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![]() | 【独】 経理課 望月 ロビン/* そう…………………………………………………… じゃあ普通にそれなりの距離を保とうと頑張ってる状態ままなんだ。 そうなんだ…… (-213) 2022/09/27(Tue) 22:21:20 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「…………。 課長が、自分のために海外を選んで栄転したいというのなら……、俺はそれを応援します」 たまたまでも何でも、判断の理由に1ミリでも自分が関係しているなら、それは嫌だった。 俺の八つ当たりが原因で離れた方がいいと判断されるのは、たとえ自業自得と言われようとも嫌で仕方ない。 これは性癖でも何でもなく自分の感情なのだと言いたい。 だけど、そう思うことすら今の自分が正常でないからだと言われれば、それを自身持ってNOと言える自信はなかった。 握る力にが僅かに籠もった手に気づいて、少しだけ顔をあげてあなたを見た。 冷たくなった手を対称的に熱を持った頬を見せてしまうのは、恥ずかしいけれど、状況はバレバレだ。 「……頼りにされるのが、嬉しくないわけ、ないじゃないですか。 昂ぶっていたって、俺であることは変わりません」 今抱く感情が本物であったとしても、今以上の関係を望むつもりは全く無い。 そんなものがあったなら、どうしてそばを離れる決断をしようとするわけがない。 「……っ、今の俺に。 そんな事を言って、首を横に振れるとお思いですか。 鎮めるためなら、自分の欲のためなら、いつだって股を開ける程度には遊び慣れた男ですよ」 誠実に生きようと努めるキレイな人を汚してしまう。 重なった手の下で、行き場を失った退職届がくしゃりと音をたてた。 (-216) 2022/09/27(Tue) 22:25:20 |
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![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘さて、昼間の騒動が落ち着いて日も沈みかけてきた頃。 まだ窓の外の風景に白みのあるうちから出てくる夕食の席、 長い滞在とは言え、日が替わっても色とりどりのメニューに変わらず舌鼓を打っているところだろう。 そうした明るい席の中にもやっぱり望月の姿はなかったものの、 今までさして会話らしい会話をしていなかった間柄では気に留めることもなかっただろう。 ともかく、腹もくちくなって宵の口の気配が混ざり始めるくらいの頃だ。 食堂とは別の方向から、宿泊部屋のあるほうへと悠々歩いてくる。 すれ違う相手の顔を見ると、顔見知りみたいなふうに手を挙げて声を掛けた。 「や、忌部課長のところの子だよね。楽しんでるかい? あんまりプールの時とか昼間のスパとか、顔だして無かったから気になってさ。 なにか懸念でもあるのかと思ってたところなんだけど、どうだろう」 一つ目はさておき、二つ目の時はすれ違っただけでその後のことは知らない。 知らないため、実際どうなったのか……というのは知らずじまいだ。ご愛嬌。 /* お疲れ様です。特製焼きあご塩らー麺です。 ☆付き役職の能力行使宣言、及び性癖伺いに参りました。 こちら主導で進めるかどうかについては、性癖開示しやすいものかどうかもあると思うので、 案などあれば〜と思いお伺いしました。どういたしましょう。 (-222) 2022/09/27(Tue) 23:06:39 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「……ロビンちゃんの笑い声とか、レアなもん聞いたなあ」 その声の色とか、または濡れてボリュームのおさまった髪の流れとか、あまり見れないものを今日は見た。 これも旅行効果というものなのだろうか、なんて横目に。 並んで歩けば背丈の差もあるも、それ以上にこちらは背を丸めて歩くのだから、どうしてもキミを見上げる立場だ。 「かわいいなあ」 なんてポツリと自然と声が。 ……なんかやっぱりよろしくない薬の成分が残っていると、普段はキミに向けない口癖がこぼれてしまった事にくしゃりと顔を渋くして。 そんな風にしていたら覗き込まれてしまって、まあ、不細工な顔が見られてしまったり、乗せていたタオルの上から頭を叩かれてしまったり。 