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![]() | 【墓】 新人看守 ダビー「…………戦いの心得が無い者、そしてM-219に巻き込まれたく無い者は此方へ。 俺は迎撃にのみ力を割く。看守の名に賭けて守ると約束する。囚人達が何人死のうと俺の知ったことでは無いが、あまり先輩方の手を焼かせては困るのでな」 蘇生やその他諸々( ねじ込めるゆるふわな時間軸の秘話がある場合ここにねじ込まれます )から復帰した看守だ。刀と拳銃の動作を確認して、処刑室の一角を陣取った。巻き込まれたくない者がいれば全力で守り通す姿勢らしい。 ナフの処刑死ぬほどめちゃくちゃものすごく参加したいのにドッコイ太郎がリアルの都合により夜ほぼ来れない為、このような形で参加させていただきます…… (+7) 2021/10/14(Thu) 21:48:23 |
ダビーは、殺気と害意を肌で感じて咄嗟に銃を抜きかけた。軍人として染み付いた反射のようだ。 (c3) 2021/10/14(Thu) 22:00:51 |
ダビーは、「良い子」と耳にして一瞬瞳を伏せるだろう。 (c5) 2021/10/14(Thu) 22:08:08 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー 雷光が悪魔を射抜いたのを見届けた。 血の刀を納める。 「…………腹立たしい」 苦々しく呟く。機械めいた顔は、ほんの少しだけ崩れていた。 あれは自分が食えるものではない。 無邪気なまでに真っ直ぐに、全力で楽しそうに悪と呼ばれる所業も行ってみせるあの男の表情が、たまらなく腹立たしかった。 もっと罪悪感や苦悩などを抱いていればよかったのに。 その無邪気さが腹立たしい。 目が、焼けるようだ。 (+33) 2021/10/15(Fri) 3:15:54 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー 処刑が終わったのでなんとなく賑やか(オブラート表現)な言い争いを眺めていたのだが。 「あの女もあの女で執念が凄まじいな……」 顔こそ無表情だったがすげーな……って思った。すげーなと思ったので。そういや俺の時はどうなったんだろうとかも考えた。 「……。……うん?」 そのままぼんやり思考を続けて、誰かと話した独占欲の話を思い出す。 「あれってもしかして……アマノの事だったんだろうか」 色々何かが繋がった気がしながら、そのまま所有権バトルを見ていた。 (+34) 2021/10/15(Fri) 3:19:48 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「問題無い。きちんと稼働できているから、仕事に支障は出ないだろう」 簡潔に答えた。その途中で、何かに気づいたのか機械にも似た顔つきはちょっとだけ解れ、少し力が抜けたような雰囲気になる。そういえば、目の前の少女は例外なのだ。取り繕わなくて良いのだった。 「……ニア?首を傾げてどうし……、……。 …………ああ。もしかして箱庭を使うつもりだっただろうか。すまないな、俺が見ていたら使いにくいだろうか」 貴方が首を傾げていることに気づけば、一言断りを入れてずれようとする。 (-27) 2021/10/15(Fri) 3:59:32 |
ダビーは、ニアに簡潔に言葉を返して見送った。 (c12) 2021/10/15(Fri) 3:59:59 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ これは貴方の後輩が三度目の蘇生を果たした後のこと。 「チャンドラ様」 貴方の元にやって来て、ふらりと声をかけてくる新人看守の姿があった。 いつも通りの無愛想無表情。機械のような無機質さで、貴方に一礼する。 「刀と銃を預かっていただきありがとうございました。蘇生が完了し、問題なく体が動く事を確認しましたので看守の業務を再開しようと思います。武器を返していただいてもよろしいでしょうか」 淡々と用件を言った後。 「……後は。処刑の時に言った話を、伺いたいなと。 俺は貴方に対し良くないことをしてしまったけれど。貴方の罪の話は、何も聞いていません」 (-29) 2021/10/15(Fri) 4:16:29 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「探し回っていた?ニアが?それは……すまなかったな。 端末で連絡を入れてもらえれば時間は作るし希望した場所にも向かうようにするから、次は端末を借りることを勧めよう。貴様は素行も悪くないだろうから借りれるはずだ」 とは言え、あちこち見て回って知らないことを認識し、定義する貴方は端末を使うより自分でふよふよ探し回る気がするな……とも思いつつ。 「人形……?ああ……もしかして俺が埋めた奴だろうか。 …………とりあえず、先程の何をしていたか、という質問に答えようか。 …………『分からない』。 魔が差したとでも言うべきか。何か考え事をしようとして、でも上手くまとまらなくて。与えられた看守控え室よりも落ち着くからここにいて漠然とした思考を整理しようとしていた。 人形を埋めた理由も……すまない、分からない。気付いたらそうしていた。こういう曖昧な感覚は今まで殆どなかったのだがな……。 ニアは何故俺を探しに?」 (-32) 2021/10/15(Fri) 4:38:14 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 看護生 ミン 貴方の手の震えが収まったところで、男は再びそっと手を離して貴方の話に耳を傾けた。 「……そうか。人格矯正とはそのような感覚か」 『無理やり人格をゆがめた人間』をたくさん生み出し、『人格を正しい方向にゆがめられた人間』へと変えられる。なんて皮肉。なんて報いだろう。 男は静かに口元を押さえて貴方の様子を見守る……振りをした。目の前の囚人が己に手いっぱいなのをいいことに、犯行当時へ想いを馳せ、そして貴方の苦しむ姿を再度見やる。 ああ、なんて可哀想なのだろう。贖罪の時間などきっと気の遠くなりそうな程長いのに、彼女はずっと苦しみ続ける。愛おしいなあ。 「……確かに、報いの受け方はそれでいいのかもしれない。 ただ、貴様は既に悔やんで苦しんでいる。それだけでも償いになるとは思うが、更に贖罪を求めていることには少々驚いた。 いや、まるきり反省しない奴らよりはマシだが……そんなにも償いに積極的な姿勢を見せる者も、なかなかいないのでな。無理しているんじゃないのか?」 (-34) 2021/10/15(Fri) 5:00:20 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうだな。心の整理もきっと含まれる。騒動が起きた時から……どうにも雑然としていたから」 相槌を適度に打ちつつ言葉を返す。 「いいのか?その申し出は助かるが……」 貴方の申し出を耳にすると、ほんの少し驚いたように目を丸くさせ。けれど、一拍考えるように沈黙を置いた。 「……なんというか、不思議な奴だな貴様は。国を燃やした者とは思えないな。これは純粋な疑問だが、ここに来る前からそういった定義することをしていたのか?」 自分の事よりも先に、貴方のことが気になったらしい。よくよく考えれば、話を聞いてもらってばかりで貴方のことはよく知らなかったから。 (-41) 2021/10/15(Fri) 9:16:53 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「それは無礼講からか。……いや、それもそうだな。普段は拘束されて管理されているしな」 兎の人形と男性の人形が並ぶ様子を眺めながら、貴方の過去に触れていく。 「……。成る程。話を聞かせてくれたこと、感謝する。 それで、貴様は自己の存在について納得いくまで調べる事ができたか?貴様の言う定義を、ニアという存在に行う事はできたか?」 この監獄から抜け出すことなど極めて困難だ。兎が再び自由の世界へ跳ねて翔ける日などいったいいつになるのか。 だから、自由を得ていた期間に満足のいく結論に辿り着いたのか気になった。 (-56) 2021/10/15(Fri) 14:18:58 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ「ありがとうございます」 武器を受け取り、問題がないことを確認してから「失礼」と断りを入れいつも通り腰にベルトを巻いて武器を下げ直した。 「……。そうですね。貴方と主従関係を結ぶU-681とM-701に害を及ぼしたこと、深くお詫び申し上げます。俺からはもう彼らに接触しないとお約束します」 淡々と言い切る。何の感情もないように、顔から全てを削ぎ落として。 「……貴方が俺を無理に知る必要など、ありません。俺のこれは間違いで、歪みで、生まれてはいけないものです。もしかすれば貴方にも不快感を与えてしまいますから、知ってはいけないことかと……」 ゆるやかに首を振る。決して拒絶ではない。貴方はこちらに来てはいけないという忠告であった。 (-59) 2021/10/15(Fri) 14:39:46 |
ダビーは、後始末を終え皆が退室する頃合いを見て自分も処刑室を後にしたことだろう。 (c14) 2021/10/15(Fri) 14:40:49 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー ……それはそれとして。 やっぱり懲りずにお菓子を貰いに行く。輸血パックが欲しいのだ。 「あの……一つ、いや、二つ……。ああ、いや、その……訓練するから、カロリー必要だし……糖分補給もたまには……」 もにゃもにゃ言いながら鮮血vilとバームブラックvilを受け取った。 (+40) 2021/10/15(Fri) 14:57:05 |
