汲んで欲しがりゃいい』って話であってんな?」 嗚呼もう現実も人付合いも面倒臭い。 たまにひとつ望んだらそれくらい叶えてくれてもいいだろ。 なんて、誰に叫びたくても現実は無情のままだ。 知ってるさ。知ってるから言うよ。 笑うなよ、俺、本当にこう言うの下手なんだよ。 ▼ (-249) 2021/11/02(Tue) 12:39:39 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「俺、ずっと頼られたかった。副会長やって聞き役だから〜とかは知らねぇぞ。俺は互いに馬鹿な生き方しかしてない同室の柏倉陸玖しか見てないから、ただのお前に言ってる」 「お前は「別人」って言うけどンなことは知ってんだよ。別人なのにこれだけ同じ過ぎるから「同じ」って言うんだよ馬鹿たれ。一方通行は嫌に決まってんだろ、俺はお前の隣に立ちたかったんだから」 知ってるから、何もかもが馬鹿みたいに噛み合い過ぎて、理由すら上げるのくらい億劫になるくらいのお前を、 「よくある愛だのなんだのって綺麗な感情じゃ全然ねぇよ。 見返りを求めないとかわかんねえ。普通に欲しいだろ。 そもそも嫉妬に妬みに独占欲に依存にと沼のような感情ばっか溢れてるけど。俺の方が混乱してるくらいにはさ」 「そんなとこまで似通ってる奴と離れる意味が考えられなかったし、離れたくないし、でもそれなら一方通行嫌。俺の事だけがいいし、隣にちゃんと居るんだから振り返れよ、こっち見ろよ。見てくれよ。……俺不器用だから、こっち向いてくれとしか、言葉にできねぇよ」 ライターが馬鹿だったせいで、手で弄ぶしかなくなっていた貰った煙草を、取りあえず浮かんだ言いたい事を言い終えたとばかりの合図に咥え直して「火頂戴」と催促した。 (-251) 2021/11/02(Tue) 12:45:40 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「幾ら不器用で口下手で初心な普川君でも、 ご要望の出し方くらいはご存知ですよね?」 要望するにあたった経緯と詳細な理由を添えて、 どのようにしてほしいかを明確且つ簡潔に提示するように。 敢えて副会長の面でそんな事を言う。 本当に本当はわかってるのかもしれない。ニコ! 「憶測をあてにして動いて、余計なお世話でした、なんて そんなのバカみたいでしょう」 そうしていれば、それこそお互い様だったのかもしれないが。 柏倉陸玖という男はどうにも器用に立ち回ってしまうらしい。 (-269) 2021/11/02(Tue) 17:55:28 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「それはさておき。」 一度言葉を切って、煙草を咥え、吸って吐く。 慣れない煙草の煙は、肺に落とすには少々キツいもの。 それでも案外、嫌いではないのだから笑えて来る。 「まあ、及第点という事にしてやろう。 頼って欲しいってなら、そうするさ。 それでお前が頼られてると感じるかは知らないけど。 そもそもしつこいようだが俺は完璧超人でも何でも無い。 こうしてお互い本音で話せる相手が居るってだけでも 随分と助かってはいるんだけどなあ?」 たとえみっともなく喚き立てても、 柏倉という男は呆れはすれど見捨てる事は無かっただろう。 結局の所は、手の掛かる、世話の焼ける奴の方が好ましい。 少なくとも、誰だって。"手の掛かる奴"である間は。 自分の手を離れて、遠い所へは行かないから。 (-271) 2021/11/02(Tue) 17:56:07 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「似た者同士が過ぎるってのは同意見ではあるし だからこうして話せてるんだろうけどな。 なら、離れる理由は無いし、よそ見する理由もまあ今は無い。 『生徒会副会長』はお前だけのものとは行きませんが。 それはお前だって同じだろ、風紀委員さん?」 何とも意地悪にそう笑って。 火を催促されれば、仕方ないなと足を向ける。 自分の煙草に火を点けたライターは、適当な所に置いたまま。 そうなれば、火を貸してやる方法は一つだけ。 慣れた様子で煙草と煙草の先を合わせて、また一つ息を吸う。 煙草の先端が、じり、と音を立てて赤熱した。 (-272) 2021/11/02(Tue) 17:56:53 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖同じ生徒会の後輩と並び、他愛無い話をしている間に。 どうやら雪像作りは終わっていたようだ。 「うーん、78点くらいですかね」 背泳ぎするダイオウイカ雪像を遠目に見て。 飽くまでも一個人の感想です。 (181) 2021/11/02(Tue) 20:11:21 |
柏倉陸玖は、結構採点基準が甘いのかもしれない。 (a91) 2021/11/02(Tue) 20:11:36 |
柏倉陸玖は、人と距離を置いている。いつだって。 (a92) 2021/11/02(Tue) 20:12:15 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>188 鏡沼 「創意工夫は評価されませんとね。」 口調こそ軽いけれど、これは本当の事。 そうして事態を聞けば、 笑みはそのままに、少し雰囲気を変えて、暫し考えた後。 「…異能が原因、という事であれば。 抑制剤を使えば、一先ず騒ぎは沈静化するはずですが…」 それも薬が効いている間だけ、ではあるのだけど。 まあ、その後の事は学校側の仕事だろう。 「…うん、後の事を考えるよりもまず行動、ですね。 薬の持ち合わせはあるのでご安心を。 俺が普段使っているものですから、 よく効きますし、効き目もすぐに出ます。」 他に解決策があるに越した事は無いけれど、それはそれ。 あなたが薬を受け取り届けるか、柏倉を案内するなりすれば。 この騒ぎは直に収まることだろう。 (189) 2021/11/02(Tue) 20:51:48 |
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