人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:リカちゃんパパ 敷島 虎牙

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[テレビから流れるポップな音楽に合わせて
 梨花がたどたどしい口調で歌う。
 口にはまだ朝ごはんのオムレツが入ったままで
 ケチャップのついた口を大きく開けた瞬間、
 ぷり、と口元から卵の欠片が飛び出した。]


  『あーもう、ほら。
   口に物が入ったまま歌わないの。
   さっさと食べる!』


[妻の絵美が眉根を寄せて
 ティッシュで乱暴に梨花の口元を拭って……
 ついでに俺の方をじろりと睨めつけた。

 もう何回も言われたから、本当は分かってる。

 「ぼーっと見てないで、パパも叱ってよ」
 「イクメンイクメンって、外面ばっかり」
 「オムツも替えたことないくせに」
 「外に出た時抱っこと荷物持ちするのが
  父親の仕事だと思ったら大間違いだよ」

 何度も繰り返されて、
 耳に出来たタコすら擦り切れ血が滲むほど。]
(4) 2021/07/01(Thu) 11:24:15

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[でも、俺だって『パパ』になんか
 なりたくなかった。

 叱られた梨花が泣く声から意識を背けるよう
 俺は必死に子供向けのアニメに耳を傾ける。
 丸っこいデザインの着ぐるみたちが踊って歌う、
 パステルカラーの優しい世界。
 癇癪を起こした子供の泣き声は
 まるで爪を立ててガラスを掻くように
 優しい世界を切り裂いていく。

 絵美は俺に文句を言うのを諦めたのか
 聞こえよがしのため息ひとつ寄越して
 黙ってハイチェアから梨花を抱きあげる。
 豆のサラダだけ残った俺の皿の上を
 妻の左手が断りもなく横切った。
 嵌めた時はすんなり入ったのに、
 ふと見たその薬指の指輪の上には
 いつの間にかうっすら肉が乗っていた。

 くまの浮いたすっぴんの目元に
 コーヒーの染みみたいな肝斑が出来て
 髪はひっつめ、梨花が掴んで離さない襟元は
 すっかり伸び切ってびよびよになっている。]
(5) 2021/07/01(Thu) 11:25:01

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そこに居るのは、合コンの時に
 ぱっちりと大きな眼を瞬かせて笑ってた
 かわいい女の子なんかじゃない。
 『おばさん』だ。
 絵美は、俺を置いて、『ママ』になって
 そのままシームレスに老いていき、
 多分気付けば『おばあさん』になる。


 ─────そう気付いた瞬間、
 俺は背筋がぞっと粟立つような感覚を味わった。


 俺が『パパ』になるのを待たず
 きっと等しく、老いは訪れてくる。
 『お兄さん』と呼ばれず『梨花ちゃんパパ』と
 周りに呼ばれ始めて早2年。
 ふと気付くと『おじさん』だの
 『おじいさん』だのと好きに呼ばれて、
 耳元で大きな声で、ゆっくり話されるのが
 いつしか当たり前になっていって……。]
(6) 2021/07/01(Thu) 11:25:39

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そんなの、考えただけで気持ちが悪かった。




 ─────参加した理由なんて、そんなもの。]*
(7) 2021/07/01(Thu) 11:26:11

【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → 主催者 村岡 薊


お名前(仮名・ハンドルネーム可):リカちゃんパパ
性別:男性
連絡先:080-0967-1188
願望:一晩存分に愛させてくれる人


 
(-0) 2021/07/01(Thu) 11:30:15

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[つれない子は嫌だ。
 真剣に愛してくれる子がいい。

疲れた顔で振り払われるのはもうたくさん。


 出来るだけ若くて、
 それからうんと可愛い子がいい。

おばさんなんて見たくもない。


 ああ、でも声は高くない方がいい。
 大人の甘さを残した、シガーの香る唇が。

金切り声ばかり出す、
ケチャップ塗れの唇から離れたいもの。
(52) 2021/07/01(Thu) 21:44:18

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[対等に近い関係を築いて
 たった一晩、肌を寄せあって愛を確かめ
 後は後腐れなく、さようなら。



 メールを打ってまもなく、
 そんな『理想の子』は、
 思ったよりあっという間に見つかった。]
(53) 2021/07/01(Thu) 21:44:41

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

  ー ホテル・ザ・ラピス ー

[飾り気のないグレーのボーダーのTシャツに、
 さっくりとしたサッカー地のハーフパンツ。
 ゆったりとロビーに置かれたソファーの上で
 足を組み、俺はスマホに視線を落としている。]


  『リカちゃん、パパにお風呂入れてもらって
   気持ちよさそう🤗💕💕
   イクメンパパがいてうらやましいなぁ
             ❊ⓐⓘⓒⓞ❊』


[ブログに書き込まれたコメントに
 ひとつひとつ返事をするのが日課。]


  >❊ⓐⓘⓒⓞ❊さん
  僕はまだ妻から学ぶことも多い毎日です(笑)
  ❊ⓐⓘⓒⓞ❊さんも一緒に頑張りましょ💪💪


[多分この人達は、俺がオムツの替え方も
 知らない、って打ち明けたら
 手のひらをくるりと返すだろうか。
 ─────それとも、
 「それでもオムツの買い出しを
  手伝ってくれるだけマシ」
 とか、言ってくれないだろうか。]
(54) 2021/07/01(Thu) 21:45:14

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[育児ブログの生み出す収益で
 妻も子どもも食べてるんだから、良いじゃないか。
 会社から出る金も、ブログの収益も
 きちんと家庭に還元して
 それの何が不満なのか。

 「だって、あなた父親でしょ?」
 「育児は綺麗なことばかりじゃないよ」

 そう、そうだけど。
 でも疲れるのも、汚いのも嫌いなのが
 飾らない俺の本音。]
(55) 2021/07/01(Thu) 21:45:34

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[競合のイクメンパパの「Daichan PaPa」は
 娘の食べ残しを食べたりするだろうか。

 「いくみママのレシピbook」のお子さんは
 本当に、全部のご飯を完食してる?

 子どもの名前を隠れ蓑にした、
 半匿名のこの世界で
 本当に幸福な子どもは何処にいるだろう?

