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【赤】 仮面の役者 フランドル「──鼠捕りは、無事完了だ。 随分と"聞き分けの良い奴"で助かったよ」 仕事を終えた"蝙蝠"は、靴底鳴らして悠々と。 出て行った時と、そっくりそのままの姿で戻って来た。 まるで荒事だなんて知らぬ存ぜぬと言わんばかり。 「だが、次もそうとは限らない。 お手並み拝見と行こうか、御先達」 (*0) 2021/12/08(Wed) 21:28:54 |
【人】 仮面の役者 フランドル「──得てして悲劇はそこら中に転がっているものだ。」 役者は御布令を一瞥して、それだけを呟いた。 「勿論、喜劇だってそこら中に転がっているだろうけれどね! まあなに、この情勢では悲劇が流行る道理も無い。 どちらも溢れているのなら、という事なのだろうね」 下手に関心を持てば巻き込まれかねない、となれば尚更に。 そして軽やかに靴底を鳴らし、くるりと掲示板に背を向け… 再度の不運に見舞われたらしきごろつきを見れば哀れみも沸く。 身から出た錆とはいえ、災難なことだ。 (4) 2021/12/08(Wed) 22:54:22 |
フランドルは、あのごろつきは身から出た錆以上の何かに見舞われている気がしてきた。 (a1) 2021/12/08(Wed) 22:56:21 |
【赤】 仮面の役者 フランドル「…お褒めの言葉をどうも、野良猫。 気遣いは受けとるが、俺は甘やかされずとも仕事はする。 無理に褒める必要は無いとだけ言っておこう」 そちらに御鉢が回った事に関しては、まあ。 それとなく、若干の哀れみの目を向けたりなんかして。 「付け加えるなら、仕事に趣味も何も無い。 少なくとも俺はあんた達のやり方に文句は付けないさ …後は任せる。だからあんた達も好きにすればいい」 (*3) 2021/12/08(Wed) 23:14:18 |
【人】 仮面の役者 フランドル「脳が出ているよりはしまってある方が喜劇かもしれないね。 つまり此度の喜劇の立役者は君達というわけだ…」 これは脳戻し挑戦者達や脳戻され人への 無責任な応援、もとい無茶振り。 「……あれ、もしかして結構過激な感じ?」 脳が出ている時点で随分と過激なのでは? (24) 2021/12/09(Thu) 0:00:24 |
【人】 仮面の役者 フランドル (27) 2021/12/09(Thu) 0:14:16 |
【独】 仮面の役者 フランドル──これは"鼠"を狩った後の事。 路地裏の中でも一際暗い所、入り組んだ隘路の奥。 役目を終えた煙は引いて行き、その中から役者気取りが現れる。 幻の中に、"鼠"はよっぽど恐ろしいものを見たらしい。 初めこそ喚き立てはしたが、すぐにその勢いも弱まって。 袋小路へと追い込めば、容易く心は折れたよう。 そうなれば引き渡すのは容易な事だった。楽な仕事だ。 「…俺達はいつだって、犠牲の上に立っている 俺がパンの一つでもくれてやれば生きられた奴が居る。 だがそうすれば路地の陰で干からびていくのは俺達だ」 「いつだって同じ事だ。 俺達はいつだって、犠牲の上に立っている。 この仕事も、この街だって全体を俯瞰して見れば"そう"だ。 それを変えようなんて大それた事は、俺には考えられない」 革命に心があるわけではない。 かといって、それを邪魔立てするつもりもない。 "どっち付かずの蝙蝠"である事を選んだのは、ただ。 (-37) 2021/12/09(Thu) 0:53:27 |
【独】 仮面の役者 フランドル──そして、汚れ仕事を終え、報告を済ませた後の事。 一度宿へと戻り、手短に認めるのは報告書。 勿論革命軍へ宛てたものではない。 そして当然劇団でもなく、これは本来の所属先へ宛てたもの。 "離反者エアハート"の行方を掴んだ事。 一度接触を行ったものの、拿捕は空振りに終わった事。 それから、ヨルムガンドという都市の情勢を踏まえて。 場合によっては、報告が途絶える可能性があるという事。 それらを簡潔に纏め、鳩を飛ばした。 署名された名は──外征騎士フランドル・スキアー。 (-41) 2021/12/09(Thu) 1:29:31 |
フランドルは、飛び去る鳩を見送った。いつかの時の事。 (a22) 2021/12/09(Thu) 1:30:56 |
