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【独】 新人クルー ゲイザー意外とゲイザー癒しって言われてて恥ずかしいし申し訳なくなってきた!!ごめん!!でも玉突き事故!!あたしのことはきにしないで!!あたしは透明人間。くうき。かすみ。 (-0) 2021/07/07(Wed) 20:00:33 |
ゲイザーは、………………。 (a2) 2021/07/07(Wed) 20:18:13 |
【人】 新人クルー ゲイザー少女は今日もパイを焼きます。 例え食べてくれる人がいなくても。 それが彼女の生きがいなのですから。 さぁ、今日も不思議なパイをお一つどうぞ。 本日のパイ:【スペシャル☆アニマルパイ】 『woof woof! meow meow! 食べたら意味がわかるよ! PS.時間が経てば治るよ。安心してね。 』/* 食べると1d3時間、[animal]の耳や尻尾が生えます。 それだけです。かわいいね。みんなでケモ耳を生やそう! (8) 2021/07/07(Wed) 21:22:48 |
【秘】 悪い子 ナフ → 新人クルー ゲイザーあなたに宛がわれた部屋の扉の下に、一枚の手紙が挟まっている。 あまり上手ではない字で、短い文章がつづられている。 『会う時間がなかったから、手紙の形になってすまない。 スターゲイジーパイ、美味しかった。 次の日の辛いパイも、美味しかった。 昨日の、ハズレパイも。出来れば、タロットを当てたかった。 またちゃんと話をしたい。ゲイザーとの時間は、好きだったから。 あんたが良ければ、また。 ナフ』 この手紙が置かれた日の夜から、彼の姿は再び見えなくなっていた。 (-9) 2021/07/07(Wed) 21:39:22 |
【秘】 新人クルー ゲイザー → 悪い子 ナフ朝、いつもどおりパイを焼くために早起きをした。 身支度を済ませ髪を結んで鏡の前の自分と睨めっこ。 笑顔を作るための顔のストレッチとと身だしなみを整え 新たな1日へと足を踏みだ……そうとして、扉の下の隙間に滑り込んでいた手紙に気づいた。 首を傾げて、封を切る。暫く黙々と読んでいたが、読み進めるにつれて表情が曇る。 左から右に流れる瞳が、動揺で揺れる。…紛れもない、彼からの手紙だ。 あの日初めて、私にパイが欲しいと声をかけてくれた、穏やかな彼。 「………な、んで。」 彼と再び出会ったとき、私はあの時と同じように無邪気に笑えなかった。 後悔と後ろめたさが、弱い私を支配して、あの日と同じように穏やかに微笑みかけてくれた彼を。私はどうした? 私は、困ったように会釈だけして彼から逃げた。 きっと直接伝えに来なかったのは、彼の気遣いなのだろう。あの時の約束を彼は果たしてくれたというのに。 私は、ひどい人間だ。 ▼ (-82) 2021/07/08(Thu) 14:46:33 |
【秘】 新人クルー ゲイザー → 悪い子 ナフ▼ じわりと、視界が歪む。 ボロボロと溢れた小さな粒が、頬を伝いながら渋滞をおこし大粒となって落ちていく。 便箋に綴られた彼の文字が滲んでいく。 「ごめん…ごめんなさい。ごめんなさい…。ごめんなさい。」 誰にも届かない懺悔が、溢れる後悔が、今はこの部屋を支配していた。 ―――――――――― ―――――暫くして落ち着いてきた頃、少女は袖で涙を拭って顔を上げた。 今度は逃げずに伝えよう、”ごめんなさい”と”ありがとう”を。 そしたらあの日と同じように無邪気に笑って私はこう口にする。 『私でよければ、いくらでも話をしましょう。 美味しいパイと紅茶を用意して、飽きるまで。沢山、沢山。』 そう伝えたら、彼はどう返してくれるだろうか。 喜んでくれる?また穏やかに微笑んでくれるだろうか? 少女は手紙を大切そうに懐にしまうと、自室の扉を開け放つ。 今日は彼を真っ先に探そう。 この気持ちを早く伝えたくて急く足を隠しもせず長い廊下を歩いていく。 彼が、再び消えてるとも知らないで。 (-83) 2021/07/08(Thu) 14:48:37 |
ゲイザーは、既に消えてしまった人を探している。 (a44) 2021/07/08(Thu) 21:31:04 |
ゲイザーは、そして、後悔する。 (a45) 2021/07/08(Thu) 21:31:12 |
