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【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス舌打ちをひとつ。 まあ、思いついたことがあるのかそれ以上の不機嫌アクションはなく。 「そんなに酒が飲みたければ自分で買え。仮にお前が呼んでたとしても奢る気が一瞬で失せる。 ……なんだ?やましいものならそれだけ高くつくが」 首を傾げて、そうして僅かに耳を寄せて見せる。聞こえてきた答えには、酒気を差し引いても……思うところがあり、目蓋を重く閉じる。 「……国から逃げるのか。無理もない。まともに生きるならここは全てが道理のもとにない。 天命に気に入られれば黄金と夢を得て、見放されれば底の底まで叩き落とされる。それだけの……」 (-64) 2021/12/11(Sat) 9:47:39 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ「……そういう甘さが、この街での寿命を縮めるということを覚えておけ」 納得いく答えではなかったからか、ふん、と鼻を鳴らして。ただそれ以上口煩く言うことはない。 「悪い夢を見たらノアベルトではなくおたくに真っ先に文句を言いにきてやる。精々良い効果が出ることを祈っておくんだな」 まるで、突き放すように。案じられた時に返す言葉が自分の中から出てこなくて、不器用に押し除けるような、口調で。 (-66) 2021/12/11(Sat) 10:40:11 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 埃運び オーウェン「覚えておく、ありがとうオーウェン。簡単にはくたばるつもりもないが、つもりだけで全てが通る世でもないのは知っている。この先も、お前の言う甘さを向ける相手は選ぶことにする」 甘さを誰ぞに向けるのはやめないと言っているし、向ける相手にあなたを入れるのもやめないと言っている。それでいて長生きはする気らしい。甘々の甘ちゃんである。 「ああ、そうだな。夢見が悪かったら、文句を向けるのは小生の方にだな。小生はオーウェンの眠りに影響する何某かをしたので。文句が来なければ、そうでもなかったのだと思うことにする」 ふ、と息を吐く音がした。善意を押し退けるような口調に気分を害した様子もない。むしろ喜色が滲んだ気配さえある。 「まだ早いが、おやすみオーウェン。よい夢が見られることを祈っている」 あなたの調子を崩しっぱなしのこの絡繰は、これまたマイペースに別れの挨拶をし、そうして去っていったものだろう。 この後あなたがそれほど悪くない夢を見かけたはずが、なんか結局めちゃくちゃな夢を見ることになるらしいのは知る由もなかったのだった。 (-69) 2021/12/11(Sat) 11:26:56 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン──エドゥアルトは、オーウェンを探している。 その姿を認めるまで。嗅覚にたよって動き回るより、酒場へ寄るのを待つほうが早いか。 (-70) 2021/12/11(Sat) 14:39:08 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル実にしょうもない、なんて瞳で挟みかけた足を一瞥するも、観念したように扉を開け放つ。 「ハン。タダで観せてもらえるなら、付き合ってやらんこともない。癪だけどな。 幸いちょうど猫の戯れが済んだところだ。空いているといえば空いてる」 苛立たしさは表情に浮かんでいるものの、あくまでいつも通りに。声を荒げてしまってはそれこそ怪しいものだから。 「その代わり、くだらない話なら閉め出すからな。 話す間にどれだけ依頼を探せるか、分からないはずもないだろ?」 (-71) 2021/12/11(Sat) 15:08:17 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「オオカミ?何のことだ?……なんて、ここに来てすっとぼけても意味ないか」 屈んで、顔を近づけて、そこから見上げるように。 帽子のつばから覗く右目、有鱗目特有の細い瞳孔、鮮やかな水晶体は、怒りも悲しみもなく、真摯に貴方を見据えた。 「お前の存在は革命の妨げになる、と見た。いわば言論の自由に対しての見せしめといった方がいいか。 やることは簡単、些細な尋問だ。この都市の埃である俺が担当するのは、おたくには不本意だろうが…… ……ま、抵抗しないなら手荒な真似はしない。