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【見】 こどもの ブラキウム>>1:94 アルレシャ 「お菓子の家……硝子の靴……!」 子供の頭の中は、 すっかり楽しいこと一色だ。 嫌な事は強要されず、ただ喜楽のままに過ごす日々。 想像するだけでこれまでの『日常』が霞んでいく。 「ふーんっ、見つけてあげなくもないけど。 あたしはもうちょっと ここに居ても良いかなあ。 なんだかすっごく、楽しいんだもん!」 約束を紡いだ指をゆるりと離し、 布越し──原っぱにごろんと寝転がる。 夜空を見上げれば、ぴかぴかの星たちが自分の門出を祝福するかのよう。 「アルのお母さんって、 どんな人? 優しい?」 (@0) 2022/01/17(Mon) 21:10:43 |
【見】 こどもの ブラキウム>>湖畔 「アルのお母さんが、国を────?」 不思議そうに首を傾げて アルレシャと語らっていたところだろうか。 楽しげな声に出迎えられたのは、 先程の眼鏡の女性と、更にもう一人。 「アル? どうしたの……、」 騙された苦い思い出を呼び起こされれば ぐーっと苦虫を噛み潰したように眉間に皺を寄せて 寝転んでいた体勢から、重い上半身を起こした。 「なんで来たの? あたし達が怪我したとか寒いとか、 おねーさん達にはカンケーないのに?」 アルレシャを庇うように身を寄せて まるで敵視するように二人を見つめる。 (@5) 2022/01/18(Tue) 19:22:59 |
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