演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a71) 2021/05/31(Mon) 23:38:55 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「────シェルタン、シェルタン……」 息を切らせて、それでもまだまだ捜し人を呼ぶ。 疲労の溜まりつつある足取りは隠せない。 それでもまだ、『やるべき事』は始まったばかりだ。 こんな所で挫ける訳には行かない。 或いは中庭。 或いは森の近く。 或いは高等部の教室。 或いは…… イクリールにとって、奇異の目など扠したる問題ではない。 心当たりのある場所をやみくもに探し回る。 あなたは、何処に居た? (-233) 2021/06/01(Tue) 2:03:49 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール中庭で楽譜を読んでいたところ、 焦燥に駆られたような少女の声が耳に入り、 体重を預けていた適当な岩から立ち上がって。 「どーしたよイクリール、 オレに何か忘れ物でも届けに来たか」 普段通りを繕い、様子をうかがった。 (-235) 2021/06/01(Tue) 2:10:35 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「ああ……よかった、ここにいたのね」 シェルタンに駆け寄って、その顔を見上げる。 一つ息を吐いて、乱れた呼吸を整えた。 その腕には、幾つかの紙束が大切に抱えられている。 「忘れ物……忘れ物、そうね、そうかもしれない ……シトゥラから……手紙を、預かってきたの」 そうして、やはりおずおずと一通の手紙を差し出した。 今の自分とシェルタンの『違い』など気にする余地も無かった。 元よりイクリールにとって、大した問題では無かったけれど。 「シェルタンさえ、嫌でなければ…… …読んで、くれる?」 この手紙だって、確かに『そこにある』のに 誰に読まれる事も無く忘れ去られるなんて、 そんなのは、あんまりな話だから。 (-238) 2021/06/01(Tue) 2:21:39 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール「シトゥラから?」 その名前を聞けば、跳ねるように身体が動く。 『違い』を意識した平常心までもが揺らぐ。 「勿論、オレで良ければ、喜んで。 ……さて、何がでるかね」 僅かに震える指先で、封を開けて、 文面を確認する。自身に宛てられた言葉。 『そこにある』のならば、 それは自分が見逃してはいけないものだ。 (-242) 2021/06/01(Tue) 2:34:00 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン/* どうも業の配達人です。マジであいつ訴えたら勝てるかな? 手紙の内容自体はシトゥラPLの方から秘匿にて開示されますので 内容とそれに対する反応に胸を膨らませてお待ちくださいね。 今シェルタンに手紙渡すロールして来たよ! ってシトゥラPLに報告をしておいたので。 お楽しみに。 (-245) 2021/06/01(Tue) 2:42:46 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール/* クソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオなんなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (-246) 2021/06/01(Tue) 2:45:01 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「……よかった シェルタンがそう言ってくれて、うん…よかった。」 手紙を渡すのは、これで『二人目』だ。 見る気になれないと言われる覚悟もしていたけれど だって、イクリールにはもう、彼等の間柄を知る術が無いから。 それも受け入れるつもりではあったけれど。 皆が手紙を、シトゥラの事を知ろうとしてくれる事に やはり安堵を覚えてしまうのだ。 「あ……そうだわ、シェルタン。 メレフと、それから…カストル。 わたし、まだ姿を見ていないのだけれど…」 いそうな場所に、心あたりはないかしら。 封を開く彼を見上げて、そう問うた。 イクリールは、今日も食堂には顔を出していない。 だから、知らないのだ。二人に起きた事を、何も。 (-247) 2021/06/01(Tue) 2:51:34 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン/* 豪華客船組は本当にかわいそうだと思う。 まだ転覆せずに済みそうですか? 壁打ちなら聞きますよ。 (-248) 2021/06/01(Tue) 2:52:22 |