【人】 仮面の役者 フランドル「 はやく生き返るんですよ。 人生でなかなか聞けないワードだろうな。 まあ、明日には色々元に──」 戻っているだろう、という言葉は最後まで言えたのだか。 視界の端で動いた人影、その様子に視線を険のあるものにして。 そのままかつんと靴底一つ鳴らして立ち上がり、 誰に声を掛ける事も無くその場を後にして行った。 (37) 2021/12/09(Thu) 1:53:05 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハートそして、役者騙りが貴方に追い付くか、或いは。 貴方のあてどもない歩みが止まった頃に。 「──エアハート。」 肩や腕を掴む事はせず、ただ言葉でその背を呼び止める。 声色は以前とは違い、静かなものだった。 「約束通り答えてもらおうか。 お前はいったい何を思い、何を為そうとしているのか。 姿を消したあの日から、今日に至るまでの全てをだ。 そこに正当な理由、一貫した信念があるのであれば。 まさか答えられないとは言わないだろう。 それとも、 もう当初の目的も思い出せないか? 」 (-48) 2021/12/09(Thu) 2:22:37 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「わかってて "どっち付かずの蝙蝠"を飼う 事にしたってならそっちはよっぽど人手不足らしいな」 言外の肯定。そもそもの話、 "蝙蝠"を自称した時点で隠していないようなものだ。 その理由は──貴方にとって、 見ればわかるもの だろうか?「納得が無いとは言わないが、不可解な点もまた多すぎる。 その態度もだ。何がお前をこうまで変えたのか、或いは… お前をそこまで駆り立てるものは何だ?」 "嫌いなもの"はよく知っている。 どれほどに嫌っているかだって、どうしようもないほどに。 けれど以前ならばこうまで過激な手段に走りはしなかった。 単純に力を得たから?機会が巡って来たから? 何れもそうは思えない。そこまで浅はかな人間ではないはずだ。 これまでの受け答えは、何れもとにかく、そう。 それに至るまでの、 決定的なものが抜け落ちたように欠けている。 「なあ、ハーディ…お前は何の為に騎士になった? 最初から全てを覚えているのなら、答えられるだろう。 その信念を、今ここで、再びその槍に誓う事はできるのか?」 (-53) 2021/12/09(Thu) 4:19:21 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「今や騎士でなくなったとしても、その信念は変わらない 俺はそう信じてお前を追い、ここまで来た」 そして、未だそう信じている。 だから言葉は決して過去形にはならない。 「俺の目的は最初から、お前に真意を問う、ただそれだけだ。 罪に問うつもりならとうに剣を抜いている。 ただ、お前の為す事が信念無きものだとは到底思えなかった。 或いはただ、ろくでもない事に巻き込まれたか、それとも… …これを未練と呼ぶのなら、それも正しいんだろう。 ──忘れるなよ、エアハート。俺は最初から、 "騎士のエアハート"でも、"革命軍のエアハート"でもない お前自身に問うているんだ」 通る声は、冬の夜の静けさによく響く。 再度はぐらかされた問いに、一つ釘を差して。 静かな空気に靴音一つ、二つ響かせて、その背を追った。 前の宿、つまりは相手にとっては勝手知ったる場所であり そしてこちらにとっては不利な場だ。 そこへ赴くという事がどういう事かくらいはわかっている。 鳩は既に飛ばした後だ。この先自分がどうなろうと── (-57) 2021/12/09(Thu) 7:22:02 |
【独】 仮面の役者 フランドル──追手は掛からないだろう。 この任務は初めから、"離反者"の処断について 真っ先に異論を唱えるであろう自分を体よく潰すか、或いは。 目先の栄誉の為に、旧知の友を差し出させる。 その為に与えられたようなものだ。それくらいわかっている。 つまりどう転んでも上にとっては厄介者が減るだけだ。 この後に報告が途絶えたところで、 幾らでも換えの利く人間が一人この都市の闇に消えただけ。 これ以上の追手を掛ける理由は無い。 それでいい。端から他人に追わせる気も無いのだから。 (-58) 2021/12/09(Thu) 7:37:58 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト役者は昨夜に何処かへと消え、以降行方は知れぬまま。 けれど昼頃ともなれば、恐らくは。 少々物憂げに酒場への道を辿っていたところだろう。 「掃除屋…ノアベルトか」 そうして歩み寄る足音を聞けばそちらを振り返り、 髪にスライムの残骸らしきものを懐かせている有り様を見れば それはまあ、ほんの少しだけ眉根を寄せもした。 「──私に何か御用かな? 見れば随分ひどい目に遭ったようだ。 その気慰みに友人役か、それとも一時の幻がご入用かい」 (-88) 2021/12/09(Thu) 19:12:24 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート「──疑わしきは被告人の利益に«In Dubio Pro Reo»、だ それに…裏切られたかはお前が決める事じゃない」 客観的に見た時に、それが裏切りにあたるかは。 