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【妖】 甲矢 潮音それに……ふふ、すごくおいしい、ね……っ? [胃液と血の混じるキスを何度もした。 きみの体液も、 きみの感じてる痛みも、苦しみも、 僕のために耐えてくれるいじらしさも、 いのちすら捧げてくれる途方の無い愛も 何もかもが美味で、もう他なんて食べられない。 流歌なしじゃこの先生きていけないね。 ] ($38) 2022/05/27(Fri) 9:32:16 |
【妖】 甲矢 潮音[一滴たりとも零したくないから そこに噛み付いたあとは 何も話せなくなってしまったけれど 鼻の付け根まで肋骨の隙間に埋めたまま ずっとずっと、見つめていたよ。 聞き取りづらくても きみが口にするのは僕の名と愛の囁きだけ。 嫌味な名前だけど、きみが呼んでくれると悪くない。 きみは僕だけの光でいて。] ($39) 2022/05/27(Fri) 9:32:24 |
【人】 甲矢 潮音……うん。 というか死なないから [目を覚ますなり眠り姫に顔をぺたぺたされた。 あんなことされてもきみは 僕が生きてることの確認の方が先、なのかな。 胸がきゅんきゅんしすぎて辛い僕の前で 流歌は自分の胸元を確認してる。 ただの夢だと思っているんだろうか。] (22) 2022/05/27(Fri) 10:33:22 |
【人】 甲矢 潮音[僕は自分のこと、話しても良い気分になってた。 他は僕を好きになれってただ命じればよかったけど きみだけはただひとり違った。 そのきみの心を手に入れられた実感が、確かにあるから。 どんな僕でも、受け止めてくれるんでしょう? ] (23) 2022/05/27(Fri) 10:33:39 |
【人】 甲矢 潮音[でもともあれ。今日は流歌の誕生日。 電池の切れたスマホを充電したら お祝いのメッセージが 沢山届いていることに気づいてしまうだろう。 誰より早く祝いたかったので。 何でもきみの一番が欲しいので。 おめでとう、って伝えたんだ。] (24) 2022/05/27(Fri) 10:34:04 |
【人】 甲矢 潮音[贈り物に気づいた流歌が 僕の顔と自分の指を交互に見る。 渡した時のシミュレーションは 頭の中で何度もしてたけど 実際に迎えるとこそばゆくなって 頬を掻きながら明かした。] うん、誕生日プレゼント 大人になったらもっとちゃんとしたのを……っ る、流歌……僕も大好きだよ…… [勢い良く抱きつかれて、 バランス崩しかけたけど、両腕で抱き締め返して支えた。 やばいな。ちょっとだけ見えた、 その、だいすきーって顔も、めちゃくちゃかわいい。] (25) 2022/05/27(Fri) 10:34:16 |
【人】 甲矢 潮音[一つになって、離れがたい。 けど、ふたつばかり心配事があって。] そういえば、お腹は空いてない? 何か食べたければ、つくるけど…… [昨日は抱えて帰ってきてそのまま僕の部屋で過ごした。 互いの家族には、……まあ、瞳をきらりとね。 いまは日が高く昇ってて、 つまり2食たべてない流歌は、辛くないかな、と。] (26) 2022/05/27(Fri) 10:34:53 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[それとこっちは……] それとも、僕に食べられちゃう? [腰の辺りを撫でつつ、冗談めかして言った。 その。実の所、きついんだ、男の部分が。 魅力的なきみとあんな倒錯的なことをして ずっと、痛いくらいに…… 張り詰めちゃってて。 離れたら落ち着く筈だから。*] (-62) 2022/05/27(Fri) 10:36:07 |
【人】 甲矢 潮音……ええと、流歌、それは 物事には、順序というものが…… おば様おじ様に、心配されちゃうから [そんなの魅了でちょちょい、だけども。 しどろもどろになってたら笑われた。>>29 この子は、どこまで本気なんだろうね? 将来のことは学生の身分で言っても説得力が云々……、 考えてしまう程度に俗世間を学び過ぎていた。 振り向いて貰うために必死だったから。 でも、言わないだけで、さらうのは確定してる。 無駄に拘って学生が買っておかしくない 予算に抑えた指輪(勿論バイト代から買った)から しっかりしたものに変えるのも近いうちだ。 存分に期待して待ってると、良い。] (31) 2022/05/27(Fri) 20:40:43 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[着替えを取りに行く時間が惜しくて制服のまま。 でも別の男の匂いがついてるのは嫌で 寝てる間に髪や身体は洗わせて貰った、かも。] (……うっ) [身体を寄せられると、柔いのが間で潰れる。 無防備すぎるのは良くないって、いつ教えよう。 ……するのが僕だけなら良いかなぁ。 流歌にはついつい、甘いのだった。] (-79) 2022/05/27(Fri) 20:41:21 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌……。 [流歌は問いかけつつも 返事を塞ぐように目を見てきて 夢の中の僕の行動をなぞっていった。 