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【人】 イウダたっだいまっと。 悪い結局夕方っつかもう夜だな。 急いでシャワる――…… [走って汗だくでバスルームに直行しようとして、出迎えてくれた彼女の浴衣姿を見る。 パッと目を引く白い浴衣に泳ぐ、彼女を象徴する紫の蝶。 幸せを招いてくれるモチーフは、まとめ髪にもある。 温泉旅行で買ったものを身に着けてくれているのを見て、目を細めた。] すごく似合ってる。 綺麗だよ。 後で俺も着たら二人で写真撮ろう。 [かつては食事の写真しかなかったカメラフォルダには、今はツーショットも多く並んでいる。] (56) 2021/08/21(Sat) 11:06:05 |
【人】 イウダ[シャワーを浴びて着つけて貰ったら、窓の外はもう夜の帳が落ちていた。 慣れない下駄に素足を突っ込んで、彼女と手を繋いで祭り会場へと。 定番の焼きそばとベビーカステラを買っての帰路、折角だからスーパーボール掬いにチャレンジしてみたくなった。 どれだけ取れても上限は10個らしいが――] よーし、いざ! [ポイを片手に意気込んだ卯田が取れたのは66個だった。] (57) 2021/08/21(Sat) 11:06:21 |
【人】 イウダ[戦利品を片手に、紫亜の手を片手にマンションに戻る。 少し急いで調理しないと花火に間に合わなければ意味がない。 メインは今買ってきた焼きそばがあるから、それと酒を先にベランダの脇に寄せたローテーブルに出して貰い、つまみを作り始めた。 まずは紫亜のリクエスト。 アボカドを二つ割にして中身をくり抜き、種を取ってボウルへ。 刻んだピクルスとスモークサーモン、レモン汁を入れて和える。 それを皮に戻した。 次に推し味噌蔵の商品「クリームチーズの味噌漬け」からクリームチーズを角切りにしてピンを刺す。 残った味噌にはマヨネーズを加えてディップソースにした。 サバの味噌煮缶を汁ごとボウルにあけて細かく潰し、すりおろしたショウガとにんにく、酢、ケチャップ、カレー粉で調味したサバカレーディップと合わせて3種のディップを楽しむ為に、スティック状に切ったきゅうりと大根、にんじん、コリンキー、軽く茹でたアスパラをグラスに入れる。 バゲットも置けば組み合わせだけで様々な味が楽しめる。] (59) 2021/08/21(Sat) 11:07:11 |
【人】 イウダ[ピクルスはディップだけと見せかけて、実は作り置きで根菜ピクルスも用意している。 茹でたレンコンゴボウ人参長芋を、煮沸消毒した瓶に入れたピクルス液に漬けて置いたものだ。 取り出してピンで留めればつまみやすい。 デザートのかき氷は一度食事を終えてからになるだろうか。 単なる氷ではなく牛乳と砂糖を混ぜたミルク氷を凍らせているから、今日はそれを削って上からマスカルポーネと生クリームを混ぜたチーズクリームをかけてココアパウダーを振るティラミス氷にするつもりだ。] お待たせ。 間に合った? あーっ ビール飲みてー! [出来上がった皿と共に、彼女がセッティングしてくれているベランダへと向かった。**] (60) 2021/08/21(Sat) 11:07:30 |
【人】 イウダ[腕をいっぱいに伸ばしてツーショットを撮ることにも慣れた。 いつもと違う格好に鼓動が速いのは此方も同じ。 温泉旅行の時には別の土地だったから気分も最初から開放的だったが、今は自分の生活圏内仕事上がりに着物でいることにどこかそわそわした気持ちになっていた。 スーパーボール10個は一度家に持ち帰ったが、羽出のところの弟妹がもしいるならあげようと思っている。 連絡だけ1本入れておいて、「花火大会おうち席」の準備に取り掛かった。] お〜サンキュー。 じゃあ乾杯! [グラスに注がれたビールは泡とビールの比率も理想的だ。 彼女自身ビールを飲まないのにこんなに綺麗に入れられるということは、これまで多くの酌をする機会があったのだろう。 社会人なんだなと、彼女の「大人」の部分を見つけて感慨深い気持ちになった。 ゴクゴクと喉を鳴らして1杯目を飲み干す。 唇の上に泡が残って、舌で舐めとるのもまた醍醐味だ。] (66) 2021/08/21(Sat) 16:29:12 |
