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【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* ニコチンホームズさんお疲れ様です。感度略太郎です。レスが来るたびにミズガネさんを好きになりながらおしまいになっています。 たしかにダビー今夜吊られる可能性が高いので、ニコチンホームズさんさえ差し支えないようでしたら表で殺害&蘇生申請しただいてもよろしいでしょうか……!?殺ること殺ったら、あとは思う存分じっくりヤることヤりましょう……!これ最悪な誘い文句ですね。 お手数をおかけしますが、ご一考いただけますと幸いです。 (-407) 2021/10/11(Mon) 8:37:35 |
ダビーは、傷の治療を受け、それから再び傷を付けられる。何度も、何度も何度も。 (a171) 2021/10/11(Mon) 8:41:27 |
ダビーは、それを肯定した。それを、喜んで受け止め続けた。 (a172) 2021/10/11(Mon) 8:42:28 |
【独】 新人看守 ダビーこれトラヴィス様の癒した〜っていうアクションの後にダビーのこれきたのなかなか最悪だな そんなつもりなかったんですよ いやこれはマジで 許して (-410) 2021/10/11(Mon) 8:49:42 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* 感度略太郎さんお疲れ様です。ニコチンホームズです。ダビーもすごく……凄くいいですね……アナタ最高よ。 了解です!でしたら、表の方でちょっくら宣言してきますね。最悪な誘い文句に爆笑しました。 以上、宜しくお願いします。ニコチンホームズでした。 (-414) 2021/10/11(Mon) 10:06:43 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「知ってるよ。……知ってるに、決まってんだろ……今までだってそうだったんだからさ……。 奴らが赦せなくて殺したくて、こんな地獄に堕ちてまで消費されるのが嫌で、逃げ出そうとしても無理で、それなら眠ったまま二度と目覚めなくなりたいのに叶わなくて、何も分からなくなるぐらい狂う事すら出来なくて。……。もう、嫌だ……」 暗く、暗く。例えれば光の一切届かない深淵の様なそれを。 あなたに求められるままに与え、そして己もまた埋まらないものを埋めようとするかのようにあなたを求め続ける。 赤い花が咲き、自らにもあなたの生の証が飛び散り。 歪んだ欲を満たす為の声と表情があなたからまろび出たのを捕らえ、己に再び熱を燈しても。 青年はわらわない。冷えたそれは、燈した熱と混じり合い、何もかもを腐食させていく。 「…………、」 からん、とナイフを近くに投げ捨て。 あなたの腹に飛び散った己の白を、つう、と掬う。 (-417) 2021/10/11(Mon) 10:58:06 |
ダビーは、物言わぬ屍になっている。大人しく運ばれて蘇生治療を受けるだろう。 (a177) 2021/10/11(Mon) 13:21:06 |
ダビーは、表に出れないけどミズガネにそれちょっと俺に寄越せよ……って思った。死んでるけど…… (a178) 2021/10/11(Mon) 13:21:42 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 肉体の持ち主がどのような精神構造をしていても、基本人の体は死にたがるような作りになっていない。異常があれば、生命の危機に瀕すれば、肉体はSOSを出す。 けれど男は体の異常を一切合切聞き入れず、あろうことか腹に力を入れて起きあがろうとする。 肩に刻まれた傷が開いて痛みが更に燃え広がる。毒に侵された喉が痙攣したように何度も引き攣る。 それでも男は無視をした。叶うならば、手錠で繋がれた両腕を持ち上げ、その腕の中に貴方を囲おうとするかもしれない。 「ミズガネ」 男は貴方を真っ当に癒すことなど出来ない。今も貴方の絶望に愛しさを感じ心が打ち震えるのを感じながら、汞の腐食の全てを肯定しようとする。 「来て。今だけ溺れよう」 生まれながらの欠落者は、酷く、酷く優しげに囁いた。 ああ、ようやく俺も人のように人を愛することが出来る。 (-438) 2021/10/11(Mon) 14:00:52 |
