よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c1) 2021/10/19(Tue) 22:15:19 |
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c2) 2021/10/19(Tue) 22:15:32 |
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c3) 2021/10/19(Tue) 22:15:45 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「誰か!誰か聞こえないのか!? 僕が何かしたのか!?僕が何か悪い事でもしたっていうのか!?」 箍が外れたように叫びだす。口から出るのは美しい歌声でも世界各地の光景を描き出す詩でもない。 ただ、独りが耐えられない哀れな男の絶叫だった。 「どうしてこんなところに来てまで元いた場所の苦痛を味わう事になるんだ! なあ、なあ……誰か、僕を見てくれる人はいないのか!? あぁ…… あぁああぁ……ッ!!! 」男は手入れが行き届いた濡羽色の髪をかきむしり、そのまま嗚咽を零してふらふらと消えていく。 逃げる場所なんて何処にもないのに。 (+2) 2021/10/19(Tue) 22:16:47 |
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c4) 2021/10/19(Tue) 22:17:18 |
ミズガネは、何処かへと姿を消した。いてもいなくても、きっと変わらず世界は回り続ける。 (c5) 2021/10/19(Tue) 22:17:45 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ「わ、その。……ありがとうございます……」 水で満たされたグラスを受け取れば、 へにゃりと眉尻を下げて笑った。 「か、乾杯……ですっ」 かちん、と克ち合うグラスの音。 ゲイザーはあなたがホットワインを口にしたのを 確かめれば、安心したように笑った。 だって、あなたは寒がりなのを知っているから。 少しでも暖まれば幸いなのだ。 そうして、己もグラスの水に口づける。 ⇒ (-22) 2021/10/19(Tue) 22:24:39 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネそれから、二人はいくばくかの歓談をした。 この館は素敵だけれど迷いやすいだとか、 なんだか妙な噂が多いだとか、 そんな、どうでもいい話。 そこに在るのは、暖かくちいさな宴。 ゲイザーが口にしているのは唯の水だ。 けれども互いの信頼が彼女の心を融かし、饒舌にさせていた。 何気なく話題が切れて、束の間の沈黙が落ちる。 ゲイザーはひとつ、つばを飲み込むと、こう切り出した。 ⇒ (-28) 2021/10/19(Tue) 22:43:52 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネそっと、あなたに近づいて。 色気の欠片もない仕草で、あなたの頬を撫でる。 「──ねぇ、その。身体、暖まりましたか?」 「足りないなら、あたしが」 「あたしが温めてあげる」 ゲイザーは、あなたの飲んだ酒に 睡眠薬が入っていたことに気付いていない。 徐々に、身体が重くなり始める。 ……ひょっとしたら、唯の酔いかも。 (-29) 2021/10/19(Tue) 22:44:21 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「……うん、そうね。 気にするのに、決め切れない。何かを捨て去る覚悟を持てない。 それでも許してくれる人がいると知った上で、自分が許さない。 いっそ完全に、世界か自分を恨みきれれば、」 どちらかを消してしまえば、別の何かは始まるかもしれないのに。 「楽になれるのだろうに、選べないまま。 ずっとずっと、辛いだけの思考が回っている」 「──苦しいね。 ……苦しいよ。」 ミズガネに何かを説こうとしました。 励ましの言葉か、否定の言葉を投げようとしました。 でも思うのです。己も今それを貰っても、受け取れない。 一番自分が貰って嬉しいのは、何か。 ユピテルにとっては、それが"共感"でしたから。 ミズガネに対してなのか、ユピテルに対してなのか。 どちらにとも取れるし、違うようにも取れる。 緩やかな共感と弱音を零しました。 → (-35) 2021/10/19(Tue) 23:39:55 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「でも、少し飲みすぎよ〜?」 手を伸ばそうとするボトルを先に奪い取ろうとします。 「……お酒で気を紛らわすのは、私もしょっちゅうするから わかるけど、今日は終えて今度飲み直しに行きましょうよ。 最初に言ったでしょ?数えきれない量のお酒があったって」 「ボトルごとは無理だけど、一杯程度ならいいらしいから。 これから同じが続くなら刺激のある日がないと飽きちゃうわ? だから付き合ってくれない?お酒、飲める子を探してたのよ」 奪ったボトルを手慣れた様に傾けて中の水面を眺めます。 正確にはそれ越しに移る自分と貴方の姿を見つめていました。 「何より。今すぐ紛らわしたいなら、 お酒よりも『仲良く』する方がもっと紛れるのに」 「今こんなに美少女が目の前にいるのにどうかしら?」 口を尖らせてやや非難めいた声。 勿論冗談とばかりに頬を緩めて、ボトルを机に置き直します。 『仲良く』を断られたなら、此方に溺れろとばかりに。 両肘を机につきながら唇の前で両指を絡め、返事を待ちます。 (-36) 2021/10/19(Tue) 23:42:51 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ/*こんばんわっ、ゲイザーです。生活お疲れ様ですっ! もしかすると、事前に今考えている殺害方法をお伝えしたほうが 便利かな……?と思ったので、お先にご通告させていただきますねっ。 (こちらPLも今仕事中なので急がなくても大丈夫ですよ!) OKを戴けたら、お先に匿名メモにて殺害シチュを投下しちゃいます。 死因は刺殺。場所はミズガネさんのお部屋。 睡眠薬を飲ませたあと、身体が動かなくなってきたところを ナイフで刺殺するつもりですっ! このナイフはクロノを殺害したものと同じもの。 凶器はミズガネさんのお部屋に置きっぱなしにします。 (皇狼さんからのリクエストです!) 死体が消えるか消えないかはお選びいただければっ! (-56) 2021/10/20(Wed) 0:41:43 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ/*匿名メモサンプルですっ! ご参考にどうぞ。 ミズガネが”神隠し”された。腹をナイフで一突きされて殺された。 死体は(残っている/残っていない)。 部屋を覗き込めば、ベッドに血だまりと凶器が転がっている。 彼の好色っぷりを考えれば、事前に何をしていたかなんて明らかだろう。 ……よく見れば、凶器には乾いた血がこびりついている。 誰かを殺したナイフで、きっとミズガネも手に掛けたのだ。 最も彼のことを気にする人間でも無ければ、 ──或いは探偵でもなければ。 これは、また”神隠し”が起きただけの話。 待宵館では今日も宴が続いている。 (-57) 2021/10/20(Wed) 0:42:37 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【三日目】 散々あなたへの呼びかけを、最早叫びかけでしょうか。 それを行った後に、あなたの部屋で待とうとします。 鍵が開いているなら容赦なく入りますし、 しまっているならその扉を背に凭れたまま、 一日中W目を閉じてWいます。 