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【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠「”右”君、僕だよ。 ねえ今どんな感じ? そこ、見張りとかいる? ……体力があったら踊るといいよ、”印付き”は……えっちな気分になっちゃうかもしれないから」 (-9) 2021/07/24(Sat) 21:57:45 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠「ああそうか、やっぱりいるんだね”崇拝派”が。 まあせいぜいお得意の、大好きな踊りを踊ってなよ。 僕が言ってたのはそういうことさ、印付きになったら踊る以外助かる方法はないからね。 あーあ、逆ならよかったのに」 (-12) 2021/07/24(Sat) 22:22:49 |
【人】 左方舞 五十鈴弓を弾く音がする。 「……や、ここの、たり、ふるべ、ゆらゆらと、ふるべ……か。 誰か使ったのか。 まだ伝わってたんだ、アレ」 戻ってきたのはシキ。 ……もし、”それ”をする者が他にもいるなら、気をつけなければならない。 自分も戻されてしまうかもしれないから。 (7) 2021/07/24(Sat) 22:29:37 |
【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴「やかましい。お前も」 ばさり、と顔布をかぶる。 「……なんていえばいいかわからんわ。 怪我せんようにな」 そうして、くるくると踊り続ける。 くるくる、くるくると。 (-14) 2021/07/24(Sat) 23:06:04 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠「あーあ、昨日のうちに”子種”貰っておけばよかった。 ……僕は言ったからね、生贄のこと。 僕の悪口なんて言わないでよ?」 くすくす、くすくすと。 (-15) 2021/07/24(Sat) 23:28:55 |
【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴「いわねぇよ」 はぁ、と溜息ついて。 「……性交にゃそんなに興味ねぇが、 乳くらいもんどきゃ良かったな。 あんたいい脚してるし」 ろくでもない発言だ。色々やけになっているらしい。 そういうと、はは、と笑った。 (-16) 2021/07/25(Sun) 1:36:30 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠「足フェチかぁ、キミいい趣味してるね。 この祭りのために作った衣装なんだから、その時は汚さないようにうまーくヤってね、右君?」 しかしどうしたものか、取り込めたと思った舞手が囚われてしまった。 協力者はいるとはいえ……印付き達のいる祠は崇拝派が囲んでいる。 しかも囚われているのは祭りを知らない余所者ばかり。 ……分が悪い。 (-18) 2021/07/25(Sun) 2:41:31 |
【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴「舞子ってなそんなもんじゃないかい。 肢体、肉体美、そういったものに魅せられる。 ……お前の踊りも見てみたいもんだが」 疲れたように笑う。 「お前、今回はあきらめて逃げたらどうだい」 (-22) 2021/07/25(Sun) 4:38:32 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「……ッ…」 あなたの声が聞こえれば 青年は目を見開き、顔を強張らせる。 「五十鈴……相変わらずだな……」 その口調に、当初の物腰柔らかさは無い。 「……"君じゃない"と言ったら傷付くか?」 されど、青年の物言いは棘を持ったままに。 (-39) 2021/07/25(Sun) 21:11:57 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「うん、傷つくなぁ〜〜〜??」 わざとらしい節回し。 「……シキ、軟膏あげようか? どーせ、お尻痛いでしょ??」 にやにや、にやにや。 (-40) 2021/07/25(Sun) 21:16:55 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「っ……ふざけるなよ……」 吐き出す言葉の重みは、あなたを突き放すようで しかし必要以上の毒を持たすぬようにと どこか抑え気のある、複雑なものだった。 「……君だって、いつか"そうなる"んだ。 