ダビーは、与太時空でミズガネに輸血パックをベシッッとされたら真顔で「ありがとう」って言うよ。 (a181) 2021/10/11(Mon) 14:02:41 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* 拝啓ニコチンホームズ様 心配になったので念のためご連絡差し上げました。 表現描写とか色々で「愛する」とか言っていますが恋愛的な意味ではないのでどうかご安心ください。(こう、寝取りにならないかが……どうしても気になっちゃって……) ミズガネの今後がどうなるか心配になりながら見守るファンをしていますが、少なくともこの男の愛とかに応えようとすると地獄に真っ逆さまです。ハピエンは無いです。……頼む……こっちに来てはいけない……先輩やチャンドラ様と幸せになってくれ…… 現場からは以上です。 敬具 感度32000倍ドッコイ太郎 (-442) 2021/10/11(Mon) 14:11:02 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……、は……?」 あれだけ痛みを与えられて、あれだけ毒を与えられて。例え身体に取ってはその傷はまだ新しいものでも、精神に刻まれたそれは確かに蓄積している筈で。 壊れかけのこの身はそういった人間の構造をよく知っていて。 だから、起き上がり自身を囲い、まるで抱きしめるかの様な姿勢を取るあなたに、酷く驚いている。 確かにその血はあなたの命を削り取り、確かにその毒はあなたに苦痛を与えている。それは見て分かるもの、なのに。 (……ああ、これが。執念、ってヤツ……?) 目の前のあなたは、愛する人に囁く様な声で、愛する人に囁く様な言葉を吐く。 けれど青年は知っている。これは『アスカ・ミズガネ』への愛では決して無いのだと。 あくまで『嘆き苦しみ絶望する人間』への歪な感情なのであると。 それを理解していながらも、静かに頷いてあなたにもたれかかり。その首筋に舌を這わせる。 ――消費したいのは、お互い様だ。 (-452) 2021/10/11(Mon) 15:17:48 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* 拝啓 感度75000倍ドッコイ太郎様 お疲れ様です。ニコチンホームズです。大丈夫です、此方もその様に解釈しておりますし、ミズガネの方もダビーに対して恋愛的な意味での感情を持つことはない……ないはず……! 先輩ともチャンドラ様とも現状恋愛関係ではないのですが、念の為両者PLに事前に ヤッてくるけど大丈夫!? と確認は取っており、そこは問題ないです!!ダビー……ダビーこれ どうなるんですかね……ホームズは震えております。幸せになるといいなあ(震え声) 現場からは以上です。 敬具 ニコチンホームズ (-453) 2021/10/11(Mon) 15:18:23 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ とくとくと脈を打つ首筋に舌が触れれば、男の唇から漏れ出る吐息に嬉しそうな色が乗る。「ミズガネ」と相手の名前を呼ぶ声は心底嬉しそうだ。くすぐったそうに身を捩れば、喜ぶ心とは反対に痛みに叫ぶ肉体が傷口から赤い涙を更に流した。 本当は何かもう少し声をかけようかとも思ったけれど。 憎い相手を殺したくても殺せない。逃げ出すことも、死んで眠ることも叶わない。狂い切ることも出来ない雁字搦めの事実を理解している貴方の先程が独白が大変に哀れで 大変に愛しくて 、きっと何を言っても自分からでは受け取られないと判断してやめたのだ。「……っはぁ……ふふ、ミズガネ……」 だから、名前に想いを込めて舌の上で転がした。 手錠がちゃり、と高く鳴る。腕を曲げて抱きしめて、自分もまた返すように貴方の肌へと唇を寄せた。 「……それで、次は?次は何をしてくれる?」 もし拒まれないのなら濡羽色の柔らかな髪をかき分けて、その奥に潜んだ白い耳朶に舌を這わせ、歯を立てる。柔らかな感触をひとしきり楽しんでから貴方に続きを促すだろう。 (-465) 2021/10/11(Mon) 16:11:22 |
【魂】 新人看守 ダビー「貴様息するようにボケだすのなんなんだ?????」 のんびり死たまえ、使えそうで使う機会のないフレーズですね。使いたい気持ちもわかります(?) ダビーものんびり勢だけどダビー今死体だからネ…… (_24) 2021/10/11(Mon) 16:28:48 |
【魂】 新人看守 ダビー「………………わかった…………好きなだけボケるといい…………」 素直に労った。この男クズだけど看守としての仕事はちゃんとするタイプなので……囚人が何かあったら肉体は労うよ…… 肉体は。 (_26) 2021/10/11(Mon) 16:35:18 |