ただ、話すことを考えて、事が運ぶまでお利口さんにしてくれたらいい」 余所には聞こえないように、小さな言葉で、ハッキリした発音で。そう宣った。 /* お気になさらず……ゆったりいきましょう。何か暴力系統を行う場合はワンクッション置くようにしますね。お好きに避けるなり、あるいは怯えるなり無駄だと諭すなりすればやめてくれます。 (-76) 2021/12/11(Sat) 17:17:40 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……飯選びには付き合ってやらないぞ」 酒場にて。視線が合って、あなたの探し人が自分でありそうだなと思った時には不意にそんな言葉が口をついて出た。 (-77) 2021/12/11(Sat) 17:30:49 |
【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン貴方の部屋、或いは仕事帰りの貴方を外で捕まえるか。 正しく人気がない事を確認した状況で、その割にいつも通りの人す気のする軽い笑顔で、片手をあげて貴方に声を掛けてくる。 「さて『ここ以外では何と言われようといつも通り』── そう言われてましたが、これは昔みたいに 時給じゃ貴方の時間を買い取れませんかね?」 昔、最初にまともに会話をした時の事を言っている。 あの時は何だかんだ言いつつも面倒見のいい貴方の事だ、物好きと言いながらきっと会話をしてくれただろうが。 「勿論ここでとは言いませんよ。“いつも”の場か、 “友人”しかいない酒場や宿ででも構いません」 今回は内容が内容だ。外で一切話したくないのも自然だ。 故に応じてくれるか、男もまだ確信は持てていない。 持てていないが、声を掛けてくるのもまたこの男である。 (-79) 2021/12/11(Sat) 17:43:05 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ハァ〜ア…… 遠回しに話しかけてくんなと言ったつもりだったが? それにお前らと来たら俺を誘う口実に酒しか使えないのか。どこぞの娼婦のがまだ手数があるぞ」 言い草からして既にどこぞの蝙蝠に誘われていたのか、ほんの僅かに朱色の差した頬で部屋から出てくる。 酒に強い配達屋のことだ。これでも恐らく酔いのうちに入らない……とでも言ってのけるだろう。 とどのつまり。 一度はもうタダ酒につられて出てきた、ということ。 「どこでもいい。勝手にしろ。 行き先を一緒に考えてやるほど俺はお人好しじゃない」 (-80) 2021/12/11(Sat) 18:36:12 |
オーウェンは、なんでお前らは俺を誘い出す口実がタダ酒ばっかなんだ。 (a24) 2021/12/11(Sat) 18:54:12 |
【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「はて、“お前ら”と言われましてても元々この手法を 使ったのは此方が先だったと思いますがお忘れですか? 或いは──遠回しな“そう言う行為の”お誘いで? だったら申し訳ない。その辺りはどうにも鈍いようで。 手解き頂かないとお好みに合う行為ができるか、 指定がないと選ぶのに迷う悪癖がある物ですから」 冗談か否か。わかり辛いいつもの笑顔で。 少なくとも清廉潔白とは程遠い話題を口に出す。 鈍いと言いつつこの口調だ。 経験がないなんてことは、まずないのだろう。 「とは言え誘いが被ったのは偶然とはいえ、 少々タイミングが悪かったですね。 行先は提示できますが、日を改めましょうか。 介抱を面倒臭がって放り出すには向かない場ですので」 (-85) 2021/12/11(Sat) 19:49:05 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン「おや手厳しい。 とはいえくだらないかどうかは君の決める事。 閉め出されないよう最大限努力はするが、確約はできないな」 苛立たしげな表情にわざとらしく肩を竦めて。 扉が開け放たれたならこれ幸いと部屋の中へ足を進めた。 その後は多分、勧められずとも適当な所に掛けるなりして。 流石に懇切丁寧な饗しには期待できそうにないから。 その傍らに、 手土産だ、なんて言って酒瓶を差し出したんだろう。 「多分、君としてはもう うんざりするほど話したような話だろうけどさ。 君、あの"猫被り"は仕事でやってるのか? 幾ら仕事は選ばない"埃運び"とて、損得勘定ができるなら 何もあんな泥舟に乗る事はないだろう。」 新参者もそれ以外も下手を打てば等しく"トカゲの尻尾切り"。 加えてこの素性の知れないよそ者の役者でさえ引き入れる始末。 