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【人】 祓魔師 ダンテ[ 浴室から現れたヴィは裾のドレープが豊かなワンピース姿で>>67 日除けは彼の皮膚が日光に晒されないよう腕を覆うくらいに長いのだが、膝上くらいのワンピースの裾とひらひらと相まってすごく可愛らしい。 可愛いと思わず口にしてしまったがヴィの表情から何と思っているかは読み取れずにいる。と言うより彼についての何かの形容詞を自分が述べて彼が反応を返すことはあまり無いから自己満足だ。] うん、せっかく良いホテルに泊まれたから 寝るだけだともったいないし! 家族旅行をするとさ、いつも外で遊びすぎてホテルを散策することなんてできなくて [ 自国の習慣として学習機会を得るために子女が修道院に放り込まれるというのはありふれたことで。長期休暇として自宅に帰る期間もそれなりにあった。 そんな過去が子供の頃の思い出として残っているから子供じみたことを言う。 中庭から上を見上げれば空中回廊とこの地域の意匠だろう独特の窓枠や色とりどりのパネルが見える。 宿泊客に解放されている場所もあるだろうからヴィと見に行けるならきっと楽しい。] (75) 2021/04/22(Thu) 2:07:47 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 中庭をしばらく散策して、戻った頃には客に朝食を提供できるようにだろう早い時間からカフェが営業を始めている。 自分たちと同じようなことを考えたかは知らないがすでにまばらに飛び飛びだが客の姿がある。朝早くの空気はすごく心地よい。] すごいね、目の前で絞ってくれるんだって。 [ ヴィの視線が彩り賑やかな一角に目がいっている様で、そんなことを言う。自分は昨日少し食べすぎたような気がするから今朝は控えようなんて考えていたのも歩いたらもう忘れた。 こちらでは朝の定番だという>>29ムサビーブというのが気になる。全粒粉と粉ミルクふくらし粉塩。パンケーキのようなものだが食事になる味付けのようだ。 甘くしてもいいみたいだが、自分はそれは避けておく。 ジュースを絞ってもらってあとからコーヒーも欲しいなとか、そんなことを考えていた。**] (76) 2021/04/22(Thu) 2:16:23 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 木陰の落ちるテラスの涼しげな席に黒一色のベールを被り裾だけひらひらとしたワンピースを着たヴィが腰かけている。 少しだけ覗く手の先や足元は氷砂糖みたいに白い。 自分がいつも心配する気持ちなんて彼だけがわからないんだろう。こんな綺麗なものを日で灼いてしまうなんて。] (-76) 2021/04/22(Thu) 2:19:08 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ それから、ヴィは眠たそうにしてはいないかと、様子を伺い。] 一度部屋に戻る? そういえばシャワーをつかいたいし [ 朝食を終えた頃にはそう提案してみる。シャワーなんてのは割とこじつけだ。自分が楽しげにしているから、空中回廊や上階のほうにも彼が付き合おうとしてくれそうな気がするから。**] ($26) 2021/04/22(Thu) 2:21:05 |
【独】 祓魔師 ダンテ/* うう><かわいい あと、一個嬉しかったの、朝ごはんのところ、ヴィが何頼むかなでダンテの注文パンケーキだけ確定させてたらちゃんと、おかずになりそうなもの頼んでくれた (-96) 2021/04/22(Thu) 15:15:22 |
【妖】 祓魔師 ダンテ気取ってるわけじゃないんだよ 格好悪いことをしたくないだけで… [ 語尾は尻すぼみになっていたかもしれない、] うん、普段通りでいいってことだよね そうありたいな [ 彼の前では、本当に自然にできることとできないことがある。頰にヴィの手のひらが触れて、彼の体温は自分の人種にとっては幾らか低くてひんやりとして心地いい。 抱きしめているのは自分なのに、熱のある子供が額に冷たいものを乗せてもらった時のような気持ちになる。いつの間にか目をつむっていて、 睡眠は心地よいが彼といる時は本当に眠りたくないと思ってしまう。*] ($30) 2021/04/22(Thu) 17:04:21 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ 翌朝、額に口付けを一つもらったというのに、不意打ちだったのだからと、長椅子のまえでもう一つと強請った。 ヴィは目を閉じ睫毛は長く銀色で、頰に手を添えて指先で触れて見たいと思いながら、それを我慢した。 彼が目を開けば想像通りの緑の瞳がこちらを見ていて、薄暗い部屋で光を集めとても綺麗だ。 要望は通るだろうかとじっとしていたなら彼が顔を寄せてくれたので、今度は自分が眼を閉じてそれを待つ。彼の冷たい口付けが額に届いて、目覚めた時より少し長くて自分は嬉しげに笑っただろう。*] ($31) 2021/04/22(Thu) 17:05:39 |