ダビーは、血だ!と立ち上がりかけたが、これ輸血出来なくないか?と静かに着席した。 (c15) 2021/10/15(Fri) 14:58:29 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー>>35 トラヴィス 「お惣菜に血液???」 これはスペースダビー。スイートポテトをありがたく頂戴した後、血液だけだと大変かな……と思い二人分のマテ茶drinkも注文した。 「サバト……ああ、たしか魔女にまつわる奴……。 なんだかますますハロウィンめいて来ましたね。ハロウィンにちなんだお菓子が配られている時点でわりとそんな雰囲気はありましたが……。 トラヴィス様、本で見かけた吸血鬼が大変似合いそうだな……」 少し前に起きた騒動のことを考えると、血を飲んでもらったのよくなかったのでは……とちょっと内心冷や汗をかいたのは内緒だ。 (+43) 2021/10/15(Fri) 15:21:33 |
ダビーは、運ばれていくチョコやクッキーを見てますますハロウィンだな……となっている。 (c18) 2021/10/15(Fri) 15:42:13 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ「……分からないんです、責任の取り方が。俺のこの歪みは生まれつきのものです。無理矢理……それこそミンのように外的要因でどうにかしなければ直りません。 ですから貴方に、あの二人に、どうしたら害を及ぼさないように出来るのか考えたのですが……これしか思い浮かばず。 ……ああでも、少し用事があるので、もしお許しいただけるならあと一度だけ彼らとお話をさせていただけたらと……」 首を振る。迷い子が自分の状況を必死に説明するような、途切れ途切れの弱々しい口ぶりだった。 「暴かれることには特に何も思いません。ただ……大抵の人は、聞いて怯えたり怖がったり、難色を示していましたから」 その結果の一つが、あの投票結果だ。 「……お嫌でしょう、チャンドラ様も。自分が苦しんでいるところに悦びを見出されて楽しまれると言うのは。 人の傷つき苦しみ悩む姿が、俺が何より好むものなのです」 (-80) 2021/10/15(Fri) 16:44:15 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー>>40 トラヴィス 「血を啜るだけで……ですか。技術などが発達したこの時代、もっと驚くような事がごまんとあるような気がしますが……その辺りは文化圏などの違いでしょうか」 評判の話に、なんとも言えないような困った様子で眉が少しだけ下がっていた。人を齧って直接血を吸うなら驚いただろうが、そうでないならあまり気にならなかった。何故なら自分も血を武器として利用していた為。血も資源の一つとして分類されてしまっている。 「そうなると、トラヴィス様にとっての『死』とは何か……気になるところですね」 宴が始まる前からこの先輩看守は自分の価値観には無い話をいくつも齎した。男の中には確かな好奇心が芽吹いている。 (+53) 2021/10/15(Fri) 22:00:24 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー>>54 トラヴィス 「……成る程。貴族というのは存外しがらみが多いものなのですね。豊かで自由なイメージがあると思っていました。 生まれた時からはるか昔の先祖による噂や行いを背負って生きていくのは……少々、息が詰まりそうだ。 トラヴィス様ご自身が気にしていないのならそれで問題ないとは思いますが……」 貴族とは縁がなかった為、形をなぞりにくい想像をしては大変そうだと思っていたが。自慢話になってるなら問題なさそう。そうかな? 「この世のどこにも影響を与えることがない存在となること。不死者に……」 繰り返し言葉を呟く。 最早それは人間という種族を超えてしまっている気がする。 ああ、でも。実際そうなのかもしれない。自分だって三度死を経験しておきながら、今こうして何も問題などなかったようにお茶菓子と共に雑談に興じているのだから。 「そうですね。肉体が活動を終えた時を死だと捉えていましたが……この短期間で、どことなく崩れてきた気がします」 そう告げて、貴方から貰ったスイートポテトを口に運んだ。美味しい。噛み締める時間がある。少し前なんて痛みしか感覚がなかったというのに。 (+60) 2021/10/16(Sat) 3:55:46 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ 男は普段通りエリア内の巡回を行っていた。 「……?」 その途中、やたらと忙しない貴方を捉える。 声をかけようと口を開いて、閉じて。迷うように視線を動かした後。