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【墓】 死霊術師 ペトルーシャ「……『大切な商売道具です、それで稼いだものを、どうぞ』 なんて、お衛兵様に懇願して見ればいいんじゃない……?」 件の死霊術師が現れて、皮肉気に言い放った。 これと同じようになるとすれば、まさしく役者にとっては死活問題だ。 「……あなたが私と同じようにされるかなんて、知らないけど」 (+0) 2021/12/12(Sun) 21:31:32 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチこちらのことを気にするのも意に介さないように、 死霊術師は席を立ち、自らの工房にへと向かおうとしている。 今まで様子を見ていた限り、昼食を食べたような気配はない。 ……というより、元よりそれほど食べる質ではないのだろう。 普段の様子からしても、この死霊術師の女は菜食中心の食生活だ。 下層街の、あまり目立たぬ路地裏の、さらに奥まって埃っぽい処。 隠れ家のようにある場所へとあなたを案内する、そこが工房だった。 (-211) 2021/12/15(Wed) 0:08:23 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「……置いてあるものは、勝手に動かさないで」 一見して乱雑なように見える内装。 こだわりがあるのか、真っ先に口にしたのはこの一言だけ。 何かの巨大な生き物の遺骨のようなものを指して、 あなたに座るように促した……これが椅子代わりらしい。 「……それで?」 とだけあなたに問う。何を聞きたいのか、と。 /* おまたせしてしまい申し訳ございませ〜ん! (-212) 2021/12/15(Wed) 0:08:40 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 吟遊詩人 フェリックス「死んでもお断りよ、そんなもの」 死霊の術を持てど、処世の術を持たず。 多くの術師の中にはそういった偏屈な人間も少なくはないだろうが、 死霊術師と呼ばれる者から、それを見つけるのに事欠くこともない。 この〈泥掬い〉の異名を持つ女も、そんな死霊術師のひとりだった。 「そうね、そのまま這い上がれないほどに足が沈んでからでないと、 何にも気付けない愚か者ばかりなんだわ、この上の連中は。 ……持ちきれない財宝を抱えたまま、地の底に沈んでしまえ」 「……それなら、恋物語をお聞かせ願おうかしら」 (-216) 2021/12/15(Wed) 0:40:41 |
ペトルーシャは、『人皮綴』が逮捕された事を知った。 (c7) 2021/12/15(Wed) 0:50:47 |
【墓】 死霊術師 ペトルーシャ「流石は〈骸狩り〉……仕事が早いのね」 同じ死霊術師である〈人皮綴〉が逮捕されたことに、にべもなく。 むしろ、あんな輩はそうなってくれて清々すると言わんばかりに。 「……何があなたをそうさせるんだか、ご苦労なことだわ」 (+13) 2021/12/15(Wed) 0:58:22 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 騎兵 リーゼロッテ「……ええ、〈焔喰らい〉も、ね」 無遠慮に覗きこむあなたに視線を返す。 焼け爛れた顔の事を気にしている様子も、特にはなかった。 ただ、取られたもののことを語る分には、少しだけ声色が暗い。 ……そんな風にも思えるか。 「どうして私が、あんな奴らから逃げなきゃいけないの?」 痛めつけられ、焼け爛れたような顔になっても、そう言った。 知識はあれど、世渡りがヘタな人間は術師には珍しくはない。 そしてペトルーシャも、おおよそそういった類の人間である。 つまり、あなたの言葉を借りるのならば、生きるのヘタ系だ。 (-224) 2021/12/15(Wed) 1:22:37 |
【墓】 死霊術師 ペトルーシャ>>3:45 レイ【3日目時空】 「……ええ、舌は変わってないわ。今も」 旧知の仲には、ほんの少しだけでも皮肉気な態度もなりを潜める。 傷口に沁みるのだろう、注文された飲み物はゆっくりと口にする。 「……でしょうね。構わない、これは……少し零したくなっただけ。 けれど、騒ぎが収まるまでなんて、待っていられないわ……」 (+15) 2021/12/15(Wed) 1:39:27 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「ごきげんよう、役者さん…… 怪盗と呼んだほうがいいかしら? ……それとも〈蝙蝠〉?」 あなたが連れていかれる前の、どこかの時間。 他の誰かに聞かれないように、死霊術師が声を掛けてくる。 「……まあ、なんでもいいわ、革命軍。 どう?首輪にあんな細工までして、順調に進んでいるのかしら?」 (-230) 2021/12/15(Wed) 1:50:06 |