望んでるんだろ、君は"それ"を あの暗い処にいる化け物たちの……」 あなたの笑みに青年は小さく呟いた。 (-43) 2021/07/25(Sun) 21:25:29 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「うん、そう。 ……僕は、 神狼をブッ殺す。 神狼を殺して、僕が新しい神になる。 生贄のいらない島を作る。 でももし僕が失敗した時のために…… 血を繋ぎたいから、僕を孕ませてくれるか僕の子を孕んでくれる人は探してるよ」 落ち着いた声色で、大真面目であることが伝わるだろうか。 (-44) 2021/07/25(Sun) 21:37:15 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「そん、な……っ……」 "そんなことなど在り得ない"と。 そう呟こうと震えた己の唇は 刹那、己の内を満たす昏い海の底へと堕ち往く。 その声の色は、青年があなたの佇まいに感じていた "狂えるもの"とは違う、確固たる意志を垣間見る。 「子々孫々、この村が消えてなくなるまで……」 まるで、あなたの弁に注釈するかのようなそれ。 無意識に転び出たそれを噤めば、別の言葉を。 「……この島から出られるかは分からない。 ましてや、この"印"がある間は……」 諦め深い念が、その言葉を彩っていた。 (-47) 2021/07/25(Sun) 22:18:48 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「だからそれごと壊そうっていうんじゃないか。 ”シキ”なら僕が”どういう立場”か解るでしょ? 僕は崇拝派じゃない。 ……ふふっ、僕は本気だよ」 (-54) 2021/07/25(Sun) 23:37:38 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――ああ。 俺もこんな島はうんざりだ。 俺はただ『先生』の言い付けでここにだけだ。 あの穴倉の中は、君が考えている以上に狂っている。 この島も、ここに居るヤツらも、何もかも。 俺だって、こんな島……」 そうして遂に、青年はそれを口にする。 あなたの内に渦巻く執念と狂気を その目で、耳で具に感じる為に―― 「……そして君は、何が言いたい。」 「君は、俺に何かして欲しいのか?」 (-56) 2021/07/25(Sun) 23:51:32 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「そう、シキは島ソトのもんだ。 こんな祭りに巻き込まれなくたっていいんだよ。 でもなんでまた『先生』はシキをこんな所にやったんだろうねぇ? 口減らし? しつけにしては物騒だよね。 ……僕がシキに願うのはね、僕が選ばれるように祈って欲しい。 それと、もし今回失敗した時のために子種が欲しい、孕ませて欲しいってことかな。 僕のママがそうしたように、この血を伝えていって……いつか必ず、神狼を殺す。 シキは余所者なんだから、祭りが終わったら帰ればいいよ」 (-60) 2021/07/26(Mon) 0:24:42 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――ック、フ、ふふ……」 青年は、嗤う。 「……最初から言われてたことだったけどね。 正直、本気にする方がどうかと思ってたんだよ。 でも、俺があの"穴倉"で味わったものと比べれば 君の"それ"の方が、寧ろ現実味があるくらいだ」 そうして、嗤う。 「俺は、この島が憎くてたまらない。 この島も、この島の掟も全て最悪だ。 今すぐ逃げ出してやりたいくらいだ。 ここを出たら、俺をこんなとこにやった『先生』に この恨みつらみを全てブチ撒けてやるよ。 ……でも、それはまだできない。 俺を"自由"にしてくれた人が言っていた。 だから、俺は島でできることを探さなきゃならない」 幾度も、幾度も、嗤う。 「――それで、改めて思ったんだが。 この俺は、いまの君にとって "必要なもの"を全て持ってると思わないか? ああそうさ、 "お誂え" ってやつじゃないか。俺みたいな、この島に恨みたっぷりな男ってのはな 」 (-65) 2021/07/26(Mon) 1:33:56 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「なぁんだ、よっぽど酷い目にあったんだねえ。 すっかり島に染まってるじゃない。 んー、そうだね、できれば僕、シキとは”仲良く”したいなぁ。 恨む なら、その分僕を愛して みない?」 (-71) 2021/07/26(Mon) 21:44:16 |