【独】 新人クルー ゲイザー▼日記 あの日、私がヤケになってなければ ”仕事”をちゃんとこなしていれば 少しはあの人の為になることが出来たかもしれないのに。 守れたと信じて 目が覚めたらあの人がいなくなっていて。 自分の生まれを、他人を巻き込んでしまう不幸をただただ呪った。 いつもそうだ。気づいたときにはもう遅い。 大切なものはいつも掌から溢れていて届かない所に言ってしまう。 6年前のあの日だって、私が舞台を見たいと言わなければ あの時材料が足りないから買い物をしようと言わなければ。 お父さんとお母さんは死ななくてすんだかもしれない。 3年前だって、私が外にでなければ。 寄り道をしなければ。もっと二人に寄り添っていれば ただ”ありがとう”と伝えていれば。 叔父さんと叔母さんは死ななかったのかもしれない。 (-97) 2021/07/08(Thu) 21:40:40 |
【置】 新人クルー ゲイザー▼破られた日記の一部 変えられない舞台を、運命を、ただ見つめる事になんの意味があるのだろう。何度己の無力に心を挫かれればいいのだろう。見ていることしか出来ない人間に、なんの存在意味があるのだろう。 ……変えられない結末なら、 【続きは見当たらない】 (L0) 2021/07/08(Thu) 21:56:40 公開: 2021/07/08(Thu) 22:30:00 |
【独】 新人クルー ゲイザー▼日記 私だけが。 私だけがいつも、助かってしまう。 私の名前は、呪いだ。 私は観察者。ただ見ていることしか出来ない。 その度に後悔して”今度こそは”と泣き喚く。そうしている内に心が磨り減って、いつか”今度こそ”の代わりに”もういいや”と口にするのだ。 【途中で破られている】 (-99) 2021/07/08(Thu) 22:00:07 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 新人クルー ゲイザー手紙をあなたが見た2日後、廊下の向こうから歩いてくる少年の姿が見えるかもしれない。 まだ、あなたの姿には気付いていないようだ。 (-109) 2021/07/08(Thu) 23:53:29 |
【人】 新人クルー ゲイザー5日目。少し腫れた目で少女はパイの仕込みを済ませる。 パイが焼きあがるのを座って待ちながら、少女は不穏な電話の事を思い出していた。 ”実行犯”を名乗る者からの連絡、それはエンヴィーというらしい。 その人物によると、どうやら失踪した人物は仮面を被った従業員の中に紛れているらしい。 それを聞いてふと思い出した、いつかの透明人間のこと。 あの時はまだ何も知らなくて、船の中で失踪するなんてことは有り得ないと思っていた。 「…木を隠すなら森…。人を隠すなら人の中…」 仮面をつけた人間は皆透明人間だった。そこに居るのに見えない、見つからない。でもそこに居るなら。…きっと見つけられる。 ゲイザーなら わたしなら チン、と言う音で現実に引き戻された。パイが焼けた合図だ。 彼女は立ち上がってオーブンを開けて皿に飾り立てればいつもの場所に出来立てのパイをだしてからカードを添えた。 日課を終えた少女はバンダナとエプロンを外してレストランから出れば、そこから続く続く長い廊下を歩き始める。 透明にされた大切な人たちを、見つける為に。 (54) 2021/07/08(Thu) 23:56:51 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ7日目。 未だに客船にて人探しをしていた少女は向かいから歩いていくる貴方の姿を見つけると、足を一瞬止めた。 そのまま慌てた様子で近くの従業員や客人を押しのけると、貴方の元に駆け寄った。 「ナフ様!」 (-115) 2021/07/09(Fri) 0:20:21 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー「……!ゲイザー」 やっと会えた、と言うように 少年は駆け寄ってくるあなたの姿を見て微笑んだ。 随分、久しぶりに会ったような気さえする。 以前に見たよりも、顔色は悪く 少しやつれているようにも見えるだろうか。それでも、あなたにかける声は 前と変わりなく穏やかなものだ。 (-117) 2021/07/09(Fri) 0:36:57 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ穏やかに微笑む少年は、あの時と変わらない。あの日のままだ。 安堵感からかじわりと滲んだ涙を慌てて拭う。 「よかった、本当によかった…。手紙、見ました。 私、ナフ様に言いたい事がたくさんあって…」 そこで不意に言葉が切れた。 そこにあるはずの物はなく、あるはずのない物を目にしたから。 