人狼物語 三日月国


111 【身内村】あの日の、向こう側【R18】

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【墓】 木峰 海斗

[ 自室の戻って、ベッドの布団を捲れば、
  一応、大きめのバスタオルを布団の上に敷いておく。

  自分もベッドの上に座れば、
  思考を巡らせていた。

  いつ、つけられたのか。
  一つ、思い出して、心当たりがあるなら、
  部室であったこと。夢かと思っていたけれど。

  あれが、誰かによるものなのかもしれない。
  部員の誰か? だが、こんなことをするような人物
  思い浮かばずに、首を傾げるだけだった。

  あとは、一人だけ
  妙に、前にキスマークのことを
  割としつこく聞いてきた友人がいたことを、
  思い出したけれど、思い当るとしたらそれくらい。

  もう、考えても答えは出そうになくて。]
(+3) 2021/12/04(Sat) 12:10:13

【墓】 木峰 海斗

 
 
   あーーー、
くそッ、

   アイツだったら、絶対許さねー


[ 次会った時でも、それとなく聞くと決めて、
  イライラと、頭を掻けば、ぼすっと音を立てて、
  そのまま背中をベッドに預けた。

  見慣れた天井を見上げて、深く溜息を吐く。]
(+4) 2021/12/04(Sat) 12:10:14

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

[ 夏生あにきの反応からして、
  怒っている感じは、なかった。

  だが、困ったような顔の意味は、掴みかねて。

  これが原因で、
  折角、縮まった距離が開いてしまったら
  嫌われてしまったら、どうしようという不安。

  手放してやる良い切っ掛けだなんて、
  そんな考えは微塵も浮かんでこなくて。

  ただ、重なった想いが、ずれてしまうことの方が
  ずっとずっと、怖くて――…]
(-2) 2021/12/04(Sat) 12:10:17

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
 
    ………… 手放したくねー


[ 好きで、好きで、堪らなくて。
  駄々を捏ねる子どものように、欲してしまう。

  そう、ずっと昔から。
  俺の心は、兄貴に執着して、固執して、
  掴んで放しはしない。そう。

  兄貴は、
俺のもの
なのだから、と――]
(-3) 2021/12/04(Sat) 12:10:19

【墓】 木峰 海斗

[ 聞こえたノック音に、飛んでいた意識が覚醒する。

  身体を起こして、とんとん、と軽い足音を立てて、
  珍しく扉を開けて、出迎えたのは、
  多分、さっきのことを気にしているせい。

  開いた先で、いつも通りの笑顔が待っていれば、
  思わず、吹き出すように笑って]
 
 
   ははっ、って、……
ッ、!!



[ 頬に触れた指先の冷たさに、びくりと肩を震わせた。
  まだ、熱い季節だから、空調が聞いている部屋でも
  この冷たさは、心地よいもだけど、
  いきなり触れられれば、さすがに驚く。]
(+5) 2021/12/04(Sat) 12:10:21

【墓】 木峰 海斗

 
 
   んだよ、頭冷やさないといけないくらい
   実は、怒ってんのかよ?


[ 頬に触れる手に、手を重ねて、
  その手に頬を摺り寄せるように、首を傾いで、
  笑う瞳を覗き込めば、俺も、いつもの笑みを浮かべて、
  そのまま背に腕を回す。]
(+6) 2021/12/04(Sat) 12:10:23

【墓】 木峰 海斗

 
 
   もう、こんなことさせねーから
   

[ 相手が、女だろうと、男だろうと、
  俺は、この腕の中にいることを願う。

  それが、俺の
幸せ
だから――

  恥ずかしい、けど。
  今は、それを忘れて、甘えるように抱きしめた。*]
(+7) 2021/12/04(Sat) 12:10:25

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ ぼそりと謝罪の言葉が鼓膜を揺らす。
ほんの少し眉を上げて、穏やかな口調で。 ]


  お前が謝ることじゃねーだろ。
  心当たりがないなら、尚更。


[そう、返した。 ]
 
(-4) 2021/12/04(Sat) 17:45:16

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 実際に、別のやつとそういうことをしたのだと
彼の口から聞いていたら。