【墓】 死霊術師 ペトルーシャ>>32 スカリオーネ 「必要だったから、ね……」 ふぅん、とその言葉の奥にあるものに想いを馳せながら、反芻する。 テーブルを指で叩く姿を一瞥してから、視線を宙に浮かせて。 「……教えたふたりは"はずれ"だったのかしら?」 (+16) 2021/12/15(Wed) 1:57:34 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 花売り妖精 アイシャ「……借りは返す主義なの、私」 「何か依頼があれば、いつでも力になる。……いつでも」 (-234) 2021/12/15(Wed) 2:02:44 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「────」 単刀直入に問われたことに対して、じっ、とあなたの方を凝視して。 「……意味なんて感じない。 ただ、在るべきだから、そうなるだけ……私はそう思っている」 「陽の気は陰に、陰の気は陽に流れる、そうして均衡は保たれる。 さしずめ、この国の政府が陽、革命を起こす弱者が陰、なのよ」 (-236) 2021/12/15(Wed) 2:13:47 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「さあ……あなたたちの全部を見聞きしてるわけでもないもの」 そっけない態度で役者気取りに対面する、付き合う気はなかった。 見聞きしていても、さほど理解もできていなかったかもしれないが。 いわば、自分はあなたたちの企みに巻き込まれたようなものだから。 憐憫を抱くことはあれど、どこかに恨み節がないとも言い切れない。 ……では、彼女はどうしてあなたに、と問えば。 (-238) 2021/12/15(Wed) 2:35:28 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「取引をしたいと思って、あなたたちと」 「要求は政府に奪われた〈匙〉と〈焔喰らい〉の奪還」 「掲示するものは、革命勢力への部分的協力。 連行されるあなたへの援助、〈焔喰らい〉の情報提供……」 「……最後のは【ホド】に向けたもの」 (-239) 2021/12/15(Wed) 2:36:13 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「……あなたたちの事情が変わって、 私の掲示するものがもう必要ないと言うのなら…… ……それでも構わないけれど」 「どう? 私としては、悪い話ではないと思うのだけれど。 それとも、もうお仲間の所に持ち帰ることもできないのかしら」 (-240) 2021/12/15(Wed) 2:39:25 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「……契約成立、ね。 助かったわ、無用な脅迫をしなくてもよさそうで…… あなたたち、詰めが甘いんじゃないかしら こんなことして理解者が得られると思っているのなら……」 つまり、そう言った手段で訴えかけることも考えていたということ。 「……まあ、いいわ。それほど切羽詰まっているということで。 私の手を離れたと言っても、あんな奴らの手には余るもの。 取り上げたものとして一緒くたに仕舞ってるんじゃないかしら。 ……そんな扱いをされていると思うと、腹立たしい限りだわ」 (-275) 2021/12/15(Wed) 20:22:57 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 仮面の役者 フランドル「……私としては、〈匙〉と〈焔喰らい〉が戻ってくるなら、別に」 「どうでもいいのよ、あなたがひとりで何でもできると言うなら」 「……自信がないのなら、ちゃんとお仲間とも協力することね。 わざわざ、恨みを買うようなことした上で尻尾を見せているのよ。 『拷問に音を上げて仲間を売った』なんて筋書、簡単に作れるわ」 「……わかるでしょう? 私の言ってることも」 (-277) 2021/12/15(Wed) 20:31:20 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「……みんなで塵芥掃除をすれば、この世界は綺麗になると思う?」 あなたの問いかけには、たとえ話を交えて、こう返し。 「……まあ、あるんじゃないかしら。 ある一部を切り取ればって、限定すれば、だけど」 どうでもよさそうな口ぶりで、限定的にあるかもしれない、と。 ペトルーシャの導き出す結論は、そんなものだった。 (-283) 2021/12/15(Wed) 20:56:50 |
【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ「盛る者は必ず衰える。命は生まれ、やがて朽ちていく…… この世界から見れば、私たちが何を為そうと意味はないでしょう。 それでも何か意味を求めるのなら…… 自ずから、意味があると狂気でいるしかないんじゃない?」 (-284) 2021/12/15(Wed) 20:57:33 |
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