「朝風呂は行くよ。 シェーバー貸してくれんだろお?また傷付けちまったら怒られるしなあ。 おし、じゃあ明日の予定は空けとくよお。 せっかく貴重なロビンちゃんからのお誘いだ。大事にしたいし」 部屋の入り口の前に立って。 キミの仕草をなぞるように手を振った。 後はもう、さらりとふたりはお別れを。 (-223) 2022/09/27(Tue) 23:25:20 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛少しだけ、肩の力が抜ける。俯いている相手には気づけやしないことだったろうけど。 会社の損失があってはならないと思うのも本当だし、優秀な部下を失いたくないのも本当だ。 これまで見守ってきたひとと歩み寄れずに衝突したままになるのだって嫌だし、 少しでも好ましい人間の未来を自分の手で閉ざすなんてのは、少しも望むところじゃない。 沈みかけた心が前向きになれたなら、と。安堵で胸の内が占められる。 「このゲームで心中を明かされることになるのはキミだけじゃないし、 同じ経験をした人たちは一心同体なんて言わないけど、なにかしら力になってくれると思う。 キミが思い悩んでいたものを今こうして理解して手を取り直せるなら、それが一番いい」 みんな同じ気持ちだ、なんてありふれたことを言うわけではない。 けれどもただ一人だけ苦境に突き落とされたと感じてほしくはない。 相手が顔をあげたなら、その先にあるのは髪こそあげてはいれどいつもの顔だ。 こんな状況だから、ではない。いつだってあなたを見てきた人間の微笑みがある。 「そんなふうに卑下しなくたっていいだろう。 キミだって、僕が何を抱えているかを察して答え合わせに来たんだから。 それとももう、"俺とは違う"人間にはそれを取り返すチャンスもくれないのかな。 僕じゃ、キミを鎮めるには足りない?」 安堵は血の巡りをようやく動かして、腕先からつながる指に柔さと熱を取り戻す。 持ち上げた指先を、きゅうと長い指が包むように握り直した。 /* 一旦整合性の確認をするんですがこのまま昼スパ前の時間でしますか? それとも夜にもう一回会うことにしますか? こちらはどちらに捩じ込んでもOKです。 (-230) 2022/09/28(Wed) 0:02:35 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「望月課長……?お疲れ様です。 わざわざお気遣いをいただきありがとうございます。 先日忌部課長にもお話をしていただいて、 改善はしようとしているところです」 鹿籠はスマホでホテルの地図でも確認していたのだろう。 声をかけられ顔をあげた瞬間あなたの姿が目の前にはいって、明らかに視線を泳がしてからお辞儀をした。 緊張しているが明らかでなんとか言葉を取り繕っているのが見えた。 「ええと、その主に日差しと……たくさんの視線が苦手でして。 空気を悪くしていたら申し訳ありません……」 (1/2) (-233) 2022/09/28(Wed) 0:23:05 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン/* お疲れ様です、オニポテ2つです。 占いをしに来ていただき有難うございます。性癖開示は難しくないのですが勘違いがないようにPL間での共有を先にさせていただきます。 【鹿籠 吉弘は、実は社員(広義では顔見知り)のことを考えながらでないとイけない性癖だ】 恋愛等ではなく、あくまで性的なオカズの意味が強い性癖となっています。 知ってしまう理由がいくつも出来そうですが、特にあまり考えていません。……俺のこと見てたよなだとか簡単な脅しまたは誘導尋問で口を割ります。 他に提示できるのなら、望月さんや富武さん。また加賀山さんや忌部さん、ある程度の社員の写真を持ち歩いています。 謎のよれと名前や身長が書いてあるので、落としたり見つけたことがあると怪しくて問い詰めやすいかなと。今落としても構いません。よろしくお願いします。 (2/2) (-234) 2022/09/28(Wed) 0:24:57 |