体制は組織としては杜撰も杜撰、 内情を鑑みるに恐らくは資金繰りも芳しくはない。 単なる損得勘定の上であれば、幾ら何でもリスクが大きすぎる。 であればその不利益を押して受けるに足る理由があるか。 そんな"仕事仲間"としての疑問。 「勿論話したくないならそれで良いのだけどもね。 それならそれで、もっとくだらない話をしようじゃないか」 (-87) 2021/12/11(Sat) 20:34:39 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「…………そう、か……」 視線が合っただけで急に言われたものだから、思わず目を伏せた、残念そうに。けれど、すぐにその必要はないと、首を静かに横に振る。 「ただ、……すこし話をしてみたいとそう思っただけだ……。 おれは、きっと貴方に、聞きたいことがある。 ……知りたいことがある。それだけ」 「……貴方を悪いようにはしない」 構わないだろうか、と。馴れ合いを好まなそうな貴方を気にしての言葉のように、聞こえる。 (-93) 2021/12/11(Sat) 22:33:38 |
【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 埃運び オーウェン「そう、あなたは……ヒトですら、ないのね……。 抵抗なんてしないわ、きっとどうにもならないもの…。」 諦めた、しかし決意を決めたような目で、あなたの特徴的な瞳を見つめ返す。 「ただ、あのね、どうしても……お願いがあるの。 ……せんせ…ノアベルト先生には、 どうか手を出さないで……酷いことをしないでほしいの。 そのためだったら、どんな要求でも呑む。 わたしを革命軍の手駒として使ってくれても良いわ……。」 (-94) 2021/12/11(Sat) 22:39:39 |
【人】 埃運び オーウェン「……チッ、酷いツラだな。 それこそ墓場の死にぞこないみたいな。 わざわざ見た目を寄せに行くこともあるまいに」 舌打ちは、何を不快に思ったからか。 幾つかの荷物を前に、いつも通り不機嫌さを隠そうともせずメモをつけていく。 「こんなことが起こり得る場で働いてかなきゃならないと思うと気が滅入る。働かなきゃ明日生きてく金はいつか途切れる。ああ、ホントに政府の言う革命屋がいるならとっととどうにかしてほしいね」 (41) 2021/12/11(Sat) 22:48:22 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「人でないものは珍しくない。 そんな物言いをされることは、もっと珍しくない。 ただ、」 襟首に手を伸ばし、掴み上げようと。 ただそれは、振り払えばすぐに解けるような。 あからさまに力の入っていない、形だけのもの。 「 ただ、立場は弁えたほうがいい。 分かるか?おたくはそれこそ、この俺に何か要求できるような大層なご身分なんかじゃあない。 要求するのは俺だ。……ハァ〜ッ」 払われるなり、そうされないなり、 大きなため息と共にその手を引っ込めて。 ままならないものを前に、何かを思い悩むようで。 「ノアベルトの処遇を決めるのだって、俺だけじゃない。俺一人と約束したところでな、革命あるいは政府にとって邪魔になるなら、こんな状況じゃ遠慮なく排除されるだろうよ。 ……あるいは……もう、遅い。手を付けようとしている奴がいるからな。早けりゃ明日にだってどうなるか分からない」 人を虐める為にこんなことやってるわけじゃない。 それでも、暴力的な結果ばかりがその場に残ってしまう。 尋問してる相手に、それが伝わるかはどうでもいいけど。 「そもそも別に俺には少女趣味はないんだよ馬鹿。甚振りたくも自由に操りたくともちっともなんともない。多少頭に来ること言われたら手が出るかもしれないがな。 ……好きにノアベルトに忠告しに行きゃいい。お前につけられる首輪は政府のものだ。革命の手先がどうこう言おうと死にやしない」 (-98) 2021/12/11(Sat) 23:06:08 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「お前みたいなのは願い下げだ馬鹿野郎。 こっちにだって選ぶ権利はある。 始めにやったとはいえ一度や二度じゃなけりゃ俺がまるでタダ酒持って来たらほいほい出てくる酒馬鹿みてえに思われてんだよ分かってんのか!」 口実さえあれば出てくるというのに、 いっつもいっつも酒を選んでくるな愚か者ども!なんて本音は喉奥に閉じ込めて。 「フン、介抱したくなきゃ飲ませなけりゃいい。 酒が無いなら行く気も殆ど起きないけどな。 ……今日行くとなりゃ多少は気ィ遣ってやるけど、さ」 (-100) 2021/12/11(Sat) 23:20:58 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「例えば、金を必死でかき集める埃運びは酒場に入り込むため綿密に作り上げられた外面で、猫を被るのもまだ本質を見せていない、いまだ正体不明≠フアンヌオーウェン──なんて」 適当な椅子を引っ張ってきて、その斜めに腰かける。 荘厳な語り口から始まったそれは、よいしょ、だとかいう言葉で唐突に打ち切られて。 「勿論そんな大層なモンじゃないな。 単純に……何かの拍子でこの都市がぶっ壊れてくれたら嬉しいなって、それだけ。 貧民たちから富豪まで、自分が夢を掴むためならなんだってしていいって思ってんのかちょくちょく色々やらかしやがってるし。今なんかヨルムンガンド絡みの配達だとよその国行くにも面倒な検閲検問を通らなきゃいけないし、疲れたんだよ」 どこまでの真意をみせているかこそは不明瞭だが、それでも嘘はついていないようだ。 リスクが大きすぎるのは知っている。それでも譲れないものがあるのか、それを加味するには疲れ果ててしまったのか。 「嫌いだ。ここにいる奴ら、この場所、全部嫌い。 蓋をするには惜しくて。どうにか踏みにじってやらないと、俺はずっと歪んだ生き方をすることになるんだ」 歯を向いて、忌々し気に呟いたそれは、 簡単には解けぬ、複雑な色々が絡みついたほの暗いもの。 (-102) 2021/12/11(Sat) 23:49:25 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「大体どうでもいいんだよ…… 食いたいものがなきゃ今日は串焼きなら肉明日は野菜、肉、野菜って栄養が偏らないように適当に二つ決めて食っとけ」 何だかんだ言いつつもアドバイスを一つ。酒場のあのサラダとかさ〜なんて言ってみたり。 関わりたくないと思っていても、思いつけばつい世話を焼いてみせてしまう。そんなもの。 「なんだ。手短に済ませろよな。 お前と違って暇じゃないんだから」 刺々しい言葉を吐くものの、面倒事を嫌っているというよりかはわざと突き放しているような。 悪いようにはしない、という言葉を前に、ほんの少し困って距離をとってしまうような形で。 まあつまり、『言いたいことがあるなら聞いてやるからとっとと言え』ということ。 (-103) 2021/12/11(Sat) 23:58:23 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 埃運び オーウェン「ふむ」 君は私よりよっぽど役者に向いていそうだな、なんて。 足を組んで座り、踵で床を叩きながらくだらん呟きを一つ。 行儀は頗る悪いが今更だろう。 「別に、放っておいてもその時は来るだろうけれど。 下が崩れるか、上がしくじるか。 何れにせよ時間の問題だ。だが… 個人的な溜飲を下げる為に一枚噛んだ、そんな所かな」 勿論、筋書きとしては、の話にはなるけれど。 聞かれてもいない事をべらべらと喋るようでは、 自分達の仕事は務まらない。これくらいの方が信用できる。 そしてこちらも、建前だろうと納得の行く答えならそれでいい。 だから全てを明け透けに話さずとも構わない、が。 「邪推も邪推、余計な詮索かもしれないけどさ。 仕事でよく立ち寄る街、への憎悪にしては尋常じゃないな。 そうまで怨みが嵩む程度には長居しているらしい。 随分前から居着いているか、それともここで育ったのか…」 「…君からはどうにも"ご同輩"の気配を感じるんだよなあ。 路地裏育ちの半端者 の勘が鈍っていなければの話だけども」 (-108) 2021/12/12(Sun) 1:07:52 |
【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 埃運び オーウェン「そう……あなたの言う通りだと思うわ。 適当な約束はしないの……真面目な人ね。」 襟首に伸ばされた手を、振り払う…というより、自身の手で包み込んでやんわりと解こうとしていた。 なんだか、あなたが根っから悪人だとは感じなかった。即座に殴り飛ばされなかっただけまだ親切だ。革命派は大嫌いだったけど、彼らも一枚岩じゃないのかもしれない。 「ごめんなさい…あなたを困らせたいわけではなかったの。 尋問ね……いいわ、どこへなりと連れて行って。 見せしめの役割なら、しっかりこなすから……。 あ……だけどせんせに忠告はしておきたいの。 口と喉だけは無事で帰してくれると嬉しい……。」 そのまま、大人しくあなたに着いていこうとするでしょう。 /* ボコるなり適当にこなして帰すなり、オーウェンさんの心境に合うように良い感じにアレしてくださればと思います!