【人】 『人形屋』 サダル「大丈夫です。ありがとうございます。 その。ご丁寧に。」 りんごを受け取って。カゴの中に戻して。 足元におちた林檎もおそらく大丈夫だろう。 籠に戻してはスカートの裾を摘んで、礼儀正しくカーテシーをしてみせる。 そして、彼の姿を記憶に探した。 見たことはあるかもしれない。 けれど、ごくごく薄い記憶。 少なくともこの街に住んではいない様だ。 (258) 2021/12/09(Thu) 13:52:06 |
【人】 『人形屋』 サダル「旅の方。ですか? お祭り。楽しい。良いですね。 それとも。ナニカ。買う。売る?」 この個体。あまり言語機能が発達してないようだ。 栄養は胸にいった 子供の使いくらいならできるが、話す言葉は細切れで。その代わりにこりと笑ってみせる。 「買う人。ない時。 裏街。人形屋。良いです。」 くいと相手の手を取り、軽く引く。 もし売り買いで困ったなら来ると良い、と言う軽い勧誘が伝わるかどうか。** (259) 2021/12/09(Thu) 13:52:40 |
【独】 『人形屋』 サダル/* 店主 ラヴァンドラの男性型 ヘイズの巨根巨乳 使用済み中古品 言葉カタコト笑顔ができる巨乳 ここまでにしよ! 依頼がなければ増やさないどこ! (-74) 2021/12/09(Thu) 13:54:57 |
【人】 『人形屋』 サダル―裏街 「人形屋」― 店主は常に店にいる。 離れる時は本当に稀で。 まるでそれは枷のようで。 けれど店主は気にしない。 店の品を管理して。 店の中を掃除して。 口遊む歌はDonna Donna 気に入りの茶葉でレモンティーを作り。 今日も歩き回るのは別個体ばかり。 今更それに不満もない。 そもそも不満を持ち合わせるほどの人間性があるかどうか。 (275) 2021/12/09(Thu) 14:56:27 |
【人】 『人形屋』 サダル「"Stop complaining!" 」said the farmer "Who told you a calf to be? Why don't you have wings to fly with Like the swallow so proud and free?"」 レモンティーにぽちゃり。角砂糖ひとつ落ちた。* (276) 2021/12/09(Thu) 14:58:40 |
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。 (a61) 2021/12/09(Thu) 15:19:21 |
【人】 『人形屋』 サダル「サダル。みんなの名前。 ホムンクルス。人形。使ったり壊したり。 色々買う。色々売る。 みんなさダル。店長だけ、特別。 色んな形。色んなサダル。ホムンクルス。 店長果物好き。」 行こう。と、再度彼の手を引いた。 彼が止めなければ店の前。 人形屋と看板がある建物の前まで。 ここ、と指で指し示す。* (311) 2021/12/09(Thu) 17:28:10 |
【人】 『人形屋』 サダル―裏街 「人形屋」― レモンティーを口にしてのんびりしていると、帰宅と来客。 「いらっしゃいませ。 …機械人形とは、失礼な。」 ほんの僅かに眉が寄る。 似て非なるもの。非するが似ている物。 機械人形こと自動人形と同一に見られる事は、店主か、それとも錬金術師かのプライドに障るらしい。 違う、と小さく言いながら。 帰ってきた個体から加護を受け取った。 『お客様。うる?かう?』 と、連れてきた個体は呑気に問う。小さくため息をついて、その個体の両手を背中で戒めた。 (317) 2021/12/09(Thu) 18:24:19 |
【人】 『人形屋』 サダル「機械人形は機械人形。無機物です。 我々はホムンクルス。つまり、人工の生命体です。 私はマスターの代わりに店主を勤めております。 サダル・ミロンと申します。 彼女に触れてみてください。 体温を持ち、脈もあるでしょう。」 さ、と個体を指し示す。 個体は穏やかに微笑んでいた。* (318) 2021/12/09(Thu) 18:25:02 |
【人】 『人形屋』 サダル「肉人形は単なる死体の寄せ集め。 我々とは違う。作り方が違います。 肉人形も命令があれば言葉を伝えることはあるでしょうが 我々の様に、自発的に言葉を発したりしません。 ですが…。」 眉を釣り上げつつ。 微かに語気が強いのは、確かに神経を逆撫でされたからだ。 個体は素知らぬ顔をしているが、店長は違う。 しかしふと。 抱いてしまった疑問に言い淀む。 (338) 2021/12/09(Thu) 19:47:40 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「…我々の中でも。 材料にされている彼らは、似た様なものかもしれません。 言葉を発さず。知識も運用できず。 …でも。つくりが、違うはずなのです。」 視線を思わず伏せた。 何故、思わずそうしたのかはわからない。 (-103) 2021/12/09(Thu) 19:48:28 |
