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【独】 清掃員 カミクズ/* オレを置いて逝かないでくれ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!! という気持ちと 置いて逝かれたら殴り返す正当性生えるよなァ〜!!!??!?! という気持ちが毎秒せめぎ合っています。 (-412) 2022/02/28(Mon) 20:34:08 |
【独】 清掃員 カミクズ/* この世に於いて先に死んだ奴は雑魚! 遺した人間にボコボコに墓前壁打ち食らって死ぬんだよ! まあつまりオレは自ら雑魚になろうとしていたんですが… でも、いいじゃん。死にたがりのくせに死ぬのは怖い人間。 絶対死ぬ直前にやっぱ死ぬの怖いなアハハ…って言うからな。 そんで死ぬぞ。 (-413) 2022/02/28(Mon) 20:37:30 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……同じ事、思っていましたよ。 俺たち、少し似ているんです。 でもね、違ったんです。 俺が納得できた、理論だっただけなんです。 綺麗な物語、というやつです。 あなたの今言ったとおりの話です」 「その綺麗な物語は、汚い真実を捨てて、飾っているってことらしいです。 別に肯定はしないんですけどね」 くすりとわらって、一歩近づく。 そんなことは言われていない、誇張した表現だ。 だが、今はあえて使う。 (-414) 2022/02/28(Mon) 21:04:49 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「――俺、重荷になるだなんて考えたことなかったです」 「知らない方が楽って感覚、永遠に来ないんだと思います」 「知りたかった、理解したかった。教えて欲しかった」 目の焦点は合わない。 あなたを見ながら向こう側の誰かを見ている。 「もう手遅れなんですよ。 あなたでは満たすことができない瑕です。 何で教えてくれなかったんだ、何でも言うこと聞いたのに。 何でもしたのに。なんでもしてよかったのに。 辛い事なんて一つも無かったのに。 ど して、う ど うして、な ん で、 なん 、で な ん で」「 愚か者のままにさせられたんでしょう、俺は 「……たとえ犯罪者になろうとも、俺は一緒にいたかった。 共有して欲しかった。 隠されて、知らないままでは、幸福になれなかったんです」 今までと違って感情をあらわにする姿は、 何度か見せた不安定な姿がさらに彩られた親に捨てられた子供のようだった。 (-416) 2022/02/28(Mon) 21:14:28 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「――これは前置きでもなんでもないです。 正しくは、あなたを理解することが俺の救いになるなんて、 そんな風に思わなくて良いという、一つの情報です。 俺は、受け入れられるとか知らないですし。 実際に……できるできないの話ではなくて。 理解させたいのか、 させたくないのかを聞きたいんです」 「正直に教えてくれます? 今なら、寝こけたあの日のつづきを あのときよりもっと話せそうなんです」 いつからだろう。 彼が段々と言葉がなめらかになっていったのは。 柔らかく、あなたの言葉を聞き出そうとするようになったのは。 (-417) 2022/02/28(Mon) 21:15:18 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……フカワさん…」 上葛は、わかっている。 自分の言う事が綺麗事だなんて事は、最初から。 綺麗事を、理想論を語る事が悪い事だなんて思ってない。 そうでもしなければ人は現実に耐えられないから。 でも。 「ちがう、」 違う。 そうだ、違う。 自分がただそう思っていたいだけだとしても。 自分は、確かにそう思っているのだから。 自分は、そう思う事をやめたくない。 (-426) 2022/02/28(Mon) 22:11:00 |