少年が不思議そうに首を傾げれば、それに合わせてダラリと伸びた袖が力なく揺れた。 「………………ナフ様? 腕……と…背中の、……ものは?」 (-118) 2021/07/09(Fri) 1:51:57 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザーあなたが近くに来てくれたことが嬉しくて。 少年も、安堵で頬が緩む。 「おれも、ゲイザーに言いたいことが…たくさんあった。 パイの感想も、直接話したくて―――」 ゲイザーの様子に、ふわりと首を傾ける。 袖から伸びていた、細い手首が見えない。 問いを耳にすると、少しだけ翳った表情を見せる。 「…これは……"お客様"が望んだもの、だ。 一番人気の演目らしい」 踊り手であった彼が演じたのは、"天使"だった。 だから、羽は生えていて当然でしょう? (-120) 2021/07/09(Fri) 2:26:42 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ「……おきゃく、さま。」 それだけで全てを理解した。 消えてしまったあのあと、彼が何をさせられていたのか。 さぁっと全身の血の気が引いて喉が渇いていく。 残酷な演目は無惨にも少年の身体を壊して歪な天使へと昇華させてしまったのか。 目の前が暗くなって焦点が合わなくなるのを感じる。 少女はふらふらとした足取りで貴方に近寄ると、貴方の肩に顔を埋めた。 「ごめ…ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 また、…また助けられなかった…!ナフ様が辛い時、私はいつも何もできない! なんでナフ様ばっかり、ナフ様が何をしたの、ひどい、非道い…!」 少女の口から後悔と懺悔がただ溢れていく。私はいつも終わったあとに後悔してただ泣き喚いている。 こんな事で彼が奪われたものは返ってこないというのに。 (-121) 2021/07/09(Fri) 2:53:39 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー「ゲイザー…ゲイザーは、悪くない。 おかしいのはこの船だ」 運悪く選ばれて、運良く逃げられて、不運に見舞われてまた呼ばれてしまった。 たとえどれだけ非道な行いであったとしても、客がチップを賭けてそれを望めば、実現してしまう。 少年は、これまでの生涯で大事にしてきたものを奪われてしまった。 生きている意味も、分からなかったほど。少年の心にも深い瑕を残している。 きっと少女にはどうすることも出来なかった。 今はそれが、目の前のあなたでなくてよかったと思う。 あなたが酷い目に遭わなくてよかった。 「ゲイザー。おれは、今…あんたが、そう言ってくれることが嬉しい。 おれは…大丈夫だから」 肩にうずまるあなたを、慰められないことがもどかしい。 他人を抱き締めるための腕は、もうないのだ。 「楽しい話をしよう、ゲイザー。せっかく、また会えたんだから。 話したかったことを、沢山」 (-126) 2021/07/09(Fri) 8:07:28 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 暗殺者 ナフ「……でも…私…いつも…いつも見てるだけ… 何もしてあげられない…。」 涙を溢す少女に天使が穏やかに語りかける。 この狂った客船で何もかもを奪われて、それでも尚、穏やかに少女を気遣いあやす少年は確かに天使と遜色がないだろう。 涙でぐちゃぐちゃになった顔をあげる 腕で荒っぽく涙を拭えば赤くなった鼻を鳴らしてから 少しばかり腫れた目を細めて微笑んだ。 「…その前に手紙のお返事をさせてください。 『私でよければ、いくらでも話をしましょう。 美味しいパイと紅茶を用意して、飽きるまで。』 …沢山、お話ししましょう。ナフ様がいない間もパイを焼いてたんですよ。」 そう伝えてから行きましょう、と貴方をレストランへ誘導することだろう。 (-166) 2021/07/09(Fri) 19:19:00 |
【独】 観測者 ゲイザー▼日記 ひどい目あうのは決まって私の大切な人たちだ。 もう嫌だ嫌だいやだいやだいやだ なにもみたくない。 かみさま、わたしがなにをしたというのですか。 (-170) 2021/07/09(Fri) 19:30:23 |
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