【人】 『人形屋』 サダル言い淀んで。しかし視線を元に戻す。 胸を揉んでくる手に手を重ねた。 「あなたは意地悪ですね?」 そしてしごく真面目な顔で断言した。* (339) 2021/12/09(Thu) 19:49:08 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージただ。 不意に唇を重ねられて目を瞠った。 突き飛ばしたりはしない。 拒絶したりもしない。 ただ。なんと言えば良いのだろう。 理解に苦しむ? 納得ができない? そんな、疑問符が頭の中を占めていく。 別に唇を重ねるのは初めてではない。 この個体では未だ肉体関係は無かったが、記憶や知識では他の個体が受けた様々な行為を報っていて。 だから初心と言う訳でもないのに。 (-115) 2021/12/09(Thu) 21:10:57 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ頬がほんのりと染まる。 どうすれば良い? そんな、疑問符に思考が占められた後。 そっと。 目を閉じて。それを受け入れていた。* (-116) 2021/12/09(Thu) 21:11:28 |
【人】 『人形屋』 サダル「わたし。…私は。」 サダル・ミロン。ここの店主で唯一サブネームを持つ個体。 彼らを管理し、店を経営する。 そんな私だが。彼らと同じはずである自分が。でも彼らとは違うはずで。 声音に微か、戸惑いが混じる。 なんだか言いようの無い不安に、グッと拳を握りしめた。* (389) 2021/12/09(Thu) 22:06:25 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「…慣れてる訳じゃないです。私は。 ただ。知識は私を介して一部共有するから…。」 慣れているのか。と言われれば答えはNO。 しかし恥ずかしがる様なことでもないのだ。その筈だ。 しかし再び唇が重ねられる。 唇の隙間から舌先が差し込まれて。 「んっ…。ふ、ぅ…ん…っ。」 鼻先から媚びるような声が漏れて。 カアッと頬が赤くなった。 思わず彼の腕を震える指先で掴む。 疑問符。混乱。そして記憶を探る。 舌先を伸ばして、ツン、と彼の舌先を突いた。 頭の奥がびりびりとして。なんだか、これは、そう。 (-124) 2021/12/09(Thu) 22:07:12 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「…は…っ…ん…。」 気持ち良い…? その記憶を探り当て。 粘膜と粘膜をこすり合わせると、ピクッと体が震えてしまった。* (-125) 2021/12/09(Thu) 22:07:47 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「んんっ…ふ、ぁ…。」 腰を抱き寄せられて更に距離が近づいた。 びく、と震える体が恨めしい。 それでも拒絶をしないのは客人だからか。 一体自分に何が起きている? 心臓が煩い。頬が熱い。何かしらの異常を来している。 彼に倣って、唇を、舌を吸って。 唾液が溜まればこくんと喉を鳴らして。 キスの合間の彼の問いかけに。 返す瞳は、熱に蕩けて。 (-135) 2021/12/09(Thu) 22:59:23 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 冒険者 ルイージ「サー…シャ…。」 なぜかその名前が口をついて出た。 瞬きと共に涙が一筋こぼれ落ちて。 自分で驚いて、ぱちり。瞬いてしまう。 けれど。彼からキスを再開しなくても。 何故か眉を寄せて。こちらからキスを強請るように唇を押し付けた。 ちゅ、ちゅく、と音を立てて。 今の事を忘れようとするかのように。 なんだかとても、胸が痛む。 けれどキスをして熱を分け合えば、それが和らぐ気がして仕方がなかった。* (-136) 2021/12/09(Thu) 23:00:17 |
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