巫女は、館で神の声が聞こえなくなった代わりに、 肉声がなくても、声を聞こえます。 少なくとも、クロノの時はそうでした。 だからずっと、本来ならば日が沈み再び昇る時間になっても、 あなたの声が返ってくる事を待ち続けるでしょう。 (-75) 2021/10/20(Wed) 2:01:03 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ※こんばんは〜 一日目の秘話もあるのに沢山投げつけてしまってごめんなさいね。1日目の秘話がどうなっても恐らく同じ事をしていたから送らせて貰ったわ〜。 同時進行か1日目のを切るか、その辺りはお任せするわね。 私、憑霊者なの。それで設定的にも声が聞こえる設定だから「墓下の声も聞こえる」設定のつもりよ〜 ただもしミズガネちゃんPLが嫌だったら遠慮なく聞こえなかった事にして頂戴ね〜その場合は合わせて返すわ。よろしくね〜 (-76) 2021/10/20(Wed) 2:04:43 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー/* 返事が遅れてすまない。ミズガネPLだ。秘話の返事は後ほど。ゲイザーPLもお仕事と生活お疲れ様。 事前に殺害方法及び現場の報告、非常に助かる。 内容に関しては把握させてもらった。OKだ。 遺体に関してはPLが死体も一人きりの方が大変楽しいという意向により『残っていない』ことにしてもらえると助かる。 また、もし可能であれば ゲイザーが退室時ミズガネの部屋に鍵をかけたか についても記載してくれると助かる。現在秘話にて失踪後時空で部屋を訪れた者がいるからな(鍵をかけてあるかどうかで行動が少し変わると連絡があった)。こちらからは以上となる。丁寧な連絡感謝する。 (-86) 2021/10/20(Wed) 3:41:42 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー出来上がっていないままの男は、いつも通り笑みを浮かべることもなくただ静かに貴方と歓談に興じていた。貴方との宴のおかげか、神経質そうな顔は幾分か穏やかな面持ちだった。 何となく、どこか安心したような、優しげな眼差しも時折していたかもしれない。 そうして訪れた沈黙。貴方が緊張した様子が波紋のように広がって此方も気付いてしまうだろう。 けれど男は気付かないふりをしたまま、貴方の指を受け入れて頬を触らせる。 アルコールが入っているにしてはやや冷たい肌の感触が貴方の指先に齎されることだろう。 「クク……アハ。一周回って随分可愛らしいお誘いだな、ゲイザー?」 貴方の手を取る。拒まれないのなら、頑張り屋さんな指先に恭しく口付けを落とす。手も、唇も、何もかも妙に冷たいままだ。 「それなら温めてもらおうか。 ………………本当に、寒いんだ」 どこか物悲しそうに最後の一言を落としてから、寝台へ向かおうと立ち上がる。 その時だった。 ▽ (-90) 2021/10/20(Wed) 5:10:27 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー「…………?」 体が重い。 立ちくらみだろうか、一瞬くらりと世界が揺れる。 アルコールで削られ始めた思考をどうにか動かして考え込む。 出来上がってしまうと羽目を外すことだってあるが、それでも飲める量の限界はおおむね把握できている。体に起きる変化だって、ある程度は理解している。毎日のように飲んでいるのだから。 いきなり体が重くなるような事、ただの酔いであり得るだろうか? 「……ゲイザー……、お前、このワイン、ちゃんと自分で用意した、か……?」 寝台に向かう足取りが覚束なくなってくる。舌も動かすのが億劫になってきた。でも、それでも尋ねなければ。 これが一回目のささやかな飲み会だったならすぐさま少女が何かしたと詰問していたかもしれない。 けれど、少なからず言葉を交わした今、きつく問い詰めるという選択肢は失われていた。 男の目から見ても少女はドジでおっちょこちょいだけど。たまに大変な失態をやらかしてしまうけれど。 ──それでも、彼女は常に一生懸命だ。 誰かに悪意を向けたことなんて、きっとない筈だ。 (-91) 2021/10/20(Wed) 5:11:57 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ/*お疲れ様です。 ありがとうございます、りょーかいですっ! あたしはミズガネさんの部屋の鍵を持っていないので、 鍵は開いたままになるはずです。 では、早速投下させていただきますねっ! (-92) 2021/10/20(Wed) 7:44:43 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ口付けを落とされるたびに、 緊張でぎゅっと閉じられた瞼が震える。 肩が跳ねる。未通娘なのは見ての通り。 それでも寒空にあてられたかのような── 或いは死体のようなその指先を、唇を、受け入れる。 慈しむような仕草に、親愛が感じられて。 まるで普通の恋人みたいに。 ちいさな決意を胸に、寝台に向かおうとしたところで。 「ミズガネさん……っ? はい、それはあたしが用意した ワイ ⇒ (-95) 2021/10/20(Wed) 8:07:02 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ「…………」 ゲイザーの形をしたそいつは、掌を握り、開き、動作を確かめて。 それからあなたを寝台に無理やり押し倒した。 制御の利かないあなたの身体は、 小娘ひとりでだってそれが為せる。 足を開く品のない仕草であなたの腰の上に座りながら、 そいつは口端を持ち上げた。 「よォXXX野郎。 成年にも満たぬ女を抱くときの気持ちはどうだ? 勃ったか。……あァいや、睡眠薬のせいで萎えちまってるわ。 ギャハハハハハハハハハハハ!!」 ⇒ (-96) 2021/10/20(Wed) 8:08:30 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネあなたが言葉通り”重い”口を動かす前に、そいつは言葉を続ける。 その仕草も。声色も。性根も。全てが悪意に満ちていた。 ドジだけどお人好しで、朗らかで、 曰く一生懸命なゲイザーとは全部が違う。 ──『二重人格』。 ジキルとハイドのように、分裂したパーソナリティ。 それがこの瞬間、切り替わったのだ。 「紹介が遅れたな。 オレは殺す人間にもちゃァんと名前を告げる。 今から自分を殺す人間の顔を覚えてもらうために」 扇情的な仕草で、スカートの内側からナイフを取り出す。 ……血がこびりついている。誰かを殺したそれ。 その鼻先にナイフを突きつける。時間経過した血の匂い。 「オレは『リーパー』! 所謂殺人鬼だ。 なァ死ねよオマエ。恨みはないが死ね。面白そうだから死ね!」 (-98) 2021/10/20(Wed) 8:26:24 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー「なッ……ぅ、ぐ……ッ!?」 今度こそ視界が大きく回る。反転する。もう抵抗一つ出来やしない。 跨られる。違和感。 笑みを浮かべられる。違和感。 その嘲笑を聞く。違和感。 その仕草も。声色も。性根も。全てが悪意に満ちていて、まるきり別人のようで。 ああ……違う。別人だ、きっと。 お前、ゲイザーをどこにやったんだ。 あの娘が演技だとかこんな器用な真似、できる筈がない。 あの子を、返せ。 叫び出したいのに、自分の体は言うことを聞いてくれない。 ▽ (-110) 2021/10/20(Wed) 10:46:51 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー鼻先にナイフが突きつけられてようやく理解した。 