決心したようにもう一度ターコイズを視界に入れた。 自分から声をかけてはいけないと思っている。けれど、困り事を抱えた囚人が勝手に潰れてしまうと管理する看守として困ってしまう。そう考えてのことだった。 「U-681。何か困り事だろうか」 無機質。無愛想。無表情。感情が一切伺えない、よく周囲に見せていた機械人形のような様子で貴方に声をかける。 (-181) 2021/10/16(Sat) 4:02:22 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「え……?」 男は何も抵抗しなかった。貴方はそのまま腕を掴む事ができるだろう。 貴方が触れてくることを捉えると、無機質だった瞳が見開かれる。かすかに息を呑む音が聞こえた。 「……ああ、構わない。時間はある。貴様の話しやすい場所まで同行しよう。 ………… U-681、その……俺と話して平気なのか……?」 最後の一言は、戸惑いに引きずられるように言葉尻が萎んでしまった。ターコイズに射抜かれた翠色は、困惑に揺れている。 戸惑いと驚きを滲ませているが、貴方がどこか場所を変えるなら大人しく付き従うことだろう。 (-186) 2021/10/16(Sat) 4:19:10 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ/*拝啓綿棒(特大)様。ワタクシとしたことがPL連絡忘れていましたわ!!!勿論ぜひぜひお話しますわよ!!!最後までデュエルたっぷりですわ!!レッツ会話バトル!!!!! 以上感度55000倍ドッコイ太郎でした。愛を込めて!kiss! (-187) 2021/10/16(Sat) 4:21:35 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ「……分かりました。ありがとうございます。 俺が処刑される流れを見た時までは、特に何も思っていなかった。それどころかU-681が躍起になる姿を楽しんですらいた。 ただ、貴方から連絡を受けて……やっぱり、俺の思想は表に出してはいけない悪なのだと。再認識して、同時に許されないことをしたと、漸く理解したんです」 もう一度、男はそっと頭を下げる。 ……が。 「え?」 貴方の話を聞くと。 「……ええ、はい。まあ。チャンドラ様の苦しみはチャンドラ様だけのものですし、俺の知ったことではありませんから。特に痛くも痒くもないです。 むしろ愛でて差し上げたいとは思うくらいですが……チャンドラ様???」 目を丸くして、きょとんとした表情。しれっと失礼なことも言っている気がする。 (-188) 2021/10/16(Sat) 4:30:33 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「拒みなどしない。する筈もない。 するとしたら、貴様のほうだと思うのに、どうして…… 」貴方が微笑めば、眉が下がりますます困ったような顔になる。その表情は何だ?どうしてそのようなものを見せる?意図がわからない。 分からなくなって、迷うように名前を呼ぼうとした。アマノ。U-681。どちらで呼べばいいんだろう。 結局、言えないまま貴方と移動する。自分が貴方を誘った部屋。共益関係を作り上げた秘密の部屋。 そんな関係も自分の手で壊してしまったも同然なのに。 (-193) 2021/10/16(Sat) 4:50:06 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ「え、えっ……???」 その理解する速度はまるで亀の如く。見事兎においてけぼりにされている! 「頼るのは別に構いませんが。その……嫌じゃないんですか?俺は苦しみ痛む貴方を消費して楽しむと言っているのに……」 こんな反応初めてだ……とはっきり顔に書いてある。 (-194) 2021/10/16(Sat) 4:54:29 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ「……………………凄いかどうかは……分かりませんが……」 もごもごしてる。たじたじしてる。 「……俺が俺のままでいていいのなら、そうします。 ……もし許されなかったとしたら。本当はこの無礼講が終わった後、T-028のように人格矯正手術を受けようかなとも思っていたのですが」 だからミンの情報を改めて精査して調べたりしていました。>>+39 (-197) 2021/10/16(Sat) 5:09:21 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ「………………」 凄いのはチャンドラ様だと思うんですけど……な目線。 男は大人しくしていたので、貴方は無事手を取ることができただろう。革手袋に覆われた手は困ったように固まっている。 「矯正したいかと問われると特には。