カミクズは、だから、そう思っていたい。 (c7) 2022/02/28(Mon) 22:11:23 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「──手遅れなんかじゃない!」 感情優位の反論。 弾かれたように上げた声に、自分でも驚いた。 自分はこんなにはっきりとものを言える人間だったのか、と。 「…きみの言う通り、僕は誰かの代わりにはなれません。 僕は…上葛掃司になれなかった、上葛掃守だから。 きみの得られなかった過去を取り返す事もできません。 そんな時間は、きっとここにはありません。 だから多分、今の僕にできる事はきっと、 今まできみが取り落して来てしまったものを拾い上げて、 それを持っていてあげることだけです」 根本的には、本質的には、確かに手遅れなのだと思う。 今更知ったところで、身になるものでもないと思う。 気ばかり急いて、実際はあまりにも無力なのだと思う。 だからと言って、きみの事を投げ出すのはいやだった。 上葛はただ、大切にしたいだけ。 理解できなくとも、肯定できなくとも、共感できなくとも。 それを大切にする事はできると、そう思っている。 そう思う事を、やめたくはなかった。 (-427) 2022/02/28(Mon) 22:11:48 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「だから、」 一つ、息を吐いて、吸って。 前に立つきみを真っ直ぐに見て、一歩。 踏み出して、片手を差し伸べた。 「だから、きみに足りないものが何なのか。 僕が知りたいから、それを僕に教えてください。 きみの事を教えるだけじゃなくて、 足りないものを見付ける為に、僕の事を知ってください。」 (-428) 2022/02/28(Mon) 22:12:11 |
カミクズは、そう思っていたいから、一歩、踏み出す事を選んだ。 (c8) 2022/02/28(Mon) 22:13:55 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……上葛さん」 俺がほしいのは ぐらりと体が揺れて、あなたにもたれ掛かるようにその手をとって、数歩近づく。 「あなたの、死にたかった理由…… 生きていたくなかった経験。 教えて下さい。 何をされていましたか。 俺を同じ気持ちにさせられますか?」 「仕事が嫌でしたか、たくさんの片付けが心を病ませたのですか? それなら、同じように誰かの死体を片付けることで 同じ気持ちになれるでしょうか。 」「本当に、理解させてくれるんですか。 寂しいとか、首輪がほしくなる気持ちも。 ……言葉じゃ足りないですよ、俺は」 「上葛さん、ねぇ」 「面倒って、見てあげたくても見れないじゃないですか。だって、わからないんですよ。 見てあげたいっていう感情も正しいかわからないんだから。 あなたを知ることでしか、同じ気持ちになれないじゃないですか」 告げている言葉がわからないというのなら、少なくとも落ち着いておらず、何をしてもおかしくないと思えるだろう。 同時に、何をしても、とあなたは気づくかはわからない。 (-444) 2022/03/01(Tue) 0:48:38 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「きみはもう、わかってるじゃないですか。」 するりと手を引いて、そのまま片腕をあなたの背に回した。 真新しい怪我をしたばかりの左腕は脱力したまま。 つまり上葛は今、あなたが何をしたって 少なくとも十全に抵抗する事はできなくて、それに。 「僕と同じ気持ち、きみはもうわかっているんですよ。 本当は、もう随分と前から。 きみの中で、確かな形になっていないだけで…」 刃物を振り翳されたあの時、無抵抗ではなかったのも。 あなたをがっかりさせる事はしたくなかったから。 結局の所、死を先延ばしにした理由はただそれだけで。 だから上葛は、あなたが"それで良い"なら、それで良かった。 「…何度も置いていかれたんです。 僕が好きな人ばかり、僕が死んで欲しくない人ばかり、 いつもいつも誰かの為に死んでしまうんです。 でも、身を擲つ事は自由だから。 その人が身を擲つ理由が、自分にあるわけじゃないから。 そんなの、止められるわけないじゃないですか…」 ぽつぽつと、軋む心を言葉にするように吐露をする。 あなたが何かをする事を、警戒する様子は無い。 (-456) 2022/03/01(Tue) 1:56:46 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……ずるいじゃ、ないですか。 いつまでも、僕ばっかりが、置いていかれる側なんて…」 置いていかれるのはいやだけど、 置いていかれる側の痛みもわかるから。 あの時、上葛という人間が一緒に死にたがったのは 多分、そんな理由からだったんだろう。 その度に悲しくて、寂しくて、がっかりして。 そうやってつらい思いをするのは、もう沢山です。 だからもう、一思いに死んで楽になりたいんです。 殆ど独り言のようにそう続けて、一つ息を吐いた。 「死なないでほしいと思ったんでしょう。 僕が勝手に死んだら、悲しくなるかもしれないって。 