人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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【雲】 西園寺 飛鳥




   …うん、 飛鳥って呼んで、…颯介さん


[「今日は」って、これからもそう呼んじゃだめ?って
 聞こうとして、やめた。
 せっかく一歩寄ってくれたんだから、焦らない。
 にへら、とまた笑って、近くに寄れば、
 わたしの分のヘルメットを渡してくれただろうか。
 受け取ることができるなら、それを持って
 くいっと引くように体を寄せて。]


    …ね、呼んでみて?


[と上目遣いでお願いする。
 彼の声で、聞きたくて、どきどきと逸る鼓動を
 おさえながらじっと見つめる。
 自分の名前にこんなに特別感を感じるのは
 はじめてだな、なんて考えながら。]

 
(D8) 2021/05/23(Sun) 14:27:46

【雲】 西園寺 飛鳥



[彼が呼んでくれたならはしゃいだだろうけれど
 呼んでくれないなら少々不満そうに「えー」と
 こぼしてから、「後でいっぱい呼んでもらお」と
 声を弾ませて、彼の後ろに回ろうか。]
 

   どうやって乗ったらいい?
   くっついていい?


[そうわざと確認しながらその背中に
 ぴったりと寄り添う。
 広い彼の背中に耳を当てれば鼓動が
 感じられただろうか。それが私と同じ
 速度だったらいいのに、と願いながら。

 ランチで行きたい店の候補を提案しようと。]*

(D9) 2021/05/23(Sun) 14:28:03

【秘】 『伽藍堂』 江戸川 颯介 → 西園寺 飛鳥

[そういう約束。
 しかも言い出しっぺは俺。
 目を逸らして、息を大きく吸って、吐いて。
 覚悟が出来たら、ちゃんと目を見て、呼ぼう。]


  …………ごめん。
  行こう、飛鳥。


[謝罪の代わりに、片手を差し出し
 エスコートをかって出ようと。]*
(-9) 2021/05/23(Sun) 16:54:28

【独】 西園寺 飛鳥

/*
あーーーーーーすきーーーー
(-11) 2021/05/23(Sun) 17:01:47

【独】 西園寺 飛鳥

/*
好きでしかない
(-12) 2021/05/23(Sun) 17:02:06

【独】 西園寺 飛鳥

/*
ねえきいた?
ねえきいたおくさん?
飛鳥だって!!!!あすかだって!!!!!
(-13) 2021/05/23(Sun) 17:02:51

【雲】 西園寺 飛鳥


[気合いを入れすぎて引かれないか、なんて心配は
 はなからしていない。だっていつだって、
 最高に可愛いわたしでいたいと思っている。
 それが、彼の前ならば余計に。
 そして、初デートと名のついた今日ならばさらに。

 体を寄せようと思っていたのに、
 残念ながらヘルメットは彼との間を
 繋ぐどころか宙に舞う。思わず声をあげて
 キャッチすれば、唇を少し尖らせた。

 お願いにも答えてもらえなかったから、
 不満そうにあとで、を約束して。]

 
(D15) 2021/05/23(Sun) 20:20:03

【雲】 西園寺 飛鳥


 
[ぎゅっと捕まった背中から彼の体温を感じる。
 薄い布越し。微かに動くのは鼓動だろうか。
 エンジン音が響く。
 どうしようもなくドキドキしてる。
 愛しくて、たまらない。
 ぎゅうっと唇を結んで、その体温に酔う。
 伝われ、わたしの鼓動も。あなたに触れるだけで、
 こんなにドキドキするんだよって。
 
 彼が喋ると、体から響くのがわかる。]


   天丼!食べたい!


[お洒落なカフェだとか、小粋なイタリアンだとか
 候補はたくさん見ていたけれど、きっと彼のよく行く
 店なのだろうと、その口調から察することができれば
 その店がいいと即決するだろう。]

 
(D16) 2021/05/23(Sun) 20:20:27

【雲】 西園寺 飛鳥


[天丼屋さんは確かに美味しかった。
 けれど、いくら待っても名前を呼ばれるそのときは
 訪れなくて、少し寂しい。
 すべて平らげてご馳走様でした、と手を合わせれば
 さっさと出て行ってしまう彼の後ろを
 ちょこちょこ小走りでついて行った。

 呼んでくれないのかなって思いつつも
 面倒くさい女だと思われたくない、のほうが
 上回っているからだまって、またその背中に
 ぴったりと寄り添って抱きしめた。]
 
(D17) 2021/05/23(Sun) 20:20:50

【雲】 西園寺 飛鳥



[美術館に着けば、先程の天丼屋さんで降りた時とは
 比べ物にならないほど、彼の表情は
 ほころび、あからさまにうきうきしていて、
 一層愛おしさにこちらも表情が柔らかくなる。
 
