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【雲】 西園寺 飛鳥…うん、 飛鳥って呼んで、…颯介さん [「今日は」って、これからもそう呼んじゃだめ?って 聞こうとして、やめた。 せっかく一歩寄ってくれたんだから、焦らない。 にへら、とまた笑って、近くに寄れば、 わたしの分のヘルメットを渡してくれただろうか。 受け取ることができるなら、それを持って くいっと引くように体を寄せて。] …ね、呼んでみて? [と上目遣いでお願いする。 彼の声で、聞きたくて、どきどきと逸る鼓動を おさえながらじっと見つめる。 自分の名前にこんなに特別感を感じるのは はじめてだな、なんて考えながら。] (D8) 2021/05/23(Sun) 14:27:46 |
【雲】 西園寺 飛鳥[彼が呼んでくれたならはしゃいだだろうけれど 呼んでくれないなら少々不満そうに「えー」と こぼしてから、「後でいっぱい呼んでもらお」と 声を弾ませて、彼の後ろに回ろうか。] どうやって乗ったらいい? くっついていい? [そうわざと確認しながらその背中に ぴったりと寄り添う。 広い彼の背中に耳を当てれば鼓動が 感じられただろうか。それが私と同じ 速度だったらいいのに、と願いながら。 ランチで行きたい店の候補を提案しようと。]* (D9) 2021/05/23(Sun) 14:28:03 |
【秘】 『伽藍堂』 江戸川 颯介 → 西園寺 飛鳥[そういう約束。 しかも言い出しっぺは俺。 目を逸らして、息を大きく吸って、吐いて。 覚悟が出来たら、ちゃんと目を見て、呼ぼう。] …………ごめん。 行こう、飛鳥。 [謝罪の代わりに、片手を差し出し エスコートをかって出ようと。]* (-9) 2021/05/23(Sun) 16:54:28 |
【雲】 西園寺 飛鳥[気合いを入れすぎて引かれないか、なんて心配は はなからしていない。だっていつだって、 最高に可愛いわたしでいたいと思っている。 それが、彼の前ならば余計に。 そして、初デートと名のついた今日ならばさらに。 体を寄せようと思っていたのに、 残念ながらヘルメットは彼との間を 繋ぐどころか宙に舞う。思わず声をあげて キャッチすれば、唇を少し尖らせた。 お願いにも答えてもらえなかったから、 不満そうにあとで、を約束して。] (D15) 2021/05/23(Sun) 20:20:03 |
【雲】 西園寺 飛鳥[ぎゅっと捕まった背中から彼の体温を感じる。 薄い布越し。微かに動くのは鼓動だろうか。 エンジン音が響く。 どうしようもなくドキドキしてる。 愛しくて、たまらない。 ぎゅうっと唇を結んで、その体温に酔う。 伝われ、わたしの鼓動も。あなたに触れるだけで、 こんなにドキドキするんだよって。 彼が喋ると、体から響くのがわかる。] 天丼!食べたい! [お洒落なカフェだとか、小粋なイタリアンだとか 候補はたくさん見ていたけれど、きっと彼のよく行く 店なのだろうと、その口調から察することができれば その店がいいと即決するだろう。] (D16) 2021/05/23(Sun) 20:20:27 |
【雲】 西園寺 飛鳥[天丼屋さんは確かに美味しかった。 けれど、いくら待っても名前を呼ばれるそのときは 訪れなくて、少し寂しい。 すべて平らげてご馳走様でした、と手を合わせれば さっさと出て行ってしまう彼の後ろを ちょこちょこ小走りでついて行った。 呼んでくれないのかなって思いつつも 面倒くさい女だと思われたくない、のほうが 上回っているからだまって、またその背中に ぴったりと寄り添って抱きしめた。] (D17) 2021/05/23(Sun) 20:20:50 |
