【人】 騎士見習い テンガン[不用意に大きな声を出してしまったせいで>>123彼女はビクリと竦む。配慮の足らない自分に舌打ちしたくなりながら、イクリールさんと向き合う。] イクリールさんも このダンジョンを攻略しに来てたんですね。 [彼女が口にした「妙な霧」という言葉から、自分もかかったあの罠だろうかと想起する。 そんな状態になった女性を無慈悲に襲う野盗がいたなんて……! 許せない、今この場にいればそいつを叩き斬ってやったのに。 彼女を助けてあげられなかった悔しさに歯噛みした。] イクリールさん、向こうに大浴場があったんです。 そちらに向かってみませんか? 着るものも見つかるかもしれません。 [大浴場はどうやら混浴のようだから襲われたばかりの女性が入りたいとは思わないかもしれないが、あそこには清潔なタオルもあった。少なくとも汚れを拭き取ることはできるだろう。 へたりこんだ彼女に手を差し出すと、彼女は「汚れているから」と口にして躊躇った。] 大丈夫、オレは気にしません。 オレが貴女のことを守ります……! [一緒にいる限りこのいたいけな女性にもう辛い思いはさせない、とテンガンは誓った。]* (126) 2021/05/02(Sun) 22:41:56 |
【人】 騎士見習い テンガン な、形見まで……!? なんてひどい奴だ……! [彼女から実情を聞き、怒りに震える。 もしもその野盗とやらを見つけ出すことができたら、是非とも彼女が奪われた物を取り返さねばならない。 差し出した手を彼女がそっと握り返す。>>134 その手をゆっくりと引くと、彼女がよろめいて腕に縋り付いてきた。 柔らかいものが腕に触れる。 その感触から思わずシーツの内側を想像してしまう。 間近に見える紅い瞳は潤んでとても綺麗だった……。 駄目だ駄目だ、邪な思いを抱いてはならない。 テンガンは努めて優しく微笑み、イクリールを大浴場まで案内した。] (138) 2021/05/02(Sun) 23:57:11 |
【人】 騎士見習い テンガン――大浴場―― 服ですか、もちろん構いませんよ。 [イクリールの頼み>>135をテンガンは快諾した。 後始末をしているところなど誰にも見られたくないだろう。 先ほどの自分を思い出し、さもありなんとテンガンは思った。 一緒に浴場に足を踏み入れることができないのだから、その間自分は服を探すくらいのことはすべきだとテンガンは感じた。] 何かあればすぐに自分を呼んでください。 このダンジョンは本当に危険な場所ですから。 [湯舟自体に仕掛けがある訳ではなかったが、混浴ゆえに他の誰かが彼女にちょっかいをかけるかもしれない。テンガンはそれを危惧していた。 イクリールが浴場に向かったなら、テンガンは棚を探って着れるものがないかと探し出す。 まわしcosm、神父服cosm、そして包帯cosmが収穫物だった。]** (139) 2021/05/02(Sun) 23:58:12 |
【人】 騎士見習い テンガン 碌な物がないな……。 仕方がない、男物ではあるがこれが一番マシだろう。 [テンガンはその黒い装束を丁寧に折り畳んで、イクリールを待つことにした。彼女が怪我を負っている場合に備えて一緒に見つけた包帯も一応確保しておく。]** (140) 2021/05/03(Mon) 0:01:45 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a26) 2021/05/03(Mon) 0:06:06 |
【人】 騎士見習い テンガン[突如として女性の悲鳴が響き渡る。>>144] イクリールさんッ! [テンガンは鎧と剣を装着したまま浴場に飛び込んだ。 するとそこでは先ほどの怪しげな男がイクリールに掴みかかろうとしているではないか。>>144 今度はイクリールさんを標的にしようというのかっ!] お前、何をしているッ! [テンガンは剣の柄に手をかけ、男を斬りつけようとした。 だが刃を抜く前に、つるりと足元が浮いた。 オイルだ、と気が付いた時にはもう遅い。 鎧が浴場の床に打ち付けられる派手な音を立ててテンガンは転げた。] (146) 2021/05/03(Mon) 10:28:39 |
【人】 騎士見習い テンガン イクリール、さ……っ、 [尚もイクリールを助けようと身体を起こそうとするテンガン。 その瞬間、カシャンと軽い金属音がした。] え……? イクリールさん、なに、して……? [手首と足首が手錠で繋がれている。 それをしたのがイクリールだということが理解できず、テンガンは何度も目を瞬かせた。]** (147) 2021/05/03(Mon) 10:29:37 |
騎士見習い テンガンは、メモを貼った。 (a30) 2021/05/03(Mon) 10:31:39 |
【秘】 舞姫 イクリール → 騎士見習い テンガン[貴方からも、オイルマッサージ士からも、 洗い場から"お楽しみ"を中断してこちらを見やる下卑た男からも――他人を犯すかもしれない私から、誰かをも*] (-164) 2021/05/03(Mon) 13:17:26 |