もしそうだとしても、きっと声を荒げて
怒ったりはしなかっただろう。

優しさじゃない。
臆病なだけ。
真実を知って、夢が覚めて、

腕の中の温もりが消えてしまうことが、
なによりも恐ろしいだけ。
 ]
 
(-5) 2021/12/04(Sat) 17:46:49

【墓】 木峰 海斗

 
 
   あっそ、なら良いけどよ


[ 怒ってない、と聞けば
  それを信じよう。

  微睡むように頬を寄せて、
  冷たい手のひらに、熱を奪われているのに、
  逆に、鼓動は早く、身体は熱くなっていく。

  零れた呟きに、口の端を緩く上げて]
 
 
   それこそ、兄貴が謝ることじゃねーだろ


[ くすり、と吐息だけの笑みを漏らした。]
(+12) 2021/12/04(Sat) 18:45:44

【墓】 木峰 海斗

 
 
   っ、お、ちょ……ったく、


[ 背中にかかる力で、持ち上げられる予感に、
  慌てた声をあげながらも、しょーがねぇなと、
  大人しく運ばれてやる。


  あんまり、こう軽々と持ち運ばれるのは、  
  そこそこ癪に障るのだけど、惚れた弱み、  
  仏頂面をする程度で、我慢してやる。    


  降ろされた先は、先ほどまで寝転んでいたベッド。
  床に膝をついた兄貴の瞳を覗き込んで、
  絡む視線が楽しげに細められると、
  首筋に唇が寄せられて、ぴり、と微かに痛みが走る。

  所有印をつけられる音に、ぁ、と小さな声をあげて、
  それでも、今はそれを拒むことはしない。]
(+13) 2021/12/04(Sat) 18:45:47

【墓】 木峰 海斗

 
 
   
あ"?
 そんなん
   一応、話くらいは聞いてやるけど
 
 
[ 不機嫌を隠さない声をあげて。
  それでも、多少殊勝な態度で、そこまで言うが、
  今までと違って、兄貴は正真正銘、俺のものだ。

  想像するだけで、イラっとする。
  兄貴というよりは、付けた相手に。]
(+14) 2021/12/04(Sat) 18:45:49

【墓】 木峰 海斗

 
 
   合意の上か、どうかにもよる


[ 一言、そう冷静そうに落としてから、
  ふっ、と口元を歪めれば、]
(+15) 2021/12/04(Sat) 18:45:51

【墓】 木峰 海斗

 

   でも、兄貴が誰のものなのか、
   きっちり、分からせる―― かもな?
 
 
[ 逸らされない視線を交じり合わせて、
  瞳に狂暴な色で迫れば、そのまま唇に、
  噛みつくようにキスをした。

 
みついて、
を残して、
みつけて、
  俺のものであることを、分からせてやる。]
 
 
   ん、……っ、だから、
   夏生がつけたいっていうなら、
   今日は、特別に許してやっても――いいぜ?


[ あくまで、少し上から目線なのは、
  こんなことをいうのが、恥ずかしいからで、
  照れ隠しなのは、お見通しだろうけど。

  にやり、と生意気な笑みを浮かべて、
  捨てられなかった煩悩、あんだろ?と
  挑発するように、誘うように、口の端を舐めて、]
(+16) 2021/12/04(Sat) 18:45:53

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
 
   ――
いよ


[ 抱けよ。 と、いつかのように、        
  甘く掠れた声で誘った。**]         
(-6) 2021/12/04(Sat) 18:46:04

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


ついつい抱き上げてしまうのは、
細胞に刻まれた習性かもしれない。
今より差があった、俺より小さな身体を
抱き上げるのは、兄である自分の、

誇らしい特権だったから。



[ 軽いだとか細いだとか口にしたり、今みたいに
抱き上げたりすれば、もれなく海斗の表情は
不機嫌さを隠しもしないで曇ってしまうことを
俺はちゃんとわかってて。

それでもやっちまうんだよな、
これがほんとの惚れた弱み、ってやつかな。 ]
 
(-7) 2021/12/04(Sat) 23:38:02

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



  ……っ、は、なら、そんときはそーして。
  持ち物に名前、書くみたいに
  嬲って、刻んで、印を押して
  身体も、心にもさ。


[ 顎を上げて、ちょっと首を傾げ、頚動脈まで晒した。
お前にされるなら本望だから。 ]
 