 我こそは真に幸福な子どもを育てる、
 完璧な家族を嘯く人間で溢れていればいい。]
(56) 2021/07/01(Thu) 21:46:36

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[全部のコメントにリプライをしながら
 「リカちゃんパパ」はロビーを行き交う人々に
 ちらちら視線を走らせる。

 俺と結ばれる相手はどんな子だろ、って
 好色を潜めた視線で値踏み。
 好みの子と目が合ったら、
 にっこり笑って会釈でもしてみようかな。]*
(57) 2021/07/01(Thu) 21:47:02

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
いやもう腹立つな?!?!?!(自分に)
脳内オカンが虎牙のSiriを叩くべく
さっきから布団叩きをフルスイングしてる……

PLもアキラメロンの栽培を始めました
(-6) 2021/07/01(Thu) 21:50:29

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
最終的に妻にラリラリのロミオメール送って
惨めったらしく許しを乞うて泣き喚いて
そうして無情に突き放されたい。

そういう気持ちで書くロルは、クズに拍車がかかる。
(-7) 2021/07/01(Thu) 21:52:35

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
シュレッダーだから!!!
クズ溜まるんですよ!!!!
シュレッダーだけに!!!!!!
(-8) 2021/07/01(Thu) 21:53:10

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[行き交う人の流れを見ながら
 俺はぼんやりと考えを巡らせる。

 あの子は足が綺麗で柔らかそう。
 あの子は肌が白くてシミひとつない。
 あの子は……ああ、ホテルの従業員か。

 これから重ねる肌を思えば
 まるで塩水をたらふく呷ってしまったように
 じん、と喉が渇いた。


 そうしてやがて、一人の女と目が合って
 向こうもぺこりと頭を下げる>>75
 季節感にそぐわない長袖とパーカーは
 見ていて暑くなるようだけれど、
 反面、擲つように露出された形のいい脚。

 ─────(85)1d100点、と値踏みして
 にこり、と笑い返そうか。]
(98) 2021/07/02(Fri) 11:23:56

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ふふ、今日は多分みんな「待ち合わせ」ですよ。
  なんたってホテルひとつ貸切ですから。


[だからここにいる以上は
 きっとこの子も同じ目的なんだろう。
 腰をずらして隣のスペースを空けると
 俺は膝の上で指を組み合わせながら
 唇を片方上げて笑みを浮かべた。]


  君も会えたんですね、「いい人」に。


[迷い込んできたアリスじゃないなら
 きっとそうでしょう?って
 内緒を共有するみたいに声を潜めて。]
(99) 2021/07/02(Fri) 11:24:20

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[もし、こんな可愛い子が
 俺の願い人ならば……
 一夜の恋人になれたなら。]


  いいなあ、君の「いい人」が羨ましいや。


[そう、口元だけで微笑んで]


  僕も、「いい人」待ち。
  ……なんだか、寂しくって、ついね。


[組み合わせた指の間に、日焼け跡の残る
 左手の薬指をそっと隠した。
 疚しいわけじゃないんだけど
 大っぴらにするのも、なんか違う気がして。]
(100) 2021/07/02(Fri) 11:31:17

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  …………君の願いは、なんですか。


[名前を聞くのも、ここに来たわけを聞くのも
 なんだか違う気がして、俺はそう尋ねよう。]*
(101) 2021/07/02(Fri) 11:33:36
リカちゃんパパ 敷島 虎牙は、メモを貼った。
(a2) 2021/07/02(Fri) 12:28:39

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[声を掛けて、席を空けた。
 たったそれだけの行動なのに
 随分距離が近付いたな。
 そう、甘えるような声でタメ口をきく彼女を
 窘めもせず、俺は内心そう思った。

 じりじりと、吐息が通うよりも、
 まつげの瞬く音すら聞こえそうな距離、
 妻からの咳払いに引き止められることも無く
 若い身体がまたひとつ、距離を縮める。]


  そう、お揃い。


[ここに集まる人間は多かれ少なかれ
 皆「そう」なのだけれど
 そんな真実には蓋を閉めて、俺は喉を鳴らす。]
(125) 2021/07/02(Fri) 20:02:58

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[とろとろに甘く煮詰まったような声で
 彼女はここに来た目的を話す>>106


  愛を探しに、ね。


[くす、と嗤いが漏れたのをもし咎められたら
 素直に謝ろうか。
 「だって可愛いなって」……なんて
 お世辞をひとつつけた上で。

 そんなの、何処にあるんだろうか。

 あると思ってもし主催者が
 ここに彼女を呼んだのなら
 さて彼女はどんな人間に出会うやら。
 もしそれが俺だったら─────?
 そんなの笑えない冗談だろ!



  きっと、僕ら似た者同士だと思うけど。


[ひそひそ、声を潜めるついでに
 こっちからもひとつ距離を縮めて。
 ソファーの上に投げ出されていた手の上へ
 そっと俺の手を重ねて、ぽつり、ぽつり、と
 俺は千由里の心の中へ澱を落とす。]
(126) 2021/07/02(Fri) 20:03:28

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  俺達きっと愛し合ってる。
  そう思ってたのは、俺だけだった、みたいな。

  そんな寂しいことあって、ここに来ちゃった。


[問われなかった目的を打ち明ける。
 真実と嘘とを織り交ぜて。

 すぐ顔の横にあった千由里の旋毛へ頬を寄せる。
 久々の滑らかな髪の感触に
 つい、口角が緩く持ち上がる。]
(127) 2021/07/02(Fri) 20:04:45

【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里



  僕を愛してくれるのが、君ならいいのに。


[たった一夜、砕けた自尊心を
 取り戻させてくれるのは
 君みたいな女の子がいい。]
(-21) 2021/07/02(Fri) 20:05:12

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そう呟きを落として、身体を離す。
 手が触れて、それ以上に近付いたことを
 困ったような笑みを作って詫びようか。]


  …………僕は、


[つられて本名を名乗りかけて、危うく止めた。
 けど、適当につけたハンドルネームは
 この甘い雰囲気に相応しくなくて。]
(128) 2021/07/02(Fri) 20:09:24

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ─────…… タイガ。
  虎の牙、って書いて、タイガ。


[そう、八重歯を見せて笑った。

 パパって名前は、やっぱり重たいな。
 内心そう後悔しながら。]*
(129) 2021/07/02(Fri) 20:12:14

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ふふ、ちゆもそう思いました。


[あなたみたいな人、寂しい思いはさせないし
 あなたみたいな人に愛されてみたい、って。

 ――彼の纏った雰囲気は、どこか懐かしい気がしたの。]
(-26) 2021/07/02(Fri) 21:37:25

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[ちょんと口を尖らせてひねて見せるものだから
 それがあんまりに可愛くて
 「ごめんね」って手の甲を撫でて宥めた。

 変じゃないさ。
 俺もそれがこの世のどこかにあると思ってた。
 でも、そんなの知らずに
 こんな場所まで探しに来ちゃった女の子が
 無知で、愚かで、だから可愛い。]


  意識して欲しいって思ってる……なんて
  こんなおじさんから言われたら
  さすがに気持ち悪いでしょ。


[冗談めかして笑って逃げて、
 俺は密かに若い女の子の匂いに酔いしれてた。
 あー、この甘い匂いは整髪料か、シャンプーか。
 若い女の子は、何だか花のような果実のような
 甘くて可愛い匂いをまとっているのに
 どうしておばさんになると違う匂いになるのかな。]
(149) 2021/07/02(Fri) 23:15:40

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[甘い言葉を交わして、
 2人っきりの空気に酔いしれて。

 重ねた手は、逃げなかった。
 それをいい事に、指先で千由里の手の甲を掃く。
 肌理の細かい肌の感触に、ぞわり、
 背筋が粟立った。]


  でしょー。
  名前「は」カッコイイのに、って
  よく言われるんだ。


[ニッと笑い返してきた千由里の
 小さくて白い歯は、キスしたくなる形。
 そのカッコイイ名前の、カッコイイお兄さんは
 何らかの欲望を持って
 このホテルに来ていることなんか
 すっかり忘れちゃってるみたいに見えるその顔に
 いきなりキスしたら驚くだろうか。