喉仏がかぷっとされれば、むう、と困惑して 舌での謝罪には擽ったそうに身を捩るけど。] (-80) 2022/05/27(Fri) 20:42:05 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[袖だか、裾だかが捕まる。] ぜんぶ、か…… [それはとても魅力的だね。 昨晩一度、味わっているからよくわかる。 すごく嬉しい。……だけど。] (-81) 2022/05/27(Fri) 20:42:17 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[横抱きに抱えあげて、 すぐ近くのベッドに連れ込んだ。 小さな頃は一緒にお昼寝もしたね。] そばにいる、離れてあげない でも、あれだけは 次にあれを頂くのは 流歌が真っ白の髪のお婆ちゃんになって もう充分生きた、幸せな人生だった……って 思ってくれた時にしようかな [それは封じられた質問への答えにもなっただろうか。 ただでさえ君たちの人生は短いのにさ。 それを自分の手で早めるのは、……寂しかったから。] (-82) 2022/05/27(Fri) 20:45:26 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌それまで大事に持ってて 大切な流歌 [僕だけのお姫様に覆い被さってキスを落とす。 一度、二度、と啄むように、それから、深く。 柔らかな唇を舌で擽って、内側に入れてとねだった。*] (-83) 2022/05/27(Fri) 20:45:58 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[僕のお姫様は僕について知りたいみたい。 そういえば、人でないって気づいても 僕のこと嫌いにならないみたいだ。 今更ながら愛の深さに感動する。] ……僕? 僕も見た目はおじいちゃんになるよ 幾つになってもお似合いの二人って 言われたいからね [見た目の年齢は自在だから 若い方がいいって言うならそうするけど。 流歌は白髪でしわしわになっても きっとだれよりきれいなままで。 その隣はずぅっと僕のものだから。] (-103) 2022/05/27(Fri) 23:26:48 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[血の味のしないキスは 清らかな儀式みたいだ。 流歌の淡く色づいた、愛らしい唇。 吸い寄せられるように重ねた。 きみと初めてじゃなくても 流歌とは初めて。 いつだって、緊張してしまう。] …… はぁ、 ……[触れ合うだけで息と体温が上がって 互いの熱っぽい吐息が混じる。 差し込んだ舌が受け入れられれば 歯列をなぞって、浅く深く荒らしていった。] (-104) 2022/05/27(Fri) 23:27:24 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[互いの間で、くち、って鳴る水音と 粘膜を擦り合わせる心地よさに 頭の奥がジン……って痺れていくけど。 表情の変化一つ見落としたくなくて 目は開けたままだから……、 目元に光るものに気づいてしまう。 誤魔化すみたいにねだるきみは 何を考えているんだろうな。] ……うん。大好き [求められるだけ口づけには応じるけど。 幸せに生きられるって言ってくれたけど。 ……本当にそう思ってくれてるのかな。] (-105) 2022/05/27(Fri) 23:28:15 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[そんな風に思ってしまったのは多分 幸せに生きてて欲しい、より 自分が幸せにしたい、って気持ちが強い所為。] ……脱がすね [ひと匙の切なさを抱きつつも、 きみを暴きたい欲望は、止まらなくて。 夢では引き裂いた服を、丁寧に脱がしていった。] (-106) 2022/05/27(Fri) 23:31:09 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[ぱさり、ぱさり。 脱がす度、ベッドの脇に一枚ずつ落として。 温度のある目線で、流歌を見下ろす。 ……制服。すごく似合ってたけど。 誰より似合ってるけど。 生まれたままの姿が一番かわいいかな。 きれいだね……、って感嘆の溜め息を吐いて。 ────ふと、思い出した。] (-108) 2022/05/27(Fri) 23:34:33 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌……ねえ、流歌 自分の部屋に一人でいた時 僕の名前を妙に艶っぽく 呼んでくれた夜があったでしょう 窓も開けたままで…… あの日は……、一体何をしてたのかな? [まるで見ていた風な言い方で。 ……実際見てないし知らないんだけど。 意地悪をするのが性分なものだから。 覚えてないと言われたらそれまでなんだけど。*] (-109) 2022/05/27(Fri) 23:41:57 |
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