![]() | 【置】 経理課 望月 ロビンこれは日が暮れて以降のいつかの時間。 普段はどこに旅行に行っても腕足の余りがちな体だけれども、 ここではきちんと体のサイズに見合った浴衣が貰えて、着こなしを鏡で見るたび機嫌がよかった。 自分の容貌が優れていることはわかっているし、それが引き立つのは気分もいい。 よくこの国で言うような風流、というものの中に混じりこんだみたいな達成感を覚える。 広縁から外を見る。 景色はさして特別なものではないけれど、広く敷地を確保しているだけあって遠景も悪くはない。 こうして特別がって見晴らす気分としては、十分に満足のいくものだ。 高層から遠くを見れば視界の多くは星空で占められ、またたく光がはっきりと見える。 都会じゃあんまり注視することのない、広い空だ。 「最終日は、花火……とか。 ……ちょっとこどもっぽいかな」 突然工面しようとしたとて、この空に散りばめられるほどの規模のものは用意も出来ないだろう。 だから実際には手持ちのものをいくつか、という程度になってしまうのだろうけど。 誰に言うでもなくぼんやり、独り言を夜気に流した。 (L0) 2022/09/28(Wed) 0:31:53 公開: 2022/09/28(Wed) 0:30:00 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン見上げた先にあった顔は、腹立たしいくらいいつもの微笑みで。 あなたがほっとしていることなんて、表情からはどうしたって読み取れない。 自分ばかりが余裕を崩されて情けない話だが、これが人生経験の差というものなんだろうか。 「明日また、誰かの秘密が晒されるんですよね……」 あなた以外にも知った性癖はあるが、どちらにおいてもあんな形でバラされるのは嫌だろう……と思う。 そういえば榑林さんはその後大丈夫だろうか。 媚薬騒ぎで気まずさはあるが、後で気にかけてやるべきかもしれない。 ……もっとも、今はそれどころじゃないわけだけども。 あなたの言葉に、ふるふると首を横に振った。 足りないなんて、あるわけがない。 「足りないどころか……俺には勿体ないくらいっていう話で……、 ……っ、っ、そんな言い方をされたら、断りたくても断れませんよ」 取り返すのが信頼や絆という話なら、取り返す必要もないのだけど。 それでも辿々しくその包まれた指を手を動かして握り返せば、「いいですよ」と言ってはにかんだ。 /* まぁ、そうですね……! 整合性を考えると夜のほうが良い気がしますね。 その場はなんとか落ち着いてからスパに現れたのなら、上司より少し遅れていったのも頷けますし、夜にもう一度会うことにできればと思います。 (-238) 2022/09/28(Wed) 1:10:40 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン明日、朝に約束を交わしているのだから、特にもう付き纏う必要もないだろうに、それで自重出来るタイプの男ならそもそも何度もキミに声をかけたりしない。 夕飯も終わり各自、静かなり淫らなりの時間を過ごすのだろうが、またキミを捜して彷徨う姿。 今度はもう、酒や飯を共にという行動は取らなかった。 「ロビンちゃーん。卓球しない?」 何処かにいるやら、キミの姿を見かければ片手を上げて。 酒や飯以外なら乗ってもらえるのではないかという、浅はかな考えのもとに。 (-247) 2022/09/28(Wed) 2:08:35 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘「ああ。当たり前だけど永信クンには先越されてるものか。よく見てるものな。 無理に顔をだすことはないとは思うけど、そうだな。旅行には来てくれてるしさ。 こういう風に干渉されるのが困るっていうなら全然、僕相手には正直でいいよ」 普段から接することのない人間なのだから、気を遣う必要もない。 尤も人によっては、普段から接しないからこそ……という考え方もあるだろうけど。 「そうか、旅行中はプライベートな時間をなかなか持てないから結構辛いね。 僕なんかも考え事をするにあたって一人の時間を作るために、 わざわざひとけの無い施設に赴いたりもしてるしね。 ……いいんじゃないかな、要所要所で顔さえ出していれば、何をしてても」 どうしても思考の上位にくるのは、旅行の根っこで頭を悩ませる社長の思いつきや、 嗜癖に関わる問題よりも、仕事としての問題のことになってしまう。 立ち話のまま向かい合って言葉を交わす望月は、旅行には不必要にしゃんとしているようだった。 /* かわいそう……(かわいそう……) どちらかというと落とした写真を見て発覚するほうが自然かな、なんて思いました。 尚且つ多分今まで露ほども想像出来てなかった&交流もそう多くなかったでしょうから、 差し支えなければ今落としていただけると助かります。よろしくお願いします。 (-261) 2022/09/28(Wed) 6:48:42 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛ようやく、簡素な机を挟んで向かい合う表情にも柔らかさが取り戻された。 そのことに安心するように目を細めて、口元の緩みは深くなる。 手の内で握り返す指を一回、二回、受け止めるように力を込めてから、 皺の寄った退職届の上にそうっと相手の手を置き直す。 「"コレ"は収めておいてほしい。……出来ればずっともっと先まで。 もう少しだけ長く、キミが気安くあれる時間を作れるように働きかけさせて欲しい」 それはあくまで公人として。私人としては相応しい人間が現れることを願っている。 半端に手を握るような真似ではあるけど、自分に出来るのはそこまでだと思っている。 あくまで相手を大切な知己だと思っているが、故に。 「……さ、もうそろそろみんなスパのほうに集まり始める頃だろうし、 いい加減昼食もしっかり取らないといけないね。僕はピークの時間からずらさないといけないから。 夜、空けておくよ。部屋に僕はいるからさ。好きな時に声をかけてくれればいい」 手を離し、仮設した椅子や机を片付ける。話し合いで随分時間を使ってしまった。 皆に知られる前に、旅行に来た二人に戻ろうと。 声を掛け、その場は一旦おひらきにされた。 /* 了解しました! それではこのまま、時系列だけちょっと移行させていただこうと思います。 お手数おかけしますが、よろしくお願いしますね。 (-262) 2022/09/28(Wed) 7:03:33 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「それは、もう、本当に心遣いがありがたいです。 でも、皆さんのことが苦手でもないので、 少し僕が頑張ればそれでいいんです。 ……さすがに大きなイベントは顔を出すようにしますよ。 心配だけはかけさせたくないですから」 堅苦しいようでつたない敬語も素のままなのだろう、自信のなさと粗相をしないことだけを気にしているような仕草は時おり何かを恐れているようにも見える。 そうしていれば突然鹿籠の後ろから伸びる白い(社長の)手。 奪われる鞄。取り出されたアルバムから溢ればらまかれた 写真 たち。隠し撮りに見えて、社員旅行の集合写真や、パンフレット、入社時の証明写真 などで集められたそれらには涙ぐましい努力の痕が見えるだろう。アイドルのオタクにも見えるかもしれない。そうして一瞬にして暴露された性癖の欠片に唖然として振り替えればその手の主はいなくなっており、油断していたことから発声も行動もできず数秒経つ。 (1/2) (-263) 2022/09/28(Wed) 7:37:51 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビンあなたの足元に滑り込んできたのは望月本人の写真だ。 おおよその身長や人伝に聞けばわかりそうな趣味、仕事のときの性格など細かくかかれていた。 「……ぇ?…… え!? 」「あの、……、ひっ……! 生きててごめんなさい、 何しても許されるなんておこがましいです。 入社時から存じており見てました、申し訳ございません!!」 一歩二歩後ずされば一番懸念するのは貴方をどれだけ不快にさせないかだ。勝手に好きになっているのは100歩譲られてもそれが本人にバレてしまうのは問題で、しかもかなりの数の社員の写真がある……節操が無さすぎるか犯罪者に見えておかしくないのではないか。 「ぅっ、 ……や、 」やっぱり この会社辞めます……誰かに暴かれたことがあることをさらすように膝から崩れそうになるのをなんとか堪えれば、震えた声をましながら瞳に薄く水の膜を張った。その視線は既に一切あなたの顔色を見ることができない (-264) 2022/09/28(Wed) 7:39:46 |