 そんな彼に見惚れていたら、呼ばれた。]


   あ、うんっ


[やっぱり、もうどうしたって好きだ。
 愛しい、と思いながら駆けていけば、
 いつも通りの呼び名で呼ばれたことに、
 自分では気づかなかった。───けれど。

 あ、と口を手で塞ぐ彼に、首を傾げる。
 なにか、あっただろうか。
 忘れ物を思い出したとか…まさか、自分の分の
 チケットを忘れたとかじゃないよね!?
 なんて目を開くと、逸らされる。
 深呼吸なんてはじめて見るものだから、
 困ったように眉尻を下げる。
 まさか、誤魔化してる?
 ほんとに忘れたのかと問い詰めようとしたそのとき]
 
(D18) 2021/05/23(Sun) 20:21:08

【雲】 西園寺 飛鳥




   っ………!


[呼ばれた名前に、ぎゅうっと心臓が掴まれて
 体が一センチ浮くような心地がした。]


   なまえ、


[どうしよう、どうしよう!
 今、心の底から思う。この名前でよかった。
 彼に、呼んでもらって、特別なものに
 なったような感じがする。
 ぶわぁ、と顔が熱くなるのがわかった。]
 
(D19) 2021/05/23(Sun) 20:21:22

【雲】 西園寺 飛鳥



   ふへ、 へへ


[間抜けに緩んだ表情を向けて]


   ………うん、颯介さん


[と差し出された手を取ろう。
 普通に繋ぐのはもったいない。
 だって今日は、デートだから。

 緩めて、指を絡めて握りなおす。]


   いこ、 …楽しみだね。


[そう、一歩そちらに寄って、歩き出した。]*

 
(D20) 2021/05/23(Sun) 20:21:39

【秘】 『伽藍堂』 江戸川 颯介 → 西園寺 飛鳥



  けど、飛鳥といて、
  俺が勝手に、この瓶が幸か不幸か
  判断するのも、なんか違ェなって。
  初めて、そう思えて。

  ……だから、今日、今日初めて、な。
  すげェ穏やかに眺めてられる。


[そのくせ、まだ心臓はうるさいけど。
 感謝の意を込めて、
 握った手にほんの少し力を込めた。]*
(-15) 2021/05/23(Sun) 21:14:48

【雲】 西園寺 飛鳥


[お洒落なカフェより、あなたのことを知れるなら
 断然、そちらの方が良かった、なんていったら
 引かれてしまうだろうか。
 そこだけはちょっと隠して
 天丼すきだもんってW本当のことWで包んだ。
 
 食べるところを見られるのは少し恥ずかしい。
 だけど、知ってもらえるなら。興味を持って
 もらえるなら。隠したりなんかしたくなかった。
 美味そうに食う、と言われればごくん、と
 口の中のものを飲み込んでから。]


   だってすごく美味しい


[と微笑みを浮かべてみせただろう。

 伝われってずっと願ってた。
 この気持ちが軽いものじゃなくて、
 いつもの仲間内のノリとかとは別次元で
 あなたのことが心から大好きだってこと。]

 
(D28) 2021/05/24(Mon) 20:26:32

【雲】 西園寺 飛鳥


[だけど、待てるから。
 わたしは、あなたのことを名前で呼ぶことを
 許されただけでも、大きな喜びだったの。
 だから、たのしみにはしてたけど、
 呼ばれなくたって仕方ないと思ってた。
 好きだなあってそっちに思考が寄っていけば
 全然気にならないくらいには。

 ───なのに。

 あなたは、改まってそんなふうに呼ぶんだもん。

 追撃されれば、ずるいって真っ赤な顔でつぶやいて
 絡めた手を握って、あなたを呼ぶの。

 互いを呼び合うことが、なんだか本当に
 近しい関係になった気がして、うれしくて。

 …そしたら彼の口から飛び出した間抜けな声に
 今度は噴き出してしまうんだけど、
 それはまあ、仕方ないことだと思う。]

 
(D29) 2021/05/24(Mon) 20:26:51

【雲】 西園寺 飛鳥


 
[絡んだ指先から、手のひらから、熱が伝わって
 境目が曖昧になっていく気がする。
 わたしのより大きな彼の手は、すこし
 かさついていて、骨張ってた。

 受付に着いたら流石に解くのかなって思ったら
 そのままずんずん進んでいくものだから
 ちょっと面食らって。だけど嬉しくて。
 隠しきれない頬の緩みを、顔を背けて
 なんとか周りにバレないようにした。

 中に入れば、大きな香油壺。]