【人】 イウダ思ったよりよく見えるな〜。 この部屋にして良かったかも。 [会場で見ていたら、これ程優雅に楽しめていたかどうか。 大根スティックにつけたサバミソカレーを食べて、我ながら上手くいったと口角を上げた。 花火の光に照らされた彼女の横顔や後れ毛が綺麗で、思わず花火より横を見てしまいそうになる。 食材を取る時にこっそりと盗み見るだなんて、童貞でもあるまいし、バレたら呆れられるかもしれない。**] (67) 2021/08/21(Sat) 16:31:59 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[当たり前のように隣に並ぶ彼を愛おしく思う。 惚けた横顔を盗み見られているなんて気づかずに、視線が合えばはにかんで。] ……ね、キスしたい。 [距離を詰めたら、彼の耳元に囁いて甘えてみせる。*] (-13) 2021/08/21(Sat) 17:48:37 |
【人】 イウダ男前度が上がった? [泡の白髭を指摘されたなら、舐めとる前に顎に指を当ててポーズ。 正直髭は似合わないから実際の髭は伸ばしたことはないのだけれど、お約束というやつだ。 「清涼飲料水」と変わらない缶ビールを数本開けても卯田は酔わないが、紫亜の方はチューハイが程よく回るようだ。 露わになっている白い頸筋がほんのりと赤みを帯びて、着物の白によく映る。 酒のグラスを傾けた後は、二人でそれぞれのおつまみを好き好きに摘まむ。 美味しいと相槌を打つ間もその声を消すように大きな音が腹に響いた。] (70) 2021/08/21(Sat) 20:23:25 |
【人】 イウダじゃあ来年からも同じ時期の休みを希望しなきゃな。 大きな大会に一緒に見に行けないのは残念だけど、この祭りで特等席があるのはありがたい。 [家族が増えて引っ越す時も条件の一つにしてしまいそうな程、ベランダからの景色は最高だ。 人混みもなし、蒸し暑さも扇風機のおかげで和らいで、ゆっくり酒とつまみを食べながら遮るものなく花火を鑑賞できる。 今年は二人だけど――] この部屋からの花火が綺麗ってハネムーン中のあいつに送ったら、 来年は夫婦でこっちに来るって言いだしたりしてな。 [その時には花火ではしゃぐ少年時代に戻ったような二人が見られるかもしれない。] (71) 2021/08/21(Sat) 20:23:40 |
【秘】 イウダ → オルテイシアなに。もう酔った? [耳元の囁きは酒精の香り。 クスクスと笑って、顔を傾けた。 手を彼女の手に重ねて、開いた指で甲をなぞる。] ん、 [ちゅ、というリップ音は花火の音で消えた。] (-14) 2021/08/21(Sat) 20:24:03 |
【秘】 イウダ → オルテイシア……こうして聞くと結構デカい音だな。 [この声も、連続で上がる滝のような花火の爆ぜる音で聞こえたかどうか。 何度か尖らせた唇を彼女のそれの上で跳ねさせて、数度に一度ぺろりと表面を舐める。] 花火の色が紫亜の眼に映っててすげー綺麗。 空見るよりこっちのが良いかも。 ――なんてな。 [じーっと見つめたままゆっくりと唇を重ねて、甘く下唇を食んだ。*] (-15) 2021/08/21(Sat) 20:24:26 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[問いかける声に、すり…と肩口に頬を寄せる。] ン、…… ……ちょっと、酔ったかも。 [重ねた手。 甲をなぞられれば、擽ったさにぴくりと反応を示す。 触れ合うだけのキスは、彼が口にしていたビールの苦味。] (-16) 2021/08/21(Sat) 21:05:19 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[続けざまに上がる花火は、徐々にクライマックスに向かって演出されているようで切れ目がない。] ……ぁ、……んぅ…… [鼓膜を響かせる爆音に紛れて吐息を漏らして、吹き込まれる声に薄っすらと頬を染める。 キスの心地よさと回り始めたアルコールで頭がぼうっとした。 じっと瞳の奥を覗かれて、恥ずかしさに目を伏せる。] ……そんなに、見ないで……、 [とくとくと脈打つ心臓は、今にも飛び跳ねそうで。 きゅうと浴衣の襟元を抑え込んだ。*] (-17) 2021/08/21(Sat) 21:06:48 |
【人】 イウダ[「おうち席」の良いところは、こんな風に花火を見ながらも気兼ねなく会話できるところにあるだろう。 義兄夫婦だけではなく同僚カップルも呼びたいところではあるが、自分が休みを取るという事は彼らは出勤という事なのできっと実現しなくて、それは少々寂しいなと思ってしまった。 人の気配のない家庭で育ったからなのか、自分はどうにも随分寂しがりらしい。 空は花火の影響で煙の雲が漂っている。 最初は間隔が開いていた花火も連続で上がるようになっている。 こうしてゆっくり花火を見ることがあまりないから知らなかったが、最近の花火はハート型もあるらしい。 その後にメッセージ花火も打ちあがって、夜空でプロポーズか……とどこかの男の想いが実ることを祈った。**] (74) 2021/08/21(Sat) 21:29:40 |