![]() | 【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン「ああー……やっぱりそう、そうですよね? 緑郷の……ううん、そうですねえ……」 なんてこった、自分の思い違いや早とちりではなかったらしい。 叶うことならそうであってほしかった。 とはいえまったくもって問い掛けは尋問じみたものではなく、 何なら嘘を吐く自由だって幾許かはあるのだろう、が。 これを言って困るような事があるか、と言えば無い方だろう。 それを知ったあなたが悪いようにするとも思えないわけで。 (-265) 2022/09/28(Wed) 7:58:22 |
![]() | 【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビンそうは言っても、なんというか。 自分の趣味嗜好、もとい密かな楽しみは 人によってはちょっと誤解を招きかねない気もする。 そしてこの雰囲気で言うとなんというか色々とあれだ。 それも今なら訂正は容易な方、と思えば 結局は今のうちに洗いざらい吐いてしまうのがいいんだろう。 今後誰かに誤解された時に弁護してもらえるかもしれないし。 なんて打算も込み込みである。 空気的な何かはもう犠牲になってもらうとして。 「ぜ、ぜ〜ったいに誰にも言わないでくださいね? それから緑郷、もちろんそれ以外でも楽しめますし その気が無い方には一度も手を出してませんからね?」 平均的な女性、といった輪郭の手が大きな手をぎゅっと握って くっと引く事で言外に屈んでください、とお願いをした。 随分と前置きが念入りな理由はもはや言うに及ばず。 (-266) 2022/09/28(Wed) 7:59:16 |
![]() | 【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン「その〜……実はですね、 緑郷、所謂 自分が抱く側だと思っている方を抱く というのが密かな楽しみでしてー……」 つまるところ。 上下左右的な概念を引っ繰り返してやるのが大好きなのだ。 羞恥心と名の付くものとは無縁ではあるのだけれど、 それ以外の理由からちょっとバレると都合が悪い。 この催しでバラされるであろう代物と言えば、恐らくこれだ。 「でも本当にまずそうな時は引き下がっていますからね! 見境が無いわけじゃないですから!信じてください〜!!」 倒錯した趣味をこっそりと耳打ちした後、改めて念を押した。 当然ながらこれは合意が無ければ犯罪だし、 何よりたとえ法や法務部が許そうと何らかが許さない気がする。 何れの逆鱗にも触れたくはない。その辺りはちゃんとしてます。 (-267) 2022/09/28(Wed) 8:01:31 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信夕刻を過ぎて、少し。探し回って見つけるまでには時間がかかったかもしれない。 あなたが望月の姿を見かけたのはスパ側ではなく旅館側、小規模な浴場類の方から出てきたところだ。 まだ暖かい湯の温度に晒されて深部体温も高くなり、薬湯なんかの匂いもするところ。 どちらかというと件のボディオイルの甘い匂いの方が勝つかもしれない。 無い約束への期待はしていなかったものの、声がかかれば反応はぱっと振り返って破顔した。 「や、元気だね。もうそろそろ疲れ果てて熟睡してるかと思った。 ちょうどこの辺りからだと近いんじゃなかったっけ、卓球台。 その前に、……あー、飲み物だけいいかな」 僅かばかり思案はあったものの、旅行先で脱水して熱中症なんてわけにもいかない。 近場の自販機スペースにだけ寄っておいて、スポーツドリンクを買った。 ガコン、と音を立てて受け皿に落ちたペットボトルを拾って、一口だけ水分補給する。 「卓球。自信ある?」 (-270) 2022/09/28(Wed) 8:23:33 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「オレのこと、ジジイか何かだと思ってる? 流石にまだそこまで老けてないぞお、そりゃ色々はあったけど、昨日も大概だったからなあ」 記憶や感情と結びつけるのに、嗅覚というのは情報として強いという話。 風呂上がりのせいもあって、キミから漂う甘さにちょっとばかり気持ちがよろしくない方に傾くが、その辺りは昼間のことを振り返る際の言葉と一緒に苦笑いで誤魔化そう。 本当に良くない。