【人】 騎士見習い テンガン[イクリールは舞のように流れる所作でテンガンの手足を繋ぎ、剣を奪い取った。>>153 素早く動いているようには見えないのに、むしろ動きは優雅ですらあるのに抗う隙がなかった。] イクリールさんッ、どうして……ッ!? [一糸纏わぬ姿で微笑む彼女の姿は、絵画のように美しく見えた────それも天使や女神を描いた絵画ではなく、見る者全てを魅了する悪魔を描いたそれだ。 悪しきものにしか宿せぬ美がそこにはあった。 紅い唇と同じ色をした髪が揺れる様にすら計算され尽くしたかのような美を感じて、目を離せなかった。] (162) 2021/05/03(Mon) 19:41:54 |
【人】 騎士見習い テンガン いい格好……? [テンガンはイクリールが何を言っているのか理解できない。 頭を押さえつけられて装備を剥がされながら、テンガンは混乱した頭で必死に考える。 そこの男に脅されているのか? いや、違う。二人が交わしている会話の内容からして、彼らはグルのようだ。 ではイクリールは最初から悪人だったのか? そんな風には思えない。スピカ先輩と談笑している時の彼女はどう見てもこんなことをするような人ではなかった。 イクリールは尚も訳の分からないことを口にしながら、テンガンの下衣に手をかける。 訳が分からないが、彼女が自分にある種の危害を加えようとしていることはテンガンにも理解できた。] (163) 2021/05/03(Mon) 19:42:11 |
【人】 騎士見習い テンガン[テンガンは叫んだ。] イクリールさんっ、目を覚まして下さい……ッ! 本当の貴女はこんなことをする人ではないはずです! オレ自身は貴女のことをよく知りません。 ですがあのスピカ先輩が、 貴女と和やかに会話しているのを見ました! 滅多に他人と関わらない先輩が 心を許している数少ない人なんです! そんな貴女が、悪人のはずがないッ! [テンガンはイクリールの中にはまだ善なる心が残っているはずだと信じていた。 何が彼女にこんな事をさせているのかは分からない。 分からないが、彼女を"救わなければ"と思った。]* (164) 2021/05/03(Mon) 19:42:41 |
【人】 騎士見習い テンガン イクリールさん……っ! [>>172束の間、彼女の手の動きが止まる。 その表情に罪悪感を見出した。 彼女が正気を取り戻せるかもしれない、とテンガンは希望を見た。 テンガンは知らなかった――――罪悪感こそが最後の一押しになることもあるのだと。] 過ちなら取り返せます、だから……! [「汚れなど気にしない」と口にした時と同じ顔で言う。 彼女の内に淀むものなど考えもせずに。] (178) 2021/05/03(Mon) 21:57:41 |
【人】 騎士見習い テンガン あ……っ!! [肌が外気に晒される。 酒場で自ら脱いだ時よりも羞恥心が掻き立てられるのは、彼女が口にしたように半端な脱衣が拘束具と化しているせいであろうか。 イクリールの喉から紡がれる声は震えた響きを帯びていたが、それがむしろ淫靡さを増させているような気がした。 上位者でありながら、傷ついた女の声。 犯そうとしている立場であるにも関わらず男の嗜虐心を煽る声音。 不可抗力的にテンガンの下半身に熱が集まる。 美しい悪魔は囁く。 "気持ち好かったでしょう"、と。] (179) 2021/05/03(Mon) 21:58:11 |
【人】 騎士見習い テンガン な……ッ!? [見ていたかのような言葉にテンガンの顔が蒼白になる。 忘れかけていた恥辱が蘇る。 それと同時に一瞬、ほんの一瞬思ってしまった――――またあの快楽が欲しいと。 一度でも穢れてしまえば、そそぐことなどできないのだ。]* (180) 2021/05/03(Mon) 21:58:34 |
【人】 騎士見習い テンガン っ! [細い指に自身を撫でられ>>193、ビクリと身体が震える。 女の声が優しく囁く。 あなたはただしい、ただしかったと。 ただしい行いをした結果なのだから、仕方ないと。 そう、自分はいつでも正しい選択をした。 これしかないと思える道を選んできた結果だ。 悪ではない。……これは悪ではない。 不可抗力なのだ。] た、耐えることで、貴女の正気を取り戻せるなら…… [口を開いてやっとの思いで呟いたその言葉は強がりか、口実か。 テンガンはこれを受け入れることを選んだ。 その選択は正義ではない、という心の声に蓋をする。 代わりにこれしかないのだと思い込む。 軽く撫でられただけの自身はすでに硬く張り詰めていた。 女の舌が艶めかしくテンガンの身体を這う。 その先の行為を連想させるかのように。] (202) 2021/05/04(Tue) 0:11:25 |
【人】 騎士見習い テンガン 前と、後ろ……? [意味していること>>197はすぐに理解できた。 ただどちらを選ぶにせよそれを口にすることは屈辱だった。 せめて女が欲しいと命乞いのように懇願するのか? 淫乱のように後ろに欲しいと頼むのか? 守るべき女性を自ら犯す選択などできない。 この傲慢な女の肉体を乱暴に貫きたい。 男として後ろでの快楽を欲することなどできない。 強引に暴虐の限りを尽くされたい。 嗜虐と被虐のどちらが上回るのか判断できない。 どちらも御免だ。 どちらもいい。 テンガンはきつく目を閉じ…… 結局どちらも選ぶことはできなかった。 テンガンは沈黙を選んだ。]** (203) 2021/05/04(Tue) 0:14:28 |
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