罪滅ぼしとして、そして俺が害を及ぼさないことを証明する手段として、行うつもりでしたから。 ですので……ええ、まあ……許されるのでしたら……」 (-200) 2021/10/16(Sat) 5:28:14 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ 長いような短い時間のあと。 「…………頭を上げてくれ、U-681」 力ない声がこぼれ落ちる。 「思うのは自由、貴様は確かにそう言った。けれどそれは口にはせず思考するだけの話だと気付いたんだ。気付くにはあまりにも時間がかかってしまったが。 俺もまた説明不足だったし、貴様が警戒するのも無理はない。 嫌だろう、苦悩する姿を見て愉しまれるのは。貴様一人のみならず、貴様が大切にしたい者たちもまた例外なく俺に貪られるんだぞ。 俺のこれは、外に出てはいけないものだった。口にした時点で、周りに不快を与えるという害を及ぼした。生まれてくるべきじゃないものだった。分かっていた筈だったのに、ここなら許されると勘違いをしていた。 壊すべきものだったんだよ、これは。俺もこれからは外に出さないと約束するから……貴様はどうか、もっと守るべき、正しい知性を愛してくれ。全てを無理に抱えようとする必要は無いんだ」 ゆるやかに首を振って答えた。 謝るべきは俺だ、すまなかったと、そう静かに言葉を添えて。 (-204) 2021/10/16(Sat) 6:10:29 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 砂の中に書かれていく文字を覗き込みながら貴方の話に耳を傾ける。素直に頷いて相槌を打ちつつ……最後に並べられた人形へ視線は着地した。 「『分からない』……が、答え」 鸚鵡返しのように繰り返す。けれど、瞳は少し意外だったと言うように丸くなりながら。 「そうか。鋭い観察眼や分析力を持っているだろう貴様でも、そういうことになるのか。 …………難しいな、自分自身というのは。自分の事なのに、制御が利かなくて訳がわからなくなる」 面倒だ、という気持ちを隠しもせずため息を一つ吐き出した。 (-209) 2021/10/16(Sat) 11:09:23 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 看護生 ミン「そうか」 短く返して頷いた。この監獄の囚人として、非常に理想的な在り方かもしれない。それを囚人自身が自覚して潰れやしないかどうか、というのはさておくとして。 「ああ……ううむ、そうかもしれないな。貴様のような囚人の方が珍しい。人格矯正せずに収容される者が多いだろうから。国を滅ぼすような者たちだから、収容するだけでも一苦労だったのかもしれない」 なんでこいつ収容できているんだろう……みたいな者もいるなあと少し遠い目をした。メサとか、ナフとか……。 「……まあ、なんだ。貴様は素行も悪くないのだから、そのまま償いを続けるように。何かあれば俺たち看守に言うといい。他の先輩方も困ったことがあれば耳を傾けてくれることがあるだろうよ」 このやり取りはまだ貴方が処刑による罰を与えられていなかった時のこと。素行は悪くないけれど、贖罪の方法に固執していると感じることになるのはもっと、先のお話。 固執していると気付いても、男もまた贖罪とは何であるかを見出せていないのだから、貴方に新たな道を示せるかと言われると……分からないけれど。 (-212) 2021/10/16(Sat) 11:32:58 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ 手を取られてほにゃほにゃ揺らされている。 「…………許されるとは思っていませんでした。てっきり、俺は首を刎ねられるのかと」 そこで一旦言葉を区切り、おずおずと続き 「俺は、俺らしくいていいのでしょうか。傷付けることはしないと約束しますが……チャンドラ様は、自分の大事な者が俺によって傷付けられる可能性がある事を考慮していないのですか?」 (-214) 2021/10/16(Sat) 11:39:45 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「M-701」 貴方の元にふらりと看守がやってくる。 囚人番号で呼ぶことも、感情を削ぎ落とした声で話すことも、機械人形めいた顔のままでいることも。 『意志が無くて、気味が悪くて、理解出来なくて、大嫌いだ』と貴方がかつて言ってのけた頃と何もかも同じままで、言葉を紡ぐ。 「少し話がある。手伝いの協力要請のものだが、いいだろうか。ああ……俺と二人で話すのが嫌であればチャンドラ様に立会人になっていただくことも考えよう。それでも嫌なのであれば断ってくれて構わない」 万が一にも貴方を傷付けてはならない、そう考えての提案を交えながら用件を伝えた。果たしてそれがちゃんと貴方の為になるのかどうかは分からないけれど。 /* お疲れ様ですわニコチンホームズさん。お話がしたくて秘話ぴょいしましたが、ご多忙かと思いますのでもし手いっぱい!という感じでしたらスルーしてくださいませね! あと恐らく今日でゲームセットなので、もしかするとエピローグまで会話が続くかもしれませんわ……ごめんなさいね……感度34000倍ドッコイ太郎からでした。 (-215) 2021/10/16(Sat) 11:52:23 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー これは静かに議論を聞いていた脱落者系看守。 「……えっ。アンタレス様、今なんて?ちょっと……あの、いつの間に何回死んで……?」 ちょっと動揺した。慌てて端末を調べる。 えっ、いつの間に……。なんで看守二人が死亡回数ランキングトップタイなんですか?看守だから? (+63) 2021/10/16(Sat) 12:15:02 |
ダビーは、トップタイって言ったけどちょっと数え間違えたかもしれないと思った。先輩何回死にました? (c28) 2021/10/16(Sat) 12:18:57 |
ダビーは、せ、先輩……。となった。看守長に先輩に特別手当出してもらうよう嘆願しようかな……。 (c29) 2021/10/16(Sat) 12:23:42 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー これは短時間に死にまくってほんのちょっと弊害が起きちゃった系看守。ルヴァの言う通り多分いつもはそんな死んでる訳じゃないと思う……。だからこそきついかもしれないけど。 (+65) 2021/10/16(Sat) 12:30:06 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「感謝する。場所は……あまり人に聞かれたくないな。問題がないなら俺の部屋に行こう。貴様が別の場所を希望するならそこでもいい」 そう告げて貴方と共に移動するだろう。自分の部屋に難色を示すようなら貴方の希望する場所に従うつもりでもいる。 移動を済ませると、男は手短に前置きを述べた。 「…… M-701。本題に入る前に一つ質問がある。貴様は普通に睡眠を取れているだろうか?」 (-221) 2021/10/16(Sat) 12:41:44 |
ダビーは、競うつもりはなかったんだがすまない……の顔をした。 (c30) 2021/10/16(Sat) 12:47:32 |
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![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 貴方と狂ったような宴の時間を過ごした部屋は、今となってはもうその名残などどこにも無かった。何もかもが元通り、綺麗に片付けられている。 「……一応?」 歯切れの悪い返答をする貴方を静かに見つめる。無表情を貫いているが、それを抜きにしても男は落ち着いていた。 「……言いにくいだろうことを聞くが。それは、貴様が繰り返し死を経験したことと関係があるだろうか。それとも何か別の要因によるものか?」 まるで予想を初めから用意していたかのような口ぶりで貴方に問いかける。 (-224) 2021/10/16(Sat) 13:05:59 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ ふむ、と吐息と共に言葉をこぼす。 口元に指を添えるが、愉悦を噛み締める時の癖ではなく考え事をする時と仕草のようだ。 「……そうなると、少なからず貴様も悩まされているのだろうか」 ややあって、指が口から離れる。 「今回協力要請したかったのは、一つ相談があったからだ。 説明すると、俺は三度目の死を経てから『意識が落ちること』に抵抗を抱くようになってしまった。身近な具体例、というか俺にとってはそのケースなど一つしかないが睡眠がそれに該当する」 他人事のように分析しつつ、淡々と説明していく。 「言い表し難い不安感に襲われる。自分の体のことなのにな、制御が出来ないのが非常にもどかしい。 肉体の死が原因であると推測しているから、傷を抉るような真似になってしまうが似たような事を経験している貴様に何か助力を頼もうと思った……のだが。 貴様も大丈夫なのかそれは」 (-227) 2021/10/16(Sat) 13:55:01 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* あ〜ん文章ミスです。 最後あたり「助力を頼もう」の部分「アドバイス、助言を貰う」とかなんかそんな感じの文章に脳内で置き換えていただけると助かります!sorry! (-228) 2021/10/16(Sat) 13:57:09 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「そうだな。