【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン「はっ、ぁ……!ふ……っ… く、……し……」 これ以上奥へはいかせないとばかりに、友人のソレを強く締め付けるのを感じる。 決して、嫌だとは言わないけれど。 圧迫され、はっ、はっ、と苦痛を逃すように短い呼吸を何度も繰り返す。 ぎゅ、と眉を寄せ 何かに縋る事も出来ず縛られている両の手を強く握っている。 ―――入り込んでくるたびに背中をかける、小さな痺れには目を逸らしたままで。 「っ、しぇ……る、たん……」 縋るように、近付けられた頭。 信頼を置いた、その匂いを近くで感じて。 『 』 本能がそう囁いて。首を横に振る。 触れ合った部分が、熱い。大人達が少し離れれば 気持ち悪さだって感じることもない。 (-270) 2021/06/01(Tue) 4:53:31 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン受け取った手紙の封筒には 丁寧な文字であなたの名前が書いてあった 『シェンへ 実は君がそうやって戻ってくるなんて想像もしていなかったから この手紙は意味が無いかも知れないけれど、 もしかしたら必要になるかも知れないから書いておくよ』 文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、 今日朝食の時間の後から部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目)からボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-284) 2021/06/01(Tue) 5:43:00 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン『書き直しているからなんといっていいのか、 シェンにああやってぶつかってもらえて嬉しかった。 自分がワガママで、欲しがりだっただけを思い知らされた。 正直シェンが昔連れて行かれたことがあることをカミングアウトをされなかったら、ボクは大人達が汚いことに気づかなくてすんだんだけど 知って悲しかったかよりは、知って得心いってしまったのが一番やるせない。 大好きな大人の愛をもらっていたと嫉妬したのに、 だんだんと大人達は自分達にイイコトをしていないとわかってきたのがとても辛かった。 それを吐き出せるあなたみたいな友人がいてよかった 弱いところばかり見せてごめん、今度こそ年上として いい子をしていた分、役に立ってみせるから。 シェンはシェンの魅力を磨いて本当の愛を見つけてね シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、 手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-285) 2021/06/01(Tue) 5:44:56 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール手紙を読みながら、あなたの言葉にも耳を傾ける。 仕方ない奴、と送り主のことを揶揄して。 「メレフは……さっきまでオレの部屋に来てたから。 近くを探せば見つかるんじゃねえかな。 カストル(とポルクス)は悪い、オレも探してるとこ。 ……今日連れてかれたのは、あいつらっぽいから」 『いない』子の話をされれば、わずかに疲れた顔で。 だが、笑みはそこに保ったままでいる。 (-346) 2021/06/01(Tue) 17:47:55 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「そう……わかったわ。それだけでも十分よ。」 そう言って、やはりイクリールもいつものように微笑んだ。 声色には少しばかり残念そうなものが滲むかもしれないけれど 変わらずその表情に陰りは無い。 「じゃあ、見つけたら教えるようにするわ。 わたしも無理はしないようにするから… シェルタンも、無理はしすぎないでね。」 無理をするなとは言えるわけもなかった。 少しくらいの、或いはもっと多くの無理だって この場所を、このギムナジウムを きっと『みんな』が好きになれるような場所にするには。 それくらいはしなければならない事は、わかっているから。 それから、イクリールはもう一度シェルタンに笑い掛けて それから、小さく手を振ってその場を後にした。 (-359) 2021/06/01(Tue) 18:09:29 |
【秘】 演者 シェルタン → 迷子 メレフ「め、れふ、はッ、……ぅ、う゛……」 名前を呼ばれれば、更に胸の苦しみが増す。切なげな呼吸が零れる自分にも、嫌気がさす。 何よりも苦しいのは、 大人たちに抱かれるよりも心が満たされていることだ。これも、きっと欲とそう変わりはない。 そうしている間にも、男どもは何が面白いのかニヤニヤとこちらを見ている。大人たちの視線が、覆い被さる自分だけに当てられればいいのに。 「ご、めん、……は、ぁあ゛ッ、あ、……」 散々嬲られた身体は、 簡単にまた昂りを迎えようとしていて。 意地汚く、甘えるように頬を擦り寄せて、何度も謝って、浅く腰を揺り動かす。 (-362) 2021/06/01(Tue) 18:24:12 |
【人】 恋と、愛と シェルタン>>『メレフ』 「……メレフ」 恐る恐る近づいて。手に触れようとする。 迷うから手を引く、なんて、月並みな表現だけど。 あんなことがあって、嫌がられないか、 拒絶されても仕方ないかな、とは思いながら。 「オレは、自分以外にまで、 何かを信じることを強いたりなんてできないよ。 でも、どう生きればいいか分かんないんなら、 ひとつだけ、できることがある」 すう、と深呼吸を挟んで。 「 オレの側で、生きててほしい。 それだけでいい。オレがきっとなんとかしてやる。 勿論何だってはできないだろうな。みんなが、誰かが傷つくのを見たくないように、メレフもオレが傷つくのは嫌だろうから。 ギムナジウムのことは嫌いでいい。オレも、許せない。 だけど……アンタにも、笑っていてほしいから。 怖さや、嫌な気持ちを、出来る限り無くしてやりたい。……これが……シトゥラの言う、 本当の愛 か、メレフの言った恋 か、分かんないけど。オレにとっても大事なことなんだ、これは」 (52) 2021/06/01(Tue) 18:37:48 |