   ぅわ、 おっきい、


[とそれに目を開いて見つめていれば、
 彼が説明してくれただろうか。

 香水も好きだし、博物館や美術館も好きだ。
 だけど、好きなだけで詳しくない。
 だから、彼が一つ一つ丁寧に説明してくれるのは
 とても興味深くて、面白かった。
 ───それと同時に、彼のことをまた
 ひとつ、ふたつ、みっつと知れているような
 その頭の中を覗けているような気がして、
 うれしくて、心は弾む。]
(D30) 2021/05/24(Mon) 20:27:08

【雲】 西園寺 飛鳥


 
[それと、弾む理由はもう一つ。
 話してくれるたびに、キスができるんじゃないかと
 思うほど、顔が近づくんだもの。
 吐息を孕んだ囁き声が、耳をくすぐるのが
 照れ臭くて、同時に、うれしくて、ドキドキする。
 
 だから、彼への返事はわたしも同じように
 声を潜めて、少しだけ背伸びして、
 内緒話みたいにしていただろう。

 楽しく彼の話を聞いている途中、突然、
 謝られると同時に手のひらを滑ってくすぐる
 感覚に、思わずびくんっと体が跳ねる。]


   っ…ごめん、びっくりしちゃった


[と眉尻を下げて、もう一度握り直してから]
 
(D31) 2021/05/24(Mon) 20:27:25

【雲】 西園寺 飛鳥



   なんで謝るの?

   …すごくたのしい。
   颯介さんの話、興味深くて。
   もっと聞かせてほしいな。


[そう、目を細めて、また次のブースへといけば、
 「これは?なに?」と日本の香の文化について
 尋ねてみるだろう。]
 
(D32) 2021/05/24(Mon) 20:27:37

【雲】 西園寺 飛鳥



[美しいさまざまな展示品を見て回る途中。
 徐に彼がまた、口を開くからそちらを見る。
 その言葉を黙って聞いて。
 最後にふと、わたしの名前が出れば、
 眉を少しだけ上げるだろう。]


  ……颯介さんが楽しんでくれて、よかった。

  ふふ、一緒に行くW好きな人W
  わたしで正解でしょ?


[と眦を細めて、一歩近づく。
 腕もまた絡めるようにして、くっついて。
 もっとこの時間が続けばいいのに、
 今日という日をもう一度、始められたなら…
 ううん、今日みたいな日を、また彼と
 過ごすことができたらいいのに。

 …そのためにはやっぱり行動あるのみ。
 あとで、次はどこにお出かけするか、
 行きたいところをリサーチしなきゃ、と
 思いながら、ゆっくり歩いていくのだ。]*

 
(D33) 2021/05/24(Mon) 20:27:56

【秘】 『伽藍堂』 江戸川 颯介 → 西園寺 飛鳥

[おずおずと手を伸ばし、
 飛鳥の背へと腕を回したら
 俺の腕の中へと来てくれるだろうか。

 ほんの少しだけ力を込めたハグを、俺から。

 キスなんかしたら、もう元に戻れなくなる。
 俺も、飛鳥も。
 だから、今はこれが精一杯。]*
(-18) 2021/05/24(Mon) 23:07:19

【独】 西園寺 飛鳥

/*
やだやだかえりたくないやだやだ
(-19) 2021/05/24(Mon) 23:16:48

【雲】 西園寺 飛鳥


[ねえ、颯介さん、あなたは今何をかんがえてる?
 どう思ってる?楽しかった?また来たいって、
 この展示に、じゃなくて、わたしと、また、
 どこかに行きたいって思ってくれる?

 全部、問い詰めたいけど、問い詰めない。
 面倒な女にはなりたくない。

 彼の望む言葉が全てあげられるわけじゃない。
 わたしは、わたしで、彼は、彼で。
 生まれ育った環境も、興味があるものも、
 好みも、嫌いなものも、きっと何もかも違う。
 全く違う、人間のはずなのにわたしはどうしたって
 彼に惹かれてやまない。

 はじめは一目惚れ。
 再開した時は、運命だと思って。
 距離を詰めていくたびに、そのやさしさとか、
 可愛らしさとか、かっこよさとか、
 いろんな面を見られるようになって、
 どんどん落ちていくのがわかったの。]

 
(D40) 2021/05/24(Mon) 23:56:47

【雲】 西園寺 飛鳥


[繋がった手のひらは、わたしとの時間を
 もっともっと深く残るものにしたいって
 そう思ってくれてる?なんてまたひとつ、
 問いかけが浮かんで、消した。
 
 美術展の展示作品に関する疑問は、
 いくらでも問いかけられるのに、
 わたしたちの関係に対する問いかけは、
 どうしてだろう、少し縮まった今の方が、
 うまく言葉にできなかった。