死が目の前にある。本物だ。本物の死が自分を連れ去りにやってきた。 「ひ……、や、だ……いやだ、いやだ、いやだ……ッ!」 頭も振ることすら億劫だけど、押し返す為の手すらも動かないから代わりに揺らして抵抗する意思を見せる。 神隠しなんて最早どうでもいい。ポルターガイストだって構うまい。 今この眼前にある死を、死神を、誰か遠ざけてくれないか! 「お前っ、何が……望みなんだ……いや、だ……死にたくない……何でもする、何でもする、からぁ……だから、だからっ、助、けて…………!」 恥もプライドも何もかも、捨てられるものは全て捨てて。 懇願する。薬が回り舌をもつれさせながら、男は無様に命乞いを繰り返した。 (-111) 2021/10/20(Wed) 10:47:26 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ「ハハ。おいおい、動くなよ」 そいつは薄ら笑いを浮かべた。 広間にいる時より少し軽装でいたのはきっとあなたの悪運だ。 前戯みたいにシャツのボタンを外せば、 愛撫みたいに腹の筋を撫でて、ナイフを立てる。 あなたの心の叫びなんか、聞くやつはいない。 「何が望み? 決まってる。 オマエの……そう! その顔! クソダサくて絶望に満ちたその言葉! そういうやつがもっと聞きたい!」 その顔には喜悦が満ちている。 そう。今ここに、ゲイザーはどこにもいない。 それはきっと幸運だ。 「だから、出来るだけ長く生きてくれ。 生きたまま命乞いを垂れ流せ」 (-113) 2021/10/20(Wed) 11:08:34 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ冷淡に、残忍に。 あなたの尊厳をぐちゃぐちゃにする。 好意を。親切を、命乞いを、懇願を、すべて唾棄する。 「なァ、オマエさ。 16の芋女すら抱くなんて、どんだけ節操無しなんだよ。 そんなに人恋しかったのか? ギャハハ」 ゆっくりとナイフを腹に押し当てる。 答えてくれたなら、ほんの少しだけ長く 生き長らえることができるかも。 (-114) 2021/10/20(Wed) 11:09:13 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【一日目】 「…………」 寄り添うような共感を、ただ静かに黙って受け入れていた。励ましや否定では、きっと素直に拾い上げることは出来なかっただろう。 「……ああ、苦しいな。 …………でも、せめて。せめてお前はさ。もし、恨むとするのなら。世界の方がいいなって思う。 …………そこまで追い詰められるほどに頑張ってきたのだから、お前くらいはお前に優しくいてほしいなって、俺は思うよ」 それが貴方にとって良いことなのか分からない。今の自分では貴方の背を押すなんておこがましすぎて出来やしない。 それでも、声をかけずにはいられなかった。 ユピテル自身の話とも受け取った男は、そっと叶うことも難しい話を重ねて口にした。 ▽ (-118) 2021/10/20(Wed) 11:36:17 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテルボトルを奪われると、男はあからさまにしょんぼりした顔になる。 けれど、巫女が続けた言葉に一瞬瞠目してから少しだけはにかんだ。 「ああ、喜んで。此方としても是非飲むのに付き合わせてほしい。断る理由がないよ」 こちらの返事を待つ貴方を見た。 不満げな、いじらしい声に愛らしい仕草。そうして持ちかけられた話は、たいへんに魅力的な響きを持っていて。 「……ふふ、ぁは。断られにくいからって、下女に声をかけることは多かったけど。こうして誘われることは珍しいな」 ▽ (-119) 2021/10/20(Wed) 11:36:45 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテルボトルを押しやり、机の隅へ。もうそれだけで答えは分かったようなものだろう。 体を前へ倒し、拒まれないのなら絡み合う両の指を、上から自分の手で覆う。 何杯もアルコールを呷った体にしては、やけに冷たい手だった。 「それじゃあ、喜んで美少女と『仲良く』させてもらおうか。 …………ただ。気を紛らわせる為だけじゃない。 お前が知りたくなった。これは……本当だ」 青みがかった緑色が、貴方を覗き込む。 痛いほどに真っ直ぐな瞳が、貴方を見つめている。 (-120) 2021/10/20(Wed) 11:37:23 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル/* ごきげんよう。魚川武NEOよ。沢山投げつけてくれてありがと。アタシはとても嬉しいわ。 1日目、このまま行くと普通に濡れ場にもつれ込むと思うけど大丈夫かしら。アタシは問題ないわ。 同時進行も大丈夫だけど、そちらが忙しくないかが心配よ。 ただ3日目のお返事はミズガネの事情と心情がもう少しだけはっきり確定してからお返ししたいので、もう少しだけお時間いただくわね。 また、そちらの設定についても把握したわ。こちらとしても特に問題はないので、そちらにドンドン乗っかっていくわね。何かあればドンドン好きにして欲しいわ。よろしく〜 (-122) 2021/10/20(Wed) 11:43:00 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー外気に晒された肌が震える。けれど体の震えの原因はきっとそれだけでは無いはずだ。 「やだ、やだっ、ぃ、やめ、やめろ、やめて……どうして、どうして僕が、こんな…………ッ」 体は動かない。頭もろくに回らない。睡眠薬に引き摺られるままにさっさと意識を手放してしまえばいったいどれ程よかった事だろう。 それでも未だ男が起き続けているのは、死の淵に立たされた恐怖に心が締め上げられているからだ。命の危機を感じ取った心が眠ったら終わりだと必死に叫びを上げている。 それが救いになるどころかかえって己を苦しめる要因になっているかもしれないのに。 「……っ、そう、だよ……人恋しかったから、断られにくい下女に声をかけていたんだ……抱かれるのが、嫌だったのか……? それなら謝る、謝る、から……もう手は出さない、約束するから……もうやめてくれよ……ッ!」 腹にぴたりと添えられた刃物にばかり目を奪われる。この後起きるだろう出来事を嫌でも想像してしまう。 体の震えが止まらない。エメラルドグリーンの瞳にはどんどん透明な怯えが満たされていく。 (-126) 2021/10/20(Wed) 12:03:22 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ「ギャハハハハッハ!! ウケる! いつもはあんなに恰好つけてるくせに! オマエ最高、殺すのが惜しい……」 リーパーは良いことを考えた。 「なあ、ゲイザーがオマエのことどう思ってたか教えてやるよ」 リーパーはゲイザーと同じ声、同じ仕草でその言葉をなぞる。 緩んだ頬。乙女の振る舞い。 『あなたのこと、ちょっと好きでした』 『あなたに親切にされて嬉しかった』 『好色のくせに、どこか真面目で、優しくて』 『あたしのはじめて、あげても良いと思ってた』 そうしてまたひとつ哄笑し、 「うん。もう十分だわ。満足した」 「死ね」 ナイフを腹に深く突き立てた。 (-127) 2021/10/20(Wed) 12:15:59 |