 それとも、そんな欲望を向けられることに
 もはや慣れすぎている手合いだろうか。
 そういう子、俺は好きだよ。


 仄暗い欲望が一度離れた身体の距離を
 もう一度縮めようとするのを押し殺して、
 俺は千由里の言葉に、うーん、と唸ってみせた。]
(150) 2021/07/02(Fri) 23:16:09

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  会ってからのお楽しみ、ってやつなのかな。
  ほら、クリスマスプレゼントだって
  箱に入った上に靴下にまで入ってる。
  「知る」までの過程が楽しいんだよ、きっと。


[だから、そわそわしちゃうのは
 何も悪いことじゃない。

 ……でも、続く質問を聞いた瞬間、]
(151) 2021/07/02(Fri) 23:16:33

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙




  …………っ、


[頭の中で赤ん坊が泣いた。
 枕元の時計すら手探りじゃないと見つからない
 真夜中に、周囲をはばからない大声で。

 何も聞こえない。
 何も聞こえない。
 俺は知らない。何も出来ない。
 黙っていれば、俺じゃない誰かが
 きっと助けに来てくれる。

 そうして俺がじっと黙っていると
 隣から不機嫌そうな気配が起き上がって
 それでも赤ん坊は泣いている。
 オムツかな。おっぱいかな。
 それとも……なんでもないのかな。

 「あんたはパパでしょ」って絵美が言う。
 
違うよ、ただの胤でしょ。

 そんなふうに言い返す勇気もないくせに
 寝たフリだけは上手くなって─────]
(152) 2021/07/02(Fri) 23:17:34

【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里




  …………愛して、くれる人。


[そう答えて……それから首を横に振った。
 違うね、厳密には]
(-29) 2021/07/02(Fri) 23:18:10

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  愛させてくれる人、かな。


[無意識に左手の薬指に出来た
 僅かな肉のくびれを指先でなぞりながら
 俺は自分の中に答えを探した。]


  寂しくて、寂しくて、どうしようも無い時、
  傍でべたべたに甘やかしてくれる人より
  俺の気持ちに答えてくれる人が欲しい。

  俺はきっと、恋がしたい。
  心の中をいっぱいに「好き!」って気持ちで
  溢れてる瞬間が、きっと一番気持ちがいい。


[いつの間にか床の絨毯の模様に落とした視線を、
 もう一度千由里に戻して、ふ、と緩め]
(153) 2021/07/02(Fri) 23:18:45

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ちゆは、どんな風に恋したい?


[相手が欲しくて、
 頭の中を相手のことでいっぱいにして、
 何が何でも手に入れたい、って
 そう思っちゃう気持ちは
 理解はできるけど、きっと俺にはわからない。
 よく回る口は「きっと出来るよ」って言うけれど
 恋が燃え盛っても、愛にはならないのは
 俺の中ではどうにも覆らない事実なのだから。

 そうして千由里と暫くソファーで話して
 時間が来れば「お互いいい人に会えますように」って
 別れようとするだろう。

 たまたま同じエレベーターに乗って
 たまたま同じ階で降りて
 ……たまたま、同じ部屋まで行ってしまえば
 さすがの俺も気が付くだろうけど。]*
(154) 2021/07/02(Fri) 23:24:43

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ちゆちゃんのさーー、ひっそりと先生と重ねてるところ、地の文で触れようと思ったんだけど触れなかった。何だかとても神聖なところにあって、そこに近づくのがまだ許されてない感があった。
先生、好きだったんだなぁ、ってなってる。
で、同じくらいの好きをもらい受けるのが、このボンクラでいいんだろうか、とも。
(-31) 2021/07/02(Fri) 23:34:56

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
やめときなさいなこいつ、多分お嫁さんが強くて出来てないだけで、不機嫌アピとかやばそうだぞ。自分でそこらへん(メンタル)が制御出来てないの。最悪、梨花ちゃんのが大人だぞ。
(-32) 2021/07/02(Fri) 23:36:48

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  
ほんと、タイガさんだったらいいのに。



[背中に向かって投げつけた言葉が、
 彼の耳まで届いていたかどうかは知らない。]
(-37) 2021/07/03(Sat) 1:26:16

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ていうか千由里ちゃんフード被ってるのにわし旋毛にキスしてる死ぬ
(-72) 2021/07/03(Sat) 15:31:35

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[てっきり、もっとすごい答えが
 かえってくるかと思ってたけれど
 千由里の答えは極々平凡なものだった>>170


  普通の、幸せな恋、ね。


[普通に遊園地行ったり、
 普通にレストラン行ったり、
 思い出を少しずつ積み重ねていったりしてさ。
 新しいネイルがどうとか、
 新しい服が可愛いなぁとか、
 そんな話で時間を埋めて……

 それから、家に帰ってベッドに入って
 「また会いたいなぁ」とか思っちゃったり。

 多分恋はそういう時が一番楽しい。]
(197) 2021/07/03(Sat) 15:32:39

【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里



[そういう時間を過ごすなら
 本当に、君みたいな子が一番楽しい。]

 
(-73) 2021/07/03(Sat) 15:33:07

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そうして時間が来たのを確認したら
 千由里に一声かけて席を立つ。

 部屋に行けば、一晩とびきり愛してくれる子がいて
 泣き声やら金切り声、赤ん坊の臭いを
 俺の頭から消し去ってくれるに違いない。

 浮き足立つ俺の後ろから
 付かず離れず、千由里がついてくる。
 同じエレベーター、同じ階に降りて
 同じ部屋の前で立ち止まる。]


  ここ……だけ、ど……


[覗き込んでくる千由里に
 俺も目をまぁるくして、オウム返しに答えた。

 もしかして、そういうことかな?
 でも、そんなの─────

 そう思ったら、手が出ていた。]
(198) 2021/07/03(Sat) 15:33:33

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[伸ばした腕の中に千由里の身体を収めて
 ぎゅ、っと抱き締める。
 思ったより華奢で、さっきよりもずっといい匂い。
 肺いっぱいに千由里の纏う空気を吸い込んで
 俺はそっと呟いた。]


  君で、良かった。


[君が相手なら、一晩、たった一晩でも
 俺の願いは叶うに違いない。
 ……そんな予感がした。

 だけれど、いきなり抱きついたのはまずかったか。
 腕を解いて千由里を解放したら
 ちょっと眉を下げて笑ってみせる。]


  ……ごめ、ハッスルしちゃって……


[でも、仕方ないよね。
 柄にもないこと考えちゃったんだ。]
(199) 2021/07/03(Sat) 15:47:43

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  「こんなの、運命みたい」って
  思っちゃってさ。
  君だったらいいのに、って思ってたから。


[恥ずかしいことを打ち明けるようで
 頬が少し火照ってしまう。
 運命、って。なんだそれ。
 まるで現実を知る前みたいな口説き文句!