お前の言う通りだ。眠ったらそのまま目が覚めなくなるんじゃないかと思ってしまう。あとは眠気に耐えられず意識が落ちそうになると、死んだ時の事を思い出してしまうとか……」 解釈については大人しく頷いた。ちなみに殺してみないかという提案やそれが初めての死であることは、貴方の主人である兎には説明していない。 「看守になる前は蘇生なんて縁がないものだったから。貴様に殺されたあの時が初めての死だ。 ……ただ、あの提案に関しては。例え死ぬほどの苦痛を受けたとしても、それでも貴様の隠されたものが見たかったし、受け止めて愛でてみたかったから。俺が俺としていられるまたとない機会だと思ってな」 そこまで言って初めて、ばつが悪そうに一瞬視線を泳がせた。申し訳なさそうな、そんな顔。 「死にたいとは思っていないが、必要なら死ぬ覚悟は常に出来ている。それはそれとして、何か少しでも助言があるなら参考にならなくてもいいから話を聞いてみたい。どうだろうか」 (-233) 2021/10/16(Sat) 14:35:38 |
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![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「……だって、俺にとって利益はあっても。貴様にはもう俺と関わって利益などないとは思うが……」 迷い子のような様子で弱々しく返した。 それから、貴方の話を全て聞き届けて。ああ、やはりナフはかつて貴方の事を話していたのだと思い出す。特別な人がいる、との相談を受けていたのだ。 「生まれてきたのが間違いなんてものは存在しない?本当に?間違っているから、悪いものだから淘汰されるんじゃないのか?」 顔が歪む。体が強張る。声が震える。 「なん、で。なんで、俺は貴様を怖がらせて、傷つけた。それなのにどうしてまだ寄り添おうとしてくれる?憐みだったら分かるのに、それすら感じない。 貴様のその綺麗な感情が怖い。その高潔な精神が憎い。眩しくて、反吐が出る。 なあ、俺は貴様の同じものを返すことができない。皆がこぞって美しいと褒めそやすものが理解できなくて、剥き出しの歪んだものしか好きになれなくて。 こんな人間の何処が貴様の利益になるっていうんだ!?なあ……!」 胸を締め上げる痛みを、そのまま吐き出していく。泣き出しそうなほどに、くしゃりと顔を歪ませて。 愛玩や憐れみで接しているなら理解できる。けれど、目の前のターコイズにはそれが含まれていない。 ああ、これは嫌悪だ。貴方に同じものが返せない、間違いだと言い続けてきた自分への嫌悪。 皆と同じように生まれてきていれば、きっと貴方にとっても有益なものが返せたと思うのに。 男はそれにばかり、囚われている。 (-259) 2021/10/16(Sat) 16:56:49 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 貴方の反応を見て瞬きを数回。それから、少し、ほんの少しだけ感情が乗った声を出した。勘違いしては困る、とでも言いたげな声。 「貴様もしかして罪悪感を感じているんじゃないだろうな? 確かに死ぬのは決して気持ちの良いものではないし出来るなら経験したくないが、貴様が俺を殺したのは俺の望みだったからだ」 声に熱が乗る。翡翠が、真っ直ぐ貴方を射抜く。 「俺は貴様のお陰で人としての幸福を得ることができた。俺はあの時間、確かに人として生きることができた。『人間の癖に何もない自分』じゃなかった。好きなものを好きでいることができた。 だから、俺は感謝しているんだ、ミズガネ。俺は貴様のお陰で救われたのだから、だから、決して……ッ!」 途中で我に返り、視線を逸らす。翡翠が伏せられる。 「…………すまない。頭に血が上った……気がする。こんな事言っても嬉しくないだろうにな。 M-701、貴様を傷つけた以上もう二度と俺の本性は見せないよう努力するが、そうでないのなら何度でも殺してくれて構わないと言うつもりだったんだ。死は碌でもないけど、貴様の激情を受け止めることは死よりも重い価値があったから。 ……その、とにかく、気にしないでほしい」 → (-264) 2021/10/16(Sat) 17:22:03 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「……ええと。それで、助言の話だったか。 記憶処理か……頻繁に死ぬならそれも大変だろうが、普段であればそこまで短期間に何度も死なないだろうから検討する価値はあるな……」 そこまで話してはたと気付く。 「……貴様は?そこまで苦しむくらいなら、記憶処理を受ける手もあると思うが……受けたいとは思わないのか?」 (-265) 2021/10/16(Sat) 17:22:17 |
