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【人】 学生 涼風>>+19 卯波 説明を貰ったカメラをまじまじと見つめる。 「編笠くんと?それは素敵だね。ふふ、お互いの名前が書いてあるんだ」 掲げられたカメラを見て柔らかく目を細める。こちらに『晶』と書かれているのなら、きっと彼の持っているカメラには『卯波』と書かれているのだろう。 全て読み取ることはできないが、どれだけ親しい関係なのかほんの少し垣間見て微笑ましくなった。 「ああでも、インスタントカメラだと撮るのって難しいんじゃない?カメラについて詳しくないから、私はよく分からないけれど。 てっきり思い出のカメラを一緒に連れてきているけど、撮るのはデジタルカメラのほうだと思ってた」 だって確か、防水ではなくても昨日の川遊びでも同じポラロイドカメラを首から下げていたような気がしたが、どうだっただろうか? なにか心変わりがあったのだろうか、なんとなく感じて首を傾げた。 (84) 2021/08/14(Sat) 2:25:24 |
【人】 学生 涼風>>+22 卯波 「……卯波くん?」 そんな笑顔、昔見せてくれたことがあっただろうか。 目をぱちぱち。瞬きを数回。きょとんとした様子を見せたのも一瞬のこと、「そっか」と呟いて再び微笑んだ。カメラについて詳しくない。だから、貴方に委ねることにした。 でも、訂正すべき点が一つある。 「楽しみにしているし、期待はしているけれど。失望なんてする筈ないよ。一度だってそんな事なかったもの。 ああ、余計にハードルをあげようとしている訳じゃない。君が君の思うまま、好きに撮る世界が好きなんだ」 思い返す。写真を撮って回っていたあの日の彼を。 「何気ない一瞬も、すくいあげて四角形の中に収めてしまえば特別なものになる。どうしてそこを撮ろうと思ったのか、その中にあるドラマに想いを馳せることができる。 それを君の口から語るのも、想像するのも、思い出すのも……みんな楽しいんだ。 写真の楽しさを教えてくれた君に感謝こそすれ、失望するなんてことはないよ」 (92) 2021/08/14(Sat) 3:30:33 |
涼風は、ちょっと考えた。 (a34) 2021/08/14(Sat) 3:33:33 |
涼風は、卯波の耳元に薄い唇を寄せて、そっと囁く。「卯波くんは海、楽しまないの?」 (a35) 2021/08/14(Sat) 3:34:11 |
涼風は、飛び込んじゃいなよ!と言わんばかりの顔で微笑んでいる。 (a36) 2021/08/14(Sat) 3:35:04 |
涼風は、カメラをしっかりと預かり、楽しそうに微笑んだ。いってらっしゃい! (a37) 2021/08/14(Sat) 3:40:00 |
涼風は、二人をみて、「わあ」と笑っていた。 (a40) 2021/08/14(Sat) 3:58:28 |
涼風は、茜に向かってサインした。ナイスな悪戯だったね!と言わんばかりのサムズアップ。 (a42) 2021/08/14(Sat) 4:01:49 |
【秘】 学生 涼風 → 額縁の外 卯波/* 涼風PLの万華鏡です。八月三十二日さん、元気でしょうか。バグっていますか? 質問なのですが、涼風が預かっている『晶』と書かれた卯波さんのインスタントカメラは、撮れる残りの数は二枚以上ありますか? (-110) 2021/08/14(Sat) 4:27:17 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 学生 涼風/* バグもバグハbガ、オオバグですとも。 はい勿論、撮れるかどうかではなく、 ”卯波が撮れたほうがいい”と思っていて、そこに田舎パワーを有効活用してるので、チャンスがあったらいくらでも撮れます! (-111) 2021/08/14(Sat) 4:30:40 |
涼風は、こっそりカメラを抱えていた両手を下ろした。 (a47) 2021/08/14(Sat) 4:35:08 |
涼風は、クラスメイトだった少年と写真好きの弟分が海面から顔を出す瞬間を、こっそり四角形の中に収めていた。 (a48) 2021/08/14(Sat) 4:38:22 |
【秘】 学生 涼風 → 枠のなか 卯波/* ありがとうございます。事後報告になりますが、田舎パワーを少しだけお借りしました。都合悪いことしていたらごめんなさいね。 (-112) 2021/08/14(Sat) 4:39:39 |