返答ははぐらかされるばかりで、 明確な答えを提示されもしないが、明確な拒絶も示されない。 煮え切らない。最初から今に至るまで何もかもがそうだ。 肩書ではなく、背負わされたものではなく、自らの意思で。 そうして選んだ事であるのなら。 そうして断絶を言い渡されるのなら。 初めから、その答えを受け入れるつもりであったのに。 「…………」 未だ答えは提示されないままだ。 先導する背を追い、行き着いた先。 殺風景極まりない部屋に一度眉根を寄せ、 武器の何れにも手を掛けないまま、足を踏み入れる。 (-89) 2021/12/09(Thu) 20:01:03 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート/* どうも何方からでもキレ アグロ暴力デッキ!!! いい感じに殴りやすそうに入室したのでこう……煮るなり焼くなり……どうぞ!! 特に思い付くNG事項は無いので顔面への暴力も性的暴行も自由にやっちゃって大丈夫です。あっこれはちょっと困るかもな〜と思ったら確定で避けるので…お気遣いなくグチャグチャにして頂いて… あと今フランドルに殴り返す?って聞いてみたら「いやしないけど…」みたいな顔されました。なんで?骨なしチキンのお客様野郎が… そもそもエアハートさんチップ準拠だと顔以外怪我わかりませんねこれ。顔。顔を狙うしかない…難易度高くありませんこと!? なのでまあ多分この分はまたの機会にやり返すと思います。メイビー。 そして色々の流れで端折った方が良さそうな感じがしてきたらいい感じに暗転で端折っていきましょう。それでは……対戦よろしくお願いします 負けそう!! (-90) 2021/12/09(Thu) 20:19:15 |
【人】 仮面の役者 フランドル「聞けばカニ味噌は脳ではないらしい」 掠れた声の後に、空咳が一つ。 声の主である役者の近くに居た者ならば、 ひどい目に遭った、だとか。 何やらぼやいているのが聞こえたかもしれない。 「私はパスだ、何せ死ぬほど疲れさせられた後でね 生憎喜劇は品切れ中。良い報せを期待しているよ」 (58) 2021/12/09(Thu) 20:41:43 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト「随分手荒な歓待を受けてね」 溜息交じりに零すのは、言外の肯定。 よくよく見ればその貌には真新しい傷跡も見える。 あの後か、その更に後か。何れにせよ何かがあった事は明白だ。 「──時に、一時の夢、幸福な幻の値打ちは金にも勝る。 この街に於いては尚の事だが、君は現実に生きているようだ であれば私自身に用が無いのも頷ける。なら…」 (-101) 2021/12/09(Thu) 23:17:08 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト「敢えてこうして私に尋ねなければならない程に、 エアハートは何も答えてはくれなかったか? あいつに対してのお節介か、邪な詮索か。 人に事情を問うならば、まずはその意図を明かすべきだ。 私は私の追うものを他人に売り渡す気は無い。」 役者騙りは、どこか芝居がかった言い回しを辞めて。 被った仮面の向こうから、鋭い視線をそちらに向けて問い返す。 貴方がいつかの諍いの真相を問う、その真意を。 「ここでは憚られる話なら、場所は幾らでも変えるといい。 だが、『よくある冒険者同士のいざこざだ』。 問いの意図を明かせないなら、私から言える事はそれだけだ」 (-102) 2021/12/09(Thu) 23:19:51 |
フランドルは、あいつ、知らなかったのか…… (a41) 2021/12/09(Thu) 23:23:27 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハートたとえ何事も無かったとしても、 素直に座っていたかは定かではないが、それはさておき。 肩を掴まれた、と理解した瞬間、反射的に身構えて。 「─── い"ッ、っ"…」 ぐ、と踏み留まりはしたが、それだけだ。 不意を打たれ容赦の無い拳を受け、ほんの一瞬視界がブレれば 当然隙は生まれ、その間に拘束してしまうのも容易な事。 「ああくそ、随分手荒い歓迎だな、くそったれ…」 枷を掛けられ、引き摺られながら悪態を吐いても。 恐らくは拳を受けた際に口の端が切れたであろう事も相俟って、 これでは負け犬の遠吠え、みじめなものだ。 頬を打たれた際に外れたのか、 或いはあの路地裏からずっと外したままでいたのか。 