【人】 左方舞 五十鈴五十鈴はじいっと、その時を待っている。 上の、そのまた上の、更に上の、もう辿れないくらい上の代から、この時を待っていた。 この時のために、この家系は血を伝えていた。 執念だ。 「……僕とあいつ、最後に立ってるのはどっちだろうね? でも、その前に……あいつと勝負もしなきゃ」 (16) 2021/07/26(Mon) 21:48:15 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――あぁ、本当に酷かったよ。 昨日のことだってのに、本当に最悪過ぎて、 あそこにいた時の記憶が曖昧になってる くらいだ」青年の視点は、何処とも知らぬ処を見つめて。 「 ……仲良く、ね 」自らの投げかけた言葉に対する返事に わざとらしく、思わせ振りなものを紡ぎ。 (-75) 2021/07/27(Tue) 17:06:34 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「そう、 仲良く 、ね。……僕は神狼を殺して、島に本物の神を作ることを願う一族さ。 今年こそ、本当に生贄が出る。 神狼が降りてくる。 ……その時を見計らって神狼を殺して心臓を食べて、僕がこの島の神になる。 生贄がいらない、本物の善神になる。 ……でもさ、もしも失敗したら、その時は僕と結婚して欲しいな。 男女両方の機能があるけどさ、生まれた時は女だよ。 この血を絶やすわけにいかない。 一緒にさ、この島を……神狼と崇拝派と悪趣味な祭りを呪ってさ、楽しく生きようよ」 (-76) 2021/07/27(Tue) 17:27:01 |
【独】 左方舞 五十鈴「ねえサクヤ、ねえサクヤってば」 床に伏したサクヤは、見るも無残に犯し尽くされ白濁にまみれていた。 優しく優しく、いたわるように抱きしめて、さらしで体を拭う。 「……ねえサクヤ、僕を見て。 僕だけを見て、今だけでいいから。 僕、サクヤのこと大好きだよ。 ずっとサクヤのことが好きだったんだ……だから、ソトで手術を受けてきたんだよ。 サクヤと、ずっと一緒にいられるための手術。 ……ね、サクヤ。 僕のお嫁さんになってよ……」 ぼんやり、どこを見ているのかわからない瞳と一瞬目が合う。 優しく瞼にキスを落とし、唇に軽く触れる。 ……本物の恋人のように。 (-77) 2021/07/27(Tue) 17:36:15 |
【独】 左方舞 五十鈴「ね、サクヤ……大好きだよ……」 まるで積年の想いを本当に告げているように、サクヤに語りかける。 もちろんそれは、サクヤを孕ませるため。 サクヤを孕ませて、この血を繋ぐため。 もし、今回髪狼殺しに失敗しても。 いつか、いつの日か、子孫が……必ず髪狼を殺すから。 「……サクヤ、僕がきれいにしてあげる。 汚いもの全部掻き出してあげるから、ちょっとだけ我慢して。 サクヤ……大好きだよ、サクヤ……」 祭りの終わりまで、五十鈴はサクヤを犯し続けるだろう。 (-79) 2021/07/27(Tue) 17:43:22 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――ハ、ッハ、クハ……っ」 何もかもが、可笑しい。 ここに自分がいるという現実すら。 「俺は『先生』に、夢でも見させられてるのか? この最悪の島も、最悪な大人たちも 君が男で女で、神を食い殺そうってのも 何もかも嘘みたいだが、本当のことなんだな」 嗚呼、それとも。 いま己が感じていること全てが"幻"だとするなら むしろ、いっそのこと"人"としての皮など 今この場で捨てて、夢のままに狂うべきなのか。 「――ああ。 いいよ、五十鈴。 お前がしくじったら、お前は俺の子を孕め。 この島の神を食い殺すための 忌み子 を宿してくれ。俺が感じたこの島の 憎悪 を、お前の子に宿させてくれ。そうして、この島を乗っ取るんだ――お前と俺とで」 (-80) 2021/07/27(Tue) 17:53:46 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「……っふ、あははははは!!! いいねえいい顔だねえシキ! そう来なきゃね。 僕はずっと本気だよ、そのために踊りも覚えたし、そのためにママからこの血を継いでる。 ……だからさ、もし失敗した時はさ、一緒にうーんと恨もう? この島も、祭りも、髪狼も全部恨んでさ。 この島の全てを恨む 忌み子 を産んでさ……この島を、乗っ取ろうね 」五十鈴は嬉しそうに、心底安心したように微笑んだ。 あとは……待つのみ。 今夜が、勝負だ。 (-86) 2021/07/27(Tue) 19:35:38 |
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