アンゼリカは特に抵抗とかせずされるがままになっています。 (-109) 2021/12/12(Sun) 1:25:04 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェンふ、と首を傾けた。わずかに細めた瞳が長い前髪に翳る。 「……ああ……、そうする。ありがとう。 …………オーウェンは、なんだかチグハグだな」 一瞬、突き放すような言葉を投げてきたかと思えば その本質はどこか配慮を感じるもの。 人の心に対する勘が鈍いエドゥアルトにはそう感じた。 そして、幾分、考えるような間。手短と言われたからか エドゥアルトにも選ぶ言葉を探すこともあるらしい。 「貴方は……」 エドゥアルトは一歩、距離を詰めた。 (-112) 2021/12/12(Sun) 6:46:08 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「この街の、より良き日々を望んで"そこ"にいるのか?」 言われたとおりにとばかり、簡潔にしたつもりだった。 聞く人によってはきっと意味のわからない問い。 けれどエドゥアルトは、貴方にはわかると思って尋ねているような、眼差しをまっすぐ向けた。さて、実際はどうだろう。 (-113) 2021/12/12(Sun) 6:46:18 |
オーウェンは、なんで揃いも揃ってそんな夢見てんだよ。 (a33) 2021/12/12(Sun) 13:28:20 |
【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「はは、願い下げとは手厳しい。 これでもそれなりにはモテるのですが。 お好みに合わないのなら仕方ないですね?」 この家業が──元の職もその要素は少なくはなかったが、 他より同性間のあれそれが多いとは言え、 珍しい部類なのは違いない。わかってて言ってそうだが。 「それは失礼。ですが変な気を回して奇を衒っても君は それはそれで“酒の方が”と言いかねないでしょう。 次からただ声を掛けてくれるだけで出てきてくれるなら そう怒る事もないかもしれませんね?御一考ください」 元々何か渡さないと面倒臭がるか避けるイメージがある。 とは言え昔の事なので、今はどうかはわからないのだが、 この男には逆に辞め所が見つからないという奴である。 「結局、お酒飲みたいんじゃないですか。 不満なら食事でも構いませんがと言おうとしたのに。 まあ酒場ならどちらもあります。好きに頼んで下さい」 言いながら辿り着くのは普段とは違った賑やかさの酒場。 ──あなたも当然ご存じかも知れない。 “革命軍”の構成員が多い場所なのだから。 「ところで何故今日だったら気を使ってくれたんですか?」 (-125) 2021/12/12(Sun) 14:06:32 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「フン。誰も彼もが不真面目なら組織なんて立ち行くわけないだろ。 だいたい、お前はもう少し見聞を広げるべきだ見習い。盲信は罪とまでは言わないけどな……まだ若いってのに思想は固めるもんじゃない」 連れて行く時も説教臭い言葉ばかり溢れでる。きっと、どこにだって悪い奴はいるし、悪くない人も紛れている。 それを濁らせるのが、人の持つ損得勘定だ。黄金と夢に価値を見出してしまうからこその。 「これを機に、人の声を聞け。ノアベルトだけじゃなく、俺だけでもなくな」 そうして貴方の首には仰々しい首輪が嵌められる。 乱暴なやり方で多少見える所に痣や痕が残ってしまうかもしれないが、じきに消えるくらいにはした筈だ。 (-131) 2021/12/12(Sun) 15:41:36 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「は?」 何を言っているんだ?というまるで心当たりのないようなら間の抜けた声。 何処からだ?投げ捨てたくじ引きから?夢に対する嘆きか?ありえない、そんな尻尾未満の毛先一つを摘まれてたまるか。 僅かな左眼の揺らぎはあなたに見抜けるか。 「何を思えば、お前までこの騒ぎに当てられたか。配達にそんな大層な役目なんかあるはずないだろ? 俺は──誰かの未来を祈ったことなんかない。自分のささやかな、そして健やかな明日を守る為に仕事をしている。それだけだ」 瞬き一つすれば、些細な揺らぎも収まって。 真っ直ぐな眼差しを受け止めた、“一応の答え”を、続けた。 (-133) 2021/12/12(Sun) 15:59:40 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「はらから気取りかフランドル。 