【雲】 西園寺 飛鳥[美術館に着けば、先程の天丼屋さんで降りた時とは 比べ物にならないほど、彼の表情は ほころび、あからさまにうきうきしていて、 一層愛おしさにこちらも表情が柔らかくなる。 そんな彼に見惚れていたら、呼ばれた。] あ、うんっ [やっぱり、もうどうしたって好きだ。 愛しい、と思いながら駆けていけば、 いつも通りの呼び名で呼ばれたことに、 自分では気づかなかった。───けれど。 あ、と口を手で塞ぐ彼に、首を傾げる。 なにか、あっただろうか。 忘れ物を思い出したとか…まさか、自分の分の チケットを忘れたとかじゃないよね!? なんて目を開くと、逸らされる。 深呼吸なんてはじめて見るものだから、 困ったように眉尻を下げる。 まさか、誤魔化してる? ほんとに忘れたのかと問い詰めようとしたそのとき] (D18) 2021/05/23(Sun) 20:21:08 |
【雲】 西園寺 飛鳥っ………! [呼ばれた名前に、ぎゅうっと心臓が掴まれて 体が一センチ浮くような心地がした。] なまえ、 [どうしよう、どうしよう! 今、心の底から思う。この名前でよかった。 彼に、呼んでもらって、特別なものに なったような感じがする。 ぶわぁ、と顔が熱くなるのがわかった。] (D19) 2021/05/23(Sun) 20:21:22 |
【雲】 西園寺 飛鳥ふへ、 へへ [間抜けに緩んだ表情を向けて] ………うん、颯介さん [と差し出された手を取ろう。 普通に繋ぐのはもったいない。 だって今日は、デートだから。 緩めて、指を絡めて握りなおす。] いこ、 …楽しみだね。 [そう、一歩そちらに寄って、歩き出した。]* (D20) 2021/05/23(Sun) 20:21:39 |
【秘】 『伽藍堂』 江戸川 颯介 → 西園寺 飛鳥けど、飛鳥といて、 俺が勝手に、この瓶が幸か不幸か 判断するのも、なんか違ェなって。 初めて、そう思えて。 ……だから、今日、今日初めて、な。 すげェ穏やかに眺めてられる。 [そのくせ、まだ心臓はうるさいけど。 感謝の意を込めて、 握った手にほんの少し力を込めた。]* (-15) 2021/05/23(Sun) 21:14:48 |
【雲】 西園寺 飛鳥[お洒落なカフェより、あなたのことを知れるなら 断然、そちらの方が良かった、なんていったら 引かれてしまうだろうか。 そこだけはちょっと隠して 天丼すきだもんってW本当のことWで包んだ。 食べるところを見られるのは少し恥ずかしい。 だけど、知ってもらえるなら。興味を持って もらえるなら。隠したりなんかしたくなかった。 美味そうに食う、と言われればごくん、と 口の中のものを飲み込んでから。] だってすごく美味しい [と微笑みを浮かべてみせただろう。 伝われってずっと願ってた。 この気持ちが軽いものじゃなくて、 いつもの仲間内のノリとかとは別次元で あなたのことが心から大好きだってこと。] (D28) 2021/05/24(Mon) 20:26:32 |
【雲】 西園寺 飛鳥[だけど、待てるから。 わたしは、あなたのことを名前で呼ぶことを 許されただけでも、大きな喜びだったの。 だから、たのしみにはしてたけど、 呼ばれなくたって仕方ないと思ってた。 好きだなあってそっちに思考が寄っていけば 全然気にならないくらいには。 ───なのに。 あなたは、改まってそんなふうに呼ぶんだもん。 追撃されれば、ずるいって真っ赤な顔でつぶやいて 絡めた手を握って、あなたを呼ぶの。 互いを呼び合うことが、なんだか本当に 近しい関係になった気がして、うれしくて。 …そしたら彼の口から飛び出した間抜けな声に 今度は噴き出してしまうんだけど、 それはまあ、仕方ないことだと思う。] (D29) 2021/05/24(Mon) 20:26:51 |
【雲】 西園寺 飛鳥[絡んだ指先から、手のひらから、熱が伝わって 境目が曖昧になっていく気がする。 わたしのより大きな彼の手は、すこし かさついていて、骨張ってた。 受付に着いたら流石に解くのかなって思ったら そのままずんずん進んでいくものだから ちょっと面食らって。だけど嬉しくて。 隠しきれない頬の緩みを、顔を背けて なんとか周りにバレないようにした。 中に入れば、大きな香油壺。] ぅわ、 おっきい、 [とそれに目を開いて見つめていれば、 彼が説明してくれただろうか。 香水も好きだし、博物館や美術館も好きだ。 だけど、好きなだけで詳しくない。 だから、彼が一つ一つ丁寧に説明してくれるのは とても興味深くて、面白かった。 ───それと同時に、彼のことをまた ひとつ、ふたつ、みっつと知れているような その頭の中を覗けているような気がして、 うれしくて、心は弾む。] (D30) 2021/05/24(Mon) 20:27:08 |