それに至る理由が何であっても、なんとなくでも。 あの時確かにそう思ったんでしょう。」 自分を今ここで殺せば、同じ気持ちになれるかもしれない。 或いは、殺したって、同じ気持ちにはなれないかもしれない。 それは、やってみなければわからない事だ。 「きみの気持ちは、きみの気持ちで。 同じように、僕の気持ちは僕の気持ちです。 だからまったく同じなんて到底言えないけれど。 でも、きっと、きみはちゃんとわかっているんですよ…」 だから、もし言葉がすれ違っても、仕方ないかな、と思う。 寂しいな、とは、思うけれど。 (-458) 2022/03/01(Tue) 1:57:36 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……わかっ、て、る」 それは既に実証された。 この行動すべてに理由がある。 悲しさも、虚しさも、寂しさも、苦しさも。 全部あるのに、わからなくて、知ることを求めている。 「置いて、いかれたくない、……?」 ゆっくり感情が胸に落ちてきて、だから沸々と上がってくる想いはどう片付ければ良いのだろう。 「上葛さんを、 殺したら わかるって思ったこの気持ちは。君に理解してもらえ、ますか……?」 「君がそうやって、ずっと、ずっと言ってくれるから未来がわかってしまったんですよ。 全部わかったとき、俺は後悔をするんです」 今は、わからないから無事で。 きっとあなたを真に理解したら同じように死にたくなるのだ。 それでも、もし理解できたら、同じようになれるのなら、それはそれで同じ道に行きたいという事になるんじゃないのだろうか。 それは、悪いことではないようなきがして。 「漠然としたままじゃ、嫌なんですよ、…… 嫌です 、おかしいって思ってる!! だけどっ……、死んだら悲しい人、上葛さんだけ、で……ずっとそんな人を亡くした感情を知らないままでおわるの、嫌です」 「教えて、くれるの、一緒にやってくれるの君だけなんですよ。煙草もお酒も、まだですけど、未知のものより君を理解する方がよっぽど、先だとおもって、あ、全部も、多分できますね、……」 「勝手を、いってる自覚あるんです。生かしたいのに、今は……これ以上、誰かに殺されてほしくありません」 (-463) 2022/03/01(Tue) 3:01:39 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「いいですよ。きみがそうしたいなら」 殺したら、或いは。 そんな考えをただ、穏やかに笑って、穏やかに肯定した。 言葉でも態度でも拒絶を表す事は無く、 距離はそのまま、背に回した手はあなたの背を撫でるだけ。 「元々そういう約束…だったのも、そうですけど。 それを抜きにしたって、きみの事は、きみの気持ちは できる限り大切にしたいと思うし、多分。 これは、わかりやすい言葉に当て嵌めるなら、ですけど。 僕は、きみの事が好きなんだと思います。でも、」 それが親愛なのか、他の何かなのかはわからない。 それは、こんな短い間で答えが出せるようなものじゃない。 でも、きみの望むように受け取って欲しいとも思う。 「それと同じくらい、僕はきみの事を置いていきたくないです。 どこまでもわがままで、身勝手で、独善的な気持ちです。 …僕が居なくなった後に、きみが一人で苦しむのは。 それは、置いていかれるのと同じくらいいやだと思うから」 「だから…それも、一緒にしましょうよ。 きみは僕を失った苦しみを知る事はできないけど、 僕も君を失った苦しみを知る事はできないように」 二人で痛みを分かち合うなら、それも悪くないとも、思うから。 「邦幸さん。僕と一緒に死んでくれませんか」 (-466) 2022/03/01(Tue) 4:04:20 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……、違う」 ほしいものは違うもの。 それなのに何が嫌かわからない。 「っ……その時がよかったとして、今が、よくなくて」 涙が出てきそうで出てこない。 人殺しを悪く思えなかったのは、殺したことがなかったから殺されたことがなかったから。 全部他人事で自分がそんなことになると思っていなかったから。 すべて身に起きてからしかわからない自分がようやく欲しくなったもの。 「……なんで一緒に死なないといけないんですか」 わからない、経験をしていないから。 なにか悪い気持ちではない気がするのに。 手っ取り早く終わる方法があるから、意識がそこにしかいかない。 「好きだったら一緒に死ぬんですか?」 エノも、いっていた気がする。 最後に一緒に死ぬ理解者が欲しいと。 ただ、聞けば聞くほど違ったのだ。 