キミはそういうふうに見ていい対象じゃないと首を振った。 水分補給についてはどうぞご自由にと遮る事はしないものの。 ただキミが飲食に触れる機会というのは、それも自主的に手を出すというのはなかなか貴重なものだから、つい眺めてしまう。不躾な目線は叱られたってしょうがないものだ。 「三本勝負じゃ体力持たんなあ。 一試合くらいなら何とか張り合えるんじゃないかあ?ってくらいだよ。 まあ、それなり、人並ってやつだ。 ロビンちゃんは?滅茶苦茶強かったりする?」 (-276) 2022/09/28(Wed) 9:05:25 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘「そっか。無理はしてないのなら、よかった。 僕も忌部課長も、できる限りで協力はするからさ。困ったことがあったら、……」 この旅行そのものが大変な苦痛ということで無いのならいいのだ。 それはそれとして、どうしても業務上のかしこまった言い回しになってしまうのをふっしょくして、 気軽な調子の雰囲気に戻そう、としたところで、事件は起きた。 はじめはなにが起こったのかは当然わからなかったし、ばらまかれた写真を見てもピンと来なかった。 最初にしたことは落とし物を拾うのを手伝おうと、しゃがんで佐伯の収集物をかき集めることだったし、 その内容を見てもまだ合点がいかずに、きょとんとした顔で自分の写真をひっくり返したりしてた。 もしかして残業、なんて呟きさえ漏れた。社内資料でも作ってるのかと思ったのだ。普通はそうだ。 それがじんわりと理解に及び始めたのは相手の声があってからだ。 一つ鍵が合ってしまえばあとは芋蔓式に繋がってくる。多分、これが彼の隠し事なんだろう。 けれども実際に衝撃を与えたのはその内容ではなく、卑屈な言葉とそれに続いた小さな嘆きのほうだった。 → (-283) 2022/09/28(Wed) 11:50:55 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘表情が変わる。露骨にショックを受けたように眉が下がった。 普段から颯爽と社内を巡っている偉丈夫の顔に付随するには、あまり似つかわしくない表情だろう。 あまり交流のない相手の一言、それだけでそこまで揺るがされたわけでは、どうやら無いらしい。 「……どうして君たちはそんなふうに思い詰めるんだ。 誰もそんなことを望んでるわけじゃないんだよ。身を引く必要なんてない。 社長だって人事異動の理由づけのためにこんな催しを開いたわけじゃない、そんな人じゃないよ」 ゆっくり、はっきりと。諭すようというには弱々しい声だ。 あなたの落とし物を丁寧に拾い集めて、アルバムの内側に纏めるように押し込める。 左手に保持したまま歩み寄って、姿勢を比較して泣きそうな顔を覗き込んだ。 心底、心配しているような表情だ。 「確かにキミにとっても周りにとっても秘匿すべきものではあるんだろう、でもみんな許すよ。 少なくともこの会社ではそうしてみんな許容してくれるはずなんだ。 僕だってそうだ、人にはおいそれと言えないような秘密はあるけど、それと仕事とは関係ない。 僕はキミみたいな優秀な人を些細なことで失ってしまうのは悲しいことだと思うし、 信だって鹿籠クンは頼れる後輩だって言ってた。誰かにとって誇れるひとなんだ、キミは。 どうして受け入れられないなんて悲観する必要がある?」 これまでで逃げられていなければ、空いている方の手を相手の肩に寄せる。 なんとかして励まして、前向きに考えてもらえないものかと慮っているのだ。 あなたが暴かれたのがこれで何回目かなのと同じく、悲観的になった人間もこれが一人目じゃなさそうだ。 (-284) 2022/09/28(Wed) 11:56:49 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「っ、ひ」 恐怖の感情には様々ある。 主に自分を守るためだが、何かを怖がる理由は十人十色で。 「許容できるかって希望的観測に過ぎないじゃないですか……」 あなたは他にも見てしまったのだろうとわかっても、この卑屈な考えをやめることなどできなくて素直に告げた。 それでも悲しむ顔は見ていたくなくてなんとか言葉を柔らかくしていく。 「僕は迷惑になりたくないだけ、なんです。 突然パニックになってすみません……。 