【秘】 イウダ → オルテイシア何で。 しばらくすれ違いで顔もしっかり見られてなかったからな。 堪能させてくれよ。 [半身を外に出した状態だが、外がこれだけ花火の音で盛り上がっていると、ひそやかにあがった紫亜の声は隣の部屋にも届かないだろう。] 酔ってほっぺた赤くなってんの美味そう。 [かぷ、と唇で頬を摘まみ] 目ぇ伏せてたら、睫毛も食いたくなるなー [瞼にそっとくちづけて] (-18) 2021/08/21(Sat) 21:30:01 |
【秘】 イウダ → オルテイシアなー、膝乗るか? そろそろラストだし、くっついて見よう? [浴衣の胸元を抑える手を摩って誘った。 上に乗ったら尻に当たるのでは? ――むしろ当ててやろう、とすら内心で。*] (-19) 2021/08/21(Sat) 21:31:12 |
【秘】 オルテイシア → イウダう……、それは、そうなんですけど。 ……見られるの、慣れなくて……。 [すれ違いの日々が寂しかったのはどちらも同じ。 こうしてゆっくり時間が取れるのは久しぶりのこと。 見られるのは恥ずかしいけれど、擦り寄って彼に甘えたい気分なのは確かで。] ンッ、……ふふっ、やだ、 食べられちゃう…… [頬に、瞼に。 落とされる唇にくすくすと笑いながら身を捩る。] (-21) 2021/08/21(Sat) 21:57:19 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[手に手を重ねられて、誘われて。] ……うん、そうする。 [腰を上げて、彼の膝の上に横を向くようにして腰を下ろした。間近になった距離、打ち上がる花火よりも彼の瞳に浮かぶ色の方に気を取られて。 酔った勢いに任せて、首筋に両腕を回して、こつりと額をぶつける。*] (-22) 2021/08/21(Sat) 21:57:55 |
【秘】 イウダ → オルテイシア隅から隅までもう見たことあんのに。 まー、慣れて何とも思わなくなるより良いか。 [興味は既に花火よりも彼女の方に移りつつある。 身を捩る彼女を追いかけて、鼻先を触れ合わせたり、耳元でちゅっと音を立ててみたり。 うさぎから狼に変わるのも時間の問題だ。 抱き上げた時には既に、浴衣の下では兆しが現れていた。] (-23) 2021/08/21(Sat) 22:22:31 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[酔ってるな、と思う。 彼女の言葉遣いから敬語がなくなって、より甘えた口調になっているし、花火を見るのに横向きに座っている。] ……それじゃ花火見えなくないか? [クスクスと笑いながら、額をつけたまま、瞳を合わせる。 互いの瞳に互いが映る。 花火の入る隙間は無い。] 紫亜、 [呼んでくちづけた。 軽く触れて予告し、次に触れた時には深く。 咥内で混ざり合う酒精を苦く感じたのは束の間、いつの間にかくちゃくちゃと音が鳴るキスの味を冷静に分析できなくなっていた。*] (-24) 2021/08/21(Sat) 22:22:52 |
【秘】 オルテイシア → イウダそれとこれとは別なんです。 ……ふふっ、やぁだ、くすぐったい…… [逃れても追いかけてくる彼を、本気で嫌がることはない。 じゃれ合うだけの仕草の中に、微かに擽ったさとは違うものが紛れ込む。 臀部に触れる感触に、ンッ、と声を漏らして。 彼が兆していることを知れば、見つめる瞳に熱が浮かぶ。] (-25) 2021/08/21(Sat) 22:47:35 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[花火も見たいけれど、視線は彼から離れずに。 首筋に回した指先が、彼の髪を緩く撫ぜる。] ……花火より、 もといさんと、ちゅーしたい……、 [囁く唇はもう少しで触れ合いそうな程近く。 名前を呼ぶ声には甘ったるさが滲む。 先程も求めたキスをもう一度望んで。 名前を呼ばれて瞼を下ろした。 薄く唇を開けば、待っていたかのようにぬるりと舌先が侵入してきて、深くなっていくキスに溺れていく。] ……ン、……む、…… ッぁ、……ふぅ…… [一際大きな大輪の花火が打ち上がれば、重なった二つの影を照らし出す。*] (-26) 2021/08/21(Sat) 22:48:20 |