【人】 祓魔師 ダンテ嬉しいよ [ 自分の見立てが間違ってなかったのか、彼が何を着ても似合うのかはわからないが。思った通りかそれ以上かのものが見れたなら単純に嬉しいものだ。 しかも自分のわがままに付き合ってくれたようなものだ、その気持ちが嬉しい。 可愛い綺麗だとか、ヴィに言っても、彼にとってはあまり意味をなしていないのかなとは思ったりする。彼の種族的な特性として、自分のような世界を占める大多数の人種が好むような姿なのは、猫が猫のまま可愛いみたいなもので、そういうものだからくらいの感覚なのかもしれない。推し量るばかりだが。] ふふ、子供の時のやり残しだから、大人がすること [ 子供みたいというからそう答えて。とはいえ、凝った作りの宿に泊まることが今後もあるなら毎回同じようなことは考える気もする。 自分の話を聞きながら、彼が笑いを堪えるような仕草をしていたから、こんなつまらない話でそんな反応をもらえるならと何だか喜ばしい。 それから口元を抑える仕草に少し笑って。*] (96) 2021/04/22(Thu) 17:06:02 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 彼が真の糧にしているものを知っているのだが、自分に何か変化があるような気もしない。懐かしさと少しの楽しさ混じりの、普段なら思い出しもしない遠い過去の記憶。] (-109) 2021/04/22(Thu) 17:06:38 |
【独】 祓魔師 ダンテ[ 何か根幹になるような大事なものを取られたとしても自覚の無いまま、自分は違う自分になっているのかもしれないが、彼はそんなことはしないと悲痛な声で否定をしたから信じている。*] (-108) 2021/04/22(Thu) 17:07:03 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ スタンドには色とりどりの果物と野菜もいくらか積まれていて、目移りするほどだ。ヴィは多めに積まれていたザクロが人気なのかだと判断して、それを選んだようだ。 地元の人に人気なら触れて見たいのはわかる気がする。] ザクロの実を一つ一つとるのがもどかしいってなるのに、こんなに果汁が取れるんだね [ 届いたグラスは赤い液体が満たされて、グラスは結露しているからよく冷えているのだろう。氷で薄めることもしないから果実だけの味が楽しめる。 自分はしばらく考えたがお任せで野菜ジュースを作ってもらった。旅先で急遽パランスとか考え始めるようなアレだ。] うん、もちろん [ ヴィがシェアしようというから即答した。主食だけ決めたのはヴィが何を頼むかを見てから考えようと思っていたからだが、偶然かちょうどサイドになりそうなものを彼が頼んでくれて少し笑う。] 足止めされて仕方なくってのを忘れそうになるね もっと安全なときに立ち寄りたかったな [ ゆっくり朝食をとり、締めにはコーヒーまで。市街地の喧騒も普段なら好ましいのだが、この国の前提を考えるなら緊張も伴う。 だから自分としては、少し離れたこの場所でよかったとも考えてしまうが、各地の風土や文化など興味ありげなヴィとしてはもったいないと考えてしまうんだろう。*] (97) 2021/04/22(Thu) 17:08:01 |
【妖】 祓魔師 ダンテじゃあ一度部屋に戻ろう [ シャワーの水音はしていたがそういえばヴィはゆっくり足を延ばす機会はなかったなと。 先に湯船を使っても良いよと伝えたがそこは遠慮されてしまっただろうか。 自分が湯を浴びたいということを言い訳にしてしまったのが裏目に出てしまった。] そうしよう、あかりが灯るところを見てみたいよね 王宮の近くなら逆に安全だと思うし [ がさごそと荷物を漁りシャワーを浴びる準備をする間そんなやりとりをして。浴室から戻った頃には彼は案の定というかヴィは寝息を立てている。 計画通りというのはこのことだろうか。] 寝ちゃった? [ ベッドのそばで一応の声をかけたが返答は期待してない。今日こそは書き物を進めておきたい。覚えておきたいことがたくさんある。 