望月さんには嫌な印象を持たれたくなくて、 白い目で見られるぐらいなら潔く死を覚悟してました。 話したこともない男性に性的な視線を向けられたら 気持ち悪いと答える女性はアンケートで7割いくと思います。 同姓ならもっと困惑するでしょう。 恋人もいない成人男が自分の写真を持ち歩いていたり もしかして厭らしい目で見ていたとしたら、困りませんか? す、すみません本当に……この謝罪は、あの……全部です」 落ち着いて話す場合でもなくなったが深く深呼吸をして冷静に判断をしようとする。望月の気遣いがいたいほど感じて逆に申し訳なくなってしまう。 (1/2) (-289) 2022/09/28(Wed) 15:54:02 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン「……自分の感情の不始末、としかいえませんねこの感情は。 もし辞めたとして理由は性癖だけじゃなくて僕が弱虫だからです。 だから望月さんみたいな、格好いい人に憧れてるんです。 堂々とした態度とか、身長とか体つきとか。 あー……えっと、言えるときに伝えたくて、話がごちゃごちゃしちゃいました。ううん、つまりその……自分に自信がなくて、すみません…」 肩に乗せられた手が、温度を感じないのに暖かで困ってしまう。 ここで安心させられたらいいのにと、視線をさ迷わせておずおずと服の裾をつかんだ。 「今から謝るのは、……その、……。 こ、こんなに気にしてくれてたのに寂しがらせることを言った謝罪です……あとお礼を。すみません、拾ってくれてありがとうございます。あの、その……皆さんのこと好きなんです……夢に見るぐらい。へへ、おかしいでしょう」 (2/2) (-290) 2022/09/28(Wed) 16:01:01 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「……、はい」 戻された手で退職届をおずおずと引いて。 持ってきていた手提げ袋に折りたたんでしまった。 皺が寄った状態の退職届などそもそも使えないが、折りたたんでしまえばこの退職届はもう使わないという意思表示になると思ったのだ。 「あ、ええと……俺はしばらく……その、落ち着いたら行きますので……」 それを見つめる上司の目はひどく優しい。 今回の申し出も、慈悲か情けかと思うほどで、こんな事でも直ぐに興奮してしまう自分が情けない。 ただ、少なくとも今の状態ではとてもじゃないけどスパに向かうことなんてできない。 あなたには先にスパに向かってもらって、自分の身体のほとぼりが冷めたら顔くらいは出そうかと考える。 一人になると夜はどうなってしまうのかとか考えてしまうから、向かえる状態になるまではそこそこ時間がかかってしまったに違いない。 最も、スパに着いたら着いたでスライム騒ぎに巻き込まれてしまったから、興奮も何もなかったのではというのは後の祭りである。 ―――そうして夜の帳も下がった頃合い。 「か、ちょう。富武です」 あなたが泊まる部屋をノックして声をかけ、扉の前でその姿が現れるのを待った。 いつも湧き上がった欲に負けて行動することが多いから、このように時間を置いて約束をすることなど殆どない。 勝手がわからず、とりあえず念入りに風呂に入ってきたけどこれでよかっただろうか。 童貞でも処女でもあるまいしと、自分にツッコミを入れるくらいには、まごうことなく緊張していた。 (-291) 2022/09/28(Wed) 16:02:16 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 人事課 緑郷 溢「誰かに言ったりなんかしないよ、そんなふうにキミの尊厳を貶めたりなんてことはない。 まあ好奇心で聞こうって時点で警戒してしまうのは当たり前だし、仕方のないことだよね」 相手が口籠るのは仕方がないこととして、それはそれとして安心はしてほしいもの。 物見遊山めいて気軽な言い回しの男は、相手の想定する通り嘘を言ったって咎めもしないだろう。 なんだろ、と小首を傾げ、姿勢を低くして相手の言葉に耳を傾ける。ささやかな内緒話だ。 その内容をまず聞いて、なんだかわかっていないような顔をして相手を見下ろした。何回か瞬きをする。 それから人事資料の中のあやふやな箇所を思い出したりして、この会社の特色と照らし合わせて、 ようやく合点が入ったように長い長い感嘆の声を吐いて、ちょっと愉快になってきて喉で笑った。 