暴行を受けた際に外れたのであれば、 その音は随分他人事のように、遠くに聞こえたに違いない。 何れにせよ今は仮面は剥げ落ち、役者騙りは素顔を晒している。 熱を持ち、じくりと痛む頬の感覚。 それから、底冷えするような眼前の男の声だけがいやに鮮明だ。 (-120) 2021/12/10(Fri) 2:52:44 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト「私とて、理由も無しに噛み付くほどに 躾のなっていない犬ではないさ。 警戒する理由は君が詮索しようとするのとそう変わりない。 何処の手の者とも知れぬ人間に無闇に情報をばら撒いて、 やるべき事に不都合があってはいけないからね」 真偽はともあれ、多かれ少なかれ貴方は意図を明かした。 だから先ほどよりは語調を少々弱めて、けれど。 向ける視線は、未だ厳しいもののまま。 わかっている。 これはきっと、こちらが手の内を明かすまでは平行線だ。 だから、 (-123) 2021/12/10(Fri) 3:41:09 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 迷彩掃除屋 ノアベルト「──違えるものか。」 人違い。 役者騙りはその言葉を聞いて、重く鋭くそう言い放った。 「人生の半分以上を共に過ごして来た相手を、 今更他人と紛うほど盲になったつもりは無い。 …あいつの下手な芝居に付き合ってやるつもりもな」 「外征騎士フランドル・スキアー。 逃亡者の追討、及び捕縛の任を受け、そして何より友として "離反者エアハート"に、 その行動の真意を問う為ここまで来た。 もしも"喜劇"をお望みなら、どうか言い触らしてくれるなよ。 騎士なんて肩書きは、"疚しい事のある輩"にとっては それこそ目障りでしかないだろうからな…」 (-124) 2021/12/10(Fri) 3:43:54 |
【秘】 仮面の役者 フランドル → 残氷 の エアハート跨がられた圧迫感に口答えをする前に拳を振り上げられ、 そのまま何度も殺風景な部屋に鈍い音と、僅かな呻きが響く。 一度、二度、三度、……… 「ハ、…最悪だ、お前に加虐趣味があったとは知らなかった。 ああ、それともこっちで作った趣味か? どちらにせよ路地裏のガキを甚振る輩よりは まだまだお優しいもんだな…」 ──盗みをしくじった孤児は、格好の不平不満の捌け口だ。 大抵は死んだ方がマシなような目に遭って、 逃げる気力を失い、そして最期は殺されるか衰弱死。 それでも自分達は決して死んだ方がマシだとは思わなかった。 そうして生きて来た。それを忘れたわけでもあるまいに。 そんなどこか他人事のような思考の中。 それが一度止めば唐突に顔に冷たいものを浴びせ掛けられ、 気怠げに瞼を開けば、視界に入るものは、やはり。 「お断りだ。 お前は結局、俺の問いに何一つとして答えちゃいない。 俺はあの時確かに言ったはずだ。お前の答え次第では見逃すが お前の答えを聞かない限りは退く気も無い、と」 触れる指先、見下ろす視線、冷酷な笑み、傲慢な言葉。 その何れもが気に食わないとでも言わんばかり、 睨め上げる視線は未だ反抗的な光を失ってはいない。 (-131) 2021/12/10(Fri) 5:34:55 |
【赤】 仮面の役者 フランドル「…新参者と違って、あんた達なら 前々から目を付けていた奴の一人や二人くらいは 居るだろうと思ったが、そうも行かないか」 「まあいい、くじ引きだろうと何だろうと 成果が出るなら他の連中も構わないだろう。 あんたは"野良猫"らしく、気の向くままにやるといい」 (*8) 2021/12/10(Fri) 17:54:48 |
【赤】 仮面の役者 フランドル「……先が思いやられる出だしだ」 たまによくある。 「…あの見習いか。 以前怪しい言動をしていたし、いいんじゃないか 黙らせるにしても引き込むにしても、 こちらにとっては利になるだろう」 (*13) 2021/12/10(Fri) 18:07:16 |
【人】 仮面の役者 フランドル「陽動くらいなら── ん"ん、…してもいいけどなあ。通じるかはともかくとして」 あれやこれやと巨大蟹討伐の算段を立てる声。 今日明日の話でないのなら、そう気の重い話でもない。 しかし蟹、蟹か。 「この街、海が近いからか魚料理が多いんだよなぁ。 他のものが無いわけではないからいいのだけど。 海産物はどうにも馴染みが薄い。 貝は風味や食感が慣れないし、魚は魚で小骨がな〜…」 (78) 2021/12/10(Fri) 20:00:57 |
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