(-8) 2021/12/04(Sat) 23:42:19

【墓】 木峰 海斗

[ 痛みを与えても、
  逆に喜んでしまうのだから、
  本当に、この恋人という奴は、仕方がない。

  二片、並んだ赤い花弁を晒しながら、
  その反応に満足そうに笑う俺も、どうしようもない。

  容易く、離れることなんてできない。
  愛しくて、もっと、
みつけたい――
]
(+21) 2021/12/05(Sun) 12:26:53

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
 
    ―― あぁ、そうしてやるさ


[ 当然だろ。と、不敵に嗤って、
  唇から、辿るように、顎から、
  晒された喉元を食んで、
  傷つける一歩手前程度に、歯を立てる。

  でも、ここに噛みつくのは、今じゃないから。


  歯を立てた場所を、ぺろりと舐めれば、
  顔をあげて、代わりに誘う言葉を吐いた。]
(-9) 2021/12/05(Sun) 12:26:56

【墓】 木峰 海斗

[ 従順な従者のような言葉を吐きながら、
  覆い被さって、与えられるのは激しい口づけで。

  甘く漏れる吐息すら、喰らわれて、
  喰らい返すように、呼吸を奪い合う。

  くらくらするのは、上手く呼吸ができないとか
  そういう理由じゃなくて、重なった熱に、
  求められているということに、酔っているから。

  シーツに縫い留められた指を握り返し、
  与えられるままに、受け止め、
  いや、もっと、と求めるように、
  自由な手で、頬を撫でて、男らしい
  骨ばった固い輪郭を指で撫で、耳元を擽り、
  項に手を添えれば、逃さないようというように、
  より深く、唇を重ねて、貪った。]
(+22) 2021/12/05(Sun) 12:26:58

【墓】 木峰 海斗

[ うだるような夏は、過ぎ去り、
  空調だって聞いているというに、熱い。

  だけど、この熱が心地よい。もっと欲しい。

  口内で暴れる舌先に、同じように舌を絡めて、
  吸っては、時折、歯を立てて。

  歯列を丁寧になぞられれ、
  口蓋を擽られれば、反射的に、身体をびくりとさせ
  頭が逃げそうになる。

  だけど、逃れることなんて、出来るはずがなくて。
  欲しい、欲しい、―― 愛しい。と、
  舐り尽くされるのが、心地よい。


  足の間に、受け入れるように兄貴の身体を挟んで、
  触れられる感触に、むずがるように、足を震わせた。

  やられっぱなしというのも、性に合わない。
  重ねた唇を緩やかに笑みに変えれば、
  膝で誘うように、兄貴の腰を擦った。

  濡れた感触を辿る唇が、首筋にまた、
  赤を増やした気配に、]
(+23) 2021/12/05(Sun) 12:27:00

【墓】 木峰 海斗

 
 
   ッ、……首、だけで―― いいのかよ?


[ 違うだろ?と、
  蠱惑的な色が灯った瞳を細めて、煽り。

  するり、と空いた片手で、
  シャツの裾を捲し上げ、自ら肌を晒して、
  何処へでも、つけるといいと、嗤った――

  下は、いつもの部屋着で、
  スウェットなのだから、そちらを脱がすのだって、
  手間は掛からないだろうな**]
(+24) 2021/12/05(Sun) 12:27:02

【墓】 木峰 海斗

[ 夕食時が終わった時間。
  カーテンの向こう側では、家族揃って
  一家団欒だとか、本来なら、まだ健全な時間。

  締め切った部屋の中。
  空調が動く微かな音の中に響く、
  くちゅ、と淫らな水音と、熱く掠れた乱れた吐息が、
  空間を甘く、蕩けさせていく。

  与えられる快感に、耐えるように
  布団を蹴り上げて、ふわりと香った線香に匂いが、
  少しだけ現実を思い寄越させる。

  昨晩、母が気を利かせて焚いておいたものだった。
  そんな覚えがあったせいだけど――

  罪悪感が芽吹く前に、身体の奥底から触れる快感に、
  その記憶は消えていく。
悪い虫も殺せない。
]
(+31) 2021/12/06(Mon) 20:12:27

【墓】 木峰 海斗

[ 今はただ、この愛しい温もりと
  溶け合うことだけ考える。

  膝にあたる熱を持った固い感触に、
  口の端を楽しそうに歪めれば、
  痕をつけていいと、機嫌良さそうに煽ると、
  露になった、日に焼けていない白い肌に
  ひとつ、ふたつ、みっつ。

  全部で、5つの赤い花が
く。]
 
 
   ん、……っ、5こ?