 恥ずかしくて自分でくすくす笑いながら
 俺は千由里に改めて尋ねよう。]


  君が「僕を愛してくれる人」かい?*


 
(200) 2021/07/03(Sat) 15:52:01

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ところで性癖をこじらせたいんよ
嫁さんがさせてくれないことがいい

@あなるだいすき
Aいまらだいすき
Bなめまわしだいすき
Cただただぜつりん

(2)1d4
(-77) 2021/07/03(Sat) 17:08:12

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
神様君とは美味い酒が飲めそうだ
(-78) 2021/07/03(Sat) 17:08:36

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
今気がついたんだけど在籍メモがんまそうな事になってるじゃないですか!!!わああああ土下座が喰われる(????)
(-92) 2021/07/03(Sat) 18:42:25

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ウサヤチン
(-94) 2021/07/03(Sat) 18:52:40

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙


[ねぇ、あなただったらくれるのかな。
 そんな言葉を、――――ちゆにも。]

 
(-100) 2021/07/03(Sat) 21:14:33

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[「運命」なんて、笑った拍子に吹き飛ぶような
 ふわふわ軽い言葉のくせに、
 「あたしも」って、向こうから返事が来た途端
 確固たるものとして胸を占めていく。

 そうやって、不思議そうな顔するくせに
 次の瞬間にはいたずらっ子の顔をする。
 ぐ、と顔を引き寄せて
 吐息の通う距離まで。
 次は、どうするの?って。
 次が気になってワクワクしちゃう。
 ほら、これが「恋」の楽しさだよ!]


  もう僕を愛してるって?


[こんな可愛い子だったらさ、
 引き寄せられてキスしそうになったら
 赤面のひとつでもしたくなるけど
 ひとつ堪えて、俺はふふ、と肩を揺らす。]
(219) 2021/07/03(Sat) 22:45:57

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[ちょん、とスタンプを押すように
 柔らかな唇が重ねられる。
 熱烈な言葉に反して控えめなそれに
 僕は一瞬きょとりと目を瞬かせ、]


  …………これくらい僕のこと好き、ってこと?


[もし千由里が一切の穢れのない純新無垢で
 このキスが彼女の渾身だったら
 これってものすごい愛だなって思うけど
 彼女の態度を見るに、違う。
 君はもっとすごいことしてると思う。
 男に身体を拓いて、その欲望を身に受けるより
 もっとすごい、何かを。

 だから、今度は俺から千由里に唇を重ねよう。

 啄むような口付けを、何度も角度を変えて。
 舌先で唇をノックして、許可が下りたら
 暖かな咥内まで蹂躙していく。
 呼気も思考も奪い合って
 肺も脳も、お互いの存在で染めていくような。]
(220) 2021/07/03(Sat) 22:46:17

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[漸く唇を離したら、未練がましい銀の糸が
 互いの唇を繋いだか。]


  ……僕は、このくらいじゃまだ足りないけどね。


[千由里の肩を捕らえたまま
 俺はにっかりと笑ってみせた。
 もっと俺のこと好きになって欲しい。
 互いに燃えて盛ってさ。
 
もう帰るべき場所とか忘れるくらいに。


 さて、このまま部屋になだれこんで
 フードに隠された若い素肌を暴いてもいいけど
 ……せっかくさっきお話出来たんだ、
 僕から一つ提案しよう。]
(221) 2021/07/03(Sat) 22:46:50

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙




  このまま部屋に入ってもいいけど……
  ちゆ、ちょっと外出ない?

  ホテルの近く、デートしよ。


[ここは家からも職場からも離れてるし
 誰にも見られる心配はない。
 それに、千由里がより深く
 僕を好きになってくれるなら。]


  手ェ繋いで歩いて、お茶とかしたりしてさ。
  そういう「普通の」デート。
  ……どう?


[勿論、千由里がそんなんじゃなくて
 キスより深く互いの身体を重ねたいと言うなら
 部屋に入って、ねっとり満遍なく愛を注ごうか。]
(222) 2021/07/03(Sat) 22:47:11

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  えーっと、ね……
  この近くだとアートアクアリウムがあるかな。
  金魚が綺麗な水槽で泳いでるやつ。
  あとは、全国津々浦々のアンテナショップ巡り……
  うーん、ちょっと地味かな?


[提案しつつ、俺は開いたスマホで
 近隣の情報を収集している。

 俺は千由里の好きなものをまだ知らないし
 千由里も俺の好きなものを知らない。

 お互いを知るいい機会だから
 どんどんワガママ言って欲しいって思うんだ。]*
(224) 2021/07/03(Sat) 22:47:57

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ちくしょう在席メモ美味しくいただかれてしまってる……!
(-106) 2021/07/03(Sat) 22:53:19

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
茄子(意味深)
(-107) 2021/07/03(Sat) 22:53:51

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[こんなもんじゃない、って
 ちゆだって、って
 なんだかムキになったみたいに反論する千由里に
 「へえ?」って片眉上げてみせる。

 こういうところは子どもっぽいのに
 時々見せる女の魅力が酷くアンバランス。
 だからきっと、大人の男はほっとけなくなるんだ。

 とっても可愛かったから、
 離した唇で、もう一度軽くキスを落とすと
 さてさて、デートの提案を。]


  だって、「普通の幸せな恋」したいんでしょ?


[突っ込んで、腰振って、乳舐めて
 「はい、純愛」なんて、つまらない。
 もっと俺に溺れて欲しい。
 頭の中も腹の中も、
 俺という存在でいっぱいになって
 もう俺しか見えないほどになって……

 俺が求めてる「愛」ってそういうもの。]
(258) 2021/07/04(Sun) 3:00:48

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙




  だって、俺がそうしたいんだ。
  だから今回、ちゆは俺に振り回されたってことで。


[ね、って笑って、俺はわがままを言う。
 そうして千由里が乗り気らしいなら
 指輪の跡がある手で、手をそっと握り返して]


  じゃあ行こ、デート。
  初デートだから、ちゆのこと、沢山教えて。
  俺のことも知って欲しいし。


[とはいえ、あけすけに全部を晒け出すつもりは無い。
 この特別な夜のための極上のスパイスを
 これから買い出しに行くだけのこと。]
(259) 2021/07/04(Sun) 3:01:16

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[だって、ほら。



 俺は「リカちゃんパパ」なんだから。



 一夜明ければシンデレラも家に帰るだろ?

 ならせっかくの舞踏会。

 踊り明かさなきゃ勿体ない。]
(260) 2021/07/04(Sun) 3:02:17

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[ホテルの外に出てタクシーをつかまえると
 千由里と一緒にアクアリウムへ向かう。]


  僕も久しぶりなんだ、アクアリウム。
  水族館は昔付き合ってた彼女と一緒に
  美ら海水族館行ったなぁ……
  ジンベイザメがでっかくってさ。


[道中、そんなことを話したろう。
 俺から千由里の「恋」の話も尋ねたりして。
 だってこんなところに来てまで
 「普通に幸せな恋」を求めるのって
 なんだか不思議な感じがしたからさ。

 アートアクアリウムには
 流石にジンベイザメはいなかったけれど、
 一歩薄暗い館内に足を踏み入れると
 大きな掛け軸を模した水槽の中、
 黒い琉金がゆらゆらと長い尾を揺らしていた。

 アートとアクアリウムの融合を謳うだけあって
 見た目も美しい様々な金魚たちが光を纏い
 趣向を凝らした水槽の中で泳いでいる。

 二人で手を繋いで歩いていても
 この時期に長袖の千由里に誰も振り向かない。
 周りのカップル達と同じように
 俺たちふたり、恋し合ってるように見えるのか。]
(261) 2021/07/04(Sun) 3:02:52

