【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>64ひんやりと冷たい白い壁。 漆喰かなとダレンは思っていたが、何か未知の建材なのかもしれない。 屋根裏は天井が低いといっても歩き回るのに苦労するほどではなく、採光窓もあった。 足音に気付いて階段のほうを向いた頃、主がぴょこっと顔を出した>>65] ここで眠っていたのかい……? [あまり寝心地のいい部屋に思えず、ダレンは首を傾げた] 狭くて落ち着くというやつだろうか。 ……もう少し従者らしい話し方を 心がけたほうがいいだろうか? [初対面のころ、気安く話していた名残で、未だに友人のような言葉遣いで接していた。 主と認めてはいるものの、改まった態度になるのが気恥ずかしかったのだ] (84) 2021/04/15(Thu) 20:19:38 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[同じ試験に臨んだ、言わばライバルの間柄。>>66 それが今は主従となってここにいるというのは奇妙な話ではある。 とはいえ、参加者同士で主従の絆を結ぼうとした者たちは他にもいた。そう珍しい話でもないだろう。 さまざまな絆が生まれた試験会場だった。 そのときも「家族になってほしい」と主には言われていたけれど>>67、それを実現するのがどんな関係なのか、ダレンには掴めずにいた。 この国で同性愛は死罪。なら、その嫌疑だけは避けねばと思うと、主人と従者として振る舞うのが一番安全なのではなかろうか。 そんな風に細かいところまで考えてしまうダレンは生真面目すぎるのかもしれないが] (85) 2021/04/15(Thu) 20:19:59 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン買い出し。 そうだな、行かないとな? 夕食は…… この国らしいメニューを食べたいのだが、 ハールーン殿は何がお勧めだろうか。 [>>68市場へ行こうと誘われて、素直に頷き、食べたいものにはお勧めを問い返した。 かかる時間の説明もあったろうか。 それならば魔法具を選ぶことにダレンも異論はないのだが、ダレンは魔法はからっきしである。 何かトラブルがあっても自力で対処が難しいことは言うまでもない。 だが主が躊躇いなく使うなら大丈夫だろうと信じた。 乗り物といえば軍用──少なくともダレンの祖国ではそうなのだが、産油国たるアルファルドでは庶民が乗れる乗り物も当たり前にあるのだろうか。 少し前までは豊かな国だったようだが、今は情勢が乱れている。 末端の人々はどうにか日常を守ろうとしているようだけれど]* (86) 2021/04/15(Thu) 20:20:33 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン─ 市場 ─ [>>88主が用意してくれた魔法具『オートマタール』は、くぐれるような魔法陣となった。 室内から出ると陽光が眩しく、その上、砂塵が光を照り返すらしい。 目が慣れてから主の姿を探して、周りを見回して] ……ハールーン殿? [見当たらない。はぐれてしまったようだ。>>89 辺りの喧騒から考えても、立ち並ぶ露店や屋台から見ても、ここは市場には相違なさそうなのだが。 主は無事にたどり着いたのかと不安に駆られながら辺りを見回せば、人の数に圧倒される。 主の命を狙う者もいることを考えれば、彼の素性も自分のことも簡単には明かせない。 さてどうしたものか、と思案しながらダレンは市場を歩き出すことにした。 主に似た人影がいやしないかと辺りを見回しながら歩いていれば、異邦人なのも相まって、この国に慣れない旅人にも見えるかもしれない]* (96) 2021/04/15(Thu) 22:21:21 |
【独】 第11皇子の従者 ダレン (-55) 2021/04/15(Thu) 22:22:45 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a15) 2021/04/15(Thu) 22:23:31 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[はぐれてしまった主を探して歩いているうちに、喧騒から離れ始めたことに気付く。 どうやら市場の端に向かって歩いていたらしい。 それに気づいて足を止めたとき、付近には果物ジュース屋があった。>>81 「冷たいジュースはいかが」と声をかけられ、興味を引かれた] いただこう。 [代金を払って受け取ってみると、確かによく冷えていた。魔法か何かで冷やしているのかもしれない。 甘味と酸味のバランスが良く飲みやすいジュースだが、いったい何の果物なのだろうか。 