恋と、愛と シェルタンは、メモを貼った。 (a94) 2021/06/01(Tue) 19:11:31 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「みんなにとって、 このギムナジウムはどんな場所だったんだ?」 朝。演奏を終えた後、残っていた人たちに向けて。 楽しいところだ。否、窮屈なところだ。 特にどうも思わない、好き、嫌い、様々な感情の詰まった言葉を、音楽でも聴くように耳にして。 「──そっか。 そう思うんだな、みんなは。……みんなも。 この ギムナジウム に、沢山の思い出が、籠もっているんだな。 良いことも。嫌なことも。沢山。 オレも同じだよ。色んな良いこと嫌なことがあった」 (L27) 2021/06/01(Tue) 19:21:39 公開: 2021/06/01(Tue) 19:40:00 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「本当に、 ちょっと前までは最悪の場所だと思ってたんだぜ? 皆に内緒で勝手に外の大人に会いに行って。 で、最近無理矢理連れてかれたかと思えば、 それをみんなにバラされて、無視されまくってさ」 なあ?と問えば、 気まずそうな。或いは訝しげな。それとも、 それを心から恥じているような……さまざまな表情。 「大人も。大人たちも。 良い人、悪い人がいた。 授業を欠席したら心配してくれるような人。 或いは、寄ってたかってオレを虐めるような人。 ここには、良いものも、悪いものもたくさんある」 昔話でもするように瞳を閉じて。 (L29) 2021/06/01(Tue) 19:24:58 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「……みんな。変わらないんだ。どんなに変わっていっても、みんな、みんな。 “同じところに空の下に生きている”んだ。 だからオレは、それを伝える為に、帰ってきたんだよ」 だから人々は、千差万別である。 憤慨して席を立つもの。困惑げに話を聞くもの。 心の底から、話に聞き入っているもの。 ──皆が、同じ星仰ぐ、ギムナジウムの子らだ。 「なあ。次にここから消えるのは誰だと思う? アンタか。 そこのアンタか。 ──それとも、またオレか。 いや、違う。 もう誰も消えたりなんかしない」 流星の如く。瞳を瞬せて、不敵に微笑む。 「オレたちがしっかりと見つめてあげて。見つけてあげて。 ここから、絶対に消さないようにしよう。 だってみんなみんな、同じ場所に思い出を持ってるから。 嫌いでもないのに、仲間外れにするのはかわいそうだろ」 (L31) 2021/06/01(Tue) 19:31:03 公開: 2021/06/01(Tue) 19:50:00 |
【人】 恋と、愛と シェルタンギムナジウムは直ぐには変わらないかもしれない。 けれど。 『変わっていった』自分たちもまた、 “他のみんなと何一つ変わらない”ものであること。 もう仲間外れができないように。 記憶を綴った。 (53) 2021/06/01(Tue) 19:33:05 |
シェルタンは、希望は、自分だけのものであることを知っている。 (a96) 2021/06/01(Tue) 19:35:51 |
シェルタンは、自分にできることは希望を見せることだけだと知っている。 (a97) 2021/06/01(Tue) 19:36:03 |
シェルタンは、それが“いつも通り”であればいいな、と思った。 (a98) 2021/06/01(Tue) 19:36:29 |
シェルタンは、いつもどおりだ。 (a99) 2021/06/01(Tue) 19:36:36 |
【秘】 迷子 メレフ → 恋と、愛と シェルタン「ぁッ……けほ……う、ぁ……っ!」 段々、苦しさの中に別の―――気持ちいい感覚が湧き上がってきて、甘い声が漏れる。 苦し気な表情に、少しだけ朱が差した。 体力がないからか、慣れていないだけなのか 何も考えられなくて。 ―――違う。近くの匂いから気を逸らすだけで精いっぱいで。 擦り寄せられる頬に、生唾を呑む音が響いて。 「っ、あ や、……っ、だめ、だ……」 精を吐き出した後の、敏感な体だからだろうか 自身のそれは 腰を動かされる度に、先走りをこぼして。 ぐ、と耐えるように唇を噛む。それが、ほとんど意味がないだろうことも分かっていても。 少年も、限界が近いようだ。 (-378) 2021/06/01(Tue) 19:40:28 |
【秘】 恋と、愛と シェルタン → 戸惑い メレフ「ん、う゛、……ぁあ、はっ……」 控えめに、且つ、込み上がる快楽に堪えられないように、わずかに深く押し込んで、引いてを繰り返して。 心は罪悪感でいっぱいで、でも頭は何も考えられなくて。 「っ、ごめん、ほんと、にっ、……ッ! あ、っ、ぅう、ッ……────!」 耐えようと力を込めて手を握っても、何も意味はなくて。 だけど僅かに残っていた理性が、絶頂の瞬間にメレフからソレを引き抜いて、とぷ、と精を吐き出す。 肌が熱い。苦しい。それ以外、何も考えられない。 (-390) 2021/06/01(Tue) 19:59:10 |
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