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙




  ちゆ、はぐれないようにね。


[腕から指先までをしっかり絡めていれば
 はぐれるわけもないのに、
 ついそんなことを言ってしまう。

 途中、上開きの水槽の中に指を入れた
 幼稚園くらいの子どもが、
 こっぴどく母親に叱られていて……
 悲しげな、子ども特有のきりきりとした泣き声が
 暗い館内に響いていた。
 それを聞けば、つい、千由里と繋いだ手に
 きゅ、っと力が入る。]


  …………ごめんね、子どもが、苦手でさ。


[他の施設よりは子どもの来場者は少ないようだが
 それでも決してゼロじゃない。
 ほの明かりに照らされた千由里の横顔に
 へにょ、と眉を下げてみせて。]
(262) 2021/07/04(Sun) 3:11:25

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
あかん自分で書いててこの男素揚げにしたくてならぬ
(-132) 2021/07/04(Sun) 3:11:49

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
素揚げにして味付けは
@ポン酢
A柚子胡椒
Bごまだれ
C抹茶塩
D七味マヨ
Eだし醤油
(1)1d6
(-133) 2021/07/04(Sun) 3:13:47

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
サッパリいいよね!

……いやそうではなく。
続き書こうね。
(-134) 2021/07/04(Sun) 3:15:30

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ……ずっと僕だけ見てほしい、っていうの
  やっぱり無理な話なのかなぁ。


[ぽつり、弱音を吐いてしまった。
 既婚者で、子どももいるってこと
 明言も匂わせもしたくなかったはずなのに。]


  ……ちゆは、もし、幸せな恋をして……
  その先、どうするの?

  結婚が、したい?
  それとも、子どもが欲しい?


[この子の目は、何を見すえているんだろ、って
 なんとなく聞きたいけど、聞くのが怖い。
 でもつるりと滑らせた口はそのまま
 押し込めていた疑問を吐き出してしまった。]
(263) 2021/07/04(Sun) 3:23:20

【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里

[将来とか、打算とか
 そんなんじゃなくて
 君がただただ、俺を求めてくれるのなら……

 今ここにいる俺は、心配しなくなって
 ずっと君だけのものだ、って言いたくて。]
(-135) 2021/07/04(Sun) 3:27:36

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[つい、じっと千由里の目を覗き込んで
 問い掛けてしまった。

 視界の端では、万華鏡の景色みたいに
 金魚たちの長い尾が揺れている。
 その美しさを表現するためだけの
 狭いガラスのケースに押し込められた魚は
 可哀想なのに、どうしてか魅惑的で。

 人の流れに逆らい足を止め
 俺は傍らの千由里の答えを待つ。]*
(264) 2021/07/04(Sun) 3:38:35

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ちゆちゃんの、じわじわと燃えてく感じとても好きなんだ……こう、恋の炎はぱっと火がつくけど、それと同時になんかこう、じわじわと……
(-156) 2021/07/04(Sun) 9:13:32

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[道中たくさん話しをした。

 コンビニレジ横のカフェラテ、
 何処のが好き?俺はエブリーマートかな、とか。

 近所にコーヒーのうまい喫茶店があって
 夏の間はコーヒーかき氷を出している、とか。

 年齢を聞かれたら32、って普通に答えるけど
 千由里とはほとんど干支一回り離れてるって事実は
 俺の官能を甘く刺激するだけだろう。

 ドライブばかり連れ出す彼女の元カレは
 車好きじゃないなら、きっと俺と同じ。
 誰も俺たちを知らない世界に行きたくて
 二人きりでどこまでも。

 もちろん俺は千由里を責めない。
 そうなんだ、とこくこく相槌打つだけ。]
(283) 2021/07/04(Sun) 14:09:35

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[感動したような声を出す千由里に手を引かれ
 人波を縫って歩く。
 無邪気な顔がネオンに照らし出されて
 しっかり繋いだ手を時折振り返ってくれるのが
 本当に子どもっぽいのに、全然嫌じゃない。]


  うん、可愛い。


[繋いだ手を揺らして、微笑む。
 目は金魚じゃなく、千由里に向けて。

 誰にも咎められない二人きりの世界を
 子どもの声が切り裂いていく。
 千由里が手を引いて、親子連れを追い抜いて
 そうして世界に静寂が戻った頃、
 千由里はへらりと笑って言った>>269


  ……意外。


[俺は目をちょっと見開いて、
 それから強ばった頬を少し弛めた。

 なんか子ども向けの用品店の販売員とかでも
 おかしくないかな、ってちょっと思ってたから。]
(284) 2021/07/04(Sun) 14:10:05

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そうして、俺が吐き出した弱音を
 千由里は受け止める言葉を返してくれる。

 俺だけを見ててくれて
 俺だけを愛してくれて
 ずっと一緒でいて幸せなら、本当にいいのに。

 だから、聞いたんだ。
 その目で夢見るその先を。

 子どももなく、
 夫婦という枷もなく、
 ただお互い一緒にいるだけ。
 笑って、そんな答えを返す千由里の頬に
 俺は黙って手を添えて─────
 そっと唇を重ねた。]
(285) 2021/07/04(Sun) 14:10:33

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ……もっと早くちゆに逢えてたら良かったのに。


[神様は本当に意地悪。

 覗き込んだ千由里の目の中には
 アクアリウムの照明に照らされた
 悪い大人の顔が写ってた。]
(286) 2021/07/04(Sun) 14:10:56

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[アクアリウムを抜けて、
 せっかくだから、と近くのカフェに立ち寄った。
 小さな店内にはコーヒーの香りがたちこめて
 口コミによると夏季限定フラッペが人気だとか。

 俺はアイスコーヒーとレモンケーキ。
 千由里には、俺が誘ったんだから、と
 好きなものを選んでもらおう。

 ─────ああ、若い子って真っ直ぐだな、とか
 感性が瑞々しくて、まるで熟れた桃みたいだ、とか
 話しながらも、徐々に俺は焦がれてく。

 ハグをして、キスして、デートまでして、
 でも今夜はそこから先が確約されてる。
 男なら、デートで一番テンションが上がる日。
 さてその長袖の下の素肌は
 どんな肌触りがするだろう……。

 想像するだけで、酸いものを頭に描いた時のように
 きゅっと歯茎の付け根が疼くよう。]
(287) 2021/07/04(Sun) 14:16:27

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  ねえ、ちゆ。


[向かい合った席に手を伸ばし
 重ねた千由里の手の甲を撫でて、尋ねる。]


  ここは、さっきよりも静かだけど……
  もっと、二人っきりになれる場所、行かない?