【秘】 巫女 キンウ → よいが来ない ミズガネ>>【ハロウィン】>>2:G68 「なんと、詩人であったか。名はなんという?」 生業を己で選びとり、その名をひとが定めたのならば。 青年が暮らしていたのは、キンウと呼ばれた少女がいたのとは異なる世界か、くにであろう。 「なるほどなぁ。 くふふ、われ、そういうのは好きだぞぉ〜〜〜 詩人がうまいものを作ってはならぬ道理はないからなぁ」 頬を桃色に上気させ、上機嫌に物笑い。 忠告に従い、こくりこくりと少しずつマグの中身を減らしていく。 (-129) 2021/10/20(Wed) 12:28:21 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー瞳に一瞬光が灯る。 聞き覚えのある声。見覚えのある仕草。自分の記憶の中にあるものと同じだ。 「っ、ゲイザー……ッ!」 縋るように名前を呼ぶ。どうか帰ってきてくれと。懇願するようにその名を舌で転がした。 けれど、それでおしまい。 「ぃ゛、ぁ、あ、……あ゛ぁああぁッ!!!」 鈍色の牙が皮を突き破り、肉を食い散らかし、内側奥深くまで荒らしていく。 鋭い痛みに男の体がびくりと一度大きく跳ね上がり、その拍子にぎりぎり保っていた涙が我慢できずに目の端から流れて頬を濡らす。 視界が涙で歪み、少女の輪郭をまともに捉えられなくなったのは、唯一の救いになっただろうか。 「いた、い、いたい、痛い痛い痛い痛い痛い……ッ! ……っい゛、ぅああ……やだ、いやだ……たすけ、たすけてっ……許、して……許して…………ッ!」 微睡みに沈みかけていた意識が痛みによって無理矢理頭を掴まされて持ち上げられる。 腹が燃えるように熱い。どくどくと早まる鼓動に合わせて赤い生命が流れ出していくのを感じる。 叫ばずにはいられなかった。歌や詩を紡ぐ筈だったその口は、生きていたいと死神の前で絶望を謳う。 (-130) 2021/10/20(Wed) 12:33:41 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 キンウ>>【ハロウィン】 「ミズガネ。そうそう詩人だよ。今は休業中だけど」 やはり思い出せない。それなら自分の知らないところに住んでいるのだろうと酒で蕩けた頭でそう結論づけた。 「そうだろう?どうせやるなら、好きなことを味わうのなら、より美味しいものの方がいい。 お前、かなりの箱入り娘っぽいよな。せっかくの機会だしここで色んなもの味わってみてもいいんじゃないか?禁止されているとかなら無理強いはしないが」 貴方が飲み進める様子を穏やかに見守っている。飲み終えるまではきっとそのままだろう。 (-132) 2021/10/20(Wed) 12:50:39 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネその赦しを受け入れる者は誰もいない。 悲痛のメロディに口元を歪めて、 上機嫌になったリーパーは、あなたの唇にキスをして。 慈しむように頭を撫でた。 このまま放っておけば死ぬが、 ずっと苦悶の叫び声をあげられていても それはそれで煩いので、ナイフをぐるりとねじって止めを刺す。 もっと生きていたかった? もっとマシな死に方をしたかった? 断末魔はそれで良かった? 「かわいそうにな」 それでおしまい。 リーパーにとっては、それだけ。 凌辱を十分楽しんだので、グラスにまだ僅か残っていた水を呷って その場を後にした。鍵は閉めない。 遺体もやがて消える。あなたは一人で死ぬのだろう。 (-134) 2021/10/20(Wed) 13:08:49 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー人でなしの所業をする一方で行われる、慈しむような口づけと慰めるような触れあい。 けれどそれが男の癒しになる筈などなく。むしろ、拒むように男はいやいやと首を左右に振ってみせた。 「ぎッ、ぃ――ぁ……、……………………」 更に深く抉られて、切り分けたパイからソースがとろりと出てくるように真っ赤な命が流れ出て。 男は喉を引き攣らせるように高く鳴き――それきり、動かなくなった。 意識が死神によって刈り取られる瞬間まで苦痛に満ち溢れていて、少女を慮るどころではなかった。 殺人鬼が部屋を出た後、男はひとりきり。誰かに死体を発見されることもない。生きていても死んでいても、ひとりぼっちのまま世界から肉体が失われていく。 グズでノロマのゲイザーは、すぐ人に嫌われてしまう。 だから話し相手なんて、ほとんど居なかった。 ……でも、それでも。 この男は貴方を拒むことはしなかったのだ。 少女に話しかける人間の一人は、こうしていなくなった。 二人だけのテレパスに男の声が響くことは、もう、無い。 (-152) 2021/10/20(Wed) 16:04:34 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ目が醒めて、自分の異変に気づいて、耐えきれなくなって逃げ出したすぐのこと。 目眩がする。 どれだけ叫び、泣いて、暴れても。誰一人としてこちらを見てくれる人はいない。 昔からそうだった。 小さな酒場一つもろくに賑やかすことが出来なくて、センスも才能も無い吟遊詩人の声や竪琴に耳を傾けてくれる者などいやしない。 努力を続けるなんてことも出来なくて、すぐに酒と女に逃げては溺れる始末。 いてもいなくてもどうでもいい透明人間のようなものだった。 たまに視線が向けられていたとしても……それはろくでなしの自分を嘲笑うものだった気がする。 「気がする」と言うのは男が悲観的になるあまり見えないものまで見て聞こえないものまで聞いていたからだ。 皆が皆、自分を良くない目で見て馬鹿にするようなことを話しているんだ。 追い詰められた精神は、そうしてありもしない風評被害を勝手に描き出していく。自分で透明な場所に濁った何かを見出していく。 逃げるように館を彷徨い、その足は――時計塔へ。 ▽ (+3) 2021/10/20(Wed) 16:17:44 |
【墓】 よいが来ない ミズガネこの体は壁や床などはすり抜けられないけれど、人や小物は触れない。扉は何故かすり抜けられるから、開閉して何かを主張することも出来ない。 物が掴めないのなら酒に溺れて酔いに逃げることが出来なくなる。ずっと毎日のようにアルコールで思考を溶かしていた身としては、拷問が始まるのだろうかと言う心持ちだった。 そうした小さな考えが浮かんでは消えを繰り返し、足はいつしか時計塔の階段の終わりまで来ていた。技師が入るであろう部屋がまだあったけれど、既に高度はある。もう十分だ。 窓から顔を出す。 重苦しい濁った気分を抱えた自分の頬を、何も関係ないとばかりに風が撫でて走り去っていく。 いてもいなくても関係ないのなら、いっそ死んでしまったほうが楽なのでは? 縁に両手を置いて、体を前へ倒す。 地面があんなにも遠い。 叩きつけられたらきっと、自分は、自分は……。 「死ね」 「――ッ!!!」 ひゅ、と。喉が鳴る。 ▽ (+4) 2021/10/20(Wed) 16:18:08 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「いやだ、いやだ、いやだ……」 階段に蹲る。身を守るように体を丸め、がたがたと震えながら嗚咽を零す。 男は才能も努力を続ける根気もなかったけれど、勇気だって持っていなかった。 こんなところで死ねるほどの勇気があったなら、最初から酒と女に逃げる選択肢など取っている筈ないのだ。 怯える男の脳裏にとある光景が蘇る。蘇ってしまった。 命が潰える直前の記憶だ。 動けない。 何度も何度も命乞いをした。 ナイフが腹に突き立てられる。 泣いて喚いた。耐えられない痛みに絶叫した。 それで相手は満足したのか、より深く刃を差し込んでとどめを刺した。 思い出した。思い出してしまった。 「死にたくない、死にたくない……死にたくない……!」 それでも自分は一度、確かに死んだ。だからこんな事になっている。 死んだのに周り続ける世界にいなくてはならないなんて、悪夢以外の何者でもない。 じゃあどうしたらこれは終わるんだろう。 夢が醒めるには夜が過ぎ、朝が来る必要がある。 それなのにこの館は一向に夜が来ない。ずっとずっと、明るいまま。 酔いに溺れることも出来ず、来ない宵を渇望し続ける。 男は一人、寒さに震え続けた。 (+5) 2021/10/20(Wed) 16:18:47 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ…… どれくらいそうしていただろうか。 もう一度覗き込んだ死の淵への怯えが鎮まり、体の震えの原因が強まる寒さだけになった頃。 「……あれは……」 ふと顔を上げ、窓から見える誰かを捉える。 キエがいる。彼は一体何をしている? 全く見当がつかない。 でも、あの何を考えているか分からないインチキ詐欺師探偵の動きは正直怖い。 「あいつ……あそこで、何を……」 ようやく腰を上げる。 なんだか酷く胸騒ぎがする。 行ったところで何かできるわけではないけれど、それでも、それでも……。 男は体を引き摺るように時計塔の階段を降り、外へと飛び出した。 (+6) 2021/10/20(Wed) 16:46:43 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー/* ゲイザーPLさんお疲れ様だ。ミズガネPLだ。 これは質問なのだが、俺の元に「霊の声が聞こえる」という設定の役職が憑霊者な人物がやって来た。 その人物に「自分を殺したのはゲイザー」だという話、それから場合によっては現在キエとゲイザーで行われている話の顛末を伝えてもいいだろうか? キエが狼であることは話さないし、俺がバラすのはその人物一人だけとなる。 もしかすると今後のロールに支障が出るかもしれないと思って連絡させてもらった。都合が悪ければ普通に蹴ってもらって構わない。 (-159) 2021/10/20(Wed) 16:49:46 |
【独】 よいが来ない ミズガネめちゃくちゃおもろいんですけど、ゲイザーっていうかリーパーとキエが赤窓で契約を結んでから共鳴窓にてミズガネがゲイザーに契約はやめとけって言うの面白すぎるんだよな でももう遅いんだよなあ〜!!! (-160) 2021/10/20(Wed) 16:51:32 |
【独】 よいが来ない ミズガネところでミズガネって虐待される星の下に生まれてたりするんですか??? (別村で酷い目にあったミズガネを見る)(酷い目に遭わせた一人が俺) …………これは……因果応報??? (-162) 2021/10/20(Wed) 16:52:40 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【三日目】 吟遊詩人の部屋に鍵はかかっていなかったから、貴方は部屋に入ることが叶うだろう。 もし、誰も男の部屋に手をつけていない状態であったのなら。 ベッドに血溜まりと凶器が転がっている事に気づける筈だ。凶器はナイフ。既にとっくに乾ききった血がついているから、ミズガネ以外にもこれで殺したことが分かるかもしれない。 それ以外特に変わりはない。誰かが暴れた形跡などもない。 ただ、持ち主を喪った竪琴がぽつんとベッド脇に転がり落ちていた。 男が帰ってくるのは、もう少し後の話。 /* 鍵がかかっていないことが確定したので、お部屋の状況だけ先にお伝えしておくわね。時系列は好きに扱ってもらって構わないわ。ミズガネはもう少ししたら戻ります。 (-163) 2021/10/20(Wed) 17:06:27 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ走る。寒さはずっと残り続けたままだけど、そんなことも気にしていられなかった。 胸騒ぎが止まらない。 あの探偵が報酬としてW得体の知れない何かWを要求してくるのを知っている。自分もまた彼と契約してしまったからだ。 もしそれが、取り返しのつかないものだとしたら。 もしそれが、人の大切なものだとしたら。 「おい!やめろ、お前、そいつに何をするつもりだ……っ」 男は叫んで時計塔を飛び出す。 走る。走る。世界に無視をされていても、男は声を上げる。 届かなくても、叫ばずにはいられない。 「キエ!やめろッ、そいつに手を出すなッ!」 手遅れで、どうにもならなかったとしても。 (+7) 2021/10/20(Wed) 17:17:36 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ/*あたしですっ、ゲイザーPLです! まずは、殺人にお付き合いいただきありがとうございましたっ! 死に際のミズガネさん、とっても素敵でした! 勿論構いません。どのように転がして頂いても、 おいしく頂きますっ! (-169) 2021/10/20(Wed) 17:48:05 |
【秘】 巫女 キンウ → よいが来ない ミズガネ>>【ハロウィン】 ミズガネとは役人の名ではなかったか?とマグを傾ける傍ら、訝しく思い。 されど、ここはとつくに。ならばきっと、理も異なるのだろうと考えた。 「うむ、ミズガネよ。 それはつまり……いまは聴けぬということだな!?」 ちみちみとマグを空にしながら、残念だなぁ〜とうち嘆く。 「箱入り……くふ、そうやもしれぬなぁ。 だが……われ、ちーっとばかし、ほかのより外にはくわしいぞ! われのな、世話のものがかしこい童でな。 寝物語にあれこれと語ってくれてだなぁ……」 愛おしげに目を細める。僅か、寂しげな響き。 されど頓に笑みを浮かべ、明るく口にした。 「うむ、われも土産話のひとつやふたつ、持って帰らねばな。 食べることはな、なーんにも禁止などされておらぬ! ゆえな、おしゅうよ。またうまいものをつくっておくれ」 (-194) 2021/10/20(Wed) 20:47:42 |
ミズガネは、か細い断末魔を聞いた。 (c6) 2021/10/20(Wed) 21:47:24 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「はっ、……はぁっ……ゲイザー……ゲイザー…………?」 一度死んで幽霊のような身になったのに、走れば息が上がる。肩を上下に揺らして呼吸を整えれば、何度か咳き込んだ。本気で走ったなんていつぶりだろう。怠惰に生きていたツケなのかもしれない。 男は裏庭までまだまだ遠いところにいる。 だから、裏庭から少女が出て来たところしか見ていない。キエとゲイザーが何をしていたのか男は知る由もない。 でも、か細い断末魔が聞こえた気がした。 勘違いかも知れない。けれど、『勘違い』で済ませたくない。 そうやって『勘違い』で透明にしてしまった者たちは、きっと何人いたのだろう。 (+8) 2021/10/20(Wed) 21:47:52 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「……ッ、ああクソッ!面倒だ面倒だ面倒だ!なんで僕だけこんなにあっちこっちに苦められなきゃいけないんだ!」 濡羽色の髪を掻きむしり、癇癪を起こしたように苛立たしげに叫ぶ。 しばらく自分勝手に喚き散らして、結局また咳き込んで。呼吸を整えるのに幾分か時間を費やしてから――男はまた駆け出した。 何か出来ることはないだろうか。 酒も手に取れないし竪琴も触れない。 何も出来ないかもしれない、でも何か出来るかもしれない。 何にも分からないから、確かめる。 あの探偵が余裕ぶっているのが気に食わない。 自分を殺した奴が今も尚笑っていると思うとそれも腹が立つ。 自分の知っている人達が自分のような文字通り死ぬほど苦しい思いをするのも嫌だ。 身勝手な男は、身勝手な理由で走り始めた。 (+9) 2021/10/20(Wed) 21:48:52 |
ミズガネは、自分の部屋に誰かが来たことをまだ知らない。 (c7) 2021/10/20(Wed) 21:49:14 |