【雲】 西園寺 飛鳥[それと、弾む理由はもう一つ。 話してくれるたびに、キスができるんじゃないかと 思うほど、顔が近づくんだもの。 吐息を孕んだ囁き声が、耳をくすぐるのが 照れ臭くて、同時に、うれしくて、ドキドキする。 だから、彼への返事はわたしも同じように 声を潜めて、少しだけ背伸びして、 内緒話みたいにしていただろう。 楽しく彼の話を聞いている途中、突然、 謝られると同時に手のひらを滑ってくすぐる 感覚に、思わずびくんっと体が跳ねる。] っ…ごめん、びっくりしちゃった [と眉尻を下げて、もう一度握り直してから] (D31) 2021/05/24(Mon) 20:27:25 |
【雲】 西園寺 飛鳥なんで謝るの? …すごくたのしい。 颯介さんの話、興味深くて。 もっと聞かせてほしいな。 [そう、目を細めて、また次のブースへといけば、 「これは?なに?」と日本の香の文化について 尋ねてみるだろう。] (D32) 2021/05/24(Mon) 20:27:37 |
【雲】 西園寺 飛鳥[美しいさまざまな展示品を見て回る途中。 徐に彼がまた、口を開くからそちらを見る。 その言葉を黙って聞いて。 最後にふと、わたしの名前が出れば、 眉を少しだけ上げるだろう。] ……颯介さんが楽しんでくれて、よかった。 ふふ、一緒に行くW好きな人W わたしで正解でしょ? [と眦を細めて、一歩近づく。 腕もまた絡めるようにして、くっついて。 もっとこの時間が続けばいいのに、 今日という日をもう一度、始められたなら… ううん、今日みたいな日を、また彼と 過ごすことができたらいいのに。 …そのためにはやっぱり行動あるのみ。 あとで、次はどこにお出かけするか、 行きたいところをリサーチしなきゃ、と 思いながら、ゆっくり歩いていくのだ。]* (D33) 2021/05/24(Mon) 20:27:56 |
【秘】 『伽藍堂』 江戸川 颯介 → 西園寺 飛鳥[おずおずと手を伸ばし、 飛鳥の背へと腕を回したら 俺の腕の中へと来てくれるだろうか。 ほんの少しだけ力を込めたハグを、俺から。 キスなんかしたら、もう元に戻れなくなる。 俺も、飛鳥も。 だから、今はこれが精一杯。]* (-18) 2021/05/24(Mon) 23:07:19 |
【雲】 西園寺 飛鳥[ねえ、颯介さん、あなたは今何をかんがえてる? どう思ってる?楽しかった?また来たいって、 この展示に、じゃなくて、わたしと、また、 どこかに行きたいって思ってくれる? 全部、問い詰めたいけど、問い詰めない。 面倒な女にはなりたくない。 彼の望む言葉が全てあげられるわけじゃない。 わたしは、わたしで、彼は、彼で。 生まれ育った環境も、興味があるものも、 好みも、嫌いなものも、きっと何もかも違う。 全く違う、人間のはずなのにわたしはどうしたって 彼に惹かれてやまない。 はじめは一目惚れ。 再開した時は、運命だと思って。 距離を詰めていくたびに、そのやさしさとか、 可愛らしさとか、かっこよさとか、 いろんな面を見られるようになって、 どんどん落ちていくのがわかったの。] (D40) 2021/05/24(Mon) 23:56:47 |
【雲】 西園寺 飛鳥[繋がった手のひらは、わたしとの時間を もっともっと深く残るものにしたいって そう思ってくれてる?なんてまたひとつ、 問いかけが浮かんで、消した。 美術展の展示作品に関する疑問は、 いくらでも問いかけられるのに、 わたしたちの関係に対する問いかけは、 どうしてだろう、少し縮まった今の方が、 うまく言葉にできなかった。 黄昏に染まる駐車場に出ると、夕陽が彼の 愛機に反射してきらりと光った。] (D41) 2021/05/24(Mon) 23:57:43 |