【魂】 新人看守 ダビー「ところで今気付いたんだがアマノ貴様この窓は俺のものなのにこのまま順当にいけば持ち主を追放して決闘窓独り占めすることになるのか?なんて奴だ」 ダビー!!!オロナミンC窓!!!卒業します!!!!!拍手で送り出してください!!!!!(?) (_28) 2021/10/11(Mon) 16:42:48 |
【魂】 新人看守 ダビー「アマノ貴様!!!私は次死ぬだろうとか言っておきながら票一つも集まらなかったくせに!!!最終的に勝者はいないとか言っていたくせに!!!このたわけが!!!!!!」 見える相手に見せるように心情とかソロールとか回想投げるの楽しいからね!是非この窓は好きなように使ってね!(それを別村でやったら『全方位から許せねえ』って言われた) じゃあなアマノ!!!俺の卒業ライブ(処刑)見に来てくれよな!!! 票は……集まるんじゃない……?知らんけど…… (_30) 2021/10/11(Mon) 16:52:49 |
【魂】 新人看守 ダビー「まあ元々このゲーム殺したい奴に投票する傾向だからな……シリアス時空でも言ったが犯人探しは初めからしてなかったし……貴様、狼だし今から処刑死も難しいだろうな……俺を殺して吸った命でせいぜい長生きしてくれ」 見せながらとは言うけどソロールでも独り言でもなんか投げたらそれは見える相手に見せながらのロールになるわ!使えそうなら駆け込み寺でも独り言でも好きに使いましょ! ふふふ……ものすごくやる気のある処刑、楽しみにしてるわね……ビッグラブ…… (_32) 2021/10/11(Mon) 17:11:18 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー舌先からあなたの鼓動が伝わってくる。滲んだ汗の塩気を含んだ味がする。 その傷口にも這わせてしまおうか、と思ったが。ぐっと押しとどめて、代わりに指でなぞり、毒の入り混じった血液を掬い弄ぶ。 嬉しそうに、愛おし気に、甘い音で名を呼ばれれば、それが何処から来るものであろうと己の芯は熱を持つ。 そういう風になってしまっている。 「……っ、あ、……。……ダビー、サマ」 耳を食む事を拒みはしない。小さく名を呼んで、歯が立てられる度にぴくり、肩を震わせて。 その手は求める様に、与える様に、あなたの背に回される。 互いの舌が、肌から離され。その続きを促されれば、蕩け滲んだ虚ろな目で翡翠を見つめる。 「……。も、一回……。……、今度は、僕が。ダビーサマの、中に」 白濁と汗と唾液と、色んなもので湿り濡れた己の指を、あなたの足につう、と這わせ。懇願する様に告げた。 (-472) 2021/10/11(Mon) 17:27:45 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 白い指が赤を掬い上げる。なぞられた傷口からは確かに痛みが生まれているのに、甘く痺れ始めた頭はそれを快楽として誤認する。毒の症状以外の理由で、男の体は切なげに小さく震えた。 ぐずぐずに蕩けた緑青。どんな宝石よりも綺麗だと、熱を孕んだ翡翠は微笑み、貴方の全てを受け入れる。 「……、……ああ。構わない。 好きに抱いて。好きに壊して。 何もかも、ミズガネの好きにしていいから」 返答に一瞬言葉が詰まった。 目の前の相手ほどではないだろうが、それでもこの体は軍人として国の駒になった時から汚れている。そこで根付いた恐怖心が顔をのぞかせたが、それすらも踏み倒して貴方を求めた。 ようやく自分が求めていたものを愛でることができるのだ。体を暴かれる恐怖など、なんてことはない。 まだろくに触れていないのに、一度達した下腹に熱が募っていくのを感じた。 再び腕を上げて貴方を解放すると、脚を自ら開く。矜持や尊厳の欠片もない淫売のようなその仕草は、男が処女ではない事を示す証としては十分なものだっただろう。 (-476) 2021/10/11(Mon) 17:59:50 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「…………、」 少し詰まったとはいえ、その懇願が思った以上にあっさりと受け入れられたものだから。顔を上げた青年の表情に、少しだけ驚きの色が混じる。 腕を上げて開放され、躊躇せず足を開くその様子に。ああ、そこは"同じ"なのか、と熱でぼやけた頭で思った。 生命が危機に扮した時、そういった欲が高まるらしい。 何時だったか、誰かがそんな話をしていた様な気がする。 濡れて湿った手と指は、するりと、足からあなたの秘孔へ。 中指から順につぷ、と挿れて。ゆっくりとその中を押し開き、暴き、解していく。 もう一方の空いた手はいっそ優しくすら思える様に、あなたの身体に添えて。