  君をもっと、知りたくてさ。


[色を含めた目で、それがただの
 喫茶店のハシゴじゃないのを伝えながら
 俺は千由里の意志を確認する。

 けど、ちょっとマズったかな。
 早計が過ぎたかもしれない。
 他に千由里が行きたいところがあれば
 もちろん付き合うつもりだけれど、
 果たしてなんと答えてくれるか。]*
(288) 2021/07/04(Sun) 14:26:15

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
在席メモが食う方に積極的でわらう
(-171) 2021/07/04(Sun) 14:26:59

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ひゃーーーーーーーーーー……!!
熱烈ゥ!!!
(-187) 2021/07/04(Sun) 19:18:40

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[期待の色は裏切られず、
 肯定の言葉と共に、掌をすう、と撫でられて
 思わず背筋がぞわりと逆立つ。]


  うん、もちろん。


[無邪気な問い掛け>>304に目を細め
 湧き上がる情動を鎮めるように、
 冷たいコーヒーを喉へと流し込む。

 お揃いのレモンケーキの、
 皿の端についたクリームまで
 綺麗にきちっと平らげたなら
 また手を繋ぎ合わせてホテルへと帰ろうか。

 ちょっとこのドキドキするような、
 甘いひとときが好きだ。
 タクシーに乗ってホテルまで向かう時の
 互いの期待を胸に秘めあったまま
 でも、望むものは同じ、みたいな。]
(311) 2021/07/04(Sun) 21:50:02

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[今度はちゃんと、ホテルの部屋へと足を進めると
 広々とした空間が視界の端から端へ拡がっている。
 大人二人が並んで大の字で寝ても余りあるような
 大きなベッドだけじゃなく、
 ゆったり寛げそうなリビングまである。

 生活臭からかけ離れた、上質な空間。
 つい、深呼吸しちゃう。]


  ちゆ。


[ここでキスでもしようかな、って
 思ってたんだけど……ふと思い付いて
 俺は悪戯っぽい笑みを浮かべて、言った。]


  ……ただいま。


[ここは俺たちの家であり、
 世間から逃げるように帰ってきた
 二人だけの愛の巣……っていうごっこ遊び。
 
そういやデキ婚だったから、新婚生活なんて無かったや。

 千由里をまた思い切り抱いて、
 微かにレモンの味が残る唇を吸えば
 「ああ、本当にこんな新婚だったら良かったのに」
 って、またちょっと思った。]
(312) 2021/07/04(Sun) 21:50:55

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[性急だと言われたら
 「余裕無くてごめんね」って眉を下げて謝るし
 何も言われなければ、ただただ
 相手の形を確かめるよう、千由里の背に
 回した腕で、体の輪郭をなぞっていく。
 軽いキスの雨を何度も何度も降らせながら
 目を閉じても、もう子どもの声は
 どこからも聞こえなかった。]


  ちゆは……僕の何が知りたい?


[口付けの合間に、まつ毛の隙間からじっと
 彼女の顔へと視線を向けて問う。]


  血液型?それとも星座?
  出身校とか、それとも……
  僕がどうやって、人を愛するか、とか?


[何を教えたら、彼女はよりより
 俺の方を向いて、このひとときを
 より情熱的に過ごさせてくれるだろう。

 千由里の手を、俺のTシャツの左胸に導いて
 フードの下で解れた髪を、そっと耳にかけてあげる。]
(313) 2021/07/04(Sun) 21:51:19

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙




  分かる?ドキドキしてるの。


[掌じゃ分からないなら、耳を寄せてもいい。
 それでも分からなければ、
 もっと深いキスを受けて欲しい。]
(314) 2021/07/04(Sun) 21:51:44

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[このままバスルームに二人で
 なだれ込んでもいいんだけれど、
 装わない、素のままの千由里を
 じっくり味わってもいい。

 長い口付けから彼女を解放して
 俺は唾液で絖った唇を持ち上げる。]


  ちゆ。


[「君をもっと見せて。」
 そう、唇の形だけで乞う。]*
(315) 2021/07/04(Sun) 21:52:08

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ずっと谷山浩子の夜のブランコ聞いてる
(-202) 2021/07/04(Sun) 23:37:31

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[「ただいま」って帰ってきても
 「おかえり」って言ってもらえないんだ。

 「ミックス卵やめてって言ったよね」
 「低脂肪乳じゃないやつ、ってもう忘れたの?」
 「梨花寝てるんだけど」
 「連絡遅いって毎回毎回言わせないで」

 だからそのうち、言わなくなった。
 でも、文句は変わらず増えていった。]
(331) 2021/07/05(Mon) 4:15:09

【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里



  …………うん、寂しかったよ。


[だから、君の首筋に落とした弱音は
 君だけが知ってくれていればいい。]
(-206) 2021/07/05(Mon) 4:15:50

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[ドキドキしてるのは一緒だ、と
 導かれた指先に、千由里の膨らみが触れる。
 薄い皮膚の下にある骨の、そのまた奥に
 どくどくと脈打つ心臓があって、
 でもそこにはまだ触れられない。

 もっと見せて、と奥に踏み込もうとしたら
 質問で通せんぼ>>320
 千由里の指先が、指輪の跡をなぞる。

 別に好きな人がいるでしょ、って。
 それでも一番になりたい、って。
 千由里の視線はそう言う。

 ─────そうだね、俺は君にまだ
 「愛してるよ」なんて言ってないもの。]


  ……本当に、本当に、愛し合ってたら、
  きっとこんな場所まで来てないよ。


[困ったみたいに眉を下げ、
 俺は宥めるような声を出す。
 そして、離婚したとかじゃなく
 本来帰るべき場所があるのを暗に認めて
 俺は千由里の髪を一筋絡めて
 甘い香りのする毛先にキスを落とした。]
(332) 2021/07/05(Mon) 4:16:21

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  家にいると、ね。
  まるで自分が透明な何かとか、
  もしくは捨て損ねちゃった粗大ゴミみたいに
  なっちゃったような気分になるんだ。
  僕はちゃんとその場にいるのに。

  辛くて、寂しくて、
  受け止めてくれる誰かが、欲しくて。


[脳裏で絵美が「何もしてないくせに」と嗤う。
 それを黙殺して、俺は顕になった
 千由里の額に唇を押し当てた。]


  ……僕は、受け止めて欲しいだけ。
  でも、それでいて更には
  ちゆの一番になりたい、なんて
  そんなの、わがままだって思ってる。


[額から瞼、頬へと徐々に口付けを下ろしていって……
 もう一度、拒まれなければ唇にキスをして。]
(333) 2021/07/05(Mon) 4:16:55

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  どうすればちゆに伝わるかな。
  ……なんていえば、伝わるかな。

  胸がドキドキしてるのも同じ、
  キスもして、ハグもして……
  それでもまだ足りないなら。


[例えば今すぐその脚を押し広げて、
 雄を捩じ込んで、その胎の奥の奥で
 埒を明け、胤を撒き散らかして
 その時やっと一言「愛してる」などと囁けば
 君はそれを鵜呑みにしてくれるのか。

 その先に、「愛」は芽吹かなかったというのに。
(334) 2021/07/05(Mon) 4:18:35

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そうして、お風呂に行こう、と
 俺を掴んだ千由里の手を取り
 その薬指にやんわりと歯を突き立てた。]


  お風呂は、後にしようよ。


[じっと千由里の目を見つめて
 俺は小さく乞う。
 彼女の指に出来た歪な指輪の跡を
 舌先で優しく慰めながら。]


  俺は、綺麗じゃなくてもいい、
  そのままの千由里を愛したいから。

  だから、今の俺から離れないで。
  一番俺の事が好きな千由里でいて。


[そう願ってしまう俺を、
 君は卑怯者だと突き放せるのかな。]
(335) 2021/07/05(Mon) 4:20:33

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[もしそれでもお風呂に行きたいって言うなら
 別に無理強いはしない。
 (千由里じゃなくて俺が入るべきなのかもだし)