日によって違う果物だったりするのだろうか。 もしくは複数の果汁を混ぜ合わせているとか……? 聞いていいことなのかわからず店員には何も聞けなかったが、不安に駆られながら歩いていた頭を冷やすのには良い飲み物だった。 近くに誰かいれば言葉を交わすこともあったかもしれない]** (99) 2021/04/15(Thu) 23:16:08 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a16) 2021/04/15(Thu) 23:16:51 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[果物ジュース屋に並んでいたとき、横から現れて先に頼んでいたらしいジュースを持って行った男がいた。>>108 主に背丈が近い気がして一瞬視線を向けたが、全くの別人なことに気づいて内心の焦りを感じた] 失礼、貴殿はこの国の人だろうか? よければこの辺りの道を教えてくれないか。 [>>107 >>109何かをパン生地で挟んだらしい食べ物を食べる彼に、不安を滲ませないよう微笑みを浮かべて尋ねた。 地元の人ならこの辺りでどこに向かえば何があるか知っているだろうと。 それを知れば主の行き先にも見当がつくかもしれないと考えて。 だが、人探しの最中だと明かす気はなかった]** (121) 2021/04/16(Fri) 8:39:21 |
【人】 第11皇子の従者 ダレンありがとう……急用で越してきたんだ。 [>>122快く返事をしてくれた男に、感謝して頭を下げた。 確かにわざわざ訪れてくるような時期ではないのかもしれない。 >>123命の河と表現されて納得した。このような気候では水源は貴重だろう。 >>124市場の案内もなるほどと聞いて] 布が名産なのか。 魔法具はいろいろなものがあるようだね。 食材を売っているのはどの辺りだろうか? 買い出しに来たもので……。 [そこを目的地にすればいいかもしれない、と考えて追加で尋ねた]** (134) 2021/04/16(Fri) 17:01:50 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>139引っ越しのタイミングは意味深く思えるかもしれないが、その点について語る気はダレンにも無かった。 食材店が集まっている辺りを教えてもらうと、そちらに視線を向けてから相手に視線を戻した] ありがとう、行ってみるよ。 魚か……この辺りは川魚かい? [大河があるしそこの魚だろうかと安直な発想をして、>>140布袋と魔法具の話には興味が湧いた。改めて住宅地の方角を確かめて] 貴殿も魔法具作りを? アルフシルバーか、覚えておこう。 何かお願いすることもあるかもしれない。 私はダレンという。 では、赤と青の傘を探してみる。 よい一日を。 [ぺこりと腰から礼をすると、ダレンは歩き出した。 緊張のせいか、左腰から下げた剣の鞘に無意識に左手で触れていた。 市場の中でも食材店が集まるあたりを目指して歩けば、主と出会うこともあるだろうか>>142]* (153) 2021/04/16(Fri) 20:04:39 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[通りを歩いていると、遠くに主の姿を見つける。>>158 彼がこちらに向かって駆け出したのは、それより一瞬早かった] ハールーン殿、無事でよかった! [手を取られながら、安堵で笑みを溢れさせた。 危険な目に遭っていやしないかと不安でたまらなかったのだ。 >>159様々な人種が行き交う市場では、この国の人かどうかを咄嗟に見極めるのもなかなか難しい。 この市場に慣れた風だった人に出会えたことは僥倖だったろう] (160) 2021/04/16(Fri) 21:48:46 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[と、主の後ろに立つ長身の男から名を呼ばれ、挨拶された。>>159 主の兄と聞いて一瞬だけ警戒したが、親しげな様子を見れば敵意の無い人なのだろうと察し、深々と礼をする] アンタル殿。 初めまして、ダレン・パターソンと申します。 ここより北西の国で生まれ育ちました。 元は騎兵です。 [明かしても差し支えなさそうな身の上を明かし、国名は伏せた。 今はどことも戦争もしていない平和な国だが、国軍はもちろんのこと、私兵を持つ貴族も複数いた。 ダレンはとある貴族に使える兵だったが、以前の主もあまり争いは好まず、自衛のために軍備を整えるタイプだった]* (161) 2021/04/16(Fri) 21:50:00 |
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