伝った汗をなぞり。こわれかけの青年は、す、とその目を細める。 (-482) 2021/10/11(Mon) 19:06:51 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 秘されていた場所に指が潜り込む。受け入れたことがあるとはいえ、本来受け入れる為の器官ではないのだ。異物感に思わず顔が歪む。 「……っ、ぃ、いい。丁寧にしなくて、いい、から……優しくしなくていいから……」 汗をなぞる指に合わせて体が捩れ、頭は力なく揺れ動いた。 男が最も恐れていることは自分で自分の制御が出来ないこと。痛みはまだ耐えられるけど、気持ちよくなるほうがかえって振り回されるので怖かった。そもそも、優しさといった厚意を向けられるのも苦しかった。 今の貴方は、まさしく男にとっては毒だった。 蕩けていた瞳に焦りが滲む。細められた虚ろの目に、訴えかけるように視線を注いだ。 (-486) 2021/10/11(Mon) 19:29:14 |
ダビーは、ゆっくりと目を開いた。 (a188) 2021/10/11(Mon) 20:30:22 |
ダビーは、体が動くかを確認する。問題なし。…………俺は、いつも通りだ。 (a189) 2021/10/11(Mon) 20:31:05 |
ダビーは、カウンセリングを受けた。一般的にどういう受け答えをしたらいいかは、何となくわかる。はず。 (a190) 2021/10/11(Mon) 20:32:35 |
ダビーは、自室に戻った。端末を手に取り、一つのチャンネルのログに目を通す。 (a191) 2021/10/11(Mon) 20:33:07 |
ダビーは、ダビー (a192) 2021/10/11(Mon) 20:33:45 |
ダビーは、ここで誤字するのはしんどい (a193) 2021/10/11(Mon) 20:33:54 |
ダビーは、投票先を見てゆっくりと笑った。 (a194) 2021/10/11(Mon) 20:34:32 |
ダビーは、ミンに「今のはNGシーンなので……見なかった事にしてくれ……」と顔を覆った。 (a195) 2021/10/11(Mon) 20:36:05 |
ダビーは、トラヴィス様!?!?になっている。 (a198) 2021/10/11(Mon) 20:43:52 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……。なんか、もう……分かんねえんだよ……。どうしたいのか、どうすりゃいいのか……。……なら、せめてさ……頭の中、真っ白なるぐらい。気持ちよくなりたい、って……」 うわごとの様にそう呟いて、あなたの視線を捕まえる。 少しずつ押し広げ、指を増やしていって。その中が十分に受け入れられる程に解れた、と判断すると、それを引き抜く。 己の指とあなたの内側が、名残惜しそうに透明な糸で繋がれる。 「……ん……、」 そうして片方の手はあなたの腿に、もう一方は近くの床に手を付いて。 既に先走りを零している、自身のものをぴとり、と当て……ゆっくり、腰を押し進め、あなたの中に収めていった。 (-500) 2021/10/11(Mon) 20:44:05 |
【人】 新人看守 ダビー 新人看守に用意された看守控え室。 議論のチャンネルを最新のものまで全て眺めて、端末の電源を落とした。 「……ふ、ふ。はは。あはは。貴様も同じだな。俺から離れた周りの人間と同じだよ、アマノ」 首筋をなぞりながら、湧いては止まらない笑みを隠しもせずに外に晒した。 (110) 2021/10/11(Mon) 20:49:14 |
【人】 荒野の山羊 ダビー「──思うだけなら自由。貴様の言葉だろうが。 だから俺は、俺は貴様に晒したと言うのに。晒した途端すぐこれだ。 俺は何も、なぁんにも罪を犯していないのに。 俺よりもよほど正しい価値観の犯罪者と違ってなあ?」 (111) 2021/10/11(Mon) 20:50:02 |
【魂】 新人看守 ダビー 人として生きることが面倒くさくなったから、全てを殺して指示に従うだけの駒になった。 人を殺しても国の為と喜ばれる世界だった。自分を動かす者が悪だと言う相手を斬り捨て撃ち殺すだけで褒め称えられる。 国を失ってからは罪なき者たちが善であり、罪を犯した者たちが悪であると父に言われたのだったか。 ただ、この監獄に来てから俺の中にある色々なものが変わっていった。 善と呼ばれる日向にいる者でも悪辣な部分があり、二面性を持っていること。 そのもう一方の側面の為に、人々が抱えている飢えを満たす為に……凶悪犯罪者達は、悪と呼ばれ日陰に追いやられた者達は生かされているということ。 悪は生きることを求められているのだ。 例えそれがどのような扱いだったとしても。 生きることが、許されているのだ。 (_33) 2021/10/11(Mon) 20:53:43 |