ミズガネは、知らないけれど、自分の部屋を最初に訪れたのはあの人だ。 (c8) 2021/10/20(Wed) 21:49:33 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 キンウ貴方の疑問に気付かないままだ。 「そうそう。今は聞けないから諦めてくれ」 悪いな、と返す声はとても軽かった。断るのに慣れているようにも見える。 「へえ、なるほどな。外の話を伝えてくれる者がいるのはいいな。娯楽にも教養にもなる。 ……恋しいか?元いた場所が」 どこか、ほんの少し寂しそうに響いてたのが気になった。 「いいよ。約束しよう。またオススメの料理作ってやる。 全然知らなさそうな文化の料理でもいいし、知っているようなものを作ってみるのもいい。同じ料理でも地方によって細かい差異があるだろうしな、比べるのも楽しいだろう」 約束な、と告げる男は上機嫌に笑っていた。 (-212) 2021/10/20(Wed) 22:09:01 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【一日目】 「……すごく難しい事いう。 ……ミズガネもわかってるのにいじわる。 私は優しいからミズガネにどちらも恨むなっていわないわよ。 恨むなって言って、止められるものじゃないと思うから。 でもそう言うなら、私はこう言っちゃおうかな」 「ミズガネが自分の事を嫌いでも、夢を見て転んだままでも、 足掻きたい気持ちが生まれなくても、それでもいい。 私は情けないを止められなくて苦しむ貴方を好きで居続けるよ」 きっと貴方の事だから、そうでも言わなければ ずっと期待され続けると潰れるかもしれません。 痛い程、その気持ちはわかっています。 だから言葉にしました。 変化は求めていない。それでも好きであり続けると。 → (-215) 2021/10/20(Wed) 22:32:27 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「ふふ、約束ね。 でも明日は宴らしいから、その先の日にしましょ。 ……あら?そうなの?断られづらかったからなのね。……」 飲みや『仲良く』の肯定だけでなく笑顔まで返ってきたのが。 本当はこんな話題にしてしまって罪悪感もありましたから、 答えよりも本当は、その笑顔が一番嬉しかったのは秘密です。 「わっ。私も『見かけによらず手、冷たい……』 って言われるくらい冷たいけれど、ミズガネ、冷たすぎるよ。 でも、マイナス同士ならプラスになるかも。 ……試してみよっか。」 冷たいとは伝えますが、拒否はしません。 この性格ですから、人を見つめる事は多いですが、 人に見つめられる事は、意外とありません。 だから、その何かを伝えるような視線から思わず目を逸らします。 「…………。う、うん。 ……ミズガネも、そう思ってくれたなら、すごく嬉しい」 ──嫌だから、ではなく。 目が合わせられない理由は、先程まで全く赤くなかった事から 何が顔の火照りの原因であるかは容易にわかるでしょうから。 目を合わせるのと返事代わりに、少しでも指先を温められないかと、重ねられていた半分を解いて、そっと指を絡めました。 (-216) 2021/10/20(Wed) 22:38:40 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【三日目】 「……っ、ミズ──」 鍵が掛かっていない。 ノックもしないと、彼の事だから無粋な事になると知っているのに。 それでも クロノの時と同じ嫌な感覚がこびり付いているから 嗚呼、こんな時に真っ先に視線がいく先が、正確過ぎた。 だから心構えの一つもなく何が起こり、何故見つからないのか。 ──全部、全部。理解してしまいました。 「…………ばか。格好悪いを、また重ねてどうするのよ」 可愛げのある少女なら、ここで崩れ落ちられたのでしょうか。 涙が出ない自分が薄情だなと、内心思い淡々と部屋に入ります。 いいのです。自分だけは諦めないと決めていましたから。 その凶器が最低でも2度目なのを確認してから、 傍に転がり落ちていた竪琴を抱えて、三角座りをしながら、 その声を聴く為ずっと目を閉じて、その時を待ち続けています。 (-220) 2021/10/20(Wed) 22:50:06 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ※こんばんは。お待たせしちゃったお姉ちゃんよ〜 色々とありがとう。濡れ場も暗転でも最中の会話だけ抜粋でも暗転して事後からでもどれでも大丈夫よ。 平行するのも今の所そこまで抱えてなくて負担はないから問題ないわ〜むしろ同じ心配をしていたくらいよ。 三日目のお部屋の状況とお返事についても把握したわ。こちらの設定についても嬉しい言葉ありがとう。好き勝手返させて貰ってるけど何かあったらまた遠慮なく言ってちょうだいね。 (-221) 2021/10/20(Wed) 23:00:33 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラすう。はあ。深呼吸を繰り返す。 「おい!抱きつき透明野郎! ……野郎?いや力強かったしな、うん。 どこにいる!お前と話がしたい!」 貴方が初めに寒くした人間が何か喚き散らしながら館を闊歩している。大変なご近所迷惑であるが、神隠しに遭い周りから認識されなくなった為そんなことちっとも気にしていないのだ。 男は自分もまた透明になった今、透明な存在とやり取りができるのではないかと踏んでいた。神隠しに遭っても尚、自分を見てくれる存在だと賭けに出る。 半透明くらいのものならば、拾えるだろうか? (-238) 2021/10/21(Thu) 3:42:46 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス「…………」 室内は天蓋付きのキングサイズベッド、それから広い机に、椅子。 貴方の部屋は吟遊詩人がこの部屋を訪れた時と何も変わっていないだろうか。 「……何か気になるものでも机にぶん投げられていれば楽なんだがな……物が触れない以上、引き出しなども開けることができないし……」 貴方の部屋に堂々と不法侵入を果たしている男がいる。 男は神隠しに遭い透明な存在になったのをいい事に、貴方の部屋を我が物顔で彷徨いているようだ。 貴方が長時間戻ってこないのであれば、男はそのまま何も荒らさず部屋を去るだろう。物が掴めず、何の痕跡も残すことが出来ない存在となった以上貴方の部屋を荒らすことなどできないのだ。 (-239) 2021/10/21(Thu) 3:50:04 |
【秘】 浮遊想 テラ → よいが来ない ミズガネ神隠しのことと、ソレのこととは全く別の話で。 だからその声は、酔っ払いのあなたが聞いた 半透明 。「 ハイハイハァ〜イ! あなたの抱きつき透明野郎ですよ〜ミズガネちゃん 」見えないことには変わりないけど、 やっぱり、ナニカ がそこにいるのはわかります。 「 神隠しに遭ったって話、本当っぽいね。 あんな大声を張り上げていて、 だぁれも気にしないんだもの 」あなたの寒さは増しません。減りもしません。 近くで話す程度なら、なんにも変わりません。 「 聞こえてんのかなこれ 」ナニカ は、聞こえてなくても こうしてひとりでよく喋ります。 (-246) 2021/10/21(Thu) 11:14:46 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → よいが来ない ミズガネ貴方が、先日と変わらぬ室内をたっぷり探索した後、 男の部屋を出ようかとでも考えた頃。 ───きい、ドアが開いた。 「………おや」 かちり。貴方と 確かに視線が合った。 貴方だとは分からないが、誰か何かが居る事は分かるらしい。 「あ」 一応、表向き、ゆるりと視線を逸らす。 ……知らんふりをするには随分と手遅れだが。 貴方が表向き、この館から姿を消していることは理解していたから。 見えたとして、見えなかったとして、貴方だろうとは想定出来た。 誰かが突然姿を消して、嘆く者、見えないふりをする者──それは酷く苦しいものだと知っているから、嫌だなあとまた独り言つ。 (-248) 2021/10/21(Thu) 13:21:39 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラ目が見開かれる。はくはくと唇を戦慄かせて、それから弾かれたように貴方の声がする方へ。 神隠しに遭ったことで何か男の身に変化が起きたのか、或いはそうでもないのか。 はっきりとした理由は分からないけれど、今の男は半透明の貴方の声を確実に拾い上げていた。 「……っ、聞こえる!ちゃんと聞こえている!」 つかつかとナニカいるところへ詰め寄る。 「おい、お前。俺と話す気はあるか? ……俺は、お前に暴言を吐いてしまったけれど…………また、話をしてくれる気はあるか?」 後半になるほど言葉が申し訳なさを含んで弱々しくなっていく。 神経質そうな不機嫌な表情を浮かべていたいつもの様子はなりを潜め、素直にばつが悪そうに眉を下げて貴方に問いかける。 (-256) 2021/10/21(Thu) 14:11:25 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス「っ!」 息を呑む。 人に飢えている男が、ひとりぼっちが何より嫌な男が、視線が合ったことを見逃すはずがない。 「おい、お前!俺が見えるのか?」 噛み付くように問いただす。 「今視線が合っただろう、そして何もないなら扉を開けてそのまま部屋に入ればいいのに、どうして視線をそらした? 何とか言え……、……っ、言ってくれよ。 なあ……お願いだ、トラヴィス……」 神経質そうでいつも不機嫌そうに見えていた男の声にしては、最後の一言はあまりにも弱々しいものだった。 (-257) 2021/10/21(Thu) 14:17:09 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → よいが来ない ミズガネ舞台の上では見えないものも、 舞台袖からはよく感じられる。 「………」 どうして、 言ってくれ、 お願いだ、 耳に入る言葉。何よりもその縋るような視線。 大丈夫だと言ってやりたい、じきに終わると告げてやりたいけれど───舞台人への干渉は、禁忌とされている。 けど、けれど、 「………………、」 ゆっくりと、けれど確実に扉を閉めて、今だけは鍵を掛ける。 ぼんやりとしか視認できない輪郭を探るように、 虚空へ手を伸ばす。貴方へ触れることが叶えば、それはすり抜ける事はなくて───ほんの僅かな触感。 温度くらいは感じられた。 「………落ち着いて。深呼吸。 舞台の幕は上がっている。」 貴方に伝わらないような言葉を選ぶ。 それは確かな自己満足だ。 (-262) 2021/10/21(Thu) 14:38:54 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【一日目】 「……不思議な奴」 乾いた胸の内側に、冷え切ってひび割れた心の奥底に、貴方の言葉が降り注ぐ。 「俺はお前の愛する神を困らせるような駄目人間なのに。好きでい続けてくれるなんて、変わってる。 なんでだろうな、お前も神のように多くの人を愛そうとしているのか?」 眩しそうに目を細めて、笑い声にも似た穏やかな吐息を一つこぼした。 「…………ありがとう」 ▽ (-269) 2021/10/21(Thu) 15:57:56 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル「なんだか意外だな。ああでも、手が冷たい人は心が温かいなんて聞く。そう考えるとお前の手が冷たいのは意外でもなんでもない気がしてきたな」 ほっそりとした指が絡んでくるのを捉えた後、そのままそっと優しく貴方の指ごと手を持ち上げる。 拒まれないのなら、貴方の指に口付けを一つ落とすだろう。宝物に触れるように、或いは姫君に誓いを立てる騎士のように。恭しく、柔らかに。 赤く色付く貴方の顔に気付いたけれど、男は微笑んだだけで何も言わなかった。可愛らしい反応に胸がかすかに温かくなる。 「ユピテル。今はただ、俺と『仲良く』することだけを考えてくれ。 後悔は……絶対させないから」 ただ一度睦合うだけでは何の解決にもならない。逃げる先が酒から情交へと変わっただけと言われてしまうかもしれない。 でも、それでも、今だけは貴方が抱え続ける辛いことを忘れられるようにと口を出さずにはいられなかった。 貴方への興味と温かな好意と、濁りのない透明な祈り。 それらをそっと織り交ぜて、男は貴方の手を引いて寝台へと招いた。 ▽ (-270) 2021/10/21(Thu) 15:58:18 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル貴方を真白の舞台へ招いた男は、終始優しく触れ続けた事だろう。 叶うならば柔らかな唇に、心の蟠りを解してくれたその箇所に優しく口付けを落として、それから同じように貴方の体へキスの雨を降らせていく。時折、冷え切った体の温度を分け与えることに申し訳なさそうな表情を浮かべながら。 男は自分の快楽を貪るより貴方が気持ち良くなる事を選んだ。 恋人にするかの如く愛おしそうに触れて、時折耳元で囁いて。 肌を重ねて熱を貴方の中に沈める時でさえも労るような素振りを見せる。 何度も触れ合ううちに、男の死人のような冷たさは幾分かマシになっていく。 余計なことなんて考えられない程に甘く蕩かそうとするし、自分も今この時だけは栗色の女だけを見つめて溺れるだろう。 「ユピテル」 名前を舌の上で転がす。吐息混じりのその声は、熱を確かに含んでいた。 体を這い回る寒さが溶けた男の笑みは、酷く、酷く柔らかなものだった。 (-272) 2021/10/21(Thu) 15:59:21 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル/* お疲れ様よ。ミズガネPLの魚川武NEOよ。 ユピテルとしっかりえっちしたいと思ったのだけど、よく考えたら今日日付更新だしもしかするとこれから大変になるかなと思い一日目の分のうち3レス目をえっちダイジェストにさせてもらったわ。ごめんなさいね。 かいつまんで言うと ミズガネはユピテルを手酷く扱うことはしなかったわ。 そのほか後々影響あるかもしれないことを言うとすれば、「ユピテルにねだられない限り痕は付けようとしない」ことかしら。ねだられた場合は髪で隠れそうなうなじに少しだけつけるかもしらないわね。 三日目の合流については神窓のやり取り終わってからのほうがいいかしらと未だタイミングに悩んでいるわ。乱入も大変楽しそうなのだけど…… (-273) 2021/10/21(Thu) 16:11:02 |
【独】 よいが来ない ミズガネ>強姦しそうなゲイザー!? >VR村ゲイザー!? お前ら好き勝手言いやがってよお!!! 合ってるけど!!!!! (途中踏み込んできた人間強姦する予定があった)(いちかわつよしルヴァが完璧な回避方法を取って和姦になったけど) (-274) 2021/10/21(Thu) 16:20:31 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス「……っ」 吐き出された息に滲む驚きの色。 貴方の手が、確かに己に触れている。くるみ割り人形の指先には死体にも似た冷たさが齎されるだろう。 自分は、透明なんかじゃなかった。 そう理解した瞬間胸が苦しくなって、泣き出しそうになって、それでも目の前の相手は自分を襲った相手なのだから完全に素直になりきれない。 だから、目を閉じて貴方の手の方へと頭を傾けた。 「……探偵のことを調べようと思って、仲が良いらしいお前の部屋に来たけど。何にも分かりやしなかった。 …………それ以上の、俺にとって大きなものが見つかったけどな。 …………お前のことは気に食わないし、今でも恨んでいるけど」 ありがとう、とかすかに唇が震えた。 そう口から出た悪態は、全く棘なんて含まれていなかった。 (-277) 2021/10/21(Thu) 16:25:08 |