【秘】 イウダ → オルテイシアったく、可愛いことを…… [その先はもうキスで紡げなかった。 少し舌足らずにも聞こえる声に堪らずぐっと抱き寄せる。 自分で招いたのに、彼女のなだらかな尻が自身を擦るように動いたら、「んん」とくぐもった呻きを漏らした。] はぁ……紫亜、 好きだ…… [息継ぎの合間に告白する。 背に回した手は肩甲骨の間をなぞる。 こんなに布地を引っ張れば、衣紋が抜けすぎてしまうだろうが……この後はもう出かける予定がないから良いだろうと開き直った。 それに、触るのは背中だけでは満足できない。] (-27) 2021/08/21(Sat) 23:04:09 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[着物は胸を潰して着るという。 折角育てたのにもったいない、と発掘するように掌で揉み上げた。 どおん、と鳴る花火の音。 いつそれが止むかわからない。 そしてその静けさが訪れた状態で彼女が嬌声を上げるなんてことは避けたい。] よっ……と、 [室内側に身体を倒し、折りたたんだ脚て行儀悪くベランダの窓を閉めた。 カーテンは閉められなかったが、この高さだ、見られる心配はないだろう。 寝転んだ自分の上に跨る彼女。その後ろで咲く大輪の花火。 これぞ「絶景かな」というものだろう。 彼女の下にある熱源にどんどん血液が集まってくる。 はあ、と熱い吐息を零して彼女の手を取り、顔の距離が離れてキスができない分、舌を指先に絡めた。*] (-28) 2021/08/21(Sat) 23:04:55 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[キスの合間に抱き竦める腕の力が強くなって、くぐもった声を漏らす。 薄っすらと瞳を開いたら、切なげな彼の顔が見えてきゅう、と胸が締め付けられた。] ぁ、ン……ぅッ、…… ンッ……、 は、ぁッ…… [唇を塞がれて、呼吸も紡げなくなって。 息継ぎの隙間が出来たら、は、は、と胸を喘がせる。 背中に指先が這えば、ぴくんっと背を撓らせて喉を反らせた。] (-29) 2021/08/21(Sat) 23:36:28 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[乱れる度に浴衣が着崩れて襟元が乱れていく。 掌全体で胸を揉みしだかれて、ぁんっ、と嬌声が漏れた。 まだ屋外だという意識はあるのに、酔いのせいかいつもより声が跳ねる。 羞恥に肌を染め上げたら、彼に抱き上げられて室内に場所を移されることに安堵した。 寝転んだ彼の上に乗せられて、見下ろせば見上げる彼と視線がぶつかる。 下肢にはずっと彼の熱が当たっていて、昂りを伝える。 その熱を埋め込まれる期待に、下腹部が切なく疼いだ。] ……ンッ、……んんぅッ…… [熱を煽るように彼の腰の上で、腰を揺らめかせる。 指先に舌を這わされれば、身体の末端への愛撫に、薄く唇を噛んで漏れそうに声を堪えた。] ぁ、……ゆびっ、…… つよく、してっ…… (-30) 2021/08/21(Sat) 23:40:29 |
【秘】 イウダ → オルテイシア指も感じる? 全身えっちな身体だなー…… 腰揺れてる。 [窓を閉めてもまだ花火の音は聞こえる。 多少紫亜が声量を我慢出来なくても、窓際でも、この分なら近所に知れ渡る心配はなさそうだ。 綺麗な爪に傷がつかないように、舐めるのは指腹から間接、水かきまで。 指先を舌で強く押し回しながら、紫亜の表情を見上げた。] 残念なことに、浴衣にはポケットがないから…… つまりここにゴムがない。 触りっこで我慢するしかないかな。 (-32) 2021/08/21(Sat) 23:53:54 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[浴衣は普段履いているスラックスよりも勃起時に締め付けられなくて呼吸ができる気がする。 すっかり勃ちあがったものを、紫亜の太腿に擦りつけるようにして、ふうふうと荒く息を吐いた。] 浴衣は自宅で洗えるやつを買ったし、このまま下から紫亜の胎を突き上げてイカせたかったけど…… そのまま上までずれて貰って、口でしようか? [目を細めて欲情が灯り始めた彼女の瞳を覗く。 キラキラと輝いて見えるのは酔いと欲情で潤んでいるからだろうか。 はいりたくてうずうずする怒張は、下着越しに彼女の秘裂にめり込んだ。*] (-33) 2021/08/21(Sat) 23:54:13 |
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