「……へえ! ああ、そう来るか、はは。 自制ができてえらいね、なんて感想も場違いそうな気がするけど、まあ。こんな場所だしね。 あんまり考えたことなかったな、そういう部分に関しては。そういうこともあるんだね」 引くとか引かないとか、許容とかの前に何より興味本位が勝ってしまった。 確かにこれは雰囲気は台無しかもしれない、けれどムーディな空気が払拭された代わりに、 握られた指を相手の手先ごと、自分の口元へとそうっと寄せる。内緒、と指を立てて。 「でもダメ。残念ながら僕は呑めないかな。 なにか信条があるってわけじゃないんだけどね。旅行中は、とっておいた方が嬉しがりそうだから。 憶測なんだけどね。これはそうだな、僕から差し出せるちょっとした秘密。 そういう肌の重ね合いは、嫌?」 嬉しがるのは誰か。少なくとも相手ではないし、望月本人てことでもないだろう。 悪巧みめいた考えを湛えた緑混じりのアクアブルーは、なんとも愉快そうに輝いている。 (-304) 2022/09/28(Wed) 19:36:28 |
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![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「ははは。だって信クン、細っこいものだから。どこに体力があるのだか心配だよ。 僕なんかも普段よりずっと体を動かしてるだろうから、家に帰ったらへとへとになりそう」 今のうちは旅行ハイに掛かっているからいいものの、解放されたらどうなるやら。 相手が何を考えているか、なんてのは巧みに隠されてしまったから読めないまま、 気安い言葉を交わしあって、施設に当たり前のように併設されている卓球場までを歩く。 途中、水を飲んでいるのを見られているのに気づくと、ふいと顔を背けたりなんかした。 「いや全く。卓球台ってさ、小さいんだよね。僕からすると。 小さい場の中に飛んでくる小さい球を、こんな小さいラケットで狙うの、大変なんだ。 サッカーとか乗馬とかホッケーとか、広く運動場を使うようなスポーツのほうが得意かな、僕は」 それこそ運動場のしっかりした台とフロアがあるのでなく、 せいぜい怪我しない程度のスペースがあるだけの旅館の卓球なんて苦手中の苦手だろう。 卓球場を見つけて中に入って、附設されているラケットを握ってみる。 自分の手の方がラケットより随分大きい気がするな。卓球台まで小さく見えてきた。 邪魔にならないように長い髪を頭の高い位置で結い上げ、浴衣の袖を捲り上げる。 気迫だけは十分だけど、果たして体がついてきてくれるやら。 (-311) 2022/09/28(Wed) 20:18:09 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「んまあ……課長になる前なんざ、ずうっと研究室に篭ってそこから出ないとか、パソコンの前から一歩も動かんとか普通にあったからなあ。体力なんかあってないようなもんだなあ」 何の自慢にもならない。 自主的な運動だってしやしないのだから、本人の申告は正しいか、もしくは申告以下の可能性もある。 共に歩く中、顔を背けられてしまえば、やっぱり飲み食い関連はどうにもよろしくないものがあるのかと、ジロジロ見るのはやめた。嫌がる事をする趣味はない。 「ああ!確かに、ロビンちゃんが立ってたら台が小さく見えるなあ! って事はオレが勝てる可能性もある訳だあ。 よっしゃ、本気見せちゃおっかなあ!」 見せるも何も本気を出す気ではあるが。 ぐりぐりと浴衣の袖をめくって、脇まで上げてしまえば、細っこい腕をぶんぶんと振って。 ラケットを右手に握れば準備は万端。 「なんか賭ける? ああ、でもロビンちゃんそういうのは苦手かあ?」 (-313) 2022/09/28(Wed) 20:31:06 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信/* あ 四日目の朝風呂なんですが、 石鹸取り上げて全部自分の使わせて、なんか高そうな匂いのする忌部さんにします。 よろしくお願いします。 (-316) 2022/09/28(Wed) 20:59:08 |
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