【人】 学生 涼風>>+32 卯波 貴方の話をこくりこくりと小さく頷き相槌を打つ。 「ふふ……それはいい。 写真を届けてくれるのも嬉しいけれど、卯波くんが来て撮りにきてくれるほうがきっともっと嬉しいよ。 だってそうやって会いに来てくれて、一緒に時間を過ごすことができたなら……卯波くんの記憶の中に皆が収まるのと同じように、卯波くんもまた皆の思い出の一部になれると思うから」 まるで陽の光を見つめたかのように目を細め、眩しそうに貴方を見つめて微笑んだ。 「真正面から会いに来て。どうか真正面から受け止めて。 そうしたらきっと皆も……喜んで、カメラ目線を君に送ってくれる筈。カメラの向こうにいる君のことも、ちゃんと見てくれるよ」 (116) 2021/08/14(Sat) 16:33:09 |
【置】 学生 涼風拝啓 ひまわりが今を盛りと咲き誇っています。お元気でお過ごしでしょうか。 (中略) 様は夢を見たことがありますか? 昔から貴方にはお世話になっていましたが、面倒を見てもらってばかりで貴方自身の事を聞くことは中々ありませんでしたね。もっとも、あの頃を思い出すと貴方がどのような気持ちを抱えていたか、なんとなく分かってしまいますけどね。もしかしたら私もきっと、貴方と同じことを考える可能性がありましたから。 大人になったら夢を見ることは許されないと思っていました。 でも、大人ってどういう人を指すのでしょう? 二十歳になったら?自分でお金を稼げるようになったら?お酒や煙草がのめるようになったら?口付けよりも深い愛を交わせるようになったら? 私は、二十歳という成人の線引きは少し残酷だなと思うのです。日付が変わったからといって、いきなり意識が変わるなんてことありませんよね? 大人というものがどんなものなのか、はっきりとした事は分かりません。一つ、「こうなんじゃないか」と考えているものはありますが。 もしかしたら大人も子供も、そう違いなんてないんじゃないか。時折そう感じてしまうのです。 (中略) 敬具 20××年 8月××日 涼風薫 (L5) 2021/08/14(Sat) 17:14:48 公開: 2021/08/14(Sat) 17:30:00 |
【人】 学生 涼風 卯波と話の続きをした後、一度だけ彼にカメラを返して海へと足を運ぶ。自分も海に飛び込んで遊びたくなったのだ。昨日少女と川に飛び込んだのがお気に召したらしい。 柔らかな薄手のパーカーを脱ぎ、揃えたサンダルと、髪をまとめるために持ち歩いている真鍮の玉かんざしの隣に置いて。ぺたぺたと吸い付くような岩の上を歩く。 眼下に広がる青い海。囁くように紡がれる漣の唄は、まるでこちらへおいでと誘っているかのよう。 「……」 ここにいたい。このままずっとここにいたい。 無意識に笑っている。少年自身は気づいていない。 ふらりと吸い込まれるように痩躯を前へと傾ける。 重力が、見えない何かが、見ようとしない自分の感情が。白い手足を掴み、引き込み、そのまま── ばしゃん。 一つ、水飛沫が上がった。 (122) 2021/08/14(Sat) 17:49:16 |
涼風は、海の中で丸くなる。細い体を沢山の泡が通り過ぎていく感覚が心地よかった。 (a64) 2021/08/14(Sat) 17:51:25 |
涼風は、何もかもを忘れて海に身を委ねた。ああ、楽しいなあ。 (a65) 2021/08/14(Sat) 17:52:44 |
【人】 学生 涼風>>131 百千鳥 音もなく、温度もなく、けれども揺り籠のような心地の良い海の中。 朗らかな声が、しっかりとした手が、日差しとともに差し込まれて。 「……、っぷは! …………は、……ぁ、うん?ああ、モモ──」 ざばりと音を立てて引き戻される。顔に張り付く髪をどけることもしないまま、呆気に取られたようにきょとんとする。 残響。回想。幻視。 「……呼子、さん」 くらり。軽い目眩がする。 ……きっと暗い海の中にいたからだろう。淡く浮かび上がる疑念を振り払うようにかぶりを振った。瞼の裏に焼きつく影法師も溶けて消えた。 「……うん!モモ、遊ぼう!どちらが早く泳げるか競争しようか!」 頼もしくなったなあ、と感慨深くなりながら貴方と無邪気に笑い合う。 ごめんね、忙しいからと断る理由はここには無い。 自由に、好きなだけ貴方と連れ立って駆けて行くことができるのだ。 (134) 2021/08/14(Sat) 19:31:25 |
涼風は、夢について考え続けている。 (a87) 2021/08/14(Sat) 20:59:26 |
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