[ 焦らすように、避けられ、
  代わりに太腿に感じる感触に、微かに息をつめて
  5個という数の理由が分からず、首を傾げば、
  簡単に、理由は教えられる。

  何処かの歌手の歌の一節のような言葉。
  あの歌のように胸をときめかせるような、
  そんな状況ではないけれど――
]
(+32) 2021/12/06(Mon) 20:12:29

【墓】 木峰 海斗

 
 
   ば、……んん……ッ、


[ つい、いつもの癖で、悪態を吐こうとして、
  下肢に走る甘い刺激に、口を閉じる。

  それでも、漏れてしまう鼻にかかった声に、
  羞恥心から頬を染めて、それでも
  その甘さを拒みはしない。]
 
 
   ―― ッ、ん、はぁ?
   知るわけ、ねーだ、ろ……


[ にやり、と
  笑い零される言葉に、眉を寄せて、
  続く言葉に、ぱちりと、何度か瞳を瞬かせ、]
(+33) 2021/12/06(Mon) 20:12:31

【墓】 木峰 海斗

 

   
ばっ――ッ!
 ん、ぁ、


[ じわ、と羞恥で、赤を差して
  罵倒の一つでも投げようとするが、
  執拗な責めに、言葉を出そうとすると、
  あられもない喘ぎ声を出してしまいそうで、
  言葉を放つことはできなかった。

  それでも、兄貴が嫉妬している気配に、
  不謹慎にも嬉しくなってしまう。]
(+34) 2021/12/06(Mon) 20:12:34

【墓】 木峰 海斗

[ 快感を逃がすように、
  頭を振って、時折、太腿で兄貴の頭を挟んでは、
  呼吸と同じタイミングで、力が緩む。

  動きを止めて欲しいのか、
  もっと、喉奥を押し込もうというのか、
  びくびく、と震えて、腰が勝手に動いてしまう。

  抑えきれない吐息を、必死に噛み殺しながら、
  熱に蕩けかけた赤く濡れた瞳で、見上げれば、
  くす、と、ふいに笑みを浮かべて]
(+35) 2021/12/06(Mon) 20:12:36

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
 
   良い、……の、かよ?
   こういう、顔―― みせ、て?

 
(-11) 2021/12/06(Mon) 20:13:33

【墓】 木峰 海斗

[ 手を伸ばして、
  くしゃ、と兄貴の髪を撫でた。

  だけど、そんな余裕があったのも、そこまでで
  柔らかな熱くぬめる口の中で、
  舐められて、吸われて、なぞられて。

  喉奥で耐えていた喘ぎ声が、
  声になる前に、熱い吐息として零れては、
  飲み込み、鼻にかかったくぐもった甘い声を漏らす。

  最近、殆ど、触れ合っていなかったせいもあって、
  どくり、どくり、と脈打つ屹立は、
  いとも容易くびくつき、熱い迸りを
  包み込む熱い口腔に解き放っていた。]
(+36) 2021/12/06(Mon) 20:13:36

【墓】 木峰 海斗

 
 
   は、ッ、……はぁ……ッ、


[ しばらくの間、惚けたように天井を見つめて、
  最後の一滴まで、絞られれば、
  それでも、まだ萎えないソレから、
  口を話してもらえれば、視線を下ろして、
  行儀悪く、先ほど触れた兄貴のものを
  足先でふにり、と悪戯すれば、]
 
 
   これも、気持ちよくして……やろーか?


[ 確かな欲望を瞳に乗せて、自分の唇を指してみせて、
  同時に悪戯をしていた足の甲で、
  兄貴の熱いものを、また刺激した。

  口でも、どっちでも、
  好きな方を選ばせてやる、というように、**]
(+37) 2021/12/06(Mon) 20:13:42
 




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