 黄昏に染まる駐車場に出ると、夕陽が彼の
 愛機に反射してきらりと光った。]
  
(D41) 2021/05/24(Mon) 23:57:43

【雲】 西園寺 飛鳥



   お夕飯、どうする?
   お昼はわたしが天丼って決めたし、
   夜は颯介さんの食べたいものにしよ。


[そう微笑みかけて、ゆっくりアスファルトの上を
 歩いていく。遠くで、歩行者信号の通行音が
 交差点に響き渡っていた。

 フルフェイスを取ろうと手を伸ばしたら、
 彼が口を開くから、一度置いて、
 そちらに向き直った。

 さっきは意識しなかった、呼ばれない名前が、
 どうしてだろう、今はやけに寂しく感じて。
 だけど、言えなくて、飲み込んでから]



    そう言ってくれてよかった


[と目を細めた。

 一瞬の沈黙の後、返事ではなく、
 落とされた呟きにとくん、と心臓が鳴る。]
 
(D42) 2021/05/24(Mon) 23:58:11

【雲】 西園寺 飛鳥



[───聞いても、いいのかな。]

(D43) 2021/05/24(Mon) 23:58:42

【雲】 西園寺 飛鳥


[迷うように開いたり、閉じたりする唇を
 見つめながら、じっとしていたら、
 問いかけが投げられるから、
 少し面食らったように目を開いて、
 それからまた微笑んで。 ]


   もちろん。
   すごく楽しいよ。


[あなたと同じ時間を、共有できたこと。
 同じものを見て、同じ知識を増やせたこと。
 その感覚を、知れたこと。

 なにもかもが、彼との一歩に繋がっている
 気がして、愛おしくて、嬉しくて、仕方ない。
 
 好きな人の、好きなものの話を
 聞くことが、楽しくないわけがないもの。]
 
(D44) 2021/05/24(Mon) 23:59:00

【雲】 西園寺 飛鳥


[また来ようね、そう、言おうと思った。
 次はどこに行きたいって、さっき思ってた通り
 彼がまたお出かけに応じてくれるように
 リサーチしようって思った。
 思ったのに、そんなのが吹っ飛んでしまったのは
 彼が、わたしの背に腕をのばして、
 そのまま引き寄せて、体温が、重なったから。]


    っ…!


[びっくりして、少し体が強張ってしまう。
 今、抱きしめられてる?って客観的な
 自分に問いかけて、だけどその自分も
 きっと混乱してて、パニックで、
 なにも返ってこなくて、分からなくて。
 それで、それで、そっと、腕を
 彼の背中に回して、右手首を左手首で
 そっと掴んでぎゅ、と力を込めた。

 ああ、どうしよう。
 口から出てしまいそう。
 さっき仕舞ったはずの問いかけが。
 聞いていいか、迷ってやめた言の葉が。
 喉の奥に控えて、それで───]
 
(D45) 2021/05/24(Mon) 23:59:19

【雲】 西園寺 飛鳥




  …さみしいって、  おもってくれるの?


[こぼれて、しまう。]


   ………ね、


[そう、問いかけて体をそっと離せば、
 彼の方を見上げて、二度瞬き。
 それからゆっくり背伸びをして、顔を近づけて
 夕日が、目端に映る。
 白線がオレンジ色に染まる時間。
 微かに夜の様相を整え始めた空を背に、
 近づくたび、ゆっくりとまつげを伏せて。

 触れる直前、窺うように見つめ。]
 
(D46) 2021/05/24(Mon) 23:59:38

【雲】 西園寺 飛鳥




   わたしは、離れるのが寂しい。
   まだ、帰りたくない。


[そう、告げて───だけど、勝手にキスするのは
 あまりに自分本位な気がして、やめた。
 そっと顔を離して、背伸びを元に戻した。]


   …お夕飯、食べるもんね、
   まだ、一緒にいられるかっ


[そんなふうに笑って、額を彼の胸に
 とん、と着いて息を吐いた。

 焦らない、焦らない。
 せっかく、こんなに近くまで来てくれたのに。
 短く息を吐いて、また顔を上げて。
 にっこり笑ってからまた、背伸びして、
 その頬に挨拶のような軽いキスを。]
 
(D47) 2021/05/24(Mon) 23:59:53

【雲】 西園寺 飛鳥




   これでがまんする。

   ………ふふ、ごめん、ごめん。


[じゃあ、行きます?と問いかけて、
 さて、彼の選ぶ夕飯の場所はどこだろうか。]*

 
(D48) 2021/05/25(Tue) 0:00:04
 




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