【独】 よいが来ない ミズガネところでミズガネの差分ちょっと豪華だなって感じるんですよね なかでもこのゆんゆん差分めちゃくちゃ好き 色っぽい (-279) 2021/10/21(Thu) 17:06:35 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → よいが来ない ミズガネ冷えたそれに、まるで温度を奪われていくような感覚。 離そうとして───辞めた。 触れたまま、不鮮明な存在へ意識を向ける。 「そう」 貴方が声を届けたいと願い、 自分がそれを受け取りたいと願っているから、 こうして会話が叶うのだろう。 「『辞めたほうがいい』。 この館の性質とキエは、やけに相性が良いらしい。 観客席に降ろされた君は、大人しく見上げているのが良いよ。 ……悪いことは言わないから、ね。」 かつての自分を見ているようで───貴方を無視することが、どうしても出来なかった。 舞台人失格だ、と、かぶりを振る。 「君自体には触れられないから、 『前みたいなこと』は出来ないね。残念だ。」 自己満足なのだから、礼を言われる筋合いは無い、と そうして冗談めかして笑ってやった。 (-286) 2021/10/21(Thu) 18:18:01 |
【独】 よいが来ない ミズガネ頼む!!!ユピテルを守ってくれ神様ーーーッ!!! え?ユピテルが墓下落ち望んでたら? ミズガネ……泣いちゃうかな…… (-296) 2021/10/21(Thu) 19:25:56 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【一日目】 「それは違うわ。私にも人の好き嫌いがある。 神になんてなる気はないし、なりもしない。 気付いたの。ここでは私、巫女ではない。 ミズガネも多分私の神の国の子ではない。 きっと私達、別の国の、或いは別の世界の人」 ミズガネの言葉に先程一度不思議な違和感が浮かんだこと。 そしてその内容をようやく理解しました。 「だからね。WただのユピテルWとして、 ただ純粋にWただのミズガネWを愛せるわ。 冷えた私に似て更に冷たいその身体を、あなたを暖めたい」 指に落ちる口付けに思わずくぐもった声が漏れます。 そんな美しい物〈姫〉の様に触れられる意味は資格は、 館に来る前は一度もなかったものですから。 それに応えたいと考えて、でもきっとそれは 今すぐではなく、後の睦言の時だと理解します。 → (-297) 2021/10/21(Thu) 19:49:55 |
【秘】 浮遊想 テラ → よいが来ない ミズガネ「 えっ? いや話す話す。暴言自体はうれしかったん だって。あっ待ってこう言うと語弊しかない。タイ ムタイム、ちょっと待っ、というか何その勢い?? こっちの方が話す気なくされるようなことをしてい ったと思ってるんですけれどどうしたの????? 」ナニカ は、斜め後ろに一歩分くらい。 直線上から退去。ぷわわ〜。 理不尽をして行った自覚はありますから、 こちらの方こそ、なんだか後ろめたいのです。 「 ミズガネちゃんがまたああいう目に遭いたいマゾい人って わけじゃない限りはそんな勢いで来なくても大丈夫だから、 ほら逃げないから、お話してくれるのなんて、こっちから 願い出るようなことですよ。出来るんならさ。 ……あ、出来るんだぁ 。最後のそれは、噛み締めるような呟きでした。 (-302) 2021/10/21(Thu) 19:52:15 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「じゃあミズガネのこの氷のように冷たい手は優しさの塊? どうしようかしら。それでもこの手を溶かしたいの」 心が優しい例えにくすりと微笑み返します。 なら氷みたいな冷たさの貴方はそういう事になるわよ? 「後悔なんてしないわ。ミズガネがどんな触れ方や抱き方を しても全部受け入れるよ。辛い事がそれで忘れられるなら」 ミズガネが抱え続ける辛いことを忘れられるよう祈る。 同じ様に、こちらだって願っています。 貴方が己との触れ合いで少しでも忘れられるように。 そしてユピテルは祈りません。 神にではなく、自分でそれを成せるよう願います。 「だから巫女も神もないWわたしWだけ見て。 触れて、知って、教えて?私も一人だけを見つめ続けるから」 「かけがえのない、今目の前にいる、 この世界で唯一無二の貴方のことを」 → (-305) 2021/10/21(Thu) 19:54:38 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネまだ、たった一度の睦合い。 事実だけを書けばそうなのでしょうが、 そこに込められているのは、傷付いた相手を知る事と、労り。 その二つが交じり合った触れ合いは、この館のどんな真白の 舞台よりも透き通っているのに、赤の熱も氷の寒さも。 全部混じっていると、相手への愛おしさの中で感じます。 あなたが口付けをしてくれる度に、溢れる声か涙の後に、 必ず嬉しそうに触れ返します。 あなたが申し訳無さそうな顔をするたびに、 冷えた手を貴方の頬に添えておあいこと笑います。 ユピテルは享受だけをするのは下手な女です。 自分だけ気持ちよくなるのは、 申し訳無さと同じくらい、実は悔しさと照れがあります。 あなたが許すなら。いえ、多少の抵抗なら、 幸いにも豊満な胸も顔も声も持ち合わせていますから。 少し強引にでも、積極的に触れて、動いて。 お返しの様に耳を喰んで舐めたりして身体を責め、 貴方自身にも躊躇なく胸をで挟んで咥えて、快楽を直接与え。 蕩かされた分だけ、蕩かし返すでしょう。 「溺れるのは独りでは寂しいもの」そう言って。 → (-308) 2021/10/21(Thu) 20:05:54 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「────」 名前を呼ばれて、蕩け切った意識は、 半ば反射のようにその名を呼び返します。 それが貴方の名の方ではなくとも、娘には、 この世界のミズガネはW目の前の触れる貴方Wだけです。 目の前の貴方を、何度も求めて、呼んで。愛した行為は、 WただのユピテルWは、少しでも氷を水にできたでしょうか。 貴方の声に乗る熱に、春の様に穏やかな笑みに目を奪われて。 あなたを誰も愛さないなら、私が愛するわ。と。 頭を過った言葉は、声に出たか、もう思い出せません。 (-309) 2021/10/21(Thu) 20:09:30 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ※こんばんは〜お姉ちゃんよ〜 もう次の夜まで少ししかないギリギリでごめんなさい。 こちらこそダイジェストにして貰った上で不慣れだから何だかふわふわしたえっちになっちゃって申し訳なさでいっぱいなのよ。 了解よ。ユピテル自身は手酷くでも良いと伝えたけど無理にさせるほどではないわ。ただ積極性が強いからミズガネちゃんにも声出させようと頑張ってたとは思うけど、成功したかはお任せするわね〜 痕は折角なので髪で隠れるうなじに残しておいて貰おうかしら。一日目だから三日目でギリギリ残ってるくらいかしら? 三日目は今神窓が開いたわね〜 ただ私が今日死んだら面白い事になりそうね。どきどきするわ。 (-311) 2021/10/21(Thu) 20:18:15 |
【秘】 巫女 キンウ → よいが来ない ミズガネ恋しい、という気持ちはよく理解できない。 不思議そうに首を傾げ、それには答わず。 「うむ、約束であるぞ!」 男の手を取って、するりと小指同士を絡める。 ついでにうたも聴かせてくれればよいなぁ、とうち笑った。 (-312) 2021/10/21(Thu) 20:19:22 |
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