俺は理解者になってあげられない、本当の意味で理解されることなんてできないんだと。 「……」 沈黙は。 (-474) 2022/03/01(Tue) 4:38:06 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……俺が、君を殺すのが先か。 君が俺と死ぬのが先か、です」 「それなら、いいですか。 おれがほしい人 」いつの間にか逆手に持っていた包丁。 懐に入り込んだ体。 お互いにノーガードの情けない姿。 声をあげたら誰かが来る空間。 何もかもが面倒ごとの気配を感じる。 気にするんだな、自分も。 そんな理由だけで、床に金属音をならしてそれを手放した。 (-475) 2022/03/01(Tue) 4:43:54 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「殺人、未遂犯に、一緒に死のうと言うなんて。 馬鹿な人ですよね」 「本当に、好きなら俺を半殺しにしてからいうべきですよ」 (-476) 2022/03/01(Tue) 4:48:04 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「なんとなく、思うんですよ」 ──からん、響く金属音に苦笑した。 「案外きみは、僕を殺せないんじゃないかって」 そうは言っても、実際の所は、どうだか。 自分が異なる答えを返していたら殺されていたかもしれないし、 寧ろ興味も失せて殺されすらしなかったかも。 それもまた、そうなってみなければわからないこと。 「…一緒に死ねば、少なくとも、その人とは。 置いていかれもしないし、置いていきもしないでしょう。 まあ、好きだから、っていうのはちょっと短絡的ですけど。 好きな人を置いていきたくない、 好きな人に置いていかれたくないと思うから。 だからそうするのは、僕にとっては、理由の一つです」 それは、飽くまでも自分にとっては、であって。 理解者を求めるあの人の理由は、もう少し違うものだ。 違うけれど、理解の及ばないものでは、なかった。 上葛にとっては、それもまた事実だった。 「だから、うん。 殺されないように、頑張らないといけませんね…」 やっぱり、殺される気はあんまりしないのだけど。 内心そんな事を思って、ああ、そうだ。 (-477) 2022/03/01(Tue) 5:32:09 |
カミクズは、やりたかった事を思い出した。 (c9) 2022/03/01(Tue) 5:32:28 |
カミクズは、ある時からずっと、そうしたいと思っていました。 (c10) 2022/03/01(Tue) 5:33:20 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「邦幸さん。」 右手はあなたの背に添えたまま、 ちょっと頑張って左腕を上げて、撫でようと頭に手を伸ばす。 傷は痛むけど、それでもちゃんと労ってあげたかった。 「今までよく頑張りましたね。 そう、きみはよく頑張っていたんですよ こうしてちゃんと、わからない事に言い訳をせずに 知りたいと思って、わかろうと努力していたんですから…」 どこか子どものままで、嫌いじゃなくて、好きなきみを。 努力を認めて、ちゃんと褒めて、大切にしてあげたいなんて そんな身勝手で一方的な想いを込めて。 (-478) 2022/03/01(Tue) 5:33:41 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……ええ」 「今すごく殺したくなりましたよ……?」 殺せると言ったら殺せ、はするきがします。 ただ何かが引っかかっていて。 もしかしたら知的好奇心よりも良心が勝るなんて事存在するんでしょうか。そんなに自分のことを良い人間だと思ってはいないのですが。 「俺は置いていくことは、考えたことはなくて ……欲しいのはあなたの命、ですから……? ううん。多分合わないところ、ここです。 心中の心理は……、理解しました……わからないことだらけです。少なくとも好意がそこには必要、なんですね」 「そういえば、……殺したいと言ってるうちは殺せないとか、聞いたことあります……。 じゃあ、……次に襲うときは無言に、しないと」 ここにきたばかりの自分とは他人のような、自己分析をしながらやりたいことを増やしていく。たった数日で様々な価値観と出会いすぎたせいで、遠回りをしすぎてしまった。 (-480) 2022/03/01(Tue) 7:22:22 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ頭を撫でるその手にすり寄れば、しばらく。 