お前に詳しいことを語る道理はない、ない、が。 酒に免じて口を滑らせるとしたら」 言葉を選ぶように。沈黙の間、どこか遠くを見る。 人に踏み込むのは嫌いだ。けれど、そもそも心の在り処が近ければ、それは多分深入りとは呼ばないのではないか。 そう、自分を納得させる時間ののち。 「有鱗種と人間の合いの子は。 上にも下にも居場所はなかったんだよ」 部屋の中だというのに被っている帽子の隙間からは、伏せた瞼と、特有の堅い鱗が見てとれた。 「実際のところ。うまくいくかいかないかはどうでもいい。 この都市の壊れるスピードがあがりゃいいんだ。 その過程でしくじって俺の尻尾が掴まれたら……ま、おたくらの気にする話でもないだろ」 (-149) 2021/12/12(Sun) 19:34:58 |
【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 埃運び オーウェン「あなたは……お母さんみたいなことを言うのね。 でも、先生は……恩人だから。」 首輪を指でなぞり、あなたの話をおとなしく頷きながら聞いていく。 痣になった部分はあえて外に見えるように腕まくりをしておくことにした。見せしめにはちょっと弱いかもと思いつつ……。 「…………考えておくわ。ご忠告、どうもありがとう。 じゃあ……わたし、戻りますね。」 (-152) 2021/12/12(Sun) 19:44:51 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「だ〜れがお母さんだ。 ……ふうん。ノアベルトはま、あれで結構人を見ているし。 そこまで心配しているわけじゃないが。っつーか予定言っちまったせいで革命側じゃないのはバレたし。 あ〜あ、これが割れたら次シメられるのは俺かな」 腕組み、ボヤきながら背中を向けて。 「早く行きな。俺はどうもしねえけど、それこそオオカミが目を付けて襲いに来たら洒落にならねえ。 わざわざ守ってやる義理もないしな、俺には」 そんなことを言いつつも。目や耳の届く範囲なら割って入ってはしまうのだろう。出来ればそうならないことを祈った。自分の体裁が立たなくなる。 (-154) 2021/12/12(Sun) 19:51:04 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ア?急に自慢するなよ。 そもそも、冗談なんかそれとも本気なのか分かんない奴に深入りするのが一番面倒事を招くんだ。 好み以前。問題外。残念だったな」 矢継ぎ早に刺々とした言葉をぶつける。 それは彼の言うように。本質的に、好みかより前に人を遠ざけようとする、不器用な姿勢によるものだ。 「だから厭だ。声かけただけじゃ出て行かない。 ……飯は及第点か。俺に有益なことがなけりゃ人付き合いなんてしてたまるものかよ、全く。 有益じゃなけりゃ……こんな酒場にも入り浸らねえ」 未だ慣れぬ方の賑やかさに眉を顰めて。 ただでさえウルフファングに居つくにも紆余曲折あったというのに、ましてや革命に与するまで来なかった場所に馴染むだとか、いつの話になることやら。 「気分だよ気分。余計なところ拾うな。 誘われて、少し酒入れてるって分かってるのに好き勝手飲んで潰れたら俺の面子も潰れるだろうが」 (-157) 2021/12/12(Sun) 20:10:30 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「……配達の話ではないと、言ったら?」 まるで魔術でも使ったかのような、確信めいた物言い。 「……おれは常々、自分の望みよりも 誰かの役に立たねばと……そう思っている」 貴方も、例外ではなく。 今こうしているのだって、そう。律儀に返す。逆だな、と。 エドゥアルトは相変わらず、あなたの目をみつめている。 その揺らぎに気づいたかは定かではないけれど。 きっと、行動は変わらない。 「……おれは、きっと知っているのだろう。 所詮……表面上。本質までは、わからない。 だから話しに来た……今日が、貴方だったのは偶然……」 突拍子もない話。けれど、関係のある話。 ……何かの、間違いでなければ。 「……おれは、貴方の邪魔をするつもりもない。 ただ、何を、どう考えてそこにいるのか聞きたかっただけ。より良い日々を望んでいる人が、いるから」 目を伏せる、勝手なことをしてしまった自覚はあるからだ。 (-160) 2021/12/12(Sun) 20:42:24 |
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