 でも、このままベッドに千由里を運ぶのを
 許してくれたら、きっと俺はうっそりと微笑んで
 「そういうとこ、好きだよ」って耳元で囁くだろう。

 そうして仰臥する千由里から
 俺が手ずから靴を脱がせて、
 顕になった爪先を口に含んで愛撫したい。
 そのままの君を愛してるって証のために。]*
(336) 2021/07/05(Mon) 4:30:26

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
ここまで来るのに、PCにちょくちょく
「でも君はヤリたいんだよね?」って聞くと
わりと素直にうん、て答えてくれる不思議。

愛してるって多分本気で言ってるんだけど
それは愛して欲しい時に言う言葉であって
そこに本人の将来のビジョンや哲学はない。

それこそアクアリウムで怒られて泣いて
母親が「ごめんなさいは?!」って怒鳴ったから
「ごめんなさい」って言っちゃった子供とおなじ。
そう言いさえすれば、この辛くて苦しい時間は
幾分マシに過ぎてくれるの。
(-207) 2021/07/05(Mon) 5:58:54

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
はぁぁぁん千由里ちゃんにまっとうな道を
歩んで欲しい気持ちはあるのに、
PCがそうさせてくれない葛藤よ……
(-208) 2021/07/05(Mon) 6:00:11

【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

/*
在席メモはイチャつく場所だと思ってたよ僕ァ……
(-231) 2021/07/05(Mon) 13:16:29

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[言い放った卑怯な台詞も
 責められることなくすんなりと受け入れられて
 もう何度目かになる「好き」が返ってくる。

 でも言われる度に、胸の奥がムズムズして
 塩水ばかり呷らされて乾いた喉を
 瑞々しい「好き」が満たしてく。
 可愛くて、若くて、家の匂いがしない子が
 俺の事でいっぱいになっちゃう甘露が。

 華奢な体を抱き上げて
 ふわふわのベッドの上に載せると
 その上に伸し掛るように這い上がる。
 二人分の体重が掛かってもベッドは
 雲みたいに音一つ立てやしない。

 ハイヒールをひとつひとつ、
 丁寧に脱がして床へと置いて
 そうして両足とも裸足になったなら
 右の足の爪先から咥内へと招き入れた。

 小さくてキャンディみたいは爪先の爪から
 指の付け根へと舌を滑らせる。
 一日歩いた足だけど、別に臭くも汚くもない。]
(381) 2021/07/05(Mon) 21:30:58

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  汚くないって、言ったでしょ。


[足の指を離した舌を、土踏まずまで
 つう、と滑らせながら
 俺は千由里を足越しに見下ろして笑う。

 草むらの野いちごみたいな、
 野性味溢れる官能が口の中に溢れてく。
 湧き上がる愉悦を口元を緩ませて
 両足とも、千由里の足を清めていく。]
(382) 2021/07/05(Mon) 21:31:20

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[そうしたら、千由里の手が
 俺のTシャツの中に滑り込んできて、
 裸の肌に触れていく。]


  ……そうだね、俺も見せないと不公平だ。


[悪戯っぽい笑みと共に
 俺はベッドに膝立ちになったまま
 自分のシャツの裾に手をかけて
 ばさり、と放り投げる。
 週3のジム通いで、うっすら皮膚の下に
 筋肉の隆起を浮かせた肉体を露にして
 さあ、次は……って千由里に向き直った矢先。]
(384) 2021/07/05(Mon) 21:31:48

【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  …………?


[不安を浮かべた目に、首を傾げていると
 千由里の腕が顕になる。
 白い腕に何度も刻まれた
 痛々しい「寂しい」の痕跡に
 俺は一瞬息を飲む。

 女の子の汚れのないまっさらな肌の上の
 消えない傷に、今しがたの淫猥な雰囲気が
 すっとなりを収め、代わりに湧いてきたのは
 
「ああ、この子もおなじなのか」って─────
(385) 2021/07/05(Mon) 21:32:16

【人】 敷島 虎牙




  ちゆ。


[小さく震える千由里に声をかけて
 傷のたくさん刻まれた方の腕を取って
 そこへもねろりと舌を這わせた。]


  あまい。
  ……アイスクリームみたい。


[にやにやと笑うでもなし、
 何か神聖な儀式みたいに
 ぷっくりと肌の上に浮いた傷の凹凸を
 味蕾の上で確かめていく。]


  自分が不確かな時って、あるよね。
  自分がここにいるのか、自信なくなっちゃって。


[そんな時、自分を受け止めてくれる人の存在が
 どれだけ愛おしいかも、俺は知ってる。]
(387) 2021/07/05(Mon) 21:33:16

【人】 敷島 虎牙




  ……でも、今ここにちゆと一緒にいる俺は
  その不安な気持ちを知っている。
  おそろい。


[傷の一つ一つを確かめ、その上にキスしても
 悲しみも苦しみも癒えやしない。
 結局、傷の舐め合い、って思うかもしれないけど]


  ちゆ、まだ傷は痛い?


[俺は千由里の目を覗き込んで尋ねる。
 傷の全てにキスをしたなら、
 改めて、千由里の頬に手を添え
 優しいキスをひとつ。]


  今は、今ここにいる俺は
  全部ちゆのものだから。
  俺の「寂しい」も、「愛おしい」も。

  だから、ちゆの「寂しい」も
  今は一旦、俺に全部頂戴。*
(388) 2021/07/05(Mon) 21:33:54

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里



  だから、ね─────きいて。

  今、千由里のものになってる俺は
  他の誰のものでもないから。

  だから、愛してるって言ったら、
  ……俺を誰より愛してくれる?*

 
(-265) 2021/07/05(Mon) 21:37:17

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → 敷島 虎牙



  ――…愛してる。
  ちゆも、タイガさんだけのものでいい。
  一番すき、だぁいすき。


[ちゆ以外なんにも見えないくらい、
 顔を近づけたらコツンと額が触れあった。]


  
……だから、ちゆにしかできないようなことして?



[二人っきりで、それでも内緒話をする。

 ゆっくりとちゆの方から唇を重ねた。
 彼のより小さい舌を這わせて、中に入ろうとした。
 大人のキス――大人みたいに背伸びしたキス、]
(-299) 2021/07/06(Tue) 0:10:15

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → 敷島 虎牙



  ぁ、 ふ…――


[長く続けてたらくらくらして、溺れちゃいそう。
 それでもいっそ溺れてしまいたくて、
 甘い甘い口付けをやめない。

 彼の手をとってブラウスの下に潜り込ませるんだ。
 触って、って、熱い身体の温度をおしえて。*]
(-300) 2021/07/06(Tue) 0:11:07

【人】 敷島 虎牙

[別に慰めでもなく、偽りでもなく
 舌を滑らせた肌は甘かった。
 ちゅ、と吸い付くと時折ほろ苦い鉄の味がして
 それがまた舌を楽しませてくれる。

 それを説明する代わりに、
 赤を肌に刻むように、強く強く吸い付いた。
 「優しい」大人の顔のまま。

 千由里の冷たい手が、火照った身体の上を滑ると
 背筋がどうしようもなく
 ぞくぞくしてたまらなくなる。]