【魂】 新人看守 ダビー それなら……それなら。 「俺も生きても許されていいと思わないか? 俺らしく生きてもいいと思わないか?」 ああ──俺の居場所は、ここだったんだ! (_34) 2021/10/11(Mon) 20:54:16 |
【置】 新人看守 ダビー(部屋の机の引き出しに鍵のかかった手帳がある。持ち主が開いていた時には全て鉄の臭いがする赤いインクで文字が走っていた。) [新人看守の手記] チャンドラ様:悪いと思っているのなら、貴方の傷をどうかこれからも見せてくださいね? トラヴィス様:好きですよ。何処にも行けない亡霊のような貴方は大変に愛おしい。 アンタレス様:一番まともな人間そうですが、だからこそこんな場所では一番生きにくそうだ。 メサ:S-586。少しずつ人間性を獲得しているのだろうか。おめでとう。そのまま苦しんでくれ。 アマノ:人としてあり続けようとし、傷つき苦しむ姿がたまらなく好きだ。……一方で、その精神性には反吐が出る。気に食わない。 ナフ:M-219。裏表のないその気質のまま悪を謳歌して楽しそうにする姿が腹立たしいんだ。それはそれとして、貴様答えは出せそうか? ミズガネ:たまらなく可愛らしくて綺麗で健気で可哀想で愚かで痛ましくて……ああ、ああ。愛おしくて仕方がない。 メレフ:E-253。貴様、どこに向かってる?(ろくろを見ながら) ニア:…………………………ありがとう。 キンウ:A-192。まともな感性のように思える。苦しくはないのだろうか。それなら、興味はない。 ルヴァ:A-042。俺が求めているものは貴様には無いとは思うが、その制御の上手さは見習いたいものだ。 ミン:T-028。……正されたその器では、持っていた罪を受け止め切ることは難しいんじゃないか? イクリール:R-091。きちんと会話をしたことはないが、M-219みたいな雰囲気がする。あまり近づきたくない人種かもしれない。 (持ち主が赤いインクで綴られた文字を手のひらで撫ぜると、文字たちは静かに紙の中へと消えていった。) (L3) 2021/10/11(Mon) 20:54:53 公開: 2021/10/11(Mon) 23:50:00 |
【秘】 看護生 ミン → 新人看守 ダビー「そうですねぇ。どんな仕事でもそうやと思いますけど、基礎は大事ですから。特に医療にかかわる人間は、程度の差はあれど命を預かるものですから」 そう話す囚人の顔は、ほんの少し明るかったかもしれない。 椅子を勧められて、一瞬怪訝な顔をしていたが。意図を汲み取って腰掛ける。 両手を膝の上に揃えて、囚人はぽつぽつと話し始めた。 「最初は、ほんの興味本位やったんです。洗脳による精神矯正……確かな効果があるとされながら、使われへんようになった技術があるって知って。 それが、現代でもどの程度通用するんか、試したくなって」 勤勉な看守なら覚えているだろうか。この囚人は電気の異能を持つ、とデータにある。瞬間的な出力は非常に低く殺傷能力は皆無、だが緻密な操作が可能であり、 電気を使う機械類を自在に操ることができる らしい。おそらく自身の異能を駆使して、独学ながら"治療用"の機械を作り上げたのだろう。 「重い精神疾患のある患者さんにこっそり試したら、恐ろしいほどに効果がありました。それで、思ったんです。 『ああ、人間の精神ってこんな簡単に変えられるんだ』 って」 (-506) 2021/10/11(Mon) 20:57:23 |
【秘】 看護生 ミン → 新人看守 ダビーそこからは早かった。 悩みを持つ人間を見つけ、看護生の立場を利用して治療と称して施術を勧めた。 自らが勤務する船での限界を感じると、自らの能力を駆使して廃棄予定の医療船を奪い、そこに犯行の場を移した。 「当時の私は、他人の精神を書き換えることを楽しんでいました。ストーカー気質の人間の性格をより攻撃的なものに歪めて、意中の人を襲わせたりして。家族思いの母親の性格を正反対に書き換えて、自らの子供がいる居住区に火を放たせたりして。それを見て笑っていました。 ……本当に、なんて恐ろしいことをしてしまったのかと思います」 そう話す囚人の両手は強く握られ、震えている。 (-508) 2021/10/11(Mon) 20:59:13 |
ダビーは、わらっている。 (a199) 2021/10/11(Mon) 20:59:29 |
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