わずかに裾を引いて腕を下げさせるように促し、あなたの目をようやくはっきりと捉える。 そのあとゆっくりと右下へ逸らし、気まずそうに笑った。 「……あの、俺は」 置いていかれたくなかった。 家族に対する感情とあなたに抱く感情は別だ。 「そんな、たいした人間じゃないです。 ありがとう、ございます……。 その……じゃあ、お返ししますね。 か、……掃守さん。 身勝手、な俺に。教えようとしてくれて偉いです。 まだ今は、君を理解することにしか興味は無いですけど。 いつか……俺のことも知ってもらえたら、と、思います」 撫でようかと迷いながら、手の行く先を迷わせ、あなたをしばらく観察した。妙な違和感を感じ、その腕をよく見る。 「そ、ういえば……こんな時間によく起きてましたね? 外に居たなら部屋に戻って……あれ、 怪我増えてませんか 」 (-481) 2022/03/01(Tue) 7:34:13 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「 うーん文字通りの殺し文句…… …まだ、約束するだけしてやってない事、ありますから。 その前に何が何でも殺そうとは思わないんじゃないかなって。 もったいない、っていうのかな…」 それがあなたの心情に適切な表現なのかは、わからないけど。 今はまだ、あなた自身もそれをわからない段階だろうから。 この場所で、与えられた時間で。 少しでも多く納得のいく表現が見つかればいいなと思う。 「……ふふ、ありがとうございます。 初めて名前で呼んでくれましたね…」 少しぎこちなく腕を下げて、目を細めてやわく笑った。 名前に関しては、自分の記憶違いでなければ、だけど。 それも、褒められた事も、なんだかむず痒くて。 でも、それ以上に嬉しいなと思った。 「…起きてたというか、元からあんまり、よく眠れなくて。 ここでは時間が勿体なくて、余計に…… え。 あ、ああはい、ちょっとあの、いざこざが…ありまして…?」 急転直下。ほんの少し、注意を凝らしてみれば。 以前よりも随分きつく薬品臭がするのはすぐにわかる事。 下手くそな笑顔で今度はこっちが視線を逸らす番。 上葛という人間は、やっぱり嘘や隠し事が下手だった。 (-483) 2022/03/01(Tue) 8:06:15 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「俺はまた朝日をみる散歩に出掛けていて……。 いざござが、そんなことがあったんですね」 まるで他所のことは知らぬ扱いのように、個人的には気になっていが気にかけられていない。 どうしようと思いながら、あなたを引いて寮の部屋の方へと連れていこうとした。 「……怪我に酒も煙草もよくないですよね? 一日、休みましょうか。……それで、ううん。 なんとなく俺は、投票で選ばれる気がしていますから。 時間がとれればまた来ますね。 それと……そうだ。 貴方だけですか? 二回目の人って。 」どちらの部屋に向かうだろう。男はどちらでもいい。 まだ朝で誰もいない廊下で手を引きながら。 振り替えって、普川は首をかしげて問うた。 (-502) 2022/03/01(Tue) 16:24:10 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「あはは…怪我に障るなんて、もう誤差なんだから 気にしなくてもいいのに。 でも、気にしてくれたのは嬉しいです。 また会いに来てくれるの…ちゃんと、待ってますから。」 「…きみが選ばれたら、それからは。話し合いでのきみの発言に 勝手にひやひやする事もなくなるかもしれませんね…」 でも、やっぱり選ばれて欲しくないな、なんて思いながら。 手を引かれるまま、ゆっくりと廊下を二人歩く。 上葛もまた、向かうのはどちらの部屋でもよかった。 もし自室の様相を見られたら少し恥ずかしいかもしれないけど。 今そんな所まで考えが及んでいたかは定かじゃない。 それから。 二回目の人、という問いに、暫し言葉に迷うような沈黙。 きみが足を止めないなら、上葛も足を止めはしないけど。 自分の嘘や隠し事のわかりやすさなんて、よくわかっていて。 「……居ますよ、僕以外にも。でも… あの人は、明かしても良いと思ったら、その時は。 僕のように、自ら明かす気でいたように思うんです。 だから…できたら、それを待っていてあげて欲しいです」 だから、素直にそう言う事にした。 あの人の気持ちを蔑ろにしたくはなかったけど、 きみに嘘を吐きたくもなかったから。 (-511) 2022/03/01(Tue) 17:53:37 |
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