  俺は、好きだけどね。


[弱いところを全部無防備に
 さらけ出しすこのひとときは
 まるでセックスにも似ていて]


  
……いいじゃん。



[千由里の腕をを最後にひとつ舐めて
 そう笑って見せた。]
(454) 2021/07/06(Tue) 18:35:13

【人】 敷島 虎牙



  めんどくさくて可愛くなくて
  寂しがりのどうしようもないちゆでも
  嫌いになったりしないよ。


[何度目かのキスを受け止めたら
 また何度目かの俺からのキスで返す。
 可愛くて、可哀想な俺だけのちゆ。

 もう子どもの声も、妻のため息も
 何処からもそんなの聞こえなかった。]
(455) 2021/07/06(Tue) 18:35:36

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里

[額を触れさせ、吐息を交わしあって
 千由里の甘い声に耳を傾けていくと
 どんどん心が暖かなものに満たされていく。]


  愛してるよ、千由里。


[そう口付けの合間に囁くと
 千由里の背に腕を回す。
 千由里にしか出来ないこと、
 今一番愛してる相手にしかできないこと。
 長い夜の予感に、口の中に唾液が浮いた。

 舌先を擦り合わせていると
 そこから互いの体温を分かちあっていくような
 なんだか不思議な感覚になる。
 だから、こういうキスは好き。

 ブラウスの中へ招かれた手で
 千由里の身体の輪郭を確かめると
 ブラジャーの下からそっと乳房を揉み込む。
 その形や大きさ、先端をつんとつついた時の
 感度も全部、知りたいから。]
(-341) 2021/07/06(Tue) 18:36:14

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里

[口付けながらうっすら開いた目で
 具に千由里の観察を続けていたが
 やがてまた寝台へと千由里を寝かせると
 下着越しに乳房の先端を柔く吸った。]


  ここ、ほかの人が舐めたことはあるかな?


[そりゃあっても驚かない。
 セックスの経験があるなら、80%以上の男は
 男にはないこと膨らみに興味を持つだろうし。

 直に舐めれば、火照った千由里の体温を
 口の中に感じられるだろう。
 腕よりもっと甘やかな肌を夢みて
 俺はうっとりと目を閉じた。]*
(-342) 2021/07/06(Tue) 18:46:06

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → 敷島 虎牙



  ……、……ちゆもだよ。


[それは大好きな言葉だった。
 たった一つの台詞で表情が緩んでしまうくらいには。
 交じり合う甘さは心地が良い。唇を食む感触も好き。]


  んっ、


[自分から招き入れたその割に
 素肌へと彼の手が触れたら小さな声が漏れて
 まさぐる指先が次第に上へと上ってきたら
 口付けのさなかに意識を奪われてしまう。

 心臓の音が鳴り止まない。
 その上に人肌の温度が届いたら、いっそう早くなる。
 胸はそんなに大きくも小さくもなかった。
 寄せたら谷間ができるくらい、挟むにはたぶん足りない。
 彼の好みはどうなんだろ――なんて考えながら
 先端に触れられたら、ひゃ、と思わず身体が反応した。]
(-352) 2021/07/06(Tue) 20:28:55

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → 敷島 虎牙

[甘い声に連なって、耳の先が熱くなるのがわかった。
 そうしてまた柔らかいベッドに身体を預けた頃には
 うっとり蕩けた瞳を彼の方に向けて。]


  ……うん……


[経験を聞かれたら少し躊躇った後で、頷く。
 ――彼はがっかりするかな
 嫌いにならないって言ってくれたのに、
 そんなことを思ってしまうのはたぶん悪い癖なんだけど。]


  タイガさんに、気持ちよくしてほしいの
  ブラの上からじゃなくて……
  
ちゆの恥ずかしいとこ、見て?



[瞼を下ろした彼に手を伸ばしたら
 その前髪をさらりと撫でて、ぎゅっと背中に腕を回す。
 心臓の音が伝わるくらい触れてくれたらいい。
 ちゆのこと、全部知ってほしいから。*]
(-353) 2021/07/06(Tue) 20:29:18

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里

[滑らかな皮膚と違って、化繊の下着は
 ざらざらとした嫌な感触だった。
 それでも染み込んだ千由里の匂いが
 俺の股間に熱を集めていく。

 別に前に千由里を抱いた男が
 同じように乳房を吸っていたのは構わない。
 蕩けた目に少し不安の色を浮かべた千由里に
 優しく目元を緩ませて]


  じゃあいっぱい気持ちよくして
  全部俺で上書きしちゃおう。


[千由里の柔らかな腕に抱かれる。
 所謂巨乳でも、貧乳でもない、
 手で触れれば包み込めてしまう大きさの乳房が
 互いの体の間でふにゅりと形を変える。]
(-364) 2021/07/06(Tue) 22:28:58

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里

[俺は言葉で返さず、千由里の背にまわした手で
 そっとブラのホックを外した。
 張りのある若い乳房は、支えが無くとも
 凛と上を向いていたか。

 ─────ああ、若い。
 そして、これは今は俺のもの。]


  気持ちよく、ね……


[千由里の腕の間から下へすり抜け、
 俺の両手は千由里の乳房に触れる。
 まだ硬さを残した桃のような、
 そのくせ匂いだけは酔いそうな程熟していて。

 役を果たさない千由里の下着もブラウスも
 全部ベッドの下へと下ろしたら、
 まだ柔らかさの勝る乳首を舌先でつつく。]
(-365) 2021/07/06(Tue) 22:29:28

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……やっぱり、千由里、なんか甘い。


[乳を含んだ感想を漏らしながら
 千由里の様子を上目遣いに窺い、
 ちゅう、とそこに吸い付いた。
 刺激を受けて先端にやや固さが出れば
 犬歯でやわやわと噛んでやって。

 そんなふうに虐めたら、
 千由里は身を攀じるだろうか。
 それとも「タイガさんだから」と
 健気に耐えてくれるのだろうか。
 何れにしても、果敢ない抵抗も
 一回り以上歳下の娘の健気さも
 俺の興奮を掻き立てる
 材料にしかならないのだけれど。]
(-366) 2021/07/06(Tue) 22:29:51

【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里

[片方の乳房を嬲ったら、次は反対……と
 口でたっぷり愛しながら
 やがて俺は片手を千由里の下腹部へ滑らせる。

 子宮の辺りの平らな腹から
 熱を溜めた足の付け根へと。
 ショートパンツのクロッチラインを
 人差し指でなぞりながら
 この奥に秘められた肉の感触に期待を寄せる。

 しばらくしたら乳房から口を離し
 俺は千由里に「お願い」する。]


  ちゆ、自分で見せて。


[つまりは服もパンツも自分で脱いで
 女の大事な部分を自ら晒してみて、と。

 だってほら、自分から見せてくれると
 求められてるんだって実感出来るじゃん。


 まあ、単にこれは俺のわがままだから
 嫌だと言われたらそれはそれとして
 羞恥を浮かべる千由里から
 嬉々として服を脱がしに掛かるだろうけれど。]*
(-367) 2021/07/06(Tue) 22:30:17
 




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