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【雲】 朝日元親[ 彼女に背を向けるボクの表情が もう人のそれでは無いことは誰も知らない。 消えてしまいたいという衝動の裏で 消してしまいたいという悪意が渦巻く そんなボクのことなんて、誰も……………。] (D8) 2022/11/01(Tue) 14:29:26 |
【人】 朝日元親[ 思わず、振り向いてしまう。 まさか彼女が起きてしまっていたなんて。 ボクは動揺を悟られまいと小さく深呼吸をする。] ご、ごめん。起こしちゃったかな。 [ 見たくなかった、彼女の泣き顔なんて。 それでも引き出してしまったのはボク自信だから。 その事実からは目を逸らさぬように ボクは彼女の眠っていたベッドの傍に座る。] (42) 2022/11/01(Tue) 14:32:22 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ[ 座るとボクは彼女の目を見つめる。 傍にいてあげるとボクが言ったのなら ボクは本当に彼女が好きだったんだと思う。 今のボクにとってだって 彼女は特別な存在だ。 けれど今のボクには傍にいる資格がなくて 彼女が求めているのは、ボクであり、ボクでは無い。] (-21) 2022/11/01(Tue) 14:34:52 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナ今のボクにとってもハツナさんは大切な人だ。 ボクが貴女を好きになった理由もよく、分かる。 だから貴女の言ってることは本当のことで ボクがそれを知らないってことなんだとも思う。 (-22) 2022/11/01(Tue) 14:35:29 |
【人】 朝日元親[ 落ち着かせるために頭を撫でようと 伸ばした手は届く前に引っ込められる。 今のボクには何も出来ない無力さを呪い その手で握りこぶしをつくっていた。] ボクは、許せないんだ。 貴女にそんな顔をさせてしまうボクも 貴女を苦しめているやつらも、皆。 [ そう言うと、ボクは彼女から目を逸らす。 ここに一度座って心の内を明かしたのは ボクの気持ちも、望みも、怒りも。 彼女には知る権利があると思ったから。]* (43) 2022/11/01(Tue) 14:38:22 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親……え、元親くん……? [ 一瞬、君が、君の記憶が 戻ってきてくれたのかなって錯覚して。 その後に続く言葉で違うんだって すぐに、理解して。 取り繕うことも出来ない私は きっと君にもわかるように しょんぼりしてしまったんだろうね。 ] (-24) 2022/11/01(Tue) 21:22:54 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ あぁ、でも。 君の記憶が戻ってなくても 君にとって私が大切な人でいられているのが 嬉しいんだ。 そうじゃなきゃ……。 そうじゃない、なら。 惜別ハツナなんていなくたっていいんだもん。 ] (-25) 2022/11/01(Tue) 21:24:12 |
【秘】 惜別ハツナ → 朝日元親[ 違うよ、違うんだよ、って。 言いたいのに、出てくるのは 言葉じゃなくて涙ばっかりで。 君がいるから、私は頑張ってるんだ。 君のためなら、 私はどんなに傷ついたって構わない。 君に守られた私が 君のことを守りたいって思うのは、 君のために何かをしたいって思うのは、 間違ってなんて、ないでしょう? ] (-26) 2022/11/01(Tue) 21:25:17 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナボクは、貴女の言葉を疑ったりはしない。 ボクの傍に居てくれるというのも>>D14 ボクに傍にいて欲しいと願うのも>>D15 嘘偽りのない本音だってことも分かる。 (-32) 2022/11/02(Wed) 21:58:56 |
【秘】 朝日元親 → 惜別ハツナボクは貴女がいた事が迷惑だと 思ったことなんて一度もない。 ボクは迷惑だと思う相手を 好きになったりなんてしない。 けど嘘を突き通そうとするくらいなら 太陽なんてやめたっていいと思う。 (-34) 2022/11/02(Wed) 22:01:41 |
【人】 朝日元親ボクが言っても説得力、ないか…。 ごめんね。こんなことしかいえなくて。 [ 言い終えると今度こそ立ち上がる。 時折頭に起こる強い痛みが気になって 立ちくらみさえしてしまうけど きっとこれは身体的なものとは違う。 言い出したのに気まずくなったボクはというと。] そうだ。ボク、退院する日が決まったよ。 ハツナさんが傍に居てくれたおかけで 今もあまり不安にはなっていないんだ。 ………ありがとう。 [ 記憶にないような気恥ずかしさを感じて。 言い逃げしてその場を後にしようとした。]* (54) 2022/11/02(Wed) 22:10:40 |
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