【雲】 西園寺 飛鳥お夕飯、どうする? お昼はわたしが天丼って決めたし、 夜は颯介さんの食べたいものにしよ。 [そう微笑みかけて、ゆっくりアスファルトの上を 歩いていく。遠くで、歩行者信号の通行音が 交差点に響き渡っていた。 フルフェイスを取ろうと手を伸ばしたら、 彼が口を開くから、一度置いて、 そちらに向き直った。 さっきは意識しなかった、呼ばれない名前が、 どうしてだろう、今はやけに寂しく感じて。 だけど、言えなくて、飲み込んでから] そう言ってくれてよかった [と目を細めた。 一瞬の沈黙の後、返事ではなく、 落とされた呟きにとくん、と心臓が鳴る。] (D42) 2021/05/24(Mon) 23:58:11 |
【雲】 西園寺 飛鳥[迷うように開いたり、閉じたりする唇を 見つめながら、じっとしていたら、 問いかけが投げられるから、 少し面食らったように目を開いて、 それからまた微笑んで。 ] もちろん。 すごく楽しいよ。 [あなたと同じ時間を、共有できたこと。 同じものを見て、同じ知識を増やせたこと。 その感覚を、知れたこと。 なにもかもが、彼との一歩に繋がっている 気がして、愛おしくて、嬉しくて、仕方ない。 好きな人の、好きなものの話を 聞くことが、楽しくないわけがないもの。] (D44) 2021/05/24(Mon) 23:59:00 |
【雲】 西園寺 飛鳥[また来ようね、そう、言おうと思った。 次はどこに行きたいって、さっき思ってた通り 彼がまたお出かけに応じてくれるように リサーチしようって思った。 思ったのに、そんなのが吹っ飛んでしまったのは 彼が、わたしの背に腕をのばして、 そのまま引き寄せて、体温が、重なったから。] っ…! [びっくりして、少し体が強張ってしまう。 今、抱きしめられてる?って客観的な 自分に問いかけて、だけどその自分も きっと混乱してて、パニックで、 なにも返ってこなくて、分からなくて。 それで、それで、そっと、腕を 彼の背中に回して、右手首を左手首で そっと掴んでぎゅ、と力を込めた。 ああ、どうしよう。 口から出てしまいそう。 さっき仕舞ったはずの問いかけが。 聞いていいか、迷ってやめた言の葉が。 喉の奥に控えて、それで───] (D45) 2021/05/24(Mon) 23:59:19 |
【雲】 西園寺 飛鳥…さみしいって、 おもってくれるの? [こぼれて、しまう。] ………ね、 [そう、問いかけて体をそっと離せば、 彼の方を見上げて、二度瞬き。 それからゆっくり背伸びをして、顔を近づけて 夕日が、目端に映る。 白線がオレンジ色に染まる時間。 微かに夜の様相を整え始めた空を背に、 近づくたび、ゆっくりとまつげを伏せて。 触れる直前、窺うように見つめ。] (D46) 2021/05/24(Mon) 23:59:38 |
【雲】 西園寺 飛鳥わたしは、離れるのが寂しい。 まだ、帰りたくない。 [そう、告げて───だけど、勝手にキスするのは あまりに自分本位な気がして、やめた。 そっと顔を離して、背伸びを元に戻した。] …お夕飯、食べるもんね、 まだ、一緒にいられるかっ [そんなふうに笑って、額を彼の胸に とん、と着いて息を吐いた。 焦らない、焦らない。 せっかく、こんなに近くまで来てくれたのに。 短く息を吐いて、また顔を上げて。 にっこり笑ってからまた、背伸びして、 その頬に挨拶のような軽いキスを。] (D47) 2021/05/24(Mon) 23:59:53 |
【雲】 西園寺 飛鳥これでがまんする。 ………ふふ、ごめん、ごめん。 [じゃあ、行きます?と問いかけて、 さて、彼の選ぶ夕飯の場所はどこだろうか。]* (D48) 2021/05/25(Tue) 0:00:04 |
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