![]() | 【墓】 新人看守 ダビー「…………。あの女、本当に遠慮がなくなってきたな……」 こっそり要注意人物ランキング更新した。多分現状イクリール女史がトップです。 (+70) 2021/10/16(Sat) 17:24:34 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ白い指先が首を撫ぜる。貴方に触れられるとあの時の事を思い出してしまって、なんとなく居た堪れない気持ちになった。泳ぐ視線がその気持ちを顕著に表している。 「そう……ですね。俺のこれは受け入れてくれる人なんて殆どいないと思いますから、努力はします。 ただ、チャンドラ様が謝る必要は無いです。それにこういう事にでもならなければ、俺はきっと黙ったままだったと思いますから。 これから……その、遅くなった分、互いに晒していけばいいのではないでしょうか」 (-268) 2021/10/16(Sat) 17:51:21 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 貴方の動きを翡翠が律儀に追いかける。 砂を拾おうとし、諦め、それでもまた拾おうと指が踊る様を。 「……直ぐに見つけられないことが、人間らしい……」 それは知らなかった。自分の抑圧していたものを曝け出してこそ、人らしさが得られるとばかり思っていたのだから。 少女の指先に乗せられた砂の一粒。何の色にも染まっていない、否定も肯定もないフラットなそれ。ちょっとだけ、目の前の少女の思考はこんな色をしているのだろうかなど柄にも無いことが脳裏をよぎる。 「……。そうか。それも、人間らしい、か。 …………ニア。やっぱり、今はまだ無理に『分からない』を整理しなくてもいい。その代わり、貴様が嫌でないのならまたこうして話がしたい。人のことでも、世界のことでも、ニア自身のことでもいい。 俺が納得できる為の一粒を探せるよう、今は砂を俺のからっぽの箱庭に入れることが肝要だと思ったんだ」 (-273) 2021/10/16(Sat) 18:27:19 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ ようやく視線を戻して、貴方の自信なさそうな様子を捉える。ちょっとだけ、目を丸くさせながら。 「……?てっきり、心底憎んで嫌っているのかと思った。俺はお前に憎まれるようなことしかしていないし、嫌われるようなものしか持っていないわけで。殺して少しは溜飲が下がったのか?そうであってもそうでなくても構わないが……」 ……まあよく分かっていなくても、俺は別に気にはしないから好きにするといい」 やっぱり不思議そうにしつつ、貴方の話を聞き続けた。 「そうか。確かに貴様が記憶を手放してしまえば、真実を知る者はいなくなるだろうしな。 ……いや何、貴様、正直に言うと死にたがりで安寧を求めているようだから、テロリストなんて無理をせず親しい者と静かに過ごすほうがいいのではと思ってしまってな。自分から苦行に身を浸す無理をしなくてもいいだろうと」 それは囚人を管理する看守としての意見だった。別に自分から苦しむなら苦しむで、愉悦を感じながら見守るだけだけど。貴方に本性を見せないようにしようと考えているので追加の考えは口にはしなかった。 (-283) 2021/10/16(Sat) 19:44:25 |
![]() | 【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「ああ、そうだな。貴様が嫌でないのなら、これからも話をさせてほしい」 中央へ向かった人形たちを見つめる翡翠色は、どこか柔らかな雰囲気を纏っていた。 「そうだな。俺とニアの視点、考えること、何もかもが違うだろうから……きっと、自分の知らない一粒に出会う可能性もあるだろうしな。 既に少しどころじゃないほど助けられている気がするな」 少女の微笑みに、男もまたほんの少しだけ口元を緩めた。表情の変化と言っていいのかも分からない、砂の粒よりも些細な変化だったかもしれない。 けれど、男は確かに貴方の波紋を受けて微笑ったのだった。 そうしてきっと、カウンセリング室の穏やかな時間はきっと過ぎていくのだろう。 『分からない』を抱えたまま穏やかでいれるなんて、きっと一人では知らなかっただろうなと思いながら。 端末を借りていないことを知ると困ったような顔をするだろうけど、それはまた別のお話。 (-287) 2021/10/16(Sat) 20:29:01 |
ダビーは、俺は輸血パックが欲しいとこっそり貰いにいった。タフィーvilを貰った。 (c45) 2021/10/16(Sat) 20:54:11 |
ダビーは、もそ……もっ…… (c47) 2021/10/16(Sat) 20:54:23 |
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