日が陰ってきたらバスタブに湯をためておこうかなとか、それはやりすぎだろうかとかバカなことを考えていた。**] ($32) 2021/04/22(Thu) 17:10:26 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 人の記憶の残滓と、適宜な水。生きていくにはそれだけで事足りる。 血を糧にしていたなど、自分の血筋では曽祖父、いや更にそれ以前の世代の話だ。他種を畜類と見る傲慢が祟って迫害され、北の果ての地へ追いやられた。 それであるのに老耄たちは未だ多くがその食性と血統を誇るのだから恐れ入る。必ずしも血でなくともよい、と気付いたのはいつの頃の話か知らない。極北の地では当然贄の数が減ったが為の苦渋が見出したのか。何を選ぶかは各々異なるが、人の精に近しいもの。それでよい。若い世代ほどそちらを選んだ。 血液というのはただそれがわかりやすい形だっただけのことなのだろう。 今も、彼の記憶の欠片を貰っている。彼もそれを承知している。必要以上に収奪することはないと信じてくれているのだと信じたい。 彼の初恋の思い出すら、手に入らないなら舌の上に乗せたいと懇願したような自分であるのに、彼はどこまでも優しく自分に甘い。] (-117) 2021/04/22(Thu) 21:01:42 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ 昨日の晩の君が好きだよという言葉は寝入る間際に。 胸に流れ星が落ちて、そのまま留まるような気がした。君が好きだと返したいのに、眠気に邪魔をされてしまう。また明日必ず。*] ($35) 2021/04/22(Thu) 22:55:46 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ だからヴィの食性を知っても、怖いと思うことはなかった。彼がいなければどのみち語られることもなかった思い出だ。 初恋の記憶だって、自分の趣味が詩を書くことだったからあんなに昔のことを残していられたが、そうでもなければ断片的なものしか覚えてはいなかったろう。 若い時分の拙い文章を見て涙をこぼしてくれるのなんて彼くらいだ。できるなら甘くて美味なものならいい。*] (-120) 2021/04/22(Thu) 22:57:25 |
【人】 祓魔師 ダンテあはは、なるほど。食べる時面倒だなって昔思って、それにあんなに果汁が出るとも知らなかった。 [ ヴィが指し示す先を眺めていたら、別の客が頼んだものだろうザクロのジュースが作られている。半分に切った実に圧をかければ赤い液体が滴るのが見えた。 血みたいだなと少し考えてしまったが、何となく黙っている。 ザクロは自国では珍しい食べ物で、何かの時に一度食べたきりだったから、知らないことはたくさんある。こうして旅をして知る事もあるんだろう。] ん? 君とならどこに行っても楽しいだろうなって [ やっぱり理由なんていいと言われたがそう答えた。本当は旅人と宿の提供者という一期一会で終わる関係を自分が延長したかった。 いつか、旅行しない?と自分は尋ねたんだったか。旅が無理でもまた彼の元へ遊びにいくつもりでいたのに、返答は「何処にいく?」と一足飛びのもので。 それに彼を伴わない遠出があったとして、何か綺麗なものや美味しいものに巡り合ったらヴィにも見せたい食べさせたいと考えるようになった。] … [ 一度口にしたことを撤回するのは珍しく、その上無表情を務めようとしているから少しのおかしみがある。何を考えているのかはわからないのだが、そう悪いことでもなさそうで自分は笑っていたかもしれない。**] (125) 2021/04/22(Thu) 23:02:33 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ シャワーを浴びてからしばらくは窓際で、昨晩から今まで、見たことや思ったことなど、メモに書き込んでいたが、だんだんに眩しくなってきたから長椅子に移動した。 ヴィの眠っている場所は天幕で遮られてはいたが、レースのカーテンで窓を覆っておく。 風が吹き込むようで涼しく室内は心地が良い。自然なもののようだが、魔法の道具が使われているというのが不思議だ。] え?もうおきちゃったの? [ だんだん飽きてきて、持ち込んだ本をめくったり今日の新聞を読んだりしていたら昼少し過ぎくらいにヴィからの問いかけ>>$34] ちょうど集中できなくなってきたから、何か食べにいこうかなって考えてたところ [ 何となく、日が沈む前までは眠るものだと思っていたから、割合早い目覚めに少し驚いたのと、嬉しさと。] ($36) 2021/04/22(Thu) 23:07:37 |
【妖】 祓魔師 ダンテ君は何か食べる? ルームサービスを取ろうか 酒も飲めるし [ ふふと笑って、いっぱいにはいなら夕方出かける時には抜けているだろうと思い堕落の誘い。*] ($37) 2021/04/22(Thu) 23:08:18 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 思い出したらと自分は気軽に言う。彼の心中は知らないまま。一年二年と積み重ねていく間に、ダメになってしまう事は多い。 だけれど、ヴィは自分が悪い変わり方をしなければ、いつもあの駅の国にいてくれるような気がしていた。 自分にとってはこれから先の長い時間、彼とできるだけそばに居られたらと思うのに、 ヴィにとっては短い時間だ、四十九年周期の出来事をまるで数年前のことのように話す。] うん、僕も楽しい [ ただ二人で食事をして、同じものを見て、今はザクロが絞られている光景とか、木漏れ日のキラキラしたところとか。 それだけだというのに、彼が楽しいというから、ヴィからすれば自分は無邪気ともとれるような同意を返したことだろう。 注文した食事が届いてパンケーキの三枚のうちのひとつをヴィに、それからオムレツやサラダなどの盛られたプレートを二人でつまむ。そのうち2/3は自分が食べてしまった気がするが。] 眩しい? [ ヴィの表情が、眩しいものでもみるようだったから、そんな風に尋ねて。皮膚だけでなく夜目の効く彼の瞳は強い光に弱い。 そうじゃないとわかったのは自分が彼を見て面白そうにしていたせいで、珍しくヴィがムッとした顔をしたからだ。*] (134) 2021/04/23(Fri) 1:08:55 |
【人】 祓魔師 ダンテそうだ、海を二人で見られるから やりたいことはまた一つ達成できるよ [ コーヒーが届いた頃、自分が思いついたようにそんなことを言った。 この国を離れられたら次は海を二人で見られる。厳寒な地方に住んでいたから、海といえば冬の灰色の厳しいものしか思い浮かばない。ヴィも多分同じような光景を海の印象としているのではないかと思う。 だから、もっと青くてキラキラとしたものを見てみたい。*] (135) 2021/04/23(Fri) 1:09:48 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ ヴィの言葉が本当かなと、彼の様子を眺めればしゃんとしていて。無理をしておきたのではなさそうだ。昨晩少しとはいえ眠ったのも関係しているんだろうか。] うん、じっとしてたから疲れた [ ルームサービスを頼もうかと言いながら伸びをして、そのあとの言葉は彼なりの冗談なのかと思ったがどうやら本心から出た様でわざとらしくため息をつく。] 流石に昨日買ってきたアラックを開けるなら自信はないけど、 [ ヴィが強すぎるんだよとぶつぶうと言いながら、食べ物は特別要らないというから飲みたいものを訪ねようと彼に視線を向ける。] ($39) 2021/04/23(Fri) 1:10:34 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ すると彼は突然に黙り込んでこちらをじっと見ていた。天幕の向こう、影の濃い場所に、いつもより小柄な彼が広い寝台の上にぽつんといるから何となく寂しげに見えて歩み寄る。] 手に触れてもいい? [ 許されるなら膝をついて両手で彼の片手を取り、指先に口付け頰で触れる。返答がなければ跪くだけにして。どうしたのと彼の言葉を待つ。**] ($40) 2021/04/23(Fri) 1:15:23 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ そばに寄り、許されれば手を取って指先に口付け頬で触れた。寂しげに見えていたが近づけば言いたいことがあるのを我慢しているように見える。] … [ それから、起きたからとだけ一言を彼が呟いて、自分は暫く血の巡りが悪くて気付けた時には破顔してしまったと思う。] 君が好き [ 昨日の夜中に返し損ねた言葉を添えて、立ち上がり彼のひんやりとした片手も名残おしかったが離して、彼の頬に手を添えて目元と頬に口付け。 それから大きな犬がするみたいに額で彼の